JP5766383B1 - 車載用変圧装置 - Google Patents

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Abstract

鉄心、3つ以上の巻線および複数の絶縁板を収容し、内部に絶縁油が充填されたタンクと、互いに対向する巻線および絶縁板に挟まれて絶縁油の流路を構成する複数のスペーサと、絶縁油を流動させるポンプと、切り替え回路とを備える。一部のスペーサは、一方向に流動する絶縁油に対する流動抵抗が、この一方向とは逆方向である他方向に流動する絶縁油に対する流動抵抗より小さい。他の一部のスペーサは、上記他方向に流動する絶縁油に対する流動抵抗が、上記一方向に流動する絶縁油に対する流動抵抗より小さい。ポンプは、切り替え回路によって一部の巻線が電気回路に組み込まれているときは絶縁油を上記一方向に流動させ、切り替え回路によって他の一部の巻線が電気回路に組み込まれているときは絶縁油を上記他方向に流動させる。

Description

本発明は、車載用変圧装置に関し、複数種類の電圧を所望の電圧に変換する車載用の油入変圧器に関する。
新幹線などの鉄道車両には、出来るだけ多くのものをより速く輸送することが求められる。そのため、鉄道車両に搭載される車載用変圧装置に対して、大容量化と小型軽量化という相反する要求がある。さらに近年では、バリアフリーの観点から低床化車両の導入が増加しており、車載用変圧装置の低背化が図られている。
架線などから交流電圧が供給される交流区間および架線などから直流電圧が供給される直流区間の両方において走行可能な交流直流兼用電車が開発されている。交流直流兼用電車に使用可能な変圧装置の構成を開示した先行文献として、国際公開第2010/073337号(特許文献1)がある。
特許文献1に記載された変圧装置は、鉄心と、鉄心に巻回され、積層された複数のコイルと、積層方向に隣り合う複数のコイル間に配置された複数のベース部材と、コイルごとに設けられ、各々が、対応のベース部材に設けられ、対応のベース部材と対応のコイルとの間に絶縁液体を流すための流路を形成している複数の流路部材群と、流路部材群ごとに形成される各流路のうちの少なくともいずれか1つの流路における絶縁液体の流量が、各流路のうちの上記少なくともいずれか1つの流路以外の流路における絶縁液体の流量と異なるように絶縁液体の流れを阻害し、かつ上記少なくともいずれか1つの流路の領域のうち、絶縁液体の流れ方向において鉄心と重ならない領域における絶縁液体の流れを阻害するように配置されている阻害部材とを備える。
国際公開第2010/073337号
特許文献1に記載された変圧装置においては、各巻線の温度上昇を均等化することにより冷却効率を向上している。そのため、もともと温度の低い巻線は、阻害部材を配置することにより温度が高くなる。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、発熱する巻線の変動に対応して、発熱している巻線を選択的に冷却することにより、全ての巻線の温度上昇を抑制できる、車載用変圧装置を提供することを目的とする。
本発明に基づく車載用変圧装置は、鉄心と、鉄心に巻き回され、積層された3つ以上の巻線と、3つ以上の巻線において互いに隣接する巻線同士の間にそれぞれ配置された複数の絶縁板と、鉄心、3つ以上の巻線および複数の絶縁板を収容し、内部に絶縁油が充填されたタンクと、3つ以上の巻線および複数の絶縁板のうちの互いに対向する巻線および絶縁板の間の各々に位置し、互いに対向する巻線および絶縁板に挟まれて絶縁油の流路を構成する複数のスペーサと、3つ以上の巻線の積層方向と直交する方向のうちの一方向およびこの一方向とは逆方向である他方向のいずれかに選択的に絶縁油を流動させるポンプと、3つ以上の巻線のうちの一部の巻線と他の一部の巻線とのいずれか一方を選択的に電気回路に組み込む切り替え回路とを備える。複数のスペーサのうちの一部の巻線に接触する一部のスペーサは、上記一方向に流動する絶縁油に対する流動抵抗が、上記他方向に流動する絶縁油に対する流動抵抗より小さい。複数のスペーサのうちの他の一部の巻線に接触する他の一部のスペーサは、上記他方向に流動する絶縁油に対する流動抵抗が、上記一方向に流動する絶縁油に対する流動抵抗より小さい。ポンプは、切り替え回路によって一部の巻線が電気回路に組み込まれているときは絶縁油を上記一方向に流動させ、切り替え回路によって他の一部の巻線が電気回路に組み込まれているときは絶縁油を上記他方向に流動させる。
本発明によれば、発熱する巻線の変動に対応して、発熱している巻線を選択的に冷却することにより、全ての巻線の温度上昇を抑制できる。
本発明の一実施形態に係る車載用変圧装置が備える変圧器の構成を示す斜視図である。 図1に示した鉄心、1次巻線および2次巻線の斜視図である。 図2の鉄心、1次巻線および2次巻線をIII−III線矢印方向から見た断面図である。 本発明の一実施形態に係る鉄道車両の構成の第1の状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る鉄道車両の構成の第2の状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る車載用変圧装置の変圧器における巻線、絶縁板およびスペーサの積層構造を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る車載用変圧装置の変圧器における巻線、絶縁板およびスペーサの積層構造を示す断面図である。 1次巻線に接触するスペーサの配置を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る車載用変圧装置の第2スペーサユニットの複数の第2スペーサの各々の形状を示す平面図である。 第1変形例に係る第2スペーサユニットの第2スペーサの形状を示す平面図である。 第2変形例に係る第2スペーサユニットの第2スペーサの形状を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る車載用変圧装置がタンク内にて一方向に絶縁油を流動させている状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る車載用変圧装置がタンク内にて他方向に絶縁油を流動させている状態を示す断面図である。 ポンプが絶縁油を一方向に流動させた際の各巻線の温度を示すグラフである。 ポンプが絶縁油を他方向に流動させた際の各巻線の温度を示すグラフである。
以下、本発明の一実施形態に係る車載用変圧装置について図面を参照して説明する。なお、図中の同一または相当する部分については同一符号を付してその説明を繰り返さない。
図1は、本発明の一実施形態に係る車載用変圧装置が備える変圧器の構成を示す斜視図である。本発明の一実施形態に係る車載用変圧装置は、鉄道車両に搭載される。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る車載用変圧装置が備える変圧器50は、1次巻線(高圧側巻線)3と、2次巻線(低圧側巻線)4a,4bと、端子9と、鉄心10と、タンク21とを備える。
1次巻線3および2次巻線4a,4bの各々は、鉄心10に巻回される。タンク21は、1次巻線3、2次巻線4a,4bおよび鉄心10を収容する。タンク21の内部には絶縁油(図示せず)が充填されている。2次巻線4a,4bの各々は、端子9を有する。
変圧器50は、さらに、電動送風機22と、冷却器23と、コンサベータ24とを備える。電動送風機22は、変圧器50(タンク21)内の絶縁油を冷却するために冷却器23に風を送る。冷却器23は、変圧器50(タンク21)内の絶縁油を冷却する。なお、鉄道車両の走行時によって生じる風を冷却器23に導入してもよい。この場合、図1に示した構成から電動送風機22を省略することができる。
コンサベータ24は、絶縁油の容積の変化により膨張あるいは収縮する。1次巻線3および2次巻線4a,4bの発熱によって絶縁油が加熱された場合には、絶縁油の容積が大きくなる。この場合、コンサベータ24が膨張する。一方、絶縁油の温度が低下した場合、絶縁油の容積が小さくなる。この場合にはコンサベータ24が収縮する。
図2は、図1に示した鉄心、1次巻線および2次巻線の斜視図である。図3は、図2の鉄心、1次巻線および2次巻線をIII−III線矢印方向から見た断面図である。図2および図3に示すように、鉄心10は、主脚部10aと、側脚部10b,10cとを備える。側脚部10b,10cは、主脚部10aに接続される。主脚部10aおよび側脚部10bによって鉄心10に窓部W1が形成される。同じく主脚部10aおよび側脚部10cによって鉄心10に窓部W2が形成される。
1次巻線3および2次巻線4a,4bの各々は、主脚部10aに共通に巻回され、窓部W1,W2に通される。図3においてZ方向は、1次巻線3および2次巻線4a,4bの各々の巻軸方向を示す。1次巻線3の上側に2次巻線4aが配置され、1次巻線3の下側に2次巻線4bが配置される。このように、1次巻線3および2次巻線4a,4bの各々が積層される。
1次巻線3および2次巻線4a,4bの各々は、たとえば、同一平面内で巻かれた、アルミニウムなどからなる導体により構成される平板状巻線4cを含む。本実施形態においては、1次巻線3は4つの平板状巻線4cで構成され、2次巻線4aは2つの平板状巻線4cで構成され、2次巻線4bは2つの平板状巻線4cで構成されている。すなわち、変圧器50は、8つの平板状巻線4cを含んでいる。
図3においては、1次巻線3および2次巻線4a,4bの巻軸方向に平行であり、かつ、窓部W1,W2を貫く方向に垂直な方向での鉄心10の断面を示す。図3に示すように、鉄心10は、1次巻線3および2次巻線4a,4bを取り囲む。すなわち、本実施形態に係る車載用変圧装置が備える変圧器50は、いわゆる外鉄型変圧器である。
2次巻線4a,4bの各々は2つの端子を有する。2次巻線4aは端子9a,9bを有し、2次巻線4bは端子9c,9dを有する。端子9a〜9dは、図1で示した端子9に対応する。端子9a〜9dは、鉄心10の外側に設けられる。
図4は、本実施形態に係る鉄道車両の構成の第1の状態を示す図である。図5は、本実施形態に係る鉄道車両の構成の第2の状態を示す図である。
鉄道車両100は、交流電圧が異なる複数の区間を走行する交流電車である。図4,5に示すように、鉄道車両100は、パンタグラフ2と、車載用変圧装置101と、モータ7とを備える。車載用変圧装置101は、変圧器50と、コンバータ5と、インバータ6と、切り替え回路8とを含む。変圧器50は、1次巻線3と、2次巻線4a,4bと、鉄心10とを含む。
パンタグラフ2は、架線1に接続されている。1次巻線3は、パンタグラフ2に接続された第1の端子と、この第1の端子の反対側に設けられ、接地電圧が供給される接地ノードに接続された第2の端子とを有する。
2次巻線4a,4bの各々は、電位が固定されていない別個の第1端子および第2端子を有する。より詳細には、2次巻線4aは、1次巻線3と磁気結合されており、2次巻線4aの一方端側に設けられた端子9aと、2次巻線4aの他方端側に設けられた端子9bとを有する。2次巻線4bは、1次巻線3と磁気結合されており、2次巻線4bの一方端側に設けられた端子9cと、2次巻線4bの他方端側に設けられた端子9dとを有する。2次巻線4aおよび4bの巻数は互いに異なる。
切り替え回路8は、2次巻線4aおよび2次巻線4bのいずれか一方を選択的にコンバータ5と接続する。すなわち、切り替え回路8は、2次巻線4a,4bの各々の第1端子および第2端子を選択的にコンバータ5と接続する。
より詳細には、切り替え回路8は、図4に示すように2次巻線4aの端子9aおよび端子9bをコンバータ5の第1入力端子および第2入力端子にそれぞれ接続する第1の状態と、図5に示すように2次巻線4bの端子9cおよび端子9dをコンバータ5の第1入力端子および第2入力端子にそれぞれ接続する第2の状態とを切り替える。
このように、切り替え回路8は、8つの平板状巻線4cのうちの一部の巻線である2次巻線4aと他の一部の巻線である2次巻線4bとのいずれか一方を選択的に電気回路に組み込む。2次巻線4aは、2次巻線の一部であり、2次巻線4bは、2次巻線の一部以外の残部である。
架線1から供給される単相交流電圧は、パンタグラフ2を介して1次巻線3に供給される。1次巻線3に供給される交流電圧により、2次巻線4aおよび4bにそれぞれ交流電圧が誘起される。
コンバータ5は、切り替え回路8によってコンバータ5と接続された2次巻線4aまたは2次巻線4bに誘起された交流電圧を直流電圧に変換する。インバータ6は、コンバータ5から受けた直流電圧を三相交流電圧に変換し、モータ7へ出力する。モータ7は、インバータ6から受けた三相交流電圧によって駆動される。
上記の構成を有する鉄道車両100においては、架線1から供給される交流電圧の大きさに対応して、切り替え回路8により使用する2次巻線が選択される。
以下、本実施形態に係る車載用変圧装置101が変圧器50に備える、複数の絶縁板および複数のスペーサについて説明する。
図6は、本実施形態に係る車載用変圧装置の変圧器における巻線、絶縁板およびスペーサの積層構造を示す分解斜視図である。図7は、本実施形態に係る車載用変圧装置の変圧器における巻線、絶縁板およびスペーサの積層構造を示す断面図である。図8は、1次巻線に接触するスペーサの配置を示す平面図である。
なお、図6においては、1次巻線3に隣接する絶縁板およびその絶縁板に取り付けられた複数のスペーサと、2次巻線4bに隣接する絶縁板およびその絶縁板に取り付けられた複数のスペーサとを代表的に図示している。また、図6においては、図示を簡単にするため、全ての絶縁板の各々に取り付けられた複数のスペーサの位置および形状を、1次巻線3に接触するスペーサと同一にして図示している。
図6〜8に示すように、車載用変圧装置101は、8つの平板状巻線4cにおいて互いに隣接する平板状巻線4c同士の間にそれぞれ配置された7つの絶縁板61をさらに備える。7つの絶縁板61は、タンク21内に収容される。
本実施形態においては、さらに、最上層に位置する2次巻線4aの上に1つの絶縁板61を配置し、最下層に位置する2次巻線4bの下に1つの絶縁板61を配置している。ただし、これらの2つの絶縁板61には、スペーサは取り付けられていない。
各絶縁板61は、絶縁性材料で構成され、たとえば、プレスボードなどの絶縁紙またはポリアミドなどの絶縁性材料などで構成されている。各絶縁板61は、平面視にて、略矩形状の外形を有し、中央に、鉄心10に挿通される開口が設けられている。各絶縁板61の4角は、切り欠かれている。
車載用変圧装置101は、8つの平板状巻線4cおよび7つの絶縁板61のうちの互いに対向する平板状巻線4cおよび絶縁板61の間の各々に位置し、互いに対向する平板状巻線4cおよび絶縁板61に挟まれて絶縁油の流路を構成する複数のスペーサをさらに備える。
互いに対向する平板状巻線4cおよび絶縁板61の組み合わせとしては、1次巻線3および絶縁板61、2次巻線4aおよび絶縁板61、並びに、2次巻線4bおよび絶縁板61の3種類がある。
本実施形態においては、複数のスペーサの各々は、各絶縁板61の少なくとも一方の主面上に接着剤により取り付けられている。ただし、これに限られず、複数のスペーサの各々が、各平板状巻線4cの少なくとも一方の主面上に接着剤により取り付けられていてもよい。複数のスペーサの各々は、絶縁性材料で構成され、たとえば、プレスボードなどの絶縁紙またはポリプロピレンなどの絶縁樹脂などで構成されている。
具体的には、1次巻線3および絶縁板61の間に、複数の第1スペーサ62および複数の第2スペーサ63が配置されている。複数の第1スペーサ62および複数の第2スペーサ63の各々は、互いに対向する1次巻線3および絶縁板61に挟まれて絶縁油の流路を構成している。絶縁板61に取り付けられた、複数の第1スペーサ62および複数の第2スペーサ63と、絶縁板61とから、第1スペーサユニット60が構成されている。第1スペーサユニット60は、第1スペーサユニット60の一方端60aと第1スペーサユニット60の他方端60bとを最短で結ぶ方向が、絶縁油の流動方向と平行になるように配置される。
複数の第2スペーサ63は、第1スペーサユニット60の一方端60a側および他方端60b側の各々に分かれて位置し、複数の第1スペーサ62は、第1スペーサユニット60の中央側において鉄心10と重ならない領域に位置している。
1次巻線3とそれぞれ対向している3つの絶縁板61のうち、2つの絶縁板61においては、一方の主面に複数の第1スペーサ62および複数の第2スペーサ63が取り付けられ、他方の主面は隣接する1次巻線3と接触している。残りの1つの絶縁板61においては、両方の主面に複数の第1スペーサ62および複数の第2スペーサ63が取り付けられている。
2次巻線4aおよび絶縁板61の間に、複数の第1スペーサ72および複数の第2スペーサ73が配置されている。複数の第1スペーサ72および複数の第2スペーサ73の各々は、互いに対向する1次巻線3および絶縁板61に挟まれて絶縁油の流路を構成している。絶縁板61に取り付けられた、複数の第1スペーサ72および複数の第2スペーサ73と、絶縁板61とから、第2スペーサユニット70が構成されている。第2スペーサユニット70は、第2スペーサユニット70の一方端70aと第2スペーサユニット70の他方端70bとを最短で結ぶ方向が、絶縁油の流動方向と平行になるように配置される。
複数の第2スペーサ73は、第2スペーサユニット70の一方端70a側および他方端70b側の各々に分かれて位置し、複数の第1スペーサ72は、第2スペーサユニット70の中央側において鉄心10と重ならない領域に位置している。
2次巻線4aとそれぞれ対向している2つの絶縁板61においては、一方の主面に複数の第1スペーサ72および複数の第2スペーサ73が取り付けられ、他方の主面は隣接する1次巻線3または2次巻線4aと接触している。
2次巻線4bおよび絶縁板61の間に、複数の第1スペーサ72および複数の第2スペーサ73が配置されている。複数の第1スペーサ72および複数の第2スペーサ73の各々は、互いに対向する1次巻線3および絶縁板61に挟まれて絶縁油の流路を構成している。
複数の第2スペーサ73は、第2スペーサユニット70の一方端70a側および他方端70b側の各々に分かれて位置し、複数の第1スペーサ72は、第2スペーサユニット70の中央側において鉄心10と重ならない領域に位置している。
2次巻線4bとそれぞれ対向している2つの絶縁板61においては、一方の主面に複数の第1スペーサ72および複数の第2スペーサ73が取り付けられ、他方の主面は隣接する1次巻線3または2次巻線4bと接触している。
上記のように、本実施形態においては、2次巻線4aとの間に絶縁油の流路を構成する第2スペーサユニット70と、2次巻線4bとの間に絶縁油の流路を構成する第2スペーサユニット70とは、互いに同一形状であり、平面視にて互いに反対向きに配置されている。具体的には、第2スペーサユニット70の一方端70aと他方端70bとが入れ替わるように反対向きに配置されている。
そのため、2次巻線4aと接触する第2スペーサ73と、2次巻線4bと接触する第2スペーサ73とは、平面視にて互いに反対向きに配置された同一形状のスペーサから構成されている。
複数の第1スペーサ62および複数の第1スペーサ72の各々は、平面視にて、同一の矩形状の外形を有し、各絶縁板61上の略同じ位置に配置されている。複数の第1スペーサ62および複数の第1スペーサ72の各々は、絶縁油の流動方向に沿った2長辺と、絶縁油の流動方向と略直角な2短辺とを有する。
複数の第2スペーサ63の各々は、平面視にて、矩形状であり、絶縁油の流動方向と略直角な2長辺と、絶縁油の流動方向に沿った2短辺とを有する。よって、第1スペーサユニット60の複数の第1スペーサ62の各々においては、後述する、一方向に流動する絶縁油に対する流動抵抗と、他方向に流動する絶縁油に対する流動抵抗とは同一である。
図9は、本実施形態に係る車載用変圧装置の第2スペーサユニットの複数の第2スペーサの各々の形状を示す平面図である。図9に示すように、第2スペーサユニット70の複数の第2スペーサ73の各々は、平面視にて、内角αが鋭角をなす2辺73a、および、2辺73aとは反対側に絶縁油95の流動方向90,91と略直角な辺73bを有する。
本実施形態においては、第2スペーサユニット70の複数の第2スペーサ73の各々の形状は、平面視にて三角形であるが、これに限られず、上記の辺を有する台形などでもよい。2次巻線4aと接触する第2スペーサ73と、2次巻線4bと接触する第2スペーサ73との形状が互いに異なる場合には、いずれか一方の第2スペーサ73が上記形状を有していてもよい。
第2スペーサ73は、流動方向の一方向90に流れる絶縁油95と2辺73aで接し、流動方向の他方向91に流れる絶縁油95と辺73bで接するため、流動方向の一方向90に流れる絶縁油95に対する流動抵抗が、流動方向の他方向91に流れる絶縁油95に対する流動抵抗より小さい。
上記のように、2次巻線4aと接触する第2スペーサ73と、2次巻線4bと接触する第2スペーサ73とは、平面視にて互いに反対向きに配置されている。そのため、2次巻線4aと接触する第2スペーサ73が図9に示すように配置されている場合、2次巻線4aと接触する第2スペーサ73は、一方向90に流動する絶縁油95に対する流動抵抗が、他方向91に流動する絶縁油95に対する流動抵抗より小さく、2次巻線4bと接触する第2スペーサ73は、他方向91に流動する絶縁油95に対する流動抵抗が、一方向90に流動する絶縁油95に対する流動抵抗より小さくなる。
ここで、第2スペーサユニット70の第2スペーサ73の形状の変形例について説明する。図10は、第1変形例に係る第2スペーサユニットの第2スペーサの形状を示す平面図である。図11は、第2変形例に係る第2スペーサユニットの第2スペーサの形状を示す平面図である。
図10に示すように、第1変形例に係る第2スペーサユニットの第2スペーサ73xは、平面視にて、内角αが鋭角をなす2辺73xa、および、2辺73xaとは反対側に内角β1が鈍角をなす他の2辺73xbを有する。内角β1は、180°より大きい。
第2スペーサ73xは、流動方向の一方向90に流れる絶縁油95と2辺73xaで接し、流動方向の他方向91に流れる絶縁油95と辺73xbで接するため、流動方向の一方向90に流れる絶縁油95に対する流動抵抗が、流動方向の他方向91に流れる絶縁油95に対する流動抵抗より小さい。
図11に示すように、第2変形例に係る第2スペーサユニットの第2スペーサ73yは、平面視にて、内角αが鋭角をなす2辺73ya、および、2辺73yaとは反対側に内角β2が鈍角をなす他の2辺73ybを有する。内角β2は、90°より大きく180°以下である。
第2スペーサ73yは、流動方向の一方向90に流れる絶縁油95と2辺73yaで接し、流動方向の他方向91に流れる絶縁油95と辺73ybで接するため、流動方向の一方向90に流れる絶縁油95に対する流動抵抗が、流動方向の他方向91に流れる絶縁油95に対する流動抵抗より小さい。
上記のように、第2スペーサユニットの第2スペーサの形状は、特に限定されず、一方向90に流動する絶縁油95に対する流動抵抗が、他方向91に流動する絶縁油95に対する流動抵抗より小さくなる形状であればよい。
図12は、本実施形態に係る車載用変圧装置がタンク内にて一方向に絶縁油を流動させている状態を示す断面図である。図13は、本実施形態に係る車載用変圧装置がタンク内にて他方向に絶縁油を流動させている状態を示す断面図である。
図12,13に示すように、本実施形態に係る車載用変圧装置は、8つの平板状巻線4cの積層方向と直交する方向のうちの一方向90およびこの一方向90とは逆方向である他方向91のいずれかに選択的に絶縁油を流動させるポンプ25をさらに備える。タンク21は、2つの開口21hを有している。
ポンプ25は、一方向90に絶縁油を流動させる際に、一方の開口21hから窓部W1,W2を通過して他方の開口21hに向けて流れるように絶縁油を循環させる。ポンプ25は、他方向91に絶縁油を流動させる際に、他方の開口21hから窓部W1,W2を通過して一方の開口21hに向けて流れるように絶縁油を循環させる。
ポンプ25は、切り替え回路8によって2次巻線4aが電気回路に組み込まれているときは絶縁油を一方向90に流動させ、切り替え回路8によって2次巻線4bが電気回路に組み込まれているときは絶縁油を他方向91に流動させる。
上記のように、2次巻線4aと接触する第2スペーサ73は、一方向90に流動する絶縁油95に対する流動抵抗が、他方向91に流動する絶縁油95に対する流動抵抗より小さく、2次巻線4bと接触する第2スペーサ73は、他方向91に流動する絶縁油95に対する流動抵抗が、一方向90に流動する絶縁油95に対する流動抵抗より小さくなる。
そのため、ポンプ25によって、絶縁油を一方向90に流動させることにより、図12に示すように、絶縁油は、1次巻線3および2次巻線4aの近傍を主に流動し、2次巻線4bの周囲をほとんど流れない。
その結果、電気回路に組み込まれて発熱している1次巻線3および2次巻線4aを集中的に冷却することができるとともに、電気回路に組み込まれずにほとんど発熱していない2次巻線4bを無駄に冷却することを抑制できる。
逆に、ポンプ25によって、絶縁油を他方向91に流動させることにより、図13に示すように、絶縁油は、1次巻線3および2次巻線4bの近傍を主に流動し、2次巻線4aの周囲をほとんど流れない。
その結果、電気回路に組み込まれて発熱している1次巻線3および2次巻線4bを集中的に冷却することができるとともに、電気回路に組み込まれずにほとんど発熱していない2次巻線4aを無駄に冷却することを抑制できる。
図14は、ポンプが絶縁油を一方向に流動させた際の各巻線の温度を示すグラフである。図15は、ポンプが絶縁油を他方向に流動させた際の各巻線の温度を示すグラフである。図14,15においては、縦軸に巻線、横軸に巻線の温度を示している。
図14,15に示すように、本実施形態に係る車載用変圧装置においては、電気回路に組み込まれて発熱している巻線を集中的に冷却して、巻線の温度を基準値TG以下にすることができる。また、電気回路に組み込まれずにほとんど発熱していない巻線の温度上昇を引き起こすことがない。すなわち、本実施形態に係る車載用変圧装置101は、発熱する巻線の変動に対応して、発熱している巻線を選択的に冷却することにより、全ての巻線の温度上昇を抑制できる。
なお、今回開示した上記実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 架線、2 パンタグラフ、3 1次巻線、4a,4b 2次巻線、4c 平板状巻線、5 コンバータ、6 インバータ、7 モータ、8 切り替え回路、9,9a,9b,9c,9d 端子、10 鉄心、10a 主脚部、10b,10c 側脚部、21 タンク、21h 開口、22 電動送風機、23 冷却器、24 コンサベータ、25 ポンプ、50 変圧器、60 第1スペーサユニット、60a,70a 一方端、60b,70b 他方端、61 絶縁板、62,72 第1スペーサ、63,73,73x,73y 第2スペーサ、70 第2スペーサユニット、90 一方向、91 他方向、95 絶縁油、100 鉄道車両、101 車載用変圧装置、TG 基準値、W1,W2 窓部。

Claims (5)

  1. 鉄心と、
    前記鉄心に巻き回され、積層された3つ以上の巻線と、
    前記3つ以上の巻線において互いに隣接する巻線同士の間にそれぞれ配置された複数の絶縁板と、
    前記鉄心、前記3つ以上の巻線および前記複数の絶縁板を収容し、内部に絶縁油が充填されたタンクと、
    前記3つ以上の巻線および前記複数の絶縁板のうちの互いに対向する巻線および絶縁板の間の各々に位置し、互いに対向する巻線および絶縁板に挟まれて前記絶縁油の流路を構成する複数のスペーサと、
    前記3つ以上の巻線の積層方向と直交する方向のうちの一方向および該一方向とは逆方向である他方向のいずれかに選択的に前記絶縁油を流動させるポンプと、
    前記3つ以上の巻線のうちの一部の巻線と他の一部の巻線とのいずれか一方を選択的に電気回路に組み込む切り替え回路とを備え、
    前記複数のスペーサのうちの前記一部の巻線に接触する一部のスペーサは、前記一方向に流動する前記絶縁油に対する流動抵抗が、前記他方向に流動する前記絶縁油に対する流動抵抗より小さく、
    前記複数のスペーサのうちの前記他の一部の巻線に接触する他の一部のスペーサは、前記他方向に流動する前記絶縁油に対する流動抵抗が、前記一方向に流動する前記絶縁油に対する流動抵抗より小さく、
    前記ポンプは、前記切り替え回路によって前記一部の巻線が電気回路に組み込まれているときは前記絶縁油を前記一方向に流動させ、前記切り替え回路によって前記他の一部の巻線が電気回路に組み込まれているときは前記絶縁油を前記他方向に流動させる、車載用変圧装置。
  2. 前記3つ以上の巻線は、1次巻線および2次巻線を含み、
    前記一部の巻線は、前記2次巻線の一部であり、
    前記他の一部の巻線は、前記2次巻線の前記一部以外の残部である、請求項1に記載の車載用変圧装置。
  3. 前記一部のスペーサと前記他の一部のスペーサとは、平面視にて互いに反対向きに配置された同一形状のスペーサから構成されている、請求項1に記載の車載用変圧装置。
  4. 前記一部のスペーサおよび前記他の一部のスペーサの少なくとも一方は、平面視にて、内角が鋭角をなす2辺、および、該2辺とは反対側に前記絶縁油の流動方向と略直角な辺を有する、請求項1または2に記載の車載用変圧装置。
  5. 前記一部のスペーサおよび前記他の一部のスペーサの少なくとも一方は、平面視にて、内角が鋭角をなす2辺、および、該2辺とは反対側に内角が鈍角をなす他の2辺を有する、請求項1または2に記載の車載用変圧装置。
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