JP5769363B2 - パラメータ決定装置及び方法並びにプログラム - Google Patents
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Description
従来、制御器は、いずれか一方の演算式を保有しており、この演算式を用いて制御切替時における初期値を設定していたため、切替動作の円滑性と、制御の追従性とを同時に満足するような初期値を与えることができないという問題があった。
また、相反する特徴を有する複数の演算式を組み合わせることにより、より広範な特徴を持たせることができる。
制御器切替システム1は、3台の制御器A、B、Cの切替を制御するシステムであって、初期パラメータ設定部10、データ読込部11、制御器判定部12、パラメータ設定装置13、指令値算出部14、第1前回値設定部15、第2前回値設定部16、および演算継続判定部17を備えている。
切替後の制御器の指令値を算出する指令値算出部14(詳細は後述する。)において用いられる初期値をxaoldとすると、方式1に基づいて算出される初期値xaoldは(1)式のように示される。ここで、(1)式において、usは切替後の制御器として選択された制御器におけるセンサの操作量、raは目標値、yaは制御量、eaは目標値raと制御量yaとの偏差、Kap1およびKap2は比例ゲイン、Kad1およびKad2は微分ゲインとする。
まず、制御器切替システム1が初期起動してから、制御器Aが選択される場合について説明する。
制御器切替システム1が起動されると、制御器切替システム1が有する制御器A、制御器B、制御器Cが起動され、初期パラメータ設定部10において、切替前フラグCflag_oldが「0」に設定される。また、切替前の制御器Aの制御量yaold=yaに設定され、制御器Bおよび制御器Cも同様にybold=yb、ycold=ycが設定される(ステップSA1)。このように設定されたCflag_old=0、yaold=ya、ybold=yb、ycold=ycは、データ読込部11に出力される。データ読込部11において、Cflag_old=0、yaold、ybold、およびycoldが取得されるとともに、選択された制御器Aが識別され、制御器フラグCflagがCflag=1に設定される。Cflag_old=0、yaold、ybold、ycold、およびCflag=1の切替前パラメータは、制御器判定部12に出力される(ステップSA2)。
データ読込部11において、制御器Aから制御器Bに切り替えられる前のパラメータであるCflag_old=1、yaold=ya、ybold=yb、ycold=ycを取得する。また、制御器Bに切り替えが行われた場合には、制御器フラグCflag=2が識別される(図4のステップSA2)。選択された制御器が制御器Bである場合には、制御器判定部12において、切替前の制御器が制御器Bか否かが判定される(図4のステップSA3、図5のステップSA10)。前回と同じ制御器か否かが判定され、Cflag_old=1およびCflag=2であるため、Cflag_old≠Cflagとなる(図5のステップSA11)。
ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
10 初期パラメータ設定部
11 データ読込部
12 制御器判定部
13 パラメータ設定装置
14 指令値算出部
Claims (4)
- 複数の制御器を備えるシステムにおいて、処理を行う制御器を切り替える場合に、切替後の前記制御器で用いる状態変数の初期値を決定するパラメータ決定装置であって、
切替動作の円滑性及び制御の追従性を相反する特徴とし、前記相反する特徴を有する複数の演算式の組み合わせからなるとともに、該相反する特徴の重み付けを変更可能とするパラメータ算出演算式を備え、
前記パラメータ算出演算式は、切替後の前記制御器に対する前記相反する特徴の利き方が、前記相反する特徴の前記重み付けがユーザによって設定されることで状況に応じて調整されるものであり、
前記パラメータ算出演算式を用いることにより、切替後の前記制御器において使用される前記初期値を決定することを特徴とするパラメータ決定装置。 - 前記パラメータ算出演算式は、前記相反する特徴を有する複数の演算式をそれぞれ多項式で表し、該相反する特徴を有する複数の演算式を線形結合し、該多項式のそれぞれの項に変更可能な係数を設けた演算式であることを特徴とする請求項1に記載のパラメータ決定装置。
- 複数の制御器を備えるシステムにおいて、処理を行う制御器を切り替える場合に、切替後の前記制御器で用いる状態変数の初期値を決定するパラメータ決定方法であって、
切替動作の円滑性及び制御の追従性を相反する特徴とし、前記相反する特徴を有する複数の演算式の組み合わせからなり、該相反する特徴の重み付けを変更可能とするパラメータ算出演算式を備え、
前記パラメータ算出演算式は、切替後の前記制御器に対する前記相反する特徴の利き方が、前記相反する特徴の前記重み付けがユーザによって設定されることで状況に応じて調整されるものであり、
前記パラメータ算出演算式を用いることにより、切替後の前記制御器において使用される前記初期値を決定するパラメータ決定方法。 - 複数の制御器を備えるシステムにおいて、処理を行う制御器を切り替える場合に、切替後の前記制御器で用いる状態変数の初期値を決定するパラメータ決定プログラムであって、
切替動作の円滑性及び制御の追従性を相反する特徴とし、前記相反する特徴を有する複数の演算式の組み合わせからなり、該相反する特徴の重み付けを変更可能とするパラメータ算出演算式を備え、
前記パラメータ算出演算式は、切替後の前記制御器に対する前記相反する特徴の利き方が、前記相反する特徴の前記重み付けがユーザによって設定されることで状況に応じて調整されるものであり、
前記パラメータ算出演算式を用いることにより、切替後の前記制御器において使用される前記初期値を決定することをコンピュータに実行させるパラメータ決定プログラム。
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JP2009044902A JP5769363B2 (ja) | 2009-02-26 | 2009-02-26 | パラメータ決定装置及び方法並びにプログラム |
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