JP5799922B2 - 内部抵抗推定回路および内部抵抗推定方法 - Google Patents

内部抵抗推定回路および内部抵抗推定方法 Download PDF

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Description

電池の内部抵抗を推定する内部抵抗推定回路および内部抵抗推定方法に関する。
電池の劣化状態を表す指標として内部抵抗の値を用いることが知られている。閉回路における電池の内部抵抗は、例えば、電池の電圧と電流を複数計測して複数の座標を決定し、それらの座標を用いて近似式を求め、求めた近似式の傾きを内部抵抗としている。しかし、電池に流れる電流が低いときに比べて電池に流れる電流が高くなるにつれ計測精度が低下するため、内部抵抗の推定精度も低下してしまう。
関連する技術として、電流がゼロのときの開路電圧OCVと充放電しているときの閉路電圧CCVと電流Icとから内部抵抗を算出するものがある。例えば、特許文献1を参照。
特開2009−052975号公報
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたものであり、内部抵抗の推定精度を向上させる内部抵抗推定回路および内部抵抗推定方法を提供することを目的とする。
本発明の態様のひとつである内部抵抗推定回路は、電圧計測部、電流計測部、分類部、生成部、推定部を有している。
電圧計測部は電池の電圧を計測し、電流計測部は電池に流れる電流を計測する。
分類部は、計測した電圧と電流により決まる座標を、決められた1つ以上の電流値を示す閾値を用いて、複数の範囲に分類する。
生成部は、分類した範囲内の座標を用いて、電池に電圧と電流が供給されていない場合に電池の内部抵抗が0オームであることを表す原点を通る近似式を、範囲ごとに生成する。
推定部は範囲ごとに生成した近似式の傾きを取得する。続いて、範囲各々と、近似式の傾き各々を補正する重み付け係数と、が関連付けられて記憶される係数情報を参照して、範囲に対応する重み付け係数を取得する。そして、範囲ごとに対応する近似式の傾きと重み付け係数を乗算し、範囲ごとに乗算した値を加算して内部抵抗を推定する。
本実施形態によれば、内部抵抗の推定精度を向上させることができるという効果を奏する。
内部抵抗推定回路の一実施例を示す図である。 制御部の一実施例を示す図である。 電圧と電流により決まる座標の一実施例を示す図である。 範囲ごとの近似式に対応する直線の一実施例を示す図である。 制御部の動作の一実施例を示す図である。 分類情報のデータ構造の一実施例を示す図である。 傾き情報、係数情報、内部抵抗情報のデータ構造の一実施例を示す図である。
以下図面に基づいて、実施形態について詳細を説明する。
図1は、内部抵抗推定回路の一実施例を示す図である。図1の内部抵抗推定回路は電池ブロックの電池B1〜B8それぞれの内部抵抗を推定する回路で、制御部1、記憶部2、電流計測部3、電圧計測部4a〜4hを有している。なお、電池の数は8個に限定されるものではない。
制御部1(コンピュータ)は、例えば、Central Processing Unit(CPU)、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイス(Field Programmable Gate Array(FPGA)、Programmable Logic Device(PLD)など)を用いることが考えられる。また、制御部1は記憶部を有してもよいし、制御部1とは別に設けた記憶部と接続してもよい。
記憶部2、例えばRead Only Memory(ROM)、Random Access Memory(RAM)などのメモリやハードディスクなどが考えられる。なお、記憶部2にはパラメータ値、変数値などのデータを記録してもよいし、実行時のワークエリアとして用いてもよい。
電池ブロックの電池B1〜B8は直列に接続されている。電池B1〜B8は二次電池などを用いることが考えられる。二次電池として、例えば、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素二次電池などが考えられる。
また、電池ブロックの端子P1、P2は負荷または電力供給源に接続され、電池ブロックは充放電をする。
電流計測部3は電池に流れる電流を計測する。また、電流計測部3が計測したデータは制御部1に出力される。電流計測部3は、例えば、電流計などが考えられる。
電圧計測部4a〜4hは電池B1〜B8各々の電圧を計測する。また、電圧計測部4a〜4hが計測したデータは制御部1に出力される。電圧計測部4a〜4hは、例えば、電圧計などが考えられる。
制御部について説明する。
図2は、制御部の一実施例を示す図である。例えば、充電装置の閉回路において、制御部1は電圧計測部4a〜4hが計測した電池B1〜B8の閉回路電圧(CCV)と、電流計測部3が計測した電池に流れる電流を取得する。また、制御部1は後述する分類部201、生成部202、推定部203などを有している。
分類部201は、計測した電圧と電流により決まる複数の座標(電流値,電圧値)を、決められた1以上の電流値を示す閾値を用いて、複数の範囲に分類する。
座標は図3に示す破線301で囲まれている点で、計測した電流値(X軸)と電圧値(Y軸)により決まる。
閾値Isa〜Isdは電池の特性または実験などにより決められる値である。また、主に使用される電流値がある場合には、その電流値が中心にくるように閾値を決めることが望ましい。なお、閾値Isa〜Isdは電圧計測部4a〜4hや電流計測部3の測定許容範囲や周囲温度などを加味して決めてもよい。
複数の範囲は、図3に示す電流値を示す閾値Isa〜Isdにより決まる範囲Ira〜Irdである。図3は、電圧と電流により決まる座標の一実施例を示す図である。また、図3では範囲Ira〜Irdは連続して設定されているが、範囲は連続していなくてもよい。例えば、範囲Iraと、範囲Irb、Irc、Irdのうち何れかを組み合わせて用いてもよい。なお、本例では4つの範囲について説明しているが4つに限定されるものではない。
生成部202は、範囲Ira、IRb、Irc、Irdそれぞれに対して原点を通る近似式を生成する。すなわち、範囲内の座標を用いて原点を通る近似式を、範囲Ira〜Irdごとに生成する。
ここで、原点とは図3、図4に示す座標(0,0)である。すなわち、電池B1〜B8に電圧と電流が供給されていない場合に電池B1〜B8の内部抵抗が0オームであることを表す。また、近似式は原点を通る一次関数で表される直線で、例えば回帰分析などを用いて、切片0のときの傾きを求める。図4は、範囲ごとの近似式に対応する直線の一実施例を示す図である。図4のAには、範囲Ira内の座標と原点を用いて生成した近似式を表す直線401が示されている。図4のBには、範囲Irb内の座標と原点を用いて生成した近似式を表す直線402が示されている。図4のCには、範囲Irc内の座標と原点を用いて生成した近似式を表す直線403が示されている。図4のDには、範囲Ird内の座標と原点を用いて生成した近似式を表す直線404が示されている。
推定部203は範囲Ira、Irb、Irc、Irdごとに生成した近似式の傾きを取得する。続いて、推定部203は範囲Ira、Irb、Irc、Ird各々の近似式の傾き各々を補正する重み付け係数が関連付けられている係数情報を参照して、範囲ごとに対応する重み付け係数を取得する。その後、範囲ごとに近似式の傾きと重み付け係数とを乗算する。そして、範囲ごとに乗算した値を加算して内部抵抗を推定する。
なお、係数情報に記憶される重み付け係数は、閾値Isa〜Isdのうち最も小さい第1の閾値Isaより電流が小さい場合に分類に用いられる範囲Ira(第1の範囲)に対応する近似式の傾きを基準として、範囲Iraに近いほど範囲各々に対応付ける重み付け係数の重みを大きくする。すなわち、電流の小さい範囲ほど重み付け係数の重みを大きくする。例えば、範囲Iraの重み付け係数δ1(=1)、範囲Irbの重み付け係数δ2、範囲Ircの重み付け係数δ3、範囲Irdの重み付け係数δ4とした場合、δ1=1≧δ2≧δ3≧δ4>0とする。重み付け係数δ1、δ2、δ3、δ4は電池の特性、実験、周囲環境などを加味して求める。
制御部の動作について説明する。
図5は、制御部の動作の一実施例を示す図である。ステップS501では、制御部1が電流計測部3から電流値を取得する。
ステップS502では、制御部1が電池B1〜B8各々の電圧値を計測部4a〜4h各々から取得する。
ステップS503では、制御部1が取得した電圧値と電流値を分類して記憶部2に記憶する。すなわち、電池B1〜B8各々について計測した電圧値と電流値を用いて決定した座標を、電流値を基準に範囲ごとに分類し、記憶部2の分類情報601に記憶する。図6は、分類情報のデータ構造の一実施例を示す図である。分類情報601は、「電池」「電圧」「範囲Ira」「範囲Irb」「範囲Irc」「範囲Ird」に記憶される情報を有している。「電池」には電池を識別する識別情報が記憶さている。本例では、識別情報として「B1」「B2」「B3」・・・・などが記憶されている。
「電圧」には計測した電池各々に対応する閉回路電圧値が記憶されている。本例では、電池「B1」に関連する計測した電圧値を表す「VB11」「VB12」「VB13」「VB14」「VB15」「VB16」「VB17」・・・・が「電圧」に記憶されている。また、電池「B2」に関連する計測した電圧値を表す「VB21」「VB22」「VB23」「VB24」「VB25」「VB26」「VB27」・・・・が「電圧」に記憶されている。また、電池「B3」に関連する計測した電圧値を表す「VB31」「VB32」「VB33」「VB34」「VB35」「VB36」「VB37」・・・・が「電圧」に記憶されている。
「範囲Ira」「範囲Irb」「範囲Irc」「範囲Ird」には、計測した電池に流れる電流値が範囲ごとに分類されて記憶されている。「範囲Ira」には図3、図4に示す範囲Iraに分類された座標の電流値が、「電圧」に記憶されている電圧値に対応付けられて記憶されている。本例では、電池「B1」「B2」「B3」・・・に対応する各「電圧」に記憶されている電圧値「VB11」「VB21」「VB31」・・・に関連付けられている「範囲Ira」に電流値を示す「IB1」が記憶されている。
「範囲Irb」には図3、図4に示す範囲Irbに分類された座標の電流値が、「電圧」に記憶されている電圧値に対応付けられて記憶されている。本例では、電池「B1」に対応する各「電圧」に記憶されている電圧値「VB12」「VB13」「VB15」に関連付けられている「範囲Irb」に電流値を示す「IB2」「IB3」「IB5」が記憶されている。電池「B2」に対応する各「電圧」に記憶されている電圧値「VB22」「VB23」「VB25」に関連付けられている「範囲Irb」に電流値を示す「IB2」「IB3」「IB5」が記憶されている。電池「B3」に対応する各「電圧」に記憶されている電圧値「VB32」「VB33」「VB35」に関連付けられている「範囲Irb」に電流値を示す「IB2」「IB3」「IB5」が記憶されている。
「範囲Irc」には図3、図4に示す範囲Ircに分類された座標の電流値が、「電圧」に記憶されている電圧値に対応付けられて記憶されている。本例では、電池「B1」に対応する各「電圧」に記憶されている電圧値「VB14」「VB16」に関連付けられている「範囲Irc」に電流値を示す「IB4」「IB6」が記憶されている。本例では、電池「B2」に対応する各「電圧」に記憶されている電圧値「VB24」「VB26」に関連付けられている「範囲Irc」に電流値を示す「IB4」「IB6」が記憶されている。本例では、電池「B3」に対応する各「電圧」に記憶されている電圧値「VB34」「VB36」に関連付けられている「範囲Ird」に電流値を示す「IB4」「IB6」が記憶されている。
「範囲Ird」には図3、図4に示す範囲Irdに分類された座標の電流値が、「電圧」に記憶されている電圧値に対応付けられて記憶されている。本例では、電池「B1」「B2」「B3」・・・に対応する各「電圧」に記憶されている電圧値「VB17」「VB27」「VB37」・・・に関連付けられている「範囲Ird」に電流値を示す「IB7」が記憶されている。
ステップS504では、制御部1が分類情報を参照して各電池の範囲ごとに原点を通る近似式を生成する。例えば、回帰分析などにより図4のA〜Dに示す直線401〜404に対応する原点を通る近似式を求める。
ステップS505では、制御部1が各電池の範囲ごとに近似式の傾きを取得する。例えば、電池の識別番号と近似式の傾きを関連付けて記憶する。図7は、傾き情報、係数情報、内部抵抗情報のデータ構造の一実施例を示す図である。図7の傾き情報701は、「電池」「範囲Ira」「範囲Irb」「範囲Irc」「範囲Ird」に記憶される情報を有している。「電池」には電池を識別する識別情報が記憶さている。本例では、識別情報として「B1」「B2」「B3」・・・・などが記憶されている。「範囲Ira」「範囲Irb」「範囲Irc」「範囲Ird」には電池各々の範囲各々に対応するステップS504で求めた近似式の傾きが記憶されている。本例では、範囲Iraを表す「範囲Ira」には電池B1、B2、B3、B4、B5・・・・に対応する「B1」「B2」「B3」「B4」「B5」・・・・それぞれに関連付けられて範囲Iraの傾き「RB11」「RB21」「RB31」「RB41」「RB51」が記憶されている。範囲Irbを表す「範囲Irb」には電池B1、B2、B3、B4、B5・・・・に対応する「B1」「B2」「B3」「B4」「B5」・・・・それぞれに関連付けられて範囲Irbの傾き「RB12」「RB22」「RB32」「RB42」「RB52」が記憶されている。範囲Ircを表す「範囲Irc」には電池B1、B2、B3、B4、B5・・・・に対応する「B1」「B2」「B3」「B4」「B5」・・・・それぞれに関連付けられて範囲Ircの傾き「RB13」「RB23」「RB33」「RB43」「RB53」が記憶されている。範囲Irdを表す「範囲Ird」には電池B1、B2、B3、B4、B5・・・・に対応する「B1」「B2」「B3」「B4」「B5」・・・・それぞれに関連付けられて範囲Irdの傾き「RB14」「RB24」「RB34」「RB44」「RB54」が記憶されている。
ステップS506では制御部1が各範囲の重み付け係数を記憶部2などから取得する。例えば、係数情報702から各範囲に関連付けられている重み付け係数を取得する。本例では、係数情報702は「範囲Ira」「範囲Irb」「範囲Irc」「範囲Ird」に記憶される情報を有している。「範囲Ira」には重み付け係数を示す「δ1」が記憶され、「範囲Irb」には重み付け係数を示す「δ2」が記憶され、「範囲Irc」には重み付け係数を示す「δ3」が記憶され、「範囲Ird」には重み付け係数を示す「δ4」が記憶されている。
なお、電池の種類が異なる場合には電池の種類ごとに係数情報を有してもよい。また、電池の劣化により特性が変化することが分かっている場合には、劣化により特性を加味した係数情報も記憶し、劣化を検知した時点で係数情報を切り替えてもよい。
ステップS507では制御部1が各電池の内部抵抗を求める。例えば、電池B1の内部抵抗RB1は(R11×δ1+R12×δ2+R13×δ3+R14×δ4)/(δ1+δ2+δ3+δ4)を計算して求める。電池B2の内部抵抗RB2は(R21×δ1+R22×δ2+R23×δ3+R24×δ4)/(δ1+δ2+δ3+δ4)を計算して求める。電池B3の内部抵抗RB3は(R31×δ1+R32×δ2+R33×δ3+R34×δ4)/(δ1+δ2+δ3+δ4)を計算して求める。電池B4の内部抵抗RB4は(R41×δ1+R42×δ2+R43×δ3+R44×δ4)/(δ1+δ2+δ3+δ4)を計算して求める。求めた電池ごとの内部抵抗は、例えば、図7の内部抵抗情報703に記憶する。本例では、電池B1、B2、B3、B4、B5・・・・を識別する識別情報「B1」「B2」「B3」「B4」「B5」それぞれに関連付けて求めた内部抵抗を示す「RB1」「RB2」「RB3」「RB4」「RB5」・・・・が記憶されている。すなわち、各範囲の近似式の傾きと重み付け係数を乗算し、乗算して得られた値を加算して内部抵抗を推定する。重み付け係数の総和(δ1+δ2+δ3+δ4)が1でない場合は、加算して得られた値を重み付け係数の総和で除算して内部抵抗を推定する。
また、重み付け係数の総和で除算しなくてもいいように、重み付け係数(δ1〜δ4)を総和が1になるような係数にしてもよい。この場合でも、δ1≧δ2≧δ3≧δ4とし、電流の小さい範囲ほど重み付け係数の重みを大きくする。
ステップS508では、制御部1が計測を終了するか否かを判定し、計測を終了する場合(Yes)には計測を終了し、計測を継続する場合(No)にはステップS501に移行して計測を継続する。
本実施形態によれば、電流の低い範囲では閉回路電圧に対する分極の影響が小さいことを利用して内部抵抗の推定精度を向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
1 制御部、
2 記憶部、
3 電流計測部、
4a、4b、4c、4d、4e、4f、4g、4h 電圧計測部、
B1、B2、B3、B4 電池、
201 分類部、
202 生成部、
203 推定部、
601 分類情報、
701 傾き情報、
702 係数情報、
703 内部抵抗情報、

Claims (4)

  1. 電池の電圧を計測する電圧計測部と、
    前記電池に流れる電流を計測する電流計測部と、
    計測した電圧と電流により決まる座標を、決められた1つ以上の電流値を示す閾値を用いて、複数の範囲に分類する分類部と、
    分類した前記範囲内の座標を用いて、前記電池に電圧と電流が供給されていない場合に前記電池の内部抵抗が0オームであることを表す原点を通る近似式を、前記範囲ごとに生成する生成部と、
    前記範囲ごとに生成した前記近似式の傾きを取得し、前記範囲各々と、前記近似式の傾き各々を補正する重み付け係数と、が関連付けられて記憶される係数情報を参照して、前記範囲に対応する重み付け係数を取得し、前記範囲ごとに対応する前記近似式の傾きと重み付け係数を乗算し、前記範囲ごとに乗算した値を加算して内部抵抗を推定する推定部と、
    を備えることを特徴とする内部抵抗推定回路。
  2. 前記係数情報に記憶される重み付け係数は、
    前記閾値のうち最も小さい第1の閾値より前記電流が小さい場合に分類に用いられる第1の範囲に近いほど前記範囲各々に対応付ける重み付け係数の重みを大きくする、ことを特徴とする請求項1に記載の内部抵抗推定回路。
  3. 充電装置の内部抵抗推定方法であって、
    コンピュータが、
    電池の電圧を計測する電圧計測部と、前記電池に流れる電流を計測する電流計測部と、により計測した電圧と電流により決まる座標を、決められた1つ上の電流値を示す閾値を用いて、複数の範囲に分類し、
    分類した前記範囲内の座標を用いて、前記電池に電圧と電流が供給されていない場合に前記電池の内部抵抗が0オームであることを表す原点を通る近似式を、前記範囲ごとに生成し、
    前記範囲ごとに生成した前記近似式の傾きを取得し、
    前記範囲各々と、前記近似式の傾き各々を補正する重み付け係数と、が関連付けられて記憶される係数情報を参照して、前記範囲に対応する重み付け係数を取得し、
    前記範囲ごとに対応する前記近似式の傾きと重み付け係数を乗算し、
    前記範囲ごとに乗算した値を加算して内部抵抗を推定する、
    処理を実行することを特徴とする内部抵抗推定方法。
  4. 前記係数情報に記憶される重み付け係数は、
    前記閾値のうち最も小さい第1の閾値より前記電流が小さい場合に分類に用いられる第1の範囲に近いほど前記範囲各々に対応付ける重み付け係数の重みを大きくする、ことを特徴とする請求項3に記載の内部抵抗推定方法。
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