JP5783675B2 - 電子映像機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電子映像機器に関し、より詳しくは立体映像を表示できる電子映像機器に関する。
立体映像を表示する電子映像機器は観察者の左眼と右眼に互いに異なる映像を提供して観察者が見る映像に立体感を与えるようにする装置である。このような電子映像機器の中で両眼視差(binocular parallax)を利用して観察者が偏光眼鏡のような装備を着用せずとも立体映像を観察できる自動立体化(autostereoscopy)装置が公知である。
通常の自動立体化装置は、画素を左眼用と右眼用に分けて左眼映像と右眼映像を表示する表示部と、表示部の前方に位置し、表示部で分離形成された左眼映像と右眼映像をそれぞれ観察者の左眼方向と右眼方向に分離させるバリア部を含む。バリア部は複数の透明電極と液晶層を備える液晶パネルで製作することができ、透明電極に印加される電気信号に応じて光学的に光遮断部と光透過部を形成することができる。
表示部で画面の水平方向に沿って位置する複数の画素を奇数番目画素と偶数番目画素に分けると、公知の時分割方式では、表示部は1つのフレームを2つの期間に分けて第1期間で奇数番目画素及び偶数番目画素でそれぞれ左眼映像と右眼映像を表示し、第2期間で奇数番目画素及び偶数番目画素でそれぞれ右眼映像と左眼映像を表示する。そして、バリア部は表示部の駆動に同期して第1期間と第2期間で光遮断部と光透過部の位置を変更させる。
公知のバリア部は液晶層を介して対向する一対の基板のうちのいずれか1つの基板の内面に共通電極を形成し、他の1つの基板の内面に第1電極と第2電極を一つずつ交互に形成する。共通電極に共通電圧を印加した状態で第1期間の間に第1電極に液晶駆動電圧を印加すると、バリア部の中で第1電極が位置する領域が光遮断部になり、第2期間の間に第2電極に液晶駆動電圧を印加すると、バリア部の中で第2電極が位置する領域が光遮断部となる。
このような時分割駆動方式では観察者が表示部の全画素、つまり、奇数番目画素と偶数番目画素を全て見ることが可能であるので、2次元映像と同一な解像度の立体映像を視聴することができる。
しかし、バリア部で第1電極と第2電極は短絡防止のために所定の間隔をおいて互いに離れて位置するので、バリア部動作過程で表示部から放射された光が第1電極と第2電極の間の間隔を通って漏れ出すようになる。したがって、従来の電子映像機器はクロストークが増加して立体映像の画質が低下し、画面の鮮明度が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、バリア部から光が漏れ出さないようにして立体映像の画質と画面の鮮明度を高めることが可能な、新規かつ改良された電子映像機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の一観点によれば、電子映像機器は映像を表示する表示部と、表示部に対向配置されながら、前記映像を2次元映像または立体映像として使用者に提供するバリア部を含む。バリア部は互いに対向配置される第1基板及び第2基板と、第1基板の一面に互いに間隔をおいて形成される第1電極と、第1電極の間で第1電極と第1間隔をおいて形成される第2電極と、第1間隔に対応して第1基板の一面に配置され、2次元映像と立体映像のいずれか1つの映像に同期して駆動される補助電極と、第2基板の一面に形成される共通電極と、第1基板と第2基板の間に配置される液晶層が提供される。
バリア部は第1電極と第2電極を覆いながら、第1基板の一面に形成される透明絶縁層をさらに含むことができ、複数の補助電極は透明絶縁層上に形成されてもよい。この場合、バリア部は補助電極を覆いながら、透明絶縁層上に形成される第1配向膜と、共通電極上に形成される第2配向膜をさらに含むことができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、バリア部は補助電極を覆いながら第1基板の一面に形成される透明絶縁層をさらに含むことができ、第1電極と第2電極は透明絶縁層上に形成されてもよい。この場合、バリア部は第1電極と第2電極を覆いながら、透明絶縁層上に形成される第1配向膜と、共通電極上に形成される第2配向膜をさらに含むことができる。
複数の補助電極それぞれは第1間隔以上の幅を有して形成されることができる。
バリア部は第1電極を電気的に連結させる第1連結部と、第2電極を電気的に連結させる第2連結部及び補助電極を電気的に連結させる第3連結部をさらに含むことができる。
バリア部は第1基板の外面に位置する第1偏光板と、第2基板の外面に位置する第2偏光板をさらに含むことができ、第1偏光板の偏光軸と第2偏光板の偏光軸は互いに直交することができる。液晶層はTN型液晶からなることができる。
表示部は2次元映像を表示することができる。この時、第1電極、第2電極、補助電極及び共通電極が共通電圧の印加を受けることができる。
表示部は1つのフレームを第1期間と第2期間に分けて第1期間で第1映像を表示し、第2期間で第2映像を表示することができる。この時、第1期間で第1電極と補助電極が液晶駆動電圧の印加を受け、第2期間で第2電極と補助電極が液晶駆動電圧の印加を受けることができる。
第1映像は左眼映像と右眼映像を左眼-右眼順に沿って合成して生成し、第2映像は左眼映像と右眼映像を右眼-左眼順に沿って合成して生成することができる。
表示部は複数の選択信号を伝達する複数の走査線と、複数のデータ信号を伝達する複数のデータ線と、走査線とデータ線に連結されて形成される複数の画素を含むことができる。そして、バリア部は表示部の走査方向に沿って分割される複数の領域を備えることができ、第1電極と第2電極は複数の領域それぞれに提供されることができる。
表示部は1つのフレームを第1期間と第2期間にう分けて第1期間で第1映像を表示し、第2期間で第2映像を表示することができる。この時、第1電極は第1映像に対応して駆動し、第2電極は第2映像に対応して駆動することができる。そして、複数の領域の中で第1映像と第2映像が混合されている混在領域に対応する領域は不透過領域になり得る。
第1期間の間に第1映像が走査方向に沿って表示され、第2期間の間に第2映像が走査方向に沿って表示されることができる。混在領域は第1映像が表示された後、第2映像が表示されながら第1映像と第2映像が混合される領域であり得る。補助電極は第1期間と第2期間で液晶駆動電圧の印加を受けることができる。
以上説明したように本発明によれば、立体映像を表示する時、バリア部から光が漏れ出すことを防止することができる。したがって、クロストークを抑制して立体映像の画質を高め、画面のコントラストを向上させることができる。そして、本発明による電子映像機器は2次元映像を表示する時、画面の輝度低下を誘発しないために高輝度画面を実現することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる電子映像機器を示す部分断面図である。 図1に示したバリア部の構成で第1電極と第2電極を示す平面図である。 図1に示したバリア部の構成で補助電極を示す平面図である。 図1に示したバリア部の構成で第1偏光板と第2偏光板を示す斜視図である。 同実施形態にかかる電子映像機器の時分割駆動方式を示す概略図である。 図5に示した第1期間でバリア部の動作状態を示すバリア部の概略平面図である。 図5に示した第1期間でバリア部の動作状態を示すバリア部の部分断面図である。 図5に示した第2期間でバリア部の動作状態を示すバリア部の概略平面図である。 図5に示した第2期間でバリア部の動作状態を示すバリア部の部分断面図である。 図1に示したバリア部の部分拡大図である。 本発明の第2の実施形態にかかる電子映像機器を示す部分断面図である。 本発明の第3の実施形態にかかる電子映像機器のうちのバリア部の第1電極と第2電極を示す平面図である。 同実施形態にかかる電子映像機器を示す概略図である。 同実施形態にかかる電子映像機器のうちのバリア部の補助電極を示す平面図である。 同実施形態にかかる表示部に第1期間の間に左右映像が表示され、第2期間の間に右左映像が表示される過程を示す図面である。 同3実施形態にかかる電子映像機器でバリア駆動部から複数の配線部に伝達されるバリア駆動信号を示す図面である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は本発明の第1の実施形態にかかる電子映像機器の部分断面図である。
図1を参照すると、本実施形態の電子映像機器100は映像を表示する表示部12と、表示部12の前方に位置するバリア部14を含む。表示部12は複数の画素を備え、それぞれの画素は赤色と緑色及び青色の副画素からなる。
表示部12は全ての画素に2次元映像信号が印加されて2次元映像を表示することができる。
一方、表示部12は画素別または副画素別に左眼映像信号と右眼映像信号が別に印加されて、左眼映像と右眼映像を分けて表示することができる。このような映像信号制御は図示しない映像信号制御部を通って実行される。
表示部12としては液晶表示装置、有機発光表示装置、プラズマディスプレイパネルまたは陰極線管など、公知された全ての表示装置を適用してもよい。
バリア部14は液晶層と透明電極を備える液晶パネルであって、透明電極に印加される電気信号に応じて光学的に光遮断部と光透過部を形成する。図2は図1に示したバリア部の構成で第1電極と第2電極を示す平面図で、図3は図1に示したバリア部の構成で補助電極を示す平面図である。
図1乃至図3を参照すると、バリア部14は所定の距離をおいて対向配置される第1基板16及び第2基板18と、第1基板16の内面に形成される第1電極20及び第2電極22と、透明絶縁層24を介して第1電極20及び第2電極22と他の層に位置する補助電極26と、第2基板18の内面に形成される共通電極28と、第1基板16と第2基板18の間に位置する液晶層30を含む。
第1電極20と第2電極22は表示部12の垂直方向(図面のy軸方向)に沿って長辺を有する帯形状からなる。第1電極20が表示部12の水平方向(図面のx軸方向)に沿って互いに間隔をおいて平行に位置し、第1電極20の間に第2電極22が第1電極20と平行に位置する。第1電極20と第2電極22は電気的短絡が起こらないように互いの間に第1間隔G(図2参照)を置いて、互に離れて位置する。
第1連結部32が第1電極20の一側端部(図2を基準に上側端部)に位置して第1電極20を電気的に連結させる。そして、第2連結部34が第2電極22の一側端部(図2を基準に下側端部)に位置して第2電極22を電気的に連結させる。
補助電極26は透明絶縁層24上で第1間隔Gに対応して位置する。つまり、それぞれの補助電極26はバリア部14の厚さ方向(図面のz軸方向)に沿って第1電極20と第2電極22の間の部位に対応して位置する。補助電極26の幅Wは第1間隔Gと同一であるか更に広く形成されてもよい。図1では一例として補助電極26が第1間隔Gと同一な幅をWとして形成された場合を示した。補助電極26は、酸化ケイ素などの透明絶縁層24によって第1電極20及び第2電極22と絶縁される。
補助電極26もまた、表示部12の垂直方向(図面のy軸方向)に沿って長辺を有する帯形状からなる。補助電極26の一側端部または両側端部に第3連結部36が位置して補助電極26を電気的に連結させる。図3では一例として補助電極26の両側端部に第3連結部36が位置する場合を示した。
共通電極28は第2基板18の有効領域全体に形成される。前述した第1電極20、第2電極22、補助電極26及び共通電極28は全てITO(インジウムスズ酸化物)またはIZO(インジウム亜鉛酸化物)のような透明な導電膜で形成される。
バリア部14は補助電極26を覆いながら、透明絶縁層24上に形成される第1配向膜38と、共通電極28上に形成される第2配向膜40と、第1基板16の外面に付着される第1偏光板42と、第2基板18の外面に付着される第2偏光板44をさらに含む。
第1配向膜38と第2配向膜40は液晶層30を構成する液晶物質を特定状態に配列させる役割を果たす。液晶層30は電圧無印加状態で90度のねじれ角を有するTN(twisted nematic)型液晶からなることができる。この液晶を用いたとすれば、第1偏光板42と第2偏光板44は、直線偏光板(各々1方向の電磁振動だけが通過)で、偏光軸が互いに直交するように配置できる。図4は図1に示した第1偏光板42と第2偏光板44の斜視図である。図4で第1偏光板42の偏光軸をA1矢印で、第2偏光板44の偏光軸をA2矢印で示した。
上述の構造のバリア部14は第1電極20、第2電極22、補助電極26及び共通電極28に印加される電圧を調節して位置別光透過を制御することができる。以下、電子映像機器100が2次元映像と立体映像を表示する過程を具体的に説明する。
まず、電子映像機器100が2次元映像を表示するためには表示部12に備えられた全ての画素に2次元映像信号を印加して表示部12で2次元映像を表示する。この時、バリア部14に備えられた第1電極20、第2電極22、補助電極26及び共通電極28に液晶駆動電圧を印加しない場合はバリア部14が全領域において透過型になるようにする。
本実施形態で液晶層30がTN型液晶で構成され、第1偏光板42の偏光軸A1(図4参照)と第2偏光板44の偏光軸A2(図4参照)が互いに直交することによって、第1偏光板42によってA1方向に直線偏光された光は液晶層30を通過しながら、偏光軸が90度にねじれて第2偏光板44を透過する。したがって、バリア部14は電圧無印加状態で全透過型になり、これをノーマリーホワイト(normally white)モードと言う。
ノーマリーホワイトモードで構成されたバリア部14は電子映像機器100が2次元映像と立体映像の中で2次元映像を主に表示する時に消費電力を低くする効果がある。
次に、電子映像機器100が立体映像(または3次元映像)を表示するためには表示部12に画素別または副画素別に左眼映像信号と右眼映像信号を別に印加して表示部12で左眼映像と右眼映像を分けて表示する。そして、バリア部14の第1電極20または第2電極22及び補助電極26に液晶駆動電圧を印加して光学的に光遮断部と光透過部を形成する。本実施形態の電子映像機器100は時分割方式で立体映像を実現する。
図5は電子映像機器の時分割駆動方式を示す概略図である。図5の(a)は1つのフレームを第1期間T1と第2期間T2の2つの期間に分けて時分割駆動した時、第1期間T1で表示部12の水平方向に沿って左眼-右眼-左眼-右眼の順に合成された映像(第1映像)が表示されることを示す図面である。図5の(b)は第2期間T2で表示部12の水平方向に沿って右眼-左眼-右眼-左眼の順に合成された映像(第2映像)が表示されることを示す図面である。
図5の(a)を参照すると、第1期間T1で表示部12の奇数番目画素OP(または副画素)は左眼用画素(または副画素)になり、偶数番目画素EP(または副画素)は右眼用画素(または副画素)となる。そして、バリア部14は表示部12の水平方向に沿って光遮断部46と光透過部48を1つずつ交互に繰り返して形成する。その結果、左眼映像と右眼映像がそれぞれ観察者の左眼方向と右眼方向に投射される経路が形成される。
図5の(b)を参照すると、第2期間T2で表示部12の奇数番目画素OP(または副画素)は右眼用画素(または副画素)になり、偶数番目画素EP(または副画素)は左眼用画素(または副画素)となる。そして、バリア部14は表示部12の水平方向に沿って光透過部48と光遮断部46を1つずつ交互に繰り返して形成する。その結果、右眼映像と左眼映像がそれぞれ観察者の右眼方向と左眼方向に投射される経路が形成される。
このようにバリア部14によって分離された左眼映像と右眼映像は互いに対して所定の視差(disparity)を有し、電子映像機器100を観察する観察者は実際立体対象物を見るような奥行き(深さ)情報を得るようになって立体感を感じる。また、1つのフレームを第1期間T1と第2期間T2に分けて表示することによって、観察者は表示部12の全画素を見るようになるので、2次元映像のような解像度の立体映像を視聴することができる。
第1期間T1でバリア部14が光学的に光遮断部46と光透過部48を形成する原理を図6と図7に示した。
図6と図7を参照すると、共通電極28に共通電圧(一例として0V)を印加し、第1電極20と補助電極26に液晶駆動電圧を印加する。その結果、共通電極28と第1電極20の電圧差及び共通電極28と補助電極26の電圧差によって第1電極20と補助電極26が位置する領域で液晶がバリア部14の厚さ方向(図7のz軸方向)に沿って垂直に整列する。
したがって、第1電極20と補助電極26が位置する領域で、第1偏光板42によってA1方向(図4参照)に直線偏光された光は液晶層30を通過しながら偏光軸がそのまま維持されて第2偏光板44を透過できないように遮断される。その結果、バリア部14の中で第1電極20と補助電極26が位置する領域が光学的に光遮断部46になり、残りの領域(第2電極22が位置する領域)が光透過部48となる。この時、第2電極22には共通電圧を印加するかフローティングする。
次に、第2期間T2でバリア部14が光学的に光遮断部46と光透過部48を形成する原理を図8と図9に示した。
図8と図9を参照すると、共通電極28に共通電圧を印加し、第2電極22と補助電極26に液晶駆動電圧を印加する。その結果、共通電極28と第2電極22の電圧差及び共通電極28と補助電極26の電圧差によって第2電極22と補助電極26が位置する領域で液晶がバリア部14の厚さ方向(図9のz軸方向)に沿って垂直に整列する。
したがって、第2電極22と補助電極26が位置する領域で、第1偏光板42によってA1方向(図4参照)に直線偏光された光は液晶層30を通過しながら偏光軸がそのまま維持されて第2偏光板44を透過せずに遮断される。その結果、バリア部14の中で第2電極22と補助電極26が位置する領域が光学的に光遮断部46になり、残りの領域(第1電極20が位置する領域)が光透過部48となる。この時、第1電極20には共通電圧を印加するかフローティングする。
上述の第1期間T1と第2期間T2ともで補助電極26は液晶駆動電圧の印加を受けて光学的に光遮断部46を形成する。つまり、補助電極26は立体映像を実現する時に黒色層として機能する。したがって、立体映像を表示する時、黒色層として機能する補助電極26が第1電極20と第2電極22の間の間隔からの光漏れを効果的に抑制する。一方、2次元映像を実現する時、補助電極26は液晶駆動電圧の印加を受けないことによる透明な状態を維持するために2次元映像の輝度を低下させることがない。
このように本実施形態の電子映像機器100は立体映像を表示する時、バリア部14から光が漏れ出さないからクロストークが軽減されて立体映像の画質を高め、画面の鮮明度を向上させることができる。そして、2次元映像を表示する時、画面の輝度低下を誘発しない。また、本実施形態の電子映像機器100は50%以下の開口率を示し、これは立体映像の画質改善につながる。
図10は図1に示したバリア部の部分拡大図である。
図10を参照すると、B1は第1電極20の幅を示し、B2は第2電極22の幅を示す。B1とB2は同一である。Gは第1電極20と第2電極22の間の第1間隔Gを示し、補助電極26の幅Wと同一である。
第1期間T1で第1電極20と補助電極26が位置する領域が光遮断部として機能するので、(B1+2G)で表示されるS1を光遮断部の幅で定義することができる。そして、第2電極22が位置する領域が光透過部として機能するので、B2と同一なS2を光透過部の幅で定義することができる(B1とB2が同一であるために第2期間T2で実現される光遮断部と光透過部の幅もそれぞれS1とS2で定義することができる)。
本実施形態で光遮断部の幅S1が光透過部の幅S2より大きく形成されるので、S2/P(全ピッチに対する光透過部の幅の比率)で計算されるバリア部14の開口率は50%以下である。一方、補助電極26が第1間隔Gより広い幅で形成される場合には、バリア部14の開口率をさらに低くすることができる。
図11は本発明の第2実施形態にかかる電子映像機器の部分断面図である。
図11を参照すると、本実施形態の電子映像機器101はバリア部141で補助電極26が第1基板16と第1及び第2電極(20、22)の間に配置される構造を除いて前述した第1の実施形態の電子映像機器と同一な構成からなる。第1の実施形態と同一部材については同じ引用符号を使用する。
第1電極20と第2電極22は補助電極26を覆う透明絶縁層24上に形成され、第1配向膜38で覆われる。補助電極26は第1電極20と第2電極22の間の第1間隔Gと同一であるか、これより広幅のW値に形成されることができる。図11では一例として補助電極26が第1間隔Gと同一な幅Wで形成された場合を示した。
図12は本発明の第3実施形態にかかる電子映像機器の中でバリア部の第1電極と第2電極を示す平面図である。
図12を参照すると、本実施形態の電子映像機器はバリア部142が表示部の走査方向(図面のy軸方向)に沿って複数の領域(R1-R4)に分割され、第1電極20と第2電極22が複数の領域(R1-R4)それぞれに対して個別的に提供される構造を除いて前述した第1の実施形態または第2実施形態のうちのある一実施形態の電子映像機器と同一な構成からなる。第1の実施形態と同一な部材については同一引用符号を使用する。
説明の便宜のために1/4乃至4/4領域(R1-R4)に位置する第1電極20の連結部をそれぞれ第1配線部L1、第2配線部L2、第3配線部L3及び第4配線部L4と称する。そして、1/4乃至4/4領域(R1-R4)に位置する第2電極22の連結部をそれぞれ第5配線部L5、第6配線部L6、第7配線部L7及び第8配線部L8と称する。
図13は本発明の第3実施形態にかかる電子映像機器の概略図である。
図13を参照すると、本実施形態では、表示部121は選択信号を伝達する複数の走査線(S1-Sn)と、複数の走査線(S1-Sn)と絶縁を維持しながら交差するように形成され、データ信号を伝達する複数のデータ線(D1-Dm)を含む。それぞれの副画素50は走査線とデータ線の交差領域に位置する。バリア部142はバリア駆動部52と連結され、バリア駆動部52はバリア部142を構成する複数の領域(R1-R4)を制御するために複数のバリア駆動信号CBを生成してバリア部142に伝達する。
走査線(S1-Sn)は表示部121の水平方向と平行に位置し、データ線(D1-Dm)は表示部121の垂直方向と平行に位置する。したがって、走査線(S1-Sn)に順次に選択信号が印加される走査方向は表示部121の垂直方向になる。この場合、表示部121は走査方向に沿って映像を表示するために、第1期間T1で左右映像を表示した後、第2期間T2で右左映像を表示する時、表示部121に左右映像と右左映像が混合されて見える領域が後述するように発生する。
従って、本実施形態のバリア部142は走査方向に沿って複数の領域(R1-R4)に分割され、走査方向に沿って順次に変わる映像に同期されて各領域が動作するように制御されることができる。このために前述のように、第1電極20と第2電極22が複数の領域(R1-R4)それぞれに対して個別的に提供される。
なお、図14に示したように補助電極26は領域に関係なくバリア部142全体で第1電極20と第2電極22の間の第1間隔に対応して位置する。補助電極26は立体映像を実現する時に常に液晶駆動電圧の印加を受ける。図12と図14ではバリア部142が4つの領域(R1-R4)に分割された場合を示したが、バリア部142の領域個数は図示した例に限られない。
以下、12〜16を参照して、本発明の第3実施形態にかかる電子映像機器の動作を説明する。
図15は本発明の第3実施形態にかかる電子映像機器で実行される総合的な動作を示す。
表示部121には、動作時期を追ってフレーム期間T1の前半である記入期間T11,T12,T13,T14に“左右映像1”が順次表示され、次いで後半の維持期間T15を示し、続いて、フレーム期間T2の前半として記入期間T21,T22,T23,T24に“右左映像2”が順次表示され、 次いで後半として維持期間T25の過程を示す。このような操作はバリア部142も同様であり、詳細は図16と合わせて以下に記す。
図16は本発明の第3実施形態にかかる電子映像機器でバリア駆動部52から複数の配線部(L1-L8)に伝達されるバリア駆動信号CBを示した図面である。第1乃至第4配線部(L1-L4)それぞれには4つのバリア駆動信号(CB11-CB14)それぞれが印加され、第5乃至第8配線部(L5-L8)それぞれには4つのバリア駆動信号(CB21-CB24)それぞれが印加される。
第1乃至第8配線部(L1-L8)に印加されるバリア駆動信号(CB11-CB14、CB21-CB24)は液晶駆動電圧V1及び共通電圧Vcomを交互に有する。記入期間(T11-T14、T21-T24)は新たな映像を表示部121に記入する期間で、複数の選択信号が順次に表示部121の走査線(S1-Sn)に印加されると、複数のデータ信号がデータ線(D1-Dm)に沿って画素に記入される。維持期間(T15、T25)は記入されたデータ信号によって一定期間映像を維持する期間である。
図15に示すように、まず、左右映像1の表示が開始される時点の直前には現在フレーム、直前フレームの右左映像2’が全画面に表示されている。現在フレームの左右映像1を表示部121に記入し始めると、表示部121の走査方向に沿って左右映像1の表示が開始される。以下、説明の便宜のために右左映像2’から左右映像1に変わる全時間を1と仮定する。
図14に示すように、本実施形態でバリア部142は4個の領域(R1-R4)に区分され、表示部121も4つの領域(R1-R4)に区分される。表示部121の各領域に複数の選択信号のいずれか1つの選択信号が伝達される時点に同期されて第1乃至第4配線部(L1-L4)及び第5乃至第8配線部(L5-L8)に液晶駆動電圧V1のレベルを有するバリア駆動信号(CB11-CB14、CB21-CB24)それぞれが印加される。
図16に示すように、第1期間T1の間には現在フレームの左右映像1に対応する第1乃至第4配線部(L1-L4)に順次に液晶駆動電圧V1が印加される。第2期間T2の間には現在フレームの右左映像2に対応する第5乃至第8配線部(L5-L8)に順次に液晶駆動電圧V1を印加する。ただし、右左映像2と左右映像1が混在する領域の第1乃至第4配線部(L1-L4)及び第5乃至第8配線部(L5-L8)には共通電圧Vcomが印加されて光学的に光遮断部を形成する。
図15に示すように、まず、右左映像2’から左右映像1に変わり始めて1/4時間になる期間T11の間に走査方向に沿って表示部121の1/4領域R1に左右映像1が表示され、残り領域に右左映像2’が残っている。この時、1/4領域R1全体に左右映像1が表示される前まで、つまり、期間T11全体で1/4領域R1には左右映像1と右左映像2’が混在している。その結果、現在フレームの映像と直前フレームの映像が混在されていて画質が低下する。
これを防止するために、図16に示すように、バリア駆動信号(CB11、CB21)が液晶駆動電圧V1になって第1配線部L1と第5配線部L5に液晶駆動電圧V1が印加される。その結果、表示部121の1/4領域R1の映像が遮断される。そして、バリア駆動信号(CB22、CB23、CB24)は液晶駆動電圧V1であり、バリア駆動信号(CB12、CB13、CB14)は共通電圧Vcomが印加されて表示部121の残り領域(R2、R3、R4)で右左映像2’が立体映像として表示される。
右左映像2’から左右映像1で変わり始めて2/4時間になる期間T12の間に走査方向に沿って表示部121の1/4領域R1と2/4領域R2に左右映像1が表示され、3/4領域(R3と4/4領域R4に右左映像2’が残っている。この時、表示部121の2/4領域R2には左右映像1と右左映像2’が混在しているので、バリア駆動信号(CB12、CB22)が液晶駆動電圧V1になって第2配線部L2と第6配線部L6に液晶駆動電圧V1が印加される。その結果、表示部121の2/4領域R2の映像が遮断される。
そして、バリア駆動信号(CB11、CB23、CB24)は液晶駆動電圧V1に、バリア駆動信号(CB21、CB13、CB14)は共通電圧Vcomになって、表示部121の1/4領域R1で左右映像1が立体映像で表示され、3/4領域R3と4/4領域R4で右左映像2’が立体映像として表示される。
右左映像2’から左右映像1に変わり始めて3/4時間になる期間T13の間に走査方向に沿って表示部121の1/4乃至3/4領域(R1-R3)に左右映像1が表示され、4/4領域R4に右左映像2’が残っている。この期間T13の間にバリア駆動信号(CB13、CB23)が液晶駆動電圧V1になって第3配線部L3と第7配線部L7に液晶駆動電圧V1が印加される。その結果、表示部121の3/4領域R3の映像が遮断される。そして、バリア駆動信号(CB11、CB12、CB24)は液晶駆動電圧V1に、バリア駆動信号(CB21、CB22、CB14)は共通電圧Vcomになって、表示部121の1/4領域R1と2/4領域R2で左右映像1が立体映像で表示され、4/4領域R4で右左映像2’が立体映像として表示される。
右左映像2’から左右映像1に変わり始めて4/4時間になる期間T14の間に走査方向に沿って表示部121の全領域に左右映像1が表示される。この期間T14の間にバリア駆動信号(CB14、CB24)が液晶駆動電圧V1になって第4配線部L4と第8配線部L8に液晶駆動電圧V1が印加される。その結果、表示部121の4/4領域R4の映像が遮断される。そして、バリア駆動信号(CB11、CB12、CB13)は液晶駆動電圧V1に、バリア駆動信号(CB21、CB22、CB23)は共通電圧Vcomになって、表示部121の1/4乃至3/4領域(R1-R3)で左右映像1が立体映像として表示される。
次の期間T15は維持期間で、表示部121の全領域に左右映像1が表示された後、一定期間左右映像1が維持される。この時、バリア駆動信号(CB11-CB14)は液晶駆動電圧V1で、バリア駆動信号(CB21-CB24)は共通電圧Vcomである。その結果、表示部121の全領域で左右映像1が立体映像として表示される。
次に、第2期間T2間の動作を説明する。
まず、左右映像1から右左映像2に変わり始めて1/4時間になる期間T21の間に走査方向に沿って表示部121の1/4領域R1に右左映像2が表示され、残り領域(R2-R4)に左右映像1が残っている。この期間T21の間にバリア駆動信号(CB11、CB21)が液晶駆動電圧V1になって、第1配線部L1と第5配線部L5に液晶駆動電圧V1が印加される。その結果、表示部121の1/4領域R1の映像が遮断される。そして、バリア駆動信号(CB12、CB13、CB14)は液晶駆動電圧V1に、バリア駆動信号(CB22、CB23、CB24)は共通電圧Vcomになって、表示部121の残り領域(R2-R4)で左右映像1が立体映像として表示される。
左右映像1から右左映像2に変わり始めて2/4時間になる期間T22の間に走査方向に沿って表示部121の1/4領域R1と2/4領域R2に右左映像2が表示され、3/4領域R3と4/4領域R4に左右映像1が残っている。この期間T22の間にバリア駆動信号(CB12、CB22)が液晶駆動電圧V1になって第2配線部L2と第6配線部L6に液晶駆動電圧V1が印加される。その結果、表示部121の2/4領域R2の映像が遮断される。そして、バリア駆動信号(CB21、CB13、CB14)は液晶駆動電圧V1に、バリア駆動信号(CB11、CB23、CB24)は共通電圧Vcomになって、表示部121の1/4領域R1で右左映像2が立体映像として表示され、3/4領域R3と4/4領域R4で左右映像1が立体映像として表示される。
左右映像1から右左映像2に変わり始めて3/4時間になる期間T23の間に走査方向に沿って表示部121の1/4乃至3/4領域(R1-R3)に右左映像2が表示され、4/4領域R4に左右映像1が残っている。この期間T23の間にバリア駆動信号(CB13、CB23)が液晶駆動電圧V1になって第3配線部L3と第7配線部L7に液晶駆動電圧V1が印加される。その結果、表示部121の3/4領域R3の映像が遮断される。そして、バリア駆動信号(CB21、CB22、CB14)は液晶駆動電圧V1に、バリア駆動信号(CB11、CB12、CB24)は共通電圧Vcomになって、表示部121の1/4領域R1と2/4領域R2で右左映像2が立体映像として表示され、4/4領域R4で左右映像1が立体映像として表示される。
左右映像1から右左映像2に変わり始めて4/4時間になる期間T24の間に走査方向に沿って表示部121の全領域に右左映像2が表示される。この期間の間にバリア駆動信号(CB14、CB24)が液晶駆動電圧V1になって第4配線部L4と第8配線部L8に液晶駆動電圧V1が印加される。その結果、表示部121の4/4領域R4の映像が遮断される。そして、バリア駆動信号(CB21、CB22、CB23)は液晶駆動電圧V1に、バリア駆動信号(CB11、CB12、CB13)は共通電圧Vcomになって、表示部121の1/4乃至3/4領域(R1-R3)で右左映像2が立体映像として表示される。
次の期間T25は維持期間で、表示部121の全領域で右左映像2が表示された後、一定期間右左映像2が維持される。この時、バリア駆動信号(CB21-CB24)は液晶駆動電圧V1で、バリア駆動信号(CB11-CB14)は共通電圧Vcomである。その結果、表示部121の全領域(R1-R4)で右左映像2が立体映像として表示される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得る事は明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範疇に属するものと了解される。
12 表示部
14 バリア部
16 第1基板
18 第2基板
20 第1電極
第1・第2電極間の第1間隔G
22 第2電極
24 透明絶縁層
26 補助電極(幅=W)
28 共通電極
30 液晶層
32 第1連結部
34 第2連結部
36 第3連結部
38 第1配向膜
40 第2配向膜
42 第1偏光板(偏光軸A1)
44 第2偏光板(偏光軸A2)
46 光遮断部
48 光透過部

Claims (13)

  1. 映像を表示する表示部;及び
    前記表示部に対向配置され、前記映像を2次元映像または立体映像として使用者に提供するバリア部を含み、
    前記バリア部は、
    互いに対向配置される第1基板及び第2基板;
    前記第1基板の一面に互いに間隔をおいて形成される複数の第1電極;
    前記第1電極の間で前記複数の第1電極と第1間隔をおいて第1電極と交互に形成される第2電極;
    前記第1間隔に対応して前記第1基板の一面に配置され、前記第1電極及び前記第2電極の幅より小さい幅を有し、前記2次元映像と前記立体映像のいずれか1つの映像に同期して駆動される複数の補助電極;
    前記第2基板の一面に形成される共通電極;及び
    前記第1基板と前記第2基板の間に配置される液晶層を含み、
    前記バリア部が前記第1電極と前記第2電極を覆いながら、前記第1基板の一面に形成される透明絶縁層をさらに含み、
    前記補助電極が前記透明絶縁層上に形成されており、
    前記立体映像を提供するとき、前記第1電極及び前記第2電極のいずれか1つは光透過部として機能し、他の1つは光遮断部として機能し、
    前記補助電極が立体映像と同期して駆動するときには光遮断部として機能して2つの隣接する補助電極とその間に位置する前記第1電極または前記第2電極が光遮断部として機能し、2次元映像と同期して駆動するときには透明な状態を維持することを特徴とする電子映像機器。
  2. 前記バリア部が前記補助電極を覆いながら、前記透明絶縁層上に形成される第1配向膜と、前記共通電極上に形成される第2配向膜をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の電子映像機器。
  3. 前記補助電極それぞれが前記第1間隔以上の幅を有して形成されることを特徴とする、請求項1に記載の電子映像機器。
  4. 前記バリア部が前記第1電極を電気的に連結させる第1連結部と、前記第2電極を電気的に連結させる第2連結部及び前記補助電極を電気的に連結させる第3連結部をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の電子映像機器。
  5. 前記バリア部が前記第1基板の外面に位置する第1偏光板と、前記第2基板の外面に位置する第2偏光板をさらに含み、前記第1偏光板の偏光軸と前記第2偏光板の偏光軸が互いに直交し、前記液晶層がTN型液晶からなることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の電子映像機器。
  6. 前記表示部が2次元映像を表示し、
    前記第1電極、前記第2電極、前記補助電極及び前記共通電極が共通電圧の印加を受けることを特徴とする、請求項5に記載の電子映像機器。
  7. 前記表示部が1つのフレームを第1期間と第2期間に分けて前記第1期間で第1映像を表示し、前記第2期間で第2映像を表示し、
    前記第1期間で前記第1電極と前記補助電極が液晶駆動電圧の印加を受け、前記第2期間で前記第2電極と前記補助電極が液晶駆動電圧の印加を受けることを特徴とする、請求項5に記載の電子映像機器。
  8. 前記第1映像が左眼映像と右眼映像を左眼-右眼の順によって合成して生成され、前記第2映像が左眼映像と右眼映像を右眼-左眼の順によって合成して生成されることを特徴とする、請求項7に記載の電子映像機器。
  9. 前記表示部が複数の選択信号を伝達する複数の走査線と、複数のデータ信号を伝達する複数のデータ線と、前記走査線と前記データ線に連結されて形成される複数の画素を含み、
    前記バリア部が前記表示部の走査方向に沿って分割される複数の領域を備え、
    前記第1電極と前記第2電極が前記複数の領域それぞれに提供されることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の電子映像機器。
  10. 前記表示部が1つのフレームを第1期間と第2期間に分けて前記第1期間で第1映像を表示し、前記第2期間で第2映像を表示し、
    前記第1電極が前記第1映像に対応して駆動し、前記第2電極が前記第2映像に対応して駆動し、
    前記複数の領域のうちの前記第1映像と前記第2映像が混合されている混在領域に対応する領域は不透過領域となることを特徴とする、請求項9に記載の電子映像機器。
  11. 前記第1期間の間に前記第1映像が前記走査方向に沿って表示され、前記第2期間の間に前記第2映像が前記走査方向に沿って表示され、
    前記混在領域は、前記第1映像が表示された後、前記第2映像が表示されて前記第1映像と前記第2映像が混合される領域であることを特徴とする、請求項10に記載の電子映像機器。
  12. 前記第1映像が左眼映像と右眼映像を左眼-右眼の順によって合成して生成され、前記第2映像が左眼映像と右眼映像を右眼-左眼の順によって合成して生成されることを特徴とする、請求項10に記載の電子映像機器。
  13. 前記補助電極が前記第1期間と前記第2期間で液晶駆動電圧の印加を受けることを特徴とする、請求項10に記載の電子映像機器。
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