JP5798636B2 - 診断用タイヤ試験方法 - Google Patents

診断用タイヤ試験方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5798636B2
JP5798636B2 JP2013540106A JP2013540106A JP5798636B2 JP 5798636 B2 JP5798636 B2 JP 5798636B2 JP 2013540106 A JP2013540106 A JP 2013540106A JP 2013540106 A JP2013540106 A JP 2013540106A JP 5798636 B2 JP5798636 B2 JP 5798636B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
data
test
slip
stop distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013540106A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013544360A (ja
Inventor
アール キドニー ジェイコブ
アール キドニー ジェイコブ
エル ターナー ジョン
エル ターナー ジョン
Original Assignee
ブリヂストン アメリカズ タイヤ オペレイションズ エルエルシー
ブリヂストン アメリカズ タイヤ オペレイションズ エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ブリヂストン アメリカズ タイヤ オペレイションズ エルエルシー, ブリヂストン アメリカズ タイヤ オペレイションズ エルエルシー filed Critical ブリヂストン アメリカズ タイヤ オペレイションズ エルエルシー
Publication of JP2013544360A publication Critical patent/JP2013544360A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5798636B2 publication Critical patent/JP5798636B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M17/00Testing of vehicles
    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles
    • G01M17/02Tyres
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C19/00Tyre parts or constructions not otherwise provided for
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L17/00Devices or apparatus for measuring tyre pressure or the pressure in other inflated bodies

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Description

本特許出願は、米国仮特許出願シリアル番号第61/416,521号(出願日:2010年11月23日)に対する優先権を主張する。
本明細書中に開示される特定の実施形態は、概してタイヤ試験または車両試験に関する。より詳細には、本明細書中に開示される特定の実施形態は、特定の性能基準を決定するための、タイヤ試験のための装置および方法に関する。
タイヤ性能は、重要な考慮すべき事項である。タイヤおよびタイヤを用いた車両の製造者および開発者にとって、タイヤ特性の試験方法は極めて重要である。
タイヤおよびタイヤを含むシステムの試験方法を提供することが、未だに望まれている。
タイヤの試験方法が提供される。方法は、第1の仕様のタイヤに対して第1のタイヤ圧において第1の停止距離試験を行うことと、第1の停止距離試験についてのデータを収集することと、を含んでもよい。方法は、第1の仕様のタイヤに対して第2のタイヤ圧において第2の停止距離試験を行うことと、第2の停止距離試験についてのデータを収集することと、をさらに含んでもよい。方法は、第1の仕様のタイヤに対する第1の牽引力試験を第1のタイヤ圧または第2のタイヤ圧のいずれかで行うことと、第1の牽引力試験についてのデータを収集することと、をさらに含んでもよい。
タイヤの試験方法がさらに提供される。方法は、第1の車両および第1の仕様のタイヤを含む第1のタイヤ/車両システムについての停止距離データを生成することと、を含んでもよく、前記タイヤは、第1のタイヤ圧まで膨張される。方法は、第1の車両および第1の仕様のタイヤを含む第1のタイヤ/車両システムについての停止距離データを生成することを含んでもよく、前記タイヤは、第2のタイヤ圧まで膨張される。方法は、第1のタイヤ圧または第2のタイヤ圧のいずれかにおける第1の仕様のタイヤについてのミュースリップデータを生成することを含んでもよい。
タイヤ/車両システムを2つの異なるタイヤ圧において試験した場合のミュースリップ曲線を示す非限定的な一般的グラフである。 一実施形態における乾燥停止距離試験基準の概要を示すグラフである。 一実施形態における試験条件の概要を示すグラフである。 ミュースリップグラフの非限定的例である。 ミュースリップグラフの非限定的例である。 ミュースリップグラフの非限定的例である。
ここで図1〜図6の図面を参照すると、記載は、ひとえに診断用タイヤ試験方法の特定の実施形態を例示するためのものである。
タイヤ特性を試験するための方法が開発されてきた。タイヤ/車両システムとは、特定の1組のタイヤと、特定の車両との組み合わせである。特定の実施形態において、診断用タイヤ試験方法は、第1のタイヤ仕様のタイヤに係合された車両と、タイヤ/車両システムとについて、タイヤが第1のタイヤ圧まで膨張された場合の停止距離について車両を試験することと、タイヤが第2のタイヤ圧まで膨張された場合の停止距離についてタイヤ/車両システムを試験することとを含む。
特定の実施形態において、これらの方法は、第1のタイヤ仕様のタイヤを第1のタイヤ圧または第2のタイヤ圧あるいは第1のタイヤ圧および第2のタイヤ圧双方において牽引力試験することを含む。いかなる特定の理論にも縛られることを望まないが、試験時においてタイヤを膨張させる際の上限となるタイヤ圧が変化した場合、停止距離挙動時におけるタイヤ/車両システムの応答様態に影響が出る場合がある。
停止距離試験
特定の実施形態において、タイヤ/車両システムの停止距離についてのデータを収集または生成することができる。特定の実施形態において、タイヤ/車両システム停止距離試験を行って、システムの停止性能についてのデータを得る場合がある。特定の実施形態において、タイヤ/車両システム乾燥停止距離試験を行って、システムの乾燥時停止性能についてのデータを得る場合がある。特定の実施形態において、走行路、性能試験場または他の車両試験面上においてタイヤ/車両システム停止距離試験が行われてもよい。タイヤ/車両システム停止距離試験は、起動されたアンチロックブレーキングシステム(「ABS」)を用いてABSの性能についてのデータを得るために行われてもよい。
特定の実施形態において、試験車両は、タイヤ/車両システムの停止挙動時における挙動を取得するためのセンサーを搭載してもよい。特定の実施形態において、停止挙動は、ブレーキング動作を含む。ブレーキング動作は、データ収集と同時にまたはデータ収集前に行われる。データ収集は、長手方向または他の方向における停止距離、ホイール位置、スリップレート、長手方向または他の方向における制動力、長手方向または他の方向における変位、長手方向または他の方向における速度、長手方向または他の方向における加速度、長手方向におけるスリップレートに対する制動力、またはこれらの組み合わせについて行われるかまたはこれらを計算するのに充分である。特定の実施形態において、停止挙動は、ブレーキング動作およびステアリング動作を含む。停止挙動と、関連付けられたデータ収集とを停止距離試験と呼ぶ場合がある。停止距離試験は、車両を初期速度から最終速度までブレーキングすることを含む場合がある。特定の実施形態において、最終速度は、何らかの非ゼロ速度またはゼロであってもよい。停止距離試験は、車両を曲線経路または直線経路に沿って操舵することを含んでもよい。停止距離試験は、ABSの活性化を含んでもよい。図2は、停止距離試験基準の非限定的な例示的グラフを示す。
特定のタイヤおよび車両システムにおいて、停止距離を含む停止距離試験の結果はタイヤ圧による影響を受ける場合があるため、タイヤ圧のうち1つにおいて停止距離利点を認識することができる。特定の実施形態において、停止距離の利点は、より短い停止距離、より効率的な停止動作、または別のものである場合がある。
特定の実施形態において、停止距離試験は、試験面上において行われてもよい。特定の実施形態において、試験表面は、走行路、道路または他の表面を含んでもよい。特定の実施形態において、試験面は、乾燥表面、湿潤表面、または雪で覆われた表面、または凍結した表面を含んでもよい。試験表面は、コンクリート、アスファルト、れんが、砂利、砂、土、雪、水、氷、泥、油、またはこれらの何らか組み合わせを含んでもよい。
特定の実施形態において、第1の組の停止距離試験は、第1の車両および第1のタイヤを含む第1のタイヤ/車両システムに対して行われる第1の停止距離試験と、第1のタイヤ/車両システムに対して行われる第2の停止距離試験とを含んでもよい。特定の実施形態において、第1の組の停止距離試験は、第1の車両および第1のタイヤを含む第1のタイヤ/車両システムに対して行われる第1の停止距離試験と、第1の車両および第2のタイヤを含む第2のタイヤ/車両システムに対して個なわれる第2の停止距離試験とを含んでもよい。タイヤ/車両システムは、複数のタイヤ圧において試験されてもよい。特定の実施形態において、第1の組の停止距離試験は、第2のタイヤを用いておよび任意選択的に1つ以上の後続タイヤを用いて第1の車両で行われるさらなる停止距離試験を含んでもよい。
特定の実施形態において、試験は、第1の組の停止距離試験に類似する第2の組の停止距離試験を含んでもよい。特定の実施形態において、第2の組の停止距離試験は、第2の車両に対して第1のタイヤを用いて行われる試験と、第2の車両に対して第2のタイヤを用いて行われる試験と、任意選択的に第2の車両に対して1つ以上の後続タイヤを用いて行われる試験とを含んでもよい。
特定の実施形態において、試験は、第1の組の停止距離試験または別の組の停止距離試験に類似する1つ以上のさらなる組の停止距離試験を含んでもよい。特定の実施形態において、1つ以上のさらなる組の停止距離試験は、第1のタイヤを用いて1つ以上のさらなる車両で行われる試験と、第2のタイヤを用いて1つ以上のさらなる車両で行われる試験と、任意選択的に1つ以上の後続タイヤを用いて1つ以上のさらなる車両で行われる試験とを含んでもよい。
特定の実施形態において、タイヤ/車両システムの停止距離試験は、それぞれが複数のタイヤに対して複数の車両で、複数のタイヤ圧において行われてもよい。
特定の実施形態において、タイヤ/車両システムの停止距離試験は、第1のタイヤ圧まで膨張された第1のタイヤと係合された第1の車両と、第2のタイヤ圧まで膨張された第1のタイヤと係合された第1の車両とに対して行われてもよい。特定の実施形態において、タイヤ/車両システムの停止距離試験は、第1のタイヤ圧まで膨張された第1のタイヤと係合された第1の車両と、第2のタイヤ圧まで膨張された第1のタイヤと係合された第1の車両とに対して行われてもよく、任意選択的に、別のタイヤ圧まで膨張された第1のタイヤに対して各試験が行われる、第1のタイヤと係合された第1の車両に対する1つ以上のさらなる停止距離が行われてもよい。特定の実施形態において、タイヤ/車両システムの停止距離試験は、322kph(200mph)未満の初期速度で行われてもよい。特定の実施形態において、タイヤ/車両システムの停止距離試験は、100kph(62mph)初期速度で行われてもよい。特定の実施形態において、タイヤ/車両システムの停止距離試験は、初期速度未満の最終速度で行われてもよい。特定の実施形態において、タイヤ/車両システムの停止距離試験は、1kph(0.62mph)または0kph(0mph)の最終速度で行われてもよい。停止距離試験における「停止距離」は、初期速度から最終速度への減速時における移動距離である。したように、停止距離試験における「停止距離」は、必ずしも初期速度から0kph(0mph)への減速時における移動距離ではない。なぜならば、最終速度は、必ずしも0kph(0mph)ではないからである。特定の実施形態において、タイヤ/車両システムの停止距離試験は、複数のタイヤ圧において、複数の初期速度においてかつ/または複数の最終速度において、複数の車両に対し、複数のタイヤに対して行われてもよい。
特定の実施形態において、試験車両、または試験タイヤ、もしくはタイヤが取り付けられるホイールは、1つ以上のセンサーが搭載されてもよい。特定の実施形態において、試験走行路または試験道路またはその区画に1つ以上のセンサーが搭載されてもよい。センサーは、タイヤもしくは車両またはタイヤ/車両システムの挙動についてのデータを取得するように適合されてもよい。センサーは、感知システムの一部であってもよい。感知システムは、停止距離、ホイール位置、スリップレート、長手方向または他の方向における制動力、長手方向または他の方向における変位、長手方向または他の方向における速度、長手方向または他の方向における加速度、長手方向のスリップレートに対する制動力またはこれらの何らか組み合わせに関して、またはこれらを計算するのに充分なデータを収集することを可能にする。感知システムは、センサー、データ保存デバイス、データ処理デバイス、デジタル/アナログ変換器、アナログ/デジタル変換器、通信デバイスまたはこれらの組み合わせを含んでもよい。
特定の実施形態において、タイヤ/車両システムの停止距離試験のために、車両は、データ(例を非限定的に挙げると、乾燥停止距離、車両位置、車両速度、車両加速度、ホイール角度位置、ホイール角速度、ホイール角加速度、またはこれらの組み合わせ)を取得するかまたはその計算を可能にするのに充分なデータを取得するように、適合される,ホイールエンコーダと、速度センサーとが搭載されてもよい。
特定の実施形態において、データがそこから、またはその間に取得される停止挙動が行われる前に、停止挙動がタイヤ/車両システムによって行われてもよい。特定の実施形態において、データがそこから、またはその間に取得される停止挙動が行われる前に、停止挙動がタイヤ/車両システムによって行われた停止挙動は調節挙動であり、タイヤまたはタイヤ/車両システムにおける調節または制動において有用である場合がある。
タイヤ牽引力試験
多くの現代の車両は、アンチロックブレーキングシステム(ABS)コントローラを含む。アンチロックブレーキングシステムコントローラは、停止距離性能試験において、タイヤミュースリップ応答と相互作用する場合がある。
特定の実施形態において、停止距離試験に加えて、停止距離試験において試験されたタイヤ、または停止距離試験において試験されたタイヤと同じ仕様タイヤに対し、同一または極めて類似のタイヤ圧で、牽引力試験を含む試験が行われてもよい。特定の実施形態において、タイヤ圧は約1psi以内の精度である。特定の実施形態において、牽引力試験により、Fx、ミュー、スリップ率、Fxスリップまたはミュースリップについてのデータが得られる。ミューは長手方向における力であFxを法線方向における力Fzで除算した値であり、よってミュー=Fx/Fzとなる。スリップレートは、軸間の速度と比較したホイール表面速度と、路面との間の速度差のパーセンテージであり、スリップレート=(ωr−v)/vである。式中、ωはホイール回転速度であり、rはホイール半径であり、vは車両速度である。ミュースリップデータは、スリップレートに対するミューであり、すなわちミューに対するスリップレートである。ミュースリップ曲線は、複数のミュースリップデータ点を示すグラフである。図1は、2つの異なるタイヤ圧において試験されたタイヤ/車両システムについてミュースリップデータをプロットしたミュースリップ曲線を示す非限定的な一般的グラフを示す。タイヤ/車両システムのミュースリップ特性の性質を理解することにより、ブレーキング性能に影響を与えるように技術者がシステムを変更することが可能になる。よって、タイヤについてミュースリップデータを取得することが重要になる。ミュースリップデータは、屋内のタイヤ牽引力試験によって取得してもよいし、あるいは屋外のタイヤ牽引力試験によって取得してもよい。特定の実施形態において、タイヤ牽引力試験により、タイヤと、それぞれが単一のタイヤ圧に対応するミュースリップ曲線を有する複数のタイヤ圧とに対して牽引力試験を行うことにより、各タイヤについての複数のミュースリップ曲線が得られる。
非限定的に、特定の実施形態において、平ベルトタイヤ試験機(「FlatTrac」)(例を非限定的に挙げると、MTSFlat−Trac(登録商標)タイヤ試験システム、CalspanTIRFにおける平ベルトタイヤ試験機など)上において屋内タイヤ牽引力試験を行ってもよい。いくつかの状況において、良好に規定されたミュースリップ曲線が得られるように、FlatTrac機を適切に調節する必要がある。FlatTracは、実質的に平坦な道路シミュレーション表面上でタイヤを機械制限内の所望の道路速度、法線力、ブレーキング負荷、スリップ角度、スリップレート、タイヤ圧およびキャンバ角度において試験する場合がある。
データ処理
タイヤ/車両システムの停止距離試験から得られたデータを、牽引力試験とタイヤ牽引力試験から得られたデータとと比較するかまたは通知してもよい。いくつかの実施形態において、タイヤ/車両システムの停止距離試験から得られたデータを、タイヤ牽引力試験から得られたデータとを比較、または対照してもよい。
特定の実施形態において、第1のタイヤ圧まで膨張された第1のタイヤと係合された第1の車両と、第2のタイヤ圧まで膨張された第1のタイヤと係合された第1の車両とに対してタイヤ/車両システムの停止距離試験を行ってもよい。特定の実施形態において、第1のタイヤまたは第1のタイヤと同じ仕様のタイヤに対して、第1の圧力において牽引力試験が行われ、第1の圧力におけるタイヤ性能に関するデータが収集される。特定の実施形態において、第1のタイヤまたは第1のタイヤと同じ仕様を有するタイヤに対して、第2の圧力において牽引力試験が行われ、第2の圧力におけるタイヤ性能についてのデータが収集される。特定の実施形態において、タイヤ性能についてのデータは、Fx、ミュー、スリップ率、Fx−スリップまたはミュースリップについてのデータを含んでもよい。
特定の実施形態において、停止距離試験を既に経験したタイヤ/車両システムの一部として試験された各タイヤに対し、牽引力試験が行われる。特定の実施形態において、停止距離試験を既に経験したタイヤ/車両システムの一部として試験された各タイヤに対して牽引力試験が行われ、停止距離試験を既に経験したタイヤ/車両システムの一部として試験されたタイヤについて用いられた各圧力において各タイヤが試験される。特定の実施形態において、停止距離試験を既に経験したタイヤ/車両システムの一部として試験されたタイヤに対し、停止距離試験を既に経験したタイヤ/車両システムの一部として試験されたタイヤに用いられたタイヤ圧において牽引力試験が行われ、そのタイヤに対して、そのダイヤ圧でミュースリップデータが生成される。
実施例1
例として、非限定的に、一実施形態において、停止挙動およびタイヤ牽引力の試験を含む試験を行った。
非限定的に、タイヤ/車両システムに対して乾燥停止距離試験を行った。乾燥停止距離試験基準の概要を示すグラフを図2に示す。実施例1における停止距離試験において、2つの車両(すなわち、車両1および車両2)それぞれに対する試験が含まれ、それぞれ5つのタイヤ仕様(以下仕様A、仕様B、仕様C、仕様Dおよび仕様Eのコードで呼ぶ)で、それぞれ3つのタイヤ圧(すなわち、20psi、30.5psiおよび40psi)で、6個の試験走行それぞれにおいて行った。各試験走行において、タイヤ/車両システムにより、初期車両速度である60mphから最終車両速度である0mphまでのブレーキング挙動を行った。
非限定的に、停止距離試験を行った各タイヤ/車両システムは、センサーを搭載した。センサーは、速度センサー、ホイールエンコーダ、ブレーキ圧力変換器、加速度計、ブレーキペダル力変換器、およびブレーキパッド熱電対を含む。
非限定的に、ミュースリップデータを得るためのタイヤ牽引力試験を、MTSFlat−Trac(登録商標)タイヤ試験システムを用いて行った。試験は、2つのタイヤを含む、1組のタイヤに対して行った。2つのタイヤはそれぞれ、上記の乾燥停止距離試験が行われた5つのタイヤ仕様のうち3つの仕様(すなわち、仕様A、仕様Bおよび仕様Eのコード)に対応し、全部で6個のタイヤであった。6個のタイヤそれぞれに対する試験を、3つのタイヤ圧(20psi、30.5psiおよび40psi)それぞれにおいて、垂直負荷944lbfおよびベルト速度40mphで行った。試験は、図3中に概要を示すような全部で9種類の異なる試験条件において行った。
図3中に概要を示すような9種類の異なる試験条件における牽引力試験の結果を図4〜図6にグラフで示す。図4〜図6のそれぞれは、ミュースリップグラフである。図4は、仕様Eのタイヤ双方における20psi、30.5psiおよび40psiそれぞれにおける試験結果を示す。図5は、仕様Aのタイヤ双方における20psi、30.5psiおよび40psiそれぞれにおける試験結果を示す。図6は、仕様Bのタイヤ双方における20psi、30.5psiおよび40psiそれぞれにおける試験結果を示す。
上記特定の実施形態に関連して診断用タイヤ試験方法について説明してきたが、他の実施形態も利用されてもよく、診断用タイヤ試験方法と同じ機能を行うために、記載された実施形態の改良および追加が本発明の範囲から逸脱することなく行われてもよいことが理解される。さらに、診断用タイヤ試験方法は、開示されているが詳述されていない実施形態を含む場合がある。さらに、全ての開示された実施形態は必ずしも選択的なものではない。なぜならば、多様な実施形態を組み合わせて所望の特性を得てもよいからである。当業者であれば、診断用タイヤ試験方法の意図および範囲から逸脱することなく改変を行うことが可能である。よって、診断用タイヤ試験方法は、いかなる単一の実施形態にも限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲の記載に従った幅および範囲において解釈される。

Claims (5)

  1. タイヤの試験方法であって、
    第1の車両および第1の仕様のタイヤを含む第1のタイヤ/車両システムに対して前記タイヤを第1のタイヤ圧にまで膨張させて第1の停止距離試験を行うことと、
    前記第1の停止距離試験についてのデータを収集することと、
    前記第1のタイヤ/車両システムに対して前記タイヤを第2のタイヤ圧にまで膨張させて第2の停止距離試験を行うことと、
    前記第2の停止距離試験についてのデータを収集することと、
    前記タイヤに対して該タイヤを前記第1のタイヤ圧または前記第2のタイヤ圧のいずれかにまで膨張させて第1の牽引力試験を行うことと、
    前記第1の牽引力試験についてのデータを収集することと、
    を含み、
    前記第1の停止距離試験についてのデータを収集することは、第1の停止距離を計算するのに充分なデータを収集することを含み、
    前記第2の停止距離試験についてのデータを収集することは、第2の停止距離を計算するのに充分なデータを収集することを含み、
    前記第1の牽引力試験についてのデータを収集することは、ミュースリップデータを計算するためおよびミュースリップ曲線をグラフ化するために充分なデータを収集することを含
    前記第1の牽引力試験は、一定速度で作動するベルトに所定の垂直負荷で前記タイヤを押し付けて、前記タイヤに生じる長手方向の力Fx、法線方向の力Fzおよびホイール表面速度のデータを取得し、当該データからミュー=Fx/Fzを算出するとともに、ホイール表面速度とベルトとの間の速度差のパーセンテージからスリップレートを得るものである、
    方法。
  2. 前記第1の停止距離試験についてのデータを収集することと、前記第2の停止距離試験についてのデータを収集することとは、ホイール角度位置、ホイール角速度、ホイール角加速度、時間、スリップレート、長手方向における制動力、前記長手方向以外の方向における制動力、前記長手方向における変位、前記長手方向以外の方向における変位、前記長手方向における速度、前記長手方向以外の方向における速度、前記長手方向における加速度、前記長手方向以外の方向における加速度またはこれらの何らかの組み合わせを含むまたはこれらを計算するのに充分なデータを収集することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. コンクリート、アスファルト、れんが、砂利、砂、土、雪、水、氷、泥、油またはこれらの何らかの組み合わせを含む表面上において前記第1の停止距離試験を行うことをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. タイヤの試験方法であって、
    第1の車両および第1の仕様のタイヤを含む第1のタイヤ/車両システムの前記タイヤが第1のタイヤ圧にまで膨張された状態における第1の停止距離データを生成することであって、前記第1の停止距離データを生成することは、
    前記第1のタイヤ/車両システムに対して前記タイヤを前記第1のタイヤ圧にまで膨張させて第1の停止距離試験を行うことと、
    前記第1の停止距離試験についてのデータを収集することと、
    を含み、
    前記第1のタイヤ/車両システムの前記タイヤが第2のタイヤ圧にまで膨張された状態における第2の停止距離データを生成することであって、前記第2の停止距離データを生成することは、
    前記第1のタイヤ/車両システムに対して前記タイヤを前記第2のタイヤ圧にまで膨張させて第2の停止距離試験を行うことと、
    前記第2の停止距離試験についてのデータを収集することと、
    を含み、
    少なくとも前記第1のタイヤ圧または前記第2のタイヤ圧のいずれかにまで膨張させた前記タイヤについての第1のミュースリップデータから第1のミュースリップ曲線を生成することであって、前記第1のミュースリップ曲線を生成することは、
    少なくとも前記第1のタイヤ圧または前記第2のタイヤ圧のいずれかにまで膨張させた前記タイヤについて第1の牽引力試験を行うことと、
    前記第1の牽引力試験についてのデータを収集することと、
    を含
    前記第1の牽引力試験は、一定速度で作動するベルトに所定の垂直負荷で前記タイヤを押し付けて、前記タイヤに生じる長手方向の力Fx、法線方向の力Fzおよびホイール表面速度のデータを取得し、当該データからミュー=Fx/Fzを算出するとともに、ホイール表面速度とベルトとの間の速度差のパーセンテージからスリップレートを得るものである、
    方法。
  5. 前記第1のミュースリップデータからの前記第1ミュースリップ曲線は前記第1のタイヤ圧にまで膨張された前記タイヤについて生成され、
    前記方法は、さらに前記第2のタイヤ圧にまで膨張させた前記タイヤについての第2のミュースリップデータから第2のミュースリップ曲線を生成することを含み、前記第2のミュースリップ曲線を生成することは、
    前記第2のタイヤにまで膨張させた前記タイヤについて第2の牽引力試験を行うことと、
    前記第2の牽引力試験についてのデータを収集することと、を含む、請求項4に記載の方法。
JP2013540106A 2010-11-23 2011-11-22 診断用タイヤ試験方法 Expired - Fee Related JP5798636B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US41652110P 2010-11-23 2010-11-23
US61/416,521 2010-11-23
PCT/US2011/061783 WO2012071379A2 (en) 2010-11-23 2011-11-22 Diagnostic tire test method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013544360A JP2013544360A (ja) 2013-12-12
JP5798636B2 true JP5798636B2 (ja) 2015-10-21

Family

ID=46146383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013540106A Expired - Fee Related JP5798636B2 (ja) 2010-11-23 2011-11-22 診断用タイヤ試験方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8887562B2 (ja)
EP (1) EP2643675A2 (ja)
JP (1) JP5798636B2 (ja)
KR (1) KR20130132818A (ja)
CN (1) CN103221799B (ja)
BR (1) BR112013012241A2 (ja)
WO (1) WO2012071379A2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9017101B2 (en) 2011-03-30 2015-04-28 Ppc Broadband, Inc. Continuity maintaining biasing member
FR3009405B1 (fr) * 2013-08-02 2016-12-09 Michelin & Cie Procede de simulation de rayon ecrase de pneumatique de vehicule automobile
DE102016214065A1 (de) * 2016-07-29 2018-02-01 Zf Friedrichshafen Ag Bestimmung einer maximalen Kraftschlussgrenze
KR102330172B1 (ko) * 2020-03-03 2021-11-23 넥센타이어 주식회사 제동 거리 측정 장치 및 그 동작 방법
CN112557065B (zh) * 2020-12-16 2022-01-04 东风汽车集团有限公司 一种轮胎制动性能多维度验证方法及系统

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3893330A (en) 1972-12-18 1975-07-08 Data Systems Inc Surface friction testing
DE3805589A1 (de) 1988-02-23 1989-08-31 Lucas Ind Plc Verfahren und vorrichtung zum steuern einer bremsanlage fuer schwerfahrzeuge
JP2628780B2 (ja) 1990-09-17 1997-07-09 住友電気工業株式会社 二輪車の車輪のスリップ率補正装置
JP3270844B2 (ja) 1993-02-19 2002-04-02 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置
JP2952151B2 (ja) * 1993-07-30 1999-09-20 トヨタ自動車株式会社 車輪の外乱検出装置とその使用方法
US5569848A (en) 1995-01-06 1996-10-29 Sharp; Everett H. System, method and apparatus for monitoring tire inflation pressure in a vehicle tire and wheel assembly
JP3314686B2 (ja) 1997-09-18 2002-08-12 トヨタ自動車株式会社 車両最短停止距離予測方法および車両最短停止距離予測装置
DE19900082C2 (de) 1999-01-04 2003-09-25 Continental Ag Reibkraftregelsystem und Fahrzeugluftreifen mit Sensor dafür
US6616250B1 (en) 1999-02-27 2003-09-09 Continental Teves, Ag & Co.Ohg Method of controlling the performance of a motor vehicle
DE10116356B4 (de) 2000-04-03 2007-04-12 Aisin Seiki K.K., Kariya Bremskraftregelvorrichtung
US6550320B1 (en) * 2000-05-31 2003-04-22 Continental Ag System and method for predicting tire forces using tire deformation sensors
WO2002025291A2 (en) 2000-09-21 2002-03-28 American Calcar Inc. Technique for operating a vehicle effectively and safely
US6671609B2 (en) 2000-12-05 2003-12-30 Lear Corporation Tire pressure vehicle speed limiting
US6434470B1 (en) 2000-12-05 2002-08-13 Lear Corporation Tire pressure vehicle speed limiting
JP2002178729A (ja) * 2000-12-11 2002-06-26 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ内圧調整装置および方法
DE10160353B4 (de) 2001-12-08 2005-07-28 Robert Bosch Gmbh Anordnung und Verfahren zur Ermittlung von Kenngrößen
US7313952B2 (en) * 2002-03-28 2008-01-01 Pirelli Pneumatici S.P.A. Method and system for monitoring instantaneous behavior of a tire in a rolling condition
EP1372049A1 (fr) 2002-06-13 2003-12-17 Société de Technologie Michelin Méthode d'asservissement, utilisable notamment pour maintenir le glissement d'un pneu à un niveau optimal pour qu'il fonctionne à un niveau de coefficient d'adhérence maximal
US20040263324A1 (en) 2003-06-24 2004-12-30 Sanchez Ramon A. Tire pressure sensor body and installation method
WO2005016670A1 (ja) * 2003-08-19 2005-02-24 Kabushiki Kaisha Bridgestone センサ内蔵タイヤ及びタイヤ状態推定方法
US7448701B2 (en) 2003-09-26 2008-11-11 Haldex Brake Products Ab System for control of brake actuator based at least in part upon tire/road friction force
US7168305B2 (en) 2003-12-17 2007-01-30 Siemens Vdo Automotive Corporation Method of securing tire pressure monitoring device to wheel
US7055381B2 (en) * 2004-07-08 2006-06-06 The Goodyear Tire & Rubber Company Method of testing tires for durability
EP1637863A1 (en) * 2004-09-20 2006-03-22 PIRELLI PNEUMATICI S.p.A. Method for calculating a friction-slippage curve for a tire
CA2605042C (en) 2006-10-02 2015-12-29 3Rd Millennium Solutions, Ltd. Apparatus and methods for determining a predicted vehicle braking operation
US20080110250A1 (en) 2006-10-20 2008-05-15 Jones Russell F Tire pressure monitoring device, system and method
US8032281B2 (en) * 2007-03-29 2011-10-04 Ford Global Technologies Vehicle control system with advanced tire monitoring
FR2917164B1 (fr) * 2007-06-11 2009-09-04 Michelin Soc Tech Procede d'estimation de la performance d'un pneu dans une situation de freinage.
DE102007053256B3 (de) 2007-11-08 2009-07-09 Continental Automotive Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Ermitteln eines Reibwerts
US7978093B2 (en) * 2007-11-09 2011-07-12 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Comparative tire animation
CN101793609B (zh) * 2010-02-26 2012-02-15 中国农业大学 一种汽车abs/ebd综合测试系统
BR112013023827A2 (pt) * 2011-03-18 2016-12-06 Bridgestone Americas Tire Operations Llc método de análise de eficiência de desempenho de distância de parada

Also Published As

Publication number Publication date
US20130205884A1 (en) 2013-08-15
CN103221799B (zh) 2015-11-25
US8887562B2 (en) 2014-11-18
EP2643675A2 (en) 2013-10-02
WO2012071379A3 (en) 2012-07-19
KR20130132818A (ko) 2013-12-05
WO2012071379A2 (en) 2012-05-31
JP2013544360A (ja) 2013-12-12
BR112013012241A2 (pt) 2017-11-07
CN103221799A (zh) 2013-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5798636B2 (ja) 診断用タイヤ試験方法
JP6921096B2 (ja) 車両のアンチロックブレーキ及びアンチスリップレギュレーションの性能を向上させるためのデバイス並びに方法
US9168906B2 (en) Method of analyzing stopping distance performance efficiency
CN105473409B (zh) 轮胎分类
CN104554274B (zh) 道路摩擦估计系统与方法
CN103717469B (zh) 路面状态估计方法和路面状态估计设备
CN104781092B (zh) 用于获取轮胎胎纹的胎纹深度的方法、控制器和系统
US9821815B2 (en) Estimating adhesion potential by assessing rolling radius
JP3418121B2 (ja) タイヤの摩耗状態検知装置および方法
CN100480664C (zh) 一种全轮驱动的电驱动车辆运动参数的测试方法
CN108562536B (zh) 路面材料摩擦性能测试装置及方法
Matilainen et al. Tyre contact length on dry and wet road surfaces measured by three-axial accelerometer
CN103786533A (zh) 一种汽车行驶过程中轮胎载荷实时监测系统及其监测方法
JP5184252B2 (ja) 転動時におけるタイヤの有効グリップマージンの推定方法
WO2014199557A1 (ja) タイヤ接地状態推定方法
WO2007116123A1 (en) Method for collecting information on road surface slipperiness
US20100145567A1 (en) Method for determining a roadway state
JP2014532170A (ja) 車両ホイールの転がり抵抗を推定する方法
JP5346017B2 (ja) タイヤ性能を制動状況中に推定する方法
CN105431849B (zh) 用于仿真汽车轮胎的滚动半径的方法
Siegel et al. Smartphone-based wheel imbalance detection
Lundberg et al. A compact internal drum test rig for measurements of rolling contact forces between a single tread block and a substrate
CN109615258A (zh) 汽车制动踏板感的评价方法
Xiong et al. Assessment of brush model based friction estimator using lateral vehicle dynamics
JP5686363B2 (ja) 路面摩擦係数推定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130521

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130521

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140603

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140902

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150604

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150818

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150821

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5798636

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees