JP5783403B2 - 画像読取装置 - Google Patents
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Description
CIS等の読取部は、読み取った画像に対応するアナログ信号の出力を開始すると、そのアナログ信号はある程度の遅延時間を持って変化した後、安定期間に入る。そして、アナログ信号の出力を開始してから所定のクロック数経過後に、アナログ信号の値を取り込んでA/D変換回路がデジタル信号の読取画像信号に変換していた。そのため、スペクトラム拡散クロックの周波数の変化によってアナログ信号をデジタル信号にA/D変換するタイミングがずれ、A/D変換回路によって変換されたデジタル信号の読取画像信号の値が異なる、可能性があった。
ム拡散クロックの周波数レベルの分布を特定する特定部と、前記制御部の制御によって前記読取部が読み取り、前記変換部によって変換された前記原稿載置領域の読取画像信号の各値を、前記特定部が特定した前記周波数レベルの分布に応じて前記補正係数を用いて補正する補正部と、を備える。
実施形態1を、図1ないし図12を用いて説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一例である複合機1の外観を示す斜視図であり、原稿カバー48を上げた開状態における複合機1の外観を示す。この複合機1は、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能などを備えた多機能周辺装置である。図2は、原稿カバー48を下げた閉姿勢における画像読取装置3の断面図である。
Lに移動した状態の読取部30と対向して配置され、第2プラテンガラス53上を通過する原稿が第2プラテンガラス53から浮かないように、原稿を第2プラテンガラス53に押圧する。なお、以下の説明において、特に記載がない場合には、第1プラテンガラス52に対向して配置された読取部30の状態及び動作を説明しているものとする。
Device)であってもよい。
図3は、複合機1の電気的構成を概略的に示す図である。図3に示すように、複合機1は、複合機1の各部を制御するASIC(特定用途向け集積回路)10を含む。ASIC10は、CPU20、RAMコントローラ21、ROMコントローラ23、制御部25、画像処理部26、スペクトラム拡散クロック生成部(以下、SSCG)28、駆動回路制御部111、UI制御部110、を備え、これらが内部バス27を介してお互いに接続されている。
次に、図5を参照して、AFE13における画像データDの生成する処理について説明する。
上述したように、SSCでは一定の変調周期THで周波数が変化しており、それに伴って取込期間TBが変化する。そのため、図5に示すように、t0から徐々に電圧値VAが変化するアナログ信号を読み取る場合、読取部30から同じアナログ信号が出力されているにも関わらず、取込期間TBの変化に伴って取り込む電圧値VAが変化する。
(補正テーブル生成処理)
CPU20は、画像データDを補正するに先だって、画像データDの補正に用いられる
補正テーブルHを生成する処理を実行する。図8に、CPU20が所定のプログラムに従って実行する読取部30の補正テーブル生成処理のフローチャートを示す。なお、読取部60の補正テーブルHを生成する処理も読取部30における処理と基本的に同じものである。CPU20は、ユーザによって電源がオンされると、処理を開始する。CPU20は、処理を開始すると、駆動制御部111、駆動回路16を介して読取部30を図4に示す第1基準白板81Aに対応する位置に移動させる(S2)。CPU20は、読取部30を用いて第1基準白板81Aを読み取り(S4)、この際にAFE13から送信される基準画像データDをRAM22に記憶する(S6)。
第1基準白板81Aは、一定の反射率を有しており、読取部30のリニアイメージセンサに含まれる各受光素子には、同一量の反射光が蓄積され、AFE13には各受光素子に応じた同一のアナログ信号が順次出力される。しかし、上述したように、SSCの周波数の変化に基づいて、AFE13で取得される電圧値VAが変化することで、変換されて出力される画像データDが変化する。本実施形態では、SSCの周波数の変化に基づいて、AFE13から出力される画像データDの10進数における値が801から840まで変化している。予め、この所定の反射率を有する第1基準白板81Aを、読取部30が読み取った基準画像データDがRAM22に記憶されている。
次に、画像データDの補正処理について説明する。図9に、CPU20が所定のプログ
ラムに従って実行する読取部30の画像データ補正処理のフローチャートを示す。なお、読取部60の画像データDを補正する処理も読取部30における処理と基本的に同じものである。CPU20は、ユーザによって第1プラテンガラス52に原稿が載置され、操作部11または入力可能な表示部12を介して原稿の読取指示が入力されると、処理を開始する。
(1)本実施形態の複合機1では、第1プラテンガラス52に隣接して第1基準白板81Aが配置されており、読取部30はSSCを用いて第1プラテンガラス52に相当する原稿データ取得領域P及び基準白板81に相当する補正データ取得領域Qを読み取る。複合機1は、補正テーブルHを記憶しており、読取部30が補正データ取得領域Qを読み取った画像データDと補正テーブルHに基づいて、当該補正データ取得領域Qと同時に読取部30が原稿データ取得領域Pを読み取った画像データDを補正する。これにより、画像データDからSSCの周波数変動の影響を除去することができ、SSCの周波数変動の影響
を受けずに読み取りを実行することができる。
実施形態2を、図13ないし図14を用いて説明する。本実施形態では、補正データDHから受光素子PB、PCを選出する。そして、選出した受光素子PB、PC及び補正テーブルHを用いて、画像データ補正処理において各補正データDHの変調度SLを特定する点で、実施形態1と異なる。以下の説明では、実施形態1と同一の内容については重複した記載を省略する。
(画像データ補正処理)
図13に示すように、CPU20は、原稿データDGと補正データDHをRAM22に記憶する(S34)と、RAM22に記憶した補正データDHから、任意の2つの補正データDHを選出する(S52)。このとき、任意の2つの補正データDHの値が、同一の場合は、片方を再度選出し直す。続いて、当該2つの補正データDHを読み取った受光素子PB、PCが、受光素子の中でどの位置にあたるかを特定する(S54)。本実施形態の複合機1では、第2基準白板81Bの主走査方向における幅Wが、必ずしもSSCの変調周期THが半周期以上に亘って変化する程度に広がっている必要はない。つまり、補正データDHには、少なくともSSCの半周期分のデータを含んでいる必要もない。そのため、上記選出した受光素子PB、PCの補正データDHの値は、第1基準白板81Aを読み取った場合の基準画像データDにおける最大値Dmax又は最小値Dminを必ずしも含んでいない。
本実施形態の複合機1では、読取部30の異なる2つの受光素子PB、PCで読み取られた補正データDHの変調度SLを特定しておくことで、受光素子PB、PCを基準として用いて、補正データDHの変調度SLを特定することができ、原稿データDGの変調度SLを特定することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、複合機1を用いて説明を行ったが、本発明はこれに限られない。例えば、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能の少なくとも1つの機能を備えた装置であっても良い。
Claims (2)
- 装置本体と、
所定の反射率を有し、原稿を載置する原稿載置領域に対して主走査方向に平行に隣接して配置される第1基準部材と、
前記所定の反射率を有し、前記原稿載置領域に対して副走査方向に平行に隣接して配置される第2基準部材と、を有し、
前記原稿載置領域及び前記第2基準部材を主走査方向に読取可能な長さ分、配列された複数の受光素子を有し、前記受光素子がその読取可能な長さ1ライン分読み取った各アナログ信号を順次出力する読取部と、
前記読取部を前記副走査方向に移動させる駆動回路と、
前記原稿載置領域及び前記第2基準部材を、前記読取部が主走査方向に該1ライン読み取るように制御する制御部と、
所定の周波数領域を周波数が単調減少と単調増加とを繰り返し、一定の周期で周波数が変化するスペクトラム拡散クロックを生成するスペクトラム拡散クロック生成部と、
前記読取部に対して前記アナログ信号の出力の開始が指示されてから前記スペクトラム拡散クロックの所定数のクロック経過した時点で、前記アナログ信号を取り込んでデジタル信号の読取画像信号に変換する変換部と、
前記変換部によって変換された前記第2基準部材を読み取った画像に対応する読取画像信号の各値である基準読取データと、前記基準読取データの各値における前記スペクトラム拡散クロックの周波数レベルと、前記基準読取データの各値が所定の一定値となるように、前記周波数レベルに応じて定められた補正係数と、で構成された補正テーブルを記憶する記憶部と、
CPUと、
を備え、
前記第2基準部材を読み取った読取画像信号は、少なくとも前記スペクトラム拡散クロ
ックの半周期分の読取画像信号を含んでおり、
前記CPUは、
前記駆動回路を用いて、前記第1基準部材の位置から、前記原稿載置領域に対して前記副走査方向に平行に移動させ、かつ、前記読取部が前記原稿載置領域及び前記第2基準部材を主走査方向1ラインとして読み取るように前記制御部に指示する読取処理と、
前記第2基準部材を読み取った読取画像信号における最大値、又は、最小値である読取画像信号を出力した受光素子を特定し、その特定された受光素子を基準として前記第2基準部材及び前記原稿載置領域に対応する各受光素子の前記周波数レベルを特定する特定処理と、
前記原稿載置領域の読取画像信号の各値を、前記特定処理によって特定された周波数レベルに応じて、前記補正テーブルに対応する補正係数を用いて補正する補正処理と、
実行することを特徴とする画像読取装置。
- 請求項1に記載の画像読取装置であって、
原稿台を有する装置本体と、
前記原稿台を開閉可能に覆う原稿カバーと、
を備え、
前記読取部は、前記装置本体に設けられており、前記原稿台に静止して配置された原稿
を原稿台に沿って移動しながら読み取ること、
を特徴とする画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011041688A JP5783403B2 (ja) | 2011-02-28 | 2011-02-28 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011041688A JP5783403B2 (ja) | 2011-02-28 | 2011-02-28 | 画像読取装置 |
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JP2012178787A JP2012178787A (ja) | 2012-09-13 |
JP5783403B2 true JP5783403B2 (ja) | 2015-09-24 |
Family
ID=46980326
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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-
2011
- 2011-02-28 JP JP2011041688A patent/JP5783403B2/ja active Active
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