JP5775043B2 - マルチディスプレイ制御システム、制御サーバ及びマルチディスプレイ制御方法 - Google Patents
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Description
更に、制御サーバは、ディスプレイに対して映像ソースを一斉に配信する際、複数の前記ディスプレイ制御端末のうち、選択した前記ディスプレイ制御端末に対して操作を禁止する処理をネットワークを通じて行うとともに、映像ソースを一斉に配信する対象となっているディスプレイの状態を、ネットワークを通じて確認して、ディスプレイの入力端子を切換える入力切換スイッチが映像ソースを一斉に配信する状態にない場合には、入力切換スイッチの選択を映像ソースを一斉に配信する状態になるように、ネットワークを通じて入力切換スイッチを制御する、ことを特徴としている。
図1は、本発明の一実施形態であるマルチディスプレイ制御システム101の概略を示すブロック図である。
マルチディスプレイ制御システム101は、監視カメラ103a、103b、パーソナルコンピュータ(以下「パソコン」と略す)104を含む複数の映像ソース102を備える。また、この複数の映像ソース102が出力する映像信号を、複数の箇所に設置されているマルチディスプレイ105a、105b及び105cに分配するスイッチャ106を有する。更に、スイッチャ106を制御する制御サーバ107と、制御サーバ107に接続してマルチディスプレイ105a、105b及び105cの制御を行う複数のディスプレイ制御端末108a、108b及び108cを備えている。
なお、これ以降、マルチディスプレイ105a、105b及び105cを特定しない場合は、マルチディスプレイ105と総称する(後述する図2参照)。
同様に、ディスプレイ制御端末108a、108b及び108cを特定しない場合は、ディスプレイ制御端末108と総称する(後述する図2参照)。
マルチディスプレイ105はこのネットワーク接続機能を有するディスプレイ110の集合体である。
図1において、ディスプレイ制御端末108aはマルチディスプレイ105aを制御する為の端末として、マルチディスプレイ105aと共に部屋111aに設置される。
同様に、ディスプレイ制御端末108bはマルチディスプレイ105bを制御する為の端末として、マルチディスプレイ105bと共に部屋111bに設置される。また、ディスプレイ制御端末108cはマルチディスプレイ105cを制御する為の端末として、マルチディスプレイ105cと共に部屋111bに設置される。
前述の通り、マルチディスプレイ105はネットワーク接続機能を有するディスプレイ110の集合体である。
スイッチャ106は、複数の映像ソース102から映像信号を受け取り、マルチディスプレイ105を構成する各々のディスプレイ110に映像信号を分配する。
スイッチャ106と各々のディスプレイ110は、制御サーバ107とディスプレイ制御端末108と共にLAN109に接続されている。
すなわち、スイッチャ106、ディスプレイ110、制御サーバ107とディスプレイ制御端末108は、全てTCP/IPネットワーク機器である。周知のIPv4を用いる場合、これら機器には全てプライベートIPアドレスが割り振られる。
図3は、ディスプレイ110の機能ブロック図である。
本実施形態で利用するディスプレイ110は、それ自体がネットワークに接続され、制御コマンドに従って動作が制御される。
制御部301はLAN109を通じて制御サーバ107から制御コマンドを受け取り、表示部302に電力を供給する主電源303のオン又はオフと、入力切換スイッチ304の切換制御を行う。また、制御部301は現在の表示部302と入力切換スイッチ304の状態を、制御サーバ107に逐次報告する。
制御部301は周知のマイクロコンピュータであり、CPU401、ROM402、RAM403とNIC(Network Interface Card)404が、バス405に接続されている。更に、バス405には主電源303と入力切換スイッチ304も接続されている。
図5はディスプレイ制御端末108のハードウェアの構成を示すブロック図である。
周知のパソコンであるディスプレイ制御端末108は、CPU501、ROM502、RAM503、NIC504、不揮発性ストレージ506、表示部507と操作部508が、バス505に接続されている。
図6は制御サーバ107のハードウェアの構成を示すブロック図である。
制御サーバ107は、CPU601、ROM602、RAM603、NIC604と不揮発性ストレージ606が、バス605に接続されている。一見して判るように、制御サーバ107は実質的にディスプレイ制御端末108から表示部507と操作部508を除去した構成である。なお、表示部607と操作部608があってもよい。
図7はディスプレイ制御端末108の機能ブロック図である。
ディスプレイ制御端末108は周知のパソコンに周知のネットワークOSとwebブラウザが稼働させることで実現される。このwebブラウザの機能は、周知のGUI(Graphical User Interface)を提供する表示部507及び操作部508と、後述する制御サーバ107に対し、LAN109を通じて情報の入出力を制御する入出力制御部701で構成される。
この、管理者の権限レベルが与えられているディスプレイ制御端末108は、緊急時に予め指定しておいたディスプレイ110へ、強制的に所望の映像ソース102を配信する権限を有する。これ以降、この緊急時に予め指定しておいたディスプレイ110へ強制的に所望の映像ソース102を配信する処理を、「特権処理」と呼ぶ。
図8は制御サーバ107の機能ブロック図である。
webサーバプログラム801はLAN109に接続されてディスプレイ制御端末108のwebブラウザに周知のhtml(Hyper-Text Markup Language)文書を周知のHTTP(Hyper-Text Transfer Protocol)にて送信する。またこれと共に、webサーバプログラム801はディスプレイ制御端末108のwebブラウザから送信される種々のHTTPコマンドを受信する。
ブラウザ制御部802は動的なhtml文書(テキストストリーム)を作成して、webサーバプログラム801に渡すと共に、webサーバプログラム801からHTTPコマンドを受信して、コマンド管理部803に引き渡す。なお、ブラウザ制御部802が生成するhtml文書には、一例としてwebブラウザが1分毎にリロードを実行するmetaタグ(<meta http-equiv="refresh" content="60">)が記述されている。
スイッチャ制御部806はスイッチャ106と通信を行うプログラム(実行ファイル)であり、コマンド管理部803によって実行される。スイッチャ制御部806が起動すると、スイッチャ制御部806はスイッチャ106との接続を行う。スイッチャ制御部806はコマンド管理部803から引き渡される制御コマンドをスイッチャ106に送信すると共に、スイッチャ106からステータス情報を受信してコマンド管理部803に引き渡すと共に、映像出力情報テーブル808を更新する。
実行ファイルであるスイッチャ制御部806は、コマンド管理部803によって起動されると共に、設置されている全てのスイッチャ106に対して通信を行う。これら通信は独立したスレッドとして、単一のプロセス内に存在する。つまり、スイッチャ制御部806は周知のマルチスレッド形式のプログラムである。同様に、実行ファイルであるディスプレイ制御部807も、コマンド管理部803によって起動されると共に、設置されている全てのディスプレイ110に対して通信を行う、マルチスレッド形式のプログラムである。
なお、スイッチャ制御部806及びディスプレイ制御部807を、一つの通信を一つのプロセスで管理する、周知のマルチプロセス形式のプログラムとして構成してもよい。
ディスプレイマスタ804は、本実施形態のマルチディスプレイ制御システム101が管理する全てのマルチディスプレイ105を構成する全てのディスプレイ110が登録されているマスタテーブルである。
ディスプレイ番号フィールドは、ディスプレイ110を一意に識別する識別番号のフィールドである。
ディスプレイ名称フィールドは、ディスプレイ110の名称を格納するフィールドである。
マルチ構成行位置フィールドは、当該ディスプレイ110が構成要素となっているマルチディスプレイ105上における行の位置を格納するフィールドである。
スイッチャ番号フィールドは、当該ディスプレイ110が接続されるスイッチャ106の番号を格納するフィールドである。
IPアドレスフィールドは、当該ディスプレイ110に割り振られているIPアドレスを格納するフィールドである。
マルチ管理番号フィールドは、当該ディスプレイ110が構成要素となっているマルチディスプレイ105の番号を格納するフィールドである。
一斉表示対象フラグフィールドは、当該ディスプレイ110が後述する一斉表示の対象となっているか否かを示すフラグフィールドである。
スイッチャ番号フィールドは、スイッチャ106を一意に識別する識別番号のフィールドである。これはディスプレイマスタ804の同名フィールドと同じである。
スイッチャ名称フィールドは、スイッチャ106の名称を格納するフィールドである。
IPアドレスフィールドは、当該スイッチャ106に割り振られているIPアドレスを格納するフィールドである。
なお、本実施形態のマルチディスプレイ制御システム101においては、スイッチャ106は一つだけ設けられているが、システム構築によってはスイッチャ106を複数設ける場合もある。
端末番号フィールドは、ディスプレイ制御端末108を一意に識別する識別番号のフィールドである。
操作可能マルチ管理番号フィールドは、当該ディスプレイ制御端末108が操作可能なマルチディスプレイ105の番号を格納する識別番号のフィールドである。
IPアドレスフィールドは、当該ディスプレイ制御端末108に割り振られているIPアドレスを格納するフィールドである。
操作禁止状態フラグフィールドは、当該ディスプレイ制御端末108が後述する一斉表示の際に一切の操作が禁止される対象であるのか否かを示すフラグフィールドである。
映像ソース番号フィールドは、映像ソース102を一意に識別する識別番号のフィールドである。
部屋番号フィールドは、マルチディスプレイ105が設置されている部屋を一意に識別する識別番号が一つ以上格納されるフィールドである。映像ソースマスタ811のあるレコードに登録されている映像ソース102は、この部屋番号フィールドに記述されている部屋番号の部屋にのみ、映像信号の配信が可能である。
スイッチャ番号フィールドは、当該映像ソース102が接続されるスイッチャ106の番号を格納するフィールドである。スイッチャ入力端子番号フィールドは、当該映像ソース102が接続されるスイッチャ106の入力端子の番号を格納するフィールドである。
マルチ構成行数フィールドは、マルチディスプレイ105を構成するディスプレイ110の「行」の数を格納するフィールドである。
部屋番号フィールドは、マルチディスプレイ105が設置されている部屋を一意に識別する識別番号を格納するフィールドである。
これより、図10から図15に至る迄、制御サーバ107の動作の流れをフローチャートにて説明する。
図10は、制御サーバ107がディスプレイ制御端末108からアクセス要求を受けた時の動作の流れを示すフローチャートである。
制御サーバ107は、ディスプレイ制御端末108からアクセス要求を受けると(S1001)、アクセス要求を送信した当該ディスプレイ制御端末108が、特権処理を実行できる権限レベルを有し、且つ特権処理を行う要求を送信してきたのか否かを判断する(S1002)。
処理を開始すると(S1101)、制御サーバ107は最初に全てのディスプレイ制御端末108について各種の状態を確認して、必要なディスプレイ制御端末108については状態を変更する、端末状態変更処理を実行する(S1102)。
次に、制御サーバ107はスイッチャ状態変更処理を実行する(S1103)。先ず、制御サーバ107は全てのスイッチャ106について状態を確認する。そして、ディスプレイ制御端末108から指定された映像ソース102を、予めディスプレイマスタ804の一斉表示対象フラグフィールドにて指定されたディスプレイ110に配信する。
最後に、制御サーバ107はステータス変更処理を実行する(S1105)。制御サーバ107はステップS1102、S1103及びS1104の実行結果を、端末テーブル810の操作禁止状態フラグフィールドと、映像出力情報テーブル808と、ディスプレイ状態テーブル809に反映させる。そして、一連の処理を終了する(S1106)。
処理を開始すると(S1201)、制御サーバ107のブラウザ制御部802は最初に端末テーブル810の最初のレコードを注目する(S1202)。
次に、ブラウザ制御部802は端末テーブル810の現在注目しているレコードに係るディスプレイ制御端末108が、特権処理によって操作の禁止を指定された端末であるか否かを確認する(S1203)。
処理を開始すると(S1301)、制御サーバ107のコマンド管理部803は最初にディスプレイマスタ804の最初のレコードを注目する(S1302)。
次に、コマンド管理部803はディスプレイマスタ804の現在注目しているレコードの一斉表示対象フラグが、当該ディスプレイ110が一斉表示の対象であることを示す値に設定されているか否かを確認する(S1303)。
当該レコードの一斉表示対象フラグが一斉表示の対象であることを示す値でないならば(S1303のNO)、コマンド管理部803は当該レコードのスイッチャ番号フィールドで指定されるスイッチャ106に対してコマンドの生成及び送信を行わない。
処理を開始すると(S1401)、制御サーバ107のコマンド管理部803は最初にディスプレイ状態テーブル809の最初のレコードを注目する(S1402)。
次に、コマンド管理部803はディスプレイ状態テーブル809の現在注目しているレコードの状態種別フィールドの値が「電源」であり、且つ状態コードフィールドの値が「電源オフ」であるか否かを確認する(S1403)。
当該レコードの状態種別フィールドの値が「電源」でないか、或は状態コードフィールドの値が「電源オフ」でないならば(S1403のNO)、コマンド管理部803はステップS1404のようなコマンドの生成及び送信を行わない。
当該レコードの状態種別フィールドの値が「入力端子番号」であり、且つ状態コードフィールドの値が一斉表示のために設定された入力端子の番号でないならば(S1405のYES)、コマンド管理部803は以下の動作を行う。先ず、コマンド管理部803は当該レコードのディスプレイ番号フィールドで指定されるディスプレイ110に対して、入力端子の選択設定を一斉表示のために設定された入力端子の番号に設定するコマンドを生成する。そして、コマンド管理部803は生成したコマンドを当該ディスプレイ110に送信する(S1406)。
処理を開始すると(S1501)、ブラウザ制御部802は受信したアクセス要求から、アクセス要求を送信してきたディスプレイ制御端末108のIPアドレスを取得し、端末テーブル810を検索してレコードを特定する(S1502)。
次にブラウザ制御部802は、当該レコードの操作禁止状態フラグフィールドを見て、操作禁止に設定されているか否かを確認する(S1503)。操作禁止状態に設定されているならば(S1503のYES)、ブラウザ制御部802は一切の操作を禁止するためのhtml文書を生成する(S1504)。そして、webサーバプログラム801を通じてhtml文書をディスプレイ制御端末108へ送信して(S1505)、一連の処理を終了する(S1506)。
図16及び図17は、特権処理を実行可能なディスプレイ制御端末108の表示部507に表示される、表示画面の一例を示す図である。
対象端末一覧タブ1601は、右端のプルダウンボタン1601aをマウス等のポインティングデバイスでクリックすると、図17に示すように対象端末一覧プルダウンウィンドウ1701が表示され、ディスプレイ制御端末108の一覧が表示される。
操作者は、操作を禁止したいディスプレイ制御端末108の、対象端末一覧プルダウンウィンドウ1701の抑止対象チェックボックス1702をクリックしてチェックを入れる。そして、操作者が操作を禁止したいディスプレイ制御端末108を選択する。
特権処理を実行可能なディスプレイ制御端末108によって抑止制御(図16参照)が行われると、図18Aに示すように映像選択ボタン1801が表示されていた表示画面は、図18Bに示すように映像選択ボタン1801が表示されず、その代わりに映像ソース102の選択ができない旨のメッセージ1802が表示される。
映像ソース102の強制配信が行われると、図18A及びBに示すように、マルチディスプレイ105a及び105bの、予め選択された一つのディスプレイ1901a及び1901bに、選択した映像ソース1902が共通に表示される。
(1)webサーバプログラム801、ブラウザ制御部802、コマンド管理部803、スイッチャ制御部806及びディスプレイ制御部807は、それぞれ単一の実行ファイルとして構成してもよいし、単一のプログラムとして構成してもよい。特に、perl、python、Ruby等のインタプリタ系スクリプト言語処理系を用いる場合、全体を単一のプロセスで、スイッチャ制御部806とディスプレイ制御部807をマルチスレッドで動作させることが可能である。
制御サーバ107は全てのディスプレイ制御端末108と、全てのスイッチャ106と、全てのマルチディスプレイ105と、マルチディスプレイ105を構成する全てのディスプレイ110を、データベースに登録し、集中管理を行う。そして、特定のディスプレイ制御端末108から特権処理を実行すると、予め指定しておいたディスプレイ110へ、強制的に所望の映像ソース102を配信する。
例えば、上記した実施形態例は本発明をわかりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることは可能であり、更にはある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
Claims (5)
- 所定の映像信号を出力する複数の映像ソースと、
ネットワークに接続されるディスプレイを一以上有する複数のマルチディスプレイと、
前記ネットワークに接続され、前記マルチディスプレイに対して前記映像ソースを選択する複数のディスプレイ制御端末と、
前記ネットワークに接続され、複数の前記映像信号を複数の前記マルチディスプレイに配信するスイッチャと、
前記ディスプレイ制御端末が出力する指示に基づいて、複数の前記映像ソースのうち、操作者によって選択された前記映像ソースを、複数の前記マルチディスプレイを構成する前記ディスプレイのうち、予め選択された一以上の前記ディスプレイに対して一斉に配信するべく、前記ネットワークを通じて前記スイッチャを制御する制御サーバと、を備え、
前記制御サーバは、
前記ディスプレイに対して前記映像ソースを一斉に配信する際、複数の前記ディスプレイ制御端末のうち、選択した前記ディスプレイ制御端末に対して操作を禁止する処理を前記ネットワークを通じて行うとともに、
前記映像ソースを一斉に配信する対象となっている前記ディスプレイの状態を、前記ネットワークを通じて確認して、前記ディスプレイの入力端子を切換える入力切換スイッチが前記映像ソースを一斉に配信する状態にない場合には、前記入力切換スイッチの選択を前記映像ソースを一斉に配信する状態になるように、前記ネットワークを通じて前記入力切換スイッチを制御する、
マルチディスプレイ制御システム。 - 前記制御サーバは更に、
前記ディスプレイを一意に識別するディスプレイ番号フィールドと、前記ディスプレイに対して前記映像ソースを一斉に配信する対象となっているか否かを示す一斉表示対象フラグフィールドとを備えるディスプレイマスタと、を備え、
前記一斉表示対象フラグフィールドの状態に応じて前記映像ソースを一斉に配信するディスプレイを選択する、
請求項1記載のマルチディスプレイ制御システム。 - 前記制御サーバは、前記ディスプレイに対して前記映像ソースを一斉に配信する際、前記映像ソースを一斉に配信する対象となっている前記ディスプレイの状態を前記ネットワークを通じて確認して、前記ディスプレイの電源がオフ状態である場合は電源オンを前記ネットワークを通じて指示する、
請求項1または2に記載のマルチディスプレイ制御システム。 - 所定の映像信号を出力する複数の映像ソースを一意に識別する映像ソース番号フィールドを備える映像ソースマスタと、
ネットワークに接続されるディスプレイを一意に識別するディスプレイ番号フィールドと、前記ディスプレイに対して前記映像ソースを一斉に配信する対象となっているか否かを示す一斉表示対象フラグフィールドとを備えるディスプレイマスタと、
前記ネットワークに接続され、複数の前記映像信号を、前記ディスプレイを一以上有する複数のマルチディスプレイに配信するスイッチャに対し、前記ネットワークに接続され、前記マルチディスプレイに対して前記映像ソースを選択する複数のディスプレイ制御端末が出力する指示に基づいて、前記映像ソースマスタに登録されている複数の前記映像ソースのうち、操作者によって選択された前記映像ソースを、複数の前記マルチディスプレイを構成する前記ディスプレイのうち、前記一斉表示対象フラグフィールドによって予め選択された一以上の前記ディスプレイに対して一斉に配信するべく、前記ネットワークを通じて前記スイッチャを制御するスイッチャ制御部と、を備え、
前記ディスプレイに対して前記映像ソースを一斉に配信する際、複数の前記ディスプレイ制御端末のうち、選択した前記ディスプレイ制御端末に対して操作を禁止する処理を前記ネットワークを通じて行うとともに、
前記映像ソースを一斉に配信する対象となっている前記ディスプレイの状態を、前記ネットワークを通じて確認して、前記ディスプレイの入力端子を切換える入力切換スイッチが前記映像ソースを一斉に配信する状態にない場合には、前記入力切換スイッチの選択を前記映像ソースを一斉に配信する状態になるように、前記ネットワークを通じて前記入力切換スイッチを制御する、
制御サーバ。 - ネットワークに接続されるディスプレイを一以上有する複数のマルチディスプレイに入力される映像信号を選択するための、複数のディスプレイ制御端末のうち、指定された前記ディスプレイ制御端末に対して映像信号を選択する操作を禁止する端末状態変更ステップと、
前記ネットワークに接続され、複数の前記映像信号を、複数の前記ディスプレイに配信するスイッチャに対し、指定された映像ソースを指定された複数の前記ディスプレイに一斉に配信するべく制御するスイッチャ状態変更ステップと、
前記スイッチャ状態変更ステップにおいて指定された前記映像ソースが一斉に配信される対象となった複数の前記ディスプレイに対し、電源オン操作及び/又は入力信号の選択を実行するディスプレイ状態変更ステップと、を含み、
前記ディスプレイに対して前記映像ソースを一斉に配信する際、前記映像ソースを一斉に配信する対象となっている前記ディスプレイの状態を、前記ネットワークを通じて確認して、前記ディスプレイの入力端子を切換える入力切換スイッチが前記映像ソースを一斉に配信する状態にない場合には、前記入力切換スイッチの選択を前記映像ソースを一斉に配信する状態になるように、前記ネットワークを通じて前記入力切換スイッチを制御する、
マルチディスプレイ制御方法。
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