JP5766796B2 - イベントトリガ型ピア発見 - Google Patents

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Description

本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2010年6月23日に出願された「EVENT TRIGGERED PEER DISCOVERY」と題する米国仮出願第61/357,888号の優先権を主張する。
本開示は、一般に通信に関し、より詳細には、ピアツーピア(P2P)通信をサポートするための技法に関する。
ワイヤレス通信ネットワークは、ボイス、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることが可能な多元接続ネットワーク(multiple-access networks)であり得る。そのような多元接続ネットワークの例には、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークがある。ワイヤレス通信ネットワークはワイドエリアネットワーク(WAN)と呼ばれることもある。
ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのデバイスの通信をサポートすることができるいくつかの基地局を含み得る。デバイスは、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信し得る。ダウンリンク(または順方向リンク)は、基地局からデバイスへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)は、デバイスから基地局への通信リンクを指す。デバイスはまた、1つまたは複数の他のデバイスとピアツーピアで通信することが可能であり得る。デバイス間のP2P通信を効率的にサポートすることが望ましいことがある。
本明細書では、P2P通信をサポートするための技法について説明する。一態様では、デバイスは、トリガイベント(trigger event)に基づいてピア発見(peer discovery)を実行し得る。1つの設計では、デバイスは、周期的なレート(periodic rate)で常にピア発見を実行するのではなく、イベントによってトリガされたときにピア発見を実行し得る。別の設計では、デバイスは、イベントによってトリガされたときに異なる方法でピア発見を実行し得る。
1つの設計では、デバイスは、アプリケーションがデバイス上でアクティブになったこと、デバイスの位置の変化、デバイスがオンにされたことなどであり得る、ピア発見をトリガするイベント(event triggering peer discovery)を検出し得る。デバイスは、ピア発見をトリガするイベントの検出に基づいてピア発見を実行し得る。1つの設計では、デバイスは、トリガイベントを検出したことに応答してピア発見を開始し得る。別の設計では、デバイスは、トリガイベントを検出したことに応答してピア発見の少なくとも1つの特性(たとえば、周期性(periodicity))を変更し得る。デバイスは、ピア発見のために近傍検出信号(proximity detection signal)(PDS)を送信し、および/または他のデバイスからの近傍検出信号を受信し得る。
別の設計では、デバイスは、アプリケーションがデバイス上でアクティブになったことを判断し得る。デバイスは、アプリケーションをサポートするために、ピアデバイス(peer device)にサービスを要求するためのクエリ(query)を(たとえば、近傍検出信号中で)送信し得る。クエリは、デバイスによって要求されたサービス、そのサービスが要求される特定のデバイスタイプ(たとえば、プリンタ)などを識別し得る。
本開示の様々な態様および特徴について以下でさらに詳細に説明する。
ワイヤレス通信ネットワークを示す図。 ベースラインPDS送信および受信方式を示す図。 クライアント主導型(client-driven)PDS送信方式を示す図。 クライアント主導型PDS受信方式を示す図。 低周期性(low periodicity)PDS送信を用いたモビリティベース(mobility-based)PDS送信を示す図。 ピア発見を実行するためのプロセスを示す図。 ピア発見を実行するためのプロセスを示す図。 デバイスのブロック図。 2つのデバイスのブロック図。
詳細な説明
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のワイヤレスネットワークなど、様々なワイヤレス通信ネットワークに使用され得る。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(Universal Terrestrial Radio Access)(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA)、時分割同期CDMA(TD−SCDMA)、およびCDMAの他の変形態を含む。cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、移動通信のためのグローバルシステム(Global System for Mobile Communications)(GSM)(登録商標)などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(Ultra Mobile Broadband)(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル通信システム(Universal Mobile Telecommunication System)(UMTS)の一部である。周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方における3GPP ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution)(LTE)およびLTE−Advanced(LTE−A)は、ダウンリンク上ではOFDMAを利用し、アップリンク上ではSC−FDMAを利用するE−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3rd Generation Partnership Project)」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシップ・プロジェクト2(3rd Generation Partnership Project 2)」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のワイヤレスネットワークおよび無線技術、ならびに他のワイヤレスネットワークおよび無線技術に使用され得る。
図1に、いくつかの基地局と他のネットワークエンティティとを含み得る、ワイヤレス通信ネットワーク100を示す。簡単のために、図1にはただ1つの基地局110を示してある。基地局は、デバイスと通信するエンティティであり得、ノードB、発展型ノードB(evolved Node B)(eNB)、アクセスポイントなどと呼ばれることもある。基地局は、特定の地理的エリアに通信カバレージを提供し得、カバレージエリア内に位置するデバイスのための通信をサポートし得る。ネットワーク容量を改善するために、基地局の全体的なカバレージエリアは複数(たとえば、3つ)のより小さいエリアに区分され得る。より小さいエリアの各々は、それぞれの基地局サブシステムによってサービスされ得る。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用される状況に応じて、基地局のカバレージエリアおよび/またはこのカバレージエリアをサービスする基地局サブシステムを指すことがある。
デバイス120はワイヤレスネットワーク全体に分散され得、各デバイスは固定型または移動型であり得る。デバイスは、ユーザ機器(UE)、ユーザデバイス、移動局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局、ノードなどと呼ばれることもある。デバイスは、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、スマートフォン、ネットブック、スマートブック、タブレット、周辺デバイス(たとえば、プリンタ)などであり得る。デバイスは、WAN通信のためにワイヤレスネットワーク中の基地局と通信し得る。また、デバイスは、P2P通信のために1つまたは複数の他のデバイスと直接通信し得る。P2P通信は、基地局を通過することのない、2つ以上のデバイス間の直接通信を指す。図1に示した例では、デバイス120aおよび120bは、基地局110と通信し得、デバイス120b、120cおよび120dはピアツーピアで通信し得る。デバイス120cおよび120dはまた、たとえば、P2P通信に関与しないとき、または場合によってはP2P通信と同時に、基地局と通信することが可能であり得る。
P2P通信における1つの課題は、特定の範囲内、たとえば、無線周波数(RF)範囲内の関心のある(of interest)ピアデバイスの発見/検出である。ピア発見を可能にするために、ピアツーピアで通信することができ、および/またはそうすることを望むデバイスは、近傍検出信号(proximity detection signal)(PDS)を周期的に送信し得る。近傍検出信号は、ピア検出信号(peer detection signal)、ピア発見信号(peer discovery signal)などと呼ばれることもある。近傍検出信号は、パイロット信号または基準信号を備え得、その近傍検出信号を送信するデバイスを識別するために使用される情報を含み得る。デバイスは、それの近傍の近くの他のデバイスを、これらの他のデバイスによって送信されたピア検出信号に基づいて検出し得る。
近傍検出信号は、ピア発見のために役立ち得る様々な属性を有し得る。1つの設計では、近傍検出信号は低再使用(low reuse)で送信され得、それにより、近傍検出信号によって観測される干渉が低減され、より遠く離れて位置するデバイスによるその信号の検出が可能になり得る。近傍検出信号はまた、その近傍検出信号がより大きい信頼性で、および/または不十分なチャネル状態において検出され得るように送信され得る。近傍検出信号はまた、その信号を送信するために消費される送信電力ができるだけ小さくなるように設計され得る。
図2に、近傍検出信号の常時オン(always-on)送信および受信を用いたベースラインPDS送信および受信方式を示す。このベースラインPDS方式では、デバイスは、TPDS,CYCLEの各時間間隔(time interval)中に、TPDS,TXの平均持続時間の間に(for an average duration)(図2に「TX PDS」と標示された)それの近傍検出信号を送信し得、TPDS,RXの平均持続時間の間にピアデバイスからの(図2に「RX PDS」と標示された)近傍検出信号を検出し得、TPDS,TX、TPDS,RXおよびTPDS,CYCLEは、それぞれ任意の好適な値であり得る。TPDS,TXは、1つのPDS送信間隔(transmission interval)の平均持続時間であり得る。TPDS,RXは、1つのPDS受信間隔の平均持続時間であり得る。TPDS,CYCLEは、1つのPDSサイクルの持続時間であり得る。
1つの設計では、デバイスは、それのサービングセルに同期させられ得、そのサービングセルのタイミングに基づいてそれのPDS送信および受信間隔を判断し得る。デバイスは、PDS受信間隔中に他のデバイスからの近傍検出信号を検出することが可能であり得る。異なるセルが同期させられない場合、デバイスは、関心のある各ネイバーセル(neighbor cell)によって送信された同期信号および/または基準信号に基づいて、その各ネイバーセルのタイミングを判断し得る。デバイスは、次いで、各ネイバーセルのタイミングに基づいて判断されたPDS受信間隔中に、その各ネイバーセルに同期させられた他のデバイスからの近傍検出信号を検出し得る。概して、デバイスのPDS送信および受信間隔は、連続することも連続しないこともあり、それぞれ、デバイスによるPDS送信および受信に関連するバッテリー電力消費量に比例し得る。
デバイスは、他のいかなるデバイスもそのデバイスと通信することに関心がないときでも、ベースラインPDS方式で近傍検出信号を周期的に送信および受信し得る。これにより、デバイスによる著しいバッテリー電力消費が生じ得、それにより、デバイスの待機バッテリー寿命が低下し得る。ピア発見に関連するバッテリー電力消費を低減することができる技法が望ましいであろう。
一態様では、デバイスは、トリガイベントに基づいてピア発見を実行し得る。イベントトリガ型ピア発見(event-triggered peer discovery)の1つの設計では、デバイスは、周期的なレートで常にピア発見を実行するのではなく、イベントによってトリガされたときにのみピア発見を実行し得る。この設計では、デバイスは、ピア発見のためのイベントによってトリガされたときにのみ、近傍検出信号を送信し、および/またはピアデバイスからの近傍検出信号を受信し得る。ピア発見は、このようにして、トリガイベントによって可能にされるか、またはトリガイベントの不在によってディスエーブルされ(disabled)得る。
イベントトリガ型ピア発見の別の設計では、デバイスは、イベントによってトリガされたときに異なる方法でピア発見を実行し得る。たとえば、デバイスは、イベントによってトリガされないときには、より低い頻度でピア発見を実行し得、イベントによってトリガされたときには、より高い頻度でピア発見を実行し得る。別の例として、デバイスは、イベントによってトリガされないときには、ピアデバイスからの近傍検出信号を検出することのみを行い得、イベントによってトリガされたときには、近傍検出信号を送信することと、近傍検出信号を検出することとを行い得る。
デバイスは、他の方法でトリガイベントに基づいてピア発見を実行し得る。1つの設計では、デバイスは、イベントトリガ型ピア発見を自律的に(autonomously)実行し得る。別の設計では、デバイスは、ネットワーク支援を受けてイベントトリガ型ピア発見を実行し得る。たとえば、ワイヤレスネットワークは、カバレージエリア内で利用可能であるいくつかのデバイスおよび/またはサービスを示す情報をブロードキャストし得る。デバイスは、この情報を使用して、イベントトリガ型ピア発見を実行すべきかどうかを決定し得る。いずれの場合も、イベントトリガ型ピア発見は、良好なパフォーマンスを与えながら、デバイスによるバッテリー電力消費を低減し得る。ピア発見は、以下で説明するように、様々なタイプのイベントによってトリガされ得る。
1つの設計では、デバイスは、アプリケーションがデバイス上でアクティブになったことに対応するトリガイベントに基づいてピア発見を実行し得る。デバイスは、アプリケーションがアクティブになったことによってトリガされたときにピア発見を開始し得るか、またはアプリケーションがアクティブになったときに、より高い周期性(すなわち、より速いレート)でピア発見を実行し得る。デバイスは、そのデバイス上のアクティブなアプリケーションによって要求されないときは、ピア発見をスキップし得るか、またはより低い周期性でピア発見を実行し得る。デバイスは、様々な方法でトリガイベントに基づいてピア発見を実行し得る。
図3に、イベントトリガ型ピア発見のために使用され得るクライアント主導型(client-driven)PDS送信方式の設計を示す。この設計では、デバイス上のアプリケーションによってP2P通信が望まれるときにのみ、デバイスは近傍検出信号を送信し得る。この設計は、アプリケーション主導型(application-driven)PDS送信と呼ばれることもある。
1つの設計では、デバイスは、それの近傍検出信号をいつ送信すべきかを自律的に判断し得る。時間T1において開始するPDSサイクルでは、アプリケーションがP2P通信を望まないので、デバイスはそれの近傍検出信号を送信することをスキップし得る。しかしながら、デバイスは、依然としてピアデバイスからの近傍検出信号を受信し得る。時間T2において開始するPDSサイクルでは、アプリケーションがP2P通信を望むので、デバイスはそれの近傍検出信号を送信し得る。デバイスはまた、ピアデバイスからの近傍検出信号を受信し得る。概して、デバイスは、アプリケーションがP2P通信を望むときにそれの近傍検出信号を送信し得、他の場合、それの近傍検出信号を送信することをスキップし得る。
図3に示した設計の場合、デバイスによる近傍検出信号の平均送信時間、Tclient-driven,PDS,TXは、
client-driven,PDS,TX, = λ・TPDS,TX 式(1)
と表され得る。
上式で、λは、デバイス上のアプリケーションがアクティブ/オンである時間の何分の1かの時間(a fraction of the time)である。λは小さい値であり得るので、デバイスの平均送信時間は、ベースラインPDS方式の平均送信時間よりもはるかに小さくなり得る。したがって、クライアント主導型PDS送信方式では、バッテリー電力消費がはるかに低くなり得る。
図3に示した設計の場合、ピアデバイスからの近傍検出信号の平均受信時間は、TPDS,RXに等しくなり得、ベースラインPDS方式と変わらないままであり得る。これは、近傍検出信号の送信のために使用されるPDSリソースの数がベースラインPDS方式の場合と同じであると仮定し得る。
図4に、イベントトリガ型ピア発見のためにも使用され得るクライアント主導型PDS受信方式の設計を示す。この設計では、デバイス上のアプリケーションによってP2P通信が望まれるときにのみ、デバイスは近傍検出信号を受信し得る。この設計は、アプリケーション主導型PDS受信、サーバベースPDS送信などと呼ばれることもある。
図4に示した設計では、デバイスは、ピアデバイスからの近傍検出信号をいつ受信すべきかを自律的に判断し得る。時間T1において開始するPDSサイクルでは、アプリケーションがP2P通信を望まないので、デバイスは近傍検出信号を受信することをスキップし得る。しかしながら、デバイスは、依然としてそれの近傍検出信号を送信し得る。時間T2において開始するPDSサイクルでは、アプリケーションがP2P通信を望むので、デバイスはピアデバイスからの近傍検出信号を受信し得、また、それの近傍検出信号を送信し得る。概して、デバイスは、アプリケーションがP2P通信を望むときにピアデバイスからの近傍検出信号を受信し得、他の場合、近傍検出信号の受信をスキップし得る。
図4に示した設計の場合、ピアデバイスからの近傍検出信号の平均受信時間、Tclient-driven,PDS,RXは、
client-driven,PDS,RX, = λ・TPDS,RX 式(2)
と表され得る。
λは小さい値であり得るので、デバイスの平均受信時間は、ベースラインPDS方式の平均受信時間よりもはるかに小さくなり得る。したがって、クライアント主導型PDS受信方式では、バッテリー電力消費がはるかに低くなり得る。
1つの設計では、図4のクライアント主導型PDS受信方式は、サーバデバイスがクライアントデバイスにサービスを提供するクライアントサーバアプリケーションのために使用され得る。サーバデバイスは、各PDSサイクル中でそれの近傍検出信号をブロードキャストし得、それの(1つまたは複数の)サービスを広告し得る。たとえば、サーバデバイスからの近傍検出信号は、1つまたは少数のビットを用いて「私はサービスXを提供する」ことを示し得、オーバーヘッドへの影響を最小限にし得る。クライアントデバイスがサーバデバイスからサービスを取得することを望むときはいつでも、これらのクライアントデバイスはサーバデバイスからの近傍検出信号を検出し得る。
1つ設計では、図3のクライアント主導型PDS送信方式はまた、クライアントサーバアプリケーションのために使用され得る。この設計は、アクティビティが低頻度であり得るアプリケーションのために使用され得る。この場合、クライアントデバイスは、特定のサービスについての要望を示すそれの近傍検出信号をブロードキャストすることがより効率的であり得る。たとえば、クライアントデバイスからの近傍検出信号は、1つまたは少数のビットを用いて「私にはサービスXが必要(want)である」ことを示し得、オーバーヘッドへの影響を最小限にし得る。一例として、サーバデバイスは、たとえば、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、セルラー電話など、クライアントデバイスのドキュメントを印刷することができるプリンタであり得る。常にプリンタにそれの存在をブロードキャストさせるのではなく、プリンタを必要とするクライアントデバイスが、プリンタについての要望を示す(たとえば、「私にはプリンタが必要である」ことを示す)近傍検出信号をブロードキャストすることができる。プリンタは、クライアントデバイスからの近傍検出信号を検出し得、(i)それの近傍検出信号を送信することを開始し、および/または(ii)ワイヤレスネットワークを介してクライアントデバイスに接続し得る。この設計は、サーバデバイスが、ピア発見のために受信専用モードで動作することと、サーバデバイスによって提供されるサービスをクライアントデバイスが望むときにのみ、オンになる(turn on)こととを可能にし得る。
上記で説明したクライアント主導型PDS送信方式およびクライアント主導型PDS受信方式は、アプリケーションがアクティブであるときにのみ、近傍検出信号を送信または受信することによってデバイスのバッテリー電力消費を低減し得る。どの特定の方式を使用すべきかは、どれくらいの頻度でアプリケーションがアクティブであるか、利用可能な電源などの様々なファクタに依存し得る。たとえば、サーバデバイス(たとえば、プリンタ)が電源コンセントに接続された場合、バッテリー電力消費は問題でない(not be a concern)ことがあり、常にサーバデバイスにそれの近傍検出信号を送信させることが望ましいことがある。概して、クライアント主導型PDS送信方式および/またはクライアント主導型PDS受信方式は、アプリケーションタイプ、サーバ属性、クライアント属性などの1つまたは複数のファクタに基づいてアプリケーションのために選択され得る。
クライアント主導型PDS送信方式はまた、近傍検出信号を送信するために使用されるPDSリソースの利用を低減し得る。クライアント主導型PDS送信方式によって使用されるPDSリソースの量は、ベースラインPDS方式と比較してλ分の1に低減され(reduced by a factor of λ)得る。より低いPDSリソース利用が設計目的でない場合、ベースラインPDS方式の場合と同じPDSリソースの量を使用することによって、著しく低減されたレイテンシ(latency)が達成され得る。特に、PDSサイクルは、TPDS,CYCLEからλ・TPDS,CYCLEに低減され得、近傍検出信号がその時間のλパーセントのみ送信されるので、同じPDSリソースの量が使用され得る。しかしながら、遅延は、より短いPDSサイクルにより、TPDS,RXからλ・TPDS,RXに低減され得る。ファクタλは、特定のアプリケーションに依存し得、10-2程度またはそれより低くなり得る。たとえば、上記で説明したプリンタアプリケーションでは、プリント要求は、典型的なオフィスシナリオでは数分ごとに1回送られ、ホームシナリオでは数時間または偶数日(even days)ごとに1回送られ得る。したがって、クライアント主導型PDS送信は、ベースラインPDS方式での数秒ごとと比較して、数分、数時間、または数日ごとに行われ得る。
クライアント主導型PDS送信方式およびクライアント主導型PDS受信方式は、まれにアクティブであるアプリケーションのバッテリー電力消費を著しく低減し得る。しかしながら、これらの方式は、ピア発見が継続的に実行される必要があるアプリケーションには適用可能でないことがある。一例は、友人のセルフォンが近くにある場合にセルフォンを呼び出すアプリケーションであり得る。そのようなアプリケーションでは、デバイスは、ピア発見を継続的に実行する必要があり得る。
1つの設計では、ピア発見を継続的に実行する必要があるデバイスのためにモビリティベース(mobility-based)PDS送信方式が使用され得る。この方式では、デバイスは、それの位置が変化したときに、それの近傍検出信号を送信し、および/またはピアデバイスからの近傍検出信号を受信し得る。デバイスの位置の変化は、検出され得、デバイスによる近傍検出信号の送信をトリガし得る。
デバイスの位置の変化は、様々な方法で検出され得、正確に検出される必要がないことがある。1つの設計では、デバイスの位置は、それのサービングセルに基づいて判断され得、デバイスの位置を示すためにサービングセル識別情報(ID)が使用され得る。デバイスは、新たなサービングセルが選択された場合にそれの位置を変更したと見なされ得、それのサービングセルが変化したときにそれの近傍検出信号を送信し得る。別の設計では、デバイスの位置は、RFフィンガープリンティング(RF finger printing)に基づいて判断され得る。この設計では、デバイスは、異なるセルの受信信号強度を測定し得、それらのセルの受信信号強度の十分な変化に基づいてデバイスが移動したと判断し得る。さらに別の設計では、デバイスの位置は、GPS測位、ネットワークベースの測位などに基づいて判断され得る。デバイスは、それの前または現在の位置に基づいてそれの位置が変化したと判断し得る。さらに別の設計では、デバイスの位置の変化は、デバイスの速さ(speed)または速度(velocity)に基づいて検出され得る。速さは大きさを包含し得るが、速度は大きさと方向の両方を包含し得る。デバイスは、デバイスの速さまたは速度を判断することができるセンサまたは他の機構を含み得る。さらに別の設計では、デバイスの位置の変化は、他のデバイスからの近傍検出信号の受信信号強度の変化に基づいて検出され得る。2つ以上の他のデバイスからの近傍検出信号の受信信号強度が十分な量だけ変化した場合、デバイスは、(別のデバイスではなく)それが移動したと判断することが可能であり得る。デバイスはまた、他の方法でそれの位置の変化を検出し得る。
ユーザは、ほとんど常に固定であり得、ユーザのデバイスによって観測されるサービングセルの変化の平均数は、1日当たり10回未満であり得る。ベースラインPDS方式では数秒ごとに1回のPDS送信があり得るのに対して、モビリティベースPDS送信方式では1日当たり数回のPDS送信があり得るので、モビリティベースPDS送信方式は、必要とされるPDS送信の数を数百または数千分の1に(by a factor of hundreds or thousands)減らし得る。
モビリティベースPDS送信方式は、たとえば、いくつかのセルをカバーする、比較的長い距離を有する近傍検出信号のために使用され得る。この場合、上記で説明したように、位置の変化の検出は、サービングセルIDに基づいて容易に実行され得る。モビリティベースPDS送信方式はまた、中間のまたはより短い距離を有する近傍検出信号のために使用され得る。この場合、位置の変化の検出は、測位(たとえば、GPS測位またはネットワークベースの測位)、パイロット強度測定などに基づいて判断され得る。
1つの設計では、デバイスは、ネットワーク支援なしに、モビリティベースPDS送信を自律的に実行し得る。デバイスは、それの位置がいつ変化したかを判断し、位置の変化が検出されたときにそれの近傍検出信号を送信するためのそれ自体のアルゴリズムを有し得る。
概して、デバイスは、ピア発見をトリガするイベントが検出されたときはいつでも、それの近傍検出信号を送信し、および/または他のデバイスからの近傍検出信号を受信し得る。トリガイベントは、アプリケーションがアクティブになったこと、またはデバイスの位置の変化、またはデバイスが電源投入されたことなどに対応し得る。
たとえば、モビリティベースPDS送信方式またはクライアント主導型PDS送信方式では、イベントトリガ型ピア発見のためにPDS送信が送られる頻度が低い、ピア発見を改善するための様々な技法が使用され得る。
1つの設計では、デバイスは、ピア発見をトリガするイベントの検出に応答して、それの近傍検出信号を複数回送信し得る。この設計は、他のデバイスによる近傍検出信号の受信を改善し得る。1つの設計では、近傍検出信号の連続送信(successive transmissions)が固定遅延(fixed delay)によって一様に離間され(spaced apart)得る。別の設計では、近傍検出信号の連続送信が、徐々に長くなる(指数関数的に増加する)遅延によって離間され得る。両方の設計の場合、他のデバイスからの近傍検出信号との衝突をランダム化するために、近傍検出信号の連続送信間の遅延にある程度のランダム性が導入され得る。
別の設計では、所与のデバイスAは、移動したピアデバイスによる検出を可能にするために、デバイスAが電源投入されたときに、それの近傍検出信号を送信し得る。デバイスAは、別のデバイスBが移動し、それの近傍検出信号を送信したときに、オフにされ得る。したがって、デバイスAは、デバイスBがデバイスAの近傍に移動したことを知らないことがある。デバイスAは、デバイスBがデバイスAを検出するように、デバイスAがオンにされたときに、それの近傍検出信号を送信し得る。
さらに別の設計では、トリガイベントが検出されなかったとき、デバイスは低い周期性でピア発見を実行し得る。トリガイベントが検出されたとき、デバイスは、より高い周期性および/または異なる方法でピア発見を実行し得る。
図5に、低周期性PDS送信を用いたモビリティベースPDS送信の設計を示す。この設計では、デバイスは、それの位置が変化したときはいつでも、それの近傍検出信号を送信し得る。デバイスはまた、それの位置の変化がない場合でも、低い周期性でそれの近傍検出信号を送信し得る。特に、デバイスは、ベースラインPDS方式におけるTPDS,CYCLEよりも長くなり得る、TPDS,LONG_CYCLEのあらゆるサイクル中で、それの近傍検出信号を送信し得る。
デバイスはまた、イベントトリガ型ピア発見のための近傍検出信号の受信を改善するために、他の方法でそれの近傍検出信号を送信し得る。上記で説明した設計のうちのいずれか1つまたは任意の組合せが使用され得る。
図6に、ピア発見を実行するためのプロセス600の設計を示す。プロセス600は、(以下で説明するように)デバイスによって、または何らかの他のエンティティによって実行され得る。デバイスは、デバイスによるピア発見をトリガするイベントを検出する(ブロック612)。1つの設計では、デバイスは、トリガイベントとしてアプリケーションがデバイス上でアクティブになったことを検出し得る。別の設計では、デバイスは、トリガイベントとしてそれの位置の変化を検出し得る。デバイスは、デバイスのサービングセル(たとえば、サービングセルの変化)、デバイスによって行われる信号強度測定、デバイスの測位などに基づいて、それの位置の変化を検出し得る。さらに別の設計では、デバイスは、トリガイベントとしてオンにされたことを検出し得る。デバイスはまた、他の方法でトリガイベントを検出し得る。
デバイスは、ピア発見をトリガするイベントの検出に基づいてピア発見を実行する(ブロック614)。1つの設計では、デバイスは、トリガイベントを検出したことに応答してピア発見を開始し得る。1つの設計では、たとえば、図3に示したように、デバイスは、トリガイベントを検出したことに応答して近傍検出信号を送信し得る。トリガイベントが検出されなかったとき、デバイスは近傍検出信号の送信をスキップし得る。別の設計では、たとえば、図4に示したように、デバイスは、トリガイベントを検出したことに応答してピアデバイスからの近傍検出信号を受信し得る。トリガイベントが検出されなかったとき、デバイスはピアデバイスからの近傍検出信号を受信することをスキップし得る。
別の設計では、デバイスは、トリガイベントを検出したことに応答してピア発見の少なくとも1つの特性を変更し得る。たとえば、デバイスは、トリガイベントを検出したことに応答してピア発見の周期性を変更し得る。
1つの設計では、クライアント主導型PDS送信の場合、デバイスは、アプリケーションがアクティブになったときに近傍検出信号を送信し得る。デバイスは、アプリケーションがアクティブでないときに近傍検出信号の送信をスキップし得る。1つの設計では、クライアント主導型PDS受信の場合、デバイスは、アプリケーションがアクティブになったときにピアデバイスからの近傍検出信号を受信し得る。デバイスは、アプリケーションがアクティブでないときに、ピアデバイスからの近傍検出信号を受信することをスキップし得る。1つの設計では、モビリティベースPDS送信の場合、デバイスは、それの位置の変化が検出されたときに近傍検出信号を送信し得る。1つの設計では、デバイスは、デバイスがオンにされたときに近傍検出信号を送信し得る。デバイスはまた、他の方法で近傍検出信号を送信し、および/またはピアデバイスからの近傍検出信号を受信し得る。
1つの設計では、デバイスは、トリガイベントを検出したことに応答して、近傍検出信号を複数回送信し得る。1つの設計では、近傍検出信号の連続送信が固定遅延によって離間され得る。別の設計では、近傍検出信号の連続送信が、徐々に長くなる遅延によって離間され得る。
1つの設計では、ピア発見をトリガするイベントが検出されなかったとき、デバイスは第1の周期性で近傍検出信号を送信し得る。ピア発見をトリガするイベントが検出されたとき、デバイスは第2の周期性で近傍検出信号を送信し得る。第1の周期性は第2の周期性よりも低くなり得る。
図7に、ピア発見を実行するためのプロセス700の設計を示す。プロセス700は、(以下で説明するように)第1のデバイスによって、または何らかの他のエンティティによって実行され得る。第1のデバイスは、アプリケーションが第1のデバイス上でアクティブになったことを判断する(ブロック712)。第1のデバイスは、アプリケーションをサポートするために、第2のデバイス/ピアデバイスにサービスを要求するためのクエリを送信する(ブロック714)。1つの設計では、クエリは、ピア発見のために第1のデバイスによって送信され得る近傍検出信号中で送られ得る。クエリは他の方法でも送られ得る。クエリは、第1のデバイスによって要求されたサービス、そのサービスが要求される特定のデバイスタイプ(たとえば、プリンタ)などを識別し得る。
1つの設計では、クエリは、近傍検出信号を送信することを開始するように第2のデバイスに要求し得る。第1のデバイスは、クエリを送信した後に第2のデバイスからの近傍検出信号を検出し得る(ブロック716)。別の設計では、クエリは、ワイヤレスネットワークを介して第1のデバイスに連絡する(contact)ように第2のデバイスに要求し得る。第1のデバイスは、次いで、ワイヤレスネットワークを介して第2のデバイスと通信し得る。
図8に、図1のデバイスの1つであり得るデバイス120uの設計のブロック図を示す。デバイス120u内で、受信機812は、P2P通信のために他のデバイスによって送信されたP2P信号と、WAN通信のために基地局によって送信されたダウンリンク信号とを受信し得る。送信機814は、P2P通信のためにP2P信号を他のデバイスに送信し、WAN通信のためにアップリンク信号を基地局に送信し得る。
モジュール816は、P2P信号を生成し得、P2P通信のためにP2P信号を他のデバイスに送り得る。モジュール818は、他のデバイスからのP2P信号を受信し得、受信したP2P信号を処理し得る。モジュール820は、デバイス120uのために近傍検出信号を生成し得、他のデバイスがデバイス120uの存在を検出することを可能にするためにその近傍検出信号を送り得る。モジュール822は、他のデバイスからの近傍検出信号を検出し得る。モジュール824は、アップリンク信号を生成し得、WAN通信のためにアップリンク信号を基地局に送り得る。モジュール826は、基地局からダウンリンク信号を受信し得、受信したダウンリンク信号を処理し得る。
デバイス120u内の様々なモジュールは、上記で説明したように動作し得る。コントローラ/プロセッサ828は、デバイス120u内の様々なモジュールの動作を指示し得る。メモリ830は、デバイス120uのデータとプログラムコードとを記憶し得る。デバイス120u内のモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子構成要素、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、またはそれらの任意の組合せを備え得る。
図9に、図1の任意の2つのデバイス120であり得るデバイス120xおよび120yの設計のブロック図を示す。この設計では、デバイス120xはT個のアンテナ934a〜934tを装備し、デバイス120yはR個のアンテナ952a〜952rを装備し、一般にT≧1およびR≧1である。
デバイス120xにおいて、送信プロセッサ920は、データソース912からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ940から制御情報を受信し得る。送信プロセッサ920は、データと制御情報とを処理(たとえば、符号化、インターリーブ、およびシンボルマッピング)し、それぞれデータシンボルと制御シンボルとを与え得る。PDSプロセッサ944は、近傍検出信号のための基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ930は、適用可能な場合(if applicable)、データシンボル、制御シンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行し得、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)932a〜932tに与え得る。各変調器932は、(たとえば、OFDM、SC−FDMなどのために)それぞれの出力シンボルストリームを処理して出力サンプルストリームを取得し得る。各変調器932はさらに、出力サンプルストリームを処理(たとえば、アナログへの変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して変調された信号を取得し得る。変調器932a〜932tからのT個の変調された信号は、それぞれT個のアンテナ934a〜934tを介して送信され得る。
デバイス120yにおいて、アンテナ952a〜952rは、デバイス120x、他のデバイス、および/または基地局から変調された信号を受信し得、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD)954a〜954rに与え得る。各復調器954は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して受信サンプルを取得し得る。各復調器954はさらに、(たとえば、OFDM、SC−FDMなどのために)受信サンプルを処理して受信シンボルを取得し得る。MIMO検出器956は、すべてのR個の復調器954a〜954rから受信シンボルを取得し、適用可能な場合、受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを与え得る。受信プロセッサ958は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調、デインターリーブ、および復号)し、復号されたデータをデータシンク960に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ980に与え得る。PDSプロセッサ984は、デバイス120xおよび/または他のデバイスからの近傍検出信号を検出し得る。
デバイス120yにおいて、データソース962からのデータと、コントローラ/プロセッサ980からの制御情報と、PDSプロセッサ984からの近傍検出信号のための基準シンボルとが送信プロセッサ964によって処理され、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ966によってプリコードされ、さらに変調器954によって処理され、アンテナ952を介して送信され得る。デバイス120xにおいて、デバイス120yと他のデバイスと基地局とからの変調された信号は、アンテナ934によって受信され、復調器932によって処理され、適用可能な場合、MIMO検出器936によって検出され、さらに受信プロセッサ938によって処理されて、デバイス120yによって送信された、復号されたデータおよび制御情報を取得し得る。PDSプロセッサ944は、デバイス120yおよび/または他のデバイスからの近傍検出信号を検出し得る。
コントローラ/プロセッサ940および980は、それぞれデバイス120xおよび120yにおける動作を指示し得る。デバイス120xにおけるコントローラ/プロセッサ940ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールは、図6のプロセス600、図7のプロセス700、および/または本明細書で説明した技法のための他のプロセスを実行または指示し得る。デバイス120yにおけるコントローラ/プロセッサ980ならびに/または他のプロセッサおよびモジュールはまた、プロセス600、プロセス700、および/または本明細書で説明した技法のための他のプロセスを実行または指示し得る。メモリ942および982は、それぞれデバイス120xおよび120yのためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。
一構成では、ワイヤレス通信のための装置120u、120x、または120yは、デバイスがピア発見をトリガするイベントを検出するための手段と、デバイスが、ピア発見をトリガするイベントの検出に基づいてピア発見を実行するための手段とを含み得る。
別の構成では、ワイヤレス通信のための装置120u、120x、または120yは、アプリケーションが第1のデバイス上でアクティブになったことを判断するための手段と、アプリケーションをサポートするために、第1のデバイスが第2のデバイスにサービスを要求するためのクエリを送信するための手段と、クエリを送信した後に第2のデバイスからの近傍検出信号を検出するための手段とを含み得る。
一態様では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成され得る、デバイス120uにおけるモジュール816、818、820および/または822、デバイス120xにおけるプロセッサ920、938、940および/または944、またはデバイス120yにおけるプロセッサ958、964、980および/または984であり得る。別の態様では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された1つまたは複数のモジュールまたは任意の装置であり得る。
情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書の開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書の開示に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書の開示に関して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装された場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む通信媒体と、コンピュータ記憶媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示についての以上の説明は、いかなる当業者も本開示を作成または使用することができるように与えたものである。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本件出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]デバイスがピア発見をトリガするイベントを検出することと、
前記デバイスが、ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を実行することと
を備える、ワイヤレス通信のための方法。
[C2]ピア発見をトリガする前記イベントを前記検出することは、アプリケーションが前記デバイス上でアクティブになったことを検出することを備える、C1に記載の方法。
[C3]ピア発見をトリガする前記イベントを前記検出することが、前記デバイスの位置の変化を検出することを備える、C1に記載の方法。
[C4]前記デバイスの前記位置の前記変化を前記検出することが、前記デバイスのサービングセル、または前記デバイスによって行われる信号強度測定、または前記デバイスの測位、またはそれらの組合せに基づいて、前記デバイスの前記位置の前記変化を検出することを備える、C3に記載の方法。
[C5]ピア発見をトリガする前記イベントを前記検出することは、前記デバイスがオンにされたことを検出することを備える、C1に記載の方法。
[C6]ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を前記実行することは、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答して、前記デバイスがピア発見を開始することを備える、C1に記載の方法。
[C7]ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を前記実行することは、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答して、前記デバイスが近傍検出信号を送信することを備える、C1に記載の方法。
[C8]ピア発見をトリガするイベントが検出されなかったとき、前記デバイスによる前記近傍検出信号の送信をスキップすること
をさらに備える、C7に記載の方法。
[C9]ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を前記実行することが、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答して、ピアデバイスからの近傍検出信号を受信することを備える、C1に記載の方法。
[C10]ピア発見をトリガするイベントが検出されなかったとき、前記ピアデバイスからの前記近傍検出信号の受信をスキップすること
をさらに備える、C9に記載の方法。
[C11]ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を前記実行することは、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答して、前記デバイスがピア発見の周期性を変更することを備える、C1に記載の方法。
[C12]ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を前記実行することは、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答して、前記デバイスがピア発見の少なくとも1つの特性を変更することを備える、C1に記載の方法。
[C13]ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を前記実行することが、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答して、近傍検出信号を複数回送信することを備える、C1に記載の方法。
[C14]前記近傍検出信号の連続送信が固定遅延によって離間される、C13に記載の方法。
[C15]前記近傍検出信号の連続送信が、徐々に長くなる遅延によって離間される、C13に記載の方法。
[C16]ピア発見をトリガするイベントが検出されなかったとき、第1の周期性で近傍検出信号を送信することと、
ピア発見をトリガする前記イベントが検出されたとき、第2の周期性で前記近傍検出信号を送信することであって、前記第1の周期性が前記第2の周期性よりも低い、送信することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C17]デバイスがピア発見をトリガするイベントを検出するための手段と、
前記デバイスが、ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を実行するための手段と
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C18]ピア発見をトリガする前記イベントを検出するための前記手段は、アプリケーションが前記デバイス上でアクティブになったこと、または前記デバイスの位置の変化、または前記デバイスがオンにされたこと、を検出するための手段を備える、C17に記載の装置。
[C19]前記デバイスが、ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を実行するための前記手段は、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答して、前記デバイスがピア発見を開始するための手段を備える、C17に記載の装置。
[C20]前記デバイスが、ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を実行するための前記手段は、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答して、前記デバイスがピア発見の周期性を変更するための手段を備える、C17に記載の装置。
[C21]デバイスがピア発見をトリガするイベントを検出し、前記デバイスが、ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサ
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C22]前記少なくとも1つのプロセッサは、アプリケーションが前記デバイス上でアクティブになったこと、または前記デバイスの位置の変化、またはピア発見をトリガする前記イベントとして前記デバイスがオンにされたこと、を検出するように構成された、C21に記載の装置。
[C23]前記少なくとも1つのプロセッサが、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答してピア発見を開始するように構成された、C21に記載の装置。
[C24]前記少なくとも1つのプロセッサが、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答してピア発見の周期性を変更するように構成された、C21に記載の装置。
[C25]デバイスがピア発見をトリガするイベントを検出することを少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと、
前記デバイスが、ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を実行することを、前記少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと
を備える非一時的コンピュータ可読媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C26]アプリケーションが第1のデバイス上でアクティブになったことを判断することと、
前記アプリケーションをサポートするために、前記第1のデバイスが第2のデバイスにサービスを要求するためのクエリを送信することと
を備える、ワイヤレス通信のための方法。
[C27]前記クエリを前記送信することが、前記クエリを備える近傍検出信号を送信することを備える、C26に記載の方法。
[C28]前記クエリが、前記第1のデバイスによって要求された前記サービス、または前記サービスが要求される特定のデバイスタイプ、またはその両方を識別する、C26に記載の方法。
[C29]前記クエリが、近傍検出信号を送信することを開始するように前記第2のデバイスに要求する、C26に記載の方法。
[C30]前記クエリを送信した後に前記第2のデバイスからの近傍検出信号を検出すること
をさらに備える、C26に記載の方法。
[C31]前記クエリが、ワイヤレスネットワークを介して前記第1のデバイスに連絡するように前記第2のデバイスに要求する、C26に記載の方法。
[C32]アプリケーションが第1のデバイス上でアクティブなったことを判断するための手段と、
前記アプリケーションをサポートするために、前記第1のデバイスが第2のデバイスにサービスを要求するためのクエリを送信するための手段と
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C33]前記クエリが、前記第1のデバイスによって要求された前記サービス、または前記サービスが要求される特定のデバイスタイプ、またはその両方を識別する、C32に記載の装置。
[C34]前記クエリを送信した後に前記第2のデバイスからの近傍検出信号を検出するための手段
をさらに備える、C32に記載の装置。
[C35]アプリケーションが第1のデバイス上でアクティブになったことを判断し、前記アプリケーションをサポートするために、前記第1のデバイスが第2のデバイスにサービスを要求するためのクエリを送信するように構成された少なくとも1つのプロセッサ
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C36]前記クエリが、前記第1のデバイスによって要求された前記サービス、または前記サービスが要求される特定のデバイスタイプ、またはその両方を識別する、C35に記載の装置。
[C37]前記少なくとも1つのプロセッサが、前記クエリを送信した後に前記第2のデバイスからの近傍検出信号を検出するように構成された、C35に記載の装置。
[C38]アプリケーションが第1のデバイス上でアクティブになったことを判断することを少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと、
前記アプリケーションをサポートするために、前記第1のデバイスが第2のデバイスにサービスを要求するためのクエリを送信することを、前記少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと
を備える非一時的コンピュータ可読媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。

Claims (29)

  1. イベントトリガ型ピア発見を実行すべきか否かを決定することと、ここにおいて、前記決定が、ワイヤレスネットワークによってブロードキャストされた情報に基づいて行われる、
    イベントトリガ型ピア発見を実行する決定が行われた場合、デバイスがピア発見をトリガするイベントを検出することと、
    前記デバイスが、ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を実行することと
    を備える、ワイヤレス通信のための方法。
  2. ピア発見をトリガする前記イベントを前記検出することは、アプリケーションが前記デバイス上でアクティブになったことを検出することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. ピア発見をトリガする前記イベントを前記検出することが、前記デバイスの位置の変化を検出することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記デバイスの前記位置の前記変化を前記検出することが、前記デバイスのサービングセル、または前記デバイスによって行われる信号強度測定、または前記デバイスの測位、またはそれらの組合せに基づいて、前記デバイスの前記位置の前記変化を検出することを備える、請求項3に記載の方法。
  5. ピア発見をトリガする前記イベントを前記検出することは、前記デバイスがオンにされたことを検出することを備える、請求項1に記載の方法。
  6. ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を前記実行することは、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答して、前記デバイスがピア発見を開始することを備える、請求項1に記載の方法。
  7. ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を前記実行することは、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答して、前記デバイスが近傍検出信号を送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  8. ピア発見をトリガするイベントが検出されなかったとき、前記デバイスによる前記近傍検出信号の送信をスキップすること
    をさらに備える、請求項7に記載の方法。
  9. ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を前記実行することが、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答して、ピアデバイスからの近傍検出信号を受信することを備える、請求項1に記載の方法。
  10. ピア発見をトリガするイベントが検出されなかったとき、前記ピアデバイスからの前記近傍検出信号の受信をスキップすること
    をさらに備える、請求項9に記載の方法。
  11. ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を前記実行することは、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答して、前記デバイスがピア発見の周期性を変更することを備える、請求項1に記載の方法。
  12. ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を前記実行することは、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答して、前記デバイスがピア発見の少なくとも1つの特性を変更することを備える、請求項1に記載の方法。
  13. ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を前記実行することが、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答して、近傍検出信号を複数回送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  14. 前記近傍検出信号の連続送信が固定遅延によって離間される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記近傍検出信号の連続送信が、徐々に長くなる遅延によって離間される、請求項13に記載の方法。
  16. ピア発見をトリガするイベントが検出されなかったとき、第1の周期性で近傍検出信号を送信することと、
    ピア発見をトリガする前記イベントが検出されたとき、第2の周期性で前記近傍検出信号を送信することであって、前記第1の周期性が前記第2の周期性よりも低い、送信することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  17. イベントトリガ型ピア発見を実行すべきか否かを決定するための手段と、ここにおいて、決定するための前記手段が、ワイヤレスネットワークによってブロードキャストされた情報に基づいて決定を行うように構成される、
    イベントトリガ型ピア発見を実行する決定が行われた場合、デバイスがピア発見をトリガするイベントを検出するための手段と、
    前記デバイスが、ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を実行するための手段と
    を備える、ワイヤレス通信のための装置。
  18. ピア発見をトリガする前記イベントを検出するための前記手段は、アプリケーションが前記デバイス上でアクティブになったこと、または前記デバイスの位置の変化、または前記デバイスがオンにされたことを検出するための手段を備える、請求項17に記載の装置。
  19. 前記デバイスが、ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を実行するための前記手段は、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答して、前記デバイスがピア発見を開始するための手段を備える、請求項17に記載の装置。
  20. 前記デバイスが、ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を実行するための前記手段は、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答して、前記デバイスがピア発見の周期性を変更するための手段を備える、請求項17に記載の装置。
  21. 少なくとも1つのプロセッサを備える、ワイヤレス通信のための装置であって、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    イベントトリガ型ピア発見を実行すべきか否かを決定し、ここにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサが、ワイヤレスネットワークによってブロードキャストされた情報に基づいて決定を行うように構成される、
    イベントトリガ型ピア発見を実行する決定が行われた場合、デバイスがピア発見をトリガするイベントを検出し、
    前記デバイスが、ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を実行する
    ように構成される、ワイヤレス通信のための装置。
  22. 前記少なくとも1つのプロセッサは、アプリケーションが前記デバイス上でアクティブになったこと、または前記デバイスの位置の変化、またはピア発見をトリガする前記イベントとして前記デバイスがオンにされたことを検出するように構成された、請求項21に記載の装置。
  23. 前記少なくとも1つのプロセッサが、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答してピア発見を開始するように構成された、請求項21に記載の装置。
  24. 前記少なくとも1つのプロセッサが、ピア発見をトリガする前記イベントを検出したことに応答してピア発見の周期性を変更するように構成された、請求項21に記載の装置。
  25. イベントトリガ型ピア発見を実行すべきか否かを決定するためのコードと、ここにおいて、決定するための前記コードが、ワイヤレスネットワークによってブロードキャストされた情報に基づいて、イベントトリガ型ピア発見を実行すべきか否かを決定するためのコードを備える、
    イベントトリガ型ピア発見を実行する決定が行われた場合、デバイスがピア発見をトリガするイベントを検出することを少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと、
    前記デバイスが、ピア発見をトリガする前記イベントの検出に基づいてピア発見を実行することを、前記少なくとも1つのプロセッサに行わせるためのコードと
    を備える、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  26. 前記決定が、前記ブロードキャストされた情報中に示されている、前記ワイヤレスネットワークのカバレージエリア内で利用可能な少なくとも1つのデバイスまたはサービスに基づく、請求項に記載の方法。
  27. 前記決定が、前記ブロードキャストされた情報中に示されている、前記ワイヤレスネットワークのカバレージエリア内で利用可能な少なくとも1つのデバイスまたはサービスに基づく、請求項17に記載の装置。
  28. 前記決定が、前記ブロードキャストされた情報中に示されている、前記ワイヤレスネットワークのカバレージエリア内で利用可能な少なくとも1つのデバイスまたはサービスに基づく、請求項21に記載の装置。
  29. 前記決定が、前記ブロードキャストされた情報中に示されている、前記ワイヤレスネットワークのカバレージエリア内で利用可能な少なくとも1つのデバイスまたはサービスに基づく、請求項25に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
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