JP5783962B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関し、レンズ装置から取得した情報を加味して信号処理する技術に関するものである。
従来、たとえば、撮像された信号に対してレンズ装置の光学特性に起因する収差などの影響を補正するとき(以下、光学補正処理ともいう。)、当該補正に係る補正情報を利用して補正していた。
この際、たとえば、特許文献1には、撮像装置において内挿演算または外挿演算を行うことが記載されています。そのため、レンズ装置から撮像装置への通信する補正係数テーブルのデータ量を少なくし、起動時間の短縮が可能となることが記載されている。
特開2009−290863号公報
しかしながら、通信するデータ量が少なくなったとしても、光学補正処理には相当程度の時間を要し、特に連続撮影の際には、光学補正処理を含む信号処理に要する時間がさらに長時間になる。してみれば、光学補正処理の最中に補正係数テーブルを格納したレンズ装置が改めて装着されてしまう場合も起りえる。
上記課題を達成するために、レンズ装置の装着にともなって、当該装着されたレンズ装置に保存されている第1の情報を取得し、当該取得した第1の情報に基づいて、撮像手段から出力された第1の信号を第2の信号に信号処理する処理手段と、前記処理手段による第1の信号から第2の信号への信号処理の際に、レンズ装置の装着があったときには、レンズ装置の装着がなかった場合には行わない制限を前記処理手段による処理のときに行う制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、光学補正処理を有する信号処理が行われているときに、光学補正処理に供される第1の情報を保存するレンズ装置が新たに装着されたとしても、適正な信号処理が可能な撮像装置を提供することができる。
撮像装置100および撮影レンズ200の構成ブロック図である。 第1の実施例での制御フローである。 第2の実施例での制御フローである。 第3の実施例での制御フローである。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
<ブロック図>
図1は、本発明の実施形態にかかる撮像装置100および撮影レンズ200の構成ブロック図である。
レンズ装置としての撮影レンズ200は、フォーカスレンズ、ズームレンズなどの光学部材からなるレンズ203、レンズ203の中の所定のレンズを駆動させるアクチュエータであるモータ204を有する。ズームレンズは一枚または複数枚のレンズユニットから構成され、ズームレンズの光軸方向の移動により焦点距離が変化する。また、フォーカスレンズは一枚または複数枚のレンズユニットから構成され、フォーカスレンズの光軸方向の移動により後述する撮像素子101に投影される被写体像の合焦状態が変化する。移動量検出ユニット205は、不図示の円板とLED等の発光素子と受光素子とを備える。円板は、円周方向に沿って同一ピッチで形成した切り欠き部を有しており、モータ204の回転と同期して回転する。発光素子からの光が、円板を通過して受光素子に到達する状態と円板で遮光される状態とに応じた信号の変化が移動量検出ユニット205で検出される。
モータ204は、レンズ制御部208の制御指令に従って駆動制御が行われる。また、撮影レンズ200は、例えば、書き換え可能な不揮発性記憶部207を有する。不揮発性記憶部207は、レンズ203を制御するにあたって調整データ等を記憶する記憶部を構成するEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)を有する。記憶部207には、収差や周辺光量落ちなどの光学補正処理に用いられる第1の情報が保存される。
光学補正処理とはレンズ203の光学特性による影響を受けた像の画像データに対して、信号処理で補正することである。レンズ側マウント部209はカメラ側マウント部109に対応している。レンズ側マウント部209とカメラ側マウント部109には、互いに通信を行うために対応する接点(無線、有線を問わず)があり、これらの接点を介して後述するレンズ制御部208とカメラ制御部103が通信を行う。
撮像素子101にはCCDやCMOSセンサなどの光電変換機能を有する素子が用いられ、撮影レンズ200によって結像された被写体像を電気信号に変換する。A/D変換器102は撮像素子101のアナログ出力信号をデジタル信号に変換する。カメラ制御部103は各構成要素の制御やデータ処理など撮像装置全体を制御する。また、カメラ制御部103は、撮影を一時的に禁止するような制御も行う。なお、撮影レンズ200が交換されたかどうかの検知もカメラ制御部103で行う。
撮影レンズ200が装着された際、撮影レンズ200から、初期通信の中で第1の情報として光学補正データを取得する。この光学補正データの取得開始は、カメラ制御部103のレンズ制御部208へのリクエスト通信を契機に行う。取得した光学補正データは、メモリとしての揮発性記憶部104に保存する。この点、撮影レンズ200のレンズ制御部208が、光学補正データの受渡として、開始タイミングの制御を行ってもよい。
また、第2の情報としての光学系データを、撮像素子101を使って画像データを取得するタイミングに合わせてレンズ制御部208からカメラ制御部103が取得するとともに、当該第2の情報としての光学系データも揮発性記憶部104に保存する。第2の情報としての光学系データは、レンズ位置に対応する情報や、絞りの状態を示す情報である。
さらに、このメモリとしての揮発性記憶部104には、撮像素子101から出力され、A/D変換部102でデジタル信号に変換された画像データを一時的に保持する。また、カメラ制御部103が撮影レンズ200から取得した第1の情報としての光学補正データを保持する。
不揮発性記憶部105にはカメラ制御部103が処理する撮像装置100の実行プログラムがある。画像処理部106では、A/D変換部102でデジタル信号に変換され、メモリとしての揮発性記憶部104に記憶された画像データに対して、いわゆる現像処理などの画像処理を行う。また、画像処理部106では、揮発性記憶部104に保持している光学補正データと第2の情報としての光学系データとを利用した光学補正処理の画像処理も行う。この際、現像処理と光学補正処理により、撮像素子101から出力された第1の信号を第2の信号に信号処理するもので、現像処理と光学補正処理とを合わせて実行するようにしても良いし、シリアルに実行するようにしてもよい。
本実施例においては、撮影レンズ200から取得し揮発性記憶部104にある、第1の情報としての光学補正データと第2の情報としての光学系データとからカメラ制御部103が画像データに対して光学補正処理を行う。本実施例では、撮影レンズ200が装着された際の初期通信の中で、カメラ制御部103が取得タイミングを制御して第1の情報をレンズ制御部208から取得する。一方、撮像素子101を使った画像データの取得のタイミングでは、光学補正データは取得せず光学系データを取得する。つまり、光学系データと光学補正データとは、互いに別途に撮影レンズ200から取得したものである。また、光学補正処理は、光学系データによって補間された光学補正データを用いて行う。したがって、本実施例では、レンズ制御部208の演算負荷も減らしつつ、第1の情報としての光学補正データのデータ量を減らすことができる。このように、データ量を減らした光学補正データに基づいて、撮像素子101から出力された第1の信号を第2の信号に信号処理する。
なお、第1の情報としての光学補正データは撮影レンズ200からマウント部209,109を介して取得するときの状態と、メモリとしての揮発性記憶部104にある状態とで、解凍処理等により変化してもよいし、そうした処理をせずに存在しても良い。
外部記憶部107には、現像処理や光学補正処理などを施された画像データが保存される。撮像装置100の設定されたモードによっては、現像処理を行わずに光学補正処理を行った画像データがファイルとして構成され保存される。また、外部記憶部107は、インターネット等の回線を介して外部のサーバに光学補正処理された画像データをファイルとして転送する機能をもつ回路で構成してもよい。
表示部108は液晶モニタである。なお、表示部108は液晶モニタのほか有機ELモニタなどでもよい。外部記憶部107に保存する、あるいは保存した画像データと対応する画像が、カメラ制御部103によって表示部材208に表示される。また、カメラ制御部103によって一時的に撮影禁止状態となる際には、後述するように、撮影できない状態であることをユーザーに報知するような表示を行う。操作部109にはスイッチ、ボタン、さらにはタッチパネルなどがあり、表示部108で表示されたものに対応する操作を行うようにすることもできる。
<第1の実施例での制御フロー>
以下、図2を用いて、光学特性による影響を画像処理で補正しているときに、レンズ装置としての撮影レンズ200が別の撮影レンズ200に交換されたときの制御処理について説明する。なお、明記しない限り、当該制御処理は、カメラ制御部103により行われる。
カメラ制御部103は、レンズ装置としての撮影レンズ200が交換されたかどうかを監視している(ステップS100)。ここでは、新たにレンズ装置としての撮影レンズ200が撮像装置100に装着されたことを検知している。新たなレンズ装置としての撮影レンズ200が撮像装置100に装着されたことを検知した場合には、当該撮影レンズ200が光学補正処理の対象撮影レンズであるか否か、別言すれば、光学補正データを有する撮影レンズであるか否かを判断する(ステップS150)。レンズ側マウント部209にある所定の端子の抵抗値を対応するカメラ側マウント部109の所定の端子を介して、カメラ制御部103が判断する。すなわち、レンズ装置としての撮影レンズ200は、抵抗値を変えることで、カメラ装置100のその後の制御を変えるのである。
新たに装着された撮影レンズ200が光学補正処理の対象撮影レンズであるときには、光学補正処理の状態を確認する(ステップS101)。つまり、撮影レンズ200の光学特性による影響を画像処理で補正する処理を行っている状態であるかどうかを確認する(ステップS101)。かかる状態にあるときは、当該処理対象の画像データは、新たな撮影レンズ200が装着される前にメモリとしての揮発性記憶部104にある光学補正データに基づいて画像処理されている。したがって、カメラ制御部103は、ステップS101で確認を行っている。
ここで、揮発性記憶部104において、光学補正データは一つのレンズ装置200に対応する記憶容量が割り当てられている。多数のレンズ装置200に対応する光学補正データを記憶できるような領域を割り当てると、その分記憶容量が必要になるからである。したがって、揮発性記憶部104において光学補正データを記憶できる領域は少なければ少ないほど、揮発性記憶部104の記憶容量は小さく済む。
上記点を踏まえると、ステップS101でYの場合には、新たなレンズ装置としての撮影レンズ200が撮像装置100に装着されたことを検知しても、揮発性記憶部104にある光学補正データを更新しないようにする。本願実施例においては、このように揮発性記憶部104にある光学補正データを更新しないようにするために、次のような処理を行う。すなわち、カメラ制御部103は、新たな撮影レンズ200が装着されても、ステップ103へ移行せず光学補正データの取得を行わない。これにより、カメラ制御部103は、揮発性記憶部104にある光学補正データを更新しないようにすることで制限を行う。
これにより、新たなレンズ装置としての撮影レンズ200ではなく、画像処理を行っている画像データを撮像素子101で取得したときの撮影レンズ200に対応する光学補正データを揮発性記憶部104に残すことができる。そして、この残っている光学補正データを適用した画像処理を実施する(ステップS102)。上述したように、光学補正データは揮発性記憶部104の所定アドレスに保存されているデータを利用する。レンズ交換前に撮影した画像がすべて光学補正処理されるまでステップS101、ステップS102を繰り返す。
新たなレンズ装置200が装着された後ではなく、その装着の前に撮影した画像の光学補正処理がすべて完了したら、カメラ制御部103は、制限を解除して光学補正データの通信処理を行う(ステップS103)。光学補正データのレンズ装置200から撮像装置100への送信処理は、カメラ制御部103がレンズ制御部208に対して光学補正データの送信要求を行い、レンズ制御部208がそれに応える形で行う。
レンズ装置200から送信された光学補正データは揮発性記憶部104の所定アドレスに保存される(ステップS104)。このとき、揮発性記憶部104の当該所定アドレスに既に光学補正データが存在していた場合には、既に存在していた光学補正データを新たに取得した光学補正データで更新することで、揮発性記憶部104に保存される。そして、新たに取得した光学補正データの保存が完了したらステップS105へ進む。
ステップS105では、新たに装着されたレンズ装置200を介して撮影された画像があるかどうかを確認する。新たなレンズ装置200が装着された状態で撮影された画像が存在する場合には、ステップS104で更新されたデータを利用して光学系補正を行う(ステップS106)。この際に利用する第2の情報としての光学系データは、撮像101を介して画像データを取得するタイミングに合わせて、レンズ制御部208からカメラ制御部103が取得したものである。レンズ交換後に撮影した画像処理が完了するまでステップS105、ステップS106を繰り返す。
上記説明した実施例によると、光学補正データを保存するためのメモリが少ない撮像装置で、光学補正処理の画像処理を適切に行うことが可能となる。
<既に対応する光学補正データを撮像装置100が有しているとき>
上記の説明では、省略したが、ステップS150でYesであっても、既に対応する光学補正データを撮像装置100が有しているときは、光学補正データの通信を省略する。通信量や通信時間を削減する効果を導き出すためである。これは、装着されたレンズ装置200の認識情報であるレンズIDと、当該レンズIDに対応する光学補正データがあるか否か、レンズ装置200に保存されている光学補正データのバージョンが新しいものであるか否か、エクステンダの装着状況から判断する。すなわち、レンズIDから、同じ光学補正データが保存されていると判断されたときは、レンズ装置200からの取得を省略する。また、その際の条件は、バージョンが新しくないことが要件となる。
<第2の実施例での制御フロー>
以下、図3を用いて、画像データの光学補正処理を含む画像処理中にレンズ装置が交換された際に、撮影処理の制御処理について説明する。なお、図1と同じ番号のステップは、同様の制御処理であるので説明を省略する。また、明記しない限り当該制御処理はカメラ制御部103により行われる。
カメラ制御部103は、レンズ装置としての撮影レンズ200が交換されたかどうかを検知している(ステップS107)。ここでは、新たにレンズ装置としての撮影レンズ200が撮像装置100に装着されたことを検知している。新たなレンズ装置としての撮影レンズ200が撮像装置100に装着されたことを検知した場合には、ステップS150に移行する。ステップS150は上述したとおりである。そして、対象撮影レンズである場合には(ステップS150でY)、カメラ制御部103が撮像素子101を使った撮影を行わないように制限制御をする(ステップS108)。
ここでの制限処理は、新たなレンズ装置200が装着されたことを検知すると、カメラ制御部103は、撮像制限フラグをたてる。当該撮像制限フラグがたっている状態においては、たとえば、ユーザによる操作部材109の操作に起因する撮像指示があっても、新たに撮像素子101から出力される画像データの画像処理、記録処理を行わない。また、このように撮像できない状態であることをユーザに報知する。例えば、表示部材108に「Busy」など撮像できない状態であることを明示的に表示したり、所定音を発音させたりする。
上述のように撮像に制限を設けた状態にしておいて、カメラ制御部103は、新たなレンズ装置200が装着される前に、撮像素子101の露出により光電変換され出力された画像データの光学補正処理が完了していないか確認する(ステップS109)。かかる状態にあるときは、当該処理対象の画像データは、新たな撮影レンズ200が装着される前にメモリとしての揮発性記憶部104にある光学補正データに基づいて画像処理されている。したがって、カメラ制御部103は、ステップS109で確認を行っている。揮発性記憶部104において、光学補正データは一つのレンズ装置200に対応する記憶容量が割り当てられているからである。多数のレンズ装置200に対応する光学補正データを記憶できるような領域を割り当てると、その分記憶容量が必要になるからである。したがって、揮発性記憶部104において光学補正データを記憶できる領域は少なければ少ないほど、揮発性記憶部104の記憶容量は小さく済む。
上記点を踏まえると、ステップS109でYの場合には、新たなレンズ装置としての撮影レンズ200が撮像装置100に装着されたことを検知しても、揮発性記憶部104にある光学補正データを更新しないようにする。本願実施例においては、このように揮発性記憶部104にある光学補正データを更新しないようにするために、次のような処理を行う。すなわち、カメラ制御部103は、新たな撮影レンズ200が装着されても、ステップ111へ移行しない。これにより、カメラ制御部103は、揮発性記憶部104にある光学補正データを更新しないようにする。これにより、新たなレンズ装置としての撮影レンズ200ではなく、画像処理を行っている画像データを撮像素子101で取得したときの撮影レンズ200に対応する光学補正データを揮発性記憶部104に残すことができる。そして、この残っている光学補正データを適用した画像処理を実施する(ステップS110)。上述したように、光学補正データは揮発性記憶部104の所定アドレスに保存されているデータを利用する。レンズ交換前に撮影した画像がすべて光学補正処理されるまでステップS109、ステップS110を繰り返す。
新たレンズ装置200が装着された後に撮像された画像ではなく、その装着の前に撮像した画像の光学補正処理がすべて完了したら、光学補正データの送信処理を行う(ステップS111)。光学補正データのレンズ装置200から撮像装置100への送信処理は、カメラ制御部103がレンズ制御部208に対して光学補正データの送信要求を行い、レンズ制御部208がそれに応える形で行う。
レンズ装置200から送信された光学補正データは揮発性記憶部104の所定アドレスに保存される(ステップS112)。このとき、揮発性記憶部104の当該所定アドレスに既に光学補正データが存在していた場合には、既に存在していた光学補正データを新たに取得した光学補正データで更新することで、揮発性記憶部104に保存される。そして、新たに取得した光学補正データの保存が完了したらステップS113へ進む。
ステップS113では、カメラ制御部103が撮像制限フラグを下げて、撮像の制限を解除する。撮像制限フラグがたっていない状態においては、たとえば、ユーザによる操作部材109の操作に起因する撮影指示を受けて、撮像素子101から出力される画像データの画像処理、記録処理を新たに行う。また、撮影できない状態であることのユーザへの報知を停止する。例えば、表示部材108に「Busy」など撮影できない状態であることの明示的な表示を停止したり、所定音の発音を停止させたりする。
この状態で次の撮影が開始された場合には、ステップS111、ステップS112で更新され揮発性記憶部104の所定アドレスに保存された光学補正データを利用した光学補正処理を行う。当該光学補正データは、装着されているレンズ装置200に対応した光学補正データである。
上記説明した実施例によると、光学補正データを保存するためのメモリが少ない撮像装置で、光学補正処理の画像処理を適切に行うことが可能となる。
<第3の実施例での制御フロー>
以下、図4を用いて、画像データの光学補正処理を含む画像処理中にレンズ装置が交換された際の処理について、揮発性記憶部104の容量が比較的に大きい場合の制御フローについて説明する。なお、明記しない限り当該制御処理はカメラ制御部103により行われる。
また、第1の実施例での図2で説明した制御フローと同じ図4のステップは、説明を省略する。
まず、新たなレンズ装置としての撮影レンズ200が撮像装置100に装着されたことを検知した場合には(ステップS100でY)、ステップS150に移行する。そして、対象撮影レンズである場合には(ステップS150でY)、光学補正データの送信処理を行う(ステップS115)。光学補正データのレンズ装置200から撮像装置100への送信処理は、上述した第1の制御フローでのステップS103と同様である。
レンズ装置200から送信された光学補正データは揮発性記憶部104の所定アドレスに保存される(ステップS116)。この保存は暫定であって、揮発性記憶部104に専用領域を設けても良いし、専用領域を設けずに保存してもよい。さらに、第2の揮発性記憶部に記憶するようにしてもよい。
ステップS101でYの場合には、ステップS116で暫定的に保存した光学補正データを、画像処理の際に画像処理部106が参照するアドレスへとデータの更新を行う(ステップS119)。このとき、揮発性記憶部104の当該所定アドレスに既に光学補正データが存在していた場合には、既に存在していた光学補正データをステップS116で暫定的に保存した光学補正データで更新することで、揮発性記憶部104に保存される。そして、ステップS116で暫定的に保存した光学補正データの所定アドレスへの保存が完了したらステップS105へ進む。
なお、上記ではステップS116で暫定的に揮発性記憶部104に光学補正データを保存し、ステップS119で画像処理部106が参照するアドレスへとデータを展開する処理を説明した。この点、次の場合には、ステップS116の処理を省略するようにしてもよい。すなわち、撮影レンズ200の光学特性による影響を画像処理で補正する処理を行っていない状態であるときである(ステップS101でN)。ステップS116を省略して、ステップS119へ移行することで揮発性記憶部108への保存処理の効率が向上する。
また、ステップS119では画像処理部206があらかじめ参照しているアドレスへデータを展開するのではなく、画像処理部206が参照するアドレスをすり替える。これにより、アドレスのすり替え処理の負荷が低ければ、揮発性記憶部108への保存処理の効率が向上するので、フロー制御でのカメラ制御部103の制御負荷が下げることができる。
第3の実施例によると、光学補正処理の最中に、補正係数テーブルを格納するレンズ装置が改めて装着されてしまう場合があっても、光学補正データをすぐに転送することができる。さらに、第1、第2の実施例で説明したように、適正な光学補正処理ができない事態を回避することができる。
これまでに第1、第2、および第3の実施例を説明したが、それぞれの実施例の特徴を組み合わる実施形態も想定できる。例えば、第3の実施例においても第2の実施例で説明したような撮影制御を組み合わせてもよい。たとえば、光学補正データを適用した画像処理の実施(ステップS102)、新たなレンズ装置200が装着された状態で撮影された画像が存在する場合の光学系補正(ステップS106)が行われているときに撮影制限フラグをたてるといった具合である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 撮像装置
200 撮影レンズ
203 レンズ
101 撮像素子
205 移動量検出ユニット
207 不揮発性記憶部
208 レンズ制御部

Claims (14)

  1. レンズ装置の装着にともなって、当該装着されたレンズ装置に保存されている第1の情報を取得し、当該取得した第1の情報に基づいて、撮像手段から出力された第1の信号を第2の信号に信号処理する処理手段と、
    前記処理手段による第1の信号から第2の信号への信号処理の際に、レンズ装置の装着があったときには、レンズ装置の装着がなかった場合には行わない制限を前記処理手段による処理のときに行う制御手段を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記処理手段による第1の信号から第2の信号への信号処理の際に、レンズ装置の装着があったときには、第1の情報を書き換えないことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記処理手段による第1の信号から第2の信号への信号処理の際に、新たなレンズ装置の装着があったときに、前記処理手段による前記第1の情報の取得を制限することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記処理手段による第1の信号から第2の信号への信号処理の際に、レンズ装置の装着があったとき、前記処理手段による前記第1の情報の取得を制限し、当該信号処理の後に当該制限を解除することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記処理手段による第1の信号から第2の信号への信号処理の際に、新たなレンズ装置の装着があったときに、前記撮像手段による撮像を制限することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記処理手段による第1の信号から第2の信号への信号処理の際に、新たなレンズ装置の装着があったときに、前記撮像手段による撮像を制限し、当該新たに装着されたレンズ装置に保存されている第1の情報を取得した後に当該撮像の制限を解除することを特徴とする請求項1、2、または5の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記第1の情報を記憶する記憶手段を有し、
    前記制御手段は、前記処理手段による第1の信号から第2の信号への信号処理の際に、新たなレンズ装置の装着があったときに、前記第1の情報を前記記憶手段の所定アドレスに保存することを制限する特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、前記信号処理の後に、前記第1の情報を前記記憶手段の所定アドレスに保存することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 信手段を用いて、装着されたレンズ装置に保存されている第1の情報を取得する取得手段とを有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記処理手段で取得した第1の情報を記憶する記憶手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記処理手段は、前記撮像手段から出力された第1の信号を前記記憶手段に記憶されている第1の情報に基づいて第2の信号に信号処理することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記処理手段は、第2の情報としての光学系データを前記レンズ装置から取得することを特徴とする請求項7−8、10−11のいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 前記処理手段は、前記記憶手段に記憶されている第1の情報と前記第2の情報に基づいて前記撮像手段から出力された第1の信号を第2の信号に信号処理することを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
  14. 撮像装置の制御方法であって、
    レンズ装置の装着にともなって、当該装着されたレンズ装置に保存されている第1の情報を取得し、当該取得した第1の情報に基づいて、撮像手段から出力された第1の信号を第2の信号に信号処理する処理ステップと、
    前記処理ステップにおける第1の信号から第2の信号への信号処理の際に、レンズ装置の装着があったときには、レンズ装置の装着がなかった場合には行わない制限を前記処理ステップでの処理のときに行う制限ステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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