JP5775639B2 - Ofdm通信システムの受信装置およびその位相雑音緩和方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信に関するものであって、より詳細には、直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、「OFDM」という)通信システムの位相雑音を緩和する受信装置およびその緩和方法に関するものである。
OFDMは、多重経路フェージングに強くて低い具現複雑度を有するため、次世代広帯域通信システムの伝送の標準に多く採用されている。
しかし、OFDM受信機のエラー率(error rate)性能は、周波数オフセット(offset)と、位相雑音によって発生する副搬送波間干渉(Intercarrier Interference、以下、「ICI」という)、および共通位相雑音(Common Phase Error、以下、「CPE」という)によって劣化しやすいため、このような歪み成分を効果的に補償することが必要である。
位相雑音の影響を緩和するための大部分の受信機は、パイロットシンボルの伝送を要求する。
しかし、このようなパイロットシンボルの伝送は、OFDMシステムの伝送効率を低下させる問題を有する。このような問題を解決するために、最近は、パイロットシンボルの伝送を要求しない、つまり、ブラインド方式を利用した位相雑音緩和方式に対する研究が盛んに行われている。
ブラインド方式の位相雑音緩和器を備える受信機に関する最近の成果は、「OFDM joint data detection and phase noise cancellation for constant modulus modulations」IEEE Transactions on Signal Processing、2009年7月、pp.2864−2868の文献で提案されたC−MMSPEアルゴリズムである。
C−MMSPEアルゴリズムは、位相雑音の強度が低い、または低い次数の変調方式を用いる場合、効果的に位相雑音を補償するが、位相雑音の強度が高い、または高い次数の変調方式を用いる場合には、深刻な性能の劣化を示している。
C−MMSPEアルゴリズムは、ICIが全く緩和されていない受信シンボルを用いて伝送シンボルを推定し、このシンボル推定値をもって位相雑音を推定する。
この時、ICIの影響が大きい場合には、シンボル推定値が正確でないため、位相雑音が正確に推定されず、これにより、C−MMSPEアルゴリズムは性能の劣化を有する問題がある。
本発明の目的は、位相雑音を緩和するために、パイロットシンボルを用いる既存の受信機とは異なり、受信されるOFDMシンボルから位相雑音を推定および補償することにより、OFDMシステムの伝送効率および誤率性能を改善させることができるOFDM通信システムの受信装置およびその位相雑音緩和方法を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明は、OFDM通信システムの受信装置において、前記OFDM通信システムの送信装置からOFDMシンボルを受信する通信部と、受信される前記シンボルの部分ブロック別位相雑音の平均差を推定し、推定された該平均差を用いて、前記シンボルで発生する副搬送波間干渉(Intercarrier Interface、以下、「ICI」という)を緩和させるICI緩和部と、該ICI緩和部によって前記ICIが緩和された後に、前記シンボルで発生する共通位相雑音(Common Phase Error、以下、「CPE」という)を推定して補償するCPE補償部とを備えている。
この時、前記ICI緩和部が、ブラインド(Blind)方式により、前記部分ブロック別位相雑音の平均差を推定することができる。
また、前記ICI緩和部が、部分ブロック別離散フーリエ(Fourier)係数、チャネル係数の大きさおよび伝送成分の大きさのうちの少なくとも1つを用いて、前記部分ブロック別位相雑音の平均差を推定することができる。この時、前記ICI緩和部が、前記部分ブロック別離散フーリエ(Fourier)係数、チャネル係数の大きさおよび伝送成分の大きさに最小二乗アルゴリズム(Least−squares algorithm)を適用して、前記部分ブロック別位相雑音の平均差を推定することができる。
また、前記ICI緩和部が、推定された前記平均差に相当する値を前記シンボルの部分ブロックにそれぞれ乗算して、前記ICIを緩和させることができる。
上記のようなICI緩和部が、受信された前記シンボルを部分ブロックに分割する受信シンボル分割器と、分割された前記部分ブロックの位相雑音の平均をそれぞれ計算し、計算されたそれぞれの該位相雑音の平均に基づいて、前記部分ブロック別位相雑音の平均差を推定する推定器と、該推定器によって推定された前記平均差に相当する値を前記部分ブロックにそれぞれ乗算して、前記ICIを緩和させる演算器とを備えている。
また、本発明は、OFDM通信システムの受信装置の位相雑音緩和方法において、前記OFDM通信システムの送信装置からOFDMシンボルを受信するステップと、受信される前記シンボルの部分ブロック別位相雑音の平均差を推定するステップと、推定された前記平均差を用いて、前記シンボルで発生する副搬送波間干渉(Intercarrier Interface、以下、「ICI」という)を緩和させるステップと、前記シンボルに前記ICIが緩和された後に、前記シンボルで発生する共通位相雑音(Common Phase Error、以下、「CPE」という)を推定して補償するステップとを含んでなる。
本発明に係るOFDM通信システムの受信装置およびその位相雑音緩和方法は、既存のパイロットシンボルを全く用いないため、システムの伝送効率を大きく改善することができる。また、本発明は、副搬送波間干渉(ICI)を先に除去した後に共通位相雑音(CPE)を補償するため、システムの性能を大きく改善することもできる。
本発明に係るOFDM通信システムを示す図である。 本発明に係るOFDM通信システムの受信装置を示す図である。 本発明に係るOFDM通信システムで発生する位相雑音と、数式6にある部分ブロック別位相雑音の平均の例を示す図である。 本発明に係るICI緩和部を示す図である。 シンボルにICIが緩和された後に発生する残留位相雑音を示す図である。 本発明に係るOFDM通信システムの受信装置の位相雑音緩和過程を示すフローチャートである。
上述した目的、特徴および利点は、添付した図面に関する以下の詳細な説明によってより明らかになる。以下、添付した図面を参照して、本発明に係る好ましい実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るOFDM通信システムを示す図である。
図1を参照すれば、OFDM通信システムは、情報を含むOFDMシンボルを伝送する送信装置100と、該送信装置100から伝送されたOFDMシンボルを受信する受信装置200とを備えている。
一例として、受信装置200は携帯端末であればよく、送信装置100は、携帯端末にOFDMシンボルを伝送する基地局、放送局などであればよい。
また、携帯端末には、携帯電話、スマートフォン(smart phone)、ノートパソコンコンピュータ(laptop computer)、デジタル放送用端末、PDA(Personal Digital Assistants)、PMP(Portable Multimedia Player)、ナビゲーションなどが含まれる。
また、受信装置200は、デジタルテレビ、デスクトップコンピュータなどのような固定型端末であってもよい。
一方、送信装置100は、離散フーリエ逆変換部(Inverse Discrete Fourier Transform unit、以下、「IDFT」という)110と、循環前置挿入部(Cycle Prefix unit、以下、「CP」という)120と、通信部130とを備えている。
このとき、本実施形態に係る送信装置100は、位相雑音推定のためのパイロットシンボルを伝送しない。
つまり、1つのOFDM通信システムに含まれる副搬送波の個数はNである。この時、k番目の副搬送波を介して伝送される成分をXとすれば、伝送する情報語シンボルベクトルXは、以下の数式1の通りである。
Figure 0005775639
ここで[・]は、転置(transpose)演算を示す。
IDFT110は、情報語シンボルベクトルXが正規化されるように、N−point離散フーリエ逆変換し、逆変換によって情報語シンボルベクトルXを時間領域情報語シンボルベクトル
Figure 0005775639
に変換する。
そして、IDFT110は、逆変換された情報語シンボルベクトルxをCP120に出力する。
CP120は、IDFT110から入力された情報語シンボルベクトルxにCPを追加し、通信部130に出力する。
通信部130は、CP120から入力された情報語シンボルベクトルxを、受信装置200と約束された伝送チャネルを介して受信装置200に伝送する。
この時、受信装置200が送信装置100からシンボルベクトルxを受信する時、受信されるシンボルベクトルxに位相雑音および/または白色ガウス雑音(additive white Gaussian noise、AWGN)が発生することがある。
以下、図2を参照して、本実施形態に係る受信装置200の構成について詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係るOFDM通信システムの受信装置を示す図である。
図2を参照すれば、受信装置200は、通信部210と、循環前置除去部220と、第1および第2離散フーリエ変換部230,250と、副搬送波間干渉(Intercarrier Interface、以下、「ICI」という)緩和部240と、共通位相雑音(Common Phase Error、以下、「CPE」という)補償部260と、単一タップ等化部270とを備えている。
このとき、本実施形態に係る受信装置200は、必要によって、前述した構成要素以外のもの(例えば、受信装置が携帯端末の場合、ディスプレイ部、入力部、スピーカなど)が備えられていればよいが、前述した構成要素以外のものは、本発明に直接的な関連性があるわけではないので、説明の明瞭化のためにこれに関する詳細な説明は以下省略する。
本実施形態に係る受信装置200は、送信装置100から受信されるシンボルの離散フーリエ係数、送信装置100とのチャネル係数の大きさおよび伝送成分の大きさを用いて、受信されたシンボルで発生する位相雑音の平均をシンボルの部分ブロック別にブラインド方式により推定し、これを用いて、位相雑音によって発生したICIを先に緩和する。
そして、受信装置200は、ICIが先に緩和されたシンボルで追加的に発生するCPEを再び推定して補償することにより、位相雑音を補償するための既存の受信装置とは異なり、パイロットシンボルを用いることなく、位相雑音を推定および補償することにより、OFDM通信システムの伝送効率を改善することができる。
また、本実施形態に係る受信装置200は、受信されたシンボルで位相雑音によって発生したICIを先に緩和させることにより、OFDM通信システムのエラー率を大きく減少させることもできる。
以下、本実施形態に係る受信装置200の構成要素について詳細に説明する。
通信部210は、送信装置100と約束されたチャネルを介して、送信装置100から伝送されるシンボルを受信する。
循環前置除去部220は、受信されたシンボル内からCPを削除する。この時、循環前置除去部220によってCPが削除されたシンボルのベクトルを
Figure 0005775639
として定義すると、シンボルのベクトルyのi番目の受信成分yは、以下の数式2のように表される。
Figure 0005775639
ここで、φは、i番目の受信成分区間で発生した位相雑音であり、〈・〉は、モジュロ−N演算を意味する。
また、係数wは、平均が0で、分散が
Figure 0005775639
のガウス確率変数であって、白色ガウス雑音(AWGN)を示す。
さらに、係数
Figure 0005775639

は、長さがLの等価離散時間領域のチャネルインパルス応答(equivalent discrete−time channel impulse response)である。
このとき、チャネルインパルス応答は、1つのシンボルが伝送されている間に固定されており、受信機に正確に知られていると仮定する。
第1離散フーリエ変換部230は、正規化されたN−point離散フーリエ変換(Discrete Fourier Transform、以下、「DFT」という)により、CPが削除されたシンボルベクトルyの周波数領域シンボルベクトル
Figure 0005775639
を求める。
このとき、k番目の成分、つまり、k番目の副搬送波から受信された成分、Yは、以下の数式3のように表される。
Figure 0005775639
ここで、Hは、k番目の副搬送波が経験する周波数領域チャネル係数で、以下の数式4の通りである。
Figure 0005775639
ここで、因数Jは、位相雑音によって発生する歪み成分
Figure 0005775639
の周波数領域成分であって、以下の数式5のように表される。
Figure 0005775639
ここで、Wは、雑音
Figure 0005775639
のk番目のDFT係数であって、周波数領域で現れる雑音成分である。
このとき、数式3の1番目の項にある因数Jが、受信されたシンボルで発生したCPEに相当し、数式3の2番目の項が、受信されたシンボルで発生したICIに相当する。
したがって、発生したCPEおよびICIによって受信シンボルの成分が歪むため、これらを補償することが必要である。
これにより、ICI緩和部240は、受信されたシンボルを、大きさがSの多数の部分ブロックに分割する。つまり、分割された部分ブロックの個数N(=N/S)として定義することができる。
このとき、q番目の部分ブロック内に含まれた受信シンボルベクトルは、
Figure 0005775639
として定義することができる。
このとき、受信ベクトルy内で発生した位相雑音
Figure 0005775639
の平均を
Figure 0005775639
とすれば、位相雑音の平均
Figure 0005775639
は、以下の数式6のように表される。
Figure 0005775639
図3は、本実施形態に係るOFDM通信システムで発生する位相雑音と、数式6にある部分ブロック別位相雑音の平均の例を示す図である。
このとき、q番目の部分ブロックで発生した位相雑音の平均
Figure 0005775639
および0番目の部分ブロックで発生した位相雑音の平均
Figure 0005775639
の差を
Figure 0005775639
として定義すると、これを用いて、位相雑音の平均差ベクトルdを、以下の数式7のように定義することができる。
Figure 0005775639
つまり、ICI緩和部240は、q番目の部分ブロックベクトルyに0を付け加えて(zero padding、ZP)、
長さがNのシンボルベクトル
Figure 0005775639
を構成する。
そして、ICI緩和部240は、シンボルベクトル
Figure 0005775639
の正規化されたN−point DFT係数である
Figure 0005775639
を、以下の数式8のように計算する。
Figure 0005775639
このとき、ICI緩和部240は、送信装置100の伝送成分のエネルギ
Figure 0005775639
を予め類推して知ることができる。
一例として、位相偏移(Phase shift keying)変調方式のようにすべての成分のエネルギが同一の信号星座を用いる場合には、受信装置200で伝送成分のエネルギを直ちに知ることができる。
また、直交振幅変調(Quadrature Amplitude Modulation)のようにすべての成分のエネルギが同一でない場合には、等化器およびエネルギ推定器などを用いて伝送成分のエネルギを推定することができる。
このとき、部分ブロックシンボルベクトルに対するDFT係数
Figure 0005775639
と、周波数領域のチャネル係数
Figure 0005775639
と、伝送成分のエネルギ
Figure 0005775639
と、位相雑音の平均差ベクトルdとに対して、以下の数式9のような関係式を誘導することができる。
Figure 0005775639
ここで、
Figure 0005775639
は、長さNのベクトルであり、k番目の成分は、以下の数式10の通りである。
Figure 0005775639
このとき、
Figure 0005775639
は、以下の数式11のように表される。
Figure 0005775639
数式9にあるAは、大きさがN×(N−1)の実数行列であり、m番目の行とn番目の列の成分Am,nは、以下の数式12のように与えられる。
Figure 0005775639
このとき、最小二乗アルゴリズム(least−squares algorithm)を用いて、平均差ベクトルの推定値
Figure 0005775639
を、以下の数式13のように求める。
Figure 0005775639
つまり、ICI緩和部240は、平均差ベクトルの推定値である
Figure 0005775639
を用いて、受信されたシンボルで位相雑音によって発生したICIを緩和させる。
図4は、本発明の一実施形態に係るICI緩和部を示す図である。
図4を参照すれば、ICI緩和部240は、上述のように、受信されたシンボルを大きさがSの多数の部分ブロックに分割する受信シンボル分割器241と、分割された部分ブロック別位相雑音の平均をそれぞれ計算し、計算されたそれぞれの位相雑音の平均に基づいて、部分ブロック別位相雑音の平均差を推定する推定器242と、推定器242によって推定された平均差に相当する値を部分ブロックの成分にそれぞれ乗算して、ICIを緩和させる演算器243と、ICIが緩和された部分ブロックを並列から直列に変換して出力する並列−直列変換器244とを備えている。
つまり、演算器243は、部分ブロックのICIを緩和させるために、以下の数式14のように、1番目の部分ブロックからN−1番目の部分ブロック内に属する受信成分に
Figure 0005775639
を乗算する。
Figure 0005775639
ここで、zは、ICIが緩和された受信成分を示す。
数式14の過程によって位相雑音が完璧に除去されないため、
Figure 0005775639
は、依然として位相雑音を有することができる。
この位相雑音を残留(residual)位相雑音
Figure 0005775639
とする。
図5は、受信装置200で受信したシンボルに位相雑音が図3のように与えられた時、シンボル内の部分ブロック別位相雑音の平均差ベクトルdを正確に推定し、数式14にある過程を適用した時に、zが有する残留位相雑音を例として示したものである。
図5を参照すれば、残留位相雑音の変化が既存の位相雑音の変化に比べて非常に小さくなったことが分かる。
この時、ICIの強度は、位相雑音の変化の程度に比例することが知られている。
したがって、数式14の過程を行った後に、位相雑音の変化の減少はICIが大きく緩和できることを示している。
そして、ICI緩和部240の推定器242がシンボル内の部分ブロック別位相雑音の平均差ベクトルdを正確に推定した時、シンボル内に残留位相雑音
Figure 0005775639
の平均が0番目の部分ブロック内に発生した既存の位相雑音
Figure 0005775639
の平均
Figure 0005775639
になることを容易に確認することができる。
しかし、残留位相雑音の変化が非常に小さくなってICIが多く緩和されたが、残留位相雑音の平均によってCPE歪みが発生して性能を劣化させることがあるため、これを補償することが追加的に必要である。
以下、ICIが緩和されたシンボルで追加的にCPEを推定して補償する過程について説明する。
上述した、数式1〜14の過程およびICI緩和部240によってICIが緩和されたシンボルは、第2離散フーリエ変換部250に入力され、第2離散フーリエ変換部250によって正規化されたN−point DFT変換され、CPE補償部260に出力される。
つまり、ICIが緩和されたシンボルベクトル
Figure 0005775639
は、正規化されたN−point DFTによって周波数領域のシンボルベクトル
Figure 0005775639
に変換される。この時、シンボルベクトルZのk番目の成分
Figure 0005775639
は、以下の数式15のように表される。
Figure 0005775639
ここで、
Figure 0005775639
は、ICIが緩和されたシンボルベクトルzが有する残留位相雑音歪み
Figure 0005775639
によって発生したCPEで、以下の数式16のように表される。
Figure 0005775639
ここで、Dは、残留位相雑音によって発生するICIであり、
Figure 0005775639
は、Zが経験する加算雑音成分である。
この時、残留位相雑音の変化が非常に小さい場合、ICIを無視することもできる。
受信装置200が優れた性能を発揮するためには、
Figure 0005775639
を推定して補償することが必要である。
したがって、CPE補償部260は、ICIが緩和されたシンボルベクトルZから
Figure 0005775639
を推定して補償する。
この時、CPE補償部260は、以下の数式17に基づいて、シンボルベクトルZから
Figure 0005775639
を推定する。
Figure 0005775639
ここで、k番目の成分Zから位相雑音の平均
Figure 0005775639
に対する推定値
Figure 0005775639
を、以下の数式18のように計算することができる。
Figure 0005775639
ここで、μ[・]は、硬判定(hard decision)演算を示す。
CPE補償部260は、
Figure 0005775639
から求めたN個の推定値
Figure 0005775639
を、以下の数式19により平均化して
Figure 0005775639
を最終的に推定する。
Figure 0005775639
そして、CPE補償部260は、位相雑音の平均に対する推定値
Figure 0005775639
を計算した後に、単一タップ(one−tap)等化部270を用いて、以下の数式20のように伝送成分を推定する。
Figure 0005775639

ここで、
Figure 0005775639
は、単一タップ等化部270の出力であり、
Figure 0005775639

Figure 0005775639
は、雑音成分
Figure 0005775639
の分散である。
図6は、本実施形態に係るOFDM通信システムの受信装置の位相雑音緩和過程を示すフローチャートである。
図6を参照すれば、受信装置200は、送信装置100からOFDMシンボルを受信する[S110]。
受信装置200は、上述した数式3〜13の過程を用いて、受信されたシンボルの部分ブロック別位相雑音の平均差を推定する[S120]。
そして、受信装置200は、上述した数式14の過程のように、推定された平均差を用いて、シンボルで発生するICIを緩和させる[S130]。
そして、受信装置200は、上述した数式15〜20を用いて、ICIが先に緩和されたシンボルで追加的に発生するCPEを推定して補償する[S140]。
以上、本実施形態に係るOFDM通信システムの受信装置の位相雑音緩和アルゴリズムは、既存のようにパイロットシンボルを全く用いない。
したがって、本実施形態に係る位相雑音緩和アルゴリズムを採用したOFDM通信システムは、パイロットシンボルを用いる既存のOFDM通信システムに比べて高い伝送効率を有する。
また、本実施形態に係るOFDM通信システムの受信装置の位相雑音緩和アルゴリズムは、位相雑音によって発生したICIを先に緩和するため、既存の方式に比べて広い範囲の位相雑音の強度に対して優れた性能を有する。
以上、本発明は、本発明の意図および必須の特徴を逸脱しない範囲で他の特定の形態で具体化できることは当業者にとって自明である。
したがって、上記の詳細な説明は、すべての面で制限的に解釈されるものではなく、例示的なものとして考慮されるべきである。
本発明の範囲は、本発明の等価的な範囲内におけるすべての変更が本発明の範囲に属するように、添付した請求項の合理的な解釈によって決定されるべきである。

Claims (9)

  1. 直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、「OFDM」という)通信システムの受信装置において、
    前記OFDM通信システムの送信装置からOFDMシンボルを受信する通信部と、
    受信される前記シンボルの部分ブロック別位相雑音の平均差をブラインド方式により推定し、推定された該平均差を用いて、前記シンボルで発生する副搬送波間干渉(Intercarrier Interface、以下、「ICI」という)を緩和させるICI緩和部と、
    該ICI緩和部によって前記ICIが緩和された後に、前記シンボルで発生する共通位相雑音(Common Phase Error、以下、「CPE」という)を推定して補償するCPE補償部とを備えるOFDM通信システムの受信装置。
  2. 前記ICI緩和部が、部分ブロック別離散フーリエ(Fourier)係数、チャネル係数の大きさおよび伝送成分の大きさのうちの少なくとも1つを用いて、前記部分ブロック別位相雑音の平均差を推定する請求項1に記載のOFDM通信システムの受信装置。
  3. 前記ICI緩和部が、前記部分ブロック別離散フーリエ(Fourier)係数、チャネル係数の大きさおよび伝送成分の大きさに最小二乗アルゴリズム (Least−squares algorithm)を適用して、前記部分ブロック別位相雑音の平均差を推定する請求項に記載のOFDM通信システムの受信装置。
  4. 前記ICI緩和部が、推定された前記平均差に相当する値を前記シンボルの部分ブロックにそれぞれ乗算して、前記ICIを緩和させる請求項1に記載のOFDM通信システムの受信装置。
  5. 前記ICI緩和部が、
    受信された前記シンボルを部分ブロックに分割する受信シンボル分割器と、
    分割された前記部分ブロックの位相雑音の平均をそれぞれ計算し、計算されたそれぞれの該位相雑音の平均に基づいて、前記部分ブロック別位相雑音の平均差を推定する推定器と、
    該推定器によって推定された前記平均差に相当する値を前記部分ブロックにそれぞれ乗算して、前記ICIを緩和させる演算器とを備える請求項1に記載のOFDM通信システムの受信装置。
  6. 直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下、「OFDM」という)通信システムの受信装置の位相雑音緩和方法において、
    前記OFDM通信システムの送信装置からOFDMシンボルを受信するステップと、
    受信される前記シンボルの部分ブロック別位相雑音の平均差をブラインド方式により推定するステップと、
    推定された前記平均差を用いて、前記シンボルで発生する副搬送波間干渉(Intercarrier Interface、以下、「ICI」という)を緩和させるステップと、
    前記シンボルに前記ICIが緩和された後に、前記シンボルで発生する共通位相雑音(Common Phase Error、以下、「CPE」という)を推定して補償するステップとを含むOFDM通信システムの受信装置の位相雑音緩和方法。
  7. 前記平均差推定ステップが、部分ブロック別離散フーリエ(Fourier)係数、チャネル係数の大きさおよび伝送成分の大きさのうちの少なくとも1つを用いて、前記部分ブロック別位相雑音の平均差を推定する請求項に記載のOFDM通信システムの受信装置の位相雑音緩和方法。
  8. 前記平均差推定ステップが、前記部分ブロック別離散フーリエ(Fourier)係数、チャネル係数の大きさおよび伝送成分の大きさに最小二乗アルゴリズム(Least−squares algorithm)を適用して、前記部分ブロック別位相雑音の平均差を推定する請求項に記載のOFDM通信システムの受信装置の位相雑音緩和方法。
  9. 前記ICI緩和ステップが、推定された前記平均差に相当する値を前記シンボルの部分ブロックにそれぞれ乗算して、前記ICIを緩和させる請求項に記載のOFDM通信システムの受信装置の位相雑音緩和方法。
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