JP5799933B2 - 車載用電子制御ユニット群の製造方法及び車載用電子制御ユニット群 - Google Patents

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Description

本発明は、電子制御用の回路基板を含み、例えば自動車に設けられる電気接続箱のケースに装着される、車載用電子制御ユニットに関するものである。
近年の車両の電子化に伴い、電子制御回路を内蔵した車載用の電子制御ユニットが多用されている。例えば特許文献1には、自動車等に設けられる車載用電気接続箱のケースに電子制御ユニットを装着することが示されている。前記電子制御ユニットは、電子制御用の回路基板を内蔵し、前記電気接続箱のケースに装着されることにより、当該ケースに収容されたバスバー基板などの回路構成体に電気的に接続される。
前記電子制御ユニットは、前記回路基板と、これを格納するユニットケースとを有する。前記回路基板には、前記電気接続箱に接続するための電気接続箱接続用コネクタと、外部回路に接続するための外部回路接続用コネクタとが実装される。前記ユニットケースは、前記電気接続箱接続用コネクタを外部に露出させる露出部と、前記外部回路接続用コネクタを外部に露出させるための開口とを有する。当該ユニットケースは、一般にケース本体とカバーとに分割され、ケース本体に前記回路基板が挿入された状態でこれを覆うように前記カバーが前記ケース本体に装着される。
前記電子制御ユニットとしては、車両や車種のグレードに応じて複数の種類が用意されるが、各電子制御ユニットは、それぞれ共通の電気接続箱に装着されるため、部材やその外形の共通化が要求される。具体的には、グレード毎に、前記回路基板に形成される電子制御回路と、当該回路基板に実装される外部回路接続用コネクタの極数、すなわち、外部回路接続用コネクタの外形とが異なるものの、その他の部材は基本的には共通とされる。ただし、前記ユニットケースの開口は、外部回路接続用コネクタの外形に応じたものとされるので、極数の多い外部回路接続用コネクタを格納するユニットケースの開口は、極数の少ない外部回路接続用コネクタを格納するユニットケースの開口よりも大きな形状を有する。
特開2010−226855号公報
上記のように、複数種類の電子制御ユニットにおけるユニットケースの開口は、それぞれ外部回路接続用コネクタの外形に応じた形状を有するので、極数の多い外部回路接続用コネクタが実装された回路基板は、極数の少ない外部回路接続用コネクタが実装された回路基板を格納するためのユニットケースへの組み付けは許容されないが、その逆、すなわち、極数の少ない外部回路接続用コネクタが実装された回路基板は、極数の多い外部回路接続用コネクタが実装された回路基板を格納するためのユニットケースへの組み付けは許容される。したがって、前記電子制御ユニットの製造工程において、回路基板の誤組み付けが発生するおそれがある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、複数種類の車載用電子制御ユニットを含む車載用電子制御ユニット群の製造方法において、その製造時における回路基板のユニットケースへの誤組み付けを防止可能なものを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、互いに共通の電気接続箱に接続される第一電子制御回路を有する第一車載用電子制御ユニットと、第二電子制御回路を有する第二車載用電子回路ユニットとを含む車載用電子制御ユニット群の製造方法であって、前記第一制御回路が形成された第一回路基板と、この第一回路基板に実装されており電気接続箱に接続するための電気接続箱接続用コネクタと、前記第一回路基板に実装されており外部回路に接続するための第一コネクタとを有する第一回路ユニットを準備する第一回路ユニット準備工程と、前記第一回路基板を格納可能な形状を有するとともに、前記電気接続箱接続用コネクタを外部に露出させる露出部と、前記第一コネクタを外部に露出させる第一コネクタ用開口とを有する第一ユニットケースを製造する第一ユニットケース製造工程と、前記第二電子制御回路が形成されており前記第一ユニットケースよりも小さな外形を有する第二回路基板と、この第二回路基板に実装されており前記電気接続箱接続用コネクタと同形状を有する電気接続箱接続用コネクタと、前記第一コネクタ用開口の外形よりも大きな外形を有し、かつ、前記第二回路基板に実装されており外部回路に接続するための第二コネクタとを有する第二回路ユニットを準備する第二回路ユニット準備工程と、前記第二回路基板の外形及び前記第一回路基板の外形よりも大きな形状を有する第二ユニットケースであって、前記電気接続箱接続用コネクタを外部に露出させる露出部と、前記第一コネクタ用開口よりも大きな形状を有するとともに前記第二コネクタを外部に露出させる第二コネクタ用開口と、前記第一コネクタが前記第二コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第一回路ユニットの当該第二ユニットケースへの格納が許容されないように前記第一回路基板と干渉する形状の第二突部とを有するものを製造する第二ユニットケース製造工程と、前記第一ユニットケースに前記第一回路ユニットを格納することにより前記第一車載用電子制御ユニットを形成する第一車載用電子制御ユニット形成工程と、前記第二ユニットケースに前記第二回路ユニットを格納することにより前記第二車載用電子制御ユニットを形成する第二車載用電子制御ユニット形成工程と、を含み、前記第二回路ユニット準備工程では、前記第二回路ユニットとして、前記第二コネクタが前記第二コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第二回路ユニットの前記第二ユニットケースへの格納が許容されるように前記第二回路基板に前記第二突部と干渉しない形状の第二突部回避部が形成されたものを準備する、車載用電子制御ユニット群の製造方法を提供する。
この発明の車載用電子制御ユニット群の製造方法によれば、前記第二ユニットケースに前記第二突部を形成し、前記第二回路ユニットとして、前記第二回路基板に前記第二突部回避部が形成されたものを準備するという簡便な工程により、各車載用電子制御ユニットの製造時における回路基板のユニットケースへの誤組み付けを防止することができる。すなわち、前記第二回路基板は前記第一ユニットケースよりも小さな外形を有するものの、前記第二コネクタは前記第一ユニットケースの第一コネクタ用開口の外形よりも大きな外形を有するので、前記第二回路ユニットの前記第一ユニットケースへの誤組み付けは防止される。そして、前記第一回路基板は前記第二ユニットケースよりも小さな外形を有するものの、前記第二ユニットケースは前記第二突部を有し、この第二突部は、前記第一コネクタが前記第二コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第一回路ユニットの当該第二ユニットケースへの格納が許容されないように前記第一回路基板と干渉する形状を有するので、当該第一回路ユニットの前記第二ユニットケースへの誤組み付けが防止される。ここで、前記第一ユニットケースは前記第一回路基板を格納可能な形状を有するので、前記第一回路基板の前記第一ユニットケースへの組み付けは許容され、また、前記第二回路基板は前記第二突部回避部を有するので、前記第二回路基板の前記第二ユニットケースへの組み付けは許容される。
この場合において、前記車載用電子制御ユニット群は、前記電気接続箱に接続される第三電子制御回路を有する第三車載用電子制御ユニットをさらに含み、前記第三電子制御回路が形成されており前記第一ユニットケース及び前記第二ユニットケースよりも小さな外形を有する第三回路基板と、この第三回路基板に実装されており前記電気接続箱接続用コネクタと同形状を有する電気接続箱接続用コネクタと、前記第一コネクタ用開口の外形及び前記第二コネクタ用開口の外形よりも大きな外形を有し、かつ、前記第三回路基板に実装されており外部回路に接続するための第三コネクタとを有する第三回路ユニットを準備する第三回路ユニット準備工程と、前記第三回路基板の外形、前記第一回路基板の外形及び前記第二回路基板の外形よりも大きな形状を有する第三ユニットケースであって、前記電気接続箱接続用コネクタを外部に露出させる露出部と、前記第一コネクタ用開口及び前記第二コネクタ用開口よりも大きな形状を有するとともに前記第三コネクタを外部に露出させる第三コネクタ用開口と、前記第一コネクタが前記第三コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第一回路ユニットの当該第三ユニットケースへの格納が許容されないように前記第一回路基板と干渉するとともに、前記第二コネクタが前記第三コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第二回路ユニットの当該第三ユニットケースへの格納が許容されないように前記第二回路基板と干渉する形状の第三突部とを有するものを製造する第三ユニットケース製造工程と、前記第三ユニットケースに前記第三回路基板を格納することにより前記第三車載用電子制御ユニットを形成する工程と、を含み、前記第三回路ユニット準備工程では、前記第三回路ユニットとして、前記第三コネクタが前記第三コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第三回路ユニットの前記第三ユニットケースへの格納が許容されるように前記第三回路基板に前記第三突部と干渉しない形状の第三突部回避部を形成されたものを準備することが好ましい。
このようにすれば、車載用電子制御ユニット群の製造時に、前記第一車載用電子制御ユニットと前記第二車載用電子制御ユニットとの間における各回路基板の誤組み付けに加え、前記第三車載用電子制御ユニットの第三回路基板の誤組み付けをも防止することができる。すなわち、前記第三回路基板は前記第一ユニットケース及び前記第二ユニットケースよりも小さな外形を有するものの、前記第三コネクタは前記第一コネクタ用開口の外形及び前記第二コネクタ用開口の外形よりも大きな外形を有するので、前記第三回路基板の前記第一ユニットケースへの誤組み付け及び前記第二ユニットケースへの誤組み付けは防止される。そして、前記第一回路基板及び前記第二回路基板は前記第三ユニットケースよりも小さな外形を有するものの、前記第三ユニットケースは前記第三突部を有し、この第三突部は、前記第一コネクタが前記第三コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第一回路基板の当該第三ユニットケースへの格納が許容されないように前記第一回路基板と干渉するとともに、前記第二コネクタが前記第三コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第二回路基板の当該第三ユニットケースへの格納が許容されないように前記第二回路基板と干渉する形状を有するので、これら第一回路基板及び第二回路基板の前記第三ユニットケースへの誤組み付けが防止される。ここで、前記第三回路基板は前記第三突部回避部を有するので、前記第三回路基板の前記第三ユニットケースへの組み付けは許容される。
また、本発明は、互いに共通の電気接続箱に接続される第一電子制御回路を有する第一車載用電子制御ユニットと、第二電子制御回路を有する第二車載用電子回路ユニットとを含む車載用電子制御ユニット群であって、前記第一車載用電子制御ユニットは、前記第一電子制御回路が形成された第一回路基板と、この第一回路基板に実装されており電気接続箱に接続するための電気接続箱接続用コネクタと、前記第一回路基板に実装されており外部回路に接続するための第一コネクタと、前記電気接続箱接続用コネクタを外部に露出させる露出部及び前記第一コネクタを外部に露出させる第一コネクタ用開口を有し、かつ、前記第一回路基板を格納可能な形状を有する第一ユニットケースと、を備え、前記第二車載用電子制御ユニットは、前記第二電子制御回路が形成されており前記第一ユニットケースよりも小さな外形を有する第二回路基板と、この第二回路基板に実装されており前記電気接続箱接続用コネクタと同形状を有する電気接続箱接続用コネクタと、前記第一コネクタ用開口の外形よりも大きな外形を有し、かつ、前記第二回路基板に実装されており外部回路に接続するための第二コネクタと、前記第二回路基板の外形及び前記第一回路基板の外形よりも大きな形状を有する第二ユニットケースと、を備え、前記第二ユニットケースは、前記電気接続箱接続用コネクタを外部に露出させる露出部と、前記第一コネクタ用開口よりも大きな形状を有するとともに前記第二コネクタを外部に露出させる第二コネクタ用開口と、その内面に設けられた第二突部とを有し、前記第一回路基板は、前記第一コネクタが前記第二コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第二ユニットケースへの格納が許容されないように前記第二突部と干渉する形状を有し、前記第二回路基板は、前記第二コネクタが前記第二コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第二ユニットケースへの格納が許容されるように前記第二突部と干渉しない形状の第二突部回避部を有する車載用電子制御ユニット群を提供する。
この発明の車載用電子制御ユニット群によれば、各車載用電子制御ユニットの組み立て時における回路基板のユニットケースへの誤組み付けを防止することができる。すなわち、前記第二回路基板は前記第一ユニットケースよりも小さな外形を有するものの、前記第二コネクタは、前記第一ユニットケースの第一コネクタ用開口の外形よりも大きな外形を有するので、前記第二回路基板の前記第一ユニットケースへの誤組み付けは防止される。そして、前記第一回路基板は前記第二ユニットケースよりも小さな外形を有するものの、前記第二ユニットケースは前記第二突部を有し、前記第一回路基板は、前記第一コネクタが前記第二コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第二ユニットケースへの格納が許容されないように前記第二突部と干渉する形状を有するので、当該第一回路基板の前記第二ユニットケースへの誤組み付けが防止される。ここで、前記第一ユニットケースは前記第一回路基板を格納可能な形状を有するので、前記第一回路基板の前記第一ユニットケースへの組み付けは許容され、また、前記第二回路基板は前記第二突部回避部を有するので、前記第二回路基板の前記第二ユニットケースへの組み付けは許容される。
この場合において、前記車載用電子制御ユニット群は、前記電気接続箱に接続される第三電子制御回路を有する第三車載用電子制御ユニットをさらに含み、前記第三車載用電子制御ユニットは、前記第三電子制御回路が形成されており前記第一ユニットケース及び前記第二ユニットケースよりも小さな外形を有する第三回路基板と、この第三回路基板に実装されており前記電気接続箱接続用コネクタと同形状を有する電気接続箱接続用コネクタと、前記第一コネクタ用開口の外形及び前記第二コネクタ用開口の外形よりも大きな外形を有し、かつ、前記第三回路基板に実装されており外部回路に接続するための第三コネクタと、前記第三回路基板の外形、前記第一回路基板の外形及び前記第二回路基板の外形よりも大きな形状を有する第三ユニットケースと、を備え、前記第三ユニットケースは、前記電気接続箱接続用コネクタを外部に露出させる露出部と、前記第一コネクタ用開口及び前記第二コネクタ用開口よりも大きな形状を有するとともに前記第三コネクタを外部に露出させる第三コネクタ用開口と、その内面に設けられた第三突部とを有し、前記第一回路基板は、前記第一コネクタが前記第三コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第三ユニットケースへの格納が許容されないように前記第三突部と干渉する形状を有し、前記第二回路基板は、前記第二コネクタが前記第三コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第三ユニットケースへの格納が許容されないように前記第三突部と干渉する形状を有し、前記第三回路基板は、前記第三コネクタが前記第三コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第三ユニットケースへの格納が許容されるように前記第三突部と干渉しない形状の第三突部回避部を有することが好ましい。
このようにすれば、前記第一車載用電子制御ユニットと前記第二車載用電子制御ユニットとの間における各回路基板の誤組み付けに加え、前記第三車載用電子制御ユニットの第三回路基板の誤組み付けをも防止することができる。すなわち、前記第三回路基板は前記第一ユニットケース及び前記第二ユニットケースよりも小さな外形を有するものの、前記第三コネクタは前記第一コネクタ用開口の外形及び前記第二コネクタ用開口の外形よりも大きな外形を有するので、前記第三回路基板の前記第一ユニットケースへの誤組み付け及び前記第二ユニットケースへの誤組み付けは防止される。そして、前記第一回路基板及び前記第二回路基板は前記第三ユニットケースよりも小さな外形を有するものの、当該前記第三ユニットケースは前記第三突部を有し、前記第一回路基板は、前記第一コネクタが前記第三コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第三ユニットケースへの格納が許容されないように前記第三突部と干渉する形状を有し、前記第二回路基板は、前記第二コネクタが前記第三コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第三ユニットケースへの格納が許容されないように前記第三突部と干渉する形状を有するので、これら第一回路基板及び第二回路基板の前記第三ユニットケースへの誤組み付けが防止される。ここで、前記第三回路基板は前記第三突部回避部を有するので、前記第三回路基板の前記第三ユニットケースへの組み付けは許容される。
以上のように、本発明によれば、複数種類の車載用電子制御ユニットを含む車載用電子制御ユニット群の製造方法において、その製造時における回路基板のユニットケースへの誤組み付けを防止可能なものを提供することができる。
本発明の一実施形態の電気接続箱及びこれに装着される第一車載用電子制御ユニットの斜視図である。 図1に示す第一車載用電子制御ユニットの分解斜視図である。 (a)図2に示す第一車載用電子制御ユニットの第一ケース本体に第一回路ユニットを組み付けた状態を示す斜視図である。(b)(a)に示すものの平面図である。 図1の電気接続箱に装着される第二車載用電子制御ユニットの分解斜視図である。 (a)図4に示す第二車載用電子制御ユニットの第二ケース本体に第二回路ユニットを組み付けた状態を示す斜視図である。(b)(a)に示すものの平面図である。 図1の電気接続箱に装着される第二車載用電子制御ユニットの分解斜視図である。 (a)図6に示す第三車載用電子制御ユニットの第三ケース本体に第三回路ユニットを組み付けた状態を示す斜視図である。(b)(a)に示すものの平面図である。
本発明の一実施形態の車載用電子制御ユニット群について、図1ないし図7を参照しながら説明する。
本実施形態における車載用電子制御ユニット群は、第一制御回路を有する第一車載用電子制御ユニット12aと、第二制御回路を有する第二車載用電子制御ユニット12bと、第三制御回路を有する第三車載用電子制御ユニット12cとを含む。これらの車載用電子制御ユニット12a〜12cは、共通の電気接続箱10(図1に示す)に装着される。
図1は、自動車等に搭載される電気接続箱10と、これに装着される第一車載用電子制御ユニット12aとを示す。前記電気接続箱10は、ケース14と、ユニット接続用コネクタ16とを有する。ケース14は、電気回路を形成する図略のバスバー基板を収容するとともに、各車載用電子制御ユニット12a〜12cを択一的に受け入れるための凹部18を有し、凹部18は、特定方向(図1では上向き)に開口する。前記ユニット接続用コネクタ16は、前記バスバー基板と各車載用電子制御ユニット12a〜12cのいずれか一つとを接続するためのものであって、この実施形態では前記凹部18内に配置され、当該凹部18内に装着される各車載用電子制御ユニット12a〜12cのいずれか一つと接続可能となるように、当該凹部18の底面から上向きに突出する。
前記第一車載用電子制御ユニット12aは、前記凹部18内に収容されることが可能な外形を有し、その収容状態で前記ケース14に装着されるとともに、前記ユニット接続用コネクタ16に接続される。
前記第一車載用電子制御ユニット12aは、図2及び図3に示すような第一回路ユニット20aと、これを格納する第一ユニットケース22aとを有し、前記第二車載用電子制御ユニット12bは、図4及び図5に示すような第二回路ユニット20bと、これを格納する第二ユニットケースとを有し、前記第三車載用電子制御ユニット12cは、図6及び図7に示すような第三回路ユニット20cと、これを格納する第三ユニットケースとを有する。本実施形態の車載用電子制御ユニット群は、以下で詳述するように、第二ユニットケース及び第三ユニットケースに形成される各突部30b,30cと、第二回路基板及び第三回路基板に形成される各突部回避部49b,49cとの組み合わせを特定することにより、各回路基板のユニットケースへの誤組み付けを防止可能としたものである。
具体的に、前記第一回路ユニット20aは、第一回路基板21aと、前記第一回路基板21aに実装される第一コネクタ24a及び電気接続箱接続用コネクタ26とを有する。
前記第一回路基板21aは、例えばプリント基板からなり、前記電気回路に接続されるべき第一電子制御回路を形成する。この第一回路基板21aは、図例では略矩形状をなし、図2の姿勢では下面であって図1の姿勢では上面となる第一面27aと、その反対側の第二面28aとを有し、主としてその第二面28a上に各種回路構成部品が実装される。
前記第一コネクタ24aは、前記第一回路基板21aと外部のワイヤハーネスとを接続するためのコネクタである。この第一コネクタ24aは、前記第二面28a上の4つの周縁部(四辺)のうち特定の周縁部、この実施形態では後にも述べるように前記電気接続箱接続用コネクタ26が配置される第一端部12a1とその反対側の第二端部12a2(図1参照)との間に位置する第一周縁部32aに実装される。
前記電気接続箱接続用コネクタ26は、前記第一車載用電子制御ユニット12aが前記ケース14に装着される際に前記ユニット接続用コネクタ16と結合することにより、前記第一回路基板21aが形成する前記第一電子制御回路と前記バスバー基板が形成する電気回路とを接続するものであり、前記第二面28a上のうち、図2において第一周縁部32aの右隣に位置する第二周縁部33aに沿うように実装される。
前記第一ユニットケース22aは、例えば合成樹脂のような絶縁材料により形成され、この実施形態では、略矩形状をなす第一ケース本体36aと第一カバー38aとにより構成される。
第一ケース本体36aは、第一主壁40aと、第一外周壁42aとを一体に有する。前記第一主壁40aは、前記第一回路基板21aの格納状態においてその第一面27aに対向し、前記第一外周壁42aは前記第一主壁40aの周縁からその全周にわたって前記第一カバー38a側に突出する。前記第一外周壁42aは、そのいずれか一辺に、前記第一コネクタ24aの一部を受入可能な形状の第一コネクタ受入凹部48aを有する。この第一コネクタ受入凹部48aに前記第一コネクタ24aが位置する姿勢で前記第一回路ユニット20aが当該第一ケース本体36aに組み付けられた状態を図3(a)に示す。
前記第一カバー38aは、第二主壁44aと、第二外周壁46aとを一体に有する。前記第二主壁44aは、前記格納状態における第一回路基板21aの第二面28aに対向し、前記第二外周壁46aは、前記第二主壁44aの周縁からその全周にわたって前記第一ケース本体36a側に突出する。前記第一カバー38aは、前記第一コネクタ受入凹部48aとともに「第一コネクタ用開口」を構成する第一切欠50aと、前記電気接続箱接続用コネクタ26を外部に露出させるための露出部52aを有する。前記第一切欠50aは、前記第二外周壁46aの前記第一ケース本体36a側の端部から、前記第二主壁44aに至るように形成され、前記露出部52aは、前記第二主壁44aに形成される。
そして、図1に示すように前記第一ケース本体36a内に組み付けられた第一回路ユニット20aに対し、その第二面28aに対して前記第二主壁44aが対向する姿勢で前記第一回路ユニット20aを覆うように、前記第二外周壁46aが前記第一外周壁42aの外側に重ねられてこれと結合される。これにより前記第一カバー38aが前記第一ケース本体36aに装着され、図1に示すように、前記第一コネクタ24aが前記第一コネクタ用開口から外部に露出した状態での第一回路ユニット20aの格納状態が完成する。なお、図1では示されていないが、前記電気接続箱接続用コネクタ26も前記露出部52aから外部に露出している。
前記第二車載用電子制御ユニット12bは、図4及び図5に示すような第二回路ユニット20bと、これを格納する第二ユニットケースとを有する。ここでは、主に前記第一車載用電子制御ユニット12aと異なる部分について説明し、当該第一車載用電子制御ユニット12aと共通する部分についての説明は簡略化する。
前記第二回路ユニット20bは、第二回路基板21bと、前記第二回路基板21bに実装される第二コネクタ24b及び電気接続箱接続用コネクタ26とを有する。
前記第二回路基板21bは、前記第一電子制御回路とは異なる第二電子制御回路を形成する。この第二回路基板21bは、後述の第二突部49bと干渉しない形状の第二突部回避部30bを有する。また、本実施形態では、当該第二回路基板21bは、前記第一回路基板21aの外形と略同一の外形を有する。
前記第二突部回避部30bは、前記第二回路基板21bの第一周縁部32bと第二周縁部33bとに挟まれる第一角部と、前記第一周縁部32bと前記第二周縁部33bと対向する第三周縁部34bとに挟まれる第二角部とに形成され、本実施形態では穴としている。第一角部側の第二突部回避部30bは、前記第一周縁部32bから当該第一周縁部32bと対向する周縁部に向かって第一寸法L1b、かつ、前記第二周縁部33bから前記第三周縁部34bに向かって第二寸法L2bの位置に形成される。第二角部側の第二突部回避部30bは、前記第一周縁部32bから当該第一周縁部32bと対向する周縁部に向かって第三寸法L3b、かつ、前記第三周縁部34bから前記第二周縁部33bに向かって第四寸法L4bの位置に形成される。本実施形態では、第一寸法L1bは5mm、第二寸法L2bは10mm、第三寸法L3bは10mm、第四寸法L4bは5mmとしている。
前記第二コネクタ24bは、前記第一コネクタ24aよりもその極数が多く、そのため、その外形が、前記第一コネクタ24aの外形よりも大きい。また、前記第二回路ユニット20bの電気接続箱接続用コネクタ26は、前記第一回路ユニット20aの電気接続箱接続用コネクタ26と共通のものである。
前記第二ユニットケースは、第二ケース本体36bと、第二カバー38bとにより構成される。
前記第二ケース本体36bは、第二主壁40bと、第二外周壁42bと、第二突部49bとを一体に有する。前記第二外周壁42bは、前記第二コネクタ24bの一部を受入可能な形状の第二コネクタ受入凹部48bを有する。この第二コネクタ受入凹部48bは、前記第二コネクタ24bの外形に対応する形状、すなわち、前記第一コネクタ受入凹部48aよりも大きな形状を有する。
前記第二突部49bは、図4に示すように、第二主壁40bに形成されており、当該第二主壁40bから第二カバー38b側に向けて突出する形状を有する。この第二突部49bは、図5(b)に示すように、前記第二コネクタ受入凹部48bに前記第二コネクタ24bが位置する姿勢で前記第二回路ユニット20bが当該第二ケース本体36bに組み付けられたときに、前記第二突部回避部30bと対応する位置に設けられる。つまり、前記第二回路基板21bは前記第二突部回避部30bを有するため、前記第二コネクタ受入凹部48bに前記第二コネクタ24bが位置する姿勢での前記第二回路ユニット20bの前記第二ケース本体36bへの組み付けが許容される。一方、前記第一回路基板21aは、前記第二突部49bとの干渉を避けるための回避部を有していないため、すなわち、前記第二突部49bと前記第一回路基板21aとが干渉するため、前記第二コネクタ受入凹部48bに前記第一コネクタ24aが位置する姿勢での前記第一回路ユニット20aの当該第二ケース本体36bへの組み付けは許容されない。
前記第二カバー38bは、第二主壁44bと第二外周壁46bとを一体に有し、前記第二コネクタ受入凹部48bとともに「第二コネクタ用開口」を構成する第二切欠50bと、前記第一カバー38aの露出部52aと同形状の露出部52bとを有する。前記第二切欠50bは、前記第二コネクタ24bの外形に対応する形状、すなわち、前記第一切欠50aよりも大きな形状を有する。
前記第三車載用電子制御ユニット12cは、図6及び図7に示すような第三回路ユニット20cと、これを格納する第三ユニットケースとを有する。ここでは、主に前記第一車載用電子制御ユニット12a及び前記第二車載用電子制御ユニット12bと異なる部分について説明し、当該第一車載用電子制御ユニット12a及び第二車載用電子制御ユニット12bと共通する部分についての説明は簡略化する。
前記第三回路ユニット20cは、第三回路基板21cと、前記第三回路基板21cに実装される第三コネクタ24c及び電気接続箱接続用コネクタ26とを有する。
前記第三回路基板21cは、前記第一電子制御回路及び前記第二電子制御回路のそれぞれと異なる第三電子制御回路を形成する。この第三回路基板21cは、後述の第三突部49cと干渉しない形状の第三突部回避部30cを有する。また、本実施形態では、当該第三回路基板21cは、前記第一回路基板21a及び前記第二回路基板21bの外形と略同一の外形を有する。
前記第三突部回避部30cは、前記第三回路基板21cの第一角部と第二角部とに形成され、本実施形態では穴としている。第一角部側の第三突部回避部30cは、第一周縁部32cから当該第一周縁部32cと対向する周縁部に向かって第一寸法L1c、かつ、前記第二周縁部33cから第三周縁部34cに向かって第二寸法L2cの位置に形成される。第二角部側の第三突部回避部30cは、前記第一周縁部32cから当該第一周縁部32cと対向する周縁部に向かって第三寸法L3c、かつ、前記第三周縁部34cから前記第二周縁部33cに向かって第四寸法L4cの位置に形成される。本実施形態では、第一寸法L1cは10mm、第二寸法L2cは5mm、第三寸法L3cは10mm、第四寸法L4cは10mmとしている。なお、各寸法L1c〜L4cは、前記寸法L1b〜L4bと異なる値であれば上記値に限られない。換言すれば、第三突部回避部30cの形成位置は、第二突部回避部30bの形成位置と同一でなければ上記位置に限られない。
前記第三コネクタ24cは、前記第二コネクタ24bよりもその極数が多く、そのため、その外形が、前記第二コネクタ24bの外形よりも大きい。また、前記第三回路ユニット20cの電気接続箱接続用コネクタ26は、前記第一回路ユニット20aの電気接続箱接続用コネクタ26と共通のものである。
前記第三ユニットケースは、第三ケース本体36cと、第三カバー38cとにより構成される。
前記第三ケース本体36cは、第二主壁40cと、第二外周壁42cと、第三突部49cとを一体に有する。前記第二外周壁42cは、前記第三コネクタ24cの一部を受入可能な形状の第三コネクタ受入凹部48cを有する。この第三コネクタ受入凹部48cは、前記第三コネクタ24cの外形に対応する形状、すなわち、前記第二コネクタ受入凹部48bよりも大きな形状を有する。
前記第三突部49cは、図6に示すように、第二主壁40cに形成されており、当該第二主壁40cから第三カバー38c側に向けて突出する形状を有する。この第三突部49cは、図7(b)に示すように、前記第三コネクタ受入凹部48cに前記第三コネクタ24cが位置する姿勢で前記第三回路ユニット20cが当該第三ケース本体36cに組み付けられたときに、前記第三突部回避部30cと対応する位置に設けられる。つまり、前記第三回路基板21cは前記第三突部回避部30cを有するため、前記第三コネクタ受入凹部48cに前記第三コネクタ24cが位置する姿勢での前記第三回路ユニット20cの前記第三ケース本体36cへの組み付けが許容される。一方、前記第一回路基板21aは、前記第三突部49cとの干渉を避けるための回避部を有していないため、すなわち、前記第三突部49cと前記第一回路基板21aとが干渉するため、前記第三コネクタ受入凹部48cに前記第一コネクタ24aが位置する姿勢での前記第一回路ユニット20aの当該第三ケース本体36cへの組み付けは許容されない。このことは、第二回路基板21bについても同様である。
前記第三カバー38cは、第二主壁44cと第二外周壁46cとを一体に有し、前記第三コネクタ受入凹部48cとともに「第三コネクタ用開口」を構成する第三切欠50cと、前記第一カバー38aの露出部52aと同形状の露出部52cとを有する。前記第三切欠50cは、前記第三コネクタ24cの外形に対応する形状、すなわち、前記第二切欠50bよりも大きな形状を有する。
次に、各車載用電子制御ユニット12a〜12cの製造方法を説明する。
この製造方法は、前記第一回路ユニット20aを準備する第一回路ユニット準備工程と、前記第一ユニットケース22aを製造する第一ユニットケース製造工程と、前記第二回路ユニット20bを準備する第二回路ユニット準備工程と、前記第二ユニットケースを製造する第二ユニットケース製造工程と、前記第三回路ユニット20cを準備する第三回路ユニット準備工程と、前記第三ユニットケースを製造する第三ユニットケース製造工程と、前記第一車載用電子制御ユニット12aを形成する第一車載用電子制御ユニット形成工程と、前記第二車載用電子制御ユニット12bを形成する第二車載用電子制御ユニット形成工程と、前記第三車載用電子制御ユニット12cを形成する第三車載用電子制御ユニット形成工程と、を含む。
前記第一回路ユニット準備工程、前記第二回路ユニット準備工程及び前記第三回路ユニット準備工程では、それぞれの回路ユニットが多数準備される。同様に、前記第一ユニットケース製造工程、前記第二ユニットケース製造工程及び前記第三ユニットケース製造工程では、それぞれのユニットケースが多数製造される。なお、各回路ユニット、各ユニットケースは、それぞれが互いに混入しないように適切に管理される。
前記第一車載用電子制御ユニット形成工程は、前記第一ユニットケース22aに前記第一回路ユニット20aを格納することにより、前記第一車載用電子制御ユニット12aを形成する工程である。具体的には、まず、多数製造された第一ユニットケース22aの中から特定の一の第一ケース本体36aを選択し、当該第一ケース本体36aに対して、その第一コネクタ受入凹部48aに前記第一コネクタ24aが位置する姿勢で前記第一回路ユニット20aを組み付ける。その後、前記第一ケース本体36aと前記第一カバー38aとを結合することにより前記第一車載用電子制御ユニット12aを形成する。ここで、上述のとおり、各回路ユニット及び各ユニットケースは適切に管理がなされているが、仮に、多数の前記第一回路ユニット20aの中に前記第二回路ユニット20bが紛れ込む等した場合であっても、当該第二回路ユニット20bが前記第一ケース本体36aに組み付けられることはない。すなわち、前記第一ケース本体36aの第一コネクタ受入凹部48aに前記第二コネクタ24bが位置する姿勢で前記第二回路ユニット20bが当該第一ケース本体36aに組み付けられようとしても、前記第二コネクタ24bの外形が前記第一コネクタ受入凹部48aの外形よりも大きいため、その組み付けは許容されない。このことは、多数の前記第一回路ユニット20aの中に前記第三回路ユニット20cが紛れ込む等し、当該第三回路ユニット20cが前記第一ケース本体36aに組み付けられようとした場合も同様である。
前記第二車載用電子制御ユニット形成工程は、前記第二ユニットケースに前記第二回路ユニット20bを格納することにより、前記第二車載用電子制御ユニット12bを形成する工程である。具体的には、まず、多数製造された第二ユニットケースの中から特定の一の第二ケース本体36bを選択し、当該第二ケース本体36bに対して、その第二コネクタ受入凹部48bに前記第二コネクタ24bが位置する姿勢で前記第二回路ユニット20bを組み付ける。このとき、前記第二回路基板21bは前記第二突部回避部30bを有するので、前記第二ケース本体36bの第二突部49bと干渉することなく当該第二ケース本体36bに組み付けられる。その後、前記第二ケース本体36aと前記第一カバー38aとを結合することにより前記第一車載用電子制御ユニット12aを形成する。ここで、仮に、多数の前記第二回路ユニット20bの中に前記第一回路ユニット20aが紛れ込む等した場合、第二ケース本体に前記第二突部49bが形成されていなければ、当該第二ケース本体への前記第一回路ユニット20aの組み付けが許容されるおそれがある。つまり、前記第二ケース本体36bの第二コネクタ受入凹部48bの外形が前記第一コネクタ24aの外形よりも大きいため、前記第二ユニットケース内への前記第一回路ユニット20aの格納が許容されてしまい、しかもその格納状態においては、前記第二コネクタ用開口と前記第一コネクタ24aの外縁との隙間が大きいので、この隙間から塵埃等が浸入して前記第二回路基板21bの第二電子制御回路に不具合を来たすおそれがある。さらには、本来であれば前記第二回路ユニット20bを有する第二車載用電子制御ユニット12bを前記電気接続箱10に装着するべきところ、前記第一回路ユニット20aが格納されたものが当該電気接続箱10に装着されることになるので、所望の数の外部のワイヤハーネスを接続することができないという不具合も生じることが考えられる。しかしながら、本実施形態の前記第二ケース本体36bに前記第一回路ユニット20aが組み付けられようとしても、その組み付けは許容されないので、上記の不具合が生じることはない。すなわち、前記第二ケース本体36bの第二コネクタ受入凹部48bに前記第一コネクタ24aが位置する姿勢で前記第一回路ユニット20aが当該第二ケース本体36bに組み付けられようとしても、この第二ケース本体36bは前記第二突部49bを有し、かつ、前記第一回路基板21aは、前記第二突部49bとの干渉を避けるための回避部を有していないため、すなわち、前記第二突部49bと前記第一回路基板21aとが干渉するため、前記第一回路ユニット20aの当該第二ケース本体36bへの組み付けは許容されない。また、仮に、多数の前記第二回路ユニット20bの中に前記第三回路ユニット20cが紛れ込む等した場合であっても、当該第三回路ユニット20cが前記第二ケース本体36bに組み付けられることはない。このことは、前記第二回路ユニット20bが前記第一ケース本体36aに組み付けられることがない理由と同様である。
前記第三車載用電子制御ユニット形成工程は、前記第三ユニットケースに前記第三回路ユニット20cを格納することにより、前記第三車載用電子制御ユニット12cを形成する工程である。この工程は、前記第二車載用電子制御ユニット形成工程と同様であるので省略する。ここで、仮に、多数の前記第三回路ユニット20cの中に前記第一回路ユニット20a又は前記第二回路ユニット20bが紛れ込む等した場合、前記第三ケース本体に前記第三突部49cが形成されていなければ、当該第三ケース本体36cへの前記第一回路ユニット20a又は第二回路ユニット20bの組み付けが許容されるおそれがある。その理由及びそれにより生じる不具合については、前記第二車載用電子制御ユニット形成工程で説明した場合、すなわち、前記第二ケース本体に第二突部49bが形成されていない場合と同様である。しかしながら、本実施形態の前記第三ケース本体36cに前記第一回路ユニット20aが組み付けられようとしても、その組み付けは許容されないので、上記の不具合が生じることはない。すなわち、前記第三ケース本体36cの第三コネクタ受入凹部48cに前記第一コネクタ24aが位置する姿勢で前記第一回路ユニット20aが当該第三ケース本体36cに組み付けられようとしても、この第三ケース本体36cは前記第三突部49cを有し、かつ、前記第一回路基板21aは、前記第三突部49cとの干渉を避けるための回避部を有していないため、すなわち、前記第三突部49cと前記第一回路基板21aとが干渉するため、前記第一回路ユニット20aの当該第三ケース本体36cへの組み付けは許容されない。このことは、当該第三ケース本体36cに前記第二回路ユニット20bが組み付けられようとした場合も同様である。
以上説明したように、本実施形態の車載用電子制御ユニット群の製造方法によれば、前記第二ユニットケースの第二突部49b及び前記第三ユニットケースの第三突部49cの形成位置が互いに異なるユニットケースをそれぞれ製造し、前記第二突部49bを挿通可能な位置に形成された第二突部回避部30bを有する第二回路ユニット20b及び前記第三突部49cを挿通可能な位置に形成された第三突部回避部30cを有する第三回路ユニット20cをそれぞれ準備するだけで、その製造時における回路基板のユニットケースへの誤組み付けを防止することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、本実施形態では、第二突部回避部30bが、第二回路基板21bの第一角部及び第二角部の二箇所に形成された例について示したが、当該第二突部回避部30bは、第二回路基板21bの少なくとも一箇所に形成されればよい。このことは、第三突部回避部30cについても同様である。
また、上記実施形態では、第二突部49bが第二主壁40bに形成され、第二突部回避部30bが第二回路基板21bの周縁部よりも内側の位置に形成された例について示したが、第二突部49bが第二外周壁42bから内側に向かって突出する形状を有し、第二突部回避部が、第二回路基板21bの周縁部から当該基板の内側に向かって切り欠かれた形状を有するものであってもよい。このことは、第三突部49cと第三突部回避部30cとの関係についても同様である。
また、上記実施形態では、第二車載用電子制御ユニット12bにおける第二突部49b及び第二突部回避部30bの形成位置と、第三車載用電子制御ユニット12cにおける第三突部49c及び第三突部回避部30cの形成位置とを互いに異ならせることにより、第二回路基板21bの第三ケース本体36cへの誤組み付けを防止した例について示したが、各突部及びそれに対応する突部回避部の形成位置が互いに同一であり、各突部及びそれに対応する突部回避部の形状を互いに異ならせることにより、第二回路基板21bの第三ケース本体36cへの誤組み付けを防止してもよい。この場合の例としては、第二突部49bを上記実施形態のように円柱状とするとともに第二突部回避部30bを第二突部49bを挿通可能な円形の穴とし、第三突部49cを第二突部回避部30bに挿通不可能な四角柱状とするとともに第三突部回避部30cを第三突部49cを挿通可能な四角形の穴とすることが挙げられる。
10 電気接続箱
12a 第一車載用電子制御ユニット
12b 第二車載用電子制御ユニット
12c 第三車載用電子制御ユニット
14 電気接続箱のケース
20a 第一回路基板
20b 第二回路基板
20c 第三回路基板
22a 第一ユニットケース
24a 第一コネクタ
24b 第二コネクタ
24c 第三コネクタ
26 電気接続箱接続用コネクタ
30b 第二突部回避部
30c 第三突部回避部
36a 第一ケース本体
36b 第二ケース本体
36c 第三ケース本体
38a 第一カバー
38b 第二カバー
38c 第三カバー
48a 第一開口
48b 第二開口
48c 第三開口
49b 第二突部
49c 第三突部
50a 第一開口
50b 第二開口
50c 第三開口
52a 第一露出部
52b 第二露出部
52c 第三露出部
L1b 第一寸法
L2b 第二寸法
L3b 第三寸法
L4b 第四寸法
L1c 第一寸法
L2c 第二寸法
L3c 第三寸法
L4c 第四寸法

Claims (4)

  1. 互いに共通の電気接続箱に接続される第一電子制御回路を有する第一車載用電子制御ユニットと、第二電子制御回路を有する第二車載用電子回路ユニットとを含む車載用電子制御ユニット群の製造方法であって、
    前記第一制御回路が形成された第一回路基板と、この第一回路基板に実装されており電気接続箱に接続するための電気接続箱接続用コネクタと、前記第一回路基板に実装されており外部回路に接続するための第一コネクタとを有する第一回路ユニットを準備する第一回路ユニット準備工程と、
    前記第一回路基板を格納可能な形状を有するとともに、前記電気接続箱接続用コネクタを外部に露出させる露出部と、前記第一コネクタを外部に露出させる第一コネクタ用開口とを有する第一ユニットケースを製造する第一ユニットケース製造工程と、
    前記第二電子制御回路が形成されており前記第一ユニットケースよりも小さな外形を有する第二回路基板と、この第二回路基板に実装されており前記電気接続箱接続用コネクタと同形状を有する電気接続箱接続用コネクタと、前記第一コネクタ用開口の外形よりも大きな外形を有し、かつ、前記第二回路基板に実装されており外部回路に接続するための第二コネクタとを有する第二回路ユニットを準備する第二回路ユニット準備工程と、
    前記第二回路基板の外形及び前記第一回路基板の外形よりも大きな形状を有する第二ユニットケースであって、前記電気接続箱接続用コネクタを外部に露出させる露出部と、前記第一コネクタ用開口よりも大きな形状を有するとともに前記第二コネクタを外部に露出させる第二コネクタ用開口と、前記第一コネクタが前記第二コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第一回路ユニットの当該第二ユニットケースへの格納が許容されないように前記第一回路基板と干渉する形状の第二突部とを有するものを製造する第二ユニットケース製造工程と、
    前記第一ユニットケースに前記第一回路ユニットを格納することにより前記第一車載用電子制御ユニットを形成する第一車載用電子制御ユニット形成工程と、
    前記第二ユニットケースに前記第二回路ユニットを格納することにより前記第二車載用電子制御ユニットを形成する第二車載用電子制御ユニット形成工程と、を含み、
    前記第二回路ユニット準備工程では、前記第二回路ユニットとして、前記第二コネクタが前記第二コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第二回路ユニットの前記第二ユニットケースへの格納が許容されるように前記第二回路基板に前記第二突部と干渉しない形状の第二突部回避部が形成されたものを準備する、車載用電子制御ユニット群の製造方法。
  2. 請求項1に記載の車載用電子制御ユニット群の製造方法において、
    前記車載用電子制御ユニット群は、前記電気接続箱に接続される第三電子制御回路を有する第三車載用電子制御ユニットをさらに含み、
    前記第三電子制御回路が形成されており前記第一ユニットケース及び前記第二ユニットケースよりも小さな外形を有する第三回路基板と、この第三回路基板に実装されており前記電気接続箱接続用コネクタと同形状を有する電気接続箱接続用コネクタと、前記第一コネクタ用開口の外形及び前記第二コネクタ用開口の外形よりも大きな外形を有し、かつ、前記第三回路基板に実装されており外部回路に接続するための第三コネクタとを有する第三回路ユニットを準備する第三回路ユニット準備工程と、
    前記第三回路基板の外形、前記第一回路基板の外形及び前記第二回路基板の外形よりも大きな形状を有する第三ユニットケースであって、前記電気接続箱接続用コネクタを外部に露出させる露出部と、前記第一コネクタ用開口及び前記第二コネクタ用開口よりも大きな形状を有するとともに前記第三コネクタを外部に露出させる第三コネクタ用開口と、前記第一コネクタが前記第三コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第一回路ユニットの当該第三ユニットケースへの格納が許容されないように前記第一回路基板と干渉するとともに、前記第二コネクタが前記第三コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第二回路ユニットの当該第三ユニットケースへの格納が許容されないように前記第二回路基板と干渉する形状の第三突部とを有するものを製造する第三ユニットケース製造工程と、
    前記第三ユニットケースに前記第三回路基板を格納することにより前記第三車載用電子制御ユニットを形成する工程と、を含み、
    前記第三回路ユニット準備工程では、前記第三回路ユニットとして、前記第三コネクタが前記第三コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第三回路ユニットの前記第三ユニットケースへの格納が許容されるように前記第三回路基板に前記第三突部と干渉しない形状の第三突部回避部を形成されたものを準備する、車載用電子制御ユニット群の製造方法。
  3. 互いに共通の電気接続箱に接続される第一電子制御回路を有する第一車載用電子制御ユニットと、第二電子制御回路を有する第二車載用電子回路ユニットとを含む車載用電子制御ユニット群であって、
    前記第一車載用電子制御ユニットは、前記第一電子制御回路が形成された第一回路基板と、この第一回路基板に実装されており電気接続箱に接続するための電気接続箱接続用コネクタと、前記第一回路基板に実装されており外部回路に接続するための第一コネクタと、前記電気接続箱接続用コネクタを外部に露出させる露出部及び前記第一コネクタを外部に露出させる第一コネクタ用開口を有し、かつ、前記第一回路基板を格納可能な形状を有する第一ユニットケースと、を備え、
    前記第二車載用電子制御ユニットは、前記第二電子制御回路が形成されており前記第一ユニットケースよりも小さな外形を有する第二回路基板と、この第二回路基板に実装されており前記電気接続箱接続用コネクタと同形状を有する電気接続箱接続用コネクタと、前記第一コネクタ用開口の外形よりも大きな外形を有し、かつ、前記第二回路基板に実装されており外部回路に接続するための第二コネクタと、前記第二回路基板の外形及び前記第一回路基板の外形よりも大きな形状を有する第二ユニットケースと、を備え、
    前記第二ユニットケースは、前記電気接続箱接続用コネクタを外部に露出させる露出部と、前記第一コネクタ用開口よりも大きな形状を有するとともに前記第二コネクタを外部に露出させる第二コネクタ用開口と、その内面に設けられた第二突部とを有し、
    前記第一回路基板は、前記第一コネクタが前記第二コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第二ユニットケースへの格納が許容されないように前記第二突部と干渉する形状を有し、
    前記第二回路基板は、前記第二コネクタが前記第二コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第二ユニットケースへの格納が許容されるように前記第二突部と干渉しない形状の第二突部回避部を有する車載用電子制御ユニット群。
  4. 請求項3に記載の車載用電子制御ユニット群において、
    前記車載用電子制御ユニット群は、前記電気接続箱に接続される第三電子制御回路を有する第三車載用電子制御ユニットをさらに含み、
    前記第三車載用電子制御ユニットは、前記第三電子制御回路が形成されており前記第一ユニットケース及び前記第二ユニットケースよりも小さな外形を有する第三回路基板と、この第三回路基板に実装されており前記電気接続箱接続用コネクタと同形状を有する電気接続箱接続用コネクタと、前記第一コネクタ用開口の外形及び前記第二コネクタ用開口の外形よりも大きな外形を有し、かつ、前記第三回路基板に実装されており外部回路に接続するための第三コネクタと、前記第三回路基板の外形、前記第一回路基板の外形及び前記第二回路基板の外形よりも大きな形状を有する第三ユニットケースと、を備え、
    前記第三ユニットケースは、前記電気接続箱接続用コネクタを外部に露出させる露出部と、前記第一コネクタ用開口及び前記第二コネクタ用開口よりも大きな形状を有するとともに前記第三コネクタを外部に露出させる第三コネクタ用開口と、その内面に設けられた第三突部とを有し、
    前記第一回路基板は、前記第一コネクタが前記第三コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第三ユニットケースへの格納が許容されないように前記第三突部と干渉する形状を有し、
    前記第二回路基板は、前記第二コネクタが前記第三コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第三ユニットケースへの格納が許容されないように前記第三突部と干渉する形状を有し、
    前記第三回路基板は、前記第三コネクタが前記第三コネクタ用開口内に位置する姿勢での前記第三ユニットケースへの格納が許容されるように前記第三突部と干渉しない形状の第三突部回避部を有する車載用電子制御ユニット群。
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