JP5768768B2 - 電池接続部材 - Google Patents
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Description
電池接続部材と単電池の電極とは、接触することにより電気的に接続される。そのため、電池接続部材を構成する金属材料と、電極を構成する金属材料とが相違する金属であると、電池接続部材と電極とが接触する部分においては異種金属が接触することとなり、金属の電位差に起因する電食等の腐食が生じやすいという問題があった。
また、正極接続部および負極接続部を連結する連結部を備え、正極接続部および負極接続部は、連結部の両側縁から対向する方向に延出されている構成によれば、正極接続部および負極接続部が連結部を支点として弾性変形して正極および負極と接触するので、正極接続部と単電池の正極、負極接続部と単電池の負極との接触状態を良好に保持することができ、電気的な接続を確保することができる。
また、電線が接続される圧接端子を備えているから、圧接端子に電線を取り付けるだけで、電池接続部材と電線とを接続することができる。
また、圧接端子は正極接続部および負極接続部の延出方向と反対方向に延出されているから、圧接端子に接続される電線の配索スペースがとりやすい。
前記第1金属部と前記第2金属部とが、冷間圧接または溶接により接合されていてもよい。
このような接合とすることで、第1金属部と前記第2金属部とを連続性を持たせて結合することができ、機械的強度および電気的導通性を確保することができる。
接合部においては第1金属部を構成する金属と第2金属部を構成する金属(異種金属)が接触するので水の浸入による電食が懸念されるが、上記のような構成とすると、接合部が防水部材で覆われているので、水の浸入を防止することができ、これにより電食を防止することができる。
このような構成とすると、正極接続部と単電池の正極、負極接続部と単電池の負極との接触状態を良好に保持することができ、電気的な接続を確保することができる。
電線の芯線と圧接端子とが相違する金属から構成されている場合、電線と圧接端子との接続部における電食の発生が懸念されるが、上記のような構成とすると、圧接端子と芯線とが同じ金属材料から構成されているので、圧接端子と電線との接続部においても、電食の発生を防止することができる。
このような構成とすると、圧接端子に接続される電線の配索が容易となる。
このような構成とすると、単電池の電圧を検出する電圧検知線を圧接端子に接続するという簡易な方法により、単電池の電圧検知が可能となる。
このような構成とすると、電気伝導率が低い金属材料からなる金属部で発生した熱が、他方の金属部へ移動するので、電池接続部材における温度上昇を防止することができる。
本発明の実施形態1を図1ないし図5によって説明する。以下の説明において図2の上方を上とし下方を下とする。
本実施形態の電池接続部材20を取り付ける際には、複数(8個)の単電池15を隣り合う単電池15の電極17A,17Bが異なる極性となるように並べて単電池群10を作製しておく。また、電池接続部材20に設けた圧接端子26の一対の圧接部27,27の間に電線12を接続しておく。電池接続部材20の圧接端子26の一対の圧接部27,27の間に電線12を差し込んで挟持させると、図5に示すように、二股に分かれた圧接部27,27が電線12の絶縁被覆14を突き破って芯線13と接触状態となる。
本実施形態において、正極17Aに接続される正極接続部22は、正極17Aと同じ金属材料からなり、負極17Bに接続される負極接続部24は負極17Bと同じ金属からなるので、電極17A,17Bと電池接続部材20との接触部(正極接続部22、負極接続部24)において異種金属が接触しない。その結果、本実施形態によれば、腐食を防止した電池接続部材20を提供することができる。
参考例の電池接続部材30を図6によって説明する。以下の説明において図6の上方を上とし下方を下とする。電池接続部材30は、側面視における形状がV字状をなすという点および圧接端子26を備えないという点で実施形態1と相違する。実施形態1と同様の構成については同じ符号を付し、重複した説明は省略する。
また、参考例によれば、電池接続部材30が強い弾性力を有した状態で電極17A,17B間に保持されるので、正極接続部32と単電池15の正極17A、負極接続部34と単電池15の負極17Bとの接触状態を特に良好に保持することができ、電気的な接続を確実なものとすることができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、防水部材として熱収縮チューブ28を用いたが、これに限定されない。熱で収縮するチューブ以外の収縮性のチューブを用いてもよい。
(2)上記実施形態では、正極接続部22と負極接続部24とが、正極17Aおよび負極17Bにそれぞれ弾性接触可能に設けられている電池接続部材20を示したが、弾性接触可能でないものであってもよい。参考例として、正極接続部と負極接続部とが平板状に並んで設けられている平板状の電池接続部材等であってもよい。
(3)上記実施形態では、芯線13と同じ金属からなる圧接端子26を備える電池接続部材20を示したが、芯線と相違する金属からなる圧接端子を備える電池接続部材であってもよい。
(4)上記実施形態では、正極17Aがアルミニウム、負極17Bが銅のリチウムイオン電池を示したが、これに限定されない。正極と負極の金属材料が相違する電池であれば、本発明は適用することができる。
(5)上記実施形態では芯線13が銅製の電線12を示したが、芯線がアルミニウム製のアルミ電線を用いてもよい。
(6)上記実施形態では、正極接続部22および負極接続部24の延出方向と反対方向で、かつ、連結部25の長手方向と交差する方向に延出されている圧接端子26を示したが、参考例として、圧接端子の延出方向は、正極接続部および負極接続部の延出方向と同じ方向であってもよいし、連結部の長手方向と平行な方向であってもよい。
(7)上記実施形態では、電線12は、単電池15の電圧を検出する電圧検知線である例を示したが、温度を検知するサーミスタ等が接続された電線であってもよい。
(8)上記実施形態では、第1金属部21および第2金属部23のうち、電気伝導率が低い金属材料からなる金属部の表面積および体積が、他方の金属部よりも小さく設定されている例を示したが、第1金属部と第2金属部の表面積および体積が同じであってもよいし、電気伝導率が低い金属材料からなる金属部の表面積または体積が他方の金属部よりも大きく設定されていてもよい。
12…電線(電圧検知線)
13…芯線
14…絶縁被覆
15…単電池
17A…正極(電極)
17B…負極(電極)
20,30…電池接続部材
21,31…第1金属部
22,32…正極接続部
23,33…第2金属部
24,34…負極接続部
25…連結部
26…圧接端子
27…圧接部
28…熱収縮チューブ(防水部材)
29…接合部
M1…電池モジュール
Claims (8)
- 正極および負極が異なる金属により構成された単電池を複数並べてなる単電池群の、隣り合う単電池の異なる極性の電極間を接続する電池接続部材であって、
前記正極に接続される正極接続部を有するとともに前記正極を構成する金属と同じ金属材料からなる第1金属部と、
前記負極に接続される負極接続部を有するとともに前記負極を構成する金属と同じ金属材料からなる第2金属部とが、一体的に接合されており、
前記正極接続部および前記負極接続部を連結する連結部を備え、
前記正極接続部および前記負極接続部は、前記連結部の両側縁から対向する方向に延出される一方、前記正極接続部および前記負極接続部の延出方向と反対方向に電線が接続される圧接端子が延出されている電池接続部材。 - 前記第1金属部と前記第2金属部とが、冷間圧接または溶接により接合されている請求項1に記載の電池接続部材。
- 前記第1金属部と前記第2金属部とが接合されている接合部を覆って当該接合部への水の浸入を防止する防水部材を備える請求項1または請求項2に記載の電池接続部材。
- 前記正極接続部と前記負極接続部とが、前記正極および前記負極にそれぞれ弾性接触可能に設けられている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の電池接続部材。
- 前記電線は芯線を絶縁被覆で被覆してなるとともに、前記芯線は前記第1金属部と前記第2金属部のいずれか一方と同じ金属からなり、
前記圧接端子は、前記第1金属部と前記第2金属部のうち、前記芯線を構成する金属と同じ金属材料からなる金属部に設けられている請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の電池接続部材。 - 前記連結部は長尺状をなし、前記圧接端子は当該連結部の長手方向と交差する方向に延出されている請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の電池接続部材。
- 前記電線は、前記単電池の電圧を検出する電圧検知線である請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の電池接続部材。
- 前記第1金属部および前記第2金属部のうち、電気伝導率が低い金属材料からなる金属部の表面積および体積の少なくとも一方が、他方の金属部よりも小さく設定されている請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の電池接続部材。
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