JP5770638B2 - 薬液注入システム - Google Patents

薬液注入システム Download PDF

Info

Publication number
JP5770638B2
JP5770638B2 JP2011544254A JP2011544254A JP5770638B2 JP 5770638 B2 JP5770638 B2 JP 5770638B2 JP 2011544254 A JP2011544254 A JP 2011544254A JP 2011544254 A JP2011544254 A JP 2011544254A JP 5770638 B2 JP5770638 B2 JP 5770638B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection
chemical
display
amount
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011544254A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2011068098A1 (ja
Inventor
根本 茂
茂 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nemoto Kyorindo Co Ltd
Original Assignee
Nemoto Kyorindo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nemoto Kyorindo Co Ltd filed Critical Nemoto Kyorindo Co Ltd
Priority to JP2011544254A priority Critical patent/JP5770638B2/ja
Publication of JPWO2011068098A1 publication Critical patent/JPWO2011068098A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5770638B2 publication Critical patent/JP5770638B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/007Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests for contrast media

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Description

本発明は、被験者に造影剤等を注入するための薬液注入システムに関し、特には、注入条件を簡単に設定することができ、しかもCT装置等のスキャン開始のタイミングの調整が不要で検査に煩雑な作業を要さない薬液注入システムに関する。
現在、医療用の画像診断装置として、CT(Computed Tomography)スキャナ、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、PET(Positron
Emission Tomography)装置等が知られている。このような撮像装置を使用する際、被験者に造影剤や生理食塩水など(以下、これらを単に「薬液」とも言う)を注入することがある。また、従来、この注入を自動的に実行する様々なインジェクタ(注入ヘッド)も提案されている。
このような注入ヘッドは、一般に、駆動モータやスライダ機構を有するピストン駆動機構と、シリンジが装着されるシリンジ保持部とを有しており、このピストン駆動機構を動作させてシリンジのピストン部材を押し込むことで、シリンジ中の薬液を被験者に向けて押し出す。
従来、造影剤の注入においては、その造影効果を良好にすることや造影剤の無駄を低減することを目的として、撮像部分(例えば頭部、胸部など)や被験者の体重などに基づいて注入条件を設定することが行われている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−248734
特許文献1のシステムでは、ディスプレイ上で、まず頭部や胸部などの区分(「身体区分」という)を選択し、次いで、その身体区分のさらに下位の項目である肺や心臓といった部位(「撮像部位」という)の選択を行うことで(さらに、必要に応じて被験者の体重なども入力される)、注入条件が設定されるようになっている。このようなシステムによれば、被験者ごとに最適な注入条件を簡単に設定することができ、また、造影剤の無駄も低減することができる。
しかし、このような、注入量および注入速度に基づいて注入条件が設定される方式では、一般に、被験者ごとに異なる薬液注入時間が設定されることとなる。その結果、TDC(Time Density Curve)のピーク時間が変動することとなる。このようにTDCのピーク時間に変動が生じると、CT装置等のスキャン開始のタイミングの調整が必要となり、検査が煩雑となって検査時間が長くなる。
また、特許文献1のシステムにおいては、条件設定のために身体区分や撮像部位を細かく選択する必要があり、設定作業に比較的手間がかかる。そのため、より簡単な手順で注入条件を設定できる(注入を開始できる)システムが望まれていた。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、注入条件を簡単に設定することができ、しかもCT装置等のスキャン開始のタイミングの調整が不要で検査に煩雑な作業を要さない薬液注入システムを提供することにある。
上記課題を解決するための本願発明の薬液注入システムは、
ピストン駆動機構を有する注入ヘッドと、タッチパネル式のディスプレイと、該ディスプレイに所定の画像を表示させると共に前記注入ヘッドの動作を制御する制御手段と、を備え、前記シリンジ内の薬液をチューブを通じて被験者に注入する薬液注入システムであって、
前記制御手段は、
前記シリンジ内に入っている薬液量(残量)を算出する処理と、
前記ディスプレイに、予め決められた複数の薬液注入時間の候補の中から1つを選択するための選択用ボタンを表示させる処理と、
該選択用ボタンを押すことによって選択された候補時間の1つを、薬液注入時間として決定する処理と、
決定された当該薬液注入時間と、算出された前記薬液量以下の予定注入量とに基づいて、薬液注入速度を決定する処理と、
前記ピストン駆動機構を制御して、前記予定注入量を前記決定された薬液注入速度で注入させる処理と、
を行うことを特徴とする。
本発明によれば、医師等がディスプレイ上で注入時間(例えば30秒、60秒、90秒)を選択し、その注入時間で薬液注入が行われるので、TDCのピーク時間が一定となり、CT装置等のスキャン開始のタイミングの調整が不要となる。また、注入速度を微調整して注入時間を設定する(例えば、注入時間が30秒となるように注入速度を微調整する)という作業も不要となる。
本発明はさらに、以下のようなものであってもよい。
前記予定注入量が、前記シリンジ内の薬液の全量である。
前記制御手段がさらに、前記ディスプレイに、被験者の体重の区分を選択するための体重選択用ボタンを表示させる処理を行うものであって、
前記予定注入量は、該体重選択用ボタンを押すことによって選択された体重の区分に基づいて計算された量である。
前記制御手段がさらに、前記ディスプレイに、被験者の身体区分の模式画像(複数)を表示させる処理を行うものであって、
前記身体区分の模式画像の1つを押すと、当該身体区分に対応する薬液注入時間の候補のセットが前記ディスプレイに表示され、前記選択用ボタンを押すことによってこのセットの中の候補時間の1つが選択される。
前記予定注入量として、前記シリンジ内の薬液の全量を注入する第1のモードと、
前記制御手段がさらに、前記ディスプレイに、被験者の体重の区分を選択するための体重選択用ボタンを表示させる処理を行うものであって、前記予定注入量として、該体重選択用ボタンを押すことによって選択された体重の区分に基づいて計算された量を注入する第2のモードと、が切替え可能である。
前記制御手段が、さらに、
前記チューブ内を薬液で満たすエア抜きのために、前記ピストン駆動機構を動作させる処理を行うものであって、
前記シリンジ内に入っている薬液量(残量)を算出する前記処理では、エア抜き動作後の薬液量を算出する。
前記シリンジ内に入っている薬液量(残量)を算出する前記処理では、ピストン駆動機構の駆動ロッドの位置の情報を少なくとも用いて前記残量を計算する。
前記制御手段は、
前記ディスプレイ上または前記注入ヘッド上のチェックボタンが押され、
次いで、前記前記ディスプレイ上または前記注入ヘッド上のスタートボタンが押された場合に薬液注入動作を開始させる。
薬液注入システムが、さらに、シリンジに付された情報記憶媒体から情報を読み取る手段を備える。
前記体重選択用ボタンとして、
前記ディスプレイ上に、体重の区分に対応した複数の体重インジケータボタンが表示される。
上述したように、本発明によれば、注入条件を簡単に設定することができ、しかもCT装置等のスキャン開始のタイミングの調整が不要で検査に煩雑な作業を要さない、薬液注入システムを提供することができる。
本発明の一形態の薬液注入システムを示す斜視図である。 注入ヘッドおよびそれに搭載されるシリンジを示す斜視図である。 図1の薬液注入システムのブロック図である。 ディスプレイにシリンジの製品等が表示された状態を示す図である。 ディスプレイに注入時間の候補が表示された状態を示す図である。 図5の画面において複数のインジケータのうちの1つが選択された後の状態を示す図である。 ディスプレイに表示される他の画像について説明するための図である。 ディスプレイに表示されるさらに他の画像について説明するための図である。 ディスプレイに表示される別の画像について説明するための図である。 ディスプレイに表示されるさらに別の画像について説明するための図である。 心臓系を撮像する場合の選択の手順を説明するための図である。 心臓系を撮像する場合の画像の例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の一形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態の薬液注入システム1は、可動式のスタンドに支持された注入ヘッド10と、この注入ヘッド10に接続されたディスプレイ付きのコントローラ50とを備えている。
注入ヘッド10は、図2に示すように、造影剤が充填されたシリンジ200Aと生理食塩水が充填されたシリンジ200Bとを装着することが可能な二筒式のものである。シリンジとしては、筒状のシリンダ部材210にピストン部材220がスライド可能に挿入された従来公知のプレフィルドタイプのものを利用することができる。
注入ヘッド10は、各シリンジ200のピストン部材220を押し込む2つのピストン駆動機構13を有している。各ピストン駆動機構13は、前後方向に進退移動する駆動アーム、その駆動源である駆動モータ、およびスライダ機構等を有している。また、各ピストン駆動機構13はロードセル(詳細下記)を内蔵しており、このロードセルで、ピストン部材220を押圧する力を検出する。
注入ヘッド10の上面前方には、シリンジを保持するための凹状のシリンジ保持部14が2つ設けられている。このシリンジ保持部14には、シリンジに取り付けられたICタグ25の情報を読み取るための不図示のICタグリーダ(詳細下記)が設けられている。
注入ヘッド10の上面には、複数のボタン15a〜15cが設けられている。ボタン15aは薬液注入を実施できるようにするためのチェックボタンであり、ボタン15bは薬液注入を開始するためのスタートボタンであり、ボタン15cは注入動作を停止するためのボタンである。
この例では、シリンジにはICタグ25が付されており、このICタグ25には、シリンジに関する情報(シリンジの識別データ(例えばロットナンバー)、シリンダ部材の耐圧、シリンダ部材の内径、ピストン部材のストローク等)や、該シリンジに充填された薬液の情報(名称(製品名)、ヨード量などの成分情報、粘度、消費期限等)が記憶されている。
図1に示すコントローラ50のディスプレイ51はタッチパネル式のものであり、このディスプレイ51には、薬液の注入条件を決定するための画像が表示され、オペレータがその画像をタッチして選択できるようになっている。
ディスプレイ51には、また、各シリンジ内の薬液の情報や、薬液注入中の薬液の注入圧力(ピストン部材を押す力)の情報等も表示される。
図3を参照して、以下、本薬液注入システム1のブロック構成を説明する。
図3に示すように、注入ヘッド10は、ピストン駆動機構13とロードセル16とICタグリーダ17とを2つずつ有している。コントローラ50は、そのディスプレイ51に所定の画像を表示させる処理等を行う制御部61を有している。制御部61はまた、タッチパネル52を通じてオペレータによる画像の選択を受け付ける処理を行う。
制御部61は、注入ヘッド10に接続されており、当該注入ヘッド10の各ピストン駆動機構13の動作を制御する。また、制御部61は、注入ヘッド10のロードセル16の検出結果を受け取り、それに基づいて薬液の圧力(または、ピストン部材を押圧する力でもよい)をディスプレイ51に表示させる処理を行う。
また、制御部61は、注入ヘッド10のタグリーダ17から読み取られたシリンジ200の情報を、ディスプレイ51に表示させる処理を行う。なお、ディスプレイ51に表示される画像については、他の図面を参照して後で詳細に説明する。
図3に示すコントローラ50の記憶部63には、例えば、注入条件を設定するための計算式などのアルゴリズムや、薬液注入プロトコル(横軸が時間で縦軸が注入速度で表される注入プロトコル)のデータ等が記憶されている。
なお、コントローラ50に、所定の記憶媒体が挿入されるスロット(不図示)が設けられており、この記憶媒体に記憶された種々の情報(例えば、造影剤に関する情報、注入条件に関する情報、被験者に関する情報など)が制御部61に読み込まれるようになっていてもよい。または、コントローラ50が所定のネットワーク(不図示)に接続されており、このネットワークを介して所定の情報が読み込まれるようになっていてもよい。なお、薬液注入の結果がネットワークを介して外部に送信されるようになっていてもよい。
上記のように構成された本実施形態の薬液注入システムの動作について、ディスプレイ51に表示される具体的な画像の例を示しつつ、以下、説明する。
まず、医師が、注入ヘッド10に搭載すべきシリンジ200を選択する。具体的には、医師はまず、被験者の体重、撮像部位および注入のパターン(詳細下記)等を考慮してヨード量を決定する。次いで、それに基づいて、注入すべき造影剤の種類および量(例えば、100ml、150mlなど)を決定し、予め用意された複数のシリンジ(製品)から適切な1つを選択する。例えば、注入すべきヨード量が30gであると決定した場合、ヨード濃度が300mgI/mlの造影剤が100ml充填されたシリンジを選択する。
なお、上記の「注入のパターン」とは、例えば、図1のような二筒式の装置において、先に造影剤を注入し次いで生理食塩水を注入するのか、または、先に生理食塩水を注入し次いで造影剤を注入するのかといった(当然ながらその他のパターンも考えられる)注入の順序のことをいう。
予め用意されているシリンジはすべてプレフィルドタイプのシリンジであり、一例として、ヨード濃度が、240mgI/ml、300mgI/ml、320mgI/ml、350mgI/ml、370mgI/mlのものが用意される。本実施形態では、後述するように、基本的にシリンジ内の薬液の全量が注入される。
選択された当該シリンジ200は、次いで、注入ヘッド10に搭載される。
なお、生理食塩水については特に限定されるものではないが、一例として、造影剤の場合と同様、医師が適切なシリンジを1つ選択しそれが注入ヘッド10に搭載される。
シリンジが搭載されると、注入ヘッド10のICタグリーダ17がシリンジのICタグ25の情報を読み取る。読み取られた情報(例えばシリンジ内の造影剤の製品名、シリンジに入っている造影剤の量、シリンジの耐圧)は、図4に示すように、ディスプレイ51のウィンドウ88内に表示される。この例では、造影剤の量は100mlであり、シリンジの耐圧は15kgf/cmである。なお、このように製品名情報が表示されるようになっている場合、医師はその表示を見て、正しいシリンジ(造影剤)が搭載されているかどうかを確認することができる。
ディスプレイ51の画面右上隅には、「チェック」と表示された画像ボタン81が表示されており、その下には、各シリンジの薬液量(この例では、造影剤が100ml、生理食塩水が60ml)を表示する画像82が表示されている。なお、この「チェック」の画像はボタンとして機能しないものであってもよく、これについては後述する。
その後、従来公知の動作によってエア抜き動作が行われる。具体的には、制御部61(図3参照)からの指令を受けてピストン駆動機構が動作され、造影剤の入ったシリンジから少量の薬液が押し出され、その後、生理食塩水の入ったシリンジから同じく少量の薬液が押し出され、これによりチューブ内が薬液で満たされる。
このエア抜きを行った後の状態では、ピストン駆動機構の駆動ロッド(不図示)が初期位置よりも所定距離だけ前進している。制御部61は、この駆動ロッドの位置の情報を用いて(より詳細には、さらにICタグ25から読み取られたシリンジの形状に関する情報も用いられる)、エアチェック後のシリンジ内の薬液量(残量)を計算する。この計算された結果が例えば99mlの場合、ディスプレイ上の画像82(図5参照)の表示も「99ml」となる。
図5に示す状態では画面ほぼ中央にウィンドウ71が表示され、ウィンドウ71内には、複数の薬液注入時間の候補の中から1つを選択するための1つの選択用ボタン71aが表示されている。選択用ボタン71aの右側には、「30秒」、「60秒」、「90秒」の文字(候補時間)が表示されている。
「30秒」の文字の下にバー状のインジケータ71bが表示されている。選択用ボタン71aを押す度に、インジケータ71bは「60秒」および「90秒」の文字のところに順次移動し、再度ボタンを押すと「30秒」の文字のところに戻るようになっている。
図6は、候補時間として「30秒」が選択された状態を示している。30秒が選択されたことを示すためにボタン71aの内部にも「30sec」と表示されている。なお、「30秒」は例えば血管を造影する際に選択される。
このように注入時間が選択されると、次いで、シリンジ内の造影剤の残量(99ml)と、選択された注入時間(30sec)とに基づいて、造影剤の注入速度が決定される。この例では、99ml/30秒=3.3ml/secとなる。
なお、上記のように、ディスプレイ51に選択用ボタン71a等を表示させる処理、候補時間の1つが選択された場合にその時間を薬液注入時間として決定する処理、および、上記のとおり薬液注入速度を決定する処理などは、制御部61の機能により行われる。
次いで、図6に示すように、ディスプレイ51には薬液の注入プロトコルを示すチャート74(横軸が時間、縦軸が注入速度)が表示される。このチャート74内には、それぞれ造影剤の注入条件と生理食塩水の注入条件を表す条件バー画像74a、74bが表示されている。各条件バー画像74a、74bは、その横方向の長さが注入時間を表しており、縦方向の位置が注入速度を表している。
具体的には、図6の例の注入プロトコルでは、条件バー画像74aに示すようにまず造影剤が速度3.3ml/secで30秒間にわたって99ml注入され(シリンジ内の全量を注入)、その後、条件バー画像74bに示すように生理食塩水が速度3.3ml/secで約9秒間にわたって30ml注入される。
なお、図6の画面の状態では、画面右側(各シリンジの薬液量を表示する画像82の下)に、「全量注入」と表示された画像ボタン83が表示されている。また、その下には、搭載されているシリンジ内の造影剤のヨード濃度を表示する画像84と、設定された圧力リミット値を表示する画像85と、が表示されている。
この圧力リミット値に関しては、シリンジのICタグ25(図2参照)の情報が読み込まれそれに基づいて耐圧の上限値(圧力リミット値)が自動的に設定されるものであってもよいし、医師等によって設定されるものであってもよい。具体的な例として、医師が例えば「20kg/cm」と設定したが、ICタグ25から読み込まれたシリンジのリミット値が「15kg/cm」であった場合、圧力リミット値が自動的に「15kg/cm」に設定(修正)されるようになっていてもよい。
次いで、図6の状態から実際に薬液の注入を開始するために、一例として、オペレータは画面右上隅の「チェック」の画像81を押す。すると、ディスプレイ上に、図示しない「スタート」の画像が表示されるので、その画像を押す。これにより、造影剤の入ったシリンジのピストン駆動機構13の動作が開始され、造影剤の注入が開始される。造影剤の注入はシリンジ内の薬液が全量注入されるまで行われ、その後つづけて、フラッシュのための生理食塩水の注入が開始される。
なお、上記構成の他にも、上記した「チェック」の画像ボタンおよび「スタート」の画像ボタンの一方または両方が、注入ヘッド上の物理的なボタンとして設けられており(図2のボタン15a、15b)、これらのボタンを押すことにより注入が開始されるようになっていてもよい。または、コントローラ50に接続されたハンドスイッチ57(図1参照)にそのようなボタンが設けられていてもよい。
生理食塩水の注入終了後、コントローラ50のディスプレイ51の画像は設定画面(図5参照)に戻るようになっていてもよいし、注入終了時点の画面がそのまま保持されるようになっていてもよい。
以上説明したような本実施形態の薬液注入システムによれば、医師が被験者の体重や撮像部位などから判断して、予め用意された複数のシリンジから注入ヘッドに搭載すべきシリンジを選択し、そのシリンジが注入ヘッドに搭載された後、ディスプレイ51上で(i)注入時間を選択し、その後、(ii)注入を開始するための所定のボタンを押すという2つのステップのみで薬液の注入を開始することができる。したがって、従来のような、造影剤の注入速度、量をそれぞれ設定する必要がなく、注入条件の設定を非常に簡単に行うことができる。
また、本実施形態の構成によれば、シリンジの全量が注入されるように薬液注入条件が設定されるようになっているため、造影剤を無駄なく使用することができる。
また、本実施形態の構成では、基本的には、30秒、60秒、90秒(一例)の候補時間の中から注入時間が選択されるので注入時間が一定となり、TDCのピーク時間も一定となるので、CT装置等のスキャン開始のタイミングの調整が不要となる。また、このようにTDCのピーク時間が一定の場合、再現性のよい造影を行うことができる点でも有利である。
以上、本発明の一形態について説明したが、本発明の薬液注入システムはより具体的には次のようなものであってもよい。
まず、図6に示すように、注入時間を選択するためのウィンドウ71の右隅(一例)にテンキー画像72が設けられており、この画像72を押すと図7に示すように注入時間を手入力するためのウィンドウ77が展開されるようになっていてもよい。このウィンドウ77では、テンキー77aまたは「+/−」キー77bを用いて任意の注入時間(例えば45秒)を入力することができ、これにより、注入時間をより詳細に設定することができる。
また、薬液の量に関しても、図8に示すように(生理食塩水を例として説明する)、条件バー画像74bの上下にそれぞれ「+」キー78a、「−」キー78bが表示され、これらを押すことによって注入量の微調整を行うことができるようになっていてもよい。
また、シリンジにICタグ25が設けられていない場合には、図10の画面に示すようなプルダウン式の造影剤濃度設定のための画像ボタン96が設けられており、そのプルダウン項目(例えば、造影剤濃度:240mgI/ml、300mgI/ml、320mgI/ml、350mgI/ml、370mgI/ml)の中から1つ選択することで、所定の濃度が設定されるようになっていてもよい。
また、ピストン駆動機構の圧力リミッターの設定に関し、薬液注入条件を設定する上記工程において決定された注入速度(上記の例で言えば3.3ml/sec、図6参照)の値を利用して、圧力リミッター値が自動的に設定されるようになっていてもよい。
また、ディスプレイに表示される画像に関し、注入条件を設定する際の入力ミスを防止するために、関連する項目ごとに使用する色を使い分けることも可能である。例えば造影剤に関連する画像や文字等には「緑色」を用い、生理食塩水に関連する画像や文字等には「青色」を用いてもよい。このように色分けされていることで、設定する際のミスを防止することができる。
上記実施形態では、コントローラ50内にディスプレイ51と制御部61(制御手段)とが設けられた例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、注入ヘッド、ディスプレイ、制御手段等のすべてが一体に設けられていれもよいし、それらの各要素の1つまたは複数ごとに別々に設けられていてもよい。
なお、本発明において、「選択用ボタン」とは、所定の候補(例えば、注入時間の候補30秒、60秒、90秒など)を選択するためのボタンのことを意味するが、この選択用ボタンは、それら候補の画像ボタン(例えば、30秒、60秒、90秒に対応するボタン)と別に表示されるものであってもよいし、または、候補の画像ボタンそれ自体が選択用ボタンとして機能するものであってもよい。
本発明は、図9に示すように、被験者の体重に応じて薬液注入条件(特に注入する薬液量)を変更できるように、ディスプレイ51の画面に体重入力用のウィンドウ90が表示されるようになっていてもよい。このウィンドウ90では、小、中、大の体型を表した体重選択用ボタン91a、91b、91c(体重インジケータボタン)が設けられており、これらを押すことによって被験者の体重の区分が入力され、それに応じて、薬液の注入量が変更される。
なお、体重選択用ボタン91a、91b、91cの区分としては、特に限定されるものではないが、例えば、49kgまで、66kgまで、66kg以上という設定であってもよい。
一例としては、体重選択用ボタン91aが押されることによって、注入すべき薬液量が90ml(一例)と決定され、この決定された薬液量(90ml)と選択された注入時間(30秒)と基づいて薬液注入速度を決定する(この場合、3.0ml/sec)。次いで、制御部はピストン駆動機構を制御して、算出された上記薬液量(90ml)を、上記決定された薬液注入速度(3.0ml)で注入させる。
このような構成であっても、選択された一定の注入時間(この例では30秒)で注入が行われるので、TDCのピーク時間も一定となり、上記実施形態同様、CT装置等のスキャン開始のタイミングの調整が不要となる。
また、この体重の入力に関して、図9に示すように注入時間を微調整するための上記したテンキー画像72(図6参照)と同様のテンキー画像92が設けられており、これを押すことで展開されるテンキー等を利用してより詳細な被験者体重を入力できるようになっていてもよい。
本発明の薬液注入システムの一形態としては、このような被験者体重の区分に基づいて計算された量が注入されるモード(第2のモード)と、上述したようなシリンジ内の薬液の全量が注入されるようなモード(第1のモード)とが切替え可能になっていてもよい。
この切替えは、ディスプレイ上に表示された切替ボタンを押すことによって切り替えられるものであってもよいし、または、コントローラ50等に設けられた物理的なボタンを押すことによって切り替えられるものであってもよい。
造影剤注入の手順や方法は病院ごと(すなわち、当該システムを使用する医師等)に異なることがあるが、このように2つのモードが切替え可能となっている場合、それぞれの病院の手順、方法に好適に対応できる点で有利である。
なお、他の機能として、本発明の薬液注入装置は、薬液注入速度が計算された場合にその注入速度の値が所定の上限値(例えば5.0ml/sec)を超えているかどうかを判断し、超えている場合には、警告を発したりまたは薬液注入できないようにしたりする機能を有していてもよい。この上限値は、シリンジのICタグから読み込まれた値であってもよい。
以上、本発明の一形態について説明したが、本発明は当然ながら二筒式の注入ヘッドに限定されるものでなく、一筒式の注入ヘッドにも応用可能である。また、エア抜き動作が行われない薬液注入システムであってもよい。
さらに、図11に示すように、ディスプレイに表示された人体型の画像101が複数の身体区分の模式画像からなるものであって、各身体区分の模式画像がボタンとして機能するものであってもよい。図11では、例えば、画像101aが頭部を表し、画像101bが胸部を表し、画像101cが腹部を表している。一例として胸部の画像101bを選択すると、この区分(胸部)に対応する薬液注入時間の候補のセット103(この例では14秒、17秒)がディスプレイに表示される。
胸部の画像101bは、具体的には、心臓系(冠動脈や動静脈)の撮像が行われることを意味している。このように心臓系の撮像を行う場合、ヨード量の表示84のところには、一例として「22.2mgI/kg/sec」と表示される。これは、体重当たりかつ単位時間当たりのヨード量を示している。心臓系の場合、他の臓器(例えば腎臓など)とは異なり、「体重当たり」だけではなく「単位時間当たり」という要素も考慮してヨード量が決定される(すなわち、1秒間にかつ体重1kg当たりに必要なヨード量)。
このように表されたヨード量に対して、オペレータが上記実施形態と同様に(i)ボタン71aを押して薬液注入時間の1つを選択し(例えば14秒)、かつ、(ii)体重区分のボタン91a〜91cの1つを選択する(例えば49kg)ことによって、注入すべき総ヨード量が計算され、注入すべき造影剤の量が決定される。
図11を参照して説明したように、身体区分の模式画像101a、101b、101c等が選択可能となっており、選択された身体区分に対応して薬液注入時間の候補のセット(例えば、心臓系:14秒、17秒/腹部:30秒、60秒、90秒、など)が変更されるようになっている場合、各身体区分に適した注入時間が選択されることとなるので、好適な撮像効果を得ることができる。また、図11の例のように、心臓系の場合に、体重当たりだけではなく単位時間当たりという要素も考慮してヨード量が決定されるようになっている場合、心臓系の造影をより良好に行うことができる点で好ましい。
なお、心臓系を撮像する場合、図12のような画面が表示されるようになっていてもよい。図12は胸部の画像101bが選択された状態を示しており、被験者の体重を設定するための画像93a、造影剤の濃度を設定するための画像93b、および注入時間を設定するための画像93cが表示されている。
この例では、画像93a(体重)のところには「60kg」と表示されている。画像93aを押すことにより例えばテンキー(不図示)が現れ、これにより体重の数値を微調整することができる。また、画像93b(造影剤)のところには「300(mgI/ml)」と表示されているが、この数値は、画像93bを押すことで現れる他の選択肢(不図示)を選ぶことで変更することができる。また、画像93c(時間)のところには「0:15(sec)」と表示されているが、この数値は、画像93cを押すことで現れる時間調整のための所定の画像(不図示)を押すことによって変更することができる。
図12の例では、また、画像93c(時間)の隣に「+α」と表示された画像93dが表示されている。この画像93dを押すことで、予め設定された所定時間(例えば2秒〜5秒程度)が注入時間に付加される。
1 薬液注入システム
10 注入ヘッド
13 ピストン駆動機構
25 ICタグ
50 コントローラ
51 ディスプレイ
71a〜71c 注入時間選択用インジケータ
74 チャート
91a〜91c 体重選択用ボタン
200 シリンジ

Claims (19)

  1. ピストン駆動機構を有する注入ヘッドと、タッチパネル式のディスプレイと、該ディスプレイに所定の画像を表示させると共に前記注入ヘッドの動作を制御する制御手段と、を備え、前記シリンジ内の薬液をチューブを通じて被験者に注入する薬液注入システムであって、
    前記制御手段は、
    前記シリンジ内に入っている薬液量を算出する処理と、
    前記ディスプレイに、予め決められた複数の薬液注入時間の候補の中から1つを選択するための選択用ボタンを表示させる処理と、
    該選択用ボタンを押すことによって選択された候補時間の1つを、薬液注入時間として決定する処理と、
    決定された当該薬液注入時間と、算出された前記薬液量以下の予定注入量とに基づいて、薬液注入速度を決定する処理と、
    前記ピストン駆動機構を制御して、前記予定注入量を前記決定された薬液注入速度で注入させる処理と、
    を行うことを特徴とする薬液注入システム。
  2. 前記予定注入量が、前記シリンジ内の薬液の全量である、請求項1に記載の薬液注入システム。
  3. 前記制御手段がさらに、前記ディスプレイに、被験者の体重の区分を選択するための体重選択用ボタンを表示させる処理を行うものであって、
    前記予定注入量は、該体重選択用ボタンを押すことによって選択された体重の区分に基づいて計算された量である、請求項1に記載の薬液注入システム。
  4. 前記制御手段がさらに、前記ディスプレイに、被験者の身体区分の模式画像を複数表示させる処理を行うものであって、
    前記身体区分の模式画像の1つを押すと、当該身体区分に対応する薬液注入時間の候補のセットが前記ディスプレイに表示され、前記選択用ボタンを押すことによってこのセットの中の候補時間の1つが選択される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の薬液注入システム。
  5. 前記予定注入量として前記シリンジ内の薬液の全量を注入する第1のモードと、
    前記制御手段がさらに、前記ディスプレイに、被験者の体重の区分を選択するための体重選択用ボタンを表示させる処理を行うものであって、前記予定注入量として、該体重選
    択用ボタンを押すことによって選択された体重の区分に基づいて計算された量を注入する第2のモードと、
    が切替え可能である、請求項1に記載の薬液注入システム。
  6. 前記制御手段が、さらに、
    前記チューブ内を薬液で満たすエア抜きのために、前記ピストン駆動機構を動作させる処理を行うものであって、
    前記シリンジ内に入っている薬液量を算出する前記処理では、エア抜き動作後の薬液量を算出する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の薬液注入システム。
  7. 前記シリンジ内に入っている薬液量を算出する前記処理では、ピストン駆動機構の駆動ロッドの位置の情報を少なくとも用いて前記薬液量を計算する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の薬液注入システム。
  8. 前記制御手段は、
    前記ディスプレイ上または前記注入ヘッド上のチェックボタンが押され、
    次いで、前記前記ディスプレイ上または前記注入ヘッド上のスタートボタンが押された場合に薬液注入動作を開始させる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の薬液注入システム。
  9. さらに、
    シリンジに付された情報記憶媒体から情報を読み取る手段を備える、請求項1〜8のいずれか1項に記載の薬液注入システム。
  10. 前記体重選択用ボタンとして、
    前記ディスプレイ上に、体重の区分に対応した複数の体重インジケータボタンが表示される、請求項3に記載の薬液注入システム。
  11. 前記制御手段が、さらに、
    前記ディスプレイ上に、薬液注入時間に予め設定された所定時間を付加するための画像ボタンを表示させる処理を行う、1〜10のいずれか一項に記載の薬液注入システム。
  12. 前記制御手段は、
    (i)体重の情報と、(ii)薬液注入時間の情報と、(iii)体重当たりかつ単位時間当たりに必要な造影剤成分量の情報とに基いて、注入すべき造影剤の量を計算する、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の薬液注入システム。
  13. 液注入システムにおけるシステムの動作方法であって、
    制御手段が、シリンジ内に入っている薬液量を算出するステップと、
    前記制御手段が、ディスプレイに、予め決められた複数の薬液注入時間の候補の中から1つを選択するための選択用ボタンを表示させるステップと、
    前記制御手段が、前記選択用ボタンを押すことによって選択され候補時間の1つを、薬液注入時間として決定するステップと、
    前記制御手段が、決定された当該薬液注入時間と、算出された前記薬液量以下の予定注入量とに基づいて、薬液注入速度を決定するステップと、
    を含む、システムの動作方法。
  14. さらに、
    前記制御手段が、前記ディスプレイに、被験者の体重の区分を選択するための体重選択用ボタンを表示させるステップを含み、
    ここで、前記予定注入量は、該体重選択用ボタンを押すことによって選択され体重の区分に基づいて計算された量である、請求項13に記載の方法。
  15. さらに、
    前記制御手段が、前記ディスプレイに、被験者の身体区分の模式画像を複数表示させるステップを含み、
    ここで、前記身体区分の模式画像の1つを押すと、当該身体区分に対応する薬液注入時間の候補のセットが前記ディスプレイに表示され、前記選択用ボタンを押すことによってこのセットの中の候補時間の1つが選択される、請求項13または14に記載の方法。
  16. シリンジ内の薬液をチューブを通じて被験者に注入する薬液注入システムにおけるシステムの動作プログラムであって、
    コンピュータに、
    シリンジ内に入っている薬液量を算出するステップと、
    ディスプレイに、予め決められた複数の薬液注入時間の候補の中から1つを選択するための選択用ボタンを表示させるステップと、
    前記選択用ボタンを押すことによって選択された候補時間の1つを、薬液注入時間として決定するステップと、
    決定された当該薬液注入時間と、算出された前記薬液量以下の予定注入量とに基づいて、薬液注入速度を決定するステップと、
    を行わせる、プログラム。
  17. さらに、
    前記コンピュータに、ピストン駆動機構を制御して、前記予定注入量を前記決定された薬液注入速度で注入させるステップを行わせる、
    請求項16に記載のプログラム。
  18. さらに、
    前記コンピュータに、前記ディスプレイに、被験者の体重の区分を選択するための体重選択用ボタンを表示させるステップを行わせ、
    ここで、前記予定注入量は、該体重選択用ボタンを押すことによって選択された体重の区分に基づいて計算された量である、
    請求項16または17に記載のプログラム。
  19. さらに、
    前記コンピュータに、前記ディスプレイに、被験者の身体区分の模式画像を複数表示させるステップを行なわせ、
    ここで、前記身体区分の模式画像の1つを押すと、当該身体区分に対応する薬液注入時間の候補のセットが前記ディスプレイに表示され、前記選択用ボタンを押すことによってこのセットの中の候補時間の1つが選択される、
    請求項1618のいずれか1項に記載のプログラム。
JP2011544254A 2009-12-01 2010-11-30 薬液注入システム Active JP5770638B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011544254A JP5770638B2 (ja) 2009-12-01 2010-11-30 薬液注入システム

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009273700 2009-12-01
JP2009273700 2009-12-01
PCT/JP2010/071359 WO2011068098A1 (ja) 2009-12-01 2010-11-30 薬液注入システム
JP2011544254A JP5770638B2 (ja) 2009-12-01 2010-11-30 薬液注入システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2011068098A1 JPWO2011068098A1 (ja) 2013-04-18
JP5770638B2 true JP5770638B2 (ja) 2015-08-26

Family

ID=44114945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011544254A Active JP5770638B2 (ja) 2009-12-01 2010-11-30 薬液注入システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5770638B2 (ja)
WO (1) WO2011068098A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014168205A1 (ja) * 2013-04-11 2014-10-16 株式会社根本杏林堂 薬液注入装置および薬液注入システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008072636A1 (ja) * 2006-12-14 2008-06-19 Nemoto Kyorindo Co., Ltd. 薬液注入装置
WO2008078604A1 (ja) * 2006-12-22 2008-07-03 Nemoto Kyorindo Co., Ltd. 薬液注入装置
WO2008153025A1 (ja) * 2007-06-15 2008-12-18 Nemoto Kyorindo Co., Ltd. 薬液注入装置及び医療用撮像システム
WO2009011103A1 (ja) * 2007-07-17 2009-01-22 Nemoto Kyorindo Co., Ltd. 薬液注入装置、透視撮像システム、コンピュータプログラム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4620929B2 (ja) * 2002-09-26 2011-01-26 株式会社根本杏林堂 薬液注入装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008072636A1 (ja) * 2006-12-14 2008-06-19 Nemoto Kyorindo Co., Ltd. 薬液注入装置
WO2008078604A1 (ja) * 2006-12-22 2008-07-03 Nemoto Kyorindo Co., Ltd. 薬液注入装置
WO2008153025A1 (ja) * 2007-06-15 2008-12-18 Nemoto Kyorindo Co., Ltd. 薬液注入装置及び医療用撮像システム
WO2009011103A1 (ja) * 2007-07-17 2009-01-22 Nemoto Kyorindo Co., Ltd. 薬液注入装置、透視撮像システム、コンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2011068098A1 (ja) 2013-04-18
WO2011068098A1 (ja) 2011-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6844867B2 (ja) 薬液注入装置
JP7010513B2 (ja) 薬液注入装置および薬液注入システム
JP6745847B2 (ja) Ctシステム、ctシステムの作動方法およびctシステムの作動方法を実行させる一つまたは複数のコンピュータプログラム
US9675749B2 (en) Medical fluid injector device
JP5416761B2 (ja) 薬液注入装置およびx線ctシステム
JP7296654B2 (ja) 注入プロトコルの生成装置、該生成装置を備える注入装置及び撮像装置、注入プロトコル生成方法、及び注入プロトコル生成プログラム
JP5897806B2 (ja) 注入装置
JP5897907B2 (ja) 薬液注入装置および透視撮像システム
JP2004313579A (ja) 薬液充填装置
JP5770638B2 (ja) 薬液注入システム
US20100189210A1 (en) X-ray ct system, chemical liquid injector, and ct scanner
JP5190453B2 (ja) 薬液注入装置及び医療用撮像システム
JPWO2008126854A1 (ja) 薬液注入装置
JP5523957B2 (ja) 造影剤注入条件を決定する機能を備えた医療装置
JP5275601B2 (ja) 薬液注入装置及び医療用撮像システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150602

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5770638

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250