JP5782262B2 - 断層画像補正方法および断層画像補正装置 - Google Patents
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Description
図1は、実施例1における光断層画像撮像装置の構成を示す図である。
光断層画像撮像装置は、マイケルソン干渉系で構成されている。光源101の出射光102はシングルモードファイバ107に導かれて光カプラ108に入射し、光カプラ108にて参照光103と測定光104とに分割される。そして測定光104は、観察対象の網膜125の測定個所によって反射あるいは散乱され、戻り光105となって光カプラ108に戻る。そして光カプラ108によって、参照光路を経由してきた参照光103と合波され合波光106となり、分光器119に到達する。
次にワーキングディスタンスについて説明する。ここでは、ワーキングディスタンス126を角膜122表面と対物レンズ128表面との長さ(距離)とする。この長さは、本発明における第一の距離に対応する。まず、一般的なOCT装置の光学系は、被検眼124の瞳孔129が、測定光104の走査の回転中心となるように設計されている。そのためワーキングディスタンスを設計値になるように、対物レンズ128と被検眼123の距離を調整してOCT測定を行うことが望ましい。ただし、OCT装置は光学系のNAが小さいため焦点深度が深く、その結果、ワーキングディスタンスが設計値からはずれても問題なく撮像できる。なお、設計値から大きくはずれると光彩127によって光がブロックされたり、焦点がぼけたりすることになる。
ここで、OCT測定の信号処理について図6を用いて説明する。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (12)
- 測定光を被検眼に照射することで得られる前記被検眼の網膜からの戻り光と、前記測定光に対応する参照光とを合波した合波光により得られる前記被検眼の断層画像を補正する断層画像補正方法であって、
前記被検眼と対物レンズとの距離が第一の距離である時の前記被検眼の第一の断層画像を取得する工程と、
前記第一の距離に基づき、前記網膜の表面方向における異なる位置の画像であって前記第一の断層画像を構成する複数の画像の前記網膜の深さ方向における配置を補正する工程と、
を有することを特徴とする断層画像補正方法。 - 計測した前記第一の距離に基づき、前記第一の断層画像を構成する前記複数の画像の各々の前記網膜の深さ方向における補正量を計算する工程を更に有し、
前記補正量が、前記第一の距離、前記測定光を前記網膜の上で走査する際に前記網膜から見た前記走査の回転中心から前記網膜までの距離、前記網膜から見た前記測定光を走査する際の走査角、および前記参照光の光路長により決まるコヒーレンスゲート位置、を用いて行われることを特徴とする請求項1に記載の断層画像補正方法。 - 前記第一の距離および前記被検眼と前記対物レンズとの基準距離の差に基づいて、前記網膜の表面方向における異なる位置の画像である前記第一の断層画像を構成する複数の画像の前記網膜の深さ方向における位置を補正することを特徴とする請求項1に記載の断層画像補正方法。
- 前記第一の断層画像を構成する複数の画像はそれぞれライン状の画像であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の断層画像補正方法。
- 測定光を被検眼で走査することで得られる前記被検眼の網膜からの戻り光と、前記測定光に対応する参照光との合波光により得られる前記被検眼の断層画像を補正する断層画像補正方法であって、
異なる前記測定光の走査位置におけるコヒーレンスゲートの位置の差を取得する工程と、
前記差に基づいて、前記網膜の表面方向における異なる位置の画像であって前記断層画像を構成する複数の画像の前記断層画像の深さ方向における位置を補正する工程と、
を有することを特徴とする断層画像補正方法。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の断層画像補正方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
- 測定光を被検眼に照射することで得られる前記被検眼の網膜からの戻り光と、前記測定光に対応する参照光とを合波した合波光により得られる前記被検眼の断層画像を補正する断層画像補正装置であって、
前記被検眼と対物レンズとの距離が第一の距離である時の前記被検眼の第一の断層画像を取得する取得手段と、
前記第一の距離に基づき、前記網膜の表面方向における異なる位置の画像であって前記第一の断層画像を構成する複数の画像の前記網膜の深さ方向における配置を補正する補正手段と、
を有することを特徴とする断層画像補正装置。 - 計測した前記第一の距離に基づき、前記第一の断層画像を構成する前記複数の画像の各々の前記網膜の深さ方向における補正量を計算する手段を更に有し、
前記補正量が、前記第一の距離、前記測定光を前記網膜の上で走査する際に前記網膜から見た前記走査の回転中心から前記網膜までの距離、前記網膜から見た前記測定光を走査する際の走査角、および前記参照光の光路長により決まるコヒーレンスゲート位置、を用いて行われることを特徴とする請求項7に記載の断層画像補正装置。 - 前記補正手段は、前記第一の距離および前記被検眼と前記対物レンズとの基準距離の差に基づいて、前記網膜の表面方向における異なる位置の画像である前記第一の断層画像を構成する複数の画像の前記網膜の深さ方向における位置を補正することを特徴とする請求項7に記載の断層画像補正装置。
- 前記第一の断層画像を構成する複数の画像はそれぞれライン状の画像であることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の断層画像補正装置。
- 測定光を被検眼で走査することで得られる前記被検眼の網膜からの戻り光と、前記測定光に対応する参照光との合波光により得られる前記被検眼の断層画像を補正する断層画像補正装置であって、
異なる前記測定光の走査位置におけるコヒーレンスゲートの位置の差を取得する差取得手段と、
前記差に基づいて、前記網膜の表面方向における異なる位置の画像であって前記断層画像を構成する複数の画像の前記断層画像の深さ方向における位置を補正する補正手段と、
を有することを特徴とする断層画像補正装置。 - コンピュータを、請求項7乃至11のいずれか1項に記載の断層画像補正装置の各手段として実行させることを特徴とするプログラム。
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