JP5767816B2 - 記録装置に搭載可能な半導体集積回路およびその動作方法 - Google Patents

記録装置に搭載可能な半導体集積回路およびその動作方法 Download PDF

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Description

本発明は、運転記録装置等の記録装置に搭載可能な半導体集積回路およびその動作方法に関し、特に画像の略中央から画像の周辺部に移動する多数の被写体の動画像を記録する際の処理負荷と消費電力を低減するのに有効な技術に関するものである。
従来では、自動車等の車両の事故が発生した場合には、事故の際の事実認定に関して当事者の間に争いがあることが少なくなかった。信号の青・赤、突然の飛び出しの有無で、当事者の主張が異なることも多い。
一方、航空機には、フライトレコーダと呼ばれる運行状況記録装置が装備され、その記録された運行状況のデータは航空機事故の原因究明の際に重要な証拠として活用されている。
そこで、自動車等の車両においても、航空機に装備されたフライトレコーダと同様に、事故発生時の目撃者の代わりに、事故発生の前後数十秒の画像を記録する運転記録装置(ドライブレコーダ)が提案されている。
例えば、運転記録装置は、車載カメラと車載マイクロフォンとからそれぞれ出力されるドライブレコーダ情報としてのデジタル映像信号とデジタル音声信号とを車載記録媒体のハードディスクドライブ(HDD)に記録するものである。
下記特許文献1には、車載撮影システムにおいて車両の走行中に撮影システムが走行方向の前面の被写体を撮影する場合に、現在の撮影タイミングにおいて撮影された画像の略中央に含まれるオブジェクトは次の撮影タイミングに画像の周辺部に移動した拡大したオブジェクトとして現れるので、車速検出部により検出された車両の移動速度を使用して静止被写体のオプティカルフローを検出して、このオプティカルフローを使用して撮影システムにより撮影される画像に含まれる各オブジェクトを移動させて、このオブジェクトを移動した画像と次のフレームの画像との差分を求めることによって画像を圧縮することが記載されている。
下記特許文献1に記載の車載撮影システムは特徴点抽出部と位置合わせ部とを具備しているので、特徴点抽出部はオブジェクトを移動した画像の特徴点と次のフレームの画像の特徴点とを抽出して、位置合わせ部は特徴点抽出部が抽出したオブジェクトを移動した画像の特徴点の位置を合わせるべくオブジェクトを再度移動させるものである。尚、特徴点抽出部が抽出する特徴点は、エッジや、特定の直線や曲線、特定の形状、あるいは特定の色を持つ領域等とされている。
特開2005−323021号 公報
本発明者等は本発明に先立って、運転記録装置に搭載可能な半導体集積回路の開発に従事した。
本発明に先立って本発明者等は、上記特許文献1に記載の車載撮影システムに関して詳細に検討を行った。本発明者等による検討の結果、上記特許文献1に記載の車載撮影システムにおいて画像圧縮を実行するためには特徴点抽出部による特徴点抽出を実行する必要であるので、画像の略中央から画像の周辺部に移動する全ての静止被写体のオブジェクトの特徴点抽出のためには車載撮影システムの処理負荷と消費電力が大きいと言う問題が明らかとされた。
本発明は、以上のような本発明に先立った本発明者等による検討の結果、なされたものである。
従って、本発明の目的とするところは、画像の略中央から画像の周辺部に移動する多数の被写体の動画像を記録する際の処理負荷と消費電力とを低減することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうちの代表的なものについて簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、本発明の代表的な実施の形態による半導体集積回路(ENC)は、動き予測部(2)と動き補償部(4)と減算部(3)と離散コサイン変換部(51)と量子化部(52)と逆量子化部(61)と逆離散コサイン変換部(62)と加算部(63)とを具備する動画像符号化装置を有する。
前記動画像符号化装置は、カメラからの動画像信号を画像の中央からの距離に従って画像の中央部分と画像の周辺部分の複数の部分画像に分割して処理する。
前記動画像符号化装置は、前記加算部の前記出力と前記動き補償部の前記他方の入力との間に接続された画素処理部(64)を更に具備する。
前記画素処理部は、前記加算部の前記出力の前記参照画像のうち前記画像の前記中央部分に含まれる画素の座標を前記画像の前記周辺部分の座標へ座標変換を実行するものである。
前記画素処理部は、前記座標変換の実行に際して、前記画像の前記中央部分に含まれる被写体のオブジェクトを画素単位で拡大処理することを特徴とするものである(図1、図2参照)。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、本発明によれば、画像の略中央から画像の周辺部に移動する多数の被写体の動画像を記録する際の処理負荷と消費電力とを低減することができる。
図1は、本発明の実施の形態1による運転記録装置に搭載可能な半導体集積回路ENCの構成を示す図である。 図2は、図1に示した本発明の実施の形態1による半導体集積回路ENCを搭載する運転記録装置の車両前面カメラによって車両の前面の動画像を撮影する場合に画像の略中央から画像の周辺部に多数の被写体が移動する様子を示す図である。 図3は、図1に示した本発明の実施の形態1による半導体集積回路ENCを搭載する運転記録装置の車両前面カメラによって車両の前面の動画像を撮影した現在のタイミングの撮影画像から次のフレームのための参照画像を生成する様子を示す図である。 図4は、図3に示した画像を撮影した現在のタイミングの次のタイミングで車両前面の画像を撮影した撮影画像を示す図である。 図5は、図1に示す本発明の実施の形態1による運転記録装置に搭載可能な半導体集積回路ENCにより実行される動画像符号化処理によって符号化処理されるシーケンスからブロックまでの階層構造を説明する図である。 図6は、図1に示す本発明の実施の形態1による運転記録装置に搭載可能な半導体集積回路ENCの局部復号部6の画素拡大/縮小部64により画素単位で被写体のオブジェクトのサイズが拡大および縮小される様子を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態2による運転記録装置に搭載可能な他の半導体集積回路ENCの構成を示す図である。 図8は、図7に示す本発明の実施の形態2による半導体集積回路ENCを搭載する運転記録装置の車両前面カメラによって車両の前面の動画像を撮影する場合に静止被写体の画像(背景画像)と対向車と追い越し車とが撮影される様子を示す図である。
1.実施の形態の概要
まず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面の参照符号は、それが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕本発明の代表的な実施の形態による半導体集積回路(ENC)は、動き予測部(2)と動き補償部(4)と減算部(3)と離散コサイン変換部(51)と量子化部(52)と逆量子化部(61)と逆離散コサイン変換部(62)と加算部(63)とを具備する動画像符号化装置を有する。
カメラからの動画像信号に応答して前記動き予測部は前記動画像信号から動きベクトルを生成して、前記動き予測部は前記動きベクトルを前記動き補償部の一方の入力に供給する。
前記減算部の一方の入力に前記カメラからの前記動画像信号が供給可能とされ、前記減算部の出力は前記離散コサイン変換部の入力に供給可能とされ、前記離散コサイン変換部の出力は前記量子化部の入力に供給可能とされ、前記量子化部の出力は前記逆量子化部の入力に供給可能とされ、前記逆量子化部の出力は前記逆離散コサイン変換部の入力に供給可能とされ、前記逆離散コサイン変換部の出力は前記加算部の一方の入力に供給可能とされ、前記加算部の出力の参照画像は前記動き補償部の他方の入力に供給可能とされ、前記動き補償部の出力の動き補償予測信号は前記減算部の他方の入力と前記加算部の他方の入力とに供給可能とされる。
前記動画像符号化装置は、前記カメラからの前記動画像信号を画像の中央からの距離に従って画像の中央部分と画像の周辺部分の複数の部分画像に分割して処理する。
前記動画像符号化装置は、前記加算部の前記出力と前記動き補償部の前記他方の入力との間に接続された画素処理部(64)を更に具備する。
前記画素処理部は、前記加算部の前記出力の前記参照画像のうち前記画像の前記中央部分に含まれる画素の座標を前記画像の前記周辺部分の座標へ座標変換を実行するものである。
前記画素処理部は、前記座標変換の実行に際して、前記画像の前記中央部分に含まれる被写体のオブジェクトを画素単位で拡大処理することを特徴とするものである(図1、図2参照)。
前記実施の形態によれば、画像の略中央から画像の周辺部に移動する多数の被写体の動画像を記録する際の処理負荷と消費電力とを低減することができる。
好適な実施の形態では、前記カメラは、車両の前面の動画像を撮影する車両前面カメラである。
前記画像の前記中央部分から前記画像の前記周辺部分への前記画素の前記座標変換による前記画素の移動量と前記画像の前記中央部分から画像の周辺部分へ移動する前記被写体のオブジェクトの拡大率とは、前記車両に搭載される車両車速測定装置からの車速情報に応答する前記画素処理部により算出されることを特徴とするものである(図3乃至図6参照)。
他の好適な実施の形態では、前記動画像符号化装置は、前記カメラからの前記動画像信号を、前記画像の前記中央部分と、前記画像の前記周辺部分と、前記中央部分と前記周辺部分との間の画像中間部分とに分割して処理することを特徴とするものである(図2、図3、図4参照)。
更に他の好適な実施の形態では、前記動画像符号化装置は、前記減算部の前記一方の入力と前記動き予測部の入力に接続され前記カメラからの前記動画像信号を格納する第1メモリ(1)と、前記画素処理部の出力と前記動き補償部の前記他方の入力との間に接続され前記画素処理部の出力画像信号を格納する第2メモリ(65)とを更に具備することを特徴とするものである(図1参照)。
より好適な実施の形態では、前記動画像符号化装置は、第1可変長符号化部(53)と、第2可変長符号化部(7)と、バッファ部(8)とを更に具備する。
前記第1可変長符号化部の入力には前記量子化部の前記出力が供給可能とされ、前記第2可変長符号化部の入力には前記動き予測部から生成される前記動きベクトルが供給可能とされる。
前記バッファ部の一方の入力と他方の入力には前記第1可変長符号化部の出力と前記第2可変長符号化部の出力がそれぞれ供給可能とされ、前記バッファ部の出力は記録媒体に記録可能とされることを特徴とするものである(図1参照)。
具体的な実施の形態では、前記動画像符号化装置は、第1動画像符号化装置(B−ENC)と第2動画像符号化装置(OB−ENC)とを含む。
前記第1動画像符号化装置は、前記画像の前記中央部分から前記画像の前記周辺部分へ移動する前記被写体としての静止被写体のオブジェクトを処理するものである。
前記第2動画像符号化装置は、前記画像の前記中央部分から前記画像の前記周辺部分へ移動する前記被写体としての移動被写体のオブジェクトを処理することを特徴とするものである(図7参照)。
より具体的な実施の形態では、前記半導体集積回路は、前記第1動画像符号化装置から生成される第1動画像符号化信号と前記第2動画像符号化装置から生成される第2動画像符号化信号とを合成する画像合成部(9)を更に具備することを特徴とするものである(図7参照)。
最も具体的な実施の形態では、前記画像合成部(9)の出力は、記録媒体に記録可能とされることを特徴とするものである(図7参照)。
〔2〕本発明の別の観点の代表的な実施の形態は、動き予測部(2)と動き補償部(4)と減算部(3)と離散コサイン変換部(51)と量子化部(52)と逆量子化部(61)と逆離散コサイン変換部(62)と加算部(63)とを具備する動画像符号化装置を有する半導体集積回路(ENC)の動作方法である。
カメラからの動画像信号に応答して前記動き予測部は前記動画像信号から動きベクトルを生成して、前記動き予測部は前記動きベクトルを前記動き補償部の一方の入力に供給する。
前記減算部の一方の入力に前記カメラからの前記動画像信号が供給可能とされ、前記減算部の出力は前記離散コサイン変換部の入力に供給可能とされ、前記離散コサイン変換部の出力は前記量子化部の入力に供給可能とされ、前記量子化部の出力は前記逆量子化部の入力に供給可能とされ、前記逆量子化部の出力は前記逆離散コサイン変換部の入力に供給可能とされ、前記逆離散コサイン変換部の出力は前記加算部の一方の入力に供給可能とされ、前記加算部の出力の参照画像は前記動き補償部の他方の入力に供給可能とされ、前記動き補償部の出力の動き補償予測信号は前記減算部の他方の入力と前記加算部の他方の入力とに供給可能とされる。
前記動画像符号化装置は、前記カメラからの前記動画像信号を画像の中央からの距離に従って画像の中央部分と画像の周辺部分の複数の部分画像に分割して処理する。
前記動画像符号化装置は、前記加算部の前記出力と前記動き補償部の前記他方の入力との間に接続された画素処理部(64)を更に具備する。
前記画素処理部は、前記加算部の前記出力の前記参照画像のうち前記画像の前記中央部分に含まれる画素の座標を前記画像の前記周辺部分の座標へ座標変換を実行するものである。
前記画素処理部は、前記座標変換の実行に際して、前記画像の前記中央部分に含まれる被写体のオブジェクトを画素単位で拡大処理することを特徴とするものである(図1、図2参照)。
前記実施の形態によれば、画像の略中央から画像の周辺部に移動する多数の被写体の動画像を記録する際の処理負荷と消費電力とを低減することができる。
2.実施の形態の詳細
次に、実施の形態について更に詳述する。尚、発明を実施するための最良の形態を説明するための全図において、前記の図と同一の機能を有する部品には同一の符号を付して、その繰り返しの説明は省略する。
[実施の形態1]
《運転記録装置に搭載可能な半導体集積回路の構成》
図1は、本発明の実施の形態1による運転記録装置に搭載可能な半導体集積回路ENCの構成を示す図である。
図1に示した本発明の実施の形態1による運転記録装置に搭載可能な半導体集積回路ENCは、第1フレームメモリ1、動き予測部2、減算部3、動き補償部4、残差符号化部5、局部復号部6、動きベクトル可変長符号化部7、バッファ部8を具備する。
残差符号化部5は離散コサイン変換部(DCT)51と量子化部(Q)52と残差可変長符号化部53を含み、局部復号部6は逆量子化部(IQ)61と逆離散コサイン変換部(IDCT)62と加算部(+)63と画素拡大/縮小部64と第2フレームメモリ65を含んでいる。
自動車等の車両の前面の動画像を撮影する車両前面カメラからの動画像信号Video_inは、半導体集積回路ENCの第1フレームメモリ1中に格納される。動き予測部2は第1フレームメモリ1に格納された動画像信号Video_inから動きベクトルMVを生成して、動きベクトルMVは動き補償部4と動きベクトル可変長符号化部7とに供給される。第1フレームメモリ1から符号化順序に従って読み出される動画像信号は減算部3の一方の入力端子に供給される一方、動き補償部4から動き補償予測信号が減算部3の他方の入力端子に供給されるので、減算部3の出力から生成される予測残差が残差符号化部5に供給される。
残差符号化部5では、減算部3の出力から予測残差が離散コサイン変換部(DCT)51によって直交変換の離散コサイン変換された後に量子化部(Q)52によって量子化される。残差符号化部5の量子化部(Q)52の量子化残差信号は残差可変長符号化部53によって符号化され、残差可変長符号化部53から生成される残差可変長符号化信号はバッファ部8の一方の入力端子に供給される。また残差符号化部5の量子化部52の量子化残差信号は局部復号部6の逆量子化部(IQ)61により逆量子化された後に、逆離散コサイン変換部(IDCT)62により逆離散コサイン変換される。逆離散コサイン変換部(IDCT)62の逆離散コサイン残差信号は加算部(+)63の一方の入力端子に供給される一方、加算部(+)63の他方の入力端子に動き補償部4からの動き補償予測信号が供給されるので、加算部(+)63の出力から生成される参照画像は画素拡大/縮小部64を介して第2フレームメモリ65に格納される。従って、動き補償部4は、第2フレームメモリ65に格納された参照画像と動き予測部2から供給される動きベクトルMVとから動き補償予測信号を生成する。また、動き予測部2から生成される動きベクトルMVは動きベクトル可変長符号化部7に供給されることよって、動きベクトル可変長符号化部7から動きベクトル可変長符号化信号が生成されバッファ部8の他方の入力端子に供給される。従って、バッファ部8の出力端子から動画像圧縮ビットストリームBSが生成されて、図1で図示されていないハードディスクドライブ(HDD)や半導体不揮発性メモリ等によって構成された車載記録媒体にこの動画像圧縮ビットストリームBSが記録される。
図1に示す本発明の実施の形態1による運転記録装置に搭載可能な半導体集積回路ENCの構成は、局部復号部6の画素拡大/縮小部64以外は良く知られているMPEG(Moving Picture Experts Group)動画像符号化装置の構成と同一となっている。
《半導体集積回路による動画像符号化動作の概要》
図1に示す本発明の実施の形態1による半導体集積回路ENCは、自動車等の車両の前面の動画像を撮影する車両前面カメラからの動画像信号を画像の中央からの距離に従って画像の中央部分と画像の周辺部分の複数の部分画像に分割する。画像の中央部分の中央撮影画像から画像の周辺部分のための周辺参照画像を生成するために、中央撮影画像が離散コサイン変換部(DCT)51と量子化部(Q)52と逆量子化部(IQ)61と逆離散コサイン変換部(IDCT)62によってそれぞれ処理されることによって中央撮影画像から中央参照画像が生成される。
半導体集積回路ENCの画素拡大/縮小部64は、中央参照画像を画像の周辺部分に移動するために中央参照画像に含まれる画素の座標を画像の周辺部分の座標に変換するとともに中央参照画像に含まれる被写体のオブジェクトを画素単位で拡大処理する。画像の中央部分から画像の周辺部分への画素の座標変換による画素の移動量と画像の中央部分から画像の周辺部分へ移動する被写体のオブジェクトの拡大率は、車両車速測定装置の車速情報に応答する画素拡大/縮小部64によって算出される。
《画素拡大/縮小部》
図1に示す本発明の実施の形態1による運転記録装置に搭載可能な半導体集積回路ENCの局部復号部6の画素拡大/縮小部64は、自動車等の車両の前面の動画像を撮影する車両前面カメラによって撮影される画像の略中央から画像の周辺部に移動する多数の被写体の動画像を記録する際の処理負荷と消費電力とを低減するために特に半導体集積回路ENCに配置されたものである。また画素拡大/縮小部64には、自動車等のスピードメータ等の車両車速測定装置からの車速情報が供給される。
車載カメラが車両前面カメラである場合には画素拡大/縮小部64は画素拡大処理動作を実行する一方、車載カメラが車両後面の動画像を撮影する車両後面カメラである場合には画素拡大/縮小部64は画素縮小処理動作を実行するものである。車両後面カメラにより車両の走行中に走行方向の後面の被写体を撮影する場合には現在の撮影タイミングで撮影された画像の周辺部のオブジェクトは次の撮影タイミングに画像の略中央に移動した縮小したオブジェクトとして現れるので、画素拡大/縮小部64による画素縮小処理動作が必要となる。
従って、車載カメラが車両前面カメラとして車両に搭載される場合には、局部復号部6の画素拡大/縮小部64は画素拡大処理動作を実行するように動作モードが設定される。逆に、車載カメラが車両後面カメラとして車両に搭載される場合には、局部復号部6の画素拡大/縮小部64は画素縮小処理動作を実行するように動作モードが設定される。
《車両前面カメラの画像》
図2は、図1に示した本発明の実施の形態1による半導体集積回路ENCを搭載する運転記録装置の車両前面カメラによって車両の前面の動画像を撮影する場合に画像の略中央から画像の周辺部に多数の被写体が移動する様子を示す図である。
図2に示したように、画像の中央部分Lcでは被写体のオブジェクトは小さなサイズであり、画像の中間部分Lmでは被写体のオブジェクトは中間のサイズとなり、画像の周辺部分Lpでは被写体のオブジェクトは大きなサイズに拡大される。すなわち、図2に示した道路の左側の高層ビルディングは、画像の中央部分Lcでは小さなサイズのオブジェクトBcであるが、画像の周辺部分Lpでは大きなサイズのオブジェクトBpとなる。更に、図2に示した道路の右側の低層住宅は、画像の中央部分Lcでは小さなサイズのオブジェクトHcであるが、画像の周辺部分Lpでは大きなサイズのオブジェクトHpとなる。
従って、運転記録装置の車両前面カメラによって車両の前面の動画像を撮影する場合に高い画像圧縮率を実現するためには、被写体のオブジェクトが画像の中央部分Lcから画像の中間部分Lmへ更に画像の周辺部分Lpへ移動する際、第2フレームメモリ65に格納される参照画像のオブジェクトのサイズを拡大する必要がある。
《参照画像の生成》
図3は、図1に示した本発明の実施の形態1による半導体集積回路ENCを搭載する運転記録装置の車両前面カメラによって車両の前面の動画像を撮影した現在のタイミングの撮影画像から次のフレームのための参照画像を生成する様子を示す図である。
図3に示すように1つのフレームの画像は、画像の中央部分Lcの第1部分画像と、画像の中間部分Lmの第2部分画像と、画像の周辺部分Lpの第3部分画像に分割される。
まず、第1部分画像である画像の中央部分Lcは、X系画素座標Xc1〜Xc2とY系画素座標Yc1〜Yc2の範囲の画素を含んでいる。次に、第2部分画像である画像の中間部分Lmは、第1部分画像である画像の中央部分Lc以外のX系画素座標Xm1〜Xm2とY系画素座標Ym1〜Ym2の範囲の画素を含んでいる。最後に、第3部分画像である画像の周辺部分Lpは、第2部分画像である画像の中間部分Lm以外のX系画素座標Xp1〜Xp2とY系画素座標Yp1〜Yp2の範囲の画素を含んでいる。
現在のタイミングで撮影された撮影画像では、第1部分画像の画像中央部分Lcには車両前面から遠距離に位置する被写体の第3オブジェクトCの画素が含まれており、第2部分画像の画像中間部分Lmには車両前面から中間距離に位置する被写体の第2オブジェクトBの画素が含まれており、第3部分画像である画像の周辺部分Lpには車両前面から近距離に位置する被写体の第1オブジェクトAの画素が含まれている。
図4は、図3に示した画像を撮影した現在のタイミングの次のタイミングで、車両前面の画像を撮影した撮影画像を示す図である。
図4に示した撮影画像には、もはや被写体の第1オブジェクトAの画素が含まれておらず、被写体の第1オブジェクトAの画素は図4に示した撮影画像の外部に移動しているので、図4の撮影画像からは消失している。その代りに図4の第3部分画像である画像の周辺部分Lpには、図3の第2部分画像である画像の中間部分Lmに存在していた被写体の第2オブジェクトBの画素が移動している。更に、図4の第2部分画像である画像の中間部分Lmには、図3の第1部分画像である画像の中央部分Lcに存在していた被写体の第3オブジェクトCの画素が移動している。また更に、図4の第1部分画像である画像の中央部分Lcには、図3に示した撮影画像に存在していなかった新しい被写体の第4オブジェクトDの画素が出現している。
図3と図4において、大きなサイズの第3部分画像である画像周辺部分LpのX方向の画素数とY方向の画素数は、例えば、高精細のHD(High Definition)サイズの1920画素×1080画素に設定される。
図3と図4において、小さなサイズの第1部分画像である画像中央部分LcのX方向の画素数とY方向の画素数は、例えば任意の値に設定可能である。しかし、図3と図4において、小さなサイズの第1部分画像である画像中央部分LcのX方向の画素数とY方向の画素数とから中間のサイズの第2部分画像である画像中間部分LmのX方向の画素数とY方向の画素数への画素数拡大率は、画素拡大/縮小部64に供給される自動車等のスピードメータ等の車両車速測定装置からの車速情報によって決定される。
《画素の座標変換》
従って、図4の第2部分画像の画像中間部分Lmに移動する被写体の第3オブジェクトCを高い画像圧縮率で画像圧縮するには、図3の撮影画像の第1部分画像の画像中央部分Lcに含まれる参照画像のオブジェクトとしての被写体の第3オブジェクトCを第2部分画像の画像中間部分Lmに移動する必要がある。そのために、特に図3の撮影画像の第1部分画像の画像中央部分Lcの各画素の座標が変換される。すなわち、図3の撮影画像の第1部分画像の画像中央部分Lcの複数の矢印に示したように、特に画像中央部分Lcの内部の各画素が画像中間部分Lmに移動するように各画素の座標が変換される。例えば、画像中央部分Lcの内部に存在するX系画素座標Xc1とY系画素座標Yc1とを有する画素の座標は、X系画素座標Xm1とY系画素座標Ym1とを有する画素の座標に変換される。また、画像中央部分Lcの内部に存在するX系画素座標(Xc1+Xc2)/2とY系画素座標Yc1を有する画素の座標は、X系画素座標(Xm1+Xm2)/2とY系画素座標Ym1とを有する画素の座標に変換される。また、画像中央部分Lcの内部に存在するX系画素座標Xc2とY系画素座標Yc1を有する画素の座標は、X系画素座標Xm2とY系画素座標Ym1を有する画素の座標に変換される。画像中央部分Lcの内部に存在するX系画素座標Xc2とY系画素座標(Yc1+Yc2)/2を有する画素の座標は、X系画素座標Xm2とY系画素座標(Ym1+Ym2)/2を有する画素の座標に変換される。また、画像中央部分Lcの内部に存在するX系画素座標Xc2とY系画素座標Yc2とを有する画素の座標は、X系画素座標Xm2とY系画素座標Ym2を有する画素の座標に変換される。また、画像中央部分Lcの内部に存在するX系画素座標(Xc1+Xc2)/2とY系画素座標Yc2を有する画素の座標は、X系画素座標(Xm1+Xm2)/2とY系画素座標Ym2を有する画素の座標に変換される。また、画像中央部分Lcの内部に存在するX系画素座標Xc1とY系画素座標Yc2を有する画素の座標は、X系画素座標Xm1とY系画素座標Ym2を有する画素の座標に変換される。最後に、画像中央部分Lcの内部に存在するX系画素座標Xc1とY系画素座標(Yc1+Yc2)/2とを有する画素の座標は、X系画素座標Xm1とY系画素座標(Ym1+Ym2)/2を有する画素の座標に変換される。
特に、図1に示す本発明の実施の形態1による運転記録装置に搭載可能な半導体集積回路ENCでは、撮影画像の第1部分画像の画像中央部分Lcから第2部分画像の画像中間部分Lmへの上述した全ての画素の座標変換は、車両車速測定装置の車速情報に応答する画素拡大/縮小部64によって自動的に実行されるものである。
図4に示した撮影タイミングの次の撮影タイミングで第3部分画像の画像周辺部分Lpに移動する被写体の第3オブジェクトCを高画像圧縮率で画像圧縮するには、図4の撮影画像の第2部分画像の画像中間部分Lmに含まれる参照画像のオブジェクトとしての被写体の第3オブジェクトCを第3部分画像の画像周辺部分Lpに移動する必要がある。そのために、特に図4の撮影画像の第2部分画像の画像中間部分Lmの各画素の座標が変換される。すなわち、図4の撮影画像の第2部分画像の画像中間部分Lmの複数の矢印に示したように、特に画像中間部分Lmの内部の各画素が画像周辺部分Lpに移動するように各画素の座標が変換される。例えば、画像中間部分Lmの内部に存在するX系画素座標Xm1とY系画素座標Ym1とを有する画素の座標は、X系画素座標Xp1とY系画素座標Yp1を有する画素の座標に変換される。また、画像中間部分Lmの内部に存在するX系画素座標(Xm1+Xm2)/2とY系画素座標Ym1とを有する画素の座標は、X系画素座標(Xp1+Xp2)/2とY系画素座標Yp1を有する画素の座標に変換される。また、画像中間部分Lmの内部に存在するX系画素座標Xm2とY系画素座標Ym1を有する画素の座標は、X系画素座標Xp2とY系画素座標Yp1とを有する画素の座標に変換される。画像中間部分Lmの内部に存在するX系画素座標Xm2とY系画素座標(Ym1+Ym2)/2を有する画素の座標は、X系画素座標Xp2とY系画素座標(Yp1+Yp2)/2を有する画素の座標に変換される。また、画像中間部分Lmの内部に存在するX系画素座標Xm2とY系画素座標Ym2を有する画素の座標は、X系画素座標Xp2とY系画素座標Yp2を有する画素の座標に変換される。また、画像中間部分Lmの内部に存在するX系画素座標(Xm1+Xm2)/2とY系画素座標Ym2とを有する画素の座標は、X系画素座標(Xp1+Xp2)/2とY系画素座標Yp2を有する画素の座標に変換される。また、画像中間部分Lmの内部に存在するX系画素座標Xm1とY系画素座標Ym2を有する画素の座標は、X系画素座標Xp1とY系画素座標Yp2とを有する画素の座標に変換される。最後に、画像中間部分Lmの内部に存在するX系画素座標Xm1とY系画素座標(Ym1+Ym2)/2を有する画素の座標は、X系画素座標Xp1とY系画素座標(Yp1+Yp2)/2とを有する画素の座標に変換される。
更に、図1に示した本発明の実施の形態1による運転記録装置に搭載可能な半導体集積回路ENCでは、撮影画像の第2部分画像の画像中間部分Lmから第3部分画像の画像周辺部分Lpへの上述した全ての画素の座標変換は、車両車速測定装置の車速情報に応答する画素拡大/縮小部64によって自動的に実行されるものである。
《オブジェクトのサイズの拡大》
一方、図4の第2部分画像の画像中間部分Lmに移動する被写体の第3オブジェクトCを高い画像圧縮率で画像圧縮するには、図3の撮影画像の第1部分画像の画像中央部分Lcに含まれる参照画像のオブジェクトとしての被写体の第3オブジェクトCのサイズを拡大する必要がある。
図5は、図1に示す本発明の実施の形態1による運転記録装置に搭載可能な半導体集積回路ENCにより実行される動画像符号化処理によって符号化処理されるシーケンスからブロックまでの階層構造を説明する図である。
尚、図5に示したシーケンスからブロックまでの階層構造は、MPEG方式の動画像符号化における階層構造と全く同一とされている。
図5に示すように、シーケンスからブロックまでの階層構造は動画像の全体に対応するシーケンス(Sequence)100から離散コサイン変換(DCT:Discrete Cosine Transform)の処理単位のブロック(Block)150、160、170までの6階層の構造を有している。
すなわち、第1階層はシーケンス(Sequence)100、第2階層はグループオブピクチャ(GOP)110、第3階層はピクチャー(Picture)120、第4階層はスライス(Slice)130、第5階層はマクロブロック(Macro-block)140、第6階層はブロック(Block)150、160、170である。グループオブピクチャ(GOP)110に含まれるピクチャー(Picture)120の数もしくはスライス(Slice)130に含まれるマクロブロック(Macro-block)140の数は比較的柔軟となっている。
図5に示したようにマクロブロック140は、輝度信号成分(Y)を示す8画素×8画素の4個の輝度信号ブロック150と、青色色差信号(Cb=B−Y)を示す8画素×8画素の1個の青色色差信号ブロック160と、赤色色差信号(Cr=R−Y)を示す8画素×8画素の1個の赤色色差信号ブロック170とを含んでいる。
図1に示した本発明の実施の形態1による運転記録装置に搭載可能な半導体集積回路ENCの動き予測部2と動き補償部4の動きベクトルMVに関する処理は図5に示したマクロブロック140を単位として処理されるものである。更に、図1に示した本発明の実施の形態1による運転記録装置に搭載可能な半導体集積回路ENCの残差符号化部5の離散コサイン変換部51と局部復号部6の逆離散コサイン変換部61とは、8画素×8画素の1個の輝度信号ブロック150と、8画素×8画素の1個の青色色差信号ブロック160と、8画素×8画素の1個の赤色色差信号ブロック170の任意のブロックを単位として処理する。
それに対して、図4の第2部分画像の画像中間部分Lmに移動する被写体の第3オブジェクトCを高画像圧縮率で画像圧縮するために、図3の撮影画像の第1部分画像の画像中央部分Lcに含まれる被写体の第3オブジェクトCのサイズは図1の本発明の実施の形態1による半導体集積回路ENCに含まれた局部復号部6の画素拡大/縮小部64によって画素単位で拡大されるものである。
図6は、図1に示す本発明の実施の形態1による運転記録装置に搭載可能な半導体集積回路ENCの局部復号部6の画素拡大/縮小部64により画素単位で被写体のオブジェクトのサイズが拡大および縮小される様子を示す図である。
図6には、図3の第1部分画像である画像の中央部分Lcに存在する小さな被写体のオブジェクト600と図3の第2部分画像の画像中間部分Lmまたは第3部分画像の画像周辺部分Lpに存在する大きな被写体のオブジェクト601とが示されている。
最初に小被写体のオブジェクト600から大被写体のオブジェクト601へオブジェクトのサイズを拡大する場合には、画素拡大/縮小部64による画素の拡大・補間処理AENが実行される。すなわち、画素拡大/縮小部64による画素の拡大・補間処理AENによって、例えば4画素×4画素の小被写体のオブジェクト600から8画素×8画素の大被写体のオブジェクト601に画素の拡大処理が実行される。この画素の拡大処理の際に、小被写体のオブジェクト600に含まれる1つの画素が、大被写体のオブジェクト601の複数の画素、例えば2画素×2画素に補間される。画素拡大/縮小部64による画素の拡大・補間処理AENの拡大率・補間率は、画素拡大/縮小部64に供給される自動車等のスピードメータ等の車両車速測定装置からの車速情報によって決定される。
次に、大被写体のオブジェクト601から小被写体のオブジェクト600へオブジェクトのサイズを縮小する場合には、画素拡大/縮小部64による画素の縮小・間引き処理AREDが実行される。すなわち、画素拡大/縮小部64による画素の縮小・間引き処理AREDによって、例えば8画素×8画素の大被写体のオブジェクト601から4画素×4画素の小被写体のオブジェクト600に画素の縮小処理が実行される。この画素の縮小処理の際に、大被写体のオブジェクト601の複数の画素、例えば2画素×2画素が、小被写体のオブジェクト600に含まれる1つの画素に間引きされる。画素拡大/縮小部64による画素の縮小・間引き処理AREDの縮小率・間引き率は、画素拡大/縮小部64に供給される自動車等のスピードメータ等の車両車速測定装置からの車速情報によって決定される。
《本発明の実施の形態1による効果》
以上、図1乃至図6を参照して説明した運転記録装置に搭載可能な本発明の実施の形態1による半導体集積回路ENCでは、撮影画像の小さなサイズの画像中央部分Lcの第1部分画像とその周辺の大きなサイズの画像中間部分Lmの第2部分画像とに撮影画像が分割される。画像中央部分Lcの第1部分画像の小さなサイズから画像中間部分Lmの第2部分画像の大きなサイズへのサイズ拡大率は、画素拡大/縮小部64に供給される自動車等のスピードメータ等の車両車速測定装置からの車速情報によって決定される。
また、その際に必要な画素の座標変換と画素の拡大・補間処理とは、車両車速測定装置からの車速情報に応答する画素拡大/縮小部64によって自動的に実行されるものである。その際に、上記特許文献1に記載されたエッジや、特定の直線や曲線、特定の形状、または特定の色を持つ領域等を抽出する特徴点抽出処理が省略可能となるので、本発明の実施の形態1による半導体集積回路ENCの処理負荷と消費電力とを低減することが可能となる。
[実施の形態2]
《運転記録装置に搭載可能な他の半導体集積回路の構成》
図7は、本発明の実施の形態2による運転記録装置に搭載可能な他の半導体集積回路ENCの構成を示す図である。
図7に示す本発明の実施の形態2による半導体集積回路ENCが、図1に示した本発明の実施の形態1による半導体集積回路ENCと相違するのは、次の点である。
すなわち、図7に示した本発明の実施の形態2による半導体集積回路ENCは、画像の略中央から画像の周辺部に移動する全ての静止被写体の画像(背景画像)を処理するための背景画像符号化部B−ENCと、対向車や追い越し車などの移動オブジェクトを処理するための移動オブジェクト画像符号化部OB−ENCと、画像合成部9−1と、第1画像生成部9−2と、第2画像生成部9−3とを具備している。
図7に示す本発明の実施の形態2による半導体集積回路ENCの背景画像符号化部B−ENCは、図1に示した半導体集積回路ENCと全く同様に、第1フレームメモリ1、動き予測部2、減算部3、動き補償部4、残差符号化部5、局部復号部6、動きベクトル可変長符号化部7、バッファ部8を具備しており、残差符号化部5は離散コサイン変換部(DCT)51と量子化部(Q)52と残差可変長符号化部53とを含み、局部復号部6は逆量子化部(IQ)61と逆離散コサイン変換部(IDCT)62と加算部(+)63と画素拡大/縮小部64と第2フレームメモリ65とを含むものである。従って、図7に示した本発明の実施の形態2による半導体集積回路ENCの背景画像符号化部B−ENCの構成と動作は、図1に示した半導体集積回路ENCの構成と動作と全く同一であるので、背景画像符号化部B−ENCの詳細な動作説明はここでは省略する。しかし、バッファ部8の出力端子から画像の中央から画像の周辺部に移動する全ての静止被写体の画像(背景画像)の動画像圧縮ビットストリームが生成され、第1画像生成部9−2の入力端子に供給されて、第1画像生成部9−2の出力端子から画像データが生成され画像合成部9−1の一方の入力端子に供給される。
図7に示す本発明の実施の形態2による半導体集積回路ENCの対向車や追い越し車などの移動オブジェクトを処理するための移動オブジェクト画像符号化部OB−ENCは、背景画像符号化部B−ENCと全く同様に、第1フレームメモリ11、動き予測部12、減算部13、動き補償部14、残差符号化部15、局部復号部16、動きベクトル可変長符号化部17、バッファ部18を具備しており、残差符号化部15は離散コサイン変換部(DCT)151と量子化部(Q)152と残差可変長符号化部153とを含み、局部復号部16は逆量子化部(IQ)161と逆離散コサイン変換部(IQ)162と加算部(+) 163と画素拡大/縮小部164と第2フレームメモリ165とを含むものである。
移動オブジェクト画像符号化部OB−ENCの第1フレームメモリ11には、自動車等の車両の前面の動画像を撮影する車両前面カメラからの動画像信号Video_inが供給される。
動き予測部12は第1フレームメモリ11に格納された動画像信号Video_inから対向車と追い越し車とのみに関して動きベクトルMVを生成して、対向車と追い越し車の動きベクトルMVは動き補償部14と動きベクトル可変長符号化部17とに供給される。
対向車の移動速度は画像の略中央から画像の周辺部に移動する静止被写体の移動速度より高速であるので、対向車の移動は静止被写体の移動から識別されることが可能となる。静止被写体は画像の略中央から画像の周辺部に移動するのに対して追い越し車は画像の周辺部から画像の中央に移動するので、追い越し車の移動は静止被写体の移動から識別されることが可能となる。このようにして、動き予測部12は対向車と追い越し車のみに関して動きベクトルMVを生成して動き補償部14と動きベクトル可変長符号化部17とに供給する一方、対向車の対向車両速度と追い越し車の追い越し車両速度のみのオブジェクト移動速度を画素拡大/縮小部164に供給する。
その結果、画素拡大/縮小部164は対向車のオブジェクトに関しては対向車両速度に応答した画素拡大処理を実行することによって対向車の参照画像を形成して第2フレームメモリ165に格納する一方、追い越し車のオブジェクトに関しては追い越し車両速度に応答した画素縮小処理を実行することによって追い越し車の参照画像を形成して第2フレームメモリ165に格納するものである。従って、動き補償部14は、第2フレームメモリ165に格納された対向車と追い越し車の参照画像と動き予測部2から供給される対向車と追い越し車の動きベクトルMVとから対向車と追い越し車とのみの動き補償予測信号を生成する。第1フレームメモリ11から符号化順序に従って読み出される動画像信号は減算部13の一方の入力端子に供給される一方、動き補償部14から対向車と追い越し車とのみの動き補償予測信号が減算部13の他方の入力端子に供給されるので、減算部13の出力から生成される対向車と追い越し車とのみの予測残差が残差符号化部15に供給される。対向車と追い越し車以外の静止被写体に関しては動き補償部14から動き補償予測信号が減算部13の他方の入力端子に供給されないので、静止被写体に関して減算部13の出力は最大出力に飽和するため静止被写体に関する予測残差は無視されるものとなる。従って、減算部13の出力から対向車と追い越し車のみの予測残差が離散コサイン変換部(DCT)151によって直交変換の離散コサイン変換された後に量子化部(Q)152によって量子化される。残差符号化部15の量子化部(Q)152からの対向車と追い越し車のみの量子化残差信号は残差可変長符号化部153によって符号化され、残差可変長符号化部153から生成される対向車と追い越し車のみの残差可変長符号化信号はバッファ部18の一方の入力端子に供給される。また動き予測部12から生成される対向車と追い越し車の動きベクトルMVは動きベクトル可変長符号化部17に供給されることよって、動きベクトル可変長符号化部17から対向車と追い越し車とのみの動きベクトル可変長符号化信号が生成されバッファ部18の他方の入力端子に供給される。従って、バッファ部18の出力端子から対向車と追い越し車とのみの動画像圧縮ビットストリームが生成され、第2画像生成部9−3の入力端子に供給されて、第2画像生成部9−3の出力端子から画像データが生成されて画像合成部9−1の他方の入力端子に供給される。
画像合成部9−1は、例えばアルファブレンド画像処理ユニットによって構成され、背景画像符号化部B−ENCのバッファ部8の出力端子から供給される静止被写体の画像(背景画像)の動画像圧縮ビットストリームの背景動画像データと、移動オブジェクト画像符号化部OB−ENCのバッファ部18の出力端子から供給される対向車と追い越し車とのみの動画像圧縮ビットストリームとの移動オブジェクト動画像データとを、画像合成する機能を有する。従って、画像合成部9−1から背景動画像データと対向車と追い越し車の移動オブジェクト動画像データとを含む画像合成動画像信号が生成され、例えば図7中で図示されていないハードディスクドライブ(HDD)や半導体不揮発性メモリ等によって構成された車載記録媒体に記録される。
図8は、図7に示す本発明の実施の形態2による半導体集積回路ENCを搭載する運転記録装置の車両前面カメラによって車両の前面の動画像を撮影する場合に静止被写体の画像(背景画像)と対向車と追い越し車とが撮影される様子を示す図である。
図8には、図2と同様に道路の左側の高層ビルディングが撮影されるだけではなく、道路の右側に対向車と追い越し車が撮影される。道路の右側の対向車は、画像の中央部分Lcでは小さなサイズのオブジェクトCopp_cであるが、画像の周辺部分Lpでは大きなサイズのオブジェクトCopp_pとなる。道路の右側の追い越し車は、画像の周辺部分Lpでは大きなサイズのオブジェクトCpass_pであるが、画像の中央部分Lcでは小さなサイズのオブジェクトCpass_cとなる。
《本発明の実施の形態2による効果》
以上、図7乃至図8を参照して説明した運転記録装置に搭載可能な本発明の実施の形態2による他の半導体集積回路ENCによれば、画素拡大/縮小部164は対向車のオブジェクトに関しては対向車両速度に応答した画素拡大処理を実行することによって対向車の参照画像を形成して第2フレームメモリ165に格納する一方、追い越し車のオブジェクトに関しては追い越し車両速度に応答した画素縮小処理を実行することによって追い越し車の参照画像を形成して第2フレームメモリ165に格納することが可能となる。
従って、本発明の実施の形態2によれば、対向車と追い越し車に関して高圧縮率の画像圧縮と高精細画像の画像記録とが可能となるものである。従って、対向車と追い越し車のいずれかの運転ミス等の主たる事故原因によって事故が発生した場合には、事故を誘発した対向車又は追い越し車の運転状況を運転記録装置に鮮明に記録することが可能となるものである。
以上、本発明者によってなされた発明を種々の実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、本発明の実施の形態1と本発明の実施の形態2において、自動車等の車両の運転にともなうハンドル操作による車両の車輪(ホイール)の舵角を車両に搭載された舵角検出器によって検出して、検出された舵角角度を使用して静止被写体の画像(背景画像)や対向車や追い越し車の移動速度を補正することが可能である。その際、静止被写体の画像(背景画像)や対向車や追い越し車のオブジェクトの方向や傾斜を補正することも可能である。
更に本発明による運転記録装置が搭載される車両としては、ガソリンや軽油等の石油燃料を燃焼する内燃エンジンを駆動原とした自動車のみに限定されるものではない。それ以外にバッテリーで駆動される電気モータを駆動原とした電気自動車や、内燃エンジンと電気モータを使用するハイブリッド自動車等にも、本発明による運転記録装置が搭載可能であることは言うまでもない。
また更に本発明は、自動車等の車両に搭載される運転記録装置のみに限定されるものではない。それ以外に撮影者の動画像カメラのカメラワークに従ってバッテリー駆動モータによって対物レンズが被写体の前方や後方に高速移動するオートズーム機構にも適用可能である。すなわち、対物レンズの移動速度に対応するバッテリー駆動モータの回転数に応答して、画素拡大/縮小部64が画像の中間部分から画像の周辺部分への画素の座標変換による画素の移動量または画像の周辺部分から画像の中間部分への画素の座標変換による画素の移動量と画像の中間部分から画像の周辺部分へ移動する被写体のオブジェクトの拡大率または画像の周辺部分から画像の中間部分へ移動する被写体のオブジェクトの縮小率を算出するものである。
ENC…半導体集積回路
B−ENC…背景画像符号化部
OB−ENC…移動オブジェクト画像符号化部
1、11…第1フレームメモリ
2、12…動き予測部
3、13…減算部
4、14…動き補償部
5、15…残差符号化部
51、151…離散コサイン変換部(DCT)
52、152…量子化部(Q)
53、153…残差可変長符号化部
6、16…局部復号部
61、161…逆量子化部(IQ)
62、162…逆離散コサイン変換部(IDCT)
63、163…加算部(+)
64、164…画素拡大/縮小部
65、165…第2フレームメモリ
7、17…動きベクトル可変長符号化部
8…バッファ部
9−1…画像合成部
9−2…第1画像生成部
9−3…第2画像生成部

Claims (2)

  1. 動き予測部と動き補償部と減算部と離散コサイン変換部と量子化部と逆量子化部と逆離散コサイン変換部と加算部とを具備する動画像符号化装置を有する半導体集積回路であって、
    カメラからの動画像信号に応答して前記動き予測部は前記動画像信号から動きベクトルを生成して、前記動き予測部は前記動きベクトルを前記動き補償部の一方の入力に供給して、
    前記減算部の一方の入力に前記カメラからの前記動画像信号が供給可能とされ、前記減算部の出力は前記離散コサイン変換部の入力に供給可能とされ、前記離散コサイン変換部の出力は前記量子化部の入力に供給可能とされ、前記量子化部の出力は前記逆量子化部の入力に供給可能とされ、前記逆量子化部の出力は前記逆離散コサイン変換部の入力に供給可能とされ、前記逆離散コサイン変換部の出力は前記加算部の一方の入力に供給可能とされ、前記加算部の出力の参照画像は前記動き補償部の他方の入力に供給可能とされ、前記動き補償部の出力の動き補償予測信号は前記減算部の他方の入力と前記加算部の他方の入力とに供給可能とされ、
    前記動画像符号化装置は、前記カメラからの前記動画像信号を画像の中央からの距離に従って画像の中央部分と画像の周辺部分の複数の部分画像に分割して処理して、
    前記動画像符号化装置は、前記加算部の前記出力と前記動き補償部の前記他方の入力との間に接続された画素処理部を更に具備して、
    前記画素処理部は、前記加算部の前記出力の前記参照画像のうち前記画像の前記中央部分に含まれる画素の座標を前記画像の前記周辺部分の座標へ座標変換を実行するものであり、
    前記画素処理部は、前記座標変換の実行に際して、前記画像の前記中央部分に含まれる被写体のオブジェクトを画素単位で拡大処理することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 動き予測部と動き補償部と減算部と離散コサイン変換部と量子化部と逆量子化部と逆離散コサイン変換部と加算部とを具備する動画像符号化装置を有する半導体集積回路の動作方法であって、
    カメラからの動画像信号に応答して前記動き予測部は前記動画像信号から動きベクトルを生成して、前記動き予測部は前記動きベクトルを前記動き補償部の一方の入力に供給して、
    前記減算部の一方の入力に前記カメラからの前記動画像信号が供給可能とされ、前記減算部の出力は前記離散コサイン変換部の入力に供給可能とされ、前記離散コサイン変換部の出力は前記量子化部の入力に供給可能とされ、前記量子化部の出力は前記逆量子化部の入力に供給可能とされ、前記逆量子化部の出力は前記逆離散コサイン変換部の入力に供給可能とされ、前記逆離散コサイン変換部の出力は前記加算部の一方の入力に供給可能とされ、前記加算部の出力の参照画像は前記動き補償部の他方の入力に供給可能とされ、前記動き補償部の出力の動き補償予測信号は前記減算部の他方の入力と前記加算部の他方の入力とに供給可能とされ、
    前記動画像符号化装置は、前記カメラからの前記動画像信号を画像の中央からの距離に従って画像の中央部分と画像の周辺部分の複数の部分画像に分割して処理して、
    前記動画像符号化装置は、前記加算部の前記出力と前記動き補償部の前記他方の入力との間に接続された画素処理部を更に具備して、
    前記画素処理部は、前記加算部の前記出力の前記参照画像のうち前記画像の前記中央部分に含まれる画素の座標を前記画像の前記周辺部分の座標へ座標変換を実行するものであり、
    前記画素処理部は、前記座標変換の実行に際して、前記画像の前記中央部分に含まれる被写体のオブジェクトを画素単位で拡大処理することを特徴とする半導体集積回路の動作方法。
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