JP5791829B2 - 通信ストリームの選択的多重化 - Google Patents

通信ストリームの選択的多重化 Download PDF

Info

Publication number
JP5791829B2
JP5791829B2 JP2014550496A JP2014550496A JP5791829B2 JP 5791829 B2 JP5791829 B2 JP 5791829B2 JP 2014550496 A JP2014550496 A JP 2014550496A JP 2014550496 A JP2014550496 A JP 2014550496A JP 5791829 B2 JP5791829 B2 JP 5791829B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stream
target
specific
payload portion
different streams
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014550496A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015509314A (ja
JP2015509314A5 (ja
Inventor
キラン・アンチャン
マーク・マッゲンティ
イー−ハオ・リン
アルヴィンド・サンタナム
Original Assignee
クアルコム,インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クアルコム,インコーポレイテッド filed Critical クアルコム,インコーポレイテッド
Publication of JP2015509314A publication Critical patent/JP2015509314A/ja
Publication of JP2015509314A5 publication Critical patent/JP2015509314A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5791829B2 publication Critical patent/JP5791829B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/06Selective distribution of broadcast services, e.g. multimedia broadcast multicast service [MBMS]; Services to user groups; One-way selective calling services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/40Support for services or applications
    • H04L65/4061Push-to services, e.g. push-to-talk or push-to-video
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/60Network streaming of media packets
    • H04L65/61Network streaming of media packets for supporting one-way streaming services, e.g. Internet radio
    • H04L65/611Network streaming of media packets for supporting one-way streaming services, e.g. Internet radio for multicast or broadcast
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/22Parsing or analysis of headers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2011年12月29日に出願された「SELECTIVELY MULTIPLEXING COMMUNICATION STREAMS」と題する米国仮出願第61/581,581号の優先権を主張する。
関連出願の相互参照
本特許出願はまた、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれ、本出願と同じ日に出願され、代理人整理番号120866を有する「WIRELESS BROADCAST/MULTICAST SERVICE CAPACITY OVER DIFFERENT LINK BUDGETS AND OVERLAY」と題する番号不明の米国出願に関する。
本開示は、一般に通信に関し、より詳細には、セルラー通信システムにおけるブロードキャストサービスおよびマルチキャストサービスのためにグループ通信ストリームを選択的に多重化するための技法に関する。
セルラー通信システムは、利用可能なシステムリソースを共有することによって複数のユーザのための双方向通信をサポートすることができる。セルラーシステムは、ブロードキャスト局からユーザへの単方向送信を主にサポートするかまたはそれのみをサポートすることができるブロードキャストシステムと異なる。セルラーシステムは、様々な通信サービスを提供するために広く展開されており、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交FDMA(OFDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)システムなどの多元接続システムであり得る。
セルラーシステムは、ブロードキャストサービス、マルチキャストサービス、およびユニキャストサービスをサポートし得る。ブロードキャストサービスは、すべてのユーザによって受信され得るサービス、たとえば、ニュース放送である。マルチキャストサービスは、あるユーザのグループによって受信され得るサービス、たとえば、サブスクリプションビデオサービスである。ユニキャストサービスは、特定のユーザを対象とするサービス、たとえば、ボイス呼である。グループ通信は、ユニキャスト、ブロードキャスト、マルチキャスト、またはそれらの組合せを使用して実装され得る。グループがより大きくなると、概して、マルチキャストサービスを使用するほうがより効率的になる。しかしながら、レイテンシが低くグループ通信を確立する時間が短いことが必要とされるグループ通信サービスでは、従来のマルチキャストチャネルのセットアップ時間がシステム性能にとって有害になり得る。
一実施形態では、ネットワークデバイスが、複数の異なるストリームのうちの1つに各々関連付けられる複数のデータパケットを取得し、この場合に複数の取得されたデータパケットの各々は、ストリーム固有のルーティング情報を有するヘッダ部分を含む。ネットワークデバイスは、複数の取得されたデータパケットからストリーム固有のルーティング情報を取り除いて、複数のストリーム固有のペイロード部分を生成し、これらのストリーム固有のペイロード部分は、複数のストリームに関する共通のルーティング情報を共通のヘッダ部分に含むストリーム多重化されたデータパケットの共有ペイロード部分にマージされる。ネットワークデバイスは、ストリーム多重化されたパケットをターゲットデバイスに送信し、ターゲットデバイスは、ストリーム多重化されたパケット中に含まれているストリームマッピング情報に基づいて、複数の異なるストリームのいずれかがターゲットUEに関連するかどうかを判断し、その判断に基づいて対応するストリーム固有のペイロード部分を選択的に復号し、処理する。
添付の図面は、本発明の実施形態の説明を助けるために提示され、実施形態の限定ではなく、実施形態の例示のためのみに提供される。
ワイヤレス通信システムを示す図である。 例示的な送信構造を示す図である。 マルチセルモードにおける異なるサービスの例示的な送信を示す図である。 シングルセルモードにおける異なるサービスの例示的な送信を示す図である。 ブロードキャスト/マルチキャストサービスをサポートすることができる追加のワイヤレス通信システムを示す図である。 ブロードキャスト/マルチキャストサービスをサポートすることができる追加のワイヤレス通信システムを示す図である。 ブロードキャスト/マルチキャストサービスをサポートすることができるワイヤレス通信システムの一部分のブロック図である。 本発明の一実施形態による通信デバイスを示す図である。 本発明の一実施形態による、アプリケーションサーバのセット、ブロードキャストマルチキャストサービスセンターおよびパケットデータサービングノードまたはパケットデータネットワークゲートウェイの間の例示的なインターフェースを示す図である。 本発明の一実施形態による、異なるデータストリームに関連するデータを単一のマルチキャストストリームに多重化する一例を示す図である。 本発明の一実施形態による、異なるデータストリームに関連するデータを単一のマルチキャストストリームに多重化する一例を示す図である。 本発明の一実施形態による、異なるデータストリームに関連するデータを単一のユニキャストストリームに多重化する一例を示す図である。 本発明の一実施形態による、異なるデータストリームに関連するデータを単一のユニキャストストリームに多重化する一例を示す図である。 本発明の一実施形態による、図9Bまたは図9Dによるマージまたは多重化されたパケットに関する代替構成を示す図である。 本発明の一実施形態による、図10Aに示すように構成された多重化されたデータパケットに関する図9Aまたは図9Cのプロセス中に発生する復号演算を示す図である。
本発明の特定の実施形態を対象とする以下の説明および関連する図面で、本発明の態様が開示される。本発明の範囲から逸脱することなく、代替の実施形態が考案され得る。さらに、本発明の関連する詳細を不明瞭にしないように、本発明のよく知られている要素は詳細に記載されないか、または省略される。
「例示的な」という言葉は、「例、実例、または例示として機能すること」を意味するために本明細書で使用される。「例示的な」として本明細書で説明される任意の実施形態は、必ずしも他の実施形態よりも好ましいか、または有利であると解釈されるべきではない。同様に、「本発明の実施形態」という用語は、本発明のすべての実施形態が、論じられた特徴、利点または動作モードを含むことを必要としない。さらに、本明細書で使用するグループ通信、プッシュツートーク、または同様の変形態という用語は、2つ以上のデバイス間のサーバ調停されたサービスを指すものである。
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態の説明のみを目的とするものであり、本発明の実施形態を限定するものではない。本明細書で使用する単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が別段に明確に示すのでなければ、複数形をも含むものとする。さらに、本明細書で使用される「備える(comprises)」、「備えている(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含んでいる(including)」という用語は、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を明示するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはそれらのグループの存在または追加を排除しないことを理解されたい。
さらに、多くの実施形態が、たとえばコンピューティングデバイスの要素によって実行されるべき、一連の動作に関して説明される。本明細書で説明される様々な動作は、特定の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、あるいは両方の組合せによって実行され得ることを認識されよう。加えて、本明細書で説明されるこれらの一連の動作は、実行時に、関連するプロセッサに本明細書で説明される機能を実行させるコンピュータ命令の対応するセットを記憶した、任意の形式のコンピュータ可読記憶媒体内で全体として具現化されるものと見なされ得る。したがって、本発明の様々な態様は、特許請求する主題の範囲内にすべて入ることが企図されているいくつかの異なる形式で具現化され得る。さらに、本明細書で説明される実施形態ごとに、任意のそのような実施形態の対応する形式は、本明細書では、たとえば、説明されるアクションを実行する「ように構成された論理(手段)」として説明されることがある。
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMAおよびSC-FDMAシステムなどの、様々なセルラー通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、Wideband CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形を含む。cdma2000は、IS-2000、IS-95、およびIS-856規格をカバーする。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、ダウンリンクにOFDMAを使用しアップリンクにSC-FDMAを使用する、E-UTRAを使用するUMTSのリリースであり、UTRA、E-UTRA、UMTS、LTEおよびGSM(登録商標)は、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と名付けられた編成の文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と名付けられた編成の文書に記載されている。明快のために、本技法のいくつかの態様について以下ではLTEに関して説明し、以下の説明の大部分でLTE用語を使用する。
図1に、LTEシステムであり得るセルラー通信システム100を示す。システム100は、いくつかのノードBと他のネットワークエンティティとを含み得る。簡単のために、3つのみのノードB110a、110bおよび110cが図1に示されている。ノードBは、ユーザ機器(UE)と通信するために使用される固定局であり得、また、発展型ノードB(eNB)、基地局、アクセスポイントなどと呼ばれることがある。各ノードB110は、特定の地理的エリア102に対して通信カバレージを提供する。システム容量を改善するために、ノードBの全体的なカバレージエリアは、複数のより小さいエリア、たとえば、3つのより小さいエリア104a、104bおよび104cに区分され得る。各より小さいエリアは、それぞれのノードBサブシステムによってサービスされ得る。3GPPでは、「セル」という用語が、このカバレージエリアをサービスするノードBおよび/またはノードBサブシステムの最小カバレージエリアを指し得る。他のシステムでは、「セクタ」という用語が、このカバレージエリアをサービスする基地局および/または基地局サブシステムの最小カバレージエリアを指し得る。明快のために、以下の説明ではセルの3GPP概念を使用する。
図1に示す例では、各ノードB110は、異なる地理的エリアをカバーする3つのセルを有する。簡単のために、図1は互いに重複していないセルを示している。実際の展開では、隣接するセルは一般にエッジにおいて互いに重複し、それにより、UEがシステムを動き回るときにUEがどのロケーションでも1つまたは複数のセルからカバレージを受信することが可能になり得る。
UE120はシステム全体にわたって分散され得、各UEは固定または移動であり得る。UEは、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。UEは、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォンなどであり得る。UEは、ダウンリンクおよびアップリンク上の送信を介してノードBと通信し得る。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、ノードBからUEへの通信リンクを指し、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、UEからノードBへの通信リンクを指す。図1では、両矢印の実線は、ノードBとUEとの間の双方向通信を示す。片矢印の破線は、たとえば、ブロードキャストおよび/またはマルチキャストサービスのために、ノードBからダウンリンク信号を受信しているUEを示す。「UE」および「ユーザ」という用語は、本明細書では互換的に使用される。
ネットワークコントローラ130が、それの制御の下でノードBのために調整および制御を行い、これらのノードBによってサービスされる端末のデータをルーティングするために、複数のノードBに結合し得る。アクセスネットワーク100はまた、図1に図示されない他のネットワークエンティティを含み得る。さらに、図示のように、ネットワークコントローラは、アクセスネットワーク100を通して様々なUE120にグループ通信サービスを提供するために、アプリケーションサーバ150に動作可能に結合され得る。UEとサーバとの間の通信を可能にするために使用され得る多くの他のネットワークおよびシステムエンティティと、アクセスネットワークの外部の情報とが存在し得ることを諒解されよう。したがって、本明細書で開示する様々な実施形態は、様々な図において詳述する特定の構成または要素に限定されない。
図2に、システム100においてダウンリンクのために使用され得る例示的な送信構造200を示す。送信タイムラインは、無線フレームの単位に区分され得る。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有し得、10個のサブフレームに区分され得る。各サブフレームは2つのスロットを含み得、各スロットは、固定数または構成可能な数のシンボル期間、たとえば、6つまたは7つのシンボル期間を含み得る。
システム帯域幅は、直交周波数分割多重化(OFDM)を用いて複数(K個)のサブキャリアに区分され得る。利用可能な時間周波数リソースはリソースブロックに分割され得る。各リソースブロックは、1つのスロット中にQ個のサブキャリアを含み得、ただし、Qは12または何らかの他の値に等しくなり得る。利用可能なリソースブロックは、データ、オーバーヘッド情報、パイロットなどを送るために使用され得る。
システムは、複数のUEのために発展型マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(E-MBMS:evolved multimedia broadcast/multicast service)をサポートし、ならびに個々のUEのためにユニキャストサービスをサポートし得る。E-MBMSのためのサービスは、E-MBMSサービスまたはフローと呼ばれることがあり、ブロードキャストサービス/フローまたはマルチキャストサービス/フローであり得る。
LTEでは、データおよびオーバーヘッド情報は、無線リンク制御(RLC)層において論理チャネルとして処理される。論理チャネルは、媒体アクセス制御(MAC)層においてトランスポートチャネルにマッピングされる。トランスポートチャネルは、物理層(PHY)において物理チャネルにマッピングされる。Table 1(表1)に、LTEにおいて使用される、(「L」として示された)いくつかの論理チャネルと、(「T」として示された)トランスポートチャネルと、(「P」として示された)物理チャネルとを記載し、各チャネルについて短い説明を与える。
Figure 0005791829
Table 1(表1)に示すように、異なるチャネル上で異なるタイプのオーバーヘッド情報が送られ得る。Table 2(表2)に、いくつかのタイプのオーバーヘッド情報を記載し、各タイプについて短い説明を与える。Table 2(表2)はまた、1つの設計に従って、各タイプのオーバーヘッド情報が送られ得るチャネルを与える。
Figure 0005791829
異なるタイプのオーバーヘッド情報は、他の名前で呼ばれることもある。スケジューリングおよび制御情報は動的であり得るが、システムおよび構成情報は半静的であり得る。
システムは、マルチセルモードとシングルセルモードとを含み得る、E-MBMSのための複数の動作モードをサポートし得る。マルチセルモードは以下の特性を有し得る。
・ブロードキャストサービスまたはマルチキャストサービスのためのコンテンツが、複数のセル上で同期的に送信され得る。
・ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとのための無線リソースが、ノードBの上に論理的に配置され得るMBMS協調エンティティ(MCE:MBMS Coordinating Entity)によって割り振られる。
・ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとのためのコンテンツがノードBにおいてMCH上にマッピングされる。
・ブロードキャストサービス、マルチキャストサービス、およびユニキャストサービスのためのデータの(たとえば、サブフレームレベルにおける)時分割多重化。
シングルセルモードは以下の特性を有し得る。
・各セルが、他のセルとの同期なしにブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとのためのコンテンツを送信する。
・ブロードキャストサービスおよびマルチキャストサービスのための無線リソースがノードBによって割り振られる。
・ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとのためのコンテンツがDL-SCH上にマッピングされる。
・ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとユニキャストサービスとのためのデータが、DL-SCHの構造によって可能にされる任意の方法で多重化され得る。
概して、E-MBMSサービスは、マルチセルモード、シングルセルモード、および/または他のモードでサポートされ得る。マルチセルモードは、受信性能を改善するために、複数のセルから受信された信号をUEが合成することを可能にし得る、E-MBMSマルチキャスト/ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN:multicast/broadcast single frequency network)送信のために使用され得る。
図3に、マルチセルモードにおけるM個のセル1〜MによるE-MBMSサービスおよびユニキャストサービスの例示的な送信を示し、ただし、Mは任意の整数値であり得る。各セルについて、水平軸は時間を表し得、垂直軸は周波数を表し得る。以下の説明の大部分について仮定するE-MBMSの1つの設計では、各セルの送信タイムラインは、サブフレームの時間単位に区分され得る。E-MBMSの他の設計では、各セルの送信タイムラインは、他の持続時間の時間単位に区分され得る。概して、時間単位は、サブフレーム、スロット、シンボル期間、複数のシンボル期間、複数のスロット、複数のサブフレームなどに対応し得る。
図3に示す例では、M個のセルは、3つのE-MBMSサービス1、2、および3を送信する。すべてのM個のセルは、サブフレーム1および3ではE-MBMSサービス1を、サブフレーム4ではE-MBMSサービス2を、ならびにサブフレーム7および8ではE-MBMSサービス3を送信する。M個のセルは、3つのE-MBMSサービスの各々について同じコンテンツを送信する。各セルは、サブフレーム2、5および6においてそれ自体のユニキャストサービスを送信し得る。M個のセルは、それらのユニキャストサービスについて異なるコンテンツを送信し得る。
図4に、シングルセルモードにおけるM個のセルによるE-MBMSサービスおよびユニキャストサービスの例示的な送信を示す。各セルについて、水平軸は時間を表し得、垂直軸は周波数を表し得る。図4に示す例では、M個のセルは、3つのE-MBMSサービス1、2、および3を送信する。セル1は、1つの時間周波数ブロック410においてE-MBMSサービス1を、時間周波数ブロック412および414においてE-MBMSサービス2を、ならびに1つの時間周波数ブロック416においてE-MBMSサービス3を送信する。同様に、他のセルは、図4に示すようにサービス1、2および3を送信する。
概して、E-MBMSサービスは任意の数の時間周波数ブロックで送られ得る。サブフレームの数は、送るべきデータの量、および場合によっては他の因子に依存し得る。M個のセルは、図4に示すように、時間および周波数において整合されないことがある時間周波数ブロックにおいて3つのE-MBMSサービス1、2および3を送信し得る。さらに、M個のセルは、3つのE-MBMSサービスについて同じまたは異なるコンテンツを送信し得る。各セルは、3つのE-MBMSサービスのために使用されない残りの時間周波数リソースにおいてそれ自体のユニキャストサービスを送信し得る。M個のセルは、それらのユニキャストサービスについて異なるコンテンツを送信し得る。
図3および図4は、マルチセルモードおよびシングルセルモードにおいてE-MBMSサービスを送信する例示的な設計を示している。E-MBMSサービスはまた、マルチセルモードおよびシングルセルモードにおいて他の方法で、たとえば、時分割多重化(TDM)を使用して送信され得る。
上記に示したように、E-MBMSサービスは、グループにマルチキャストデータを配信するために使用され得、グループ通信システム(たとえば、プッシュツートーク(PTT)呼)では有用であり得る。E-MBMSにおける従来のアプリケーションは、別個のサービス告知/発見機構を有する。さらに、事前確立されたE-MBMSフロー上の通信は、エアインターフェースにおいてさえ常時オンである。節電最適化は、呼/通信が進行中でないとき、UEをスリープにするように適用しなければならない。これは、典型的には、ユニキャストまたはマルチキャストユーザプレーンデータに関する帯域外のサービス告知を使用することによって実現される。代替的に、アプリケーション層ページングチャネル様の機構を使用することができる。アプリケーション層ページング機構は、アクティブのままでなければならないので、ページング機構が休んでいる場合にアイドル状態である可能性があるマルチキャストサブフレームの帯域幅を消費する。加えて、マルチキャストサブフレームは、アプリケーション層ページングを使用している間はアクティブであるので、サブフレーム内のリソースブロックの残りは、ユニキャストトラフィックに使用することができない。したがって、合計5Mhzの帯域幅は、たとえば、アプリケーション層ページングが他のどんなデータもなしにスケジューリングされる際、サブフレームのために消費される。
図5Aは、本明細書で互換的に使用される、発展型マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(E-MBMS)またはMBMSサービスを実装することができるワイヤレスネットワークの別の説明図である。MBMSサービスエリア500は、複数のMBSFNエリア(たとえば、MBSFNエリア1、501およびMBSFNエリア2、502)を含み得る。各MBSFNエリアは、コアネットワーク530に結合される1つまたは複数のeノードB510によってサポートされ得る。コアネットワーク530は、コンテンツプロバイダ570(アプリケーションサーバなどを含み得る)からのコンテンツを制御し、MBMSサービスエリア500に配信するのを容易にするために、様々な要素(たとえば、MME532、E-MBMSゲートウェイ534、およびブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM-SC)536)を含み得る。
図5Bは、本明細書で開示される、マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(MBMS)を実装することができるワイヤレスネットワークの別の説明図である。説明されるネットワークでは、アプリケーションサーバ550(たとえば、PTTサーバ)は、コンテンツサーバとして働くことができる。アプリケーションサーバ550は、ネットワークコアにユニキャストパケット552内のメディアを通信することができ、コンテンツは、ユニキャスト構成で維持され、ユニキャストパケットとして所与のUE(たとえば、発信者/話者520)に送信され得るか、またはBM-SC536を介してマルチキャストパケット554に変換され、次いでターゲットUE522に搬送され得る。たとえば、PTT呼はUE520によって、ユニキャストチャネル上でユニキャストパケット552を介してアプリケーションサーバ550と通信することによって開始され得る。呼発信者/呼話者については、アプリケーションシグナリングとアプリケーションメディアの両方が、アップリンクすなわち逆方向リンク上でユニキャストチャネルを介して通信されることに留意されたい。次いで、アプリケーションサーバ550は、呼告知/通話確立要求を生成し、これらをターゲットUE522に通信することができる。この特定の例で示されるように、通信は、マルチキャストフロー上でマルチキャストパケット554を介してターゲットUE522になされ得る。さらに、この例では、アプリケーションシグナリングとアプリケーションメディアの両方が、ダウンリンクすなわち順方向リンク内でマルチキャストフローを介して通信され得ることが諒解されよう。従来のシステムとは異なり、アプリケーションシグナリングとアプリケーションメディアの両方をマルチキャストフロー内に有することにより、アプリケーションシグナリング用の別個のユニキャストチャネルを有する必要がなくなる。しかしながら、例示したシステムのマルチキャストフローを介したアプリケーションシグナリングを可能にするために、発展型パケットシステム(EPS)ベアラは、BM-SC536、EMBS GW534、eNB510、およびターゲットUE522間で(持続的に)確立される。
本明細書で開示する様々な実施形態に従って、E-MBMSに関連するダウンリンクチャネルのいくつかについてさらに論じるが、これらのチャネルは、
MCCH:マルチキャスト制御チャネル、
MTCH:マルチキャストトラフィックチャネル、
MCH:マルチキャストチャネル、および
PMCH:物理マルチキャストチャネルを含む。
E-MBMSおよびユニキャストフローの多重化は、時間ドメインのみにおいて実現されることが諒解されよう。MCHは、物理層上の固有のサブフレームにおいてMBSFNを介して送信される。MCHは、ダウンリンクのみのチャネルである。単一のトランスポートブロックは、サブフレーム単位で使用される。異なるサービス(MTCH)は、図6に関して示されるように、このトランスポートブロックにおいて多重化され得る。
低レイテンシを実現し、制御シグナリングを低減するために、各サービスエリアに関して、1つのE-MBMSフロー(562、564)をアクティブ化することができる。データレートに応じて、単一のスロット上で複数のマルチキャストフローを多重化することができる。PTT UE(ターゲット)は、スケジューリングされたサブフレーム間で無視し「スリープ状態」になる可能性があり、UEに関してユニキャストデータがスケジューリングされていないとき、電力消費量を低減させることができる。MBSFNサブフレームは、同じMBSFNサービスエリアにおけるグループによって共有され得る。MAC層シグナリングは、ターゲットUEにおけるアプリケーション層(たとえば、PTTアプリケーション)を「起動する」ために活用され得る。
実施形態は、各々がLTEブロードキャストフロー上の別個のE-MBMSフローであり、各々定義されたブロードキャスト領域502、501(たとえば、ネットワーク内のセクタのサブセット)に関する、それ自体のアプリケーションレベルブロードキャストストリーム、およびそれ自体のマルチキャストIPアドレスを有する、2つのブロードキャストストリームを使用することができる。別個の領域として示されているが、ブロードキャストエリア502、501は重複し得ることが諒解されよう。
LTEでは、マルチキャストに関する制御およびデータトラフィックは、それぞれ、MCCHおよびMTCHを介して配信される。UEに関する媒体アクセス制御プロトコルデータユニット(MAC PDU)は、MTCHのマッピングおよびサブフレーム内の特定のMTCHの位置を示す。MCHスケジューリング情報(MSI)MAC制御要素は、各MTCHの位置およびMCH上の未使用のサブフレームを示すためにMCHスケジューリング周期内にMCHに割り振られる第1のサブフレームに含まれる。MTCH論理チャネルによって搬送されるE-MBMSユーザデータに関して、MCHスケジューリング情報(MSI)は、下位の層においてMTCHを復号することに関する情報(たとえば、MAC層情報)を周期的に与える。MSIスケジューリングは、構成され得、この実施形態によると、MTCHサブフレームインターバルの前にスケジューリングされる。
図6に、様々な実施形態に関して本明細書で説明する、eノードBのうちの1つおよびUEのうちの1つであり得る、eノードB110およびUE120の設計のブロック図を示す。この設計では、ノードB110はT個のアンテナ634a〜634tを装備し、UE120はR個のアンテナ652a〜652rを装備するが、概して、Tは1以上であり、Rは1以上である。
ノードB110において、送信プロセッサ620が、データソース612から(たとえば、アプリケーションサーバ150から直接または間接的に)、ユニキャストサービスのためのデータと、ブロードキャストおよび/またはマルチキャストサービスのためのデータとを受信し得る。送信プロセッサ620は、各サービスのためのデータを処理してデータシンボルを取得し得る。送信プロセッサ620はまた、コントローラ/プロセッサ640および/またはスケジューラ644から、スケジューリング情報、構成情報、制御情報、システム情報および/または他のオーバーヘッド情報を受信し得る。送信プロセッサ620は、受信されたオーバーヘッド情報を処理し、オーバーヘッドシンボルを与え得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ630が、データおよびオーバーヘッドシンボルをパイロットシンボルと多重化し、多重化されたシンボルを処理(たとえば、プリコード)し、T個の変調器(MOD)632a〜632tにT個の出力シンボルストリームを与え得る。各変調器632は、それぞれの出力シンボルストリームを(たとえば、OFDM用に)処理して出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器632はさらに、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログ変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得し得る。変調器632a〜632tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれT個のアンテナ634a〜634tを介して送信され得る。
UE120において、アンテナ652a〜652rが、ノードB110からダウンリンク信号を受信し、受信された信号をそれぞれ復調器(DEMOD)654a〜654rに与え得る。各復調器654は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して受信サンプルを取得し得、受信サンプルを(たとえば、OFDM用に)さらに処理して受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器660が、すべてのR個の復調器654a〜654rから受信シンボルを受信し、処理し、検出シンボルを与え得る。受信プロセッサ670は、検出シンボルを処理し、UE120および/または所望のサービスについての復号されたデータをデータシンク672に与え、復号されたオーバーヘッド情報をコントローラ/プロセッサ690に与え得る。概して、MIMO検出器660および受信プロセッサ670による処理は、ノードB110におけるTX MIMOプロセッサ630および送信プロセッサ620による処理と相補関係にある。
アップリンク上で、UE120において、データソース678からのデータと、コントローラ/プロセッサ690からのオーバーヘッド情報とは、送信プロセッサ680によって処理され、(適用可能な場合は)TX MIMOプロセッサ682によってさらに処理され、変調器654a〜654rによって調整され、アンテナ652a〜652rを介して送信され得る。ノードB110において、UE120からのアップリンク信号は、アンテナ634によって受信され、復調器632によって調整され、MIMO検出器636によって検出され、受信プロセッサ638によって処理されて、UE120によって送信されたデータおよびオーバーヘッド情報が取得され得る。
コントローラ/プロセッサ640および690が、それぞれノードB110およびUE120における動作を指示し得る。スケジューラ644は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク送信についてUEをスケジューリングし、ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとの送信をスケジューリングし、スケジューリングされたUEおよびサービスへの無線リソースの割当てを行い得る。コントローラ/プロセッサ640および/またはスケジューラ644は、ブロードキャストサービスとマルチキャストサービスとのためのスケジューリング情報および/または他のオーバーヘッド情報を生成し得る。
コントローラ/プロセッサ690は、本明細書で説明する技法のためのプロセスを実装し得る。メモリ642および692は、それぞれノードB110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。
図7は、機能を実行するように構成された論理を含む通信デバイス700を示す。通信デバイス700は、限定はしないが、ノードB110または510、UE120または520、アプリケーションサーバ150、ネットワークコントローラ130、BM-SC536、コンテンツサーバ570、MME532、E-MBMS-GW534などを含む上記の通信デバイスのいずれかに対応し得る。したがって、通信デバイス700は、ネットワークを介して1つまたは複数の他のエンティティと通信する(または通信を容易にする)ように構成された任意の電子デバイスに対応し得る。
図7を参照すると、通信デバイス700は、情報を受信および/または送信するように構成された論理705を含む。一例では、通信デバイス700がワイヤレス通信デバイス(たとえば、UE120、ノードB110など)に対応する場合、情報を受信および/または送信するように構成された論理705は、ワイヤレストランシーバおよび関連ハードウェア(たとえば、RFアンテナ、モデム、変調器および/または復調器など)などのワイヤレス通信インターフェース(たとえば、Bluetooth(登録商標)、WiFi、2G、3Gなど)を含むことができる。別の例では、情報を受信および/または送信するように構成された論理705は、有線通信インターフェース(たとえば、インターネット175にアクセスする手段となり得るシリアル接続、USBまたはFirewire接続、イーサネット(登録商標)接続など)に対応し得る。したがって、通信デバイス700が何らかのタイプのネットワークベースのサーバ(たとえば、アプリケーションサーバ150、ネットワークコントローラ130、BM-SC536、コンテンツサーバ570、MME532、E-MBMS-GW534など)に対応する場合、情報を受信および/または送信するように構成された論理705は、一例では、ネットワークベースのサーバをイーサネット(登録商標)プロトコルを介して他の通信エンティティに接続するイーサネット(登録商標)カードに対応し得る。さらなる一例では、情報を受信および/または送信するように構成された論理705は、通信デバイス700がそのローカル環境を監視する手段となり得る知覚または測定ハードウェア(たとえば、加速度計、温度センサ、光センサ、ローカルRF信号を監視するためのアンテナなど)を含むことができる。情報を受信および/または送信するように構成された論理705は、実行されると、情報を受信および/または送信するように構成された論理705の関連ハードウェアがその受信および/または送信機能を実行することを可能にする、ソフトウェアも含み得る。しかしながら、情報を受信および/または送信するように構成された論理705は、ソフトウェア単体に対応するのではなく、情報を受信および/または送信するように構成された論理705は、その機能を達成するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図7を参照すると、通信デバイス700は、情報を処理するように構成された論理710をさらに含む。一例では、情報を処理するように構成された論理710は、少なくともプロセッサを含むことができる。情報を処理するように構成された論理710によって実行され得るタイプの処理の例示的な実装形態は、限定はされないが、判定の実行、接続の確立、異なる情報の選択肢からの選択、データに関連した評価の実行、測定動作を実行するための通信デバイス700に結合されたセンサとの対話、ある形式から別の形式への(たとえば、.wmvから.aviなどのような、異なるプロトコル間の)情報の変換などを含む。たとえば、情報を処理するように構成された論理710に含まれるプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せに相当し得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。情報を処理するように構成された論理710は、実行されると、情報を処理するように構成された論理710の関連ハードウェアがその処理機能を実行することを可能にする、ソフトウェアも含み得る。しかしながら、情報を処理するように構成された論理710は、ソフトウェア単体に対応するのではなく、情報を処理するように構成された論理710は、その機能を達成するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図7を参照すると、通信デバイス700は、情報を記憶するように構成された論理715をさらに含む。一例では、情報を記憶するように構成された論理715は、少なくとも非一時的メモリおよび関連ハードウェア(たとえば、メモリコントローラなど)を含むことができる。たとえば、情報を記憶するように構成された論理715に含まれる非一時的メモリは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体に相当し得る。情報を記憶するように構成された論理715はまた、実行されると、情報を記憶するように構成された論理715の関連ハードウェアがその記憶機能を実行することを可能にする、ソフトウェアを含み得る。しかしながら、情報を記憶するように構成された論理715は、ソフトウェア単体に対応するのではなく、情報を記憶するように構成された論理715は、その機能を達成するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図7を参照すると、通信デバイス700はさらに、情報を提示するように構成された論理720を任意選択で含む。一例では、情報を表示するように構成された論理720は、少なくとも出力デバイスおよび関連ハードウェアを含むことができる。たとえば、出力デバイスは、ビデオ出力デバイス(たとえば、ディスプレイスクリーン、USB、HDMI(登録商標)のようなビデオ情報を搬送することができるポートなど)、オーディオ出力デバイス(たとえば、スピーカー、マイクロホンジャック、USB、HDMI(登録商標)のようなオーディオ情報を搬送することができるポートなど)、振動デバイス、および/または、情報が出力のためにフォーマットされる際、または通信デバイス700のユーザもしくは操作者によって実際に出力される際の手段となり得る任意の他のデバイスを含み得る。たとえば、通信デバイス700がUE120または520に対応する場合、情報を提示するように構成された論理720は、ディスプレイ画面およびオーディオ出力デバイス(たとえば、スピーカー)を含むことができる。さらに別の例では、情報を提示するように構成された論理720は、ローカルユーザをもたないネットワーク通信デバイス(たとえば、ネットワークスイッチやルータ、リモートサーバなど)のような、いくつかの通信デバイスに対しては省略されてよい。情報を提示するように構成された論理720は、実行されると、情報を提示するように構成された論理720の関連ハードウェアがその提示機能を実行することを可能にする、ソフトウェアも含み得る。しかしながら、情報を提示するように構成された論理720は、ソフトウェア単体に対応するのではなく、情報を提示するように構成された論理720は、その機能を達成するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図7を参照すると、通信デバイス700はさらに、ローカルユーザ入力を受け取るように構成された論理725を任意選択で含む。一例では、ローカルユーザ入力を受け取るように構成された論理725は、少なくともユーザ入力デバイスおよび関連ハードウェアを含むことができる。たとえば、ユーザ入力デバイスは、ボタン、タッチスクリーンディスプレイ、キーボード、カメラ、オーディオ入力デバイス(たとえば、マイクロホンジャックのようなオーディオ情報を搬送することができるマイクロホンもしくはポートなど)、および/または、通信デバイス700のユーザまたは操作者から情報を受け取る際の手段となり得る任意の他のデバイスを含み得る。たとえば、通信デバイス700がUE120または520に対応する場合、ローカルユーザ入力を受け取るように構成された論理725は、ディスプレイ画面(タッチスクリーンを実装した場合)、キーパッドなどを含むことができる。さらに別の例では、ローカルユーザ入力を受け取るように構成された論理725は、ローカルユーザをもたないネットワーク通信デバイス(たとえば、ネットワークスイッチやルータ、リモートサーバなど)のような、いくつかの通信デバイスに対しては省略されてよい。ローカルユーザ入力を受け取るように構成された論理725は、実行されると、ローカルユーザ入力を受け取るように構成された論理725の関連ハードウェアがその入力受取機能を実行することを可能にする、ソフトウェアも含み得る。しかしながら、ローカルユーザ入力を受け取るように構成された論理725は、ソフトウェア単体に対応するのではなく、ローカルユーザ入力を受け取るように構成された論理725は、その機能を達成するためのハードウェアに少なくとも部分的に依拠する。
図7を参照すると、705〜725の構成された論理は、図7では別個のまたは相異なるブロックとして示されているが、それぞれの構成された論理がその機能を実行するためのハードウェアおよび/またはソフトウェアは、部分的に重複し得ることが諒解されよう。たとえば、705〜725の構成された論理の機能を支援するために使用されるいずれのソフトウェアも、情報を記憶するように構成された論理715に関連付けられた非一時的メモリに記憶され得るので、705〜725の構成された論理は各々、それらの機能(すなわち、この場合、ソフトウェア実行)を、情報を記憶するように構成された論理705によって記憶されたソフトウェアの動作に部分的に基づいて実行する。同様に、構成された論理のうちの1つに直接関連付けられたハードウェアは、時々、他の構成された論理によって借用または使用され得る。たとえば、情報を処理するように構成された論理710のプロセッサは、データを、情報を受信および/または送信するように構成された論理705によって送信される前に、適切な形式にフォーマットすることができるので、情報を受信および/または送信するように構成された論理705は、その機能(すなわち、この場合、データの送信)を、情報を処理するように構成された論理710に関連付けられたハードウェア(すなわち、プロセッサ)の動作に部分的に基づいて実行する。さらに、705から725の構成された論理または「ように構成された論理」は、特定の論理ゲートまたは論理要素に限定されるのではなく、一般に、本明細書で説明された機能を、(ハードウェアまたはハードウェアとソフトウェアの組合せのいずれかを介して)実行するための能力を指す。したがって、705から725の構成された論理または「ように構成された論理」は、「論理」という言葉を共有するにもかかわらず、必ずしも論理ゲートまたは論理要素として実装されるとは限らない。構成された論理705〜725の間の他の対話または協働が、以下でより詳しく説明される実施形態の検討から、当業者には明らかになるであろう。
通常、セルラー/ワイヤレスネットワーク上のE-MBMSサービスにおける様々なストリームは、オーバージエア(OTA)リソースおよびネットワークリンクを共有する。一方、複数のデータストリームが同じターゲットエリア(またはMSFBN)上でブロードキャスト/マルチキャストされるとき、各アプリケーションストリームは、それ自体のトランスポートヘッダおよびネットワークヘッダ、たとえばIPヘッダおよびTCP/UDPヘッダを割り振られる。これらのネットワークヘッダおよびトランスポートヘッダは、ネットワーク層とトランスポート層の両方で、利用可能な帯域幅の相当な割合を消費する。この帯域幅オーバーヘッドは、この帯域幅でサポートされ得る実際のアプリケーションペイロードまたは様々なアプリケーションストリームの数を制限する。複数のストリームが共通のリンクを有するという知識を踏まえ、本発明の実施形態は、いくつかのネットワークヘッダおよびトランスポートヘッダを低減および/または除去して、帯域幅効率を改善し、同じ帯域幅内のアプリケーションペイロードまたはアプリケーションストリームの数を改善することを対象とする。
図8に、本発明の一実施形態による、アプリケーションサーバ550、BM-SC536およびパケットデータサービングノードまたはパケットデータネットワークゲートウェイ(PDSN/PGW)536'の間の例示的なインターフェースを示す。特に図8では、図5Bによるアプリケーションサーバ550が、複数の異なるアプリケーションサーバ550-1...550-N(N>1)として示されている。アプリケーションサーバ550-1...550-Nの各々は、異なるE-MBMSおよび/またはユニキャストサービスに関連付けられる。たとえば、アプリケーションサーバ550-1は、所与の地理的エリアにおける緊急対応者のためのディスパッチサービスをサポートするように構成されてよく、アプリケーションサーバ550-2は、所与の地理的エリアにおけるメディアコンテンツプログラムまたはチャネル(たとえば、ESPN、HBOなど)の配信をサポートするように構成されてよく、以下同様である。
図5Bでは、アプリケーションサーバ550がBM-SC536への直接接続を有するように示され、各アプリケーションサーバ550がBM-SC536へのそれ自体のIP/UDP接続を有することが暗示されている。図8では、アプリケーションサーバ550-1...550-Nは図5Bの場合のようにBM-SC536への直接接続を有するが、アプリケーションサーバ550-1...550-Nはストリームマルチプレクサ800およびPDSN/PGW536'にも接続される。ストリームマルチプレクサ800は、リモートサーバもしくは独立サーバとして、またはアプリケーションサーバ550の一部として実装され得る。図9A〜図9Bに関してより詳しく後述するように、ストリームマルチプレクサ800は、単一のアプリケーションサーバまたは様々なアプリケーションサーバからの複数のE-MBMSストリーム(またはフロー)を、BM-SC536への配信のために単一のIP/UDPリンクに選択的に多重化するか、あるいは1つまたは複数のアプリケーションサーバからの複数のユニキャストストリーム(またはフロー)を、PDSN/PGW536'への配信のために単一のIP/UDPリンクに選択的に多重化するように構成される。これにより、複数のE-MBMSストリームは、共通の一時モバイルグループ識別子(TMGI:temporary mobile group identity)、共通のIP/UDPリンクを共有できるようになり、それによって個別のeノードBにおいて、共通の物理チャネルリソース(すなわち、共通のサブフレーム)を共有できるようになる。また、これにより、複数のユニキャストストリームは、共通のIP/UDPリンクを共有できるようになり、それによって個別のeノードBにおいて、共通の物理チャネルリソース(すなわち、共通のサブフレーム)を共有できるようになる。以下でより詳細に説明するように、多重化するに値するとアプリケーションサーバによって判断されたユニキャストデータまたはマルチキャストデータは、ストリームマルチプレクサ800にルーティングされてよく、ストリームマルチプレクサ800は着信データを多重化し、次いで多重化されたデータをターゲットBM-SC536またはPDSN/PGW536'に転送する。一方、(少なくとも、送信のために1つまたは複数のターゲットエリア内で)多重化するに値しないとアプリケーションサーバによって判断されたユニキャストデータまたはマルチキャストデータは、ターゲットBM-SC536またはPDSN/PGW536'に直接転送されてよい。
図9Aおよび9Bに、本発明の一実施形態による、異なるデータストリームに関連するデータを単一のマルチキャストストリームに多重化する一例を示す。
図9Aを参照すると、アプリケーションサーバ550-1...550-Nは、複数の異なるデータストリームに関連するデータをストリームマルチプレクサ800に提供する(900A)。たとえば、900Aにおいて提供される複数の異なるデータストリームは、単一のE-MBMSサービス(たとえば、メディアおよび制御部分)、様々なE-MBMSサービス、ユニキャストサービスなどに関連付けられ得る。図9Bは、図9Aの900Aが実施され得る方法の例を示しており、発信側UE520がユニキャストメディアを、E-MBMSストリームとしてマルチキャストグループに送信するためにアプリケーションサーバ550-1に提供し(900B)、次いでアプリケーションサーバ550-1がユニキャストメディアをストリームマルチプレクサ800に転送する(905B)。また、E-MBMSストリームに関連するシグナリング情報が、アプリケーションサーバ550-2によって送られ得る(910Bおよび915B)。
ストリームマルチプレクサ800は、複数のデータストリームに関連するデータを受信した後、それぞれのストリームをターゲットUEにマルチキャストを介して送信するか、それともユニキャストを介して送信するかを決定する(905A)。この決定は、ターゲットUEがコロケートされ、マルチキャストトラフィックを受信することが可能であるかどうかに基づく。905Aにおいてストリームマルチプレクサ800が、IPユニキャストを介して送信することを決定した場合、プロセスは図9Cの900Cに進み、着信データが多重化され、次いでユニキャストを介してターゲットUEに送信される。一方、905Aにおいてストリームマルチプレクサ800が、IPマルチキャストを介して送信することを決定した場合、ストリームマルチプレクサ800は、それぞれのデータストリームをマルチキャストするためにターゲットエリアを識別する(915A)。たとえば、915Aにおいて、ストリームマルチプレクサ800は、第1のデータストリームをMBSFN1に向けること、第2のデータストリームをMBSFN1に向けること、第3のデータストリームをMBSFN2に向けることなどを決定することができる。
図9Aを参照すると、900Aにおいて到着するそれぞれのデータストリームごとのデータパケットが、それら自体のストリーム固有のIPアドレスおよびUDPアドレスに関連付けられることが諒解されよう。図9Aの実施形態では、これらのデータパケットをそれらのストリーム固有のIPアドレスおよびUDPアドレスをそのままにして別個にBM-SC536に転送するだけとする代わりに、920Aにおいて、同じMBSFNエリアに向けられた別個のデータストリームのデータパケットのIPヘッダおよびUDPヘッダが取り除かれるか、または除去される。次いで、925Aにおいて、取り除かれたデータパケットのペイロード部分が、共通のIP/UDPアドレスを有する単一のデータパケットにマージされる。さらに、925Aにおいて、取り除かれたデータパケットと同じターゲットMBSFNエリアにすでに配信されている既存のマルチキャストストリームがある場合、取り除かれたデータパケットがさらに、これらの既存のマルチキャストストリームともマージされ得る。諒解されるように、複数のマルチキャストストリームからのデータパケットのペイロードをマージすることで、それら自体のIP/UDPアドレスを有する別個のヘッダを有するこれらのデータストリームの各々を送ることに関連するオーバーヘッドが減る。
図9B内に、925Aの多重化手順がより詳細に示されている。図9Bを参照すると、メディアおよびシグナリングストリーム905B〜915Bがストリームマルチプレクサ800に到着し、他の着信データストリーム(図示せず)とともにストリームバッファ920B〜940Bに追加される。ストリームマルチプレクサ800は、これらのバッファされたバケットからのデータペイロードを、BM-MS536への配信のために共通のIP/UDPアドレスを有するパケットに選択的にマージする(945B)。図9Bの実施形態では、メディアストリーム905Bならびにシグナリングストリーム910Bおよび915Bが同じターゲットMBSFNエリアに向けられていると仮定して、945Bにおいてこれらのメディアストリームが多重化される。この選択的多重化は、一例では同期パケット950Bを介してターゲットUEに伝えられてよく、この同期パケット950Bは、着信データストリームのそれぞれのターゲットMBSFNエリアを識別し比較することを担うストリームマルチプレクサ800における論理によって生成され得る。以下でより詳細に説明するように、同期パケット950Bが、関連する多重化されたデータストリームのターゲットUEに、イベント主導で(たとえば、データストリームが追加もしくは除去されたとき、データストリームが再構成されたとき、ビットマスクマッピングが変化したときなどのような、多重化形式が変化するたびに)かつ/または周期的に送られ得る。
図9Bにおいて、955Bは、特定のマルチキャストストリームのマージまたは多重化されたパケットの一例を示している。図9Bに示すように、ストリームマルチプレクサ800における着信データパケットからの元のIP/UDPアドレス960Bが除去され、内包されているそれぞれのデータペイロードのすべてについて共通のIP/UDPアドレス963Bに置き換えられる。多重化されたパケット955Bはさらに、多重化されたIP/UDPパケット955Bのそれぞれのペイロード部分のソースに関してターゲットUEに指示するビットマスク965Bを含む。たとえば、ビットマスク965Bは、ペイロード部分975Bがマルチキャストストリーム1(たとえば、メディアペイロードデータ)に関連付けられること、ペイロード部分977Bがマルチキャストストリーム2(たとえば、シグナリングペイロードデータ)に関連付けられること、ペイロード部分979Bがマルチキャストストリーム3(たとえば、シグナリングペイロードデータ)に関連付けられること、などを示す。
図9Aに戻ると、925Aにおいてデータストリームを選択的に多重化した後、ストリームマルチプレクサ800は多重化されたデータパケットをBM-SC536に配信する(930A)。次にBM-SC536は、多重化されたデータパケットをそれらのそれぞれのターゲットMBSFNエリアに配信する(935A)。ターゲットMBSFNエリア内の少なくとも1つのターゲットUE522は、多重化されたデータパケットを受信し、そのヘッダを復号する(940A)。940Aによるヘッダ復号に基づいて、ターゲットUEは、内包されているペイロード部分のうちの1つまたは複数に関するターゲットであるかどうかを判断する(945A)。たとえば、ターゲットUEは、多重化されたデータパケットのヘッダからのビットマスク965Bを評価して、それぞれのペイロード部分に関連するサービスを識別し、次いでUEが関連するサービスに関心があるかどうかを判断することができる。上記で説明したように、同期パケット950Bは、ストリーム識別情報に対するビットマスクにおけるビットのマッピングをもたらす。さらに、新しいストリームが多重化されたか、または多重化から除去されたとき、マッピングを更新するために同期パケット950Bが送られる。たとえば、特定のストリームのデータが含まれているとき、ビットマスク965Bの対応するビット位置が1にセットされる。こうして、965Bにおけるビット位置#1が、多重化されたパケットにメディアストリーム920Bがデータを有することを示すように1にセットされ、965Bにおけるビット位置#2が、多重化されたパケットにストリーム925Bがデータを有しないことを示すように0にセットされ、以下同様である。図9Bにおいて、タイムライン985Bは、(特定のパケットにおいて多重化されているストリームの数に部分的に基づいてペイロードレベルが異なる)多重化されたパケットの送信とともに同期パケット950Bの送信を示す。図9Aを参照すると、ターゲットUEが、945Aにおいて多重化されたデータパケットに含まれているペイロードのいずれにも関心がないと判断した場合、ターゲットUEは多重化されたデータパケットを無視し、それをさらに復号することはしない(950A)。一方、ターゲットUEが、945Aにおいて多重化されたデータパケットに含まれているペイロードのうちの少なくとも1つに関心があると判断した場合、ターゲットUEは、関連するペイロード部分を復号し、復号されたペイロード部分を、さらなる処理のためにターゲットUEの上位の層に転送する(955A)。
図9Cおよび図9Dに、本発明の一実施形態による、異なるデータストリームに関連するデータを単一のユニキャストストリームに多重化する一例を示す。特に図9Cは、(たとえば、ターゲットUEが十分にコロケートされていない場合に)IPマルチキャストの代わりにIPユニキャストを介して送信することをストリームマルチプレクサが決定した場合にデータストリームを多重化する手順を示す。
図9Cを参照すると、図9Aの905Aにおいてユニキャストを介して多重化されるべきデータストリームセットを送信することを決定した後、ストリームマルチプレクサ800は、ユニキャスト送信のためにターゲットPDSN/PGW 536'を識別する(900C)。
図9Cを参照すると、図9Aの920Aと同様に、900Aにおいて到着するそれぞれのデータストリームごとのデータパケットが、それら自体のストリーム固有のIPアドレスおよびUDPアドレスに関連付けられることが諒解されよう。図9Cの実施形態では、これらのデータパケットをそれらのストリーム固有のIPアドレスおよびUDPアドレスをそのままにして別個にPDSN/PGW536'に転送するだけとする代わりに、905Cにおいて、同じターゲットUEに向けられた別個のデータストリームのデータパケットのIPヘッダおよびUDPヘッダが取り除かれるか、または除去される。次いで、910Cにおいて、取り除かれたデータパケットのペイロード部分が、共通のIP/UDPアドレスを有する単一のユニキャストデータパケットにマージされる。さらに、910Cにおいて、取り除かれたデータパケットと同じターゲットUEにすでに配信されている既存のユニキャストストリームがある場合、取り除かれたデータパケットがさらに、これらの既存のユニキャストストリームともマージされ得る。諒解されるように、複数のユニキャストストリームからのデータパケットのペイロードをマージすることで、それら自体のIP/UDPアドレスを有する別個のヘッダを有するこれらのデータストリームの各々を送ることに関連するオーバーヘッドが減る。
図9D内に、910Cの多重化手順がより詳細に示されている。図9BからのBM-SC536が図9DではPDSN/PGW536'に置き換えられて、多重化されたユニキャストデータパケットが、MBMSトラフィックのマルチキャストを受信するBM-SC 536の代わりに、それらのターゲットUEへの送信のためにPDSN/PGW536'に転送されることを示すことを除いて、図9Dは図9Bと同じである。ユニキャストとマルチキャストとの区別は別として、図9Dは図9Bに非常に似ており、ペイロードがマルチキャスト送信向けであるか、それともユニキャスト送信向けであるかに関係なく、それぞれの多重化は同様に発生し得る。
図9Cに戻ると、910Cにおいてデータストリームを選択的に多重化した後、ストリームマルチプレクサ800は多重化されたデータパケットをPDSN/PGW536'に配信する。次にPDSN/PGW536'は、多重化されたデータパケットを、IPユニキャストを介したターゲットUEへの送信のためにそれのそれぞれのターゲットノードBに配信する(920C)。少なくとも1つのターゲットUE522は、多重化されたデータパケットを受信し、そのヘッダを復号する(925C)。925Cの復号後、930C〜940Cは、図9Aの945A〜955Aに対応しており、したがって、簡潔のためにさらに説明しない。
図10Aに、図9Bまたは図9Dによるマージまたは多重化されたパケット955Bおよび955Dに関する代替構成を示す。図10Aを参照すると、マージまたは多重化されたパケット955Bおよび955Dと同様に、図10Aのマージまたは多重化されたパケット1000Aは、ストリームマルチプレクサ800によって多重化されている着信データパケットの元のIP/UDPアドレス1005Aを省き、代わりに、図9Bの963Bまたは図9Dの963Dと同様に共通のIP/UDPアドレス1010Aを含む。パケット1000Aはさらに、多重化されたペイロード部分1020Aを含み、多重化されたペイロード部分1020Aは、多重化されたペイロード部分1020AにおけるIPフラグメントの数(すなわち、パケットにおけるペイロード部分を有する異なるストリームの数)を示すフィールド1025Aを含む。図10Aの例では、パケット1000Aが、それぞれ図9Bによるマルチキャストストリーム1、2および3に関連付けられる3つのIPフラグメント1030A、1035Aおよび1045Aを含むと仮定する。
第1のIPフラグメント1030Aは、第1のIPフラグメント1030Aの長さを示すストリームの長さフィールド1050A、図9Aの920Aまたは図9Cの905Cにおいて取り除かれたストリーム1パケットのIP/UDPヘッダを表すビットマスク1055A、および(図9Bの975Bと同様の)ストリーム1パケットのペイロード1060Aを含む。第2のIPフラグメント1035Aは、第2のIPフラグメント1035Aの長さを示すストリームの長さフィールド1065A、図9Aの920Aまたは図9Cの905Cにおいて取り除かれたストリーム2パケットのIP/UDPヘッダを表すビットマスク1070A、および(図9Bの977Bと同様の)ストリーム2パケットのペイロード1075Aを含む。第3のIPフラグメント1045Aは、第3のIPフラグメント1045Aの長さを示すストリームの長さフィールド1080A、図9Aの920Aまたは図9Cの905Cにおいて取り除かれたストリーム3パケットに関連するIP/UDPヘッダのビットマスク1085A、および(図9Bの979Bと同様の)ストリーム3パケットのペイロード1090Aを含む。
それぞれのストリームに関するビットマスク1055A、1070Aおよび1085Aは、それぞれ、図9Bおよび図9Dのビットマスク965Bまたは965Dと同様である。一例では、同期パケット(たとえば、図9Bの950Bまたは図9Dの950D)中に含まれる情報に基づいて、マージまたは多重化されたパケットのターゲットUEによって確認され得る関連性に基づいて、ストリーム1のIP/UDPヘッダにビットマスク1055Aがマップされてよく、以下同様である。こうして、同期パケット950BはターゲットUEに、ストリーム1のIP/UDPアドレスにビットマスク「1010111」がマップされていることなどを通知することができる。代替として、ビットマスクとIP/UDPアドレスとの間のマッピングは、マージまたは多重化されたパケット1000Aの実際のルーティングに使用された共通のIP/UDPヘッダ部分1010Aとは別個であるヘッダフィールドなど、マージまたは多重化されたパケット中に埋め込まれ得る。
図10Bに、本発明の一実施形態による、図10Aに示すように構成された多重化されたデータパケットに関する図9Aの955Aおよび/または図9Cの905Cで発生する復号演算を示す。図10Bの復号演算は、復号を実行しているUEの論理アーキテクチャ1000Bを介して示される。図10Bでは、多重化されたデータパケット1000AがUEのパケット受信機1005Bにおいて受信され、デマルチプレクサモジュール1010Bに渡される。デマルチプレクサモジュール1010Bは、多重化されたデータパケット1000Aの多重化されたペイロード1020Aを評価して、多重化されたペイロード1020AにおけるそれぞれのIPフラグメントのIP/UDPヘッダおよびペイロード部分を再構築する。たとえば、デマルチプレクサモジュール1010Bは、IPフラグメントの数フィールド1025Aを評価して、多重化されたペイロード1020Aに含まれているIPフラグメントの数を判断し、次いで長さフィールド1050A、1065Aおよび1080Aを評価して、各々のストリーム固有のペイロード部分(1060A、1075Aおよび1090A)のビットを抽出する一方、ビットマスク1055A、1070Aおよび1085Aに基づいて各々のストリーム固有のペイロード部分を識別する。ビットマスク1055A、1070Aおよび1085Aは、それぞれのストリーム固有のペイロード部分に関連する対応するIP/UDPヘッダを調べるために使用される。
デマルチプレクサモジュール1010Bがストリーム固有のペイロードを抽出した後、デマルチプレクサモジュール1010Bは、それぞれのストリーム固有のペイロードを、さらなる処理のためにストリーム固有のモジュールに渡す。図10Bでは、多重化されたペイロード1020Aがストリーム1、2および3に関するストリーム固有のペイロード部分を含むこと、UEがストリーム1および2に関心があるが、ストリーム3に関心がないこと、ならびにUEがストリーム5にも関心があることを仮定する。これらの仮定の下で、デマルチプレクサモジュール1010Bは、ストリーム1に関する抽出された情報1015Bを、ストリーム1に関するIPおよびポート番号モジュール1020Bに渡し、次にIPおよびポート番号モジュール1020Bは、ストリーム1に関するペイロードメディアを、ストリーム1に割り当てられたデバイスリソース1025B(たとえば、プロセッサ、スピーカー、ディスプレイなど)に送り、デマルチプレクサモジュール1010Bはまた、ストリーム2に関する抽出された情報1030Bを、ストリーム2に関するIPおよびポート番号モジュール1035Bに渡し、次にIPおよびポート番号モジュール1035Bは、ストリーム2に関するペイロードメディアを、ストリーム2に割り当てられたデバイスリソース1040B(たとえば、プロセッサ、スピーカー、ディスプレイなど)に送る。UEの論理アーキテクチャ1000Bには、ストリーム5に関するIPおよびポート番号モジュール1045Bおよびストリーム5のメディア再生に関連するデバイスリソース1050Bも示されている。しかしながら、多重化されたパケット1000Aはストリーム5に関するペイロード部分を含んでいないので、図10Bにおける処理および/または再生のためにストリーム5に関するIPおよびポート番号モジュール1045Bおよび/またはデバイスリソース1050Bにペイロードはまったく渡されない。
本明細書で開示された実施形態と関連して説明された方法、シーケンス、および/またはアルゴリズムは、ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはその2つの組合せで直接具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD-ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。
したがって、本発明の一実施形態は、発展型マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(E-MBMS)上のグループ通信のための方法を実施するコンピュータ可読媒体を含むことができる。したがって、本発明は図示の例に限定されず、本明細書で説明した機能を実行するためのいかなる手段も、本発明の実施形態中に含まれる。
上記の開示は本発明の例示的な実施形態を示すが、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲から逸脱することなく、本明細書において様々な変更および修正を行えることに留意されたい。本明細書で説明された本発明の実施形態による方法クレームの機能、ステップおよび/または動作は、特定の順序で実行されなくてもよい。さらに、本発明の要素は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。
100 セルラー通信システム、システム、アクセスネットワーク
102 地理的エリア
104a より小さいエリア
104b より小さいエリア
104c より小さいエリア
110 ノードB、eノードB
110a ノードB
110b ノードB
110c ノードB
120 UE
130 ネットワークコントローラ
150 アプリケーションサーバ
175 インターネット
200 送信構造
410 時間周波数ブロック
412 時間周波数ブロック
414 時間周波数ブロック
416 時間周波数ブロック
500 MBMSサービスエリア
501 MBSFNエリア1、ブロードキャスト領域、ブロードキャストエリア
502 MBSFNエリア2、ブロードキャスト領域、ブロードキャストエリア
510 eノードB、eNB
520 発信者/話者、UE、発信側UE
522 ターゲットUE
530 コアネットワーク
532 MME
534 E-MBMSゲートウェイ、EMBS GW、E-MBMS-GW
536 ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM-SC)
536' パケットデータサービングノードまたはパケットデータネットワークゲートウェイ(PDSN/PGW)、ターゲットPDSN/PGW
550 アプリケーションサーバ
550-1...550-N アプリケーションサーバ
550-1 アプリケーションサーバ
550-2 アプリケーションサーバ
552 ユニキャストパケット
554 マルチキャストパケット
562 E-MBMSフロー
564 E-MBMSフロー
570 コンテンツプロバイダ、コンテンツサーバ
612 データソース
620 送信プロセッサ
630 送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ
632 変調器、復調器
632a〜632t 変調器(MOD)
634 アンテナ
634a〜634t アンテナ
636 MIMO検出器
638 受信プロセッサ
640 コントローラ/プロセッサ
642 メモリ
644 スケジューラ
652a〜652r アンテナ
654 復調器
654a〜654r 復調器(DEMOD)、変調器
660 MIMO検出器
670 受信プロセッサ
672 データシンク
678 データソース
680 送信プロセッサ
682 TX MIMOプロセッサ
690 コントローラ/プロセッサ
692 メモリ
700 通信デバイス
800 ストリームマルチプレクサ
905B メディアストリーム
910B シグナリングストリーム
915B シグナリングストリーム
920B メディアストリーム
925B ストリーム
920B〜940B ストリームバッファ
950B 同期パケット
955B 多重化されたパケット、多重化されたIP/UDPパケット、マージまたは多重化されたパケット
960B 元のIP/UDPアドレス
963B 共通のIP/UDPアドレス
965B ビットマスク
975B ペイロード部分
977B ペイロード部分
979B ペイロード部分
985B タイムライン
955D マージまたは多重化されたパケット
965D ビットマスク
1000A マージまたは多重化されたパケット、パケット、多重化されたデータパケット、多重化されたパケット
1005A 元のIP/UDPアドレス
1010A 共通のIP/UDPアドレス、共通のIP/UDPヘッダ部分
1020A 多重化されたペイロード部分、多重化されたペイロード
1025A フィールド、IPフラグメントの数フィールド
1030A IPフラグメント、第1のIPフラグメント
1035A IPフラグメント、第2のIPフラグメント
1045A IPフラグメント、第3のIPフラグメント
1050A ストリームの長さフィールド、長さフィールド
1055A ビットマスク
1060A ペイロード
1065A ストリームの長さフィールド、長さフィールド
1070A ビットマスク
1075A ペイロード
1080A ストリームの長さフィールド、長さフィールド
1085A ビットマスク
1090A ペイロード
1000B 論理アーキテクチャ
1005B パケット受信機
1010B デマルチプレクサモジュール
1015B 抽出された情報
1020B IPおよびポート番号モジュール
1025B デバイスリソース
1030B 抽出された情報
1035B IPおよびポート番号モジュール
1040B デバイスリソース
1045B IPおよびポート番号モジュール
1050B デバイスリソース

Claims (50)

  1. ストリームセットを1つまたは複数のターゲットデバイスへの配信のために単一の出力ストリームに多重化するように構成されたネットワークデバイスを動作させる方法であって、
    複数の異なるストリームのうちの1つに各々関連付けられる複数のデータパケットを取得するステップであって、前記複数の取得されたデータパケットの各々は、ストリーム固有のルーティング情報を有するヘッダ部分を含む、ステップと、
    前記複数の取得されたデータパケットは共通のターゲットエリアに配信されることになると判断するステップと、
    前記複数の取得されたデータパケットから前記ストリーム固有のルーティング情報を取り除いて、複数のストリーム固有のペイロード部分を生成するステップと、
    前記複数の取得されたデータパケットの前記ヘッダ部分からの前記ストリーム固有のルーティング情報を無効にする前記複数の異なるストリームに関する共通のルーティング情報を共通のヘッダ部分に含むストリーム多重化されたデータパケットの共有ペイロード部分に、少なくとも前記ストリーム固有のペイロード部分をマージするステップであって、前記ストリーム多重化されたデータパケットは、前記共有ペイロード部分における前記ストリーム固有のペイロード部分を前記複数の異なるストリームにマップするストリームマッピング情報を含む、ステップと、
    前記ストリーム多重化されたデータパケットを、前記共通のターゲットエリア内の1つまたは複数のターゲットユーザ機器(UE)に前記ストリーム多重化されたデータパケットの送信を処理するように構成されたネットワークエンティティに配信するステップと
    を備える方法。
  2. 前記複数の取得されたデータパケットに関する前記ストリーム固有のルーティング情報は、異なるインターネットプロトコル/ユーザデータグラムプロトコル(IP/UDP)アドレスセットに対応し、
    前記ストリーム多重化されたデータパケットに関する前記共通のルーティング情報は、単一のIP/UDPアドレスセットを使用する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の取得されたデータパケットを、インターネットプロトコル(IP)マルチキャスティングプロトコルを介して前記共通のターゲットエリアにおける前記1つまたは複数のターゲットユーザ機器(UE)に送信することを決定するステップ
    をさらに備え、
    前記配信するステップは、前記ストリーム多重化されたデータパケットを、前記共通のターゲットエリア内のIPマルチキャスト送信のためにマルチキャストネットワーク管理ノードに配信する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記複数の取得されたデータパケットを、前記IPマルチキャスティングプロトコルを介して前記1つまたは複数のターゲットUEに送信することの前記決定は、前記1つまたは複数のターゲットUEがコロケートされているかどうかに基づく、請求項3に記載の方法。
  5. 前記マルチキャストネットワーク管理ノードは、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM-SC)に対応する、請求項3に記載の方法。
  6. 前記複数の取得されたデータパケットを、インターネットプロトコル(IP)ユニキャスティングプロトコルを介して前記共通のターゲットエリアにおける前記1つまたは複数のターゲットユーザ機器(UE)に送信することを決定するステップ
    をさらに備え、
    前記配信するステップは、前記ストリーム多重化されたデータパケットを、前記共通のターゲットエリア内のIPユニキャスト送信のためにユニキャストネットワーク管理ノードに配信する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記複数の取得されたデータパケットを、前記IPユニキャスティングプロトコルを介して前記1つまたは複数のターゲットUEに送信することの前記決定は、前記1つまたは複数のターゲットUEがコロケートされているかどうかに基づく、請求項6に記載の方法。
  8. 前記ユニキャストネットワーク管理ノードは、パケットネットワークサービングノード(PDSN)またはパケットデータネットワークゲートウェイ(PGW)に対応する、請求項6に記載の方法。
  9. 前記1つまたは複数のターゲットUEは複数のターゲットUEに対応する、請求項6に記載の方法。
  10. 前記複数のターゲットUEのうちの2つ以上は、前記複数の異なるストリームの異なるセットに関心があると予想される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記ストリームマッピング情報は、前記共有ペイロード部分における前記ストリーム固有のペイロード部分の各々に関して、そのストリーム固有のペイロード部分におけるペイロードデータを有する関連するストリームを識別するビットマスク情報に対応する、請求項1に記載の方法。
  12. 前記複数の取得されたデータパケットのうちの2つ以上は、異なるターゲットUEセットに向けられている、請求項1に記載の方法。
  13. 前記ストリーム多重化されたデータパケットのために前記1つまたは複数のターゲットユーザ機器(UE)に同期パケットを送信するステップ
    をさらに備え、
    前記同期パケットは、前記ストリームマッピング情報が、前記共有ペイロード部分の前記ストリーム固有のペイロード部分を前記複数の異なるストリームにマップするように構成される方法を示す、請求項1に記載の方法。
  14. 前記ストリームマッピング情報は、前記共有ペイロード部分の前記ストリーム固有のペイロード部分の各々に関して、そのストリーム固有のペイロード部分におけるペイロードデータを有する関連するストリームを識別するビットマスク情報に対応し、
    前記同期パケットは、前記複数の異なるストリームを識別するために前記ビットマスク情報において使用されるように構成されたビットマスク識別子を示す、請求項13に記載の方法。
  15. 前記同期パケットは、前記ストリームマッピング情報の変化に応答して再送信される、請求項13に記載の方法。
  16. 前記同期パケットは、所与のストリームが前記ストリーム多重化されたデータパケットから除去されたこと、または前記ストリーム多重化されたデータパケットに追加されたことに応答して送信される、請求項13に記載の方法。
  17. 前記複数の異なるストリームのうちの少なくとも1つはマルチキャストストリームに対応する、請求項1に記載の方法。
  18. 前記複数の異なるストリームの各々は、前記共通のターゲットエリアにおいて搬送されている異なる発展型マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(E-MBMS)サービスに関連付けられる、請求項17に記載の方法。
  19. 前記複数の異なるストリームのうちの少なくとも1つはユニキャストストリームに対応する、請求項1に記載の方法。
  20. 前記複数の異なるストリームのうちの少なくとも1つはマルチキャストストリームに対応する、請求項19に記載の方法。
  21. 前記複数の取得されたデータパケットのうちの少なくとも1つは、前記共通のターゲットエリアに、また前記共通のターゲットエリアの外の少なくとも1つのターゲットエリアにも配信されることになり、前記方法は、
    前記少なくとも1つのデータパケットのストリーム固有のルーティング情報に基づいて、前記少なくとも1つのデータパケットを前記共通のターゲットエリアの外の前記少なくとも1つのターゲットエリアに配信するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  22. 前記マージするステップは、前記共通のターゲットエリアにおいて搬送されている1つまたは複数の他のユニキャストストリームおよび/またはマルチキャストストリームに関する1つまたは複数の追加のペイロード部分を、前記ストリーム多重化されたデータパケットにマージするステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  23. 前記ストリーム固有のマッピング情報は、(i)前記ストリーム多重化されたデータパケットの前記共通のヘッダ部分、または(ii)前記ストリーム多重化されたデータパケットの前記共有ペイロード部分のいずれかに含まれる、請求項1に記載の方法。
  24. 前記ストリーム固有のマッピング情報は、前記ストリーム多重化されたデータパケットの前記共有ペイロード部分に含まれる、請求項23に記載の方法。
  25. 前記共有ペイロード部分は、
    前記ストリーム多重化されたデータパケットの前記共有ペイロード部分における前記ストリーム固有のペイロード部分の数を示すフィールドと、
    (i)前記ストリーム固有のペイロード部分の長さを示す長さフィールド、および(ii)関連するストリームに関する前記ストリーム固有のマッピング情報に関連する前記ストリーム固有のペイロード部分の各々と
    を含む、請求項24に記載の方法。
  26. 1つまたは複数のストリームを監視するように構成されたターゲットユーザ機器(UE)を動作させる方法であって、
    複数の異なるストリームに関連付けられるストリーム固有のペイロード部分を含む共有ペイロード部分および前記複数の異なるストリームに関する共通のヘッダ部分を含むストリーム多重化されたデータパケットを受信するステップであって、前記ストリーム多重化されたデータパケットは、前記共有ペイロード部分の前記ストリーム固有のペイロード部分を前記複数の異なるストリームにマップするストリームマッピング情報を含む、ステップと、
    前記ストリームマッピング情報に基づいて、前記複数の異なるストリームのうちの1つまたは複数が前記ターゲットUEに関連するかどうかを判断するステップと、
    前記判断に基づいて、前記1つまたは複数のストリームに対応する前記ストリーム固有のペイロード部分を選択的に復号し、処理するステップと
    を備え、前記受信するステップが、マルチキャストネットワーク管理ノードからインターネットプトロコル(IP)マルチキャスティングプロトコルを介して前記ストリーム多重化されたデータパケットを受信することを含み、前記マルチキャストネットワーク管理ノードが、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM-SC)に対応する、方法。
  27. 前記判断するステップは、
    前記ストリームマッピング情報に基づいて、前記ターゲットUEに関連する前記複数の異なるストリームからのストリームセットを識別するステップ
    を含み、
    前記選択的に復号し、処理するステップは、
    前記識別されたストリームセットに対応する前記ストリーム固有のペイロード部分を復号し、処理するステップ
    を含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記判断するステップは、
    前記ストリームマッピング情報に基づいて、前記複数の異なるストリームのいずれも前記ターゲットUEに関連しないと判断するステップ
    を含み、
    前記選択的に復号し、処理するステップは、
    前記複数の異なるストリームのいずれも前記ターゲットUEに関連しないとの前記判断に基づいて、前記ストリーム多重化されたデータパケットにおける前記ストリーム固有のペイロード部分のいずれも復号および処理を控えるステップ
    を含む、請求項26に記載の方法。
  29. 前記共通のヘッダ部分は単一のインターネットプロトコル/ユーザデータダイアグラムプロトコル(IP/UDP)アドレスセットを含む、請求項26に記載の方法。
  30. 前記ターゲットUEは、前記複数の異なるストリームのうちの1つまたは複数に関心があると各々予想されるいくつかの他のターゲットUEとコロケートされている、請求項26に記載の方法。
  31. 1つまたは複数のストリームを監視するように構成されたターゲットユーザ機器(UE)を動作させる方法であって、
    複数の異なるストリームに関連付けられるストリーム固有のペイロード部分を含む共有ペイロード部分および前記複数の異なるストリームに関する共通のヘッダ部分を含むストリーム多重化されたデータパケットを受信するステップであって、前記ストリーム多重化されたデータパケットは、前記共有ペイロード部分の前記ストリーム固有のペイロード部分を前記複数の異なるストリームにマップするストリームマッピング情報を含む、ステップと、
    前記ストリームマッピング情報に基づいて、前記複数の異なるストリームのうちの1つまたは複数が前記ターゲットUEに関連するかどうかを判断するステップと、
    前記判断に基づいて、前記1つまたは複数のストリームに対応する前記ストリーム固有のペイロード部分を選択的に復号し、処理するステップとを備え、前記受信するステップが、ユニキャストネットワーク管理ノードからインターネットプロトコル(IP)ユニキャスティングプロトコルを介して前記ストリーム多重化されたデータパケットを受信することを含み、
    前記ユニキャストネットワーク管理ノードは、パケットネットワークサービングノード(PDSN)またはパケットデータネットワークゲートウェイ(PGW)に対応する、方法。
  32. 前記複数の異なるストリームのすべてよりも少ないストリームが、前記ターゲットUEに関連すると判断され、
    前記ターゲットUEに関連しない任意のマルチキャストストリームは、前記ターゲットUEと1つまたは複数の異なるターゲットUEの両方を含む共通のターゲットエリアにおける前記1つまたは複数の異なるターゲットUEに関連する、請求項26に記載の方法。
  33. 前記ストリームマッピング情報は、前記共有ペイロード部分における前記ストリーム固有のペイロード部分の各々に関して、そのストリーム固有のペイロード部分におけるペイロードデータを有する前記関連するストリームを識別するビットマスク情報に対応する、請求項26に記載の方法。
  34. 1つまたは複数のストリームを監視するように構成されたターゲットユーザ機器(UE)を動作させる方法であって、
    複数の異なるストリームに関連付けられるストリーム固有のペイロード部分を含む共有ペイロード部分および前記複数の異なるストリームに関する共通のヘッダ部分を含むストリーム多重化されたデータパケットを受信するステップであって、前記ストリーム多重化されたデータパケットは、前記共有ペイロード部分の前記ストリーム固有のペイロード部分を前記複数の異なるストリームにマップするストリームマッピング情報を含む、ステップと、
    前記ストリームマッピング情報に基づいて、前記複数の異なるストリームのうちの1つまたは複数が前記ターゲットUEに関連するかどうかを判断するステップと、
    前記判断に基づいて、前記1つまたは複数のストリームに対応する前記ストリーム固有のペイロード部分を選択的に復号し、処理するステップと、
    前記ストリーム多重化されたデータパケットに関する同期パケットを受信するステップとを備え、
    前記同期パケットは、前記ストリームマッピング情報が、前記共有ペイロード部分の前記ストリーム固有のペイロード部分を前記複数の異なるストリームにマップするように構成される方法を示す、方法。
  35. 前記ストリームマッピング情報は、前記共有ペイロード部分の前記ストリーム固有のペイロード部分の各々に関して、そのストリーム固有のペイロード部分におけるペイロードデータを有する関連するストリームを識別するビットマスク情報に対応し、
    前記同期パケットは、前記複数の異なるストリームを識別するために前記ビットマスク情報において使用されるように構成されたビットマスク識別子を示す、請求項34に記載の方法。
  36. 前記同期パケットは、前記ストリームマッピング情報の変化に応答して受信される、請求項34に記載の方法。
  37. 前記同期パケットは、所与のストリームが前記ストリーム多重化されたパケットから除去されたこと、または前記ストリーム多重化されたデータパケットに追加されたことに応答して受信される、請求項34に記載の方法。
  38. 前記複数の異なるストリームのうちの少なくとも1つはマルチキャストストリームに対応する、請求項26に記載の方法。
  39. 前記複数の異なるストリームの各々は、共通のターゲットエリアにおいて搬送されている異なる発展型マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(E-MBMS)サービスに関連付けられる、請求項38に記載の方法。
  40. 前記ストリーム固有のマッピング情報は、(i)前記ストリーム多重化されたデータパケットの前記共通のヘッダ部分、または(ii)前記ストリーム多重化されたデータパケットの前記共有ペイロード部分のいずれかに含まれる、請求項26に記載の方法。
  41. 前記ストリーム固有のマッピング情報は、前記ストリーム多重化されたデータパケットの前記共有ペイロード部分に含まれる、請求項40に記載の方法。
  42. 前記共有ペイロード部分は、
    前記ストリーム多重化されたデータパケットの前記共有ペイロード部分における前記ストリーム固有のペイロード部分の数を示すフィールドと、
    (i)前記ストリーム固有のペイロード部分の長さを示す長さフィールド、および(ii)関連するストリームに関する前記ストリーム固有のマッピング情報、に関連する前記ストリーム固有のペイロード部分の各々
    を含む、請求項41に記載の方法。
  43. 前記選択的に復号し、処理するステップは、
    前記共有ペイロード部分を逆多重化して、前記ストリーム固有のペイロード部分の各々を抽出するステップと、
    前記ストリームマッピング情報を使用して、前記抽出されたストリーム固有のペイロード部分の各々を前記複数の異なるストリームにマップするステップと、
    前記ターゲットUEに関連すると判断された少なくとも1つのストリームにマップされた、前記抽出されたストリーム固有のペイロード部分のうちの少なくとも1つを識別するステップと、
    前記識別された少なくとも1つのストリーム固有のペイロード部分を復号し、処理するステップと
    を含む、請求項26に記載の方法。
  44. 前記判断するステップは、前記複数の異なるストリームのうちの少なくとも1つが前記ターゲットUEに関連すると判断し、
    前記ターゲットUEは、前記少なくとも1つの関連するストリームに関するインターネットプロトコル/ユーザデータグラムプロトコル(IP/UDP)アドレスを提供され、
    前記マップするステップは、前記複数の異なるストリームに関するIP/UDPアドレスを生成し、
    前記識別された少なくとも1つのストリーム固有のペイロード部分は、前記提供されたIP/UDPアドレスのいずれかと合致するIP/UDPアドレスのセットを有する任意のストリーム固有のペイロードを含む、請求項43に記載の方法。
  45. ストリームセットを1つまたは複数のターゲットデバイスへの配信のために単一の出力ストリームに多重化するように構成されたネットワークデバイスであって、
    複数の異なるストリームのうちの1つに各々関連付けられる複数のデータパケットを取得するための手段であって、前記複数の取得されたデータパケットの各々は、ストリーム固有のルーティング情報を有するヘッダ部分を含む、手段と、
    前記複数の取得されたデータパケットは共通のターゲットエリアに配信されることになると判断するための手段と、
    前記複数の取得されたデータパケットから前記ストリーム固有のルーティング情報を取り除いて、複数のストリーム固有のペイロード部分を生成するための手段と、
    前記複数の取得されたデータパケットの前記ヘッダ部分からの前記ストリーム固有のルーティング情報を無効にする前記複数の異なるストリームに関する共通のルーティング情報を共通のヘッダ部分に含むストリーム多重化されたデータパケットの共有ペイロード部分に、少なくとも前記ストリーム固有のペイロード部分をマージするための手段であって、前記ストリーム多重化されたデータパケットは、前記共有ペイロード部分における前記ストリーム固有のペイロード部分を前記複数の異なるストリームにマップするストリームマッピング情報を含む、手段と、
    前記ストリーム多重化されたデータパケットを、前記共通のターゲットエリア内の1つまたは複数のターゲットユーザ機器(UE)に前記ストリーム多重化されたデータパケットの送信を処理するように構成されたネットワークエンティティに配信するための手段と
    を備えるネットワークデバイス。
  46. 1つまたは複数のストリームを監視するように構成されたターゲットユーザ機器(UE)であって、
    複数の異なるストリームに関連付けられるストリーム固有のペイロード部分を含む共有ペイロード部分および前記複数の異なるストリームに関する共通のヘッダ部分を含むストリーム多重化されたデータパケットを受信するための手段であって、前記ストリーム多重化されたデータパケットは、前記共有ペイロード部分の前記ストリーム固有のペイロード部分を前記複数の異なるストリームにマップするストリームマッピング情報を含む、手段と、
    前記ストリームマッピング情報に基づいて、前記複数の異なるストリームのうちの1つまたは複数が前記ターゲットUEに関連するかどうかを判断するための手段と、
    前記判断に基づいて、前記1つまたは複数のストリームに対応する前記ストリーム固有のペイロード部分を選択的に復号し、処理するための手段と
    を備え、前記受信することが、マルチキャストネットワーク管理ノードからインターネットプトロコル(IP)マルチキャスティングプロトコルを介して前記ストリーム多重化されたデータパケットを受信することを含み、前記マルチキャストネットワーク管理ノードが、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM-SC)に対応する、ターゲットUE。
  47. ストリームセットを1つまたは複数のターゲットデバイスへの配信のために単一の出力ストリームに多重化するように構成されたネットワークデバイスであって、
    複数の異なるストリームのうちの1つに各々関連付けられる複数のデータパケットを取得するように構成された手段であって、前記複数の取得されたデータパケットの各々は、ストリーム固有のルーティング情報を有するヘッダ部分を含む、手段と、
    前記複数の取得されたデータパケットは共通のターゲットエリアに配信されることになると判断するように構成された手段と、
    前記複数の取得されたデータパケットから前記ストリーム固有のルーティング情報を取り除いて、複数のストリーム固有のペイロード部分を生成するように構成された手段と、
    前記複数の取得されたデータパケットの前記ヘッダ部分からの前記ストリーム固有のルーティング情報を無効にする前記複数の異なるストリームに関する共通のルーティング情報を共通のヘッダ部分に含むストリーム多重化されたデータパケットの共有ペイロード部分に、少なくとも前記ストリーム固有のペイロード部分を、マージするように構成された手段であって、前記ストリーム多重化されたデータパケットは、前記共有ペイロード部分における前記ストリーム固有のペイロード部分を前記複数の異なるストリームにマップするストリームマッピング情報を含む、手段と、
    前記ストリーム多重化されたデータパケットを、前記共通のターゲットエリア内のに1つまたは複数のターゲットユーザ機器(UE)に前記ストリーム多重化されたデータパケットの送信を処理するように構成されたネットワークエンティティに配信するように構成された手段と
    を備えるネットワークデバイス。
  48. 1つまたは複数のストリームを監視するように構成されたターゲットユーザ機器(UE)であって、
    複数の異なるストリームに関連付けられるストリーム固有のペイロード部分を含む共有ペイロード部分および前記複数の異なるストリームに関する共通のヘッダ部分を含むストリーム多重化されたデータパケットを受信するように構成された手段であって、前記ストリーム多重化されたデータパケットは、前記共有ペイロード部分の前記ストリーム固有のペイロード部分を前記複数の異なるストリームにマップするストリームマッピング情報を含む、手段と、
    前記ストリームマッピング情報に基づいて、前記複数の異なるストリームのうちの1つまたは複数が前記ターゲットUEに関連するかどうかを判断するように構成された手段と、
    前記判断に基づいて、前記1つまたは複数のストリームに対応する前記ストリーム固有のペイロード部分を選択的に復号し、処理するように構成された手段と
    を備え、前記受信することが、マルチキャストネットワーク管理ノードからインターネットプトロコル(IP)マルチキャスティングプロトコルを介して前記ストリーム多重化されたデータパケットを受信することを含み、前記マルチキャストネットワーク管理ノードが、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM-SC)に対応する、ターゲットUE。
  49. ストリームセットを1つまたは複数のターゲットデバイスへの配信のために単一の出力ストリームに多重化するように構成されたネットワークデバイスによって実行されるとき前記ネットワークデバイスに動作を実行させる命令を記憶している、非一時的コンピュータ可読記録媒体であって、前記命令が、
    複数の異なるストリームのうちの1つに各々関連付けられる複数のデータパケットを取得することを前記ネットワークデバイスに行わせるための少なくとも1つの命令であって、前記複数の取得されたデータパケットの各々は、ストリーム固有のルーティング情報を有するヘッダ部分を含む、少なくとも1つの命令と、
    前記複数の取得されたデータパケットは共通のターゲットエリアに配信されることになると判断することを前記ネットワークデバイスに行わせるための少なくとも1つの命令と、
    前記複数の取得されたデータパケットから前記ストリーム固有のルーティング情報を取り除いて、複数のストリーム固有のペイロード部分を生成することを前記ネットワークデバイスに行わせるための少なくとも1つの命令と、
    前記複数の取得されたデータパケットの前記ヘッダ部分からの前記ストリーム固有のルーティング情報を無効にする前記複数の異なるストリームに関する共通のルーティング情報を共通のヘッダ部分に含むストリーム多重化されたデータパケットの共有ペイロード部分に、少なくとも前記ストリーム固有のペイロード部分をマージすることを前記ネットワークデバイスに行わせるための少なくとも1つの命令であって、前記ストリーム多重化されたデータパケットは、前記共有ペイロード部分における前記ストリーム固有のペイロード部分を前記複数の異なるストリームにマップするストリームマッピング情報を含む、少なくとも1つの命令と、
    前記ストリーム多重化されたデータパケットを、前記共通のターゲットエリア内の1つまたは複数のターゲットユーザ機器(UE)に前記ストリーム多重化されたデータパケットの送信を処理するように構成されたネットワークエンティティに配信することを前記ネットワークデバイスに行わせるための少なくとも1つの命令と
    を備える、非一時的コンピュータ可読記録媒体。
  50. 1つまたは複数のストリームを監視するように構成されたターゲットユーザ機器(UE)によって実行されるとき前記ターゲットUEに動作を実行させる命令を記憶している、非一時的コンピュータ可読記録媒体であって、前記命令が、
    複数の異なるストリームに関連付けられるストリーム固有のペイロード部分を含む共有ペイロード部分および前記複数の異なるストリームに関する共通のヘッダ部分を含むストリーム多重化されたデータパケットを受信することを前記ターゲットUEに行わせるための少なくとも1つの命令であって、前記ストリーム多重化されたデータパケットは、前記共有ペイロード部分の前記ストリーム固有のペイロード部分を前記複数の異なるストリームにマップするストリームマッピング情報を含む、少なくとも1つの命令と、
    前記ストリームマッピング情報に基づいて、前記複数の異なるストリームのうちの1つまたは複数が前記ターゲットUEに関連するかどうかを判断することを前記ターゲットUEに行わせるための少なくとも1つの命令と、
    前記判断に基づいて、前記1つまたは複数のストリームに対応する前記ストリーム固有のペイロード部分を選択的に復号し、処理することを前記ターゲットUEに行わせるための少なくとも1つの命令と
    を備え、前記受信することが、マルチキャストネットワーク管理ノードからインターネットプトロコル(IP)マルチキャスティングプロトコルを介して前記ストリーム多重化されたデータパケットを受信することを含み、前記マルチキャストネットワーク管理ノードが、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM-SC)に対応する、非一時的コンピュータ可読記録媒体。
JP2014550496A 2011-12-29 2012-12-28 通信ストリームの選択的多重化 Expired - Fee Related JP5791829B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161581581P 2011-12-29 2011-12-29
US61/581,581 2011-12-29
US13/726,604 US8929399B2 (en) 2011-12-29 2012-12-25 Selectively multiplexing communication streams
US13/726,604 2012-12-25
PCT/US2012/071997 WO2013102029A1 (en) 2011-12-29 2012-12-28 Selectively multiplexing communication streams

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015509314A JP2015509314A (ja) 2015-03-26
JP2015509314A5 JP2015509314A5 (ja) 2015-05-07
JP5791829B2 true JP5791829B2 (ja) 2015-10-07

Family

ID=48694733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014550496A Expired - Fee Related JP5791829B2 (ja) 2011-12-29 2012-12-28 通信ストリームの選択的多重化

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8929399B2 (ja)
EP (1) EP2798815B1 (ja)
JP (1) JP5791829B2 (ja)
CN (1) CN104025546B (ja)
IN (1) IN2014MN01490A (ja)
WO (1) WO2013102029A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8793745B2 (en) 2010-04-14 2014-07-29 Hughes Network Systems, Llc Method and apparatus for data rate controller for a code block multiplexing scheme
CN105099919B (zh) * 2014-05-15 2018-07-31 华为技术有限公司 报文处理方法及装置
CN105743822B (zh) * 2014-12-11 2019-04-19 华为技术有限公司 一种处理报文的方法及装置
CN105681335A (zh) * 2016-03-02 2016-06-15 臧利 基站数据处理方法及系统
WO2017167835A1 (en) 2016-03-31 2017-10-05 British Telecommunications Public Limited Company Mobile communications network
CN108781347B (zh) * 2016-03-31 2022-01-04 英国电讯有限公司 移动通信网络的基站、操作移动通信网络的基站的方法
WO2017167838A1 (en) 2016-03-31 2017-10-05 British Telecommunications Public Limited Company Mobile communications network
US10904885B2 (en) * 2016-06-03 2021-01-26 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Methods, network node and wireless communication device for handling of signals in a wireless communication network
WO2018001897A1 (en) 2016-06-29 2018-01-04 British Telecommunications Public Limited Company Multicast-broadcast mobile communications network
WO2018029640A1 (en) * 2016-08-12 2018-02-15 Indian Institute Of Technology Hyderabad System and method to generate a waveform in a communication network
US10367924B2 (en) * 2016-08-24 2019-07-30 Interwise Ltd. Position-based communication routing
WO2019209780A1 (en) * 2018-04-23 2019-10-31 Kyocera Corporation Control information from macrocell to node, mapping data blocks to ue id
CN110581727A (zh) 2018-06-08 2019-12-17 英国电讯有限公司 无线电信网络
CN109067665B (zh) * 2018-09-25 2022-01-11 华为技术有限公司 拥塞控制方法和网络设备

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5852606A (en) 1995-07-12 1998-12-22 Bay Networks, Inc. Method and apparatus for transmitting cells across an ATM switch bus
TW484289B (en) 1999-10-21 2002-04-21 Koninkl Philips Electronics Nv Communications system and communication method for data multiplexing
US6754216B1 (en) 2000-05-08 2004-06-22 Nortel Networks Limited Method and apparatus for detecting congestion and controlling the transmission of cells across a data packet switch
US6963563B1 (en) 2000-05-08 2005-11-08 Nortel Networks Limited Method and apparatus for transmitting cells across a switch in unicast and multicast modes
US6865155B1 (en) 2000-05-08 2005-03-08 Nortel Networks Ltd. Method and apparatus for transmitting data through a switch fabric according to detected congestion
US20040160964A1 (en) 2000-12-22 2004-08-19 Shinichi Tsumori IP packet transmission apparatus, IP packet transmission method, and recording medium holding program for same
JP2002252647A (ja) * 2000-12-22 2002-09-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd Ipパケット伝送装置、ipパケット伝送方法及びそのプログラムを記録した記録媒体
AU2003217683A1 (en) * 2002-03-11 2003-09-29 Oscar Somerlock Multi-stream wireless router, gateway, communication system, and method therefor
JP2005057373A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Ntt Docomo Inc 無線パケット通信装置
US20050043035A1 (en) 2003-08-21 2005-02-24 Diesen Michael J. Method and apparatus for providing multimedia broadcast multicast service data to a subscriber to a multimedia broadcast multicast service
US7899059B2 (en) * 2003-11-12 2011-03-01 Agere Systems Inc. Media delivery using quality of service differentiation within a media stream
US7979561B2 (en) * 2005-03-10 2011-07-12 Qualcomm Incorporated Method of multiplexing over an error-prone wireless broadcast channel
GB0602314D0 (en) * 2006-02-06 2006-03-15 Ericsson Telefon Ab L M Transporting packets
US8553692B2 (en) * 2007-03-09 2013-10-08 Cisco Technology, Inc. Generic UDP multiplexing for voice over internet protocol (VOIP)
BRPI0800465B1 (pt) 2007-03-20 2020-04-22 Kk Toshiba Toshiba Corporation sistema de difusão de protocolo de internet, multiplexador e aparelho de recepção usados em um lado de recepção do mesmo e método para converter uma pluralidade de fluxos de transporte em pacotes de protocolo de transporte em tempo real para uma transmissão de rede de protocolo de internet e transmitir os pacotes de rtp convertidos para uma rede de difusão na rede de ip
JP4439564B2 (ja) * 2007-03-20 2010-03-24 株式会社東芝 Ip放送システム及びこのip放送システムで使用される多重化装置及び受信装置及び方法
US7936705B1 (en) * 2007-08-16 2011-05-03 Avaya Inc. Multiplexing VoIP streams for conferencing and selective playback of audio streams
US8199688B2 (en) 2008-03-22 2012-06-12 Qualcomm Incorporated Signaling and management of broadcast-multicast waveform embedded in a unicast waveform
US7782903B2 (en) 2008-05-14 2010-08-24 Newport Media, Inc. Hardware accelerated protocol stack
KR20120106857A (ko) * 2009-12-22 2012-09-26 후지쯔 가부시끼가이샤 중계 노드들을 사용하는 통신 시스템에서의 송신
US20110228716A1 (en) 2010-03-17 2011-09-22 Qualcomm Incorporated Methods and systems for multiplexing multiple service components into one flow in a forward link only network
US8774219B2 (en) * 2010-07-14 2014-07-08 Electronics And Telecommunications Research Institute Method and apparatus for transmitting/receiving multiplexed packet stream over single transmission channel
US20130170450A1 (en) 2011-12-29 2013-07-04 Qualcomm Incorporated Wireless broadcast/multicast service capacity over different link budgets and overlay networks

Also Published As

Publication number Publication date
CN104025546A (zh) 2014-09-03
EP2798815B1 (en) 2018-10-31
WO2013102029A1 (en) 2013-07-04
JP2015509314A (ja) 2015-03-26
US8929399B2 (en) 2015-01-06
EP2798815A1 (en) 2014-11-05
US20130170424A1 (en) 2013-07-04
IN2014MN01490A (ja) 2015-04-17
CN104025546B (zh) 2017-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5791829B2 (ja) 通信ストリームの選択的多重化
US20130170450A1 (en) Wireless broadcast/multicast service capacity over different link budgets and overlay networks
JP6009694B2 (ja) エボルブドマルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(eMBMS)クラスタ管理
JP5735708B2 (ja) 発展型マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス上のグループ通信
JP5930437B2 (ja) 発展型マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービスを介したグループ通信
US9161179B2 (en) Enabling a wireless communication device to switch from one local network to a separate wide area network for a high priority multicast group communication
US9351128B2 (en) Selectively adjusting a rate or delivery format of media being delivered to one or more multicast/broadcast single frequency networks for transmission
US9294956B2 (en) Application-server-assisted preemptive multicast bearer establishment for real-time low-latency applications
JP2015507415A (ja) クライアント支援型ターゲットマルチキャストエリア検出
US20130121133A1 (en) Group communications with mixed casting services
JP5801969B2 (ja) ブロードキャスト/マルチキャストサービスを介したグループ通信におけるアプリケーション層アクセスチャネル輻輳回避

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150206

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150206

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20150206

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20150305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150615

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150706

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150804

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5791829

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees