JP5735708B2 - 発展型マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス上のグループ通信 - Google Patents

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Description

米国特許法第119条による優先権の主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2011年5月31日に出願された「GROUP COMMUNICATIONS OVER EVOLVED MULTIMEDIA BROADCAST/MULTICAST SERVICES」と題する仮出願第61/491,815号の優先権を主張する。
本開示は、一般に通信に関し、より詳細には、セルラー通信システムにおけるブロードキャストおよびマルチキャストサービス上でグループ通信をサポートするための技法に関する。
セルラー通信システムは、利用可能なシステムリソースを共有することによって複数のユーザのための双方向通信をサポートすることができる。セルラーシステムは、ブロードキャスト局からユーザへの単方向送信を主にサポートするかまたはそれのみをサポートすることができるブロードキャストシステムと異なる。セルラーシステムは、様々な通信サービスを提供するために広く展開されており、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交FDMA(OFDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)システムなどの多元接続システムであり得る。
セルラーシステムは、ブロードキャストサービスと、マルチキャストサービスと、ユニキャストサービスとをサポートし得る。ブロードキャストサービスは、すべてのユーザによって受信され得るサービス、たとえば、ニュース放送である。マルチキャストサービスは、あるユーザのグループによって受信され得るサービス、たとえば、サブスクリプションビデオサービスである。ユニキャストサービスは、特定のユーザを対象とするサービス、たとえば、ボイス呼である。グループ通信は、ユニキャスト、ブロードキャスト、マルチキャスト、または各々の組合せのいずれかを使用して実装され得る。グループがより大きくなると、概して、マルチキャストサービスを使用するほうがより効率的になる。しかしながら、グループ通信を確立するためにレイテンシが低く時間が短いことが必要とされるグループ通信サービスでは、従来のマルチキャストチャネルのセットアップ時間がシステム性能にとって有害になり得る。
本開示は、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS:multimedia broadcast-multicast service)上のグループ通信に関する。本開示の一実施形態は、第1のマルチキャストフローを確立し、第2のマルチキャストフローを割り当て、第2のマルチキャストフローが少なくとも1つのグループ呼についてのシグナリングおよびメディアを含んでおり、第1のマルチキャストフローが、第2のマルチキャストフロー上のアクティビティに関する情報を送るように構成される。本開示の一実施形態は、第1のグループ呼に関する告知メッセージについて第1のマルチキャストフローを監視し、告知メッセージを受信すると、第1のグループ呼についてのシグナリングおよびメディアを含んでいる第2のマルチキャストフローに切り替わる。
添付の図面は、本発明の実施形態に関する説明において助けとなるように提示されており、本発明の限定ではなく、実施形態の例示のみのために提供されている。
本発明の少なくとも1つの実施形態による例示的なセルラー通信システムを示す図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態による例示的な送信構造を示す図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、マルチセルモードにおける異なるサービスの例示的な送信を示す図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、シングルセルモードにおける異なるサービスの例示的な送信を示す図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、アプリケーションサーバと様々なユーザ機器との間の様々な例示的なフローを示すブロック図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、第1のマルチキャストフローと第2のマルチキャストフローとを示す図である。 本発明の一実施形態のアプリケーションサーバと、ノードBと、ユーザ機器との間の例示的な通信フローを示す図である。 アプリケーションサーバにおいて実行される本発明の一実施形態のフローチャートである。 アプリケーションサーバにおいて実行される本発明の一実施形態のフローチャートである。 本発明の少なくとも1つの実施形態による例示的なノードBと例示的なユーザ機器とのブロック図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態に関係する機能を実行するように構成された論理を含む通信デバイスを示す図である。
本発明の特定の実施形態を対象とする以下の説明および関連する図面で本発明の態様を開示する。本発明の範囲を逸脱することなく代替実施形態が考案され得る。さらに、本発明の関連する詳細を不明瞭にしないように、本発明のよく知られている要素については詳細に説明しないか、または省略する。
「例示的」という単語は、本明細書では、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる実施形態も、必ずしも他の実施形態よりも好適または有利なものと解釈すべきではない。同様に、「本発明の実施形態」という用語は、本発明のすべての実施形態が、論じられた特徴、利点または動作モードを含むことを必要としない。さらに、本明細書で使用するグループ通信、プッシュツートーク(PTT)、または同様の変形態の用語は、2つ以上のデバイス間のサーバ調停されたサービスを指すものである。
本明細書で使用する用語は、特定の実施形態について説明するためのものに過ぎず、本発明の実施形態を限定するものではない。本明細書で使用する単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が別段に明確に示すのでなければ、複数形をも含むものとする。さらに、本明細書で使用する「含む(comprises)」、「含んでいる(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含んでいる(including)」という用語は、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を明示するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはそれらのグループの存在または追加を排除しないことを理解されよう。
さらに、多くの実施形態が、たとえば、コンピューティングデバイスの要素によって実行されるべき一連のアクションに関して説明される。本明細書で説明する様々なアクションは、特定の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、あるいは両方の組合せによって実行され得ることを認識されよう。さらに、本明細書で説明するこれらの一連のアクションは、実行時に、関連するプロセッサに本明細書で説明する機能を実行させ得るコンピュータ命令の対応するセットを記憶した、任意の形式のコンピュータ可読記憶媒体内で全体として具現化されるものと見なされ得る。したがって、本発明の様々な態様は、請求する主題の範囲内にすべて入ることが企図されているいくつかの異なる形式で具現化され得る。さらに、本明細書で説明する実施形態ごとに、任意のそのような実施形態の対応する形式について、本明細書では、たとえば、記載のアクションを実行する「ように構成された論理」として説明することがある。
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMAおよびSC-FDMAシステムなど、様々なセルラー通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、Wideband CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形形態を含む。cdma2000は、IS-2000、IS-95およびIS-856規格をカバーする。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、ダウンリンク上ではOFDMAを利用し、アップリンク上ではSC-FDMAを利用する、E-UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTEおよびGSM(登録商標)は、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。明快のために、本技法のいくつかの態様について以下ではLTEに関して説明し、以下の説明の大部分でLTE用語を使用する。
図1に、LTEシステムであり得るセルラー通信システム100を示す。システム100は、いくつかのノードBと他のネットワークエンティティとを含み得る。簡単のために、3つのみのノードB110a、110bおよび110cが図1に示されている。ノードBは、ユーザ機器(UE)と通信するために使用される固定局であり得、また、発展型ノードB(eNB)、基地局、アクセスポイントなどと呼ばれることがある。各ノードB110は、特定の地理的エリア102に対して通信カバレージを提供する。システム容量を改善するために、ノードBの全体的なカバレージエリアは、複数のより小さいエリア、たとえば、3つのより小さいエリア104a、104bおよび104cに区分され得る。各より小さいエリアは、それぞれのノードBサブシステムによってサービスされ得る。3GPPでは、「セル」という用語が、このカバレージエリアをサービスするノードBおよび/またはノードBサブシステムの最小カバレージエリアを指し得る。他のシステムでは、「セクタ」という用語が、このカバレージエリアをサービスする基地局および/または基地局サブシステムの最小カバレージエリアを指し得る。明快のために、以下の説明ではセルの3GPP概念を使用する。
図1に示す例では、各ノードB110は、異なる地理的エリアをカバーする3つのセルを有する。簡単のために、図1は互いに重複していないセルを示している。実際の展開では、隣接するセルは一般にエッジにおいて互いに重複し、それにより、UEがシステムを動き回るときにUEがどのロケーションでも1つまたは複数のセルからカバレージを受信することが可能になり得る。
UE120はシステム全体にわたって分散され得、各UEは固定または移動であり得る。UEは、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。UEは、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォンなどであり得る。UEは、ダウンリンクおよびアップリンク上の送信を介してノードBと通信し得る。ダウンリンク(または順方向リンク)はノードBからUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)はUEからノードBへの通信リンクを指す。図1において、両矢印の実線は、ノードBとUE120との間の双方向通信を示している。片矢印の破線は、たとえば、ブロードキャストおよび/またはマルチキャストサービスのために、ノードBからダウンリンク信号を受信しているUE120を示す。「UE」および「ユーザ」という用語は、本明細書では互換的に使用される。
ネットワークコントローラ130が、それの制御の下でノードBのために調整および制御を行い、これらのノードBによってサービスされる端末のデータをルーティングするために、複数のノードBに結合し得る。システム100はまた、図1に図示されない他のネットワークエンティティを含み得る。さらに、図示のように、ネットワークコントローラ130は、アクセスネットワーク100を通して様々なUE120にグループ通信サービスを提供するために、アプリケーションサーバ150に動作可能に結合され得る。UEとサーバとの間の通信を可能にするために使用され得る多くの他のネットワークおよびシステムエンティティと、アクセスネットワークの外部の情報とが存在し得ることを諒解されよう。したがって、本明細書で開示する様々な実施形態は、様々な図において詳述する特定の構成または要素に限定されない。
図2に、システム100においてダウンリンクのために使用され得る例示的な送信構造200を示す。送信タイムラインは、無線フレームの単位に区分され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有し得、10個のサブフレームに区分され得る。各サブフレームは2つのスロットを含み得、各スロットは、固定数または構成可能な数のシンボル期間、たとえば、6つまたは7つのシンボル期間を含み得る。
システム帯域幅は、直交周波数分割多重化(OFDM)を用いて複数(K個)のサブキャリアに区分され得る。利用可能な時間周波数リソースはリソースブロックに分割され得る。各リソースブロックは、1つのスロット中にQ個のサブキャリアを含み得、ただし、Qは12または何らかの他の値に等しくなり得る。利用可能なリソースブロックは、データ、オーバーヘッド情報、パイロットなどを送るために使用され得る。
システムは、複数のUEのために発展型マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(E-MBMS:evolved multimedia broadcast/multicast service)をサポートし、ならびに個々のUEのためにユニキャストサービスをサポートし得る。E-MBMSのためのサービスは、E-MBMSサービスまたはフローと呼ばれることがあり、ブロードキャストサービス/フローまたはマルチキャストサービス/フローであり得る。
LTEでは、データおよびオーバーヘッド情報は、無線リンク制御(RLC)レイヤにおいて論理チャネルとして処理される。論理チャネルは、媒体アクセス制御(MAC)レイヤにおいてトランスポートチャネルにマッピングされる。トランスポートチャネルは、物理レイヤ(PHY)において物理チャネルにマッピングされる。Table 1(表1Aおよび表1B)に、LTEにおいて使用される、(「L」として示された)いくつかの論理チャネルと、(「T」として示された)トランスポートチャネルと、(「P」として示された)物理チャネルとを記載し、各チャネルについて短い説明を与える。
Table 1(表1Aおよび表1B)に示すように、異なるチャネル上で異なるタイプのオーバーヘッド情報が送られ得る。Table 2(表2)に、いくつかのタイプのオーバーヘッド情報を記載し、各タイプについて短い説明を与える。Table 2(表2)はまた、1つの設計に従って、各タイプのオーバーヘッド情報が送られ得るチャネルを与える。
異なるタイプのオーバーヘッド情報は、他の名前で呼ばれることもある。スケジューリングおよび制御情報は動的であり得るが、システムおよび構成情報は半静的であり得る。
システムは、マルチセルモードとシングルセルモードとを含み得る、E-MBMSのための複数の動作モードをサポートし得る。マルチセルモードは以下の特性を有し得る。
・ブロードキャストサービスまたはマルチキャストサービスのためのコンテンツが、複数のセル上で同期的に送信され得る。
・ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとのための無線リソースが、ノードBの上に論理的に配置され得るMBMS協調エンティティ(MCE:MBMS Coordinating Entity)によって割り振られる。
・ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとのためのコンテンツがノードBにおいてMCH上にマッピングされる。
・ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとユニキャストサービスとのためのデータの(たとえば、サブフレームレベルにおける)時分割多重化。
シングルセルモードは以下の特性を有し得る。
・各セルが、他のセルとの同期なしにブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとのためのコンテンツを送信する。
・ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとのための無線リソースがノードBによって割り振られる。
・ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとのためのコンテンツがDL-SCH上にマッピングされる。
・ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとユニキャストサービスとのためのデータが、DL-SCHの構造によって可能にされる任意の方法で多重化され得る。
概して、E-MBMSサービスは、マルチセルモード、シングルセルモード、および/または他のモードでサポートされ得る。マルチセルモードは、受信性能を改善するために、複数のセルから受信された信号をUEが合成することを可能にし得る、E-MBMSマルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN:multicast/broadcast single frequency network)送信のために使用され得る。
図3に、マルチセルモードにおけるM個のセル1〜MによるE-MBMSサービスとユニキャストサービスとの例示的な送信を示し、ただし、Mは任意の整数値であり得る。各セルについて、水平軸は時間を表し得、垂直軸は周波数を表し得る。以下の説明の大部分について仮定するE-MBMSの1つの設計では、各セルの送信タイムラインは、サブフレームの時間単位に区分され得る。E-MBMSの他の設計では、各セルの送信タイムラインは、他の持続時間の時間単位に区分され得る。概して、時間単位は、サブフレーム、スロット、シンボル期間、複数のシンボル期間、複数のスロット、複数のサブフレームなどに対応し得る。
図3に示す例では、M個のセルは、3つのE-MBMSサービス1、2、および3を送信する。すべてのM個のセルは、サブフレーム1および3ではE-MBMSサービス1を、サブフレーム4ではE-MBMSサービス2を、ならびにサブフレーム7および8ではE-MBMSサービス3を送信する。M個のセルは、3つのE-MBMSサービスの各々について同じコンテンツを送信する。各セルは、サブフレーム2、5および6においてそれ自体のユニキャストサービスを送信し得る。M個のセルは、それらのユニキャストサービスについて異なるコンテンツを送信し得る。
図4に、シングルセルモードにおけるM個のセルによるE-MBMSサービスとユニキャストサービスとの例示的な送信を示す。各セルについて、水平軸は時間を表し得、垂直軸は周波数を表し得る。図4に示す例では、M個のセルは、3つのE-MBMSサービス1、2、および3を送信する。セル1は、1つの時間周波数ブロック410においてE-MBMSサービス1を、時間周波数ブロック412および414においてE-MBMSサービス2を、ならびに1つの時間周波数ブロック416においてE-MBMSサービス3を送信する。同様に、他のセルは、図4に示すようにサービス1、2および3を送信する。
概して、E-MBMSサービスは任意の数の時間周波数ブロックで送られ得る。各時間周波数ブロックは、任意の寸法を有し得、任意の数のサブキャリアと任意の数のシンボル期間とをカバーし得る。各時間周波数ブロックのサイズは、送るべきデータの量、および場合によっては他のファクタに依存し得る。M個のセルは、図4に示すように、時間および周波数において整合されないことがある時間周波数ブロックにおいて3つのE-MBMSサービス1、2および3を送信し得る。さらに、M個のセルは、3つのE-MBMSサービスについて同じまたは異なるコンテンツを送信し得る。各セルは、3つのE-MBMSサービスのために使用されない残りの時間周波数リソースにおいてそれ自体のユニキャストサービスを送信し得る。M個のセルは、それらのユニキャストサービスについて異なるコンテンツを送信し得る。
図3および図4は、マルチセルモードおよびシングルセルモードにおいてE-MBMSサービスを送信する例示的な設計を示している。E-MBMSサービスはまた、マルチセルモードおよびシングルセルモードにおいて他の方法で、たとえば、時分割多重化(TDM)を使用して送信され得る。
上記に示したように、E-MBMSサービスは、グループにマルチキャストデータを配信するために使用され得、グループ通信システムでは有用であり得る。ただし、従来のE-MBMSサービスでは、新しいフローを確立する時間が10秒程度である。このレイテンシは、発信者からの呼開始から少なくとも1つのグループメンバーへのフロアの許可までに1秒未満を必要とするプッシュツートークシステムなど、高性能のグループ通信システムでは許容できない。
図5に、本発明の一実施形態の概観を示す。図5を参照すると、ブロードキャストフロー510および520の3つのペアは、それぞれLTEブロードキャストフロー上の別個のE-MBMSフローであり、各々が、システム100内のそれぞれ定義されたブロードキャスト領域/サービスエリア530(ネットワーク内のセクタのサブセット)のためのそれ自体のマルチキャストIPアドレスとともに、それ自体のアプリケーションレベルブロードキャストストリームをもつ。フローの各ペアのうちの一方のフローは、2次マルチキャストフロー(S-MF:secondary multicast flow)520と呼ぶ他方の(「メディアおよびシグナリング」)フローの監視を受話者が開始することについてのアクティビティまたは要望を示すための、1次マルチキャストフロー(P-MF:primary multicast flow)510と呼ぶアプリケーションレイヤ「ページング」フローである。P-MF510は、モバイルバッテリー寿命を維持するために不連続的にブロードキャストされ得る。S-MF520は、特定の通信グループについての情報をそれぞれ含む、1つまたは複数のアプリケーションレイヤメディア/シグナリングストリームを含んでいる。別個の領域として示されているが、ブロードキャストエリアは重複し得ることを諒解されよう。
各マルチキャストグループ呼は、呼告知について、複数のグループ間で共有される、P-MF510に関連付けられる。P-MF510は、それがマルチキャストグループ呼上で永続的であることを意味する「常時オン」である。P-MF510は、呼告知について複数のグループおよびサービスエリア530の間で共有される。P-MF510は長いE-MBMSサブフレームスケジュール間隔(たとえば、320ms)を有する。UE120は、スケジュールされたE-MBMSサブフレーム間にスリープ状態になり得る。
サービスエリア530ごとに、アプリケーションサーバ150は、シグナリングおよびメディアのためにアクティブなS-MF520のプールを管理する。アプリケーションサーバ150は、呼告知において各マルチキャストグループにメディアおよびシグナリングのためのS-MF520を動的に割り当てる。S-MF520は短いeMBMSサブフレームスケジュール間隔(たとえば、80ms)を有する。利用可能なS-MFの数が所与のしきい値を下回るとき、プールに新しいS-MF520が追加される。各サブフレームにおけるリソース利用を高めるために、同じS-MF520は、同じサービスエリア530をもつ複数のグループに割り当てられ得る。多重化はIPレベルまたはアプリケーションレベルで達成される。
図5は、さらに、フロアを現在有しており、メディアをブロードキャストしているUE120xから/へのアプリケーションサーバ150への/からのユニキャストストリーム505を示している(ブロードキャストされているメディアは、向きを変えられ、メディアブロードキャストストリーム上に置かれ、アプリケーションサーバ150から供給される)。呼発信者については、アプリケーションシグナリングとアプリケーションメディアの両方が、アップリンクまたは逆方向リンク上でユニキャストチャネル505を介して通信される。しかしながら、ターゲットUE120は、ポイントツーマルチポイントOTA送信510および520を介してマルチキャストIPパケットを受信する。
2つ以上のメディアフロー(すなわち、S-MF)が存在し得る。多重化された複数のグループについての情報を含んでいる単一のメディアフローが存在するか、または、第2のグループがアクティブになる場合において準備できている(少なくとも1つが常にアクティブである)ために第1のメディアフローがアクティブメディアのために使用されるたびに新しいメディアフローが立ち上げられ得る。代替的に、(アクティビティに基づいて現実のブロードキャストリソースに動的に割り当てられたグループをもつ)ブロードキャスト領域のグループの数よりも概して少ない複数のメディアフロープリセットアップが存在し得る。さらに別の実施形態では、複数の通信グループのためには十分であるが、ブロードキャスト領域のために定義されたすべてのグループに必要とされるよりも小さい帯域幅であって、アクティビティに基づいて動的に割り当てられた帯域幅をもつ、単一のメディアブロードキャストストリームが存在し得る。
たいていの場合、ユーザが複数のグループのメンバーである場合に、そのユーザがメンバーであるグループのいずれかの上でアクティビティがあるかどうかを発見するためにUE120が1つのフローを監視することができるように、ブロードキャスト領域530ごとにただ1つの「ページング」/アクティビティフロー(すなわちP-MF)が存在する。
ページングフローは、モバイル着信DOSなど、メディアフローのアクティビティ、あるいは、利用可能な場合、Google(登録商標)C2DMまたはApple(登録商標)APNなど、プッシュネットワーク上のアクティビティをアプリケーションサーバ150に示す別の方法と置き換えられ得る。代替「ページング」システム(たとえば、DOS、C2DM、APN)は、マルチキャストストリームがすでにセットアップされており、グループ通信を開始するための高速セットアップ時間を可能にするために常にアクティブにブロードキャストしていることがあるので、依然として有益になり得る。
図6に、マルチキャストフロー510および520をより詳細に示す。図6を参照すると、E-MBMSサービスのレイテンシを低減するために、少なくとも2つのフロー(またはサービス)が確立され、維持される。図6は、UEが複数のグループのためのメディアフローに関する情報を取得するために1つのフローを監視することを可能にする、「シグナリング」または「ページング」チャネルとして構成されたP-MF510を示している。図6はさらに、前に説明したように、サービス/フローをセットアップする際の遅延を回避するために事前予約もされるS-MF520を示している。少なくとも1つの追加のフロー520を予約させることによって、アプリケーションサーバは、特定のグループのためのメディアフロー520を迅速に確立することができる。さらに、新しいフロー520が確立されると、通信を開始することを必要とし得る追加の新しいグループのために新しい予約フロー520として働くための別のフロー520が確立されることになる。さらに、システムリソースが許すとき、2つ以上の追加のフロー520が予約され得ることを諒解されよう。ただし、過剰な常時オンマルチキャストフローを維持すると、システムリソースが消費される。同様に、フローが予約され得るグループの最大数がある場合、その最大値に達すると、システムリソースの浪費を回避するために追加のフローが予約されなくなり得る。さらに、グループが通信を停止すると、システムリソースを節約するためにフローは解放され得る。
再び図6を参照すると、P-MF510は「ページング」のために割り当てられる。たとえば、グループ呼が確立されていることをUE監視フロー510に通知するために呼告知メッセージがフロー510上で搬送され得る。電力を節約するために、スケジュールされた送信514の間に長い間隔512が存在することもできる。シグナリングおよびメディアトラフィックのための他のマルチキャストフロー520は短いスケジュール間隔522を有する。UEは、「ページ」(たとえば、呼告知)についてマルチキャストフローを監視し、スケジュールされた送信514の間にスリープ状態になることができる。UEは、UEがサブスクライブしているグループの呼告知を受信したとき、UEは、535において、シグナリングおよびメディア524のためのマルチキャストフロー520に切り替わることができる。たとえば、545において、切替えの後に、ダウンリンク(DL)データが到着し、呼がUEによって処理される。555において、グループ呼が終了し、UEは、第1のフロー510(「ページング」フロー)をリッスンすることに切り替え復帰する。
上記で説明したように、大きいグループ呼のすべてまたはかなりの数について常時オンマルチキャストフローを維持すると、帯域幅に関して極めてコストがかかり得る。したがって、アプリケーションサーバは、本明細書で説明するように、新しいマルチキャスト呼のためのバックアップ(すなわち、あらかじめ確立され、予約された)マルチキャストフローのリストを維持することができる。新しいマルチキャスト呼が開始されたとき、アプリケーションサーバは、呼告知における指示の後に、呼のシグナリングおよびメディアトラフィックを、バックアップフローのリストからの割当てマルチキャストフロー520にマッピングすることができる。アプリケーションサーバは、バックアップリストから割当てマルチキャストフロー520を削除することができる。次いで、アプリケーションサーバは、バックアップマルチキャストフローを補充するために新しいマルチキャストフロー520をセットアップすることができる。いくつかの実施形態では、実際の呼メディア/シグナリングが送信されていないときでも連続トラフィックがあるように、予約済み/バックアップフローは、それらの上で送信されるダミートラフィックを有し得ることを諒解されよう。
E-MBMSリソース割振りはTDM様式で行われることを諒解されよう。MTCHチャネルの最小スケジュール単位はサブフレーム(1ms)である。さらに、サブフレーム中のすべてのサブキャリアは一緒に割り当てられる。また、サブフレーム上で複数の呼を実行するためにDL上で利用可能な大量のリソースがあることを諒解されよう。ただし、同じE-MBMSサブフレーム上への多重化マルチキャストフローは極めて困難であるので、PTT呼のためのE-MBMSリソースの利用は低くなり得る。したがって、いくつかの実施形態では、これは、単一のマルチキャストベアラ上のアプリケーションレベルまたはIPレベル(たとえばUDPポート)多重化を通して対処され得る。各呼は、マルチキャストIPアドレスおよびポート番号のペアに関連付けられ得る。ネットワークは、実装形態を可能にするために、パケットフィルタを適用して、別個のマルチキャストIPフローが同じMTCHを通るようにダイレクトし得る。
図7に、本発明の一実施形態のアプリケーションサーバ150と、ノードB110と、UE120との間の例示的な通信フローを示す。フローは、アプリケーションサーバ150がP-MF510上でノードB110にマルチキャスト呼についての呼告知を送ることから始まる。この呼告知は、グループ呼のグループ識別子と、割り当てられたS-MF520と、1に設定されたリバースアクティビティ(RA:reverse activity)ビットと、永続的確率pとを含む。アプリケーションサーバ150は、オフラインであるグループメンバーの数を計数し、それに応じて永続的確率pを設定することができる。アプリケーションサーバ150は、破線によって示されるように、ノードB110が呼告知をUE120に転送した後でも、P-MF510上で呼告知を送信し続ける。
ノードB110は、P-MF510のためにスケジュールサブフレームを待ち、次いで、P-MF510上で呼告知をUE120に転送する。呼告知を受信すると、UE120は、割り当てられたS-MF520に切り替わり、場合によってはP-MF510の読取りを停止する。この場合のように、RAビットが設定されている場合、UE120は、永続的確率pをもつランダムバックオフの後に、ユニキャストチャネル505上でノードB110に呼告知ACKを送る。ノードB110は、ユニキャストチャネル505上でアプリケーションサーバ150にACKを転送する。アプリケーションサーバ150は、RAビットを0に設定することによって呼告知ACKを抑制することができる。アプリケーションサーバ150は、次いで、割り当てられたS-MF520上でノードB110にピギーバックACK抑制を送信する。ノードB110は、割り当てられたS-MF520上でUE120にピギーバックACK抑制を転送する。
図8に、アプリケーションサーバ150において実行される本発明の一実施形態のフローチャート800を示す。805において、アプリケーションサーバ150が、受信呼がマルチキャスト呼についての要求であるか否かを判断する。受信呼がマルチキャスト呼についての要求でない場合、アプリケーションサーバは、マルチキャスト呼についての要求である受信呼を待ち続ける。受信呼がマルチキャスト呼についての要求である場合、810において、アプリケーションサーバ150は、利用可能なS-MFのプールにおいて利用可能なS-MFの数(NS-MF)が0よりも大きいかどうかを判断する。NS-MFが0よりも大きい場合、815において、アプリケーションサーバ150は、プール中のS-MF520を受信されたマルチキャスト呼に割り当てる。アプリケーションサーバ150は、次いで、NS-MFを1だけ減分する。利用可能なS-MFの数が0よりも大きくない場合、820において、アプリケーションサーバ150は、受信されたマルチキャスト呼を拒否すべきであるか否かを判断する。アプリケーションサーバ150が呼を拒否すると判断した場合、835において、アプリケーションサーバ150は、発信者にACKを送り、呼が拒否されたことを発信者に通知する。840において、アプリケーションサーバ150は、新しいS-MF520をセットアップし、NS-MFとS-MFの総数(NTotal)とを1だけ増分する。新しいS-MFをセットアップした後に、アプリケーションサーバ150は、805において、マルチキャスト呼についての別の受信された呼要求を待つ。
820において、アプリケーションサーバ150が呼を拒否しなくてよいと判断した場合、825において、アプリケーションサーバ150は、新しいS-MF520がセットアップされるべきであるので、マルチキャスト呼をセットアップするのに余分の遅延があり得ることを発信者に通知する。830において、アプリケーションサーバ150は、新しいS-MF520をセットアップし、NTotalを1だけ増分する。新たにセットアップされたS-MF520は、845において、要求されたマルチキャスト呼に割り当てられることになるので、アプリケーションサーバ150はNS-MFを増分しない。
845において、プールからの既存のS-MF520が815においてマルチキャスト呼に割り当てられるか、あるいは追加のS-MF520が830において呼のためにセットアップされた後に、アプリケーションサーバ150は、呼に割り当てられたS-MF520を示す呼告知をターゲットUEに送る。850において、アプリケーションサーバ150は、NS-MFが最小しきい値(NMin)未満であるかどうか、およびNTotalが最大しきい値(NMax)以下であるかどうかを判断する。両方の条件が真である場合、855において、アプリケーションサーバ150は、新しいS-MF520をセットアップし、NS-MFとNTotalとを1だけ増分する。しかしながら、NS-MFがNMin以上であるか、またはNTotalがNMaxよりも大きいか、または855の後の場合、アプリケーションサーバ150は、805においてマルチキャスト呼についての別の受信された呼要求を待つ。
図9に、アプリケーションサーバ150において実行される本発明の一実施形態のフローチャート900を示す。905において、アプリケーションサーバ150が、いずれかのマルチキャスト呼が終了したかどうかを判断する。いずれも終了していない場合、アプリケーションサーバは、マルチキャスト呼が終了するまで待ち続ける。しかしながら、マルチキャスト呼が終了した場合、910において、アプリケーションサーバ150は、解放されたS-MF520を利用可能なS-MFのプールに戻し、NS-MFを1だけ増分する。915において、アプリケーションサーバ150は、NS-MFがNMinよりも大きいかどうかを判断する。NS-MFがNMinよりも大きい場合、920において、アプリケーションサーバ150は、利用可能なS-MFのプールからS-MF520を解放する。NS-MFがNMinよりも大きくない場合、アプリケーションサーバ150は、905において、マルチキャスト呼が終了するのを待ち続ける。925において、アプリケーションサーバ150は、NS-MFとNTotalとを1だけ減分する。アプリケーションサーバ150は、次いで、905において、マルチキャスト呼が終了するのを待ち続ける。
図10に、様々な実施形態に関して本明細書で説明する図1中のノードBのうちの1つおよびUEのうちの1つであり得る、ノードB110およびUE120の設計のブロック図を示す。この設計では、ノードB110はT個のアンテナ1034a〜1034tを装備し、UE120はR個のアンテナ1052a〜1052rを装備し、ただし、概して、Tは1以上であり、Rは1以上である。
ノードB110において、送信プロセッサ1020が、データソース1012から(たとえば、アプリケーションサーバ150から直接または間接的に)、ユニキャストサービスのためのデータと、ブロードキャストおよび/またはマルチキャストサービスのためのデータとを受信し得る。送信プロセッサ1020は、各サービスのためのデータを処理してデータシンボルを取得し得る。送信プロセッサ1020はまた、コントローラ/プロセッサ1040および/またはスケジューラ1044から、スケジューリング情報、構成情報、制御情報、システム情報および/または他のオーバーヘッド情報を受信し得る。送信プロセッサ1020は、受信されたオーバーヘッド情報を処理し、オーバーヘッドシンボルを与え得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ1030が、データおよびオーバーヘッドシンボルをパイロットシンボルと多重化し、多重化されたシンボルを処理(たとえば、プリコード)し、T個の変調器(MOD)1032a〜1032tにT個の出力シンボルストリームを与え得る。各変調器1032は、それぞれの出力シンボルストリームを(たとえば、OFDM用に)処理して出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器1032はさらに、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログ変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器1032a〜1032tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれT個のアンテナ1034a〜1034tを介して送信され得る。
UE120において、アンテナ1052a〜1052rが、ノードB110からダウンリンク信号を受信し、受信された信号をそれぞれ復調器(DEMOD)1054a〜1054rに与え得る。各復調器1054は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して受信サンプルを取得し得、受信サンプルを(たとえば、OFDM用に)さらに処理して受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器1060が、すべてのR個の復調器1054a〜1054rから受信シンボルを受信し、処理し、検出シンボルを与え得る。受信プロセッサ1070は、検出シンボルを処理し、UE120および/または所望のサービスについての復号されたデータをデータシンク1072に与え、復号されたオーバーヘッド情報をコントローラ/プロセッサ1090に与え得る。概して、MIMO検出器1060および受信プロセッサ1070による処理は、ノードB110におけるTX MIMOプロセッサ1030および送信プロセッサ1020による処理と相補関係にある。
アップリンク上で、UE120において、データソース1078からのデータと、コントローラ/プロセッサ1090からのオーバーヘッド情報とは、送信プロセッサ1080によって処理され、(適用可能な場合は)TX MIMOプロセッサ1082によってさらに処理され、変調器1054a〜1054rによって調整され、アンテナ1052a〜1052rを介して送信され得る。ノードB110において、UE120からのアップリンク信号は、アンテナ1034によって受信され、復調器1032によって調整され、MIMO検出器1036によって検出され、受信プロセッサ1038によって処理されて、UE120によって送信されたデータおよびオーバーヘッド情報が取得され得る。受信プロセッサ1038にはデータシンク1039が結合されている。
コントローラ/プロセッサ1040および1090が、それぞれノードB110およびUE120における動作を指示し得る。コントローラ/プロセッサ1040は、本明細書で説明する技法のためのプロセスを実装し得る。メモリ1042および1092は、それぞれノードB110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。一実施形態では、グループ通信アプリケーション1094は、第1の「ページング」マルチキャストフローを監視し、UE120がメンバーであるグループについてのグループ呼があることが示されたときに第2の「メディア/シグナリング」マルチキャストフローに同調するために、UE120の様々なプロセッサおよび他の構成要素と協働して動作し得る。ページングを検出することと、所望のフローを識別することと、フローに切り替わることとは、(たとえば、グループ通信アプリケーション1094によって)アプリケーションレイヤにおいて実行されるので、従来のLTEページングまたはメディアフローに対する変更は必要とされない。したがって、既存の規格に依然として準拠したままでありながら、E-MBMS環境におけるグループ通信のレイテンシが低減され得る。
スケジューラ1044は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク送信についてUEをスケジュールし、ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとの送信をスケジュールし、スケジュールされたUEおよびサービスへの無線リソースの割当てを行い得る。コントローラ/プロセッサ1040および/またはスケジューラ1044は、ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとのためのスケジューリング情報および/または他のオーバーヘッド情報を生成し得る。
図11に、機能を実行するように構成された論理を含む通信デバイス1100を示す。通信デバイス1100は、限定はしないが、UE120、ノードBまたは基地局110、ネットワークコントローラ130などを含む、上述の通信デバイスのいずれかに対応することができる。したがって、通信デバイス1100は、ネットワークを介して1つまたは複数の他のエンティティと通信する(またはそれらとの通信を容易にする)ように構成された任意の電子デバイスに対応することができる。
図11を参照すると、通信デバイス1100は、情報を受信および/または送信するように構成された論理1105を含む。一例では、通信デバイス1100がワイヤレス通信デバイス(たとえば、UE120、ノードB110など)に対応する場合、情報を受信および/または送信するように構成された論理1105は、ワイヤレストランシーバおよび関連ハードウェア(たとえば、RFアンテナ、モデム、変調器および/または復調器など)などのワイヤレス通信インターフェース(たとえば、Bluetooth(登録商標)、WiFi、2G、3Gなど)を含むことができる。別の例では、情報を受信および/または送信するように構成された論理1105は、ワイヤード通信インターフェース(たとえば、シリアル接続、USBまたはファイアワイヤ接続、インターネットにそれを通してアクセスし得るイーサネット(登録商標)接続など)に対応することができる。したがって、通信デバイス1100が、何らかのタイプのネットワークベースのサーバ(たとえば、SGSN、GGSN、アプリケーションサーバ150など)に対応する場合、情報を受信および/または送信するように構成された論理1105は、一例では、イーサネット(登録商標)プロトコルによってネットワークベースのサーバを他の通信エンティティに接続するイーサネット(登録商標)カードに対応することができる。さらに別の例では、情報を受信および/または送信するように構成された論理1105は、通信デバイス1100がそれのローカル環境をそれによって監視することができる知覚または測定ハードウェア(たとえば、加速度計、温度センサー、光センサー、ローカルRF信号を監視するためのアンテナなど)を含むことができる。情報を受信および/または送信するように構成された論理1105はまた、実行されたとき、情報を受信および/または送信するように構成された論理1105の関連ハードウェアがそれの受信および/または送信機能を実行できるようにするソフトウェアを含むことができる。ただし、情報を受信および/または送信するように構成された論理1105は、ソフトウェアのみに対応するものではなく、情報を受信および/または送信するように構成された論理1105は、それの機能を達成するために少なくとも部分的にハードウェアに依拠する。
図11を参照すると、通信デバイス1100は、情報を処理するように構成された論理1110をさらに含む。一例では、情報を処理するように構成された論理1110は、少なくともプロセッサを含むことができる。情報を処理するように構成された論理1110によって実行され得るタイプの処理の例示的な実装形態は、限定はしないが、判断を行うこと、接続を確立すること、異なる情報オプション間で選択を行うこと、データに関係する評価を行うこと、測定演算を実行するために通信デバイス1100に結合されたセンサーと対話すること、情報をあるフォーマットから別のフォーマットに(たとえば、.wmvから.aviへなど、異なるプロトコル間で)変換することなどを含む。たとえば、情報を処理するように構成された論理1110中に含まれるプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せに対応することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。情報を処理するように構成された論理1110はまた、実行されたとき、情報を処理するように構成された論理1110の関連ハードウェアがそれの処理機能を実行できるようにするソフトウェアを含むことができる。ただし、情報を処理するように構成された論理1110は、ソフトウェアのみに対応するものではなく、情報を処理するように構成された論理1110は、それの機能を達成するために少なくとも部分的にハードウェアに依拠する。
図11を参照すると、通信デバイス400は、情報を記憶するように構成された論理1115をさらに含む。一例では、情報を記憶するように構成された論理1115は、少なくとも非一時的メモリおよび関連ハードウェア(たとえば、メモリコントローラなど)を含むことができる。たとえば、情報を記憶するように構成された論理1115中に含まれる非一時的メモリは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体に対応することができる。情報を記憶するように構成された論理1115はまた、実行されたとき、情報を記憶するように構成された論理1115の関連ハードウェアがそれの記憶機能を実行できるようにするソフトウェアを含むことができる。ただし、情報を記憶するように構成された論理1115は、ソフトウェアのみに対応するものではなく、情報を記憶するように構成された論理1115は、それの機能を達成するために少なくとも部分的にハードウェアに依拠する。
図11を参照すると、通信デバイス1100は、場合によっては、情報を提示するように構成された論理1120をさらに含む。一例では、情報を提示するように構成された論理1120は、少なくとも出力デバイスおよび関連ハードウェアを含むことができる。たとえば、出力デバイスは、ビデオ出力デバイス(たとえば、ディスプレイスクリーン、USB、HDMI(登録商標)など、ビデオ情報を搬送することができるポートなど)、オーディオ出力デバイス(たとえば、スピーカー、マイクロフォンジャック、USB、HDMI(登録商標)など、オーディオ情報を搬送することができるポートなど)、振動デバイス、および/または情報が出力のためにフォーマットされるか、通信デバイス1100のユーザもしくはオペレータによって実際に出力される手段となり得る任意の他のデバイスを含むことができる。たとえば、通信デバイス1100がUE120に対応する場合、情報を提示するように構成された論理1120は、UE120のディスプレイを含むことができる。さらなる一例では、情報を提示するように構成された論理1120は、ローカルユーザを有しないネットワーク通信デバイス(たとえば、ネットワークスイッチまたはルータ、リモートサーバなど)など、いくつかの通信デバイスでは省略されることがある。情報を提示するように構成された論理1120は、実行されると、その提示機能を実施するための、情報を提示するように構成された論理1120の関連ハードウェアを許可するソフトウェアも含み得る。ただし、情報を提示するように構成された論理1120は、ソフトウェアのみに対応するものではなく、情報を提示するように構成された論理1120は、それの機能を達成するために少なくとも部分的にハードウェアに依拠する。
図11を参照すると、通信デバイス1100は、場合によっては、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理1125をさらに含む。一例では、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理1125は、少なくともユーザ入力デバイスおよび関連ハードウェアを含むことができる。たとえば、ユーザ入力デバイスは、ボタン、タッチスクリーンディスプレイ、キーボード、カメラ、オーディオ入力デバイス(たとえば、マイクロフォン、またはマイクロフォンジャックなど、オーディオ情報を搬送することができるポートなど)、および/または情報がそれによって通信デバイス1100のユーザもしくはオペレータから受信され得る任意の他のデバイスを含むことができる。たとえば、通信デバイス1100がUE120に対応する場合、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理1125は、UE120のディスプレイ(タッチスクリーンを実装した場合)、キーパッドなどを含むことができる。さらなる一例では、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理1125は、ローカルユーザを有しないネットワーク通信デバイス(たとえば、ネットワークスイッチまたはルータ、リモートサーバなど)など、いくつかの通信デバイスでは省略されることがある。ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理1125はまた、実行されたとき、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理1125の関連ハードウェアがそれの入力受信機能を実行できるようにするソフトウェアを含むことができる。ただし、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理1125は、ソフトウェアのみに対応するものではなく、ローカルユーザ入力を受信するように構成された論理1125は、それの機能を達成するために少なくとも部分的にハードウェアに依拠する。
図11を参照すると、1105〜1125の構成された論理は、図11では別個のまたは異なるブロックとして示されているが、それぞれの構成された論理がそれの機能を実行するハードウェアおよび/またはソフトウェアは、部分的に重複し得ることを諒解されよう。たとえば、1105〜1125の構成された論理の機能を可能にするために使用される任意のソフトウェアは、情報を記憶するように構成された論理1115に関連する非一時的メモリに記憶され得、それにより、1105〜1125の構成された論理はそれぞれ、情報を記憶するように構成された論理1105によって記憶されたソフトウェアの動作に部分的に基づいてそれらの機能(すなわち、この場合にはソフトウェア実行)を実行する。同様に、構成された論理のうちの1つに直接関連するハードウェアを時々、他の構成された論理が借りること、または使用することができる。たとえば、情報を処理するように構成された論理1110のプロセッサはデータを、情報を受信および/または送信するように構成された論理1105によって送信される前に、適切なフォーマットにフォーマットすることができ、それにより、情報を受信および/または送信するように構成された論理1105は、情報を処理するように構成された論理1110に関連するハードウェア(すなわち、プロセッサ)の動作に部分的に基づいて機能(すなわち、この場合はデータの送信)を実行する。
さらに、本明細書で開示する実施形態に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示する実施形態と関連して説明した方法、シーケンスおよび/またはアルゴリズムは、ハードウェアで直接実装されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実装されるか、またはそれらの2つの組合せで実装され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。
したがって、本発明の一実施形態は、発展型マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(E-MBMS)上のグループ通信のための方法を実施するコンピュータ可読媒体を含むことができる。したがって、本発明は図示の例に限定されず、本明細書で説明した機能を実行するためのいかなる手段も、本発明の実施形態中に含まれる。
上記の開示は本発明の例示的な実施形態を示しているが、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲から逸脱することなく、本明細書において様々な変更および修正を行われ得ることに留意されたい。本明細書で説明した本発明の実施形態による方法クレームの機能、ステップおよび/またはアクションは、特定の順序で実行されなくてもよい。さらに、本発明の要素は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。
100 セルラー通信システム、アクセスネットワーク
102 地理的エリア
104a エリア
104b エリア
104c エリア
110 ノードB、基地局
120x UE
130 ネットワークコントローラ
150 アプリケーションサーバ、通信エンティティ
200 送信構造
400 通信デバイス
1012 データソース
1020 送信プロセッサ
1030 送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ
1032 復調器、変調器
1034 アンテナ
1036 MIMO検出器
1038 受信プロセッサ
1039 データシンク
1040 コントローラ/プロセッサ
1042 メモリ
1044 スケジューラ
1052a アンテナ
1052r アンテナ
1054 復調器、変調器
1060 MIMO検出器
1070 受信プロセッサ
1072 データシンク
1078 データソース
1080 送信プロセッサ
1082 TX MIMOプロセッサ
1090 コントローラ/プロセッサ
1092 メモリ
1094 グループ通信アプリケーション
1100 通信デバイス、通信エンティティ

Claims (14)

  1. マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)上のグループ通信のための方法であって、
    第1のマルチキャストフローを確立するステップと、
    あらかじめ確立された利用可能なマルチキャストフローのプールからのマルチキャストグループに第2のマルチキャストフロー(520)を割り当てるステップであって、前記第2のマルチキャストフロー(520)が少なくとも1つのグループ呼についてのシグナリングおよびメディア(524)を含む、割り当てるステップと、
    マルチキャストフローの前記プールを補充するために予約マルチキャストフローを確立するステップと
    を含み、
    前記第1のマルチキャストフロー(510)が、前記第2のマルチキャストフロー(520)上のアクティビティに関するとともに、前記第2のマルチキャストフローのためのスケジューリング情報を含む、情報(514)を送るように構成された、
    方法。
  2. 第1のグループ呼を確立するようにとの要求を受信するステップと、
    前記第1のマルチキャストフロー上で前記第1のグループ呼についての告知メッセージを送るステップと、
    前記第2のマルチキャストフロー上で前記第1のグループ呼についてのメディアおよびシグナリングデータを送るステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のマルチキャストフローが永続的である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のマルチキャストフローが、前記第2のマルチキャストフローについてのスケジューリング情報を搬送する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のマルチキャストフローが、前記第2のマルチキャストフローよりも大きいサブフレームスケジュール間隔を有する、請求項1に記載の方法。
  6. 複数の前記利用可能なマルチキャストフローがしきい値よりも大きくない場合、少なくとも1つのグループ呼についてのシグナリングおよびメディアを送信するように構成された1つまたは複数の追加のマルチキャストフローを確立するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つのグループ呼が終了したと判断するステップと、
    前記第2のマルチキャストフローを解放するステップと、
    複数の前記利用可能なマルチキャストフローがしきい値よりも大きい場合、前記複数の利用可能なマルチキャストフローのうちの1つまたは複数のマルチキャストフローを解放するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 複数の前記利用可能なマルチキャストフローが最小しきい値よりも小さく、少なくとも1つのグループ呼についてのシグナリングおよびメディアを送信するように構成された割り振られたマルチキャストフローの総数が最大しきい値よりも小さい場合、少なくとも1つのグループ呼についてのシグナリングおよびメディアを送信するように構成された1つまたは複数の追加のマルチキャストフローを確立するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)上のグループ通信のための方法であって、
    第1のグループ呼に関する告知メッセージ(514)について第1のマルチキャストフロー(510)を監視するステップであって、前記第1のマルチキャストフローが、第2のマルチキャストフローのためのスケジューリング情報を搬送すると、
    前記告知メッセージ(514)を受信すると、前記第1のグループ呼についてのシグナリングおよびメディア(524)を含む前記第2のマルチキャストフロー(520)に切り替わるステップと
    を含む、方法。
  10. 前記第1のマルチキャストフローのサブフレームスケジュール間隔中にアイドル状態に入るステップ
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)上のグループ通信のための装置(150、1100)であって、
    第1のマルチキャストフロー(510)を確立するように構成された論理部と、
    あらかじめ確立された利用可能なマルチキャストフローのプールからのマルチキャストグループに第2のマルチキャストフロー(520)を割り当てるように構成された論理部であって、前記第2のマルチキャストフロー(520)が少なくとも1つのグループ呼についてのシグナリングおよびメディア(524)を含む、論理部と、
    マルチキャストフローの前記プールを補充するために予約マルチキャストフローを確立するように構成された論理部と
    を含み、
    前記第1のマルチキャストフロー(510)が、前記第2のマルチキャストフロー(520)上のアクティビティに関するとともに、前記第2のマルチキャストフローのためのスケジューリング情報を含む情報(514)を送るように構成された、
    装置。
  12. マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)上のグループ通信のための装置(120、1100)であって、
    第1のグループ呼に関する告知メッセージ(514)について第1のマルチキャストフロー(510)を監視するように構成された論理部と、
    前記告知メッセージ(514)を受信すると、前記第1のグループ呼についてのシグナリングおよびメディア(524)を含む第2のマルチキャストフロー(520)に切り替わるように構成された論理部と
    を含む、装置。
  13. 請求項1から10のいずれかに記載の方法を実行するための手段を含む装置(120、150、1100)。
  14. 請求項1から10のいずれかに記載の方法を通信エンティティ(120、150、1100)に実行させるためのコンピュータ可読命令を含む、コンピュータプログラム。
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