JP5790364B2 - 光伝送システムおよび雑音抑制方法 - Google Patents
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Description
図2は、第1の実施形態の概要を説明する図である。図2に示す例では、WDM伝送システム1は、ノード装置A〜Iを有する。各ノード装置A〜Iは、この例では、光分岐挿入装置(ROADM:Reconfigurable Optical Add-Drop Multiplexer)である。また、ノード装置A〜Iは、光ファイバにより、リング状に接続されている。ここで、WDM伝送システム1は、時計回り方向および反時計回り方向に光信号を伝送することができる。すなわち、ノード間には、双方向伝送路が設けられている。
WCF(Wavelength Channel Fail)信号は、WDMシステムの各波長チャネルについて障害が発生しているか否かを表す。この実施例では、各波長チャネルに対して1ビットが割り当てられている。「1」は、障害が発生している状態を表し、「0」は、障害が発生していない状態を表す。図5に示す例では、WDMシステムは、88個の波長チャネル(λ0〜λ87)を提供する。なお、WCF情報は、OSCフレームに格納されて、WCF信号として伝送される。WCF信号は、障害信号の一例である。
S2:波長選択スイッチ13Eは、波長λ1の断状態を検出する。なお、波長選択スイッチ13Eは、例えば、OCMを利用して各波長の光パワーをモニタする。そして、ある波長の光パワーが所定の閾値よりも小さいときは、その波長の光が断状態であると判定される。
S4:CPU20は、OSC制御部18Eに対して、WCF信号のλ1ビットに「1:障害」を設定する旨を指示する。
S6:OSC制御部18Eから出力されるOSC信号は、OSCカプラ19EによりWDM信号に合波される。よって、このOSC信号は、次のノード装置(すなわち、ノード装置B)へ伝送される。
S13:CPU20は、WCF信号のλ1ビットが「1」であることを認識する。そうすると、CPU20は、自ノード(すなわち、ノード装置E)が波長λ1の光信号を終端するか否かを確認する。この例では、波長λ1の光信号は、ノード装置Fにおいてドロップされる。すなわち、波長λ1の光信号は、ノード装置Eにおいて終端されていない。
S23:CPU20は、WCF信号のλ1ビットが「1」であることを認識する。そうすると、CPU20は、自ノード(すなわち、ノード装置F)が波長λ1の光信号を終端するか否かを確認する。この例では、波長λ1の光信号は、ノード装置Fにおいてドロップされる。すなわち、波長λ1の光信号は、ノード装置Fにおいて終端されている。
S33:CPU20は、シャットオフ信号のλ1ビットが「1:シャットオフ実行」であることを検出する。そうすると、CPU20は、先に受信しているWCF信号のλ1ビットを確認する。
S41:ノード装置Eにおいて波長λ1のシャットオフが実行されたことにより、ノード装置Fにおいて、波長λ1の光パワーは十分に小さい。このとき、ASE雑音のλ1成分も十分に抑制されている。したがって、ノード装置Fに収容されているクライアイント装置30のOUPSR部31は、WEST方路の波長チャネルλ1(すなわち、光信号X1)の断状態を検出する。そして、OUPSR部31は、データ伝送の経路を切替えるために、EAST方路の対応する光信号を選択する。
S2:波長選択スイッチ13Eは、波長λ1の光信号が断状態から復旧したことを検出する。なお、波長選択スイッチ13Eは、例えば、OCMを利用して各波長の光パワーをモニタする。そして、ある波長の光パワーが閾値よりも大きくなると、その波長の光信号が復旧したと判定される。
S4:CPU20は、OSC制御部18Eに対して、WCF信号のλ1ビットに「0:OK」を設定する旨を指示する。
S13:CPU20は、WCF信号の内容を確認する。また、CPU20は、先に受信しているシャットオフ信号を確認する。
S23:CPU20は、WCF信号のλ1ビットが「0」であることを認識する。そうすると、CPU20は、自ノード(すなわち、ノード装置F)が波長λ1の光信号を終端するか否かを確認する。この例では、波長λ1の光信号は、ノード装置Fにおいて終端されている。
S25:OSC制御部18Wは、CPU20からの指示に従って、シャットオフ信号のλ1ビットに「0:シャットオフなし」を設定する。そして、OSC制御部18Wは、このシャットオフ信号を含むOSC信号を生成する。
S27:ノード装置Fに収容されているクライアイント装置30のOUPSR部31は、シャットオフされていない光信号X1を受信する。
第1の実施形態では、ドロップノード装置は、WCF信号により障害の発生を認識すると、シャットオフ信号を送信する。これに対して、第2の実施形態では、ドロップノード装置は、WCF信号にかかわらず、定期的にシャットオフ信号を送信する。
S1:ノード装置FのCPU20は、WEST方路から受信するWDM信号において、ノード装置Fで終端(すなわち、ドロップ)する波長を認識する。この例では、ノード装置Fは、光信号X1(すなわち、波長λ1)を終端している。なお、各ノード装置が終端する波長は、例えば、ネットワーク管理システムにより指定される。
S3:OSC制御部18Wは、CPU20の指示に従って、シャットオフ信号のλ1ビットに「1:シャットオフ実行」を設定する。そして、OSC制御部18Wは、このシャットオフ信号を含むOSC信号を生成する。
S5:ノード装置Eにおいて、OSC制御部18Eは、ノード装置Fで生成されたOSC信号を受信する。そして、OSC制御部18Eは、受信したOSC信号からシャットオフ信号を抽出する。そして、OSC制御部18Eは、抽出したシャットオフ信号を、CPU20へ送信する。なお、S1〜S5は、例えば、定期的に実行される。したがって、この場合、上述のシャットオフ信号は、ノード装置Fからノード装置Eへ定期的に送信される。
S22:OSC制御部18Wは、受信したOSC信号からWCF信号を抽出する。そして、OSC制御部18Wは、抽出したWCF信号をCPU20へ送信する。
S24:CPU20は、ノード装置Fから、λ1ビットに「1:シャットオフ実行」が設定されたシャットオフ信号を定期的に受信している。すなわち、CPU20は、実質的にWCF信号のみに基づいて、シャットオフを実行するか否かを判定する。したがって、CPU20は、λ1ビットが「1」であるWCF信号を受信すると、即座に、波長選択スイッチ13Eに対して、波長λ1の光出力をシャットオフする旨の指示を与える。
S31:S25のシャットオフにより、ノード装置Fにおいて、波長λ1の光パワーは十分に小さい。このとき、波長λ1のASE雑音成分も十分に抑制されている。よって、ノード装置Fに収容されているクライアイント装置のOUPSR部31は、WEST方路の波長チャネルλ1(すなわち、光信号X1)の断状態を検出する。
S22:OSC制御部18Wは、受信したOSC信号からWCF信号を抽出する。そして、OSC制御部18Wは、抽出したWCF信号をCPU20へ送信する。
S24:CPU20は、ノード装置Fから、λ1ビットに「1:シャットオフ実行」が設定されているシャットオフ信号を定期的に受信している。すなわち、CPU20は、実質的にWCF信号のみに基づいて、シャットオフを解除するか否かを判定する。したがって、CPU20は、λ1ビットが「0」であるWCF信号を受信すると、即座に、波長選択スイッチ13Eに対して、波長λ1のシャットオフを解除する旨の指示を与える。
第1および第2の実施形態においては、光信号X1についてのドロップノード(ノード装置F)の直近には、ROADM(ノード装置E)が設けられている。これに対して、第3の実施形態においては、光信号X1についてのドロップノード(ノード装置F)の直近には、ILA(In-Line Amplifier)が設けられている。
ノード装置Aは、光信号X1の障害を検出すると、λ1ビットに「1」が設定されたWCF信号を含むOSC信号を生成してノード装置Bへ送信する。このOSC信号は、ノード装置B、Cを介してノード装置Dへ伝送される。なお、この動作は、図8に示す第1の実施形態と実質的に同じなので、説明を省略する。
S12:OSC制御部18Wは、受信したOSC信号からWCF信号を抽出する。そして、OSC制御部18Wは、抽出したWCF信号をCPU20へ送信する。
ノード装置Fは、ノード装置Eから上述のOSC信号を受信すると、図8に示す第1の実施形態と同様に、λ1ビットに「1:シャットオフ実行」が設定されたシャットオフ信号を含むOSC信号をノード装置Eへ送信する。なお、図15に示すS21〜S26は、図8に示すS21〜S26と実質的に同じである。
S32:OSC制御部18Eは、受信したOSC信号からシャットオフ信号を抽出し、CPU20へ送信する。
ノード装置Dは、ノード装置Eから上述のOSC信号を受信する。このとき、ノード装置Dの動作(S41〜S45)は、図8に示すノード装置Eの動作(S31〜S35)と実質的に同じである。したがって、ノード装置Dにおいて、波長選択スイッチ13Eは、波長λ1の光出力をシャットオフする。
第4の実施形態においては、第3の実施形態と同様に、光信号X1についてのドロップノード(ノード装置F)の直近には、ILAが設けられている。また、第4の実施形態においては、ドロップノード装置は、第2の実施形態と同様に、光信号X1を指定するシャットオフ信号を定期的に送信する。
ノード装置Fは、S1〜S4において、λ1ビットに「1:シャットオフ実行」が設定されたシャットオフ信号を定期的に生成してノード装置Eへ送信する。この動作は、図11に示す第2の実施形態と実質的に同じである。
S31:S25のシャットオフにより、ノード装置Fにおいて、波長λ1の光パワーは十分に小さくなっている。したがって、OUPSR部31は、WEST方路の波長チャネルλ1(すなわち、光信号X1)の断状態を検出する。
シャットオフ解除手順の制御信号の流れは、図18を参照しながら説明したシャットオフを実行する際の手順とほぼ同じである。ただし、シャットオフ解除手順では、図19に示すように、λ1ビットに「0:OK」が設定されたWCF信号がノード装置Aから送信され、ノード装置B、C、Dへ順番に転送される。
第1〜第4の実施形態では、ある1つのノード装置においてシャットオフが行われる。これに対して、第5の実施形態では、障害を検出したノード装置とドロップノード装置との間の伝送経路上の各ノード装置においてシャットオフが行われる。
ノード装置Aは、光信号X1の障害を検出すると、λ1ビットに「1:障害」が設定されたWCF信号を含むOSC信号をノード装置Bへ送信する。この動作は、図8に示す第1の実施形態と実質的に同じなので、説明を省略する。
S12:OSC制御部18Wは、受信したOSC信号からWCF信号を抽出する。そして、OSC制御部18Wは、抽出したWCF信号をCPU20へ送信する。
S15:波長選択スイッチ13Eは、CPU20からの指示に従って、波長λ1の光出力をシャットオフする。
S17:OSC制御部18Eは、CPU20からの指示に従って、WCF信号のλ1ビットに「1」を設定する。そして、OSC制御部18Eは、このWCF信号を含むOSC信号を生成する。
ノード装置C、D、Eの動作は、ノード装置Bの動作(S11〜S18)と実質的に同じである。したがって、ノード装置C、D、Eは、それぞれ、波長λ1の光出力をシャットオフする。
シャットオフ解除手順の制御信号の流れは、図21を参照しながら説明したシャットオフを実行する際の手順とほぼ同じである。ただし、シャットオフ解除手順では、λ1ビットに「0:OK」が設定されたWCF信号がノード装置Aから送信され、ノード装置B、C、D、Eへ順番に転送される。
第6の実施形態において想定する障害は、WDM信号の断状態である。このような障害は、例えば、ノード間を接続する光ファイバの切断により発生する。
S1:ノード装置Aから送信されるWDM信号がノード装置Bへ到達しなくなる。このような障害は、例えば、ノード装置Aからノード装置Bへ信号を伝搬する光ファイバの切断により発生する。
S4:OSC制御部18Eは、CPU20からの指示に従って、WCF信号のすべての波長ビットにそれぞれ「1」を設定する。図5に示す例では、λ0〜λ87ビットにそれぞれ「1」が設定される。そして、OSC制御部18Eは、このWCF信号を含むOSC信号を生成する。
S13〜S14:CPU20は、WCF信号のすべての波長ビットが「1」であることを認識する。また、CPU20は、自ノード(すなわち、ノード装置C)がILAであることを認識している。この場合、CPU20は、光アンプ14Eに対して、WDM信号のすべての波長の光出力をシャットオフする旨を指示する。
S17:OSC制御部18Eは、CPU20からの指示に従って、WCF信号のすべての波長ビットに「1」を設定する。そして、OSC制御部18Eは、このWCF信号を含むOSC信号を生成する。
シャットオフ解除手順の制御信号の流れは、図24を参照しながら説明したシャットオフを実行する際の手順とほぼ同じである。ただし、シャットオフ解除手順では、WDM信号のすべての波長ビットに「0:OK」が設定されたWCF信号がノード装置Bから送信され、ノード装置C、D、Eへ順番に転送される。
第1〜第5の実施形態においては、各ノード装置は、WCF信号/シャットオフ信号に基づいて光出力のシャットオフを制御する。このとき、CPU20は、特に限定されるものではないが、例えば、WCF信号/シャットオフ信号を受信する毎に、波長選択スイッチ13E、13Wに対してシャットオフの実行または解除を指示してもよい。しかし、この方法では、CPU20は、WDM伝送システムが正常に動作しているときであっても、波長選択スイッチ13E、13Wに対して繰り返し指示を与えることになる。すなわち、CPU20の負荷が大きい。そこで、第7の実施形態のノード装置は、光出力のシャットオフ制御に係わる処理が少ない構成および手順を採用する。
第1〜第4の実施形態においては、WDM信号中のある光信号が断状態となったときに、その光信号のドロップノードの直近のノード装置が、その光信号に対応する波長をシャットオフする。このとき、各ノード装置は、シャットオフ信号を利用してシャットオフを実行するか判定する。
ノード装置N4:degree-Aは未使用、degree-Bには波長λ1が割り当てられる。
ノード装置N3:degree-A、degree-Bに波長λ1が割り当てられる。
ノード装置N2:degree-Aには波長λ1が割り当てられ、degree-Bは未使用。
なお、「T」は、終端されている状態(または、方路が使用されていない状態)を表す。また、ルーティング情報は、例えば、ネットワーク管理システムにより波長チャネルが設定されたときに生成される。
(付記1)
WDM信号を伝送する複数のノード装置を有し、第1のノード装置が前記WDM信号から第1の光信号を分岐して通信装置へ導く光伝送システムにおいて使用される雑音抑制方法であって、
前記第1の光信号を前記第1のノード装置へ伝送する第1の経路上に配置されている第2のノード装置が前記第1の光信号の障害を検出したときに、前記第2のノード装置から前記第1の経路を介して前記第1のノード装置へ、前記第1の光信号を指定する障害信号を送信し、
前記障害信号に応じて、前記第1のノード装置から、前記第1の経路を介して前記第2のノード装置へ向けて、前記第1の光信号を指定するシャットオフ信号を送信し、
前記障害信号を中継し、且つ前記シャットオフ信号を受信した、第3のノード装置において、前記第1の光信号に対応する波長の光出力をシャットオフする
ことを特徴とする雑音抑制方法。
(付記2)
前記第1のノード装置は、前記障害信号の受信に応じて、前記シャットオフ信号を前記第1の経路を介して前記第2のノード装置へ向けて送信する
ことを特徴とする付記1に記載の雑音抑制方法。
(付記3)
前記第1のノード装置は、前記障害信号に係わらず定期的または継続的に、前記シャットオフ信号を前記第1の経路を介して前記第2のノード装置へ向けて送信する
ことを特徴とする付記1に記載の雑音抑制方法。
(付記4)
前記第1のノード装置から最初に前記シャットオフ信号を受信するノード装置が、前記第3のノード装置として、前記第1の光信号に対応する波長の光出力をシャットオフする
ことを特徴とする付記1〜3のいずれか1つに記載の雑音抑制方法。
(付記5)
前記複数のノード装置は、波長ごとにWDM信号を制御する分岐挿入ノード装置、およびWDM信号を一括して増幅する増幅ノード装置を含み、
前記増幅ノード装置は、前記シャットオフ信号を受信すると、前記シャットオフ信号を前記第2のノード装置へ向けて転送し、
前記分岐挿入ノード装置は、前記シャットオフ信号を受信すると、前記第3のノード装置として、前記第1の光信号に対応する波長の光出力をシャットオフする
ことを特徴とする付記1〜3のいずれか1つに記載の雑音抑制方法。
(付記6)
前記第3のノード装置は、前記WDM信号中の指定された波長の光信号を通過させるまたは遮断する波長選択デバイスを利用して、前記第1の光信号に対応する波長の光出力をシャットオフする
ことを特徴とする付記1〜5のいずれか1つに記載の雑音抑制方法。
(付記7)
前記第3のノード装置は、前記障害信号および前記シャットオフ信号の状態を管理し、前記障害信号または前記シャットオフ信号の状態の変化に起因して前記波長選択デバイスの動作状態を変更するときにのみ、前記波長選択デバイスに対して動作状態を変更するための指示を与える
ことを特徴とする付記6に記載の雑音抑制方法。
(付記8)
WDM信号を伝送する複数のノード装置を有し、第1のノード装置が前記WDM信号から第1の光信号を分岐して通信装置へ導く光伝送システムにおいて使用される雑音抑制方法であって、
前記第1の光信号を前記第1のノード装置へ伝送する第1の経路上に配置されている第2のノード装置が前記第1の光信号の障害を検出したときに、前記第2のノード装置から前記第1の経路を介して前記第1のノード装置へ、前記第1の光信号を指定する障害信号を送信し、
前記第1の経路上に配置されている1または複数のノード装置において、前記障害信号に応じて、前記第1の光信号に対応する波長の光出力をシャットオフする
ことを特徴とする雑音抑制方法。
(付記9)
WDM信号を伝送する複数のノード装置を有し、第1のノード装置が前記WDM信号から第1の光信号を分岐して通信装置へ導く光伝送システムにおいて使用される雑音抑制方法であって、
前記第1の光信号を前記第1のノード装置へ伝送する第1の経路上に配置されている第2のノード装置が前記WDM信号の障害を検出したときに、前記第2のノード装置から前記第1の経路を介して前記第1のノード装置へ、前記WDM信号のすべての波長を指定する障害信号を送信し、
前記第1の経路上で前記障害信号を中継する1または複数のノード装置において、前記第1のノード装置へ向かうWDM信号をシャットオフする
ことを特徴とする雑音抑制方法。
(付記10)
前記第2のノード装置と前記第1のノード装置との間の前記第1の経路上には、前記WDM信号を一括して増幅する増幅ノード装置が配置されているが、波長ごとにWDM信号を制御する分岐挿入ノード装置は配置されておらず、
前記第1の経路上に配置されている各増幅ノード装置は、前記障害信号に応じて、前記第1のノード装置へ向かうWDM信号をシャットオフする
ことを特徴とする付記9に記載の雑音抑制方法。
(付記11)
WDM信号を伝送する複数のノード装置を有し、第1のノード装置が前記WDM信号から第1の光信号を分岐して通信装置へ導く光伝送システムにおいて使用される雑音抑制方法であって、
前記第1の光信号を前記第1のノード装置へ伝送する第1の経路上に配置されている第2のノード装置が前記第1の光信号の障害を検出したときに、前記第2のノード装置から前記第1の経路を介して前記第1のノード装置へ、前記第1の光信号を指定する障害信号を送信し、
前記第1の経路上で前記第1のノード装置の隣りに配置されている第3のノード装置において、前記障害信号に応じて、前記第1の光信号に対応する波長の光出力をシャットオフする
ことを特徴とする雑音抑制方法。
(付記12)
各ノード装置は、自ノードを通過する波長チャネルにおいて、自ノードが前記第1の光信号の宛先ノードの直近に配置されているか否かを表す波長パス接続情報を有し、
各ノード装置は、前記障害情報を受信すると、前記波長パス接続情報に基づいて、前記障害信号により指定されている光信号に対応する波長の光出力をシャットオフするか否かを判定する
ことを特徴とする付記11に記載の雑音抑制方法。
(付記13)
WDM信号を伝送する複数のノード装置を有し、第1のノード装置が前記WDM信号から第1の光信号を分岐して通信装置へ導く光伝送システムであって、
前記第1の光信号を前記第1のノード装置へ伝送する第1の経路上に配置されている第2のノード装置は、前記第1の光信号の障害を検出したときに、前記第1の経路を介して前記第1のノード装置へ、前記第1の光信号を指定する障害信号を送信し、
前記第1のノード装置は、前記第1の経路を介して前記第2のノード装置へ向けて、前記第1の光信号を指定するシャットオフ信号を送信し、
前記障害信号を中継し且つ前記シャットオフ信号を受信した第3のノード装置は、前記第1の光信号に対応する波長の光出力をシャットオフする
ことを特徴とする光伝送システム。
11W、11E、14W、14E 光アンプ
13W、13E 波長選択スイッチ(WSS)
18W、18E OSC制御部
20 CPU
30 クライアント装置
31 OUPSR部
41 状態管理テーブル
51 ネットワークトポロジ/ルーティングDB
Claims (9)
- WDM信号を伝送する複数のノード装置を有し、第1のノード装置が前記WDM信号から第1の光信号を分岐して通信装置へ導く光伝送システムにおいて使用される雑音抑制方法であって、
前記第1の光信号を前記第1のノード装置へ伝送する第1の経路上に配置されている第2のノード装置が前記第1の光信号の障害を検出したときに、前記第2のノード装置から前記第1の経路を介して前記第1のノード装置へ、前記第1の光信号を指定する障害信号を送信し、
前記障害信号に応じて、前記第1のノード装置から、前記第1の経路を介して前記第2のノード装置へ向けて、前記第1の光信号を指定するシャットオフ信号を送信し、
前記障害信号を中継し、且つ前記シャットオフ信号を受信した、第3のノード装置において、前記第1の光信号に対応する波長の光出力をシャットオフする
ことを特徴とする雑音抑制方法。 - 前記第1のノード装置は、前記障害信号の受信に応じて、前記シャットオフ信号を前記第1の経路を介して前記第2のノード装置へ向けて送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の雑音抑制方法。 - 前記第1のノード装置は、前記障害信号に係わらず定期的または継続的に、前記シャットオフ信号を前記第1の経路を介して前記第2のノード装置へ向けて送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の雑音抑制方法。 - 前記第1のノード装置から最初に前記シャットオフ信号を受信するノード装置が、前記第3のノード装置として、前記第1の光信号に対応する波長の光出力をシャットオフする
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の雑音抑制方法。 - 前記複数のノード装置は、波長ごとにWDM信号を制御する分岐挿入ノード装置、およびWDM信号を一括して増幅する増幅ノード装置を含み、
前記増幅ノード装置は、前記シャットオフ信号を受信すると、前記シャットオフ信号を前記第2のノード装置へ向けて転送し、
前記分岐挿入ノード装置は、前記シャットオフ信号を受信すると、前記第3のノード装置として、前記第1の光信号に対応する波長の光出力をシャットオフする
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の雑音抑制方法。 - WDM信号を伝送する複数のノード装置を有し、第1のノード装置が前記WDM信号から第1の光信号を分岐して通信装置へ導く光伝送システムにおいて使用される雑音抑制方法であって、
前記第1の光信号を前記第1のノード装置へ伝送する第1の経路上に配置されている第2のノード装置が前記第1の光信号の障害を検出したときに、前記第2のノード装置から前記第1の経路を介して前記第1のノード装置へ、前記第1の光信号を指定する障害信号を送信し、
前記第1の経路上に配置されている1または複数のノード装置において、前記障害信号に応じて、前記第1の光信号に対応する波長の光出力をシャットオフする
ことを特徴とする雑音抑制方法。 - WDM信号を伝送する複数のノード装置を有し、第1のノード装置が前記WDM信号から第1の光信号を分岐して通信装置へ導く光伝送システムにおいて使用される雑音抑制方法であって、
前記第1の光信号を前記第1のノード装置へ伝送する第1の経路上に配置されている第2のノード装置が前記WDM信号の障害を検出したときに、前記第2のノード装置から前記第1の経路を介して前記第1のノード装置へ、前記WDM信号のすべての波長を指定する障害信号を送信し、
前記第1の経路上で前記障害信号を中継する1または複数のノード装置において、前記第1のノード装置へ向かうWDM信号をシャットオフする
ことを特徴とする雑音抑制方法。 - WDM信号を伝送する複数のノード装置を有し、第1のノード装置が前記WDM信号から第1の光信号を分岐して通信装置へ導く光伝送システムにおいて使用される雑音抑制方法であって、
前記第1の光信号を前記第1のノード装置へ伝送する第1の経路上に配置されている第2のノード装置が前記第1の光信号の障害を検出したときに、前記第2のノード装置から前記第1の経路を介して前記第1のノード装置へ、前記第1の光信号を指定する障害信号を送信し、
前記第1の経路上で前記第1のノード装置の隣りに配置されている第3のノード装置において、前記障害信号に応じて、前記第1の光信号に対応する波長の光出力をシャットオフする
ことを特徴とする雑音抑制方法。 - WDM信号を伝送する複数のノード装置を有し、第1のノード装置が前記WDM信号から第1の光信号を分岐して通信装置へ導く光伝送システムであって、
前記第1の光信号を前記第1のノード装置へ伝送する第1の経路上に配置されている第2のノード装置は、前記第1の光信号の障害を検出したときに、前記第1の経路を介して前記第1のノード装置へ、前記第1の光信号を指定する障害信号を送信し、
前記第1のノード装置は、前記第1の経路を介して前記第2のノード装置へ向けて、前記第1の光信号を指定するシャットオフ信号を送信し、
前記障害信号を中継し且つ前記シャットオフ信号を受信した第3のノード装置は、前記第1の光信号に対応する波長の光出力をシャットオフする
ことを特徴とする光伝送システム。
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