JP5798431B2 - 腕時計 - Google Patents
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Description
本発明にかかる腕時計は、時刻を示す為に用いられる複数のインデックスが備えられた文字盤と、インデックスのそれぞれが設けられた領域のうち、少なくとも2以上の領域にインデックスを強調するインデックス強調部と、インデックス強調部のそれぞれを制御する制御部と、を備えることを特徴とするものである。
係る腕時計は、文字盤に供えられたインデックスの領域にインデックス強調部を備えることにより、腕時計を大型化することなく時刻を視覚的に強調することができる。ゆえにデザインの自由度を保つことができる。
係る腕時計は、インデックスが時刻の指示と時刻の強調の両方の役割を果たすことにより、インデックスに加えてインデックスの領域に付加的な構造物を設けずに時刻を強調できるため、デザインの自由度をより保つことができる。
係る腕時計は、文字盤におけるインデックスの色彩を変化させることにより、インデックスを強調できるので、強調された時刻の視認がし易くなる。また、インデックスの色彩のみを変化させて時刻を強調することにより、デザインの自由度をより保つことができる。
係る腕時計は、色彩部分を回転部材とすることで、歯車などを使った簡易な構造設計で制御することが可能になる。
係る腕時計は、歯車自体をインデックスとすることで、部品数を減らすことができると共に、より簡易な構造設計で制御することが可能になる。
係る腕時計は、歯車自体をインデックスとすることで、部品数を減らすことができると共に、より簡易な構造設計で制御することが可能になる。
係る腕時計は、インデックスをバーインデックスとすることで、バーの形状(長さや柱状)においてデザインの自由度があるため、よりデザインの自由度を保つことができる。
係る腕時計は、二色に配色された回転羽根を動かすことにより、インデックスの色を変化させることで、インデックスの強調を容易に行うことができる。
係る腕時計は、第1色彩部分と第2色彩部分をそれぞれ別の部材とすることで、可動部材が着色や細かな配色が困難な材料であっても利用することができる。また、固定部材や可動部材そのものの色彩を活かすことができるため、デザインや材料選択の自由度が向上する。
係る腕時計は、インデックスを文字盤から盛り上がらせる、もしくは凹ませることで立体的にインデックスを強調することができるため、視認性を向上させることができる。
係る腕時計は、カムを備えることで、インデックスの高さを容易に変化させることができる。ゆえに設計を簡素化できる。
以下、本発明にかかる第1実施形態の構造を図1から図4を参照して説明する。
図1は、本発明に係る腕時計を文字盤2の上面から見た図である。なお、この腕時計は図示しない従来同様のアナログクオーツムーヴメントの内部機構を有し、ステッパーモーター、歯車の輪列、電子回路(発振回路、分周回路、駆動回路)、水晶振動子、電池で駆動する。ただし、内部の計時機構はこの限りではなく、機械式腕時計の計時機構を内蔵していてもよく、またクオーツ式以外の電気式腕時計の計時機構を内蔵していてもよい。
次に、図5と図6に基づいて第2実施形態について説明する。本実施形態は、制御部19の構造について第1実施形態と相違しており、それ以外の構成、動作手順は第1実施形態とほぼ同様である。なお、以下の説明では、上述した第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明は省略する。
次に、図7と図8に基づいて第3実施形態について説明する。本実施形態は、制御部19の構造について第1実施形態と相違しており、それ以外の構成、動作手順は第1実施形態とほぼ同様である。なお、以下の説明では、上述した第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明は省略する。
次に、図9と図10に基づいて第4実施形態について説明する。本実施形態は、制御部19の構造について第1実施形態と相違しており、それ以外の構成、動作手順は第1実施形態とほぼ同様である。なお、以下の説明では、上述した第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明は省略する。
次に、図11と図12に基づいて第5実施形態について説明する。本実施形態の構成、動作手順の殆どは第3実施形態と同様であり、制御部19の一部の構成と時刻の強調手段のみ第3実施形態と相違している。なお、以下の説明では、上述した第3実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明は省略する。
2:文字盤
3:現在時刻設定用竜頭
4:時針
5:分針
6:秒針
7,42:ポインタ盤
8:マーカー設定用ポインタ
9:インデックス歯車
10,22,29:ポインタ調整・マーカー設定部
11:開口窓
12,20,32:中歯車
13:二番大歯車
14:一番大歯車
15:一番ピニオン
16:二番ピニオン
17:第一レバー
18:第二レバー
19:制御部
21:二色歯車
23:一番冠ピニオン
24:二番冠ピニオン
15:大歯車
26:大カム
27:インデックス回転バー
28:回転インデックス
30:一番軸車
31:二番軸車
33:一番摩擦車ゴム
34:二番摩擦車ゴム
35:摩擦車
36:羽根ゴム
37:羽根軸
38:羽根ストッパー
39:可動羽根
40:スペーサー
41:ポインタ盤ゴム
42:小カム
43:小カム回転バー
44:昇降インデックス
Claims (10)
- 時刻を示す為に用いられる複数のインデックスが備えられた文字盤と、
前記インデックスのそれぞれが設けられた領域のうち、少なくとも2以上の領域に前記インデックスを強調するインデックス強調部と、
前記インデックス強調部のそれぞれを制御する制御部と、を備え、
前記文字盤は、開口部を備え、
前記インデックス強調部は色彩部分を有する色彩部材を備え、
前記制御部は、前記色彩部材を動かすことにより、前記開口部における色彩を前記文字盤に対して時刻を強調するように変更するものであることを特徴とする腕時計。 - 時刻を示す為に用いられる複数のインデックスが備えられた文字盤と、
前記インデックスのそれぞれが設けられた領域のうち、少なくとも2以上の領域に前記インデックスを強調するインデックス強調部と、
前記インデックス強調部のそれぞれを制御する制御部と、を備え、
前記インデックス強調部は、前記インデックスを備え、
前記文字盤は、開口部を備え、
前記インデックス強調部は、第1色彩部分と第2色彩部分を有する色彩部材を備え、
前記制御部は、前記色彩部材を動かすことにより、前記開口部における前記色彩部材の色彩を、前記第1色彩部分または前記第2色彩部分に変更するものであり、
前記インデックスは、前記開口部と前記開口部における前記第1色彩部分または前記第2色彩部分とにより構成されることを特徴とする腕時計。 - 前記色彩部材は、回転部材であり、
前記制御部は、前記回転部材を回転させることにより、前記第1色彩部分または前記第2色彩部分の何れかを前記開口部に選択的に移動させることを特徴とする請求項2に記載の腕時計。 - 前記回転部材は、前記文字盤に対して垂直方向に回転する歯車であり、
前記第1色彩部分と前記第2色彩部分とは、前記歯車の前記文字盤に対向する面に配色されていることを特徴とする請求項3に記載の腕時計。 - 前記回転部材は、前記文字盤に対して平行方向に回転する歯車であり、
前記第1色彩部分と前記第2色彩部分とは、前記歯車の前記文字盤に対向する面に配色されていることを特徴とする請求項3に記載の腕時計。 - 前記回転部材は、前記文字盤に対して垂直方向に回転面を有し、長手方向を軸として回転する回転棒であり、
前記第1色彩部分と前記第2色彩部分とは、前記回転棒の前記文字盤に対向しうる面に配色されていることを特徴とする請求項3に記載の腕時計。 - 前記回転部材は、前記文字盤に対して平行方向に回転する回転羽根であり、
前記第1色彩部分と前記第2色彩部分とは、前記回転羽根の前記文字盤に対向する面に配色されていることを特徴とする請求項3に記載の腕時計。 - 前記色彩部材は、前記第1色彩部分または前記第2色彩部分のいずれか一方を固定部材とし、他方を可動部材とし、
前記制御部は、前記可動部材を可動し、前記開口部に前記固定部または前記可動部を配置し、前記開口部における前記色彩部材の色彩を、前記第1色彩部分または前記第2色彩部分に変更するものであることを特徴とする請求項2に記載の腕時計。 - 時刻を示す為に用いられる複数のインデックスが備えられた文字盤と、
前記インデックスのそれぞれが設けられた領域のうち、少なくとも2以上の領域に前記インデックスを強調するインデックス強調部と、
前記インデックス強調部のそれぞれを制御する制御部と、を備え、
前記インデックス強調部は、前記インデックスを備え、
前記インデックス強調部は、前記文字盤に対して垂直方向に可動であり、
前記制御部は、前記インデックス強調部の前記文字盤からの高さを制御することを特徴とする腕時計。 - 前記インデックス強調部は、カムを備え、
前記制御部は、前記カムを回転させることにより、前記インデックス強調部の前記文字盤からの高さを制御することを特徴とする請求項9に記載の腕時計。
Priority Applications (1)
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JP2011219510A JP5798431B2 (ja) | 2011-10-03 | 2011-10-03 | 腕時計 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011219510A JP5798431B2 (ja) | 2011-10-03 | 2011-10-03 | 腕時計 |
Publications (2)
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JP2013079851A JP2013079851A (ja) | 2013-05-02 |
JP5798431B2 true JP5798431B2 (ja) | 2015-10-21 |
Family
ID=48526348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011219510A Expired - Fee Related JP5798431B2 (ja) | 2011-10-03 | 2011-10-03 | 腕時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5798431B2 (ja) |
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JP2502676Y2 (ja) * | 1991-08-19 | 1996-06-26 | リズム時計工業株式会社 | 薄型時計用目安表示構造 |
CH702127B1 (fr) * | 2007-05-25 | 2011-05-13 | Paul Hartzband | Pièce d'horlogerie munie d'un tour d'heures variable. |
-
2011
- 2011-10-03 JP JP2011219510A patent/JP5798431B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2013079851A (ja) | 2013-05-02 |
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