JP5769484B2 - マルチ形空気調和機の冷媒配管洗浄方法 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明にかかるマルチ形空気調和機の冷媒配管洗浄方法は、既設の冷媒配管系を再利用し、それに新たな室外機および複数台の室内機を接続することによって更新されるマルチ形空気調和機の冷媒配管洗浄方法において、前記複数台の室内機を複数のグループに分け、その一のグループの前記室内機台数を全室内機の半数未満の台数とし、当該グループの前記室内機をその室内電子膨張弁を液バック開度として運転する液バック運転確保グループとするとともに、他の一のグループの前記室内機をその室内電子膨張弁を吸入過熱度制御して運転する安定運転確保グループとし、前記液バック運転確保グループとされた前記室内機の中に、前記室外機から最も遠い位置に接続された前記室内機を含め、それら全ての前記室内機を同時に運転しながら、前記冷媒配管系内に残留している油の洗浄運転を行い、該残留油を吸入配管に接続されている油貯留タンクにより回収することを特徴とする。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1および図2を用いて説明する。
図1には、本発明の第1実施形態に係るマルチ形空気調和機の冷媒配管洗浄方法を適用するマルチ形空気調和機の構成図が示されている。
マルチ形空気調和機1は、室外機2と、複数台の室内機3Aないし3Eとから構成されるものである。本実施形態では、室外機2に対して、5台の室内機3Aないし3Eが接続されたものが例示されているが、室内機の接続台数は、何ら制限されるものではない。
複数台の室内機3Aないし3Eは、複数のグループA,Bにグループ分けされる。このグループA,Bのうち、全室内機台数(ここでは5台)の半数未満の室内機によって構成されるとともに、室外機2から最も遠い位置に接続されている室内機3Aを含んで構成されるグループAの2台の室内機3Aおよび3Bは、液バック運転確保グループの室内機とされる。また、他のグループBの3台の室内機3Cないし3Eは、安定運転確保グループの室内機とされる。
上記の如く、既設の液側冷媒配管5およびガス側冷媒配管6等を再利用し、これに新たに接続された室外機2および室内機3Aないし3Eの複数台の室内機3Aないし3Eを複数のグループA,Bに分け、その一のグループAの室内機台数を全室内機3Aないし3Eの半数未満の台数(ここでは2台)とし、このグループAの室内機3A,3Bを液バック運転確保グループとするとともに、他の一のグループBの室内機3Cないし3Eを安定運転確保グループとし、これら全ての室内機3Aないし3Eを同時に運転しながら、再利用する冷媒配管系内に残留している油の洗浄運転を行うようにしている。
次に、本発明の第2実施形態について、図1および図2を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、複数台の室内機3Aないし3Eを少なくとも3つのグループに分け、配管洗浄運転を行うようにしている点が異なる。その他の点については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態では、複数台の室内機3Aないし3Eを、図1に示されるように、3つのグループA1,B1,C1にグループ分けしている。
2 室外機
3A,3B,3C,3D,3E 室内機
4A,4B,4C,4D,4E 室内電子膨張弁
5 液側冷媒配管(冷媒配管系)
6 ガス側冷媒配管(冷媒配管系)
7 リフレッシュキット
13 油貯留タンク
A グループ(液バック運転確保グループ)
B グループ(安全運転確保グループ)
A1 第1のグループ(液バック運転確保グループ)
B1 第2のグループ(安全運転確保グループ)
C1 第3のグループ(液バック量調整グループ)
Claims (5)
- 既設の冷媒配管系を再利用し、それに新たな室外機および複数台の室内機を接続することによって更新されるマルチ形空気調和機の冷媒配管洗浄方法において、
前記複数台の室内機を複数のグループに分け、
その一のグループの前記室内機台数を全室内機の半数未満の台数とし、当該グループの前記室内機をその室内電子膨張弁を液バック開度として運転する液バック運転確保グループとするとともに、他の一のグループの前記室内機をその室内電子膨張弁を吸入過熱度制御して運転する安定運転確保グループとし、
前記液バック運転確保グループとされた前記室内機の中に、前記室外機から最も遠い位置に接続された前記室内機を含め、
それら全ての前記室内機を同時に運転しながら、前記冷媒配管系内に残留している油の洗浄運転を行い、該残留油を吸入配管に接続されている油貯留タンクにより回収することを特徴とするマルチ形空気調和機の冷媒配管洗浄方法。 - 既設の冷媒配管系を再利用し、それに新たな室外機および複数台の室内機を接続することによって更新されるマルチ形空気調和機の冷媒配管洗浄方法において、
前記複数台の室内機を少なくとも3つのグループに分け、
その第1のグループの前記室内機台数を全室内機の半数未満の台数とし、当該グループの前記室内機をその室内電子膨張弁を液バック開度として運転する液バック運転確保グループとするとともに、第2のグループの前記室内機をその室内電子膨張弁を吸入過熱度制御して運転する安定運転確保グループ、第3のグループの前記室内機をその室内電子膨張弁の開度を吸入過熱度の検知により前記安定運転確保グループの前記室内電子膨張弁の開度よりも大きく開閉動作して液バック量を調整する液バック量調整グループとし、
前記液バック運転確保グループとされた前記室内機の中に、前記室外機から最も遠い位置に接続された前記室内機を含め、
それら全ての前記室内機を同時に運転しながら、前記冷媒配管系内に残留している油の洗浄運転を行い、該残留油を吸入配管に接続されている油貯留タンクにより回収することを特徴とするマルチ形空気調和機の冷媒配管洗浄方法。 - 前記液バック運転確保グループとされた前記室内機は、前記室内電子膨張弁が運転開始時に一旦全開とされた後、徐々に通常の冷房運転時と同様の吸入過熱度制御による開度に移行されるように制御されることを特徴とする請求項1または2に記載のマルチ形空気調和機の冷媒配管洗浄方法。
- 前記安定運転確保グループとされた前記室内機は、前記室内電子膨張弁が運転開始時から通常の冷房運転時と同様の吸入過熱度制御により制御されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のマルチ形空気調和機の冷媒配管洗浄方法。
- 前記液バック量調整グループとされた前記室内機は、前記室内電子膨張弁が吸入過熱度を検知しながら開閉動作されるように制御されることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のマルチ形空気調和機の冷媒配管洗浄方法。
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