JP5797274B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

本発明は、内釜内の炊飯物の重量を計測し、その炊飯量に応じて炊飯する炊飯器に関するものである。
従来の炊飯器として、重量検出手段を内釜の下に設けて、内釜及び内釜内の炊飯物の重量を計測するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の炊飯器として、本体を支持板で受け、本体の重量を検出する重量検出手段を備えたものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−230224号公報(要約書、図1) 特開2005−487号公報(要約書、図1)
前述した特許文献1に記載の炊飯器において、内釜及び内釜内の炊飯物の重量を計測するときに、内蓋を閉めた場合、蓋のシール材が内釜に接触して内釜を加圧するため、重量の計測に誤差が生じる場合がある。
また、特許文献2に記載の炊飯器においては、支持板が強固な構造を必要とし、正確な重量検出を行うために、本体の揺れ防止や水平調整を行う構造を必要とするものであった。
本発明は、前述のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、重量の計測に誤差が生じることなく、また、構造を複雑にすることなく、炊飯物の重量を正確に計測できる炊飯器を得るものである。
第2の目的は、炊飯器の設置面が平らでなくても、炊飯物の重量を正確に計測できる炊飯器を得るものである。
第3の目的は、炊飯物の重量を正確に計測できることに加えて、蓋体を開けたときに本体が転倒することのない炊飯器を得るものである。
本発明に係る炊飯器は、内釜が着脱自在に収納され、その内釜を加熱するための加熱手段を有する本体と、本体の上部に開閉自在に取り付けられ、内釜を密閉状態で覆う蓋体と、本体内に設けられた重量検出手段と、本体の底板に配置され、本体の設置面に接触する複数の固定脚と、本体の底板に鉛直方向に可動自在に設けられ、本体の自重と本体に加わる重量の合計を重量検出手段に伝達する少なくとも1つの可動脚と、可動脚よりも後方の底板に鉛直方向に可動自在に設けられた転倒防止脚と、本体内に鉛直方向に可動自在に設けられ、転倒防止脚と連結された連結棒とを備え、連結棒は、バネを有し、蓋体が閉じられたときに、バネの弾性により転倒防止脚と共に上方に移動して、可動脚を本体の設置面に接触させ、蓋体が開けられたときには、蓋体の開動作に連動しバネの弾性に抗して転倒防止脚と共に下方に移動して、転倒防止脚を本体の設置面に接触させると共に、可動脚を設置面から離すようにしたものである。
本発明によれば、複数の脚のうちの少なくとも1つの脚を鉛直方向に可動自在な重量伝達手段として設け、本体の自重と本体に加わる重量の合計を重量伝達手段により重量検出手段に伝達するようにしている。これにより、蓋体を閉めたときに蓋のシール材が内釜に接触して内釜を加圧したとしても、内釜11内に収納された炊飯物の重量を正確に計測できる。
実施の形態1に係る炊飯器の側面を切断して示す断面図。 実施の形態1に係る炊飯器の正面を切断して示す断面図。 実施の形態2に係る炊飯器を示す側面図。 実施の形態3に係る炊飯器を示す側面図。 図4の炊飯器において、炊飯物を計測するときの状態及び炊飯物の計測を行っていないときの状態を模式的に示す側面図。 実施の形態4に係る炊飯器を示す蓋体開き状態の側面図。 図6の炊飯器を模式的に示す側面図。 実施の形態5に係る炊飯器の側面を切断して示す断面図。 実施の形態5に係る炊飯器の底面の一部を示す平面図。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る炊飯器の側面を切断して示す断面図、図2は実施の形態1に係る炊飯器の正面を切断して示す断面図である。
実施の形態1における炊飯器1は、図1及び図2に示すように、内釜11が着脱自在に収納された本体10と、本体10の上部に開閉自在に取り付けられ、内釜11を密閉状態で覆う蓋体30と、本体10の前方に着脱自在に装着された蒸気回収タンク19とを備えている。
蓋体30の前部側の上面には、炊飯、保温、予約等の各種のキースイッチ31と、液晶表示部32の表示窓とが設けられている。また、蓋体30の内側の面には、内釜11の開口面を密閉する内蓋33が着脱自在に取り付けられている。
蒸気回収タンク19は、水が注入されており、その水の中に挿入されたタンク側蒸気導管と連結されたタンク蓋を有している。そのタンク側蒸気導管は、蓋体30の内側に着脱自在に設けられた本体側蒸気導管とタンク蓋を介して連通されている。蒸気回収タンク19は、本体側蒸気導管及びタンク側蒸気導管を通って流入する内釜11内の蒸気を水により復水させて回収する。
前述の本体10には、内釜11を加熱するための例えば加熱コイル12(加熱手段)が設けられ、本体10の背面と内釜11との間の空間に制御基板13が設置され、底板14の上方に重量検知手段である例えば歪みセンサー17が設置されている。制御基板13には、電源回路、マイコン、マイコンの制御に基づいて加熱コイル12に高周波電流を供給するインバータ回路、メモリ等が実装されている。メモリには、前述のキースイッチの操作に応じてマイコンを動作させる制御プログラム等が格納されている。歪みセンサー17は、後述する可動脚16からの押圧力により歪み、その歪み量に応じた信号を生成し、制御基板13のマイコンに入力する。
また、本体10の底板14には、例えば、2つの固定脚15と1つの可動脚16が設けられている。2つの固定脚15は、本体10の重心より前方で、底板14の幅方向に配置されている。可動脚16は、本体10の重心より後方で、底板14の幅方向の略中央に鉛直方向に可動自在に取り付けられている(図2参照)。可動脚16は、本体10の自重と本体10に加わる重量の合計を歪みセンサー17に伝達する重量伝達手段として用いられている。可動脚16と歪みセンサー17の間には、重量受け座18が設けられている。
なお、本体10の自重とは、固定脚15を支点とする本体10の重量で、内釜11の重量も含んでいる。本体10に加わる重量とは、固定脚15を支点として本体10に加わる重量で、蓋体30の自重、内釜11に収納された炊飯物(米と水)の重量、及び水が注入された蒸気回収タンク19の重量の合計である。前述の本体10の自重と本体10に加わる重量(炊飯物の重量を除く)の合計、即ち、炊飯物の重量を除く炊飯器1そのものの重さがデータとして、前述のメモリに格納されている。
前記のように構成された炊飯器1を設置面に置くと、その炊飯器1は、2つの固定脚15と1つの可動脚16により支持される。この状態において、蓋体30を開けた後に、炊飯物の入った内釜11を本体10内に収納して蓋体30を閉めると、固定脚15を支点として、炊飯器1の後部側が重量に応じて僅かに下がる。この時、可動脚16が重量受け座18を介して歪みセンサー17を下方から押圧する状態となる。なお、炊飯器1の後部側が下がっているか否かは、使用者が見ても殆ど分からない状態である。
この状態において、炊飯キースイッチがオンされると、歪みセンサー17は、可動脚16の押圧力によって歪んだ歪み量に応じた信号、即ち現在の炊飯器1の総重量に応じた信号を生成し、制御基板13のマイコンに入力して、内釜11内の炊飯物の重量を算出させる。炊飯物の重量の算出は、前述の信号に基づいて現在の炊飯器1の総重量に換算し、換算した総重量から、メモリにデータとして格納された炊飯器1そのものの重量(炊飯物の重量を除く)を減算して得られる。
以上のように実施の形態1においては、固定脚15を支点とする炊飯器1の重量を可動脚16の押圧力で歪みセンサー17に伝達するようにしたので、蓋体30を閉めたときに蓋のシール材が内釜11に接触して内釜11を加圧したとしても、内釜11内に収納された炊飯物の重量を正確に計測できる。
また、歪みセンサー17の重量を伝達する可動脚16が鉛直方向に可動自在であるため、本体10の設置面が平らでなくとも、可動脚16が設置面に設置され、これにより、炊飯物の重量を正確に計測できる。
なお、実施の形態1では、可動脚16と歪みセンサー17をそれぞれ1つとしたが、これに限定されるものではない。例えば、可動脚16を、本体10の重心より後方で、底板14の幅方向に2つ設け、各可動脚16の押圧力によりそれぞれ歪む2つの歪みセンサー17を設けて、内釜11内に収納された炊飯物の重量を計測できるようにしても良い。この場合、2つの歪みセンサー17によって得られた重量を加算し、その重量の加算値を現在の炊飯器1の重量とする。
実施の形態2.
図3は実施の形態2に係る炊飯器を示す側面図である。なお、実施の形態2においては、図1、2で説明した実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付している。
実施の形態2における炊飯器1は、本体10の底板14のうち重量伝達手段である可動脚16より後方の底板14に転倒防止脚20が設けられている。転倒防止脚20は、例えば、底板14の幅方向に2つ配置され、軸心方向の長さが可動脚16より2mm程度短く形成されている。また、2つの固定脚15が蒸気回収タンク19の略重心位置を中心として、底板14の幅方向に配置されている。
転倒防止脚20が可動脚16より短くなっているのは、本体10の設置面の段差により、可動脚16よりも先に転倒防止脚20が設置面に設置されないようにするためである。これは、先に転倒防止脚20が設置面に設置されていた場合、可動脚16による内釜11内の炊飯物の重量を計測できなくなるからである。なお、転倒防止脚20の長さを可動脚16より2mm程度短いと述べたが、1〜2mmの間であれば良い。
前記のように構成された炊飯器においては、蓋体30を開けた際、炊飯器1の重心が後ろに移動する。その重心の移動により炊飯器1そのものが後方に傾こうとするが、転倒防止脚20が設置面に接触し、炊飯器1の転倒を制止する。
以上のように実施の形態2によれば、可動脚16より後方の底板14に転倒防止脚20を設けているので、蓋体30が閉められた場合でも、内釜11内に収納された炊飯物の重量を正確に計測できるという効果に加え、蓋体30の開放時の炊飯器1の転倒を抑えることができ、安全性が向上する。
また、固定脚15を蒸気回収タンク19の略重心の近くに配置しているので、蒸気回収タンク19内の水量の変化に影響されず、炊飯物の重量を計測できる。また、歪みセンサー17の重量を伝達する可動脚16が鉛直方向に可動自在であるため、本体10の設置面が平らでなくとも、可動脚16が設置面に設置され、これにより、炊飯物の重量を正確に計測できる。
なお、実施の形態2では、実施の形態1と同様に、可動脚16と歪みセンサー17をそれぞれ1つとしたが、底板14の幅方向に2つ設けるようにしても良い。
実施の形態3.
図4は実施の形態3に係る炊飯器を示す側面図、図5は図4の炊飯器において、炊飯物を計測するときの状態及び炊飯物の計測を行っていないときの状態を模式的に示す側面図である。図5(a)は固定脚15と可動脚16とで炊飯器1を支持している状態を示し、同図(b)は固定脚15と支持用可動脚21とで炊飯器1を支持している状態を示している。なお、実施の形態3においては、図1、2で説明した実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付している。
実施の形態3における炊飯器1は、本体10の底板14のうち可動脚16より後方の底板14に、鉛直方向に可動自在な支持用可動脚21が設けられている。支持用可動脚21は、例えば底板14の幅方向に2つ配置され、本体10を固定脚15とで支持している。この状態は、炊飯物の重量を計測していない場合である。
また、支持用可動脚21は、図2に示すように、脚駆動手段である例えばソレノイドアクチュエータ21aと連結棒21bを介して連結されている。ソレノイドアクチュエータ21aは、制御基板13からの電源供給により駆動し、支持用可動脚21を上方に引き上げる(図2(a)参照)。この時、可動脚16が本体10の設置面に設置する。この動作は、炊飯物の重量が計測される際に行われる。また、ソレノイドアクチュエータ21aは、駆動していないとき、即ち炊飯物の重量の計測が行われていないときには、支持用可動脚21を下方に押し下げて、固定脚15とで本体10を支持させている(図2(b)参照)。
このように、炊飯物の重量が計測される際、ソレノイドアクチュエータ21aが駆動して支持用可動脚21を上方に引き上げ、可動脚16を本体10の設置面に設置させるようにしている。これにより、炊飯器1の荷重による可動脚16の歪みセンサー17への押圧する時間が短くなり、そのため、常に可動脚16によって歪みセンサーを押圧している実施の形態1、2と比べ、歪みセンサーへの負担が少なくなり、より正確な炊飯物の重量を計測できる。
また、可動脚16より後方の底板、即ち蓋体30のヒンジ部の下方に支持用可動脚21を設けているので、蓋体30の開放による本体10の転倒を抑えることができる。
なお、実施の形態3では、実施の形態1、2と同様に、可動脚16と歪みセンサー17をそれぞれ1つとしたが、底板14の幅方向に2つ設けるようにしても良い。
また、固定脚15を蒸気回収タンク19の略重心の近くに配置して、炊飯物の重量計測が蒸気回収タンク19内の水量の変化に影響されないようにしても良い。
実施の形態4.
図6は実施の形態4に係る炊飯器を示す蓋体開き状態の側面図、図7は図6の炊飯器を模式的に示す側面図である。図7(a)は固定脚15と転倒防止脚22とで炊飯器1を支持している状態を示し、同図(b)は固定脚15と可動脚16とで炊飯器1を支持している状態を示している。なお、実施の形態4においては、図1、2で説明した実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付している。
実施の形態4における炊飯器1は、本体10の底板14のうち可動脚16より後方の底板14に、鉛直方向に可動自在な転倒防止脚22が設けられている。転倒防止脚22は、例えば底板14の幅方向に2つ配置され、鉛直方向に可動自在に支持された連結棒22aと連結されている。連結棒22aは、例えば、バネ受け部22bと底板14との間の部分に渦巻状のバネ(図示せず)が設けられている。蓋体30の後部側面には、例えば連結棒22aの上端と対向する位置に突出部30aが設けられている。
前記のように構成された炊飯器1において、蓋体30が閉じられた状態では、バネによって、転倒防止脚22が可動脚16より上方に移動し、固定脚15と可動脚16とで本体10を支持している。一方、蓋体30が開けられるとき、即ち蓋体30が徐々に開いていくと、突出部30aにより、連結棒22aがその開動作に連動して下方に下がり、これに伴って転倒防止脚22が下方に突出し、本体10の設置面に接触する。
以上のように実施の形態4においては、蓋体30が閉じられたとき可動脚16より上方に移動し、蓋体10が開けられたときには下方に移動して、本体10の設置面に接触する転倒防止脚22を設けているので、蓋体30が閉められた場合でも、内釜11内に収納された炊飯物の重量を正確に計測できるという効果に加え、蓋体30の開放時の炊飯器1の転倒を抑えることができ、安全性が向上する。
なお、実施の形態4では、実施の形態1と同様に、可動脚16と歪みセンサー17をそれぞれ1つとしたが、底板14の幅方向に2つ設けるようにしても良い。
また、固定脚15を蒸気回収タンク19の略重心の近くに配置して、炊飯物の重量計測が蒸気回収タンク19内の水量の変化に影響されないようにしても良い。
実施の形態5.
図8は実施の形態5に係る炊飯器の側面を切断して示す断面図、図9は実施の形態5に係る炊飯器の底面の一部を示す平面図である。なお、実施の形態5においては、図1、2で説明した実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付している。
実施の形態5における炊飯器1は、例えば、本体10の自重と本体10に加わる重量の合計を歪みセンサー17に伝達する重量伝達部23と、重量伝達部23を中心として径方向に三方に延びる重量伝達脚23aとを備えている。
3本の重量伝達脚23aのうちの炊飯器1の重心側の重量伝達脚23aは、他の2本の重量伝達脚23aより短く形成されている。これは、蒸気回収タンク19の略重心の近くに配置された2つの固定脚15を支点とする炊飯器1の荷重を均等に重量伝達部23に伝達するためである。
このように構成された炊飯器においては、炊飯物の重量を測定する際、重量伝達部23は、三方に延びる重量伝達脚23aを通して炊飯器1の荷重を受けると、その荷重に応じて歪みセンサー17を押圧する。歪みセンサー17は、重量伝達部23の押圧力によって歪んだ歪み量に応じた信号、即ち現在の炊飯器1の総重量に応じた信号を生成し、制御基板13のマイコンに入力して、内釜11内の炊飯物の重量を算出させる。炊飯物の重量の算出は、前述の信号から現在の炊飯器1の総重量を算定し、算定した総重量からメモリにデータとして格納された炊飯器1そのものの重量(炊飯物の重量を除く)を減算して得られる。
以上のように実施の形態5においては、固定脚15を支点とする炊飯器1の重量を3本の重量伝達脚23aで受け、その重量を重量伝達部23の押圧力で歪みセンサー17に伝達するようにしている。これにより、蓋体30を閉めたときに蓋のシール材が内釜11に接触して内釜11を加圧したとしても、内釜11内に収納された炊飯物の重量をより正確に計測できる。
なお、実施の形態1〜5では、歪みセンサーを用いて炊飯物の重量を計測するようにしたが、これに代えて、圧力センサーや、静電容量センサーを用いても良い。静電容量センサーの場合、可動脚16あるいは重量伝達部23の押圧力に応じて変化する電極間から現在の炊飯器1の総重量を検出するようにする。
また、本発明を、蒸気回収タンクを備えた炊飯器に適用したことを述べたが、蒸気回収タンクを備えていない通常の炊飯器に適用しても良い。
1 炊飯器、10 本体、11 内釜、12 加熱コイル、13 制御基板、14 底板、15 固定脚、16 可動脚、17 歪みセンサー、18 重量受け座、19 蒸気回収タンク、20 転倒防止脚、21 支持用可動脚、21a ソレノイドアクチュエータ、21b 連結棒、22 転倒防止脚、22a 連結棒、22b バネ受け部、23 重量伝達部、23a 重量伝達脚、30 蓋体、30a 突出部、31 キースイッチ、32 液晶表示部、33 内蓋。

Claims (3)

  1. 内釜が着脱自在に収納され、該内釜を加熱するための加熱手段を有する本体と、
    前記本体の上部に開閉自在に取り付けられ、前記内釜を密閉状態で覆う蓋体と、
    前記本体内に設けられた重量検出手段と、
    前記本体の底板に配置され、前記本体の設置面に接触する複数の固定脚と、
    前記本体の底板に鉛直方向に可動自在に設けられ、前記本体の自重と該本体に加わる重量の合計を前記重量検出手段に伝達する少なくとも1つの可動脚と、
    前記可動脚よりも後方の底板に鉛直方向に可動自在に設けられた転倒防止脚と、
    前記本体内に鉛直方向に可動自在に設けられ、前記転倒防止脚と連結された連結棒と
    を備え、
    前記連結棒は、バネを有し、前記蓋体が閉じられたときに、前記バネの弾性により前記転倒防止脚と共に上方に移動して、前記可動脚を前記本体の設置面に接触させ、前記蓋体が開けられたときには、当該蓋体の開動作に連動し前記バネの弾性に抗して前記転倒防止脚と共に下方に移動して、前記転倒防止脚を前記本体の設置面に接触させると共に、前記可動脚を当該設置面から離すことを特徴とする炊飯器。
  2. 前記可動脚を前記本体の重心より後方に配置し、
    前記固定脚前記本体の重心より前方に配置したことを特徴とする請求項1記載の炊飯器。
  3. 前記本体の前方に、前記加熱手段の加熱により発生する内釜内の蒸気を水で復水させる蒸気回収タンクを備え、
    前記固定脚を前記蒸気回収タンクの略重心を中心として、前記底板の幅方向に配置したことを特徴とする請求項記載の炊飯器。
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