JP5773152B2 - 密封構造 - Google Patents

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Description

本発明は、密封構造に係り、更に詳しくは、互いに対向する二部材のうちの一方の部材に設けた装着溝にガスケットを装着するとともに前記ガスケットを他方の部材に密接させる密封構造に関する。本発明の密封装置は例えば、各種の機械類に用いられる。
本願出願人は先に、装着溝の寸法公差が大きい場合でも、ガスケットの装着性が安定し、製作コストの削減を図ることができる密封構造として、図3に示す密封構造を提案している(特許文献1参照)。
しかして、この図3の密封構造において、ガスケット51は、装着状態においてその高さ方向の一端(下端)52aが装着溝63の溝底面63aに密接するとともに高さ方向の他端(上端)52bが他方の部材62に密接するガスケット本体部52と、装着溝63の溝底部近傍にて装着溝63の溝側面63b,63cに密接する一対(左右一対)の第1および第2側面リップ53,54と、装着溝63の溝口部近傍にて装着溝63の溝側面63b,63cに密接する一対(左右一対)の第3および第4側面リップ55,56とを一体に有するものとされ、装着溝63の寸法公差が大きい関係で、装着溝63が図3(B)のように形成されず図3(C)のように形成された場合でも、溝底部側の第1および第2側面リップ53,54が溝口部側へ倒れ込むことによりガスケット51の装着性を安定させることができるものとされている。
尚、装着溝63は、近年しばしばプレス加工や鋳抜き加工等によって形成されることから、寸法公差が大きく設定されることがあり、これらの加工法によって装着溝63を形成すると、装着溝63の溝側面63b,63cが図3(B)のように互いに平行にならず、図3(C)のようにテーパー状に拡げられることが多い。
上記図3の先行技術は、上記したように装着溝63の溝側面63b,63cがテーパー状に形成された場合でも溝底部側の第1および第2側面リップ53,54が溝口部側へ倒れ込むことによりガスケット51の装着性を安定させることができるが、いまだ以下の点で改良の余地がある。
すなわち上記図3の先行技術において、ガスケット51の断面形状はほぼ点対称形状とされ、その結果、溝底部側の第1および第2側面リップ53,54におけるガスケット幅寸法wと、溝口部側の第3および第4側面リップ55,56におけるガスケット幅寸法をwとが同一寸法に設定されているところ(w=w)、上記したように装着溝63がプレス加工や鋳抜き加工等によって形成される場合には、装着溝63の溝側面63b,63cがテーパー状に形成され、すなわち溝底部側の第1および第2側面リップ53,54が密接する位置における装着溝63の溝幅寸法wよりも溝口部側の第3および第4側面リップ55,56が密接する位置における装着溝63の溝幅寸法wのほうが大きく設定されることが多い(w<w)。
したがって、w=wでありながら、w<wであるために、wの大きさをwの大きさに合わせる(w=wに設定する)と、w<wとなり、よってガスケット51を装着溝63に装着する際の挿入抵抗が大きくなってガスケット51を装着溝63に装着しにくくなったり、溝口部側へ倒れ込んだ溝底部側の第1および第2側面リップ53,54に弾性復帰力が生じて装着後にガスケット51が装着溝63から浮き上がったりする虞がある。
また、これらの不都合を解消すべく、wの大きさをwの大きさに合わせる(w=wに設定する)と、w<wとなり、よって溝口部側の第3および第4側面リップ55,56が装着溝63の溝側面63b,63cに届かなくなるために、ガスケット51全体が装着溝63内で左右いずれかに傾き、シール性が低下する虞がある。
特開2008−281110号公報(図4〜図5)
本発明は以上の点に鑑みて、上記先行技術に見られる、ガスケットを装着溝に装着しにくい、装着後にガスケットが装着溝から浮き上がる、ガスケットが装着溝内で傾くと云った不都合が発生するのを可及的に抑制することができる密封構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の密封構造は、互いに対向する二部材のうちの一方の部材に設けた装着溝にガスケットを装着するとともに前記ガスケットを他方の部材に密接させる密封構造であって、前記装着溝はその溝幅寸法が溝底部から溝口部へかけて漸次幅広とされている密封構造において、前記ガスケットは、装着状態において一端が前記装着溝の溝底面に密接するとともに他端が前記他方の部材に密接するガスケット本体部と、前記装着溝の溝底部近傍にて前記装着溝の溝側面に密接する一対の第1および第2側面リップと、前記装着溝の溝口部近傍にて前記装着溝の溝側面に密接する一対の第3および第4側面リップとを一体に有し、前記溝底部側の第1および第2側面リップにおけるガスケット幅寸法をw、前記溝口部側の第3および第4側面リップにおけるガスケット幅寸法をw、前記溝底部側の第1および第2側面リップが密接する位置における前記装着溝の溝幅寸法をw、前記溝口部側の第3および第4側面リップが密接する位置における前記装着溝の溝幅寸法をwとして、w<wであるのに合わせて、w<wの関係を充足するように形成されていることを特徴とする。
上記構成を備える本発明の密封構造においては、溝底部側の第1および第2側面リップにおけるガスケット幅寸法wと溝口部側の第3および第4側面リップにおけるガスケット幅寸法wが、上記先行技術のようにw=wではなく、w<wの関係を充足するように形成されている。また、溝底部側の第1および第2側面リップが密接する位置における装着溝の溝幅寸法wと溝口部側の第3および第4側面リップが密接する位置における装着溝の溝幅寸法wは、w<wの関係を充足するように形成されている。
したがって、w<wであり、かつw<wであると云う関係が成立するために、wの大きさをwの大きさに合わせたとき(w=wに設定したとき)の、wとwとの寸法差を上記先行技術対比で小さくすることが可能となり、また、wの大きさをwの大きさに合わせたとき(w=wに設定したとき)の、wとwとの寸法差を上記先行技術対比で小さく設定することが可能となる。
本発明は、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明においては上記したように、溝底部側の第1および第2側面リップにおけるガスケット幅寸法wと溝口部側の第3および第4側面リップにおけるガスケット幅寸法wとの寸法関係を、溝底部側の第1および第2側面リップが密接する位置における装着溝の溝幅寸法wと溝口部側の第3および第4側面リップが密接する位置における装着溝の溝幅寸法wとの寸法関係がw<wであるのに合わせて、w<wの関係を充足するように形成したために、溝口部側の第3および第4側面リップにおけるガスケット幅寸法wを溝口部側の第3および第4側面リップが密接する位置における装着溝の溝幅寸法wに合わせたとき(w=wに設定したとき)の、溝底部側の第1および第2側面リップが密接する位置における装着溝の溝幅寸法wと溝底部側の第1および第2側面リップにおけるガスケット幅寸法wとの寸法差を先行技術対比で小さくすることが可能となり、よってこの分、ガスケットを装着溝に装着しやすくなり、装着後にガスケットが装着溝から浮き上がるのを抑制することができる。また、溝底部側の第1および第2側面リップにおけるガスケット幅寸法wを溝底部側の第1および第2側面リップが密接する位置における装着溝の溝幅寸法wに合わせたとき(w=wに設定したとき)の、溝口部側の第3および第4側面リップが密接する位置における装着溝の溝幅寸法wと溝口部側の第3および第4側面リップにおけるガスケット幅寸法wとの寸法差を先行技術対比で小さく設定することが可能となり、よってこの分、ガスケットが装着溝内で傾くのを抑制することができる。
本発明の実施例に係る密封構造の断面図 比較例に係る密封構造の断面図 従来例(先行技術)に係る密封構造の断面図
尚、本発明には、以下の実施形態が含まれる。
上記目的を達成するため、本発明では、上下2枚のリップ横幅を相手溝壁のテーパー角度に合わせて設定する。下側リップ幅を溝底付近のテーパーに合わせる設定により、ガスケット挿入時、下側リップが先に溝壁と接触することによる挿入しにくさ、浮き上がり現象などを解決できる。また、上側リップを溝口側の幅に合わせて設定することにより、使用中のガスケットの倒れ防止に効果がある。
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の実施例に係る密封構造を示している。すなわち図1(A)はガスケット単体の断面図、図1(B)はガスケット装着作業開始時(圧入前)の断面図、図1(C)はガスケット装着作業終了時(圧入後)の断面図をそれぞれ示している。当該実施例に係る密封構造は、互いに対向する二部材11,12のうちの一方の部材11に設けた装着溝13にガスケット1を装着するとともに前記ガスケット1を他方の部材12に密接させるものであって、以下のように構成されている。
ガスケットの構成・・・・
ガスケット1は、所定のゴム状弾性体よりなり、ガスケット本体部2を備えている。ガスケット本体部2は、装着状態においてその高さ方向の一端(下端)2aが装着溝13の溝底面13aに密接するとともに高さ方向の他端(上端)2bが他方の部材12に密接する形状を備えている。またこのガスケット本体部2の側面に、装着溝13の溝底部近傍にて装着溝13の溝側面13b,13cに密接する一対(左右一対)の第1および第2側面リップ3,4が一体成形されるとともに、同じくガスケット本体部2の側面に、装着溝13の溝口部近傍にて装着溝13の溝側面13b,13cに密接する一対(左右一対)の第3および第4側面リップ5,6が一体成形されている。ガスケット1はその幅方向中心線を中心として線対称形状(左右対称形状)に形成されている。寸法関係については後述する。
尚、ガスケット本体部2の一端(下端)2aおよび他端(上端)2bはそれぞれリップ状をなしているので、これらをガスケット本体部2とは別の構成要素とすると、ガスケット1は以下のように構成されている。
すなわちガスケット1は、所定のゴム状弾性体よりなり、ガスケット本体部2を備えている。ガスケット本体部2は断面長方形状に形成されている。またこのガスケット本体部2の高さ方向の一端面(下端面)に、装着溝13の溝底面13aに密接する第1端面リップ2aが一体成形され、高さ方向の他端面(上端面)に、他方の部材12に密接する第2端面リップ2bが一体成形されている。またこのガスケット本体部2の側面に、装着溝13の溝底部近傍にて装着溝13の溝側面13b,13cに密接する一対(左右一対)の第1および第2側面リップ3,4が一体成形されるとともに、同じくガスケット本体部2の側面に、装着溝13の溝口部近傍にて装着溝13の溝側面13b,13cに密接する一対(左右一対)の第3および第4側面リップ5,6が一体成形されている。ガスケット1はその幅方向中心線を中心として線対称形状(左右対称形状)に設定されている。
装着溝の構成・・・・
装着溝13は、一方の部材11における他方部材12に対する対向面にプレス加工または鋳抜き加工等によって形成されている。また、これらの加工法による特徴として、装着溝13はその溝幅寸法が溝底部から溝口部へかけて漸次幅広となるように形成され、さらにその角部(溝底奥端の内角部および溝口周縁の外角部)にはそれぞれ断面円弧形の丸みが付けられている。
寸法関係・・・・
上記したように装着溝13はその溝幅寸法が溝底部から溝口部へかけて漸次幅広となるように形成されているので、ガスケット1の溝口部側の第3および第4側面リップ5,6が密接する位置における装着溝13の溝幅寸法wはガスケット1の溝底部側の第1および第2側面リップ3,4が密接する位置における装着溝13の溝幅寸法wよりも大きく設定されている。すなわち、w<wに設定されている。一方、ガスケット1における溝口部側の第3および第4側面リップ5,6におけるガスケット幅寸法w(例えば、w=4.8mm)は溝底部側の第1および第2側面リップ3,4におけるガスケット幅寸法w(例えば、w=4.3mm)よりも大きく設定されている。すなわち、w<wに設定されている。したがって、w<wであり、かつw<wであるように設定されている。
比較例における寸法関係・・・・
これに対し、図2に示す比較例では、ガスケット1の溝口部側の第3および第4側面リップ5,6が密接する位置における装着溝13の溝幅寸法wはガスケット1の溝底部側の第1および第2側面リップ3,4が密接する位置における装着溝13の溝幅寸法wよりも大きく設定されているが、ガスケット1における溝口部側の第3および第4側面リップ5,6におけるガスケット幅寸法w(例えば、w=4.5mm)は溝底部側の第1および第2側面リップ3,4におけるガスケット幅寸法w(例えば、w=4.5mm)と同等に設定されている。したがって、w<wであり、かつw=wであるように設定されている。
上記図2に示す比較例における寸法関係は、上記図3に示した先行技術における寸法関係と同じである。したがって上記したように、w<wであり、かつw=wであるため、wの大きさをwの大きさに合わせる(w=wに設定する)と、w<wとなり、よってガスケット1を装着溝13に装着する際の挿入抵抗が大きくなってガスケット1を装着溝13に装着しにくくなったり、装着後にガスケット1が装着溝13から浮き上がったりする虞がある。
また、これらの不都合を解消すべく反対に、wの大きさをwの大きさに合わせる(w=wに設定する)と、w<wとなり、よって溝口部側の第3および第4側面リップ5,6が装着溝13の溝側面13b,13cに届かなくなるために、ガスケット1全体が装着溝13内で左右いずれかに傾き、シール性が低下する虞がある。
これに対し、当該実施例では上記したように、溝底部側の第1および第2側面リップ3,4が密接する位置における装着溝13の溝幅寸法wと溝口部側の第3および第4側面リップ5,6が密接する位置における装着溝13の溝幅寸法wとの寸法関係がw<wであるのに合わせて、溝底部側の第1および第2側面リップ3,4におけるガスケット幅寸法wと溝口部側の第3および第4側面リップ5,6におけるガスケット幅寸法wとの寸法関係がw<wの関係を充足するように形成されているために、溝口部側の第3および第4側面リップ5,6におけるガスケット幅寸法wを溝口部側の第3および第4側面リップ5,6が密接する位置における装着溝13の溝幅寸法wに合わせたとき(w=wに設定したとき)には、溝底部側の第1および第2側面リップ3,4が密接する位置における装着溝13の溝幅寸法wと溝底部側の第1および第2側面リップ3,4におけるガスケット幅寸法wとの寸法差が比較例対比で小さくなる。したがってこれに伴い、ガスケット1を装着溝13に装着する際の挿入抵抗が小さくなるために、ガスケット1を装着溝13に装着しやすくなり、溝底部側の第1および第2側面リップ3,4が溝口側へ倒れ込むことがないために、ガスケット1が装着溝13から浮き上がるのを抑制することができる。
また、溝底部側の第1および第2側面リップ3,4におけるガスケット幅寸法wを溝底部側の第1および第2側面リップ3,4が密接する位置における装着溝13の溝幅寸法wに合わせたとき(w=wに設定したとき)には、溝口部側の第3および第4側面リップ5,6が密接する位置における装着溝13の溝幅寸法wと溝口部側の第3および第4側面リップ5,6におけるガスケット幅寸法wとの寸法差を先行技術対比で小さくなる。したがってこれに伴い、溝口部側の第3および第4側面リップ5,6が装着溝13の溝側面13b,13cに届き易くなるために、ガスケット1が装着溝13内で傾くのを抑制することができる。
尚、図面では、溝底部側の第1および第2側面リップ3,4におけるガスケット幅寸法wが溝底部側の第1および第2側面リップ3,4が密接する位置における装着溝13の溝幅寸法wよりも少々大きく設定され(w>w)、よってここに所定のつぶし代が設定されて、十分なシール性が確保されている。また、溝口部側の第3および第4側面リップ5,6におけるガスケット幅寸法wが溝口部側の第3および第4側面リップ5,6が密接する位置における装着溝13の溝幅寸法wとほぼ同等に設定され(w≒w)、これによりガスケット1が装着溝13内で傾くのが抑制されている。
また、上記実施例では、ガスケット1の断面形状において、第1側面リップ3および第3側面リップ5間に形成される凹面7が断面円弧形に形成され、ここに一定の曲率が設定されているところ、装着状態においてこの凹面7が接する装着溝13の側面13bに断面円弧形の凸面13dが形成され、この凸面13dの曲率が上記凹面7の曲率とほぼ同等に設定されている。また、反対側の第2側面リップ4および第4側面リップ6間についても凹面8が断面円弧形に形成され、ここに一定の曲率が設定されているところ、装着状態においてこの凹面8が接する装着溝13の側面13cに断面円弧形の凸面13eが形成され、この凸面13eの曲率が上記凹面8の曲率とほぼ同等に設定されている。したがってガスケット1の側面形状が装着溝13の側面形状に沿って設定されて、ガスケット1が装着溝13の内面にしっかりと広面積に亙って接触するために、ガスケット1の装着姿勢がきわめて安定したものとされている。
1 ガスケット
2 ガスケット本体部
2a 一端
2b 他端
3 第1側面リップ
4 第2側面リップ
5 第3側面リップ
6 第4側面リップ
7,8 凹面
11 一方の部材
12 他方の部材
13 装着溝
13a 溝底面
13b,13c 溝側面
13d,13e 凸面

Claims (1)

  1. 互いに対向する二部材のうちの一方の部材に設けた装着溝にガスケットを装着するとともに前記ガスケットを他方の部材に密接させる密封構造であって、前記装着溝はその溝幅寸法が溝底部から溝口部へかけて漸次幅広とされている密封構造において、
    前記ガスケットは、装着状態において一端が前記装着溝の溝底面に密接するとともに他端が前記他方の部材に密接するガスケット本体部と、前記装着溝の溝底部近傍にて前記装着溝の溝側面に密接する一対の第1および第2側面リップと、前記装着溝の溝口部近傍にて前記装着溝の溝側面に密接する一対の第3および第4側面リップとを一体に有し、
    前記溝底部側の第1および第2側面リップにおけるガスケット幅寸法をw、前記溝口部側の第3および第4側面リップにおけるガスケット幅寸法をw、前記溝底部側の第1および第2側面リップが密接する位置における前記装着溝の溝幅寸法をw、前記溝口部側の第3および第4側面リップが密接する位置における前記装着溝の溝幅寸法をwとして、
    <w
    であるのに合わせて、
    <w
    の関係を充足するように形成されていることを特徴とする密封構造。
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