JP5798676B1 - 建物用煙突 - Google Patents

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Abstract

【課題】地震時の水平力が作用した際、横ずれ等による漏煙を抑制し、かつ地震が収まったときは元の姿勢に戻りやすい建物用煙突を提供する。【解決手段】建物用煙突10の筒形状の複数の煙突ユニット11を上下へ一列に積層する。上下に隣接する2つの煙突ユニット11U,11Lどうし間にジョイント部20を設ける。このジョイント部20によって、上側の煙突ユニット11Uの下側の煙突ユニット11Lに対する横ずれを規制し微小回転を許容するように、2つの煙突ユニット11U,11Lどうしを滑節点状態で連接する。各煙突ユニット11の側部から側方アーム31を突出させて建物1の躯体1aに保持させる。アーム拘束部32によって、側方アーム31を躯体1aに対して上方変位可能に拘束する。【選択図】図1

Description

本発明は、建物に付属の煙突に関し、特に複数の筒形状の煙突ユニットを上下へ積層してなる建物用煙突に関する。
一般に、ボイラーや発電機等が有る建物の内部や外壁には、排ガスを放出するための煙突が備えられている。通常、この種の煙突は、複数の筒形状の煙突ユニットにて構成されている。これら煙突ユニットが、鉛直に一列に積層されている。
地震時には、水平力によって建物に層間変形が生じる。この層間変形に煙突が追従しなければいけない。追従できない場合は、煙突の破損につながる。
煙突を層間変形に追従させるために、煙突ユニットを軟らかい材質にして撓ませることが考えられる。しかし、そうすると、煙突自体が水平力に耐えられなくなってしまう。煙突を水平力に対して耐え得るようにするには、各煙突ユニットを剛性材質にする必要があり、そうすると、層間変形に対して煙突ユニットが撓みにくくなってしまう。
各煙突ユニットに剛性を持たせた煙突において、層間変形に追従させるために、上下の煙突ユニットどうしをスウェー(横ずれ)可能に連結した煙突も知られている(特許文献1等参照)。しかし、横ずれ量が各煙突ユニットの壁厚以上になると、下側の煙突ユニットの内部空間の一部分が上方へ開放されてしまい、そこから煙(排ガス)が漏れる懸念がある。また、地震が収まったとき、煙突ユニットどうしが元の位置に戻るかどうかも懸念される。
実公昭63−050583号公報
本発明は、前記の事情に鑑み、各煙突ユニットに剛性を持たせた建物用煙突において、前記水平力が作用した際、横ずれ等による漏煙を抑制し、かつ地震が収まったときは元の姿勢に戻りやすい建物用煙突を提供することを目的とする。
前記問題点を解決するために、本発明は、軸線を上下に向けた筒形状の複数の煙突ユニットを上下へ一列に積層してなる建物用煙突であって、
前記複数の煙突ユニットにおける上下に隣接する2つの煙突ユニットどうし間に設けられ、上側の煙突ユニットの下側の煙突ユニットに対する横ずれを規制し微小回転を許容するように、これら2つの煙突ユニットどうしを滑節点状態で連接するジョイント部と、
各煙突ユニットの側部から突出されるとともに前記建物の躯体に保持された側方アームと、
前記側方アームを前記躯体に対して上方変位可能に拘束するアーム拘束部と、
を備えたことを特徴とする。
ここで、「滑節点状態」とは、2つの煙突ユニットどうしが、水平力やモーメントを完全に伝達し合う剛節点となるように接合されておらず、相対的な上下変位や回転変位等(ただし、水平変位を除く)を許容し合うように連接された状態を言う。これによって、建物用煙突に地震時の水平力が作用したときは、煙突ユニットどうしの横ずれ(スウェー)を防止するとともに微小回転(ロッキング)を起こさせることができる。微小回転時の最大振れ角は、0.1°〜1°程度が好ましい。また、地震が収まったときは、各煙突ユニットが微小回転の収束によって元の位置に戻るようにすることができる。したがって、漏煙を確実に抑制又は防止できる。
煙突ユニットどうしを接合する作業は不要である。
前記ジョイント部が、前記上下の煙突ユニットの対向端部の外周部どうし間に跨るとともに前記対向端部を囲む枠部材を有し、前記枠部材が、前記上下いずれか一方の煙突ユニットに固定され、かつ他方の煙突ユニットの外周部に非固定状態で添えられていることが好ましい。
ここで、「非固定状態」とは、前記枠部材と前記他方の煙突ユニットとが溶接、ボルト締め、圧接等の固定手段で固定されておらず、煙突に地震等による力やモーメントが加わったときは互いに相対変位可能な状態を言う。これによって、地震時には、前記横ずれを確実に規制しつつ前記微小回転を許容できる。
前記枠部材は、前記一方の煙突ユニットから他方の煙突ユニット側へ突出し、この突出部分が前記他方の煙突ユニットの外周部に非固定状態で添えられることになる。前記枠部材を前記一方の煙突ユニットに取り付けた後、前記突出部分に前記他方の煙突ユニットを差し込むことにすれば、煙突ユニットの継ぎ足し作業を容易化できる。
前記枠部材は、上下いずれか一方の煙突ユニットと接合すればよく、他方の煙突ユニットとの接合作業は不要である。
前記アーム拘束部が、前記躯体に対して位置固定されるとともに前記側方アームを鉛直に貫通する軸部材と、前記軸部材の上部に配置されたストッパとを含み、前記側方アームが、前記ストッパに突き当たるまで上方変位可能であることが好ましい。
これによって、側方アームが軸部材から抜けるのを阻止できるだけでなく、振れの角度を制限でき、煙突ユニットの倒壊を防止できる。
前記アーム拘束部が、前記軸部材を収容する鉛直なガイド筒を更に含み、前記ストッパが、前記ガイド筒の上端部から径方向外側へ突出されており、
前記軸部材がボルトにて構成され、このボルトの上端部に螺合されたナットの締め付けによって、前記ガイド筒が前記躯体に位置固定されており、
前記側方アームには、ガイド穴を有するガイド部が設けられ、前記ガイド筒が前記ガイド穴に摺動可能に挿通されていることが好ましい。
これによって、側方アームをガイド筒のガイドによってスムーズに上方変位させることができる。かつ、ガイド筒によって軸部材を保護できる。
前記側方アームには、前記ガイド穴より大径の過大穴が形成され、前記過大穴に前記ガイド筒が挿通され、
前記ガイド部が、前記側方アームとは別体に形成され、かつ前記側方アームに位置調節されて取り付けられていることが好ましい。
これによって、煙突ユニットに設置誤差があっても、ガイド部を位置調節することによって誤差を埋め合わせることができる。よって、煙突ユニットの設置作業を容易化できる。
前記ガイド筒が、偏心された外側偏心穴を有する外筒部材と、偏心された内側偏心穴を有する内筒部材とを含み、
前記軸部材が、前記内側偏心穴に回転可能に挿通され、
前記内筒部材が、前記外側偏心穴に回転可能に収容され、
前記外筒部材が、前記ガイド穴に回転可能に挿通されていてもよい。
これによって、煙突ユニットに設置誤差があっても、内外の筒部材の向きをそれぞれ調節することによって誤差を埋め合わせることができる。よって、煙突ユニットの設置作業を容易化できる。また、ガイド部を側方アームと一体化することができ、ガイド部の後付け作業を省くことができる。
本発明によれば、地震時の水平力が作用したときは、各煙突ユニットを微小回転させることができ、地震が収まったときは、各煙突ユニットが微小回転の収束によって元の位置に戻るようにすることができる。これによって、漏煙を抑制又は防止できる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る建物用煙突の一部を建物と共に示す、図2のI−I線に沿う正面図である。 図2は、前記建物用煙突を建物と共に示す、図1のII−II線に沿う平面断面図である。 図3は、図2のIII−III線に沿う、前記建物用煙突のジョイント部及びその周辺部の正面断面図である。 図4(a)は、図2のIVa−IVa線に沿う、前記建物用煙突の側方保持部の正面断面図である。図4(b)は、図4(a)のIVb−IVb線に沿う、前記側方保持部の側面断面図である。 図5は、前記建物用煙突の上下に隣接する2つの煙突ユニットどうしを組み立てる様子を示す分解正面図である。 図6は、地震による水平力が作用した際の前記建物用煙突の状態を例示した正面図である。 図7は、図6において、前記側方保持部の側方アームが上限まで上方変位した場合を示す正面断面図である。 図8は、本発明の第2実施形態に係る建物用煙突を建物の一部と共に示す平面断面図である。 図9は、図8のIX−IX線に沿う、前記第2実施形態に係る建物用煙突の正面断面図である。 図10(a)は、図9のXa−Xa線に沿う、前記第2実施形態に係る建物用煙突の側方保持部の平面断面図である。図10(b)は、同図10(a)の側方保持部が取り得る他の状態を示す平面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1〜図7は、本発明の第1実施形態を示したものである。図1に示すように、建物1の躯体1a内に煙突用吹き抜け1sが設けられている。煙突用吹き抜け1sは、建物1を鉛直に吹き抜けている。煙突用吹き抜け1s内に煙突10が設置されている。詳細な図示は省略するが、建物1にはボイラーや発電機等のガス排出を伴う設備が設けられており、これら設備の排気ダクトが煙突10の下端部に接続されている。煙突10の上端部は、建物1の屋上等に突出されている。煙突10は、複数の煙突ユニット11,11…に分割されている。これら煙突ユニット11,11…が、上下へ一列に積層されることによって、煙突10が構成されている。
図2に示すように、各煙突ユニット11は、軸線を鉛直(上下)に向けた四角形の筒状(角筒形)になっている。図1及び図2に示すように、各煙突ユニット11は、4つの断熱壁材12と、コーナー材13と、水平材14とを含む。各断熱壁材12は、珪酸カルシウム等の硬質の断熱材料にて構成され、平らなパネル状になっている。4つの断熱壁材12が、互いに平面視で四角形になるように組み合わされている。煙突ユニット11の4つの隅角部には、L形鋼からなるコーナー材13が鉛直に設置されている。煙突ユニット11の4つの外側面には、形鋼からなる複数の水平材14が互いに上下に間隔を置いて水平に架け渡されている。したがって、煙突ユニット11は、剛性体であり、それ自体が水平力によって撓むことは殆どない。
さらに、図3に示すように、煙突ユニット11の上端面及び下端面には、パッキン15が設けられている。パッキン15は、ガラスフェルト等の高耐熱性及び高弾力性のシール材にて構成されている。このパッキン15が上下の煙突ユニット11の断熱壁材12どうし間に挟まれて圧縮されている。これによって、煙突10の気密性能が高められている。
なお、図2においては、パッキン15の図示が省略されている。
図5に示すように、煙突10における相対的に下側の煙突ユニット11上に相対的に上側の11が同軸をなすように順次継ぎ足されている。以下、これら上下に隣接する2つの煙突ユニット11,11を互いに区別するときは、上側の煙突ユニット11の符号を11Uと表記し、下側の煙突ユニット11の符号を11Lと表記する(図3参照)。勿論、上側の煙突ユニット11Uであるか下側の煙突ユニット11Lであるかは相対的であり、各煙突ユニット11が、直下の煙突ユニット11に対しては上側の煙突ユニット11Uとなり、直上の煙突ユニット11に対しては下側の煙突ユニット11Lとなる。
図5に示すように、上下の煙突ユニット11U,11Lどうし間には、ジョイント部20が設けられている。図2及び図3に示すように、ジョイント部20は、枠部材21と、スペーサ22を含む。枠部材21は、4つの鋼板によって構成され、煙突10の外周に沿う四角環状に組まれている。この枠部材21が、上下の煙突ユニット11U,11Lの対向端部の外周部どうし間に跨るとともに、前記対向端部を囲んでいる。図3に示すように、枠部材21の下側部分24が、下側(一方)の煙突ユニット11L(11)のコーナー材13及び水平材14に、直接又はスペーサ22を介して接合(固定)されている。したがって、下側煙突ユニット11Lと枠部材21とは一体構造になっている。
図5に示すように、枠部材21の上側部分23(以下「枠上側部分23」と称す)は、下側煙突ユニット11Lの上端部(対向端部)よりも上方へ突出されている。この枠上側部分23の内側に上側煙突ユニット11Uの下端部(対向端部)が差し込まれている。これによって、図3に示すように、枠上側部分23が、上側(他方)の煙突ユニット11Uの外周部に非固定状態で添えられている。したがって、枠部材21と上側煙突ユニット11Uとは互いに剛接合されていない。上側煙突ユニット11Uと枠部材21との間には多少の隙間があってもよく、或いは隙間が無くて、上側煙突ユニット11Uと枠部材21とが当接していてもよい。
枠部材21によって、上側の煙突ユニット11Uの下端部が下側の煙突ユニット11Lに対して横ずれ(水平方向へのずれ)を起こすのが規制(制限又は阻止)されている。一方、上側の煙突ユニット11Uが下側の煙突ユニット11Lに対して上方へ変位するのは許容されている。図6に示すように、「上方変位」には、上側の煙突ユニット11Uの片側が斜めに浮き上がる場合も含まれる。つまり、傾斜ひいては微小回転も含まれる。また、図3に示すように、上下の煙突ユニット11U,11Lの対向端面には、それぞれ段差25が形成されている。これら段差25どうしが、横ずれ不能かつ上下変位可能に嵌め合わされることで、ジョイント部20の他の要素を構成している。
したがって、ジョイント部20は、上側の煙突ユニット11Uの下側の煙突ユニット11Lに対する横ずれを規制し、かつ傾斜ひいては微小回転を許容するようにして、これら煙突ユニット11U,11Lどうしを滑節点状態で連接している。
図1に示すように、各煙突ユニット11の上端近くの側部には、複数(ここでは4つ)の側方保持部30が設けられている。図2に示すように、側方保持部30は、煙突ユニット11の左右の側部の前後方向(図2において上下)の両側にそれぞれ配置されている。
図4(a)に示すように、各側方保持部30は、側方アーム31と、アーム拘束部32を含む。側方アーム31は、水平板31aと、縦リブ31bとを有し、煙突ユニット11から左右側方へ突設されている。水平板31a及び縦リブ31bは、共に長方形の鋼板にて構成されている。図4(b)に示すように、水平板31aの上面の幅方向の中央部に縦リブ31bが鉛直に立設されている。したがって、側方アーム31の断面形状は、逆さT字形になっている。これら水平板31a及び縦リブ31bの基端部が、煙突ユニット11のコーナー材13又は水平材14に溶接又はボルト締め等にて接合されている。
図1に示すように、建物1の躯体1aにおける、例えば鋼桁1bには、支持台1dが取り付けられている。図4に示すように、この支持台1dの上面に側方アーム31の先端部が載置(保持)されている。これによって、煙突ユニット11の側部が、側方保持部30を介して支持台1dひいては躯体1aの鋼桁1bに支持(保持)されている。言い換えると、側方保持部30が、煙突10を倒れないように側方から支えている。
なお、上側の煙突ユニット11Uの荷重の一部分又は大部分は下側の煙突ユニット11Lに掛かっている。残りの荷重が側方保持部30を介して躯体1aに掛かっている。
或いは、上側の煙突ユニット11Uのほぼ全荷重が下側の煙突ユニット11Lに掛かり、側方アーム31は単に支持台1dに添えられているだけであってもよい。
逆に、上側の煙突ユニット11Uの荷重のほぼ全荷重が側方保持部30を介して躯体1aに掛かり、下側の煙突ユニット11Lには、上側の煙突ユニット11Uの荷重が殆ど掛かっていなくてもよい。
図4(b)に示すように、各側方アーム31における縦リブ31bを挟んで両側にそれぞれアーム拘束部32が設けられている。これらアーム拘束部32によって側方アーム31が支持台1dに拘束されている。各アーム拘束部32は、ボルト33(軸部材)と、ガイド筒34と、ワッシャ35(ストッパ)と、ダブルナット36(ナット)とを含む。
ボルト33は、頭部を下にして、支持台1d及び水平板31aを鉛直に貫通している。すなわち、支持台1dにはボルト穴1cが形成されている。水平板31aには、過大穴31cが形成されている。これらボルト穴1c及び過大穴31cにボルト33が挿通されている。ボルト穴1cの穴径は、ボルト33の雄ネジ外径と略等大かつ僅かに大きい。したがって、ボルト穴1cによってボルト33の水平方向の位置が決められている。過大穴31cは、ボルト穴1cひいてはボルト33よりも十分に大径の、いわゆるバカ穴になっている。したがって、過大穴31cとボルト33との直径差分だけ、支持台1dに対する側方アーム31の水平方向(前後左右)の位置決め誤差が許容されている。
側方アーム31には、ガイド部37が設けられている。ガイド部37は、側方アーム31とは別体の小さい平鋼板にて構成されている。このガイド部37が、側方アーム31に対して位置調節されるとともに、溶接によって水平板31aの上面に取り付けられている。ガイド部37にはガイド穴37cが形成されている。ガイド穴37cの直径は、過大穴31cの直径よりも小さい。このガイド穴37cの全体が、過大穴31cの一部分と重なって連通している。
図4(a)に示すように、ガイド筒34は、円筒形の鋼製直管にて構成されている。ガイド筒34の軸長は、ボルト33の首下長さよりも短い。ガイド筒34の内直径は、ボルト33の雄ネジ外径よりも大きく、更にはボルト穴1cの直径よりも大きい。ガイド筒34の外直径は、過大穴31cの直径よりも小さく、ガイド穴37cの直径と略等大かつ僅かに小さい。このガイド筒34が、軸線を鉛直(上下)に向けてボルト33の外側に嵌められることによって、ガイド筒34の内部にボルト33が収容されている。ガイド筒34の下端部は、ガイド穴37cに摺動可能に挿通されるとともに、過大穴31cに挿し入れられて、支持台1dの上面に突き当てられている。ガイド筒34の下端部よりも上側の部分は、ガイド部37の上方に突出されている。
このガイド筒34よりもボルト33の上端部(上部)が上へ突出されている。ボルト33の上端部には、ワッシャ35が嵌められるとともにダブルナット36が螺合されている。このダブルナット36の締め付けによって、ガイド筒34が支持台1dとワッシャ35との間に強く挟み付けられ、かつボルト33の頭部が支持台1dの下面に強く押し当てられている。これによって、ボルト33及びガイド筒34が、支持台1dひいては躯体1aに対して位置固定されている。したがって、側方アーム31が水平方向へは殆ど変位不能になっている。一方、ボルト33及びダブルナット36による締め付け力は、側方アーム31には作用していない。したがって、アーム拘束部32には側方アーム31の浮き代が設定されており、側方アーム31の浮き(上方変位)が許容されている。要するに、アーム拘束部32は、側方アーム31を躯体1aに対して上方変位可能に拘束している。
ワッシャ35の外直径は、ガイド筒34よりも大径である。したがって、ワッシャ35は、ガイド筒34の上端部から径方向外側へ突出されている。
図7に示すように、側方アーム31が上方へ変位していくと、やがて水平板31aがガイド部37を介してワッシャ35に突き当たることで、側方アーム31がそれ以上は上方変位不能になる。つまり、側方アーム31は、ワッシャ35に突き当たるまで上方変位可能である。ワッシャ35は、側方アーム31の上限位置を決めるストッパとなる。
前記煙突10の構築方法を説明する。
図5に示すように、下側の煙突ユニット11Lが設置済であり、かつ該煙突ユニット11Lの上端部には枠部材21が取り付け済であるものとする。この枠部材21における枠上側部分23が、煙突ユニット11Lから上方へ突出されている。この枠上側部分23の内側に上側の煙突ユニット11Uの下部を差し込んで、下側煙突ユニット11L上に設置する。これによって、煙突ユニット11Uを煙突ユニット11Lに簡単に継ぎ足すことができる。
これと同時に、上側の煙突ユニット11Uの各側方アーム31が、対応する支持台1dの上面に載置される。この時、煙突ユニット11ひいては側方アーム31が躯体1aに対して厳密に位置決めされていなくても、過大穴31cの直径がボルト穴1cの直径よりも十分に大きいために、過大穴31cとボルト穴1cとが確実に重なるようにできる。したがって、ボルト33を支持台1dの下方からボルト穴1cに差し入れて、過大穴31cに確実に挿通することができる。
続いて、ガイド筒34を上方からボルト33の外側に嵌める。
更に、ガイド部37を、ガイド筒34の外側に嵌めて水平板31a上に配置する。この段階におけるガイド部37は、側方アーム31とは未接合であるから、側方アーム31に対する配置位置を調節できる。したがって、側方アーム31の設置精度に拘わらず、ガイド部37のガイド穴37cとガイド筒34とを位置合わせして、簡単に嵌め込むことができる。要するに、ガイド部37の位置調節によって、側方アーム31の設置誤差を埋め合わせることができる。
その後、ガイド部37を水平板31aに溶接して固定する。
また、ワッシャ35を介してダブルナット36をボルト33にねじ込むことで、ガイド筒34を位置固定する。これによって、側方アーム31が、躯体1aに対して上方へ変位可能に拘束される。
図6に示すように、地震の際は、水平力によって建物1に層間変形が生じる。このとき、ジョイント部20によって、上側の煙突ユニット11Uの下端部が、下側の煙突ユニット11Lに対し横ずれするのが規制される。一方、上側の煙突ユニット11Uが下側の煙突ユニット11Lに対して傾斜するのは許容される。したがって、上側の煙突ユニット11Uは、下側の煙突ユニット11Lに対して微小回転(ロッキング)する。このとき、上側の煙突ユニット11Uの下端部における傾斜側(図6において右側)の部分は、ジョイント部20の枠上側部分23に引っ掛かる。一方、上側の煙突ユニット11Uにおける傾斜側とは反対側(図6において左側)の部分は、下側の煙突ユニット11Lから浮き上がる。これに伴い、傾斜側とは反対側の側方アーム31が支持台1dから上方へ変位する。これによって、煙突10を建物1の層間変形に追従させることができる。この結果、煙突10が破損するのを防止できる。
微小回転時には、上側の煙突ユニット11Uの浮き上がり部分(図6において左側)と下側の煙突ユニット11Lとの間に隙間19が形成される。しかし、上側の煙突ユニット11Uが横ずれして下側の煙突ユニット11Uの上端開口の一部が上方へ開放されているわけではないから、煙(排ガス)の漏れを少なく抑えることができる。また、枠部材21が隙間19を枠状に囲むことで、漏煙を一層抑制できる。さらに、隙間19が出来ると、そこのパッキン15が弾力性によって膨張して隙間19を塞ごうとする。これによって、漏煙をより一層抑制できる。
側方保持部30においては、側方アーム31の上方変位の際、ガイド部37がガイド筒34に沿って上方へ案内される。このガイド筒34によってボルト33を囲むことで、ガイド部37がボルト33と直接摺擦するのを回避でき、ボルト33を保護できる。また、ガイド部37がボルト33のネジ山に引っ掛かるのを回避でき、側方アーム31をスムーズに上方変位させることができる。
図7に示すように、側方アーム31が所定量浮き上がると、ガイド部37がワッシャ35に突き当たる。これによって、側方アーム31の浮き上がり量を制限でき、側方アーム31がボルト33から抜けるのを阻止できる。また、煙突ユニット11が過度に傾くのを防止でき、ひいては、煙突ユニット11がバランスを失って倒れるのを防止できる。
地震の揺れが収まると、各煙突ユニット11の微小回転も収束して元の位置に復帰される。したがって、隙間19がそのまま残ることはない。よって、平常時においては漏煙を確実に防止することができる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において、既述の形態と重複する構成に関しては、図面に同一符号を付して説明を省略する。
図8〜図10は、本発明の第2実施形態を示したものである。図8に示すように、第2実施形態では、煙突10Aが円筒形になっている。煙突10Aの各煙突ユニット11は、一対の断熱壁材12A,12Aを含む。各断熱壁材12Aは、半割円筒形状になっている。2つの断熱壁材12Aを合わせることで、煙突ユニット11が円筒形になっている。
煙突ユニット11の外周部には外殻16が設けられている。外殻16は、円筒形の鋼材にて構成されている。この外殻16の内部に断熱壁材12A,12Aが収容されている。これによって、断熱壁材12A,12Aの全周が外殻16によって囲まれている。外殻16と各断熱壁材12Aとの間にはモルタル17が充填されている。
図8に示すように、第2実施形態におけるジョイント部20Aの枠部材21Aは、円環状になっている。図9に示すように、この枠部材21Aが、上下の煙突ユニット11U,11Lの対向端部の外周部どうし間に跨るとともに、これら煙突ユニット11U,11Lの対向端部の全周を囲んでいる。枠部材21Aの下側部分24Aが、下側(一方)の煙突ユニット11L(11)の外殻16の上端部の外周に接合(固定)されて一体化されている。枠部材21Aの上側部分(以下「枠上側部分23A」と称す)は、下側の煙突ユニット11Lの外殻16よりも上方へ突出されている。この枠上側部分23Aの内側に上側煙突ユニット11Uの下端部が差し込まれている。これによって、枠上側部分23Aが、上側(他方)の煙突ユニット11Uの外殻16の外周部に非固定状態で添えられている。したがって、枠部材21Aと上側煙突ユニット11Uとは互いに接合されていない。つまりは、ジョイント部20Aは、上下の煙突ユニット11U,11Lどうしを滑節点状態で連接している。これによって、地震によって水平力が作用した時、ジョイント部20Aによって、上側の煙突ユニット11Uの下側の煙突ユニット11Lに対する横ずれ(スウェー)が規制されるとともに、微小回転(ロッキング)が許容される。
図8に示すように、煙突10Aの各煙突ユニット11の側部には、4つ(複数)の側方保持部30Aが設けられている。これら側方保持部30Aは、煙突ユニット11の周方向に90度間隔で配置されている。これら側方保持部30Aの側方アーム31が、煙突ユニット11から90度間隔で放射状に延びている。
図9に示すように、建物1の煙突用吹き抜け1sの内壁には、例えば内庇スラブ1fが設けられている。各側方アーム31の先端部が内庇スラブ1fの上面に載せられている。側方保持部30Aのボルト33は、下端部が内庇スラブ1fに埋設されることで、内庇スラブ1fに定着されている。このボルト33が、内庇スラブ1fから鉛直上方へ突出され、側方アーム31の水平板31aを貫通している。水平板31aには、ガイド穴31dが形成されており、このガイド穴31dにボルト33が通されている。
水平板31aにおけるガイド穴31dの周辺部が、ガイド部31gを構成している。つまり、第2実施形態では、側方アーム31がガイド部31gを一体に含んでおり、別体のガイド部37は設けられていない。
図9及び図10(a)に示すように、更に、側方保持部30Aは、ガイド筒34に代えて、ガイド筒40を有している。ガイド筒40は、外筒部材41と、内筒部材42を含む。外筒部材41は、内筒部材42よりも大径の円柱形状になっている。外筒部材41の外径は、ガイド穴31dの内径と略等大かつ僅かに小さい。外筒部材41の内部には、外側偏心穴41cが形成されている。外側偏心穴41cは、外筒部材41の中心軸に対して偏心している。外筒部材41の上端部には、フランジ41fが形成されている。
内筒部材42は、C字断面の概略円柱形状になっている。内筒部材42の外径は、外側偏心穴41cの内径と等大かつ僅かに小さい。内筒部材42の内部には、内側偏心穴42cが形成されている。内側偏心穴42cは、内筒部材42の中心軸に対して偏心するとともに、内筒部材42の外周面の一側部に達している。内側偏心穴42cの内径は、ボルト33の雄ネジ外径と略等大かつ僅かに大きい。外筒部材41の上端部には、フランジ42fが形成されている。
外筒部材41の外側偏心穴41c内に内筒部材42が収容されている。内筒部材42のフランジ42fが、外筒部材41のフランジ41fの上面に重ねられている。内筒部材42の内側偏心穴42c内にボルト33が挿通されている。外筒部材41及び内筒部材42の下端部は、ガイド穴31dに収容されるとともに、内庇スラブ1fの上面に突き当てられている。これによって、ガイド穴31dの内周面とボルト33との間の環状空間が、ガイド筒40の下端部によって埋められている。
ダブルナット36を緩めた状態では、外筒部材41は、側方アーム31及び内筒部材42に対して回転可能である。また、内筒部材42は、ボルト33及び外筒部材41に対して回転可能である。
煙突10Aを組み立てる際は、下側の煙突ユニット11Lの枠上側部分23Aに上側の煙突ユニット11Uの下部を差し込むとともに、上側の煙突ユニット11Uの側方アーム31のガイド穴31dに内庇スラブ1fのボルト33を通す。このとき、ボルト33と側方アーム31とを厳密に位置決めする必要はない。
続いて、ボルト33の外側にガイド筒40を装着する。このとき、外筒部材41及び内筒部材42の回転角度(向き)をそれぞれ調節する。これによって、図10(a)及び同図(b)に例示するように、ボルト33がガイド穴31dの内側のどの位置に配置されていたとしても、ガイド筒40の下端部をガイド穴31dに収容できる。要するに、煙突ユニット11の設置誤差を、外筒部材41及び内筒部材42の回転角度(向き)調節によって埋め合わせることができる。しかも、ガイド部37が不要であるため、溶接作業を省略できる。その後、ダブルナット36を締め付けることで、外筒部材41及び内筒部材42を内庇スラブ1fに対して固定する。これによって、側方アーム31がガイド筒40に沿って上方へ変位可能、かつ水平変位不能に拘束される。したがって、地震時には、側方アーム31の浮き代を確保でき、煙突ユニット11を確実に微小回転(ロッキング)させることができる。
側方アーム31が上方変位していくと、やがてフランジ41f(ストッパ)に突き当たる。これによって、側方アーム31の上方変位量を制限できる。
本発明は、前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変をなすことができる。
例えば、枠部材21,21Aの枠上側部分23,23Aが上側(一方)の煙突ユニット11Uに固定され、かつ下側部分24,24Aが、下側(他方)の煙突ユニット11Lの外周部に非固定状態で添えられていてもよい。上側煙突ユニット11Uの下端部に枠部材21,21Aを下方へ突出するように取り付け、この枠部材21,21Aの下側部分24,24Aの内側に下側の煙突ユニット11Lの上端部を差し込むことにしてもよい。
上側煙突ユニット11Uを下側煙突ユニット11L上に設置した後に、枠部材21,21Aをこれら煙突ユニット11U,11Lの外周部間に取り付けてもよい。上側煙突ユニット11Uを下側煙突ユニット11L上に設置した後に、上側煙突ユニット11Uに側方アーム31を取り付けてもよい。
枠部材21,21Aは、煙突ユニット11の周方向に環状に沿っていればよく、必ずしも煙突ユニット11の周方向に沿って完全に閉じた環状になっている必要はなく、煙突ユニット11の周方向の所々で途切れていてもよい。
各実施形態の独自要素を互いに組み合わせてもよい。例えば、第1実施形態の角筒状の煙突10に、ガイド筒40を含む側方保持部30Aを適用してもよい。第2実施形態の円筒状の煙突10Aに、ガイド部37及びガイド筒34を含む側方保持部30を適用してもよい。側方保持部30の側方アーム31が内庇スラブ1fに載置されていてもよい。側方保持部30のボルト33の下端部が、内庇スラブ1fに埋設されて定着されていてもよい。側方保持部30Aの側方アーム31が支持台1dに載置されていてもよい。側方保持部30Aのボルト33が、支持台1dのボルト穴1cに挿通されていてもよい。
本発明は、例えば建物に付属して設置される煙突に適用可能である。
1 建物
10,10A 煙突
11 煙突ユニット
11U 上側の煙突ユニット
11L 下側の煙突ユニット
20,20A ジョイント部
21,21A 枠部材
31 側方アーム
31c 過大穴
31d ガイド穴
31g ガイド部
32 アーム拘束部
33 ボルト(軸部材)
34 ガイド筒
35 ワッシャ(ストッパ)
36 ナット
37 ガイド部
37c ガイド穴
40 ガイド筒
41 外筒部材
41c 外側偏心穴
41f フランジ(ストッパ)
42 内筒部材
42c 内側偏心穴

Claims (4)

  1. 軸線を上下に向けた筒形状の複数の煙突ユニットを上下へ一列に積層してなる建物用煙突であって、
    前記複数の煙突ユニットにおける上下に隣接する2つの煙突ユニットどうし間に設けられ、上側の煙突ユニットの下側の煙突ユニットに対する横ずれを規制し微小回転を許容するように、これら2つの煙突ユニットどうしを滑節点状態で連接するジョイント部と、
    各煙突ユニットの側部から突出されるとともに前記建物の躯体に保持された側方アームと、
    前記側方アームを前記躯体に対して上方変位可能に拘束するアーム拘束部と、
    を備え、前記アーム拘束部が、前記躯体に対して位置固定されるとともに前記側方アームを鉛直に貫通する軸部材と、前記軸部材の上部に配置されたストッパとを含み、前記側方アームが、前記ストッパに突き当たるまで上方変位可能であり、
    前記アーム拘束部が、前記軸部材を収容する鉛直なガイド筒を更に含み、前記ストッパが、前記ガイド筒の上端部から径方向外側へ突出されており、
    前記軸部材がボルトにて構成され、このボルトの上端部に螺合されたナットの締め付けによって、前記ガイド筒が前記躯体に位置固定されており、
    前記側方アームには、ガイド穴を有するガイド部が設けられ、前記ガイド筒が前記ガイド穴に摺動可能に挿通されていることを特徴とする建物用煙突。
  2. 前記ジョイント部が、前記上下の煙突ユニットの対向端部の外周部どうし間に跨るとともに前記対向端部を囲む枠部材を有し、前記枠部材が、前記上下いずれか一方の煙突ユニットに固定され、かつ他方の煙突ユニットの外周部に非固定状態で添えられていることを特徴とする請求項1に記載の建物用煙突。
  3. 前記側方アームには、前記ガイド穴より大径の過大穴が形成され、前記過大穴に前記ガイド筒が挿通され、
    前記ガイド部が、前記側方アームとは別体に形成され、かつ前記側方アームに位置調節されて取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の建物用煙突。
  4. 前記ガイド筒が、偏心された外側偏心穴を有する外筒部材と、偏心された内側偏心穴を有する内筒部材とを含み、
    前記軸部材が、前記内側偏心穴に回転可能に挿通され、
    前記内筒部材が、前記外側偏心穴に回転可能に収容され、
    前記外筒部材が、前記ガイド穴に回転可能に挿通されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の建物用煙突。
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