JP5791769B1 - 包装袋の加熱封着装置及び加熱封着方法 - Google Patents
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Abstract
Description
設置台(1)の台上部にセットした包装袋(P)の袋口近傍を開閉機構(2)によって挟み込んで封着する加熱封着装置であって、少なくとも、
包装袋(P)の袋口の口幅以上の台幅の台上部を有し、台上部に袋面を合わせて袋口をセットし得る設置台(1)と、
設置台(1)の台上部に対して開閉可能に設けられ、開状態から閉状態となることで台上部にセットした袋口を挟み込む開閉機構(2)と、
前記設置台(1)及び開閉機構(2)それぞれの一側方寄りの位置に対向して設けられ、開閉機構の開閉に応じて袋口の下部を挟み込んで加熱封着するシール機構(4)(対向配置される第一、第二挟圧部(41,42/43))と、
前記設置台(1)及び開閉機構(2)それぞれに対向して設けられ、設置台(1)と開閉機構(2)との開閉距離及び閉状態の密着圧力を調節する一対または複数対の対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))と、を備えてなり、
前記対向する各対の対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))のうち少なくとも一方の磁性体は、磁極の切り替えが可能な極切替え機構を有してなり、
シール機構(4)による加熱封着中の状態では、前記極切替え機構によって対向する磁性体同士を相互誘引状態として袋口を挟圧保持するものであり、
シール機構(4)による加熱封着完了後の状態では、前記極切替え機構によって対向する磁性体同士を相互反発状態として開閉機構(2)を閉状態から開状態へと移行させ、シール機構によって挟み込まれていた袋口を非挟み込み状態まで解放することを特徴とする。
(前記対向する各対の対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))のうち)極切替え機構を有した前記少なくとも一方の磁性体は、誘導電位電極の切り替えによって誘引電磁力と離反電磁力とを切り替える極切替え式の電磁石からなることが好ましい。
設置台(1)の台上部にセットした包装袋(P)の袋口近傍を開閉機構(2)によって挟み込んで封着する加熱封着装置であって、少なくとも、
包装袋(P)の袋口の口幅以上の台幅の台上部を有し、台上部に袋面を合わせて袋口をセットし得る設置台(1)と、
設置台(1)の台上へ開閉可能に設けられ、閉状態となることで台上部にセットした袋口を挟み込む開閉機構(2)と、
前記設置台(1)及び開閉機構(2)それぞれの一側方寄りの位置に対向して設けられ、開閉機構の開閉に応じて袋口を挟み込んで加熱封着するシール機構(4)(第一、第二挟圧部(41,42/43))と、
前記設置台(1)及び開閉機構(2)それぞれに対向して設けられ、設置台(1)と開閉機構(2)との開閉距離及び閉状態の密着圧力を調節する一対または複数対の対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))と、を備えてなり、
開閉機構(2)を設置台(1)上の中途位置まで閉じて、包装袋の袋口が仮セット位置となるように仮挟設した、加熱封着を開始する前の仮セット状態において、
前記対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))は互いに離間したまま所定値以下の第一の誘引磁気力で相互誘引し、袋口を、設置台(1)と開閉機構(2)との間に所定の仮挟み込み力で仮挟圧するものであり、この仮セット状態のまま包装袋(P)の前記仮セット位置を調節し得るものとしてもよい。
仮セット状態の仮挟み込み力は本セット状態の挟み込み力よりも小さく設定されており、仮セット状態ではこの仮挟み込み力で袋口を仮挟圧したまま包装袋(P)を持って動かすことで、仮セット状態を維持したままその仮セット位置を調節し得る。これにより、袋口へのシール位置を適切な位置に微調整することができ、袋口の所望の位置へ確実にシール封着を行うことができる。また仮セット後に仮セット位置の微調整を行ってから封着することで、体裁の良いシール封着状態の袋口を得ることができる。
前記仮セット状態から、第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2)の少なくともいずれか一方へ誘導電位を及ぼすことで、
前記対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))同士を、前記第一の誘引磁気力よりも大きい第二の誘引磁気力で相互誘引させ、
この第二の誘引磁気力によって、前記開閉機構(2)を、設置台(1)上の前記中途位置よりも更に閉じた閉状態とし、包装袋の袋口を本セット位置で挟圧保持する本セット状態となるものであり、
この本セット状態でのみ、シール機構(4)が作動することが好ましい。
前記開閉機構(2)の少なくとも一部は透過性材で構成されてなり、この前記透過性材の透過によって、前記仮セット状態において挟み込んだ袋口の表示領域(PE)、及び、シール機構によって加熱封着される加熱封着範囲を視認し得ることが好ましい。
前記シール機構(4)は、設置台(1)及び開閉機構(2)のいずれか一方及び他方に対向設置された第一挟圧部(41)及び第二挟圧部(42/43)からなり、
前記第一挟圧部(41)は、セット状態の袋口のうち一面の幅方向に亘る所定のシール範囲に当接する加熱部(4T)を有し、
また前記第二挟圧部(42/43)は、セット状態の袋口のうち他面のシール範囲に当接すると共に前記加熱部(4T)による伝達熱を外部放熱する放熱部を有し、
第一狭圧部の加熱部(4T)と第二狭圧部の受け部とによって挟み込んだ袋口を、一面から加熱し他面から排熱しながら封着することが好ましい。
(7)上記包装袋の加熱封着装置を使用した包装袋の加熱封着方法として、
請求項1ないし5のいずれか記載の包装袋の加熱封着装置を用いて、包装袋の袋口の所定のシール範囲を加熱封着する加熱封着方法であって、
開閉機構(2)を、設置台(1)上に載置した包装袋の上方から、設置台(1)上の中途位置まで閉動作させて、前記対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))同士を永久磁性による第一の誘引磁気力で相互誘引させ、この第一の誘引磁気力によって包装袋の袋口を仮のセット位置に仮挟圧する仮セット工程と、
第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2)の少なくともいずれか一方へ誘導電位を及ぼすことで、前記対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))同士を、前記第一の誘引磁気力よりも大きい第二の誘引磁気力で相互誘引させ、この第二の誘引磁気力によって、前記開閉機構(2)を、設置台(1)上の前記中途位置よりも更に閉じた位置まで閉動作させて、包装袋の袋口を本セット位置で挟圧保持する本セット工程と、
本セット工程後のシール機構(4)の作動によって、本セット位置の包装袋の袋口に当接するシール範囲を加熱封着する封着工程と、
封着工程によるシール機構(4)の停止後に、極切替え機構を有した少なくとも一方の磁性体の誘導電位電極を切り替えることで、前記対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))同士を、所定の離反磁気力で相互離反させ、この離反磁気力によって前記開閉機構(2)を、設置台(1)上の前記中途の閉位置よりも更に開いた開位置まで開動作させる開蓋工程と、を順に具備してなり、
前記仮セット工程中の状態のまま包装袋(P)の前記仮セット位置を調節し得ることを特徴とする。
本発明の加熱封着装置はその特徴として、少なくとも、
包装袋(P)の袋口の口幅以上の台幅の台上部を有し、台上部に袋面を合わせて袋口をセットし得る設置台(1)と、
設置台(1)の台上へ開閉可能に設けられ、閉状態となることで台上部にセットした袋口を挟み込む開閉機構(2)と、
前記設置台(1)及び開閉機構(2)それぞれの一側方寄りの位置に対向して設けられ、開閉機構の開閉に応じて袋口の下部を挟み込んで加熱封着するシール機構(4)(第一、第二挟圧部(41,42/43))と、
前記設置台(1)及び開閉機構(2)それぞれに対向して設けられ、設置台(1)と開閉機構(2)との開閉距離及び閉状態の密着圧力を調節する一対または複数対の対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))と、を備えてなる。
すなわち対向する磁性体同士を相互誘引状態として袋口を設置台(1)と開閉機構(2)との間で挟圧保持した閉状態(図3b)から、極切替え機構の磁極の切り替えによって、対向する磁性体同士を相互反発状態として開閉機構(2)を閉状態から開状態(図3c)へと移行させ、加熱封着後の袋口を開放することを特徴とする。
先ずシール機構(4)による加熱封着前又は封着中の状態では、前記極切替え機構によって対向する磁性体同士を相互誘引状態として袋口を挟圧保持するものとしている。加熱封着開始のスイッチを押したときには必ずこの状態になるように磁極を自動的に切り替える設定となっている。
次に、シール機構(4)による加熱封着完了後の状態では、前記極切替え機構によって対向する磁性体同士を相互反発状態に極切り替えして、開閉機構(2)を閉状態から開状態へと自動的に移行させ、シール機構によって挟み込まれていた袋口を非挟み込み状態まで解放することを特徴とする(図3c)。
対向する各対の対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))のうち少なくとも一方の磁性体は極切替え機構を有する。極切り替え機構は、対向する他の磁性体方向の磁極を切り替えるものであればどのようなものでもよい。たとえば永久磁石を軸支して反転させる反転機構を機械的に備えていてもよいし、磁性体を追加付着させて対向方向への磁性切り替えを行うものとしてもよいし、また、電磁石による極切り替えを行うものとしてもよい。
後述の実施例では設置台(1)内に収容した第一磁性体(M1)が、誘導電位電極の切り替えによって誘引電磁力と離反電磁力とを切り替える極切替え式の電磁石からなる。ほかに開閉機構(2)内に収容した第二磁性体(M2)のみが誘導電位電極の切り替えによって誘引電磁力と離反電磁力とを切り替える極切替え式の電磁石からなるものとしてもよく、また第一磁性体(M1)、第二磁性体(M2)の両方が極切り替え式の電磁石からなるものとしてもよい。具体的には、第一磁性体(M1)は図3a〜図3cに内部構造として示すように、コイル(MC)を巻着した金属柱から構成され、電源ユニットからDC−DCコンバーターを介してコイルへ結線されることで、プラス又はマイナスのいずれかの所定電圧に切り替える極切り替え機構となっている。
また本発明の加熱封着装置は、シール機構(4)作動前の仮セット状態において、開閉機構(2)を閉じて包装袋(P)の袋口を、設置台(1)の台上部にて、第一の誘引磁気力に基づく所定の第一挟圧力で挟んだ仮セット状態(S1)となる。仮セット状態では、対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))は互いに離間したまま所定値以下の第一の誘引磁気力で相互誘引しており、本セット状態よりも小さい力で袋口を挟み込んで保持しているものの、この状態のまま手動で袋口の位置をずらすことで、袋口を挟み込んだ状態のまま包装袋の封着位置の調整を行うことができる。
包装袋(P)の袋口の口幅以上の台幅の台上部を有し、台上部に袋面を合わせて袋口をセットし得る設置台(1)と、
設置台(1)の台上へ開閉可能に設けられ、閉状態となることで台上部にセットした袋口を挟み込む開閉機構(2)と、
前記設置台(1)及び開閉機構(2)それぞれの一側方寄りの位置に対向して設けられ、開閉機構の開閉に応じて袋口を挟み込んで加熱封着するシール機構(4)(第一挟圧部(41)と、第二挟圧部(42/43)とが対向配置されてなるシール機構(4))と、
前記設置台(1)及び開閉機構(2)それぞれに対向して設けられ、設置台(1)と開閉機構(2)との開閉距離及び閉状態の密着圧力を調節する一対または複数対の対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))と、を備えてなる。
また加熱封着装置の封着対象である包装袋(P)は、袋口の表面に最適封着範囲の表示領域(PE)が施されたものであり、加熱封着装置は、袋口の表示領域(PE)に基づいて、当該表示領域(PE)の内部又は外部近傍を挟み込んで封着することが好ましい。
そして前記開閉機構(2)の少なくとも一部は透過性材で構成されてなり、この前記透過性材の透過によって、前記仮セット状態において挟み込んだ袋口の表示領域(PE)、及び、シール機構によって加熱封着される加熱封着範囲を視認し得るものとしている。例えば後述の実施例の図1、図2に示すように、仮セット状態で開閉機構(2)の透過性材を介して、仮セット位置に挟み込んだ袋口表面の表示領域(PE)の位置を把握することができる。また同時に、開閉機構(2)の透過性材を介して、挟み込み対向面の幅方向に配置されたシール機構(4)の位置を把握することができる。開閉機構(2)の透過性材を介してこれら袋口表面の表示領域(PE)の位置とシール機構(4)の位置とを合わせることで、加熱封着位置を確実に調整することができる。
本セット状態は、加熱封着を開始する直前及び開始中の状態である。例えば図3bに示す後述実施例の本セット状態では、図示しないDC−DCコンバーターによって、一対の対向磁性体である第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2)を、前記第一の誘引磁気力よりも大きい第二の誘引磁気力で相互誘引させる。
前記仮セット状態から、第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2)の少なくともいずれか一方へ誘導電位を及ぼすことで、
前記対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))同士を、前記第一の誘引磁気力よりも大きい第二の誘引磁気力で相互誘引させ、包装袋の袋口を第一挟圧力よりも有意に大きい所定の第二挟圧力で挟圧保持する。
シール機構(4)は、第一挟圧部(41)と、第二挟圧部(42/43)とが、それぞれ設置台(1)と開閉機構(2)の一方及び他方に埋め込まれて、これらの蓋開閉時の対向面に対向配置されてなる。第一挟圧部(41)と、第二挟圧部(42/43)とが、開閉機構の開閉に応じて袋口を挟み込み、少なくとも一方の発熱によって、挟み込んだ袋口を加熱封着する。
シール機構(4)は、設置台(1)及び開閉機構(2)のいずれか一方及び他方に対向設置された第一挟圧部(41)及び第二挟圧部(42/43)からなり、
前記第一挟圧部(41)は、セット状態の袋口のうち一面の幅方向に亘る所定のシール範囲に当接する加熱部(4T)を有し、
また前記第二挟圧部(42/43)は、セット状態の袋口のうち他面のシール範囲に当接すると共に前記加熱部(4T)による伝達熱を外部放熱する放熱部を有し、
第一狭圧部の加熱部(4T)と第二狭圧部の受け部とによって挟み込んだ袋口を、一面から加熱し他面から排熱しながら封着するものとしている。
本発明の包装袋の袋口の所定のシール範囲を加熱封着する加熱封着方法は、以下の各工程を順に具備する。これら各工程は、上記包装袋の加熱封着装置を用いて行うことが好ましい。
開閉機構(2)を、設置台(1)上に載置した包装袋の上方から、設置台(1)上の中途位置まで閉動作させて、前記対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))同士を永久磁性による第一の誘引磁気力で相互誘引させ、この第一の誘引磁気力によって包装袋の袋口を仮のセット位置に仮挟圧する仮セット工程と、
第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2)の少なくともいずれか一方へ誘導電位を及ぼすことで、前記対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))同士を、前記第一の誘引磁気力よりも大きい第二の誘引磁気力で相互誘引させ、この第二の誘引磁気力によって、前記開閉機構(2)を、設置台(1)上の前記中途位置よりも更に閉じた位置まで閉動作させて、包装袋の袋口を本セット位置で挟圧保持する本セット工程と、
本セット工程後のシール機構(4)の作動によって、本セット位置の包装袋の袋口に当接するシール範囲を加熱封着する封着工程と、
封着工程によるシール機構(4)の停止後に、極切替え機構を有した少なくとも一方の磁性体の誘導電位電極を切り替えることで、前記対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))同士を、所定の離反磁気力で相互離反させ、この離反磁気力によって前記開閉機構(2)を、設置台(1)上の前記中途の閉位置よりも更に開いた開位置まで開動作させる開蓋工程と、を順に具備してなり、
前記仮セット工程中の状態のまま包装袋(P)の前記仮セット位置を調節し得ることを特徴とする。
以下、各実施例の構成を説明する。
包装袋の加熱封着装置において、設置台(1)又は開閉機構(2)の少なくともいずれか一方には、他方の対向面に対して突出量調整可能に突出形成されたシム(1S)を具備してなり、
閉状態において前記シム(1S)のピン先端が前記設置台(1)又は開閉機構(2)のうちいずれか他方に当接することで、前記開閉機構(2)の閉状態の位置及びシール機構(4)(第一、第二挟圧部(41,42/43))の挟み込み圧、並びに、前記各対の対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))の離間距離ないし接触圧)を調節し得る。
上記構成の対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))のうち蓋部に収容された比較的小型の第二磁性体(M1)は、保磁力400kA/m以下の永久磁石(フェライト磁石、アルニコ磁石、又はボンド磁石のいずれか一種以上からなる/*ネオジム/コバルト以外の/複合磁性体)からなり、
前記第二磁性体(M2)に対向設置される他方の第一磁性体(M1)は、誘導電位の可変によって所定の調整電磁力を得る電位可変式の電磁石からなり、
前記仮セット状態においては、第二磁性体(M2)の誘導電位をゼロ値に調整して第一磁性体(M1)の永久磁力のみからなる第一の誘引磁気力を発生させ、
前記本セット状態においては、第二磁性体(M2)の誘導電位を所定の誘引値に調整して第一磁性体(M1)の永久磁力と第二磁性体(M2)の調整電磁力との相互誘引磁力からなる第二の誘引磁気力を発生させるものとしている。対向磁性体の組を、蓋部に収容した永久磁石と、設置台に収容した電磁石との組み合わせにすることで、蓋部の構成をコンパクトにし、かつ極切り替え機構を簡易気候で確実に達成することができる。
前記設置台(1)又は開閉機構(2)の少なくともいずれか一方には、他方の対向面に対して突出量調整可能に突出形成された突出ピン上のシム(1S)を具備してなり、
閉状態において前記シム(1S)のピン先端が前記設置台(1)又は開閉機構(2)のうちいずれか他方に当接することで、前記開閉機構(2)の閉状態の位置及びシール機構(4)(第一、第二挟圧部(41,42/43))の挟み込み圧(並びに、前記各対の対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))の離間距離ないし接触圧)を調節し得るものとしている。
袋口の下部をシール機構(4)で所望のセット位置に挟み込んだ本セット状態において、
前記対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))が離間したまま前記第一の誘引磁気力よりも大きい第二の誘引磁気力で相互誘引し、
この本セット状態にて挟み込んだ袋口の下部をシール機構(4)によって加熱封着することを特徴とする。
(開閉機構(2)) 実施例1の開閉機構(2)は、設置台(1)の台上部の平面視上辺に沿って設けられたヒンジ(2H)に下面上端部がヒンジ固定され、円弧軌跡に沿って開閉する。ヒンジ(2H)の側面視内側には、設置台(1)後面及び蓋部後面に連結された板状スプリング(2PS)が設けられ、開閉機構(2)の蓋部が所定角度まで開いたときに開動作となる方向に弾性付勢することで、開動作を補助する。
実施例1のシール機構(4)は、設置台(1)及び開閉機構(2)のいずれか一方及び他方に対向設置された第一挟圧部(41)及び第二挟圧部(43)からなり、前記第一挟圧部(41)は、セット状態の袋口のうち一面の幅方向に亘る所定のシール範囲に当接する加熱部(4T)を有し、
また前記第二挟圧部(42/43)は、セット状態の袋口のうち他面のシール範囲に当接すると共に前記加熱部(4T)による伝達熱を外部放熱する放熱部を有し、第一狭圧部の加熱部(4T)と第二狭圧部の受け部とによって挟み込んだ袋口を、一面から加熱し他面から排熱しながら封着する。これより加熱封着後の冷却載置時間を置くことが不要となり、短時間で効率的な封着作業が可能となる。特に、包装袋(P)を構成する表シート、裏シートのうち、一方向の袋内面からのみ加熱封着するような、片面融着構成にしていることによって融着効率がさらに好適化する。
第一狭圧部は、加熱部4Tを固定する基部として、蓄熱材からなるブロック状の弾性支持材4Eが加熱部用の収容溝内に設けられ、弾性支持材4には側方から温度センサー4Sであるサーミスタが挿入される。サーミスタによる検出温度が予め定められた所定の閾温度以下になると伝送線を通じて信号が送られ、切替え機構による電位の切り替えが行われる。
これにより封着後の加熱部が冷却し繰り返し封着可能な状態となったときに自動的に開状態まで移行する。
特記しない他の構成、及び加熱封着の動作は実施例1と同様である。
図6に示す実施例3では実施例1,2のようなヒンジ開閉ではなく、設置台(1)の台上部と蓋部の下面とが平行に対向し、蓋部は台上部と平行の状態を維持したまま上下にスライドするスライド式の開閉機構を有する。シムは4つ配置される。このスライド式の開閉機構は、設置台(1)後部に縦方向に立設された支持柱(25)と、支持柱(25)を覆って支持柱(25)に沿って移動可能にはめ込み固定されたスライド枠部(26)とが組合わせられて構成される。スライド枠部(26)は開閉機構(2)たる蓋部の後端に一体固定される。支持柱(25)には枠伸長方向に沿って突条(25L)が設けられ、スライド枠部(26)にはこの突条(25L)が嵌入可能なスライド溝(26D)が形成される。スライド溝(26D)に突条(25L)がはめ込まれて組み構成される。
図6に示す実施例3では上下スライド機構による並行軌道の開閉蓋を有する。シムは側面視両端と正面視両端に一つずつ、合計4つが設けられる。
実施例3のシール機構(4)のうち下部の第一挟圧部は、加熱部4Tを固定する基部として、蓄熱材からなるブロック状の弾性支持材4Eが加熱部用の収容溝内に設けられ、弾性支持材4の下部には、収容溝の底部に張り付けられた温度センサー4Sであるサーミスタが固定される。サーミスタによる検出温度が予め定められた所定の閾温度以下になると伝送線を通じて信号が送られ、切替え機構による電位の切り替えが行われる。
これにより封着後の加熱部が冷却し繰り返し封着可能な状態となったときに自動的に開状態まで移行する。
(1)本発明の包装袋の加熱封着装置は、開閉機構を離間開放させる機構として、以下の特徴を有する。
設置台(1)の台上部にセットした包装袋(P)の袋口近傍を開閉機構(2)によって挟み込んで封着する加熱封着装置であって、少なくとも、
包装袋(P)の袋口の口幅以上の台幅の台上部を有し、台上部に袋面を合わせて袋口をセットし得る設置台(1)と、
設置台(1)の台上へ開閉可能に設けられ、閉状態となることで台上部にセットした袋口を挟み込む開閉機構(2)と、
前記設置台(1)及び開閉機構(2)それぞれの一側方寄りの位置に対向して設けられ、開閉機構の開閉に応じて袋口の下部を挟み込んで加熱封着するシール機構(4)(第一、第二挟圧部(41,42/43))と、
前記設置台(1)及び開閉機構(2)それぞれに対向して設けられ、設置台(1)と開閉機構(2)との開閉距離及び閉状態の密着圧力を調節する一対または複数対の対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))と、を備えてなり、
前記対向する各対の対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))のうち少なくとも一方の磁性体は、磁極の切り替えが可能な極切替え機構を有してなり、
シール機構(4)による加熱封着中の状態では、前記極切替え機構によって対向する磁性体同士を相互誘引状態として袋口を挟圧するものであり、
シール機構(4)による加熱封着完了後の状態では、前記極切替え機構によって対向する磁性体同士を相互反発状態として開閉機構(2)を閉状態から開状態へと移行させ、シール機構によって挟み込まれていた袋口を非挟み込み状態まで開放することを特徴とする。
前記対向する各対の対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))のうち前記極切替え機構を有した当該一方の磁性体は、誘導電位電極の切り替えによって誘引電磁力と離反電磁力とを切り替える極切替え式の電磁石からなるものとしてもよい。
誘導電位の電極の切り替えによって一方の磁性体の磁極を簡易に切り替えることができ、また切り替え前後の磁力の大きさを簡易に制御することができる。機械式の磁力切り替えではないため、複雑な切り替え機構を必要とせず、簡易な構成によって耐久性を向上させることができる。
設置台(1)の台上部にセットした包装袋(P)の袋口近傍を開閉機構(2)によって挟み込んで封着する加熱封着装置であって、少なくとも、
包装袋(P)の袋口の口幅以上の台幅の台上部を有し、台上部に袋面を合わせて袋口をセットし得る設置台(1)と、
設置台(1)の台上へ開閉可能に設けられ、閉状態となることで台上部にセットした袋口を挟み込む開閉機構(2)と、
前記設置台(1)及び開閉機構(2)それぞれの一側方寄りの位置に対向して設けられ、開閉機構の開閉に応じて袋口の下部を挟み込んで加熱封着するシール機構(4)(第一、第二挟圧部(41,42/43))と、
前記設置台(1)及び開閉機構(2)それぞれに対向して設けられ、設置台(1)と開閉機構(2)との開閉距離及び閉状態の密着圧力を調節する一対または複数対の対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))と、を備えてなり、
台上部に載置した袋口の下部をシール機構によって仮のセット位置に挟み込み、かつ加熱封着を開始する前の仮セット状態において、
前記対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))が離間したまま所定値以下の第一の誘引磁気力で相互誘引し、
この仮セット状態にて挟み込んだ袋口の前記仮セット位置を調節し得るものであり、
*前記仮セット状態の後に袋口の下部をシール機構で所望のセット位置に挟み込んだ本セット状態において、
前記対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))が離間したまま前記第一の誘引磁気力よりも大きい第二の誘引磁気力で相互誘引し、
この本セット状態にて挟み込んだ袋口の下部をシール機構(4)によって加熱封着する加熱封着装置。
前記各対の対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))のうち一方の第一磁性体(M1)は、他方の磁性体に対し特定極性の磁力を有するように対向固定された永久磁石(フェライト磁石、アルニコ磁石、又はボンド磁石、ネオジム磁石、コバルト磁石のいずれか一種以上からなる複合磁性体)からなり、
前記第一磁性体(M1)に対向設置される他方の第二磁性体(M2)は、誘導電位の可変によって所定の調整電磁力を得る電位可変式の電磁石からなり、
前記仮セット状態においては、第二磁性体(M2)の誘導電位をゼロ値に調整して第一磁性体(M1)の永久磁力のみからなる第一の誘引磁気力を発生させ、
前記本セット状態においては、第二磁性体(M2)の誘導電位を所定の誘引値に調整して第一磁性体(M1)の永久磁力と第二磁性体(M2)の調整電磁力との相互誘引磁力からなる第二の誘引磁気力を発生させることが好ましい。
包装袋(P)の袋口の表面に施された表示領域(PE)に基づいて、当該表示領域(PE)の内部又は外部近傍を挟み込んで封着する加熱封着装置であって、
前記開閉機構(2)は設置台を覆う覆い蓋からなる蓋体からなり、この蓋体は、少なくとも一部が透過性材で構成されてなり、この透過性材部分にいて前記仮セット状態において挟み込んだ袋口の表示領域(PE)、及び、シール機構によって加熱封着される加熱封着範囲を視認し得ることが好ましい。
前記設置台(1)又は開閉機構(2)の少なくともいずれか一方には、他方の対向面に対して突出量調整可能に突出形成された突出ピン(1S)を具備してなり、
閉状態において前記突出ピン(1S)のピン先端が前記設置台(1)又は開閉機構(2)のうちいずれか他方に当接することで、前記シール機構(4)(第一、第二挟圧部(41,42/43))の挟み込み圧、並びに、前記各対の対向磁性体(第一磁性体(M1)及び第二磁性体(M2))の離間距離ないし接触圧を調節し得るものとしてもよい。
Claims (7)
- 設置台の台上部にセットした包装袋の袋口近傍を開閉機構によって挟み込んで封着する加熱封着装置であって、少なくとも、
包装袋の袋口の口幅以上の台幅の台上部を有し、台上部に袋面を合わせて袋口をセットし得る設置台と、
設置台の台上へ開閉可能に設けられ、閉状態となることで台上部にセットした袋口を挟み込む開閉機構と、
前記設置台及び開閉機構それぞれの一側方寄りの位置に対向して設けられ、開閉機構の開閉に応じて袋口を挟み込んで加熱封着するシール機構と、
前記設置台及び開閉機構それぞれに対向して設けられ、設置台と開閉機構との開閉距離及び閉状態の密着圧力を調節する一対または複数対の対向磁性体と、を備えてなり、
対向する各対の対向磁性体のうち少なくとも一方の磁性体は、磁極の切り替えが可能な極切替え機構を有してなり、
開閉機構を設置台上の中途位置まで閉じて、包装袋の袋口が仮セット位置となるように仮挟設した、加熱封着を開始する前の仮セット状態において、
前記対向磁性体は互いに離間したまま所定値以下の第一の誘引磁気力で相互誘引し、袋口を、設置台と開閉機構との間に所定の仮挟み込み力で仮挟圧し、この仮セット状態のまま包装袋の前記仮セット位置を調節し得るものであり、
また、前記仮セット状態後のシール機構による加熱封着中の状態において、前記極切替え機構によって対向する磁性体同士を相互誘引状態として、袋口を仮セット状態よりも大きく設定された所定の挟み込み力で挟圧保持することを特徴とする包装袋の加熱封着装置。 - 前記対向する各対の対向磁性体のうち少なくとも一方の磁性体は、誘導電位の可変によって所定の調整電磁力を得る電磁石からなる請求項1記載の包装袋の加熱封着装置。
- 前記仮セット状態から、第一磁性体及び第二磁性体の少なくともいずれか一方へ誘導電位を及ぼすことで、
前記対向磁性体同士を、前記第一の誘引磁気力よりも大きい第二の誘引磁気力で相互誘引させ、
この第二の誘引磁気力によって、前記開閉機構を、設置台上の前記中途位置よりも更に閉じた閉状態とし、包装袋の袋口を本セット位置で挟圧保持する本セット状態となるものであり、
この本セット状態でのみ、シール機構が作動する請求項1又は2記載の包装袋の加熱封着装置。 - 前記対向する各対の対向磁性体のうち少なくとも一方の磁性体は、磁極の切り替えが可能な極切替え機構を有してなり、
シール機構による加熱封着中の状態では、前記極切替え機構によって対向する磁性体同士を相互誘引状態として袋口を挟圧するものであり、
シール機構による加熱封着完了後の状態では、前記極切替え機構によって対向する磁性体同士を相互反発状態として開閉機構を閉状態から開状態へと移行させ、シール機構によって挟み込まれていた袋口を非挟み込み状態まで開放する、請求項1、2、又は3のいずれか記載の包装袋の加熱封着装置。 - 包装袋の袋口の表面に施された表示領域に基づいて、当該表示領域の内部又は外部近傍を挟み込んで封着する加熱封着装置であって、
前記開閉機構の少なくとも一部は透過性材で構成されてなり、この前記透過性材の透過によって、前記仮セット状態において挟み込んだ袋口の表示領域、及び、シール機構によって加熱封着される加熱封着範囲を視認し得る請求項3又は4記載の包装袋の加熱封着装置。 - 前記シール機構は、設置台及び開閉機構のいずれか一方及び他方に対向設置された第一挟圧部及び第二挟圧部からなり、
前記第一挟圧部は、セット状態の袋口のうち一面の幅方向に亘る所定のシール範囲に当接する加熱部を有し、
また前記第二挟圧部は、セット状態の袋口のうち他面のシール範囲に当接すると共に前記加熱部による伝達熱を外部放熱する放熱部を有し、
第一狭圧部の加熱部と第二狭圧部の受け部とによって挟み込んだ袋口を、一面から加熱し他面から排熱しながら封着する請求項1、2、3、4、又は5のいずれかに記載の包装袋の加熱封着装置。 - 請求項1ないし6のいずれか記載の包装袋の加熱封着装置を用いて、包装袋の袋口の所定のシール範囲を加熱封着する加熱封着方法であって、
開閉機構を、設置台上に載置した包装袋の上方から、設置台上の中途位置まで閉動作させて、前記対向磁性体同士を永久磁性による第一の誘引磁気力で相互誘引させ、この第一の誘引磁気力によって包装袋の袋口を仮のセット位置に仮挟圧する仮セット工程と、
第一磁性体及び第二磁性体の少なくともいずれか一方へ誘導電位を及ぼすことで、前記対向磁性体同士を、前記第一の誘引磁気力よりも大きい第二の誘引磁気力で相互誘引させ、この第二の誘引磁気力によって、前記開閉機構を、設置台上の前記中途位置よりも更に閉じた位置まで閉動作させて、包装袋の袋口を本セット位置で挟圧保持する本セット工程と、
本セット工程後のシール機構の作動によって、本セット位置の包装袋の袋口に当接するシール範囲を加熱封着する封着工程と、
封着工程によるシール機構の停止後に、極切替え機構を有した少なくとも一方の磁性体の誘導電位電極を切り替えることで、前記対向磁性体同士を、所定の離反磁気力で相互離反させ、この離反磁気力によって前記開閉機構を、設置台上の前記中途の閉位置よりも更に開いた開位置まで開動作させる開蓋工程と、を順に具備してなり、
前記仮セット工程中の状態のまま包装袋の前記仮セット位置を調節し得ることを特徴とする加熱封着方法。
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