JP5796291B2 - 二枚重ね鋼板検出装置 - Google Patents

二枚重ね鋼板検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5796291B2
JP5796291B2 JP2010281530A JP2010281530A JP5796291B2 JP 5796291 B2 JP5796291 B2 JP 5796291B2 JP 2010281530 A JP2010281530 A JP 2010281530A JP 2010281530 A JP2010281530 A JP 2010281530A JP 5796291 B2 JP5796291 B2 JP 5796291B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel plate
displacement meter
double
profile image
roller table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010281530A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012125825A (ja
Inventor
弘 福山
弘 福山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2010281530A priority Critical patent/JP5796291B2/ja
Publication of JP2012125825A publication Critical patent/JP2012125825A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5796291B2 publication Critical patent/JP5796291B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Description

本発明は、厚鋼板などの鋼板を搬送する搬送ローラテーブルの上に二枚重ねの状態で吊り下ろされた二枚重ね鋼板を検出する二枚重ね鋼板検出装置に関するものである。
一般に、厚鋼板などの鋼板は加熱炉で加熱されたスラブを所望の厚さになるまで熱間圧延した後、冷却床で冷却し、さらに剪断設備で所定の長さに剪断して製造される。このような工程を経て製造される鋼板に反りなどの形状不良が圧延時や冷却時に発生した場合には、形状不良が発生した鋼板を搬送ローラテーブルの上に吊り下ろし、形状不良を矯正する矯正設備に鋼板を搬送するようにしている。この場合、鋼板を搬送ローラテーブルの上に吊り下ろすクレーン装置としてリフティングマグネットを有するものを用いると、リフティングマグネットの磁力により鋼板が搬送ローラテーブルの上に二枚重ねの状態で吊り下ろされることがあり、このような状態で搬送ローラテーブルの上に吊り下ろされた鋼板が矯正設備にそのまま搬送されると矯正設備に破損などのダメージを与えてしまうおそれがある。
そこで、例えば特許文献1には、搬送ローラテーブルの上に吊り下ろされた鋼板の表面変位を搬送ローラテーブルの上方に配置された上側変位計と該上側変位計に対向して搬送ローラテーブルの下方に配置された下側変位計とにより計測し、上側変位計と下側変位計の計測値から鋼板の二枚重ねを検出する技術が開示されている。
特開平10−277645号公報
特許文献1に開示された技術によると、搬送ローラテーブルの上に吊り下ろされた鋼板の二枚重ねを監視員の目視などに頼ることなく検出することが可能であるが、鋼板に大きな歪が生じている場合には、搬送ローラテーブルの上に吊り下ろされた鋼板が一枚であるにも拘わらず二枚重ねと誤検出してしまうおそれがあった。
本発明は上述した問題点に着目してなされたものであり、その目的は、搬送ローラテーブルの上に二枚重ねの状態で吊り下ろされた二枚重ね鋼板を正確に検出することのできる二枚重ね鋼板検出装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る発明は、鋼板を搬送する搬送ローラテーブルの上に二枚重ねの状態で吊り下ろされた二枚重ね鋼板を検出する二枚重ね鋼板検出装置であって、前記鋼板の幅方向に沿って前記搬送ローラテーブルの上方に配置された複数個の上側変位計と、該上側変位計に対向して前記搬送ローラテーブルの下方に配置された複数個の下側変位計と、前記上側変位計及び前記下側変位計により計測された前記鋼板の表面変位から前記鋼板の二枚重ねを判定する判定装置と、前記上側変位計及び前記下側変位計の各計測値から前記鋼板のプロフィール画像を作成するプロフィール画像作成装置と、前記判定装置の判定結果を表示すると共に前記プロフィール画像作成装置により作成されたプロフィール画像を表示する表示装置とを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1に記載の二枚重ね鋼板検出装置において、前記上側変位計と前記下側変位計との離間距離をL0、前記上側変位計の計測値をL1、前記下側変位計の計測値をL2としたとき、前記判定装置は、L0−(L1+L2)を演算し、該演算値を前記鋼板の板厚と比較して前記鋼板の二枚重ねを判定することを特徴とする。
本発明によると、搬送ローラテーブルの上に吊り下ろされた鋼板が二枚重ね鋼板であるかどうかを判定装置の判定結果だけでなく、表示装置に表示された鋼板のプロフィール画像からも確認することができる。従って、搬送ローラテーブルの上に吊り下ろされた鋼板に大きな歪が生じていても二枚重ねと誤って認識してしまうことがなく、搬送ローラテーブルの上に二枚重ねの状態で吊り下ろされた二枚重ね鋼板を正確に検出することができる。
鋼板を搬送する搬送ローラテーブルの一部を示す側面図である。 図1のA−A断面を示す図である。 本発明の一実施形態に係る二枚重ね鋼板検出装置の表示装置に表示されるプロフィール画像の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1は鋼板を搬送する搬送ローラテーブルの一部を示す側面図、図2は図1のA−A断面を示す図であって、鋼板1を搬送する搬送ローラテーブル2は多数の搬送ローラ3から構成されている。この搬送ローラテーブル2の上に二枚重ねの状態で吊り下ろされた二枚重ね鋼板を検出する本発明の一実施形態に係る二枚重ね鋼板検出装置は、図2に示すように、上側変位計4a〜4g、下側変位計5a〜5g、判定装置6、プロフィール画像作成装置7および表示装置8を備えて構成されている。
上側変位計4a〜4gは搬送ローラテーブル2の上に吊り下ろされた鋼板1の表面変位を計測するものであって、これらの上側変位計4a〜4gは鋼板1の幅方向に沿って搬送ローラテーブル2の上方に一定間隔で配置されている。また、上側変位計4a〜4gは例えば鋼板1の上面にレーザ光を照射して鋼板1の上側表面変位を非接触で計測するように構成されている。
下側変位計5a〜5gは上側変位計4a〜4gと同様に搬送ローラテーブル2の上に吊り下ろされた鋼板1の表面変位を計測するものであって、これらの下側変位計5a〜5gは上側変位計4a〜4gに対向して搬送ローラテーブル2の下方に配置されている。また、下側変位計5a〜5gは例えば鋼板1の下面にレーザ光を照射して鋼板1の下側表面変位を非接触で計測するように構成されている。
判定装置6は上側変位計4a〜4g及び下側変位計5a〜5gにより計測された鋼板1の表面変位から鋼板の二枚重ねを判定するものであって、この判定装置6は例えば上側変位計4a〜4gと下側変位計5a〜5gとの離間距離をL0、上側変位計4a〜4gにより計測された鋼板1の上側表面変位をL1、下側変位計5a〜5gにより計測された鋼板1の下側表面変位をL2とすると、L0−(L1+L2)を演算し、その演算値を鋼板1の板厚T1と比較するように構成されている。そして、判定装置6はL0−(L1+L2)>T1のときに二枚重ねと判定し、その判定結果を表示装置8に出力するように構成されている。
プロフィール画像作成装置7は搬送ローラテーブル2の上に吊り下ろされた鋼板1のプロフィール画像を作成するものであって、このプロフィール画像作成装置7は上側変位計4a〜4g及び下側変位計5a〜5gの各計測値から鋼板1のプロフィール画像を作成し、作成したプロフィール画像を表示装置8に出力するように構成するように構成されている。従って、表示装置8には、判定装置6の判定結果が表示されると共に、プロフィール画像作成装置7により作成された鋼板の幅方向に沿うプロフィール画像も表示されるようになっている。
図3は本発明の一実施形態に係る二枚重ね鋼板検出装置の表示装置に表示されるプロフィール画像の一例を示す図であって、(a)は搬送ローラテーブルの上に吊り下ろされた鋼板が二枚重ね鋼板でないときのプロフィール画像を示す図で、(b)は搬送ローラテーブルの上に吊り下ろされた鋼板が二枚重ね鋼板であるときのプロフィール画像を示す図である。
本発明の一実施形態に係る二枚重ね鋼板検出装置では、搬送ローラテーブル2の上に吊り下ろされた鋼板が二枚重ね鋼板でない場合には、図3(a)に示すようなプロフィール画像が判定装置6の判定結果と共に表示装置8の表示画面81に表示される。
一方、搬送ローラテーブル2の上に吊り下ろされた鋼板が二枚重ね鋼板である場合には、図3(b)に示すようなプロフィール画像が判定装置6の判定結果と共に表示装置8の表示画面81に表示される。
上述した本発明の一実施形態のように、上側変位計4a〜4g及び下側変位計5a〜5gの各計測値から鋼板1のプロフィール画像を作成するプロフィール画像作成装置7と、判定装置6の判定結果を表示すると共にプロフィール画像作成装置7により作成されたプロフィール画像を表示する表示装置8とを備えたことで、搬送ローラテーブル2の上に吊り下ろされた鋼板が二枚重ね鋼板であるかどうかを判定装置6の判定結果だけでなく、表示装置8に表示された鋼板のプロフィール画像からも確認することができる。従って、搬送ローラテーブル2の上に吊り下ろされた鋼板1に大きな歪が生じていても二枚重ねと誤って認識してしまうことがなく、搬送ローラテーブル2の上に二枚重ねの状態で吊り下ろされた二枚重ね鋼板を正確に検出することができる。
なお、上述した本発明の一実施形態では、搬送ローラテーブルの上に吊り下ろされた鋼板の上側表面変位を計測する上側変位計として7個の上側変位計を例示すると共に鋼板の下側表面変位を計測する下側変位計として7個の下側変位計を例示したが、これに限られるものではなく、上側変位計と下側変位計の個数は2個以上7個以下であってもよいし、8個以上であってもよい。
また、上述した本発明の一実施形態では、表示装置に表示される鋼板のプロフィール画像として鋼板の幅方向に沿うプロフィール画像を例示したが、これに限られるものではなく、例えば鋼板の長さ方向に沿うプロフィール画像を表示装置に表示してもよいし、鋼板の幅方向に沿うプロフィール画像と鋼板の長さ方向に沿うプロフィール画像の両方を表示装置に表示してもよい。
1…鋼板
2…搬送ローラテーブル
4a〜4g…上側変位計
5a〜5g…下側変位計
6…判定装置
7…プロフィール画像作成装置
8…表示装置

Claims (2)

  1. 鋼板を搬送する搬送ローラテーブルの上に二枚重ねの状態で吊り下ろされた二枚重ね鋼板を検出する二枚重ね鋼板検出装置であって、
    前記鋼板の幅方向に沿って前記搬送ローラテーブルの上方に配置された複数個の上側変位計と、該上側変位計に対向して前記搬送ローラテーブルの下方に配置された複数個の下側変位計と、前記上側変位計及び前記下側変位計により計測された前記鋼板の表面変位から前記鋼板の二枚重ねを判定する判定装置と、前記上側変位計及び前記下側変位計の各計測値から前記鋼板のプロフィール画像を作成するプロフィール画像作成装置と、前記判定装置の判定結果を表示すると共に前記プロフィール画像作成装置により作成されたプロフィール画像を表示する表示装置とを備えたことを特徴とする二枚重ね鋼板検出装置。
  2. 前記上側変位計と前記下側変位計との離間距離をL0、前記上側変位計の計測値をL1、前記下側変位計の計測値をL2としたとき、前記判定装置は、L0−(L1+L2)を演算し、該演算値を前記鋼板の板厚と比較して前記鋼板の二枚重ねを判定することを特徴とする請求項1に記載の二枚重ね鋼板検出装置。
JP2010281530A 2010-12-17 2010-12-17 二枚重ね鋼板検出装置 Active JP5796291B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010281530A JP5796291B2 (ja) 2010-12-17 2010-12-17 二枚重ね鋼板検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010281530A JP5796291B2 (ja) 2010-12-17 2010-12-17 二枚重ね鋼板検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012125825A JP2012125825A (ja) 2012-07-05
JP5796291B2 true JP5796291B2 (ja) 2015-10-21

Family

ID=46643480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010281530A Active JP5796291B2 (ja) 2010-12-17 2010-12-17 二枚重ね鋼板検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5796291B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104772377B (zh) * 2014-01-13 2017-02-15 中南大学 一种具有位移探针感应复杂型材拉弯成形方法
CN113492163A (zh) * 2021-07-16 2021-10-12 广东韶钢松山股份有限公司 钢板矫直系统及防止重叠钢板矫直的方法
CN114433658A (zh) * 2022-02-15 2022-05-06 苏州三姆森光电科技有限公司 一种平面度整形机床及整形方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10277645A (ja) * 1997-04-08 1998-10-20 Nkk Corp 鋼板搬送ライン上を搬送される異常材の検出装置
JP3456875B2 (ja) * 1997-10-13 2003-10-14 新日本製鐵株式会社 重なり板検出装置
JP4757708B2 (ja) * 2006-05-24 2011-08-24 新日本製鐵株式会社 厚鋼板の製造設備

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012125825A (ja) 2012-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5991071B2 (ja) コイルの幅方向調芯方法および装置
JP5796291B2 (ja) 二枚重ね鋼板検出装置
JP5760629B2 (ja) 鋼帯の蛇行修正方法
JP2016087652A (ja) 厚鋼板反り検出方法および装置
ITMI20092248A1 (it) Metodo e apparato per la rilevazione della geometria di cilindri operativi
JP2013036767A (ja) 電極シートの検査装置
JP4768055B2 (ja) ホットスカーフ溶削量測定方法及び測定装置
JP5598583B2 (ja) 差厚鋼板の自動矯正制御装置
JP2008107241A (ja) 金属ストリップの板形状測定方法及び装置
CN102821882A (zh) 钢管的制造设备
JP5970784B2 (ja) ロール表層欠陥検出装置
KR102326685B1 (ko) 강판 표면 재질 검사 장치 및 방법
JP5929443B2 (ja) 欠陥部管理システム
KR20150014024A (ko) 슬라브 검사 장치
JP6022160B2 (ja) 連続板厚測定装置、クラウン検査装置及びその検査方法、リップル検査装置及びその検査方法、ならびにクラウン制御装置及びその制御方法
JPH10277645A (ja) 鋼板搬送ライン上を搬送される異常材の検出装置
JP6252544B2 (ja) 製品の誤搬送検出方法および誤搬送検出装置
KR100920578B1 (ko) 코일의 두께 측정장치
JP2015158443A (ja) 縞鋼板の板厚測定方法および板厚測定装置
JP4410742B2 (ja) ホットスカーフ溶削量測定方法及び測定装置
JP6245144B2 (ja) 形状検出装置
JP2014102201A (ja) 異物検出装置及び異物検出プログラムならびに異物検出方法
KR101438776B1 (ko) 전기강판 에지 두께 연속 측정장치
JP2011011246A (ja) 溶接h形鋼およびその製造方法
KR101129804B1 (ko) 스트립의 평탄도 측정장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150721

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150803

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5796291

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250