JP5798303B2 - 柔軟性のある箸箱 - Google Patents

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Description

本発明は柔らかい樹脂(ゴムを含む)を材質として、湾曲することが出来る柔軟性のある箸箱に関するものである。
箸箱にも色々な形態が存在しているが、基本的には開閉することが出来る蓋を備えて箸を出し入れすることを可能としている。最近では省資源の為に割箸を使わないで自分の箸を携帯する人も多く、この際、箸は箸箱に収容されて持運びされる。蓋の開閉手段としては、スライド式であったり、継手を介しての開閉式であったり、又は着脱可能としたり、その具体的構造は色々存在している。そして、材質は硬質樹脂であったり、木製であったり、又は金属製の箸箱も知られている。
すなわち、箸箱は本体と開閉する蓋から成り、本体には対を成す2本の箸が収容されるが、収容された箸と本体に形成した収容空間の間には多少の隙間が存在し、携帯時に箸が本体収容空間内で移動し、箸同士が接触したり、或いは箸が箸箱本体と接触してガタ付き音が発生する。収容される箸が動かないように隙間を小さくした収容空間とすることで、ガタ付き音を抑えることは可能であるが、隙間が小さいと箸の出入れがし難くなる。
特開2007−307336号に係る「音のでない携帯用箸箱」は、持ち運び時、音がでない工夫した携帯用箸箱であり、箸箱に納めた箸と箸箱の衝撃により発生する音が出ないように、箸箱蓋内部に仕切り板を設けている。すなわち、蓋に仕切り板を形成した2本の箸を仕切り板にて隔離している。しかし、箸と仕切り板との衝撃音を防止することは出来ない。
特開2004−113494号に係る「箸箱」は、箸の取り出しや洗浄が容易なように構成したものであり、箱体は、蓋体の閉塞面から遠ざかる方向へ屈曲可能な屈曲部を有する。したがって、屈曲部を屈曲させることによって箱体に収容された箸の端部を箱体の外部へ露出させることができ、この露出された部分を手で持つことによって箸を容易に取り出すことができる。また、蓋体は、開口を閉じたときに屈曲部の突条に係止される「係止部」としての条溝を有する。したがって、開口が閉じられたときには屈曲部の屈曲が禁止され、箸が箱体の外部へ露出される心配はない。
このように、箸がガタ付かないように工夫した箸箱、又は取出しが便利なように工夫した箸箱は色々知られているが、ガタ付きを抑制すると一般的に箸の出入れが面倒となる。
特開2007−307336号に係る「音のでない携帯用箸箱」 特開2004−113494号に係る「箸箱」
このように、従来の箸箱には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であって、収容した箸がガタ付くことなく、しかも出入れを簡単に行うことが出来るようにした柔軟性のある箸箱を提供する。
本発明に係る箸箱はゴムなどの柔軟な樹脂を材質として使用され、そして対を成す2本の箸箱片から成っている。箸箱片にはその片面に細長い溝がほぼ全長にわたって延びている。すなわち、各箸箱片に形成された溝に箸がそれぞれ嵌って収容され、箸箱片は突合せ面が互いに当接して組み合わされ、箸箱と成る。そして、箸箱片の突合せ面の両先端には小さいマグネットが取付けられている。又は、該マグネットの代わりに互いに噛み合う凸部と凹部を形成することも出来る。さらには、粘着テープ(マジックテープ)などの止め付け手段を備えている。
両箸箱片は突合せ面先端に設けたマグネットの磁気力を介して、又は突合せ面の先端に設けた凸部と凹部が互いに噛み合うことで結合して箸箱と成る。さらにはその他の止め付け手段を介して連結することで箸箱となる。ここで、箸箱片に取付けられたマグネットは埋着されて、該マグネットの表面は箸箱片の突合せ面と同一面と成っている。従って、両先端のマグネットが互いに吸着することで、両箸箱片は隙間なく接合して組み合わされる。
本発明に係る箸箱は柔軟な樹脂製の箸箱片の突合せ面が接合して組み合わされたものであり、箸は箸箱片に形成した溝に嵌って収容される。そして、各箸箱片の突合せ面先端に取付けたマグネットなどの止め付け手段を介して組み合わされるが、箸の出入れを行なう時には、一方側を持って他方の箸箱片の止め付け手段を離して湾曲させる。すなわち、両箸箱片を完全に分離させなくても、先端側のみ湾曲することで溝が開口して箸の出入れが可能と成る。
そして、箸箱は柔軟な樹脂を材質としていることで、箸がガタ付いて箸箱に当ってもガタ付き音は発生しない。又、本発明では箸箱片に形成される溝に1本の箸が嵌ることが出来る必要最小限の大きさとすることで、箸のガタ付きを無くすことが出来る。また、箸箱片に2本の溝を形成するならば、2本の箸はそれぞれ分離して収容される。しかも、箸箱片は湾曲して溝が開口する為に、該溝が小さくても箸の出入れには何ら問題はない。
箸を示す具体例。 本発明に係る箸箱の外観図。 箸箱を構成する箸箱片の突き合わせ面。 箸箱に箸が収容されている断面図。 箸箱から箸を取出す状態。 箸箱片に取付けたマグネット。 本発明に係る他の箸箱を示す断面。 箸箱片の突合せ面に形成した凸部と凹部。
図1は箸6a,6bを表し、図2は本発明に係る箸箱1の外観を示している。箸6a,6bは木製、樹脂製、又は金属製とし、本発明ではその材質や具体的な形状、寸法は特に限定しない。そして、図2に示す箸箱1は2本の箸箱片2a,2bを有し、該箸箱片2a,2bが突き合わされた状態で構成している。箸箱片2a,2bは柔軟な樹脂を材質としていることで湾曲することが出来、両箸箱片2a,2bに形成している溝には箸が嵌って収容されている。
図3は箸箱片2a,2bを互いに分離した場合であって、突き合わせ面3a,3bを表している。箸箱片2a,2bは一定太さを有し、上記突き合わせ面3a,3bにはほぼ全長にわたって細長い溝4a,4bが設けられ、この溝4a,4bに上記図1に示す箸6a,6bがそれぞれ嵌って収容される。そして、箸箱片2a,2bの突き合わせ面3a,3bには、マグネット5a,5a,5b,5bが両端に取付けられている。
マグネット5a,5a,5b,5bは一般に小さい円柱型であるが、箸箱片2a,2bの内部に埋着されていて、表面のみが露出している。すなわち、マグネット5a,5a,5b,5bの表面と突き合わせ面3a,3bは同一面と成るように埋着されている。ここで、マグネット5a,5bは互いに吸着するようにS極とN極が表面化している。従って、両箸箱片2a,2bは互いに結合し、突き合わせ面3a,3bは接合して箸箱1として構成される。
図4は本発明の箸箱1に箸6a,6bが収容されている状態の断面を示している。箸箱片2a,2bに形成した溝4a,4bにそれぞれ箸6a,6bが嵌っている。箸6a,6bの太さは溝4a,4bに嵌ることが出来る寸法となっていて、両箸箱片2a,2bの溝4a,4bに箸6a,6bが収容された状態で突き合わせ面3a,3bは互いに当接することが出来る。
ところで、図5は箸箱1から箸6a,6bを取出す場合を表している。勿論、両箸箱片2a,2bはマグネット5a,5a,5b,5bによって吸着している為に、分離して箸6a,6bを取出すことは可能であるが、一方端(図5の○部分)を握った状態で他方端を開くことが出来る。すなわち、柔軟な樹脂製の箸箱片2bは同図のように湾曲することが出来、その結果、溝3a,3bは開口して箸6a,6bを溝3a,3bから取出すことが可能である。逆に、箸箱1に箸6a,6bを入れる時も、このように他方端のみを湾曲して溝3a,3bを開口し、この開口溝に箸6a,6bを嵌めることが可能である。
そして、図5のように箸箱片2bを湾曲して箸6a,6bを取出した後は、右手を離すならば湾曲した箸箱片2bは元の形状に戻って他の箸箱片2aの突き合わせ面3aと接合し、両箸箱片2a,2bのマグネット5a,5bが吸着して結合する。
ところで、図3に示す箸箱片2a,2bの溝4a,4bは一定幅と成っているが、箸の形状に合わせて一方側を細くしたテーパー溝とすることも出来る。このようなテーパー溝形状とするならば、色々な箸がある為に箸箱としての汎用性はないが、溝4a,4bに嵌った箸6a,6bが移動することはない。そして、箸6a,6bは溝4a,4bに嵌って収容されるが、溝4a,4bの内面を抗菌処理することで雑菌の繁殖を抑えることが出来る。
図6は箸箱片2a,2bの突き合わせ面3a,3bに取付けたマグネット7a,7bを表している。同図に示すマグネット7aは一方の箸箱片2aの突き合わせ面3aより僅かに突出し、その形状は円錐台形をしている。そして他方の箸箱片2bのマグネット7bは円錐台形穴8を形成しており、この穴8に上記マグネット7aの突出部が嵌合することが出来る。
このように、一方のマグネット7aを突き合わせ面3aから突出し、他方のマグネット7bに突き合わせ面3bから窪んだ穴8を設けることで、互いに吸着するマグネット7a,7bは正しく位置決めされて箸箱片2a,2bの位置ズレを防止することが出来る。勿論、図3に示すように、マグネット5a,5bの表面を突き合わせ面3a,3bと同一としても、両マグネット5a,5bは互いに吸着し合うことで、箸箱片2a,2bが大きく位置ズレすることはない。
図7は本発明に係る箸箱を示す他の実施例であり、断面を表している。同図に示す箸箱は対を成す箸箱片9a,9bを有し、突合せ面は互いに当接して組み合わされている。そして、該箸箱片9aには2本の溝10a,10aが形成され、同じく箸箱片9bには2本の溝10b,10bが形成されている。そこで、一方の箸6aは両箸箱片9a,9bの溝10a,10bに嵌っている。同じく他方の箸6bは両箸箱片9a,9bの溝10a,10bに嵌っている。
図8は両箸箱片2a,2bの結合手段として上記磁石の代わりに凸部11と凹部12を形成した場合である。該凸部11は箸箱片2aの突合せ面3aの両先端部に形成され、凹部12は箸箱片2bの突合せ面3bの両先端部に形成されている。従って、両箸箱片2a,2bは上記凸部11が凹部12に嵌合することで結合される。
1 箸箱
2 箸箱片
3 突き合わせ面
4 溝
5 マグネット
6 箸
7 マグネット
8 穴
9 箸箱片
10 溝
11 凸部
12 凹部











Claims (3)

  1. 箸を収容することが出来る箸箱において、該箸箱は柔軟に湾曲する樹脂製の2本の箸箱片を組み合わせた構造とし、各箸箱片にはほぼ全長にわたって1本の箸が嵌る細長い溝を形成し、溝を有す突き合わせ面の両端には止め付け手段を取付け、箸を上記溝に嵌めて収容可能とし、該止め付け手段の止着力を介して両箸箱片を接合したことを特徴とする柔軟性のある箸箱。
  2. 上記止め付け手段として、互いに吸着するマグネットを溝を有す突き合わせ面の両端に取付けた請求項1記載の柔軟性のある箸箱。
  3. 上記止め付け手段として、一方の箸箱片の突合せ面には凸部を設け、他方の箸箱片の突合せ面には凹部を形成した請求項1記載の柔軟性のある箸箱。
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