JP5795809B2 - バックホール選択をサポートする方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は無線通信システムに関し、特に、帯域内のインタフェース又は帯域外のインタフェースを介したバックホール経路の選択に関する。
通信ネットワークのバックホール部分とは、コアネットワークと通信ネットワークのアクセスポイントとの間の中間的なリンクである。バックホール経路は、例えば、無線基地局を無線基地局制御装置に接続したり、大きな会社のサイトを都市のイーサネット(登録商標)ネットワークに接続したりするために用いられる。バックホール経路は、無線リンク、有線リンク、或いは、無線と有線とが組み合わされたリンクであるかもしれない。従って、異なるバックホール技術、例えば、光ファイバーや銅線ケーブルによる伝送技術、陸上や衛星によるポイント−ツウ−ポイントのマイクロ波無線中継伝送、異なるデジタル加入者ライン(DSL)技術、同期デジタルハイアラキ(SDH)や同期光ネットワーク(SONET)、或いは、イーサネット(登録商標)などが用いられるかもしれない。
より高速なデータ転送速度、高能率、より低いコストについて増大する要求に応じるために新世代無線通信技術の絶え間ない発展がある。3GPPのロングタームエボルーション(LTE)は、全球無線通信システム(UMTS)標準化技術を改良するための第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)内に置かれたプロジェクトである。全球陸上無線アクセスネットワーク(UTRAN)はUMTSの無線アクセスネットワークであり、発展型UTRAN(E−UTRAN)はLTEシステムの無線アクセスネットワークである。E−UTRANにおいて、ユーザ機器(UE)は一般には発展型NodeB(eNB)として言及される無線基地局(RBS)に無線で接続される。無線基地局は無線信号を送信できる無線ネットワークノードに関する一般的な用語である。無線基地局は、例えば、マクロ無線基地局、マイクロ無線基地局、ホームeNodeB、ビーコン発信装置、或いは、中継器であるかもしれない。
大多数のLTE基地局(即ち、eNB)は、元々は古いタイプの無線基地局に対して設計された伝統的なサイトに展開されることが期待されている。これらのサイトに対するバックホールは通常、高速パケットアクセス(HSPA)通信速度以下に設計されており、それ故に、LTE基地局の完全なトラフィックをサポートすることはできない。それ故に、運用者は現存するバックホールを著しく大きな容量をもった接続で置換している。その費用のために、この置換は徐々になされ、あるサイトには高速のデータ通信速度のバックホールがある一方、別のサイトには依然として低速のデータ通信速度のバックホールがあるに過ぎない。
LTE−Advanced(LTE−A)に対する3GPPでの現在の標準化の努力により、例えば、ケーブルやマイクロ波無線リンクをバックホール媒体として用いることに対する代替的な解決策が提供されるであろう。その代替的な解決策とは、アクセスリンクと同じ技術と同じ周波数帯を用いてLTE−AにおけるeNBが別のeNBを介してデータをバックホールすることを可能にすることである。その新しいインタフェースはUnと呼ばれる。
アクセスリンクと同じ技術と同じ周波数帯を用いることにより達成されるバックホールはここでは帯域内バックホールとして言及する。セルフバックホールはここで定義した帯域内バックホールという用語と同様にしばしば用いられる別の用語である。同様に、帯域外バックホールという用語はここでは、通信ネットワークのアクセスリンクとは異なる技術や周波数帯を用いるバックホールに言及するために用いられる。同様に、帯域内インタフェースという用語はここでは、通信ネットワークにおけるアクセスのために用いられるのと同じ技術と周波数帯を用いるインタフェースに言及するために用いられる。また、帯域外インタフェースという用語はアクセスのために用いられるのとは異なる技術や周波数帯を用いるインタフェースに言及するために用いられる。
帯域内バックホールの思想は、帯域外バックホールを持たないeNBを帯域外バックホールをもつ他のeNBに接続することである。
ある場合には、アクセスポイントは、現在用いているバックホールに問題がある場合にはそのアクセスポイントがバックホールを変更できるように、複数の代替バックホールに対するアクセスをもつかもしれない。
特許文献1は現在のバックホールによるスループットの低下を検知し、利用可能な代替バックホールがあるかどうかを判断し、その代替バックホールにアクセスする工程を含む方法を開示している。
スループットは非特許文献1により、提供されたフレームのいずれもが測定されているデバイスにより欠落することのない最大のフレーム速度として定義される。拡張すると、ネットワーク経路に沿ったスループットは、その経路に沿ってフレームが欠落することがない最大の転送速度である。実用上、ネットワーク経路に沿って測定されるスループット値は採用されるプロトコルスタックに依存することが観察されてきた。そのような訳で、スループット測定は所与のアプリケーションに固有のものであり、スループット測定には損失が観測されない最大の転送速度を決定するために実験を繰り返して実行することが関係している。そのようなプロセスはネットワーク資源の利用の点からすれば費用のかかるものであり、潜在的には時間を消費するものである。
IPリンクの利用可能な容量は非特許文献2においてリンク利用の補数により乗算されたリンク容量として定義される。スループットの測定とは対照的に、スループット測定よりも他にはさほど影響を及ぼさない方法を用いてIPリンクにおける利用可能な容量をどのように測定するのかを記述した多くの先行技術がある。IGI、Yaz、pathChirp、BART(リアルタイムで利用可能なバンド幅)のようなツールはこの点についてのいくつかの例である。
ネットワークのマニュアルでのバックホール構成設定は、退屈で費用の要する作業である。さらにその上、バックホール容量は時間とともに変化し、これらの容量の変化はいつeNBが展開され最初に構成設定されたのかには無関係であるという事実はマニュアルのバックホール構成設定を困難にさせるかもしれない。加えて、ネットワークは非常に多くのeNBを有するかもしれない、それ故に、バックホールが自動的に再構成設定できることが望まれる。
特許文献2はアクセスポイントが無線バックホールチャネルを介して通信できる複数のバックホールサイトから動的に選択をすることができるコントローラを記載している。そのコントローラはまた、アクセスポイントに対してバックホール信号のビームを一定のバックホールサイトに向けるよう指示する制御信号を生成することができる。バックホールサイトの選択は、例えば、バックホールサイトがファイバーによる光接続、T−1接続、或いは、ISDNやネットワークノードへのケーブル接続を有している場合には、そのバックホールサイトのバンド幅容量についての情報に基づく。
スループット測定を用いる公知の先行技術による方法では、eNBにおける元となる資源割当てと予約の技術のために必ずしもeNBのバックホールについてのエンド−ツウ−エンドの利用可能な容量の良い推定を生み出さない。さらにその上、上述の従来技術の多くは、基地局が帯域外バックホールと帯域内バックホールとの間での選択を行うことができるというシナリオに対して具体的に適合したものではない。
それ故に、時間的に効率的でネットワーク資源利用の面からも効率的な方法でバックホールのためのエンド−ツウ−エンドの利用可能な容量の良好な推定を提供できるバックホール選択とバックホールサポートのための改善された方法と装置に対する要求がある。
米国特許出願公開第2007/0030809号公報 国際公開第2007/106652号
インターネット技術標準化委員会(IETF) RFC1242 IETF RFC5136
本発明の目的は無線通信システムにおけるバックホール選択をサポートする改善された方法及び装置を提供することにある。
上述の目的は独立請求項に従う方法と装置によって達成される。
本発明を第1の側面から見れば、第1の無線基地局に関しコアネットワークへのバックホール経路の選択を行う無線通信システムのネットワークエンティティにおける方法が備えられる。第1の無線基地局には帯域外インタフェースを介してコアネットワークに対する第1のバックホール経路でのアクセスと、帯域内インタフェースを介して第2の無線基地局を経た前記コアネットワークに対する第2のバックホール経路でのアクセスとがある。その方法は、前記第2の無線基地局に対して、前記第1の無線基地局のバックホールのために前記第2のバックホール経路での利用可能な容量の要求を送信する工程を有する。その方法はまた、前記第2の無線基地局から、前記第1の無線基地局のバックホールのために前記第2のバックホール経路での利用可能な全ての容量についての情報を含む応答を受信する。ここで、その利用可能な全ての容量は、前記第2の無線基地局から前記コアネットワークへのバックホール経路でのバックホールのために利用可能な容量の推定と、前記帯域内インタフェースでのバックホールのために利用可能な容量の推定とから導出される。その方法の他の工程としては、前記第1の無線基地局のバックホールのために前記第2のバックホール経路において前記利用可能な容量についての前記受信した情報に基づいて、トラフィックの一部に関し前記第1のバックホール経路又は前記第2のバックホール経路を選択する工程が関与する。
本発明を第2の側面から見れば、バックホールのサポートを提供する無線通信システムの無線基地局における方法が備えられる。その無線基地局には1つ以上の他の無線基地局のセットとの無線通信を行うための帯域内インタフェースと、コアネットワークへのバックホール経路でのアクセスとがある。その方法は、ネットワークエンティティから、前記帯域内インタフェースと前記バックホール経路とを介して別の無線基地局のバックホールのために利用可能な容量の要求を受信する工程を有する。その方法はまた、前記帯域内インタフェースと前記バックホール経路とを介して前記別の無線基地局でのバックホールのための利用可能な全ての容量を導出するために、前記バックホール経路でのバックホールのために利用可能な容量を推定し、前記帯域内インタフェースでのバックホールのために利用可能な容量を推定することにより、前記別の無線基地局でのバックホールのために前記利用可能な容量を測定する工程を有する。その方法の他の工程としては、前記ネットワークエンティティに対して、前記別の無線基地局でのバックホールのための前記利用可能な全ての容量を含む応答を送信する工程が関与する。
本発明を第3の側面から見れば、無線通信システムにおいて用いられるネットワークエンティティが備えられる。そのネットワークエンティティは第1の無線基地局に関してコアネットワークに対するバックホール経路の選択を行うように構成されている。第1の無線基地局には帯域外インタフェースを介してコアネットワークに対する第1のバックホール経路でのアクセスと、帯域内インタフェースを介して第2の無線基地局を経たコアネットワークに対する第2のバックホール経路でのアクセスとがある。そのネットワークエンティティは、送信器と受信器と処理回路とを有する。その送信器は、前記第2の無線基地局に対して、前記第1の無線基地局のバックホールのために前記第2のバックホール経路での利用可能な容量の要求を送信するよう構成される。その受信器は、前記第2の無線基地局から、前記第1の無線基地局のバックホールのために前記第2のバックホール経路での利用可能な容量についての情報を含む少なくとも1つの応答を受信するよう構成される。さらに、その処理回路は、前記第1の無線基地局のバックホールのために前記第2のバックホール経路において前記利用可能な容量についての前記受信した情報に基づいて、トラフィックの一部に関し前記第1のバックホール経路又は前記第2のバックホール経路を選択するよう構成される。
本発明を第4の側面から見れば、無線通信システムにおいて用いられる無線基地局が備えられる。その無線基地局は、受信器と、送信器と、処理回路とを有する。その無線基地局はまた、1つ以上の他の無線基地局のセットと無線通信を行うように構成された帯域内インタフェースを有する。その無線基地局はそれに加えて、その無線基地局がコアネットワークに対するバックホール経路へのアクセスをもつインタフェースを有する。その受信器はネットワークエンティティから、その無線基地局と前記バックホール経路とを介して別の無線基地局のバックホールのために利用可能な容量の要求を受信するよう構成される。その処理回路は、帯域内インタフェースと前記バックホール経路とを介して前記別の無線基地局でのバックホールのための利用可能な全ての容量を導出するために、前記バックホール経路でのバックホールのために利用可能な容量を推定し、前記帯域内インタフェースでのバックホールのために利用可能な容量を推定することにより、前記別の無線基地局でのバックホールのために前記利用可能な容量を測定するよう構成される。さらに、その送信器は、前記ネットワークエンティティに対して、前記別の無線基地局でのバックホールのための利用可能な全ての容量を含む応答を送信するよう構成される。
第5及び第6の側面によれば、処理回路により実行されるとき、ネットワークエンティティに第1及び第2の側面から見た各実施例に従う方法を実行させる命令を備えるコンピュータ可読媒体が備えられる。
本発明の実施例についての利点や更なる特徴については添付図面に関連した次の詳細な説明を読むことにより明らかになるであろう。
本発明の実施例が実施される無線通信システムを図示するブロック図である。 ここで説明する実施例に従うバックホール経路の選択の方法を図示するフローチャートである。 ここで説明する実施例に従うバックホールサポートを提供する方法を図示するフローチャートである。 ここで説明する代替実施例に従うバックホールサポートを提供する方法を図示するフローチャートである。 無線基地局の実施例を示すブロック図である。 ネットワークエンティティの実施例を示すブロック図である。
次に、本発明の好適な実施例が示された添付図面を参照して以下本発明についてより完全に説明する。しかしながら、本発明は多くの異なる形で実施することができ、ここで説明される実施例に限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施例はこの開示が完璧かつ完全であり、当業者に本発明の範囲を十分に伝えるために備えられているものである。
図1は本発明の実施例が用いられる代表的な無線通信システム100を図示するブロック図である。図1において、バックホールアーキテクチュアが図示されており、それによれば、数多くの無線基地局101、102、103、104、105がコアネットワーク110にブロードバンドアクセスネットワーク106、集合ネットワーク107、ローカルスイッチングサイト108、トランスポートネットワーク109を介して接続される。コアネットワーク110はこの例では3GPP用語の定義に従うコアネットワークであると仮定される。ブロードバンドアクセスネットワーク106は、数多くの装置114を有しており、それらは、例えば、受動的光ネットワーク(PON)、ギガビットPON(G−PON)、或いは、イーサネット(登録商標)の装置のようなマイクロ波装置であるかもしれない。集合ネットワーク107の図示されたノードは、スイッチやルータである。無線基地局101〜105は、LTEやHSPAのようないくつかのアクセス技術を用いて無線通信システム100に対する無線アクセスを提供することにより、移動体電話、コンピュータ、情報携帯端末(PDA)などのような異なるタイプのユーザ機器(UE)121にサービスを提供する。
無線基地局101〜105とコアネットワーク110との間のリンクは無線通信システム100のバックホール部分として言及される。しかしながら、図1に図示されたバックホールアーキテクチュアは単なる例示であり、他のタイプのバックホールアーキテクチュアが、例えば、無線基地局101〜105とコアネットワーク110との間の中間ネットワークにおいて多かれ少なかれ用いられることを理解されたい。
通常、ブロードバンドネットワーク106のようなアクセスネットワークの物理的なトポロジーは図1に例示するように星型のトポロジーである。それ故に、(無線基地局101〜105の内の1つのようなアクセスポイントからコアネットワーク110への)バックホール接続の容量は最後のホップ接続によりユニークには決定されない。むしろ、その容量はコアネットワーク110に至るまでの接続の完全なチェインに依存する。それ故に、基地局においてバックホールの容量をマニュアル的に構成設定することはささいなことではない。さらにその上、初期構成設定は次善のものになるかもしれず、また、しばらく後に陳腐化するかもしれない。
コアネットワーク110は通常、サービングゲートウェイ(SGW)のような幾つかのゲートウェイノードをもっている。eNBはこれらSGWのいずれかに接続される。また、それは論理的には多数のSGWに接続できる。さらにその上、地理的に近接した2つのeNBが論理的には異なるSGWに接続されても良い。図1において、コアネットワーク110はSGW115、モビリティ管理エンティティ(MME)116、サービングGPRSサポートノード(SGSN)を含むように図示され、幾つかの異なるタイプのコアネットワークノードを例示している。
図1においては、無線基地局101〜103はeNBであると仮定している。無線基地局101は帯域外インタフェースを介してバックホール経路111へのアクセスをもつ。帯域外インタフェースを介したバックホール経路はここでは、帯域外バックホールとしても言及される。無線基地局101、102、104、105は異なる容量の帯域外バックホール111、112、113を介してローカルアクセスネットワーク107へ接続され、また、例えば、Unインタフェースを用いて互いの間で無線バックホール接続131を確立する能力を有している。無線基地局102と104は夫々、帯域外バックホール112と113へのアクセスを有している。帯域外バックホール111、112、113は有線でも無線でも良い。無線基地局103は帯域外バックホールをもっていない。それ故に、無線基地局103は図示された接続133のような帯域内バックホール接続を介したバックホールに依存しなければならない。
上述のように、アクセスポイントからコアネットワークへのバックホール経路の容量は通常は、最後のホップ接続によってはユニークに決定されない。しかしながら、ここで呈示する実施例に関して、最初に注目するのはバックホール経路と無線基地局101〜105との間の最後のホップとインタフェースである。それ故に、無線基地局に接続されたバックホール接続を超えた接続はこの説明では詳しくは考慮されない。
図1に図示した代表的なシナリオでは、バックホール111は大きな容量をもつが、バックホール112は小さい容量をもつと仮定する。しかしながら、eNB102は、eNB102とeNB101との間の無線バックホール接続131を確立することにより、そのデータをeNB101を通るようにルーティングできる。この中継技術は無線アクセススペクトラムの一部を消費し、eNB101のバックホール111に負荷をかけるが、それにも係らず、帯域外バックホール112が提供できるものよりも大きな容量をもつバックホール経路132へと導くものとなる。
考慮しているシナリオでは、様々な理由により、バックホール112と132とは異なる時間帯で輻輳が発生するようになるか、或いは、その容量が変化するようになる。それ故に、固定的な(即ち、時間的に静的な)バックホール選択は次善のものである。その代わりに、eNB102に対してはバックホール再構成設定のための自動的な機構があると望ましい。
ここで呈示する実施例では、少なくとも2つの無線基地局があり、夫々が帯域外バックホールを備え、また、例えば、Unインタフェースを介して他のeNBへの無線接続を確立する可能性のあるというシナリオに注目する。以下でさらに詳細に説明することになる実施例では、無線基地局により複数のUEに提供されるサービスの全体的な品質を向上させ、例えば、サービス要求の品質やコスト要求を達成するために、無線基地局に関する利用可能な複数の代替バックホールでのサポートや選択を可能にしている。
以下に詳細に説明する実施例では、小さな容量のバックホールを備えたeNBのような第1の無線基地局に潜在的な資源提供側の無線基地局と協働させて2つの無線基地局間の帯域内バックホール接続を介して代替バックホール経路の測定を行わせる。エンド−ツウ−エンドのスループット測定を得るための最も簡単なアプローチは、所謂、強力な探索(brute-force probing)を用いることである。これは、第1の無線基地局が潜在的な資源提供側(ドナー)無線基地局からの同意を得ずに周囲に影響を及ぼす測定を実行することを意味する。従って、ドナー基地局は測定の目的、即ち、第1の無線基地局のバックホールのためという目的に気がつかない。エンド−ツウ−エンドの強力な探索(brute-force probing)とは異なり、測定ポイントは潜在的なドナー無線基地局へと移動させられ、第1の無線基地局のバックホールのために利用可能な容量についての決定を行うことができる。その決定は、潜在的なドナー無線基地局が既に実装しているバックホール測定と無線資源割当ての両方に基づいている。従って、第1の無線基地局のバックホールのために利用可能な容量についての決定はエンド−ツウ−エンド性能を反映する。
図2はeNB102のような第1の無線基地局についてのバックホール経路の選択を行うためのネットワークエンティティにおける方法の実施例を示すフローチャートである。図3はバックホールサポートを提供する方法の実施例を示すフローチャートである。図2と図3における方法について、eNB102とeNB101とがあるシナリオに基づいて説明する。そのシナリオではバックホール経路112が小さい容量をもつ一方、バックホール経路111は大きな容量をもつと仮定する。従って、eNB102はeNB101を介してバックホール容量を要求する。それ故に、eNB102はこのシナリオでは資源要求側eNBとして言及される一方、eNB101は資源提供側(ドナー)、潜在的ドナーeNBとして言及される。図2に図示された方法は、ドナーeNB101からバックホール容量を要求し、適用されるバックホール経路を選択するネットワークエンティティで実行される方法に対応する。このネットワークエンティティは資源要求側eNBに或いは無線通信システム100の別の場所、例えば、運用及び管理システム120に含まれる場所に位置している。図3に図示された方法は、ネットワークエンティティからの要求を受信した場合にドナーeNB101で実行される方法に対応する。しかしながら、両方の方法とも同じ物理的なeNB、例えば、LTE-Advanced eNBで実施されても良いが、eNBを通信を行うどのペアについても、一方が図2に図示する方法を実行し、他方が図3に図示する方法を実行する。
図2に図示する方法のステップ21では、第1の無線基地局(ここではeNB102)に関してバックホール選択を実行することになるネットワークエンティティは、別の無線基地局101を介して第1の無線基地局102のバックホールのために利用可能な容量について別の無線基地局(ここではeNB101)に要求を送信する。この要求は小さい容量の帯域外バックホール112により確立された一時的なX2接続、或いは、LTEエアインタフェースプロトコル、或いは、何か他の公知の通信方法を介してアドレスされる。さらにその上、その要求は、アドミッション要求として、或いは、アタッチメント要求として、或いは、Un無線接続を確立するために現存するプロトコルに対するアドオンとして表現される。
ステップ22では、ネットワークエンティティは潜在的なドナーeNB101からの応答を受信する。その応答は、潜在的なドナーeNBがeNB102のバックホールのために提供できる、或いは、提供を望む利用可能な全ての容量についての情報を含む。利用可能な全容量は、バックホール経路111についてのバックホールのための利用可能な容量の推定と確立されることが必要な帯域内バックホール接続131でのバックホールのための利用可能な容量の推定とから導出される。言い換えると、ドナーeNB101は、帯域外バックホール111と帯域内バックホール接続131の両方についての利用可能な容量を考慮することにより、eNB102のバックホールのために提供できる、或いは、提供を望む容量について決定を行う。
ステップ23では、ネットワークエンティティはそれから、帯域外バックホール経路112或いは帯域内バックホール経路132を、eNB101からの応答で受信した情報に基づいて選択する。ステップ23は、帯域外バックホール112での利用可能な容量をeNB101から受信した利用可能な全ての容量についての情報と比較し、最も大きな利用可能な容量をもつバックホールを選択することを含むと良い。別の場合には、付加的な判断基準がeNB102のバックホールの選択において考慮されても良い。考慮されても良い付加的な判断基準の例はコストであり、それは、利用可能な容量の違いが異なるバックホールオプションについてのコスト上での違いに対して重みが付けられるように考慮するのである。その結果、例えば、帯域外バックホール112の利用可能な容量を所定の量だけ超えるeNB102に対してバックホール容量を提供できる場合にのみ帯域内バックホール132が選択されることになる。
オプションのステップ24では、ネットワークエンティティはeNB102の構成設定を開始してステップ23で選択されたバックホール経路に適用する。また、ネットワークエンティティはeNB101と選択されたバックホール経路に沿った影響を受けるルータ/スイッチ114の構成設定を開始することも可能である。LTEでは、その構成設定は、例えば、現在の3GPP標準化技術によれば、セルアイデンティティやそのセルで同報される別のシステム情報に影響を与える。また、eNB102のスケジューラにより、どの無線資源がそれがサービスを提供するユーザ端末に割当てられるのかに影響を及ぼす。
実際の実装例によれば、ネットワークエンティティは資源要求側のサブシステムとしてのeNB102に実装され、それは一時的に確立された接続でeNB101に宛てられた要求を生成し、その要求に対する回答を受信する。eNB101のアイデンティティは経路利得を測定し、最も低い経路利得のeNBを選択するといった従来の方法によって検出されても良い。また、ステップ21での要求は幾つかの潜在的なドナーRBSに宛てられることも可能である。ステップ23は帯域外バックホール112と複数の異なる帯域内バックホール経路との間での選択を行うことを含む。
さて図3に戻って説明をすると、eNB101はステップ31ではeNB102のバックホールのための利用可能な容量についての要求を受信する。それに応じて、eNB101はステップ32で利用可能な全ての容量を測定する。この測定動作は帯域外バックホール111で利用可能な容量を推定することと、また、帯域内バックホール接続131での利用可能な容量を推定することとを含む。アドミッション制御の従来の技術が帯域外バックホール経路111でのエンド−ツウ−エンド容量を推定するために用いられても良い。例えば、BART、IGI、Yaz、或いはPathChirpのような方法が、eNB101とSGW115のようなコアネットワークノードとの間でのバックホール経路111の容量を測定するのに用いられる。無線バックホール131の容量は、経路利得、無線資源の占有度、eNBのバックホール以外の目的のために予約された無線資源の量などを推定することに基づいて推定される。eNB101は一時的に利用可能な全ての容量に対応する、eNB102のバックホールのために取っておかれた資源の最大量を割当てることができる。そのような一時的な割当ては運用者により設定されたポリシーによって変更されても良い。ステップ33では、eNB101は、eNB101を介したeNB102のバックホールのための利用可能な全ての容量を含む応答を送信する。
潜在的なドナーeNB101は、要求の目的が別のeNB102のバックホールのためのであることにステップ31における要求により気づかされる。さらにその上、eNB101は、自分自身がステップ33においてeNB102のために利用可能であるとして示した利用可能な容量を管理している。従って、この実施例での利点は、示された利用可能な容量が信頼できることにある。もし、その測定が資源要求側のeNB102により実行され、潜在的なドナーeNB101が別のeNB102のバックホールに関係のある容量要求に気づかされていないなら、信頼性の低い異なる測定が得られたかもしれない。この理由は、もしeNB101がその容量要求がUEからものであると信用したなら、別のeNBのバックホールのためとは異なる利用可能な容量を示すことを望むかもしれないからである。資源を要求するものに対して利用可能なeNB101を介した容量は従って、資源を要求するもののタイプとその資源を要求するものの他の特性にも依存するかもしれない。それ故に、ステップ21と31における要求は、アップリンク出力電力とアンテナ数と受信器のタイプと雑音パターンなどのeNB102の特性を含むと良い。
図1に図示した例によれば、eNB101のバックホール経路111は帯域外バックホールである。しかしながら、図3に図示した方法はまた、eNB101のバックホール経路が、例えば、eNB104に対する帯域内バックホールであるシナリオにも適用可能である。そのようなシナリオでは、eNB102と帯域外バックホール113との間の2つの無線ホップ、即ち、eNB102とeNB101との間の第1の無線ホップと、eNB101とeNB104との間の第2の無線ホップとがある。このシナリオでは、eNB101は図2に図示された方法を実行し、eNB104からのバックホール容量を要求することができる。図2と図3の方法は同様に3つ以上の無線ホップに拡張し、ステップ32がマルチホップのチェインに沿って反復的な方法で上述のアドミッション制御に対する技術を用いて実行されるようにできる。
上述の実施例では、バックホール選択がeNB102におけるバックホールを要求するデータの一部に対してなされることが可能である。即ち、eNB102は多数のバックホール経路を同時に利用することが可能である。例えば、異なるバックホール経路をeNB102を行き来するアップリンクトラフィックとダウンリンクとに対して適用することが可能である。他の場合には、eNB102は一度に単一のバックホール経路だけを使用することが許される。帯域内バックホール経路132の選択は従って、おそらく後での使用のためにバックホール112がアイドル状態に残されることを示唆するであろう。
図4は、バックホールを元に戻すドナー無線基地局として作用する無線基地局で実行される方法を図示している。再度、そのようなドナー無線基地局の例としてeNB101を用い、一方、eNB102はドナー無線基地局からのバックホール容量を受信する無線基地局を例証するために用いられる。ステップ41では、eNB101は、eNB101を介してeNB102へのバックホールを提供する。ステップ45では、eNB101はeNB102に対して提供されたバックホールの完全な或いは部分的な切断を開始する。ドナーeNB101がバックホール変更のトリガをかけることを可能にすることにより、eNB101はこの手順を無線資源管理の一部として用いることが可能である。これは、何らかの経路選択の決定がバックホールサポートを要求するエンティティにより排他的になされるというバックホールの上記従来例の方法に比べて利点がある。eNB101は連続的にトラフィックとその帯域内及び帯域外バックホール資源とを監視する。もし、トラフィックの過負荷状態や資源枯渇状態が検出されるなら、そのeNBはeNB102にトリガをかける信号或いはメッセージをステップ45において送信し、自分自身の帯域外バックホール112に完全に或いは部分的に復帰させる。従って、ドナーeNB101は効率的な輻輳制御決定をすることが可能になる。それはeNB101周辺のネットワーク性能を上品な制御された方法で低下させ、以下さらに説明するように帯域外バックホールなしに無線基地局に優先権を与えることができる。別の実施例では、eNB101はeNB102と、例えば、金銭的なインセンティブや他の種類のインセンティブを用いて以前に同意したサービスレベルの協定を再交渉しても良い。ドナーeNB101に、eNB102に提供されたバックホールのロールバックを開始を許すことにより、性能の低下を予想することができるならば、eNB102は帯域内バックホールの性能低下が発生する、あるいは、検出される前に、帯域外バックホール112に切り替えることができるかもしれない。従って、帯域内バックホールが低下する、或いは、2つのeNB101と102との間のサービスレベル協定が破たんする状況が回避される。
図4は、eNB101が帯域外バックホールを有していない無線基地局にバックホール容量を提供することを優先するシナリオで実行されるオプションのステップ42〜45を図示している。このシナリオでは、無線バックホール131とバックホール経路111の残りとがeNB102自身の帯域外バックホール112よりも大きい容量のバックホールを提供するので、eNB102は無線バックホール接続131を介してドナーeNB101に接続される。さらにその上、eNB103はそれ自身の帯域外接続を有していないが、データを無線バックホール接続133、ドナーeNB101、帯域外バックホール111を介してルーティングすることにより無線通信ネットワーク100にアタッチされる。しかしながら、もしドナーeNB101が無線バックホール接続133を許可するなら、進行中のバックホール接続131の性能は許容レベル以下に低下するであろう。例えば、無線バックホール接続131の容量を所定の閾値以下に低下させることにつながるであろう。もし、サービスレベル協定に基づいて、無線バックホール接続131が資源要求側のeNB102とドナーeNB101との間で確立されたなら、eNB101は無線接続133を許可することによりこの協定を破棄するだろう。しかしながら、資源要求側のeNB103は、無線バックホール133が確立されないなら無線通信ネットワーク100にはアタッチすることはできない。
上述の方法が図4に開示された実施例に従って扱われる。ステップ42では、eNB101は帯域外バックホール112についての情報を受信する。即ち、eNB101は、eNB102がeNB101を介した帯域内バックホール132の代わりに用いられるかもしれない代替の帯域外バックホール112を有していることに気づかされる。その情報は、例えば、ステップ31に従う要求におけるようなバックホール接続131に先立ち、或いは、バックホール接続131を設定した後に異なる時刻に受信される。代替の帯域外バックホール112についての情報は、帯域外バックホール112の容量の測定を含むことができる。帯域外バックホール112の容量のそのような情報は1回の機会でeNB101に送信されても良いし、或いは、連続的に更新されても良い。ドナーeNB101は帯域外バックホール112についての情報を格納すると良い。ステップ43で、eNB101はeNB103のバックホールのための容量の不足を検出する。この検出は、eNB101を介したeNB103のバックホールのために利用可能な容量の要求を受信することにより引き起こされる。eNB103は帯域外バックホールをもっていないので、eNB101はステップ45においてeNB102に提供されたバックホールの切断を開始し、ステップ46でeNB103へのバックホールを提供することを可能にする。eNB101が帯域外バックホール112について利用可能な容量を示す情報を受信したとき、eNB101はステップ44において、ステップ45を実行するに先立ち、帯域外バックホールについての利用可能な容量がeNB102のバックホールに対して十分であるかどうかを決定する。その利用可能な容量が不十分であると信じられるなら、eNB101はeNB102に提供されたバックホールの切断を開始しないように決定する。
なお、ステップ45はeNB102に提供されたバックホール容量の単に一部の切断に関係するだけでも良い。従って、eNB101は、例えば、帯域外バックホール112にトラフィックの一部を移動させることにより、eNB102が帯域内バックホール経路の使用を低減するよう要求するメッセージをステップ45で送信する。従って、ステップ44にはeNB101を介して現在バックホールされている少なくとも一部のトラフィックに対して帯域外バックホール112で十分な容量があるかどうかをチェックすることが関係する。
上述のように、バックホールのために利用可能な容量はバックホール選択に関係して考慮される唯一の判断基準ではないかもしれない。運用者は物理的なトランスポートネットワークを所有する別の会社からバックホール接続をリースするかもしれない。バックホール接続をリースするコストは通常、リースされる容量とデータ量とに依存する。この場合、2つの代替バックホール経路の間で選択を行うための判断基準は、容量情報と価格情報も含むべきである。例えば、大容量の有線接続は、たとえ、その物理的な接続が利用可能であったとしても、無線バックホール容量が十分であり、全体としてコストが低減される方へ向かうなら、好ましくはリースされるべきではない。
図5は、無線基地局51の実施例を模式的に図示するブロック図である。無線基地局51は図3〜図4のいずれか或いは全てに従う方法を実行するように構成される。無線基地局51は、1つ以上の他の無線基地局と無線通信を行うよう構成された帯域内インタフェース52と、無線基地局51がコアネットワークへの帯域外バックホール経路へのアクセスを有する帯域外インタフェース53とを含む。更にその上、無線基地局は受信器54と送信器55とを含む。その代わりとして受信器54と送信器55とがトランシーバユニットとして一体化されていても良い。受信器54は、ステップ31に従って要求を受信することと、ステップ22に従って応答を受信することと、ステップ42に従って代替帯域外バックホールについての情報を受信することとの内、少なくともいずれかを行うよう構成される。送信器55は、例えば、ステップ21に従って要求を送信することと、ステップ33に従って応答を送信することとの内、少なくともいずれかを行うよう構成される。無線基地局51に含まれる処理回路56は図2のステップ23、24、図3のステップ32、図4のステップ43、44、45の内、少なくともいずれかを、それぞれ実行するよう構成されると良い。処理回路56は1つ以上のプログラム可能なプロセッサの形態において上述したステップを実行するようにプログラムされて実施されても良い。しかしながら、上述したステップを実行可能な何らかのデータ処理回路、或いは、異なるタイプの処理回路の組み合わせを用いることもできる。また、無線基地局51は、例えば、利用可能な容量についての情報と処理回路56により実行される指示との内の少なくともいずれかのようなバックホールに関係する情報を格納するように適合されたメモリ57が備えられていても良い。図5に図示された代表的な実施例で、処理回路56はメモリ57に格納されるか、或いは、フラッシュメモリやコンパクトディスクのような他の何らかの機械で読出し可能な媒体により提供される命令58を実行することが模式的に図示されている。その命令58は、コンピュータプログラムのサブモジュールを含む1つ以上のコンピュータプログラムであるかもしれない。図5には、受信器の動作を制御するサブモジュール501と、送信器の動作を制御するサブモジュール502と、バックホール選択を制御するサブモジュール503と、バックホール容量の測定を制御するサブモジュール504とが模式的に図示されている。サブモジュール501〜504は実質的には図2、図3又は図4のフローチャートのステップを実行し、制御する。言い換えると、異なるサブモジュール501〜504が処理回路56により実行されるとき、無線基地局は、図2のステップ21〜24の少なくともいずれかを、図3のステップ31〜33の少なくともいずれかを、図4のステップ41〜46の少なくともいずれかを、それぞれ実行する。サブモジュール501〜504は一般にソフトウェアで実施されるが、ファームウェア、ハードウェア、或いは、その組み合わせで完全に、或いは、一部を実施することも可能である。
図6はネットワークエンティティ61の代表的な実施例を模式的に図示するブロック図である。ネットワークエンティティ61は図2に従う方法を実行するように構成される。ネットワークエンティティ61は、O&Mシステム120に、或いは、図5に図示された無線基地局51のような無線基地局に含まれていても良い。そのネットワークエンティティは受信器62と送信器63とを含む。その代わりとして受信器62と送信器63とがトランシーバユニットとして一体化されていても良い。送信器63は、特に、ステップ21に従って要求を送信するよう構成される。受信器62は、特に、ステップ22に従って応答を受信するよう構成される。ネットワークエンティティ61に含まれる処理回路64は図2のステップ23、24を実行するよう構成されると良い。処理回路64は1つ以上のプログラム可能なプロセッサの形態において上述したステップを実行するようにプログラムされて実施されても良い。しかしながら、上述したステップを実行可能な何らかのデータ処理回路、或いは、異なるタイプの処理回路の組み合わせを用いることもできる。また、ネットワークエンティティ61は、例えば、利用可能な容量についての情報と処理回路64により実行される指示との内の少なくともいずれかのようなバックホールに関係する情報を格納するように適合されたメモリ65が備えられていても良い。図6に図示された代表的な実施例で、処理回路64はメモリ65に格納されるか、或いは、フラッシュメモリやコンパクトディスクのような他の何らかの機械で読出し可能な媒体により提供される命令66を実行することが模式的に図示されている。その命令66は、コンピュータプログラムのサブモジュールを含む1つ以上のコンピュータプログラムであるかもしれない。図6には、受信器の動作を制御するサブモジュール601と、送信器の動作を制御するサブモジュール602と、バックホール選択を制御するサブモジュール603と、実行されるバックホールの選択に従って構成設定を開始するサブモジュール604とが模式的に図示されている。サブモジュール601〜604は実質的には図2のフローチャートのステップを実行し、制御する。言い換えると、異なるサブモジュール601〜604が処理回路64により実行されるとき、ネットワークエンティティは、図2に図示されるステップ21〜24を実行する。サブモジュール601〜604は一般にソフトウェアで実施されるが、ファームウェア、ハードウェア、或いは、その組み合わせで完全に、或いは、一部を実施することも可能である。
上述の説明から、ここで説明した実施例の利点は、バックホール容量のより正確な推定を、それ故に、従来技術の解決策に従うよりも効率的なバックホール選択の手順を可能にすることにより、無線通信ネットワークの全体的な性能が改善されることにあることは明らかである。帯域内バックホール経路におけるエンド−ツウ−エンドの利用可能な容量の良好な推定が得られる。なぜなら、潜在的な資源提供側(ドナー)の無線基地局は利用可能な容量を測定することを担当し、この測定は、資源提供側の無線基地局の帯域外バックホールと、ドナーの無線基地局と資源要求側の無線基地局との間の帯域内バックホール接続との両方を考慮することによりなされるからである。この測定動作は上述した強力な探索方法(brute-force probing method)によるよりも周りに及ぼす影響が少ない。ある実施例に従えば、利用可能なバックホール容量の測定は、測定の信頼性をさらに増し加えるために資源要求側の無線基地局の特性に基づくと良い。
他の利点としては、ここで説明した実施例が特に無線基地局が帯域外バックホールと帯域内バックホールとの間で選択を行うことができるというシナリオに適合できるという点がある。
ここで説明したいくつかの実施例の更なる利点としては、これらの実施例では自動バックホール選択を可能にしている点がある。ここで説明した実施例では、無線アクセスネットワークとトランスポートネットワークの両方において、自動的で分散型のネットワーク構成設定と再構成設定の手段を備え、無線ネットワークとトランスポートネットワークに関係した側面を統合的に扱うことを可能にしているので、ネットワークの全体的な性能を最適化する。ここで説明したように帯域外バックホールと帯域内バックホールとの間で自動的に選択を行うことにより、ネットワーク性能は向上し、運用コストは低減する。
上述した幾つかの実施例での付加的な利点としては、これらの実施例では多数のバックホールの同時使用が可能である点がある。従って、例えば、アップリンクトラフィックとダウンリンクトラフィックに関した異なるバックホールのように、トラフィックの異なる部分に対して異なるバックホールを選択することが可能である。
ある実施例の更に別の利点としては、無線資源割当ての決定、特に、リンクアドミッション制御において資源提供側(ドナー)無線基地局によりバックホール選択が用いられることがある。バックホールの利用可能性とバックホール選択についての情報は以前にはセルラネットワークにおける無線資源管理と統合的には扱われていなかった。
図面と明細書において本発明の典型的で好適な実施例について説明し、具体的な用語が用いられた。しかしながら、それらは一般的かつ例示的な意味においてのみ用いられているのであり、発明を限定する目的で用いられているのではない。発明の範囲は以下の請求の範囲によって説明されるものである。

Claims (7)

  1. バックホールのサポートを提供する無線通信システム(100)の無線基地局(101,51)における方法であって、
    前記無線基地局(101)には1つ以上の他の無線基地局(102,103)のセットとの無線通信を行うための帯域内インタフェース(52,131)と、アネットワーク(110)へのバックホール経路(111)でのアクセスとがあり、
    前記方法は、
    ネットワークエンティティ(61)から、前記帯域内インタフェース(52,131)と前記バックホール経路(111)とを介して前記1つ以上の他の無線基地局(102,103)のセットの内の1つである第1の無線基地局(102)のバックホールのために利用可能な容量の要求を受信する工程(31)と、
    前記帯域内インタフェース(52,131)と前記バックホール経路(111)とを介して前記第1の無線基地局(102)でのバックホールのための利用可能な全ての容量を導出するために、前記バックホール経路(111)でのバックホールのために利用可能な容量を推定し、そして前記帯域内インタフェース(52,131)でのバックホールのために利用可能な容量を推定することにより、前記第1の無線基地局(102)でのバックホールのために前記利用可能な容量を測定する工程(32)と、
    前記ネットワークエンティティ(61)に対して、前記第1の無線基地局(102)でのバックホールのための前記利用可能な全ての容量を含む応答を送信する工程(33)と
    前記1つ以上の他の無線基地局(102,103)のセットの内の前記第1の無線基地局(102)へのバックホールを前記コアネットワーク(110)への前記帯域内インタフェース(53,131)と前記バックホール経路(111)を介して提供する工程(41)と、
    トラフィックの一部に関して前記第1の無線基地局(102)に対して提供された前記バックホールの切断を開始する工程(45)と、
    帯域外インタフェースを介して前記第1の無線基地局(102)に対して利用可能な代替バックホール経路(112)についての情報を受信する工程とを有し、
    前記切断を開始する工程(45)は、前記代替バックホール経路についての前記情報が前記代替バックホール経路(112)が前記トラフィックの一部のバックホールのために十分な容量をもっていることを示す場合にのみ、実行されることを特徴とする方法。
  2. 前記切断を開始する工程(45)は、前記第1の無線基地局(102)にトリガをかけて前記トラフィックの一部のバックホールのために前記代替バックホール経路(112)を使用するために前記第1の無線基地局(102)にメッセージを送信する工程を含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  3. バックホール経路に対する帯域外インタフェース(53)を有していない第3の無線基地局(103)に対して前記帯域内インタフェース(52)と前記バックホール経路(111)とを介してバックホールを提供するための容量が不足しているとの検出(43)に応じて前記切断を開始する工程(45)は実行されることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 無線通信システム(100)において用いられる無線基地局(101,51)であって、前記無線基地局(101,51)は、
    受信器(54)と、
    送信器(55)と、
    処理回路(56)と、
    1つ以上の他の無線基地局(102,103)のセットと無線通信を行うように構成された帯域内インタフェース(52)と、
    コアネットワーク(110)に対するバックホール経路(111)へのアクセスをもつように構成されたインタフェース(53)とを有し、
    前記受信器(54)は
    ットワークエンティティ(61)から、前記無線基地局(101,51)と前記バックホール経路(111)とを介して前記1つ以上の他の無線基地局(102,103)のセットの内の1つである第1の無線基地局(102)のバックホールのために利用可能な容量の要求を受信するよう構成され、
    前記処理回路(56)は、
    前記要求に応じて、前記帯域内インタフェース(52)と前記バックホール経路(111)とを介して前記第1の無線基地局(102)でのバックホールのための利用可能な全ての容量を導出するために、前記バックホール経路(111)でのバックホールのために利用可能な容量を推定し、そして前記帯域内インタフェース(53,131)でのバックホールのために利用可能な容量を推定することにより、前記第1の無線基地局(102)でのバックホールのために前記利用可能な容量を測定するよう構成され、
    前記送信器(55)は、
    前記ネットワークエンティティ(61)に対して、前記第1の無線基地局(102)でのバックホールのための前記利用可能な全ての容量を含む応答を送信するよう構成され
    前記処理回路(56)はさらに、
    トラフィックの一部に関して前記1つ以上の他の無線基地局(102,103)のセットの内の前記第1の無線基地局(102)に提供されたバックホールの切断を開始するよう構成され、
    前記受信器(54)は、
    帯域外インタフェースを介して前記第1の無線基地局(102)に対して利用可能な代替バックホール経路(112)についての情報を受信するよう構成され、
    前記処理回路(56)は、
    前記代替バックホール経路(112)が前記トラフィックの一部のバックホールのために十分な容量をもっていることを示す前記代替バックホール経路についての情報を前記無線基地局(101,51)が受信した場合にのみ、前記切断を開始するよう構成されることを特徴とする無線基地局。
  5. 前記処理回路(56)は、前記第1の無線基地局(102)にトリガをかけて前記トラフィックの一部のバックホールのために前記代替バックホール経路(112)を使用するために前記第1の無線基地局(102)にメッセージを送信するために、前記送信器(55)を始動させることにより前記切断を開始するよう構成されることを特徴とする請求項に記載の無線基地局。
  6. 前記処理回路(56)はさらに、バックホール経路に対する帯域外インタフェースを有していない第3の無線基地局(103)に対して前記帯域内インタフェース(52)と前記バックホール経路(111)とを介してバックホールを提供するための容量が不足しているとの検出に応じて前記切断を開始するよう構成されることを特徴とする請求項4又は5に記載の無線基地局。
  7. 処理回路(56)により実行されるとき、無線基地局(51)に請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法を実行させる命令(58)を備えるコンピュータ可読記憶媒体(57)。
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