JP5763764B2 - 情報処理装置、通信システム、コンテンツ再生システム、dj機器、情報処理装置の制御方法、コンテンツ再生システムの制御方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、通信システム、コンテンツ再生システム、dj機器、情報処理装置の制御方法、コンテンツ再生システムの制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

コンテンツの再生履歴を記録する情報処理装置、通信システム、コンテンツ再生システム、DJ機器、情報処理装置の制御方法、コンテンツ再生システムの制御方法およびプログラムに関する。
従来、コンテンツの再生履歴(以下、「再生ログ」と称する)を記録する技術として、特許文献1が知られている。当該特許文献1には、音楽番組の放送に使用した楽曲や効果音などの放送履歴を作成する方法が記載されている。具体的には、予め作成しておいたキューシートの情報に、実際に放送した楽曲や効果音に関する放送属性情報を反映させて、放送履歴表を作成する。
特許第3338437号公報
ところが、上記の特許文献1に記載の放送履歴作成方法では、予めキューシートを作成しておく必要がある。このため、予定していた楽曲以外の楽曲を放送した場合、適切に放送履歴を作成できないといった問題があった。特に、リクエスト番組など、番組の流れによって放送する楽曲を決定するような場合には、利用不可能である。
一方、このような再生履歴を記録する技術は、クラブ等でDJ(ディスクジョッキー)が演奏した楽曲の再生ログを作成する場合にも適用可能である。しかしながら、クラブ等における演奏は、予定していた楽曲を場の雰囲気に応じて変更することが多いため、上記の特許文献1に記載の放送履歴作成方法の適用は困難である。
また、クラブ等では、顧客がDJに対して楽曲をリクエストしたいといった要望がある。逆にDJからも、顧客のリクエストに対応したいといった要望がある。ところが、上記の通りクラブ等における演奏は、場の雰囲気に応じて楽曲を変更することが多いため、予めリクエストリストを作成しておくことができない。また、演奏中その場で無制限にリクエストを受付けることも考えられるが、顧客がどのような楽曲をリクエストして良いか分からないこと、楽曲の入手が困難であること、票が分散する可能性が高いことなど、課題が多い。
本発明は、上記の問題点に鑑み、顧客がDJに対して楽曲をリクエストするためのリクエストリストを、場の雰囲気に応じて効率よく生成することを第1の目的とする。また、リクエストリストや楽曲の再生ログを生成し、これらを顧客に提供することで、顧客メリットを向上させることを第2の目的とする。
本発明の情報処理装置は、コンテンツの再生を検出する再生検出部と、再生を検出したコンテンツが、OnAir状態で再生されたのか、非OnAir状態で再生されたのかを判別するOnAir判別部と、非OnAir状態で再生されたコンテンツの再生リストであるリクエストリストを生成するリクエストリスト生成部と、生成されたリクエストリストを1以上の携帯端末に出力するリクエストリスト出力部と、1以上の携帯端末によるリクエストリストの中のコンテンツの選択結果を取得して集計する集計部と、を備えたことを特徴とする。
上記の情報処理装置において、再生検出部は、再生されたコンテンツの付随情報を取得することにより、コンテンツの再生を検出し、リクエストリスト生成部は、付随情報を用いて、リクエストリストを生成することを特徴とする。
上記の情報処理装置において、再生検出部は、所定時間以上連続して再生されたコンテンツについて、コンテンツの再生を検出することを特徴とする。
上記の情報処理装置において、リクエストリストを生成するか否かを示すリスト生成モードのON/OFFを切り替えるリスト生成モード切替部をさらに備え、リクエストリスト生成部は、リスト生成モードが「ON」の場合のみ、リクエストリストを生成することを特徴とする。
上記の情報処理装置において、再生検出部は、コンテンツの再生時に特殊再生が行われたことを示す特殊再生情報を取得し、OnAir状態で再生されたコンテンツの再生ログを生成する再生ログ生成部と、取得した特殊再生情報を、再生ログの時間軸に対応づけて記録する再生ログ記録部と、をさらに備えたことを特徴とする。
上記の情報処理装置において、再生ログ生成部により生成された再生ログ、または再生ログ記録部により記録された特殊再生情報を含む再生ログを、1以上の携帯端末に出力する再生ログ出力部をさらに備えたことを特徴とする。
上記の情報処理装置において、リクエストリストおよび再生ログを開示するか否かを示す開示モードのON/OFFを切り替える開示モード切替部をさらに備え、リクエストリスト出力部および再生ログ出力部は、開示モードが「ON」の場合のみ、リクエストリストおよび再生ログを出力することを特徴とする。
上記の情報処理装置において、リクエストリスト出力部は、非OnAir状態で再生されたコンテンツが所定数に達した時点で、リクエストリストを出力することを特徴とする。
本発明の通信システムは、上記に記載の情報処理装置と、1以上の携帯端末が通信可能に構成された通信システムであって、携帯端末は、表示部と、リクエストリストを取得するリクエストリスト取得部と、リクエストリストの中から1以上のコンテンツを選択するコンテンツ選択部と、コンテンツ選択部の選択結果を情報処理装置に出力する選択結果出力部と、を備えたことを特徴とする。
上記の通信システムにおいて、情報処理装置は、1以上の再生装置とさらに通信可能に構成され、集計部の集計結果を、1以上の携帯端末および1以上の再生装置に出力する集計結果出力部をさらに備え、再生装置は、表示部と、コンテンツを再生するコンテンツ再生部と、を備えたことを特徴とする。
上記の通信システムにおいて、集計部は、リスト生成モード切替部によりリスト生成モードが「OFF」に切り替えられた時点で集計を行うことを特徴とする。
上記の通信システムにおいて、集計部は、非OnAir状態で再生されたコンテンツが所定数に達した時点から所定時間経過後に集計を行うことを特徴とする。
本発明のコンテンツ再生システムは、コンテンツを再生するコンテンツ再生部と、コンテンツ再生部により再生されたコンテンツが、OnAir状態で再生されたのか、非OnAir状態で再生されたのかを判別するOnAir判別部と、非OnAir状態で再生されたコンテンツの再生リストであるリクエストリストを生成するリクエストリスト生成部と、生成されたリクエストリストを1以上の携帯端末に出力するリスエストリスト出力部と、1以上の携帯端末によるリクエストリストの中のコンテンツの選択結果を取得して集計する集計部と、を備えたことを特徴とする。
本発明のDJ機器は、上記に記載のコンテンツ再生システムにおける各部を備えたことを特徴とする。
本発明の情報処理装置の制御方法は、コンテンツの再生を検出する再生検出ステップと、再生を検出したコンテンツが、OnAir状態で再生されたのか、非OnAir状態で再生されたのかを判別するOnAir判別ステップと、非OnAir状態で再生されたコンテンツの再生リストであるリクエストリストを生成するリクエストリスト生成ステップと、生成されたリクエストリストを1以上の携帯端末に出力するリクエストリスト出力ステップと、1以上の携帯端末によるリクエストリストの中のコンテンツの選択結果を取得して集計する集計ステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明のコンテンツ再生システムの制御方法は、コンテンツを再生するコンテンツ再生ステップと、再生されたコンテンツが、OnAir状態で再生されたのか、非OnAir状態で再生されたのかを判別するOnAir判別ステップと、非OnAir状態で再生されたコンテンツの再生リストであるリクエストリストを生成するリクエストリスト生成ステップと、生成されたリクエストリストを1以上の携帯端末に出力するリスエストリスト出力ステップと、1以上の携帯端末によるリクエストリストの中のコンテンツの選択結果を取得して集計する集計ステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピューターを、上記に記載の情報処理装置における各部、または上記に記載の通信システムにおける情報処理装置の各部として機能させることを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピューターを、上記に記載の通信システムにおける携帯端末の各部として機能させることを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピューターを、上記に記載のコンテンツ再生システムにおける各部として機能させることを特徴とする。
なお、以下の構成としても良い。
本発明の情報処理装置は、コンテンツの再生を検出する再生検出部と、再生を検出したコンテンツが、OnAir状態で再生されたのか、非OnAir状態で再生されたのかを判別するOnAir判別部と、非OnAir状態で再生されたコンテンツの再生リストであるリクエストリストを生成するリクエストリスト生成部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の情報処理装置の制御方法は、コンテンツの再生を検出する再生検出ステップと、再生を検出したコンテンツが、OnAir状態で再生されたのか、非OnAir状態で再生されたのかを判別するOnAir判別ステップと、非OnAir状態で再生されたコンテンツの再生リストであるリクエストリストを生成するリクエストリスト生成ステップと、を備えたことを特徴とする。
これらの構成によれば、リクエストリストとして、非OnAir状態で再生されたコンテンツの再生リストを生成するため、演奏中に顧客の反応を見ながら、DJの意図を反映したリクエストリストを生成できる。一般的にDJは、2台のDJプレーヤーを操作し、一方のプレーヤーがOnAir状態のときに他のプレーヤーで次曲の選曲を行う(非OnAir状態で試聴する)。ここで、「非OnAir状態で再生されたコンテンツ」は、DJがこれから演奏したいと考える楽曲である。つまり、非OnAir状態の試聴を積極的に利用することで、リクエストリストの生成に必要な楽曲の選曲操作を実現できる。また、次曲の選曲を行う動作は、DJの通常演奏時の動作であるため、リクエストリストを生成することに対するDJの負担がない。さらに、DJが保有している楽曲リストの中からリクエストリストを生成することで、顧客からのリクエストを受けて次再生候補楽曲を選択することができ、顧客参加型のイベントを実現できる。
なお、「コンテンツ」とは、楽曲以外の音声(オーディオコンテンツ)、映像(ビデオコンテンツ)なども含む概念である。
上記の情報処理装置において、再生検出部は、再生されたコンテンツの付随情報を取得することにより、コンテンツの再生を検出し、リクエストリスト生成部は、付随情報を用いて、リクエストリストを生成することを特徴とする。
この構成によれば、コンテンツの付随情報(タイトル、アーティスト、ジャンル、レーベル等)の取得によってコンテンツの再生を検出できるため、コンテンツの再生機能を有しない情報処理装置にも、本発明を適用可能である。
上記の情報処理装置において、再生検出部は、所定時間以上連続して再生されたコンテンツについて、コンテンツの再生を検出することを特徴とする。
この構成によれば、操作ミスにより、DJの意図しない楽曲を非OnAir状態で再生してしまった場合(楽曲ファイルをミスロードした時や短時間試聴した場合)などに、その再生結果がリクエストリストに反映されることを防止できる。
上記の情報処理装置において、リクエストリストを生成するか否かを示すリスト生成モードのON/OFFを切り替えるリスト生成モード切替部をさらに備え、リクエストリスト生成部は、リスト生成モードが「ON」の場合のみ、リクエストリストを生成することを特徴とする。
この構成によれば、DJの好みや、場の雰囲気に応じて、リクエストリストの生成/非生成を切り替えることができる。
上記の情報処理装置において、OnAir状態で再生されたコンテンツの再生ログを生成する再生ログ生成部をさらに備えたことを特徴とする。
この構成によれば、OnAir状態を参照することで、再生ログとリクエストリストの両方を作り分けることができる。
上記の情報処理装置において、リクエストリストおよび再生ログの少なくとも一方を表示する1以上の表示部を内部または外部に備え、リクエストリスト生成部および再生ログ生成部の少なくとも一方により生成されたリクエストリストおよび再生ログの少なくとも一方を、1以上の表示部に出力する情報出力部をさらに備えたことを特徴とする。
この構成によれば、リクエストリストや再生ログを、DJや顧客に対して視覚的に提示できる。
上記の情報処理装置において、リクエストリストおよび再生ログを開示するか否かを示す開示モードのON/OFFを切り替える開示モード切替部をさらに備え、情報出力部は、開示モードが「ON」の場合のみ、リクエストリストおよび再生ログの少なくとも一方を出力することを特徴とする。
この構成によれば、DJの好みや、場の雰囲気に応じて、リクエストリストおよび再生ログの開示/非開示を切り替えることができる。
なお、リスト生成モードが「OFF」の場合は、開示モードが「ON」の場合でも、リクエストリストは開示されない。また、開示モードが「OFF」の場合は、リスト生成モードが「ON」の場合でも、リクエストリストは生成されない。また、開示モードが「OFF」の場合、再生ログは生成されない。
上記の情報処理装置において、情報出力部は、非OnAir状態で再生されたコンテンツが所定数に達した時点で、リクエストリストを出力することを特徴とする。
この構成によれば、DJの特段の操作を必要とすることなく、リクエストリストを公開して、顧客のリクエストを受付けることができる。
本発明の通信システムは、上記の情報処理装置と、1以上の携帯端末が通信可能に構成された通信システムであって、携帯端末は、表示部と、リクエストリストを取得するリクエストリスト取得部と、リクエストリストの中から1以上のコンテンツを選択するコンテンツ選択部と、コンテンツ選択部の選択結果を情報処理装置に出力する選択結果出力部と、を備え、情報処理装置は、1以上の携帯端末から出力された選択結果を集計する集計部と、集計部の集計結果を1以上の携帯端末に出力する集計結果出力部と、をさらに備えたことを特徴とする。
この構成によれば、顧客が、自分の所有する携帯端末(スマートフォン、携帯電話など)を用いて、リクエストリストを取得し、その中から所望のコンテンツをリクエストすることができる。また、顧客のリクエストを集計し、その集計結果を顧客に提示することができる。なお、DJ自身も携帯端末を所持することで、リクエストの集計結果を確認することができ、次曲の選曲に役立てることができる。
上記の通信システムにおいて、情報処理装置は、1以上の再生装置とさらに通信可能に構成され、集計結果出力部は、集計部の集計結果を1以上の再生装置に出力し、再生装置は、表示部と、コンテンツを再生するコンテンツ再生部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、DJは、自身が操作する再生装置(DJプレーヤーなど)上で、リクエストの集計結果を容易に確認することができる。
上記の通信システムにおいて、集計部は、リスト生成モード切替部によりリスト生成モードが「OFF」に切り替えられた時点で集計を行うことを特徴とする。
この構成によれば、DJがリクエストの受付終了のタイミングを決定することができる。これにより、顧客の人数や場の雰囲気に応じて適切なタイミングで集計を開始することができる。
上記の通信システムにおいて、集計部は、非OnAir状態で再生されたコンテンツが所定数に達した時点から所定時間経過後に集計を行うことを特徴とする。
この構成によれば、DJの特段の操作を必要とすることなく、リクエストの受付を終了することができる。
本発明のコンテンツ再生システムは、コンテンツを再生するコンテンツ再生部と、コンテンツ再生部により再生されたコンテンツが、OnAir状態で再生されたのか、非OnAir状態で再生されたのかを判別するOnAir判別部と、非OnAir状態で再生されたコンテンツの再生リストであるリクエストリストを生成するリクエストリスト生成部と、生成されたリクエストリストを出力するリスエストリスト出力部と、を備えたことを特徴とする。
本発明のコンテンツ再生システムの制御方法は、コンテンツを再生するコンテンツ再生ステップと、再生されたコンテンツが、OnAir状態で再生されたのか、非OnAir状態で再生されたのかを判別するOnAir判別ステップと、非OnAir状態で再生されたコンテンツの再生リストであるリクエストリストを生成するリクエストリスト生成ステップと、生成されたリクエストリストを出力するリスエストリスト出力ステップと、を備えたことを特徴とする。
これらの構成によれば、場の雰囲気に応じて効率よくリクエストリストを生成可能なコンテンツ再生システムを実現できる。
なお、「コンテンツ再生システム」としては、DJ機器、DJアプリケーション、DVDプレーヤー、映像再生アプリケーションなどを指す。
本発明のDJ機器は、上記のコンテンツ再生システムにおける各部を備えたことを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピューターを、上記の情報処理装置における各部、または上記の通信システムにおける情報処理装置の各部として機能させることを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピューターを、上記の通信システムにおける携帯端末の各部として機能させることを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピューターを、上記のコンテンツ再生システムにおける各部として機能させることを特徴とする。
これらのプログラムを実行することにより、顧客がDJに対して楽曲をリクエストするためのリクエストリストを、場の雰囲気に応じて効率よく生成可能な情報処理装置、通信システム、コンテンツ再生システム、DJ機器を実現できる。
なお、これらのプログラムを実行する主体は、ネットワーク上のサーバーであっても良い。また、クラウドコンピューティングにも、本発明を適用できる。さらに、サーバー、PC、ユーザー端末がネットワーク接続された構成に本発明を適用する場合は、最低限、ユーザー端末に、表示画面手段、操作手段、サーバーおよび/またはPCと通信するための通信手段を備えれば良く、他の手段については、サーバー、PC、ユーザー端末のいずれか、またはそれぞれに分散して備えられれば良い。
本発明の一実施形態に係るDJシステムのシステム構成図である。 DJプレーヤーの平面図である。 ミキサー装置の平面図である。 サーバーの制御ブロック図である。 DJシステムの機能ブロック図(リクエスト関連)である。 DJシステムの機能ブロック図(再生ログ関連)である。 DJ演奏の流れを示すタイムチャートおよび再生ログの記録内容を示す図である。 ミキサー装置のOnAir検出処理を示すフローチャートである。 顧客用スマートフォンの画面表示例(再生ログ、楽曲マーク)を示す図である。 顧客用スマートフォンの画面表示例(リクエストリスト、リクエスト結果)を示す図である。 大型表示装置の画面表示例を示す図である。 サーバーの画面表示例(イベント総合ログ)を示す図である。 サーバーの画面表示例(タイトル別詳細ログ)を示す図である。 変形例に係るDJシステムのシステム構成図である。 変形例に係るリスト生成モードおよび開示モードの切替操作子を示す図である。 変形例に係る顧客用スマートフォンの画面表示例(イベント総合ログ、タイトル別詳細ログ)を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態では、クラブ内でDJパフォーマンスを行う場面を想定したDJシステムを例示する。図1は、DJシステムSYのシステム構成図である。DJシステムSYは、複数台のDJプレーヤー10(再生装置,同図では、2台のみ図示)およびミキサー装置20と、これらDJプレーヤー10およびミキサー装置20と接続されたサーバー30(情報処理装置)と、サーバー30と無線通信可能な1台以上の大型表示装置40(同図では、1台のみ図示)および複数台の顧客用スマートフォン50(携帯端末,同図では、2台のみ図示)と、から成る。なお、DJプレーヤー10、ミキサー装置20およびサーバー30は、DJブースに設置され、大型表示装置40はクラブのフロア内に設置される。また、顧客用スマートフォン50は、クラブに来店した顧客の所有物である。
DJプレーヤー10は、CD、USBメモリ、SDメモリカードなどの各種デバイスDを挿入可能となっており、これらの各デバイスDから楽曲(コンテンツ)を読み出して再生する。その他、ネットワークを介して取得した楽曲を再生することも可能である(後述する)。また、ジョグダイヤル12(図2参照)などの操作子を有し、ユーザーの操作に基づいて、エフェクト操作や再生状態の調節など、各種再生処理を行う。
ミキサー装置20は、チャンネルフェーダー25やクロスフェーダー27(図3参照)などの操作子を有し、各DJプレーヤー10から入力された再生信号の混合処理などを行う。また、ミキサー装置20は、RCAケーブルなどのオーディオケーブルを介して、各DJプレーヤー10と接続されている。また、特に図示しないが、ミキサー装置20は、オーディオケーブルを介して、出力装置(アンプおよび複数台のスピーカー)と接続されている。
サーバー30は、無線/有線LANを介してミキサー装置20および各DJプレーヤー10と接続され、楽曲の再生履歴である再生ログを生成し、これを大型表示装置40および各顧客用スマートフォン50に対して出力する。また、サーバー30は、各顧客用スマートフォン50により検出された顧客のノリを示す反応情報を取得し、これを再生ログに対応付けて記録する。当該記録は、DJやクラブ担当者が、イベントの内容や盛り上がり状況を振り返るため、また次の演出にこれらを反映させるために用いられる。また、サーバー30は、DJが試聴した楽曲からリクエストリストを生成し、当該リクエストリストについても、大型表示装置40および各顧客用スマートフォン50に対して出力する。顧客は、顧客用スマートフォン50に送信されたリクエストリストの中から所望の楽曲を選曲することができ、その選曲結果はサーバー30に送られる。サーバー30は、当該選曲結果をDJプレーヤー10に出力する。これにより、DJは顧客のリクエストの多い楽曲を選曲することができ、ひいては顧客満足度の高い顧客参加型のイベントを実現できる。
大型表示装置40は、フロア内に設置された大型ディスプレイやプロジェクターにより構成される。また、大型表示装置40は、上記のとおり再生ログやリクエストリストなどを表示したり、クラブのイベント情報やドリンクメニューなどを表示したりするために用いられる。なお、大型表示装置40は、サーバー30と無線通信する構成ではなく、サーバー30の出力映像をそのまま表示する構成としても良い。
顧客用スマートフォン50は、イベントに参加する顧客が所有、所持する携帯型情報端末である。顧客用スマートフォン50は、一般的なスマートフォンと同等の構成であり、加速度センサーを備えている。当該加速度センサーは、スマートフォン本体の揺れ、すなわち顧客用スマートフォン50を所持している顧客のノリ(体の揺れ)の検出に用いられる。また、顧客用スマートフォン50は、本発明の携帯端末として機能するための専用アプリケーションがインストールされている。当該専用アプリケーションは、再生ログの表示、楽曲再生中におけるノリの記録、楽曲再生中におけるブックマークの記録、リクエストリストの表示、リクエストの選曲、リクエスト結果の表示等を行うために用いられる。
次に、図2および図3を参照し、DJプレーヤー10およびミキサー装置20の装置構成について簡単に説明する。図2は、DJプレーヤー10の装置構成を示す平面図である。DJプレーヤー10は、ディスプレイ11、ジョグダイヤル12、CD挿入口13、CD用イジェクトボタン13a、USBメモリスロット14、USBメモリ用イジェクトボタン14a、SDメモリカードスロット15、SDメモリカード用イジェクトボタン15a、カーソルボタン16、トラックサーチボタン18a、マニュアルサーチボタン18b、キューボタン18cおよびプレイ/ポーズボタン18d、ネットワークインターフェース19などを有している。
ディスプレイ11は、サーバー30から送信されたリクエスト結果など各種情報を表示する。また、ジョグダイヤル12は、ジョグダイヤル本体12aと、ジョグLED12bと、を有する。ジョグダイヤル本体12aは、ユーザーにより回転操作が行われるものであり、ジョグLED12bは、DJプレーヤー10で再生中の再生信号の出力状態に応じて、点灯または点滅表示される。ここで、「再生中」とは、DJプレーヤー10側で再生が行われていること(DJプレーヤー10から再生信号が出力されていること)を意味するものであり、ミキサー装置20により出力装置に対して再生信号が出力されていることを示す「OnAir状態」とは異なる。一方、カーソルボタン16は、ディスプレイ11に表示された各種項目の設定や選択を行うためのものであり、本実施形態では、主に楽曲の選曲を行うために用いられる。
ネットワークインターフェース19は、インターネットやLAN等のネットワークに接続するためのインターフェースであり、当該インターフェースを介して、ネットワーク上のコンテンツサーバーから、コンテンツ(楽曲)を取得する。コンテンツサーバーは、DJプレーヤー10からのコンテンツ取得要求に対し、接続されたコンテンツデーターベースから、コンテンツファイル(楽曲データ)およびコンテンツ付随情報を取得し、DJプレーヤー10に送信する。なお、コンテンツ付随情報としては、識別情報(楽曲ID)、楽曲タイトル名、アルバム名、アーティスト名、ジャンル名、作曲者名、アルバムアートワークの画像ファイル、レート(ユーザーによる評価)、コメント、BPM(Beats Per Minute)、楽曲の調性(キー)などを取得可能である。なお、上記のUSBメモリやSDメモリカードからも、コンテンツファイルと共にこれらのコンテンツ付随情報を取得可能としても良い。また、DJプレーヤー10に解析処理機能を設け、コンテンツ付随情報の少なくとも一部(BPM、楽曲の調性、ジャンル名など)を、コンテンツ付随情報としてではなく、解析結果として得る構成としても良い。若しくは、コンテンツ付随情報の少なくとも一部(コメントなど)をDJが入力する構成としても良い。
図3は、ミキサー装置20の装置構成を示す平面図である。ミキサー装置20は、チャンネル毎に、チャンネル切替スイッチ21、トリム調整ツマミ22、チャンネルイコライザ調整ツマミ23(高音用、中音用、低音用)、チャンネルフェーダー25およびクロスフェーダーアサインスイッチ26などを有している。また、装置手前側には、クロスフェーダー27が設けられ、装置右手奥側には、マスター出力レベル調整ツマミ28およびマスターレベルインジケーター29などが設けられている。
チャンネル切替スイッチ21は、CD/デジタル入力およびライン入力の2系統のうち、いずれかを選択するための操作子である。また、トリム調整ツマミ22は、各チャンネルの入力レベルを調整するための操作子である。また、チャンネルイコライザ調整ツマミ23は、各チャンネルの高音、中音、低音をそれぞれ調整するための操作子である。また、チャンネルフェーダー25は、各チャンネルの出力レベルを調整するための操作子である。
また、クロスフェーダーアサインスイッチ26は、各チャンネルの出力を、クロスフェーダー27の左右(A側またはB側)若しくは「スルー」のいずれに割り当てるかを選択するための操作子である。なお、複数のチャンネルが同じ側を選択した場合、それらを加算したものが割り当てられる。また、「スルー」が選択されている場合は、チャンネルフェーダー25の出力は、クロスフェーダー27を通らずに、そのままマスター出力に出ていくこととなる。
また、クロスフェーダー27は、クロスフェーダーアサインスイッチ26によって左右に割り当てられた各再生信号の混合割合を調整するための操作子である。また、マスター出力レベル調整ツマミ28は、マスター出力の出力レベルを調整するための操作子である。また、マスターレベルインジケーター29は、マスター出力レベルをLED表示するものである。
なお、DJプレーヤー10およびミキサー装置20には、図2および図3で示したもの以外にも、多数の操作子やインジケーターが設けられているが、本発明とは直接関係しないため、それらの説明を省略する。
次に、図4を参照し、サーバー30の制御構成について説明する。サーバー30は、主な制御構成として、操作手段31、記憶手段32、通信手段33、表示手段34および制御手段35を備えている。操作手段31は、マウス、キーボード、タッチパネル等により構成され、各種操作を行うために用いられる。本実施形態では、主に「開示モード」や「リスト生成モード」の切替に用いられる。ここで、「開示モード」の切替とは、再生ログやリクエストリストの開示を行う開示ONモードと、再生ログやリクエストリストの開示を行わない開示OFFモードのいずれかに切り替えることを指す。また、「リスト生成モード」の切替とは、リクエストリストを生成するリクエストONモードと、リクエストリストを生成しないリクエストOFFモードのいずれかに切り替えることを指す。詳細については後述する。
記憶手段32は、ハードディスクドライブやUSBメモリなど、各種記録媒体により構成される。本実施形態では、主に再生ログ(顧客の反応情報やDJの操作ログを含む)の記録に用いられる。
通信手段33は、ミキサー装置20および各DJプレーヤー10との情報の入出力、大型表示装置40および顧客用スマートフォン50との通信に用いられ、有線/無線LANインターフェース等により構成される。ミキサー装置20との間では、主にOnAir情報の入力に用いられ、DJプレーヤー10との間では、主に楽曲識別情報(楽曲タイトル、楽曲ID等)の入力およびリクエスト結果の出力に用いられる。また、大型表示装置40との間では、再生ログ、リクエストリスト、リクエスト結果の出力に用いられる。また、顧客用スマートフォン50との間では、主に加速度センサー検出結果および選曲結果の入力、並びに再生ログ、リクエストリスト、リクエスト結果の出力に用いられる。
表示手段34は、液晶ディスプレイ等により構成され、各種情報を表示する。本実施形態では、主に楽曲の演奏中(イベント中)に表示される専用画面D0の表示に用いられる。当該専用画面D0は、開示モード表示領域、リスト生成モード表示領域およびGUIを有している。開示モード表示領域およびリスト生成モード表示領域は、開示モードおよびリスト生成モードの現在設定値をテキスト表示またはボタン表示(ON/OFFに応じて色が変わる)する。また、GUIは、操作手段31により操作され、モード切替や各種設定に用いられる。なお、GUIがトグルボタン表示やスライドスイッチ表示の場合、開示モード表示領域およびリスト生成モード表示領域を省略しても良い。また、汎用の外部モニター等がある場合は、開示モード表示領域およびリスト生成モード表示領域を含む表示手段34全体を省略しても良い。
制御手段35は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から成り、各種演算処理を行う。ROMには、制御プログラムとして、DJプレーヤー10による楽曲の再生を検出する再生検出プログラム、楽曲の再生がOnAir状態であるか非OnAir状態であるかを判別するOnAir判別プログラム、再生ログを生成する再生ログ生成プログラム、顧客の反応を示す反応情報を集計する反応情報集計プログラム、リクエストリストを生成するリクエストリスト生成プログラム、リクエスト結果を集計するリクエスト集計プログラム、表示手段34の表示制御を行う表示制御プログラム、通信手段33を介した情報入出力制御を行う情報入出力制御プログラムなどが含まれる。CPUは、これらの制御プログラムに基づき、RAMをワークエリアとして各種処理を実行する。
次に、図5および図6を参照し、DJシステムSYの機能構成について説明する。図5は、リクエスト関連の機能構成を示すブロック図であり、図6は、再生ログ関連の機能構成を示すブロック図である。なお、両図面に重複する機能については、適宜説明を省略する。
図5に示すように、DJプレーヤー10は、主な機能構成として、コンテンツ再生部110、情報取得部120および表示部130を備えている。コンテンツ再生部110は、コンテンツ(楽曲)を再生する。情報取得部120は、サーバー30からリクエスト結果(リクエストの集計結果)を取得する。表示部130は、情報取得部120が取得したリクエスト結果をディスプレイ11に表示する。なお、DJプレーヤー10では、リクエスト結果として、集計上位順に楽曲のタイトル名を表示し、その中から実際にOnAirする楽曲を選曲できるようになっている。これにより、DJは次曲の選曲を迅速に行うことができる。なお、選曲可能な楽曲リストの中で、リクエストリストに組み込まれた楽曲の表示形態を変化させ(例えば、色を変え)、集計上位の楽曲については強調表示する(ハイライト表示するなど)ことにより、選曲すべき楽曲を判別可能としても良い。
なお、本実施形態では、DJプレーヤー10とサーバー30間で直接、情報の入出力を行っているが、ミキサー装置20を介して情報の入出力を行う構成としても良い。この場合、サーバー30はミキサー装置20と接続され、DJプレーヤー10とミキサー装置20の間も、データ入出力用ケーブルにて接続されることとなる。当該データ入出力用ケーブルは、DJプレーヤー10からミキサー装置20(サーバー30)に楽曲識別情報を転送するために用いられる。
ミキサー装置20は、主な機能構成として、OnAir情報出力部210を備えている。OnAir情報出力部210は、各チャンネル(各DJプレーヤー10)がOnAir状態であるか非OnAir状態であるかを判別し、OnAir状態であると判定した場合、サーバー30に対してOnAir情報を出力する。詳細については、図8を参照して後述する。
大型表示装置40は、主な機能構成として、情報取得部410および表示部420を備えている。情報取得部410は、サーバー30からリクエストリストおよびリクエスト結果を取得する。なお、本実施形態では、リクエストリストおよびリクエスト結果を表示するための表示データ(図11参照)をサーバー30側で生成し、大型表示装置40は、当該表示データを取得・表示するものとする。表示部420は、情報取得部410に入力されたリクエストリストおよびリクエスト結果を表示する。これにより、スマートフォンを有しない顧客であっても、リクエストリストやリクエスト結果を、大型表示装置40にて確認することができる。
なお、特に図示しないが、フロア内にリクエスト投票を行うための端末を設置し、スマートフォンを有しない顧客が当該端末からリクエストを行い得る構成としても良い。この場合、同一人物が多数回投票することがないよう、IDカードや生体認証を用いて個人認証を行うことが好ましい。
顧客用スマートフォン50は、主な機能構成として、情報取得部510(リクエストリスト取得部)、表示部520、コンテンツ選択部530および選択結果出力部540を備えている。情報取得部510は、サーバー30からリクエストリストおよびリクエスト結果を取得する。表示部520は、情報取得部510が取得したリクエストリストおよびリクエスト結果を表示する。コンテンツ選択部530は、リクエストリストの中から1以上のコンテンツを選択する。なお、本実施形態では、リクエストリストに最大3曲の楽曲を含めることができ、その中から1曲を選択する構成とする。選択結果出力部540は、コンテンツ選択部530の選択結果をサーバー30に出力する。
サーバー30は、主な機能構成として、開示モード切替部310、リスト生成モード切替部320、再生検出部330、OnAir判別部340、再生ログ生成部350、リクエストリスト生成部360、情報出力部370(リクエストリスト出力部)、選択結果取得部380、集計部390、集計結果出力部610および表示部620を備えている。
開示モード切替部310は、リクエストリストおよび再生ログを開示するか否かを示す開示モードのON/OFFを切り替える。なお、切替操作は、表示手段34に表示された専用画面D0(図4参照)内のGUIを用いる。リスト生成モード切替部320は、リクエストリストを生成するか否かを示すリスト生成モードのON/OFFを切り替える。切替操作は、開示モード切替部310と同様に、専用画面D0内のGUIを用いる。
再生検出部330は、コンテンツ再生部110によるコンテンツの再生を検出する。本実施形態では、再生されたコンテンツの付随情報(楽曲タイトル)を取得することにより、コンテンツの再生を検出する。なお、再生検出部330は、所定時間以上連続して再生されたコンテンツについて、コンテンツの再生を検出する。これにより、DJの操作ミスにより、意図しない楽曲を試聴してしまった場合に、その再生結果がリクエストリストに反映されることを防止できる。また、サンプラー的な再生を行った場合や誤再生した場合に、それらが再生ログに反映されることを防止できる。
OnAir判別部340は、再生を検出したコンテンツが、OnAir状態で再生されたのか、非OnAir状態で再生されたのかを判別する。なお、当該判別は、ミキサー装置20からOnAir情報を取得したか否かによって判別する。
再生ログ生成部350は、OnAir判別部340によりOnAir状態で再生されたと判別されたコンテンツの再生ログを生成する。再生ログは、取得した付随情報(楽曲タイトル)を用いて生成する。なお、ここで生成する再生ログは、コンテンツの再生履歴を示すものであり、必ずしも顧客の反応情報やDJの操作ログが含まれる必要はない。また、本実施形態において、再生ログ生成部350は、開示モードが「OFF」の場合、再生ログを生成しない。但し、開示モードが「OFF」の場合でも、再生ログを生成し、記憶手段32(図4参照)に記録する構成としても良い。
リクエストリスト生成部360は、OnAir判別部340により非OnAir状態で再生されたと判別されたコンテンツの再生リストであるリクエストリストを生成する。つまり、OnAir対象とならないDJプレーヤー10でDJが試聴した楽曲のリストを、リクエストリストとして生成する。リクエストリストも、取得した付随情報(楽曲タイトル)を用いて生成する。なお、リクエストリスト生成部360は、リスト生成モードが「ON」の場合のみ、リクエストリストを生成する。また、開示モードが「OFF」の場合は、リスト生成モードのON設定が制限され、リクエストリストは生成されない。
情報出力部370は、リクエストリスト生成部360および再生ログ生成部350により生成されたリクエストリストおよび再生ログを、大型表示装置40および顧客用スマートフォン50に向けて出力する。なお、リクエストリストについては、非OnAir状態で再生されたコンテンツが所定数(本実施形態では3曲)に達した時点で出力する。また、再生ログについては、OnAir判別された時点で随時更新情報(追加コンテンツに関する情報)を出力する。但し、イベントの途中で、顧客用スマートフォン50の専用アプリケーションが起動された場合は、顧客用スマートフォン50からの要求に対し、サーバー30内に記憶しているその日の再生ログの全てを出力する。
なお、情報出力部370は、DJプレーヤー10に対しても、リクエストリストおよび再生ログを出力可能としても良い。また、サーバー30の表示部620(表示手段34の専用画面D0)に対し、これらを出力可能としても良い。なお、情報出力部370は、開示モードが「ON」の場合のみ、リクエストリストおよび再生ログを出力する。但し、リスト生成モードが「OFF」の場合は、開示モードが「ON」の場合でも、リクエストリストは開示されない。
選択結果取得部380は、顧客用スマートフォン50から出力された選択結果を取得する。また、集計部390は、取得した選択結果を集計する。集計は、非OnAir状態で再生されたコンテンツが所定数に達した時点から所定時間経過後に行う。集計方法については後述する。また、集計結果出力部610は、集計部390の集計結果(リクエスト結果)を、DJプレーヤー10、大型表示装置40、顧客用スマートフォン50および表示部620に向けて出力する。なお、集計結果の表示例についても後述する(図10(b),図11参照)
次に、図6を参照し、再生ログ関連の機能構成について説明する。DJプレーヤー10は、再生ログ関連の機能構成として、コンテンツ再生部110を備えている。ミキサー装置20および大型表示装置40の機能構成は、図5と同様である。但し、情報取得部410は、サーバー30から顧客の反応情報およびDJの操作ログを含む再生ログを取得する。
顧客用スマートフォン50は、再生ログ関連の機能構成として、揺れ検出部550、反応情報出力部560、検出結果記録部570、情報取得部510(再生ログ取得部)、再生ログ表示制御部580および表示部520を備えている。
揺れ検出部550は、加速度センサーを用いてスマートフォン本体の揺れを検出する。また、揺れ検出部550は、揺れの大きさに応じて複数種類の揺れを検出する。本実施形態では、揺れ量(揺れ幅)が所定量以上の大きな揺れ(以下、「第1の揺れ」と称する)を顧客によるブックマーク(顧客が意図的にスマートフォン本体を大きく揺らすことによりマークする)として検出し、揺れ量が所定量未満の小さな揺れ(以下、「第2の揺れ」と称する)を顧客のノリをカウントするカウント値として検出する。なお、揺れ検出部550は、加速度センサー以外のセンサー(角速度センサー、衝撃センサー)を用いて、または加速度センサーと併用して揺れを検出しても良い。また、顧客用スマートフォン50がマルチタスクの場合、専用アプリケーション画面が表示されていなくても、揺れを検出することが好ましい。
反応情報出力部560は、揺れ検出部550の検出結果を、顧客の反応情報としてサーバー30に出力する。なお、反応情報出力部560は、第1の揺れを検出した場合は、その検出ごとに反応情報を出力する。また、第2の揺れを検出した場合は、反応情報としてその累計数を出力する。なお、累計数の出力は、所定数に達した時点で随時送信しても良いし、専用アプリケーションが起動されている間、所定時間ごとに送信しても良い。
検出結果記録部570は、コンテンツ再生時における揺れ検出部550の検出結果を、顧客用スマートフォン50内部の記憶領域に記録する。この場合、時刻情報と共に検出結果を記録する。また、第1の揺れについては、揺れごとに検出時刻を記録し、第2の揺れについては、所定時間間隔で、揺れの累計数を検出時刻と共に記録する。
情報取得部510は、サーバー30から再生ログを取得する。当該再生ログは、コンテンツの再生履歴(楽曲タイトルとその再生時刻)を示すものであり、必ずしも顧客の反応情報(フロア内に居る全顧客の反応情報の集計結果)やDJの操作ログが含まれている必要はない。再生ログ表示制御部580は、揺れ検出部550の検出結果である顧客の反応情報(その顧客用スマートフォン50にて検出された反応情報のみ)を、取得した再生ログに対応づけて表示部520に表示させる。ここでは、再生ログと反応情報の時刻情報を対応付けて、楽曲ごとに反応情報(第1の揺れと第2の揺れ)の有無を示したものや、再生ログの時間軸上に、反応情報をプロットしたものを表示する(図9(b)参照)。
サーバー30は、再生ログ関連の機能構成として、再生検出部330、OnAir判別部340、再生ログ生成部350、反応情報取得部630、反応情報集計部640、再生ログ記録部650、情報出力部370(再生ログ出力部)および表示部620を備えている。再生検出部330は、コンテンツ再生部110による楽曲の再生を検出すると共に、DJプレーヤー10(コンテンツ再生部110)により特殊再生が行われたこと、およびその種類(スクラッチ、ミックス、ループ等のDJエフェクトや倍速再生、リバース再生など)を示す特殊再生情報を取得する。
反応情報取得部630は、コンテンツの視聴者が所持する各顧客用スマートフォン50から反応情報を取得する。反応情報集計部640は、取得した反応情報(第1の揺れと第2の揺れ)を、コンテンツごと且つ所定時間ごとに集計する。
再生ログ記録部650は、集計した反応情報を、生成した再生ログの時間軸に対応づけて記憶手段32に記録する。また、再生ログ記録部650は、コンテンツ再生部110により特殊再生が行われた旨を示す特殊再生情報を、再生ログの時間軸に対応づけて記録する。このように、再生ログ記録部650による記録は、DJがイベント中に顧客の反応を確認したり、後日演奏内容やイベントの盛り上がりを振り返るために用いられる。なお、再生ログ記録部650は、特殊再生情報を記録する際、特殊再生の種類を区別して記録する。これにより、どの特殊再生に対して顧客の反応が良かったかを一目で把握できる。
情報出力部370は、再生ログ生成部350により生成された再生ログを、各顧客用スマートフォン50に出力すると共に、再生ログ記録部650により記録された再生ログを、大型表示装置40に対して出力する。なお、大型表示装置40に対しては、リクエスト結果および再生ログを一画面で表示するための表示データ(図11参照)を出力するものとする。表示部620(またはサーバー30に接続された汎用外部モニター)は、再生ログ記録部650により記録された再生ログ(図7(b),図12,図13参照)を表示する。
次に、図7を参照し、DJ演奏の流れと、再生ログの記録内容について説明する。同図(a)は、DJ演奏の流れを示すタイムチャートである。なお、同図において「SW1」とは、リスト生成モードのON/OFFを示す。つまり、「H:許可」とはリクエストリストの生成が許可されている(リスト生成モードが「ON」である)ことを示す。また、開示モードは予め「ON」に設定されているものとして説明する。
例えば、「DJプレーヤー(A)」にてマスター曲となる「タイトルA1」が選曲されると(S01)、その楽曲タイトルをサーバー30に送信する(S02)。その後、「DJプレーヤー(A)」にて楽曲の再生が開始され(S03)、予め定められた所定時間(数秒〜数十秒程度)連続して再生を検出し、且つミキサー装置20から「DJプレーヤー(A)」のOnAir情報(MA)を取得した場合、サーバー30は当該楽曲を再生ログに加える。つまり、論理式「MA+A曲名」の条件を満たした場合、再生ログの更新を行う。
続いて、DJはリスト生成モードを「ON」に設定する(リクエストリストの生成を許可する)。その後、「DJプレーヤー(B)」にて「タイトルb1」が選曲されると(S04)、その楽曲タイトルもサーバー30に送信されるが(S05)、ミキサー装置20から「DJプレーヤー(B)」のOnAir情報(MB)を取得しないため、当該楽曲については再生ログに加えない。但し、「SW1:H」であるため、当該楽曲をリクエストリストに加える。つまり、論理式「×MB+H+b曲名」の条件を満たした場合、リクエストリストの更新(追加)を行う。
その後、「DJプレーヤー(B)」にて「タイトルb2」、「タイトルb3」が選曲された場合も(S06,S08)、その楽曲タイトルがサーバー30に送信され(S07,S09)、論理式「×MB+H+b曲名」にしたがって、両楽曲をリクエストリストに追加する。なお、リクエストリストへの楽曲の追加も、所定時間以上の連続再生(数秒程度)を条件とすることもできる。但し、当該リクエストリストへ追加する際の所定時間は、再生ログへ追加する際の所定時間(ヒステリシス等を考慮した所定時間)より短い時間に設定されているか、若しくは0(ロード時点でリクエストリストに追加される)に設定されている。
リクエストリストは、タイトル数が「3曲」に達した時点で公開され、各顧客(顧客用スマートフォン50)により楽曲の選択が行われる(S10)。なお、タイトル数が「3曲」に達した時点で、自動的に「SW1:L」となる。また、DJプレーヤー(B)がOnAir状態になった時点でも、自動的に「SW1:L」となる。その後、サーバー30は、公開から所定時間T1が経過した時点でリクエストの受付を終了し、リクエストの集計を行う(S11)。また、集計結果を各表示部130,420,520に表示すべく、DJプレーヤー(B)等に情報出力を行う(S12)。DJは、DJプレーヤー(B)のディスプレイ11上で(またはサーバー30の表示手段34や汎用外部モニター上で)集計結果を確認した上で、例えば集計結果最上位の楽曲を選曲し(S13)、その楽曲タイトル「タイトルB1」をサーバー30に送信させる(S14)。この時、「DJプレーヤー(B)」にて楽曲の再生が開始され(S15)、予め定められた所定時間連続して再生を検出し、且つミキサー装置20から「DJプレーヤー(B)」のOnAir情報(MB)を取得した場合、当該楽曲を再生ログに加える。つまり、論理式「MB+B曲名」の条件を満たした場合、再生ログを更新する。
その後、再び「SW1:H」に切り替えられ、「DJプレーヤー(A)」にて「タイトルa1」、「タイトルa2」が選曲されると(S16,S18)、それらの楽曲タイトルもサーバー30に送信される(S17,S18)。サーバー30は、楽曲の再生が論理式「×MA+H+a曲名」の条件を満たした場合、当該楽曲をリクエストリストに追加する。このように、DJは通常の選曲作業と同様に複数の楽曲をロードまたは短時間再生するだけでリクエストリストを容易に生成させることができる。また、再生ログについても、リクエストリストと同様に、何ら特別な操作を必要とせず、自動生成させることができる。
続いて、図7(b)を参照し、再生ログの記録内容について説明する。再生ログの記録内容としては、上記の通り、楽曲情報、特殊操作情報(DJの操作ログ)、反応情報がある。このうち、楽曲情報とは、図7(a)の「再生ログ」欄に示すとおり、楽曲タイトルおよび再生時刻(再生開始時刻,再生終了時刻)を含む。その他、楽曲タイトル以外のコンテンツ付随情報を含めても良い。また、特殊操作情報とは、図7(b)の「エフェクト」欄に示すとおり、エフェクト種類(アルファベットH,I,Jなど)およびエフェクト付与時刻を含む。なお、エフェクトにパラメータを設定可能な場合、そのエフェクトパラメータ値を含めても良い。
一方、反応情報は、マーク情報とカウント情報から成る。マーク情報は、第1の揺れの検出結果であり、楽曲1曲に対して1回のみマーク可能となっている。同図の例では、「マーク」欄に示すとおり、三角形の数にて、その楽曲に対してマークした顧客数を表し、三角形の頂点位置にてマーク時刻を表している。つまり、マーク情報とは、マーク時刻を含む情報である。なお、各顧客用スマートフォン50のマーク情報は、マークごとにサーバー30に送信され、サーバー30は全ての顧客用スマートフォン50から送信されたマーク数を集計する。また、マークと共にどの顧客がマーキングしたかを識別できるように、顧客識別情報を付記しても良い。また、顧客識別情報は、ユニークIDであっても良いが、男性/女性や年齢層ごとにグループ分けした場合のグループ情報としても良い。当該グループ情報は、各顧客用スマートフォン50の専用アプリケーションに設定・入力される情報である。
カウント情報は、第2の揺れの検出結果であり、楽曲1曲に対して任意数の検出、記録が可能である。各顧客用スマートフォン50のカウント数は、所定時間ごとにサーバー30に送信され、サーバー30は全ての顧客用スマートフォン50から送信されたカウント数を合計する。同図の例では、「カウント」欄に示すとおり、三角形の大きさ(底辺の長さ)にて、カウント数を表し、三角形の頂点位置にてカウント時刻(カウント時間帯)を表している。なお、図7(b)に示す再生ログへの各記録情報は、楽曲の再生に伴ってリアルタイムにプロットされていく。また、当該表示は、サーバー30の表示手段34だけでなく、DJプレーヤー10のディスプレイ11上で視認可能としても良い。
次に、図8を参照し、ミキサー装置20のOnAir検出処理について説明する。当該フローチャートは、チャンネル毎(DJプレーヤー10ごと)に実行されるものである。ミキサー装置20は、まず、マスター出力レベル調整ツマミ28の設定が、所定のしきい値(例えば、Min=最小値)を超えているか否かを判別し(S21)、超えている場合は(S21:Yes)、チャンネル切替スイッチ21の設定が、入力端子側であるか否かを判別する(S22)。チャンネル切替スイッチ21の設定が入力端子側である場合は(S22:Yes)、続いて、トリム調整ツマミ22の設定(ボリューム値)が、所定のしきい値を超えているか否かを判別する(S23)。トリム調整ツマミ22の設定が所定のしきい値を超えている場合は(S23:Yes)、続いて、チャンネルフェーダー25の設定が、所定のしきい値を超えているか否かを判別する(S24)。
チャンネルフェーダー25の設定が所定のしきい値を超えている場合は(S24:Yes)、続いて、クロスフェーダーアサインスイッチ26がA側またはB側を選択しているか否かを判別する(S25)。クロスフェーダーアサインスイッチ26がA側またはB側を選択している場合は(S25:Yes)、クロスフェーダー27の設定が、(アサインされた側を基準として)所定のしきい値を超えているか否かを判別し(S26)、所定のしきい値を超えている場合は(S26:Yes)、OnAir状態であると判別する(S27)。また、クロスフェーダーアサインスイッチ26が「スルー」を選択している場合は(S25:No)、S26の判別を省略し、OnAir状態であると判別する(S27)。この場合、ミキサー装置20は、サーバー30に対してOnAir情報(DJプレーヤー(A),(B)などのチャンネル情報を含む)を出力する。
一方、マスター出力レベル調整ツマミ28の設定が、所定のしきい値以下の場合(S21:No)、チャンネル切替スイッチ21の設定が入力端子側でない場合(S22:No)、トリム調整ツマミ22の設定が所定のしきい値以下の場合(S23:No)、チャンネルフェーダー25の設定が所定のしきい値以下の場合(S24:No)、クロスフェーダー27の設定が所定のしきい値以下の場合(S26:No)は、非OnAir状態であると判別する(S28)。この場合、ミキサー装置20は、サーバー30に対してOnAir情報を出力しない。
なお、同図に示したフローチャートでは、マスター出力レベル調整ツマミ28、トリム調整ツマミ22、チャンネルフェーダー25およびクロスフェーダー27など、各操作子の設定(ボリューム値)に基づいて判別を行っているが、各操作子の設定によって可変する音量レベルに基づいて判別を行っても良い。この場合は、各音量レベルが所定のしきい値以上であるか否かによって判別することが好ましい。つまり、「各操作子の音量レベル≧所定のしきい値」を判別することで、無音の楽曲が再生された場合でも、正確にOnAir状態を判定することができる。これに対し、上記の例のように、各操作子のボリューム値に基づいて判別する場合は、「各操作子のボリューム値≧所定のしきい値」として判別を行うと、所定のしきい値=Minの場合、ボリューム値をMinにしてもOnAir状態と判定されてしまうため、「各操作子のボリューム値>所定のしきい値」として判別を行うことが好ましい。
また、ミキサー装置20が非OnAir状態であると判別した場合(S28)、サーバー30に対してOnAir情報を出力しないものとしたが、非OnAir情報である旨を出力しても良い。この場合、サーバー30は、OnAir情報の内容に応じて(OnAir情報がOnAir状態を示すものであるか、非OnAir状態を示すものであるかに応じて)、OnAir状態を判別する。
また、上記の例では、サーバー30がミキサー装置20からOnAir情報を取得することによって、OnAir状態を判別したが、ミキサー装置20からMIDI信号を取得することによって判別しても良い。
次に、図9および図10を参照し、顧客用スマートフォン50の画面表示について説明する。図9(a)は、再生ログの画面表示例を示す図である。同図において、符号81は、顧客用スマートフォン50の表示画面を示し、符号82は、画面切替ボタン群を示している。画面切替ボタン「M1」は、図9および図10の表示を行うためのボタンであり、その押下ごとに再生ログ画面(図9(a)参照)、楽曲マーク画面(図9(b)参照)、リクエストリスト画面(図10(a)参照,但し、リスト公開時のみ)またはリクエスト結果画面(図10(b)参照)を順次切り替え可能となっている。
再生ログ画面では、OnAir状態で再生された楽曲を、その再生順にしたがって表示する。また、リクエストリストが公開されたとき(本実施形態の場合、サーバー30にて、試聴楽曲が3曲に達したとき)、ポップアップ画面としてリスト到着画面83を表示する。このとき同時にアラート音やバイブレーターによる振動を発生させて、顧客に喚起する。リスト到着画面83では、リクエストリスト画面(図10(a)参照)に切り替えるか否かの選択を顧客に促す。ここで、顧客により「OK」が選択されるとリクエストリスト画面に遷移し、「NG」が選択されるとリスト到着画面83を非表示にする。
続いて、図9(b)を参照し、楽曲マーク画面について説明する。楽曲マーク画面は、再生ログ上に、その顧客の顧客用スマートフォン50によるマーク/カウント結果(フロア内に存在する全顧客用スマートフォン50によるマーク/カウント値の集計結果ではない)を記録した画面である。同図に示すように、楽曲マーク画面では、OnAir状態で再生された楽曲を、その再生順にしたがって表示すると共に、各楽曲に対応付けて記号を表示する。同図の例では、記号「黒四角」が、マークされた楽曲であることを示し、記号「白星」が、その楽曲に対するカウント数の合計が所定数以上であったことを示す。なお、当該所定数となるしきい値については、専用アプリケーションの設定画面にて設定可能である。また、記号「黒星」が、マークされた楽曲であり、且つその楽曲に対するカウント数の合計が所定数以上であったことを示す。さらに、記号「白四角」は、マークされず、且つその楽曲に対するカウント数の合計が所定数未満であったことを示す。
また、楽曲マーク画面には、ダンスログ画面84が表示される。当該ダンスログ画面84は、時間軸(図示右方向)に沿って、所定時間ごとのカウント数を棒グラフで表示すると共に、時間軸に対応させて上記の各記号(但し、「白四角」を除く)を表示する。このように、楽曲マーク画面では、各顧客が、自分の気に入った楽曲を一目で把握できる。また、気に入った楽曲を選択すると、音楽配信サイトや音楽視聴サイトにアクセスすることができ、楽曲の購入や楽曲の視聴を行うことができる。なお、顧客用スマートフォン50の専用アプリケーションからこれらのサイトに誘導する際にアフェリエイトを経由することで、契約に基づいたマージン取得を可能としても良い。
続いて、図10(a)を参照し、リクエストリスト画面について説明する。同図に示すように、リクエストリスト画面は、リクエストNo.と、3曲分の楽曲タイトルと、各楽曲の楽曲コメントと、送信ボタン85を表示する。リクエストNo.は、サーバー30にてリクエストリストの公開ごとに自動付与された番号である。また、楽曲タイトルは、DJの試聴した順序にしたがって表示する。なお、楽曲ID順など他の条件に従った順序で表示しても良いし、DJプレーヤー10やサーバー30の操作子を用いてDJが表示順序を指定可能としても良い。
また、楽曲コメントは、DJがコンテンツ付随情報として、予め入力しておいた情報(若しくは、ネットワーク上で公開されているレコメンド情報)である。顧客が、表示された3曲の中からいずれか1曲を選択し、送信ボタン85を押下すると、選曲された楽曲のIDがリクエスト結果としてサーバー30に送信される。なお、同図の例では、楽曲タイトル「CCC」が選択された場合を示しており、実際の画面上ではハイライト表示される。
続いて、図10(b)を参照し、リクエスト結果画面について説明する。同図に示すように、リクエスト結果画面は、リクエストNo.と、3曲分の楽曲タイトルと、各楽曲の投票数を表示する。また、楽曲タイトルは、投票数の多い順にソートして表示する。なお、あくまでも表示されるのは投票結果であり、その中からいずれの楽曲が演奏されるかはDJが判断する。
次に、図11を参照し、大型表示装置40の画面表示について説明する。大型表示装置40は、再生ログとリクエストリストを1つの画面上に表示する。同図において、符号91は、時間軸、符号92は過去/未来表示、符号93は、楽曲表示領域、符号94は、OnAirされた楽曲のアルバムアートワークまたは楽曲アートワーク、符号95は、試聴された楽曲のアルバムアートワークまたは楽曲アートワーク、符号96は、現在表示、符号97は、特殊再生情報マーク、符号98は、反応情報マークを、それぞれ示している。なお、各アートワーク94,95には、楽曲タイトルやアーティスト名などのコンテンツ付随情報を付記しても良い。
現在表示96は、固定表示となっており、過去/未来表示92の中央位置または過去表示領域が未来表示領域よりも若干広くなる位置に配置される。未来表示領域に対応する楽曲表示領域93から引き出し線が引かれたアートワーク95は、リクエストリストに含まれる各楽曲のアートワークであり、投票数に応じてその大きさが可変表示される。したがって、リクエストリストの公開直後は、全て同じ大きさとなっている。また、過去表示領域に対応する楽曲表示領域93に配置されたアートワーク94は、再生された楽曲を示し、その再生順にしたがって左側から配置表示される。なお、イベントが進むにつれて、各アートワーク94,95は図示左側に移動する。また、各アートワーク94の図示上側に表示された特殊再生情報マーク97は、その楽曲に対して特殊再生が行われたか否かを示している。なお、特殊再生の種類に応じて、その表示形態を変化させても良いし、特殊再生が行われた数だけ特殊再生情報マーク97を表示しても良い。
また、各アートワーク94の図示下側に表示された反応情報マーク98は、全顧客用スマートフォン50のマーク/カウント情報の集計結果を示している。集計方法は、例えば、1マーク(第1の揺れ)を10ポイント、1カウント(第2の揺れ)を1ポイントなどとして、合計ポイント数を星の大きさと数によって示す。これにより、どの楽曲に対して反応が良かったかを瞬時に把握できる。
次に、図12および図13を参照し、サーバー30の画面表示について説明する。図12は、イベント総合ログ画面を示す図である。イベント総合ログとしては、DJプレイとして、楽曲タイトルおよび操作ログを表示し、顧客反応としてマークログおよびカウントログを表示する。これらは、全て時間軸に沿って表示される。楽曲タイトル領域101は、楽曲情報を示し、楽曲ごとに仕切り線で区切られる。また、リクエストリストの中から選曲された楽曲タイトルは、四角枠で囲まれる。また、操作ログ領域102は、特殊再生情報を示し、楽曲タイトルに対応付けて、その楽曲の再生中に行われた特殊再生の種類を示す。また、マークログ領域103は、マーク情報を示し、各楽曲の再生中にマークされた数(全顧客用スマートフォン50の合計)が所定数以上の場合、黒丸マークを表示する。また、カウントログ領域104は、カウント情報を示し、各楽曲の再生中において所定時間ごとにカウントされた数(全顧客用スマートフォン50の合計)が所定数以上の場合、黒丸マークを表示する。なお、カウント数が所定数の2倍以上の場合、さらに大きな黒丸マークを表示する。
図13は、タイトル別詳細ログ画面の表示例を示す図である。同図では、図12に示したイベント総合ログ画面において、楽曲タイトル「BBB」が選択された場合を示している。タイトル別詳細ログとしては、楽曲タイトル105、楽曲情報、再生ログ、マークログおよびカウントログを表示する。これらのうち、生ログ、マークログおよびカウントログは、時間軸に沿って表示される。楽曲情報領域106は、楽曲タイトル「BBB」の前および後に再生された楽曲の楽曲タイトルと、楽曲タイトル「BBB」の投票数を表示する。また、操作ログ領域107は、特殊再生情報を示し、楽曲の区間内のどのタイミングで、どの種類の特殊再生が行われたかを示している。なお、アルファベットと数字の組み合わせは、特殊再生の種類とパラメータを示している。また、マークログ領域108は、マーク情報を示し、各楽曲を所定時間ごとに区切った部分区間ごとに、マークされた数を表示する。また、カウントログ領域109は、カウント情報を示し、各楽曲を所定時間ごとに区切った部分区間ごとに、カウントされた数を表示する。これらの表示により、楽曲のどの辺りが盛り上がったのかを詳細に把握することができる。
なお、図12および図13に示したようなイベントログを、サーバー30からネットワーク上の外部サーバーに送信する構成としても良い。また、外部サーバーにて、DJ別、日時別または店舗別に、反応情報の集計を行い、DJランキング、店舗ランキングなどを生成し、これを特定/不特定のユーザーに対して公開しても良い。
以上説明したとおり、本実施形態によれば、リクエストリストとして、試聴のために非OnAir状態で再生された楽曲の再生リストを生成するため、演奏中に顧客の反応を見ながら、DJの意図を反映したリクエストリストを生成できる。また、試聴動作は、DJの通常演奏時の動作であるため、DJに負担をかけることなくリクエストリストを生成できる。さらに、リクエストリストを作成することで、顧客からのリクエストを受けて再生楽曲を選択することができ、顧客参加型のイベントを実現できる。
また、リスト生成モードのON/OFFを切り替え可能であるため、DJの好みや、場の雰囲気に応じて、リクエストリストの生成/非生成を切り替えることができる。また、複数のDJプレーヤー間で連続再生を行った場合でも、マスター曲の選曲結果が誤ってリクエストリストに反映されることがない(例えば、図7(a)S13の選択結果がリクエストリストに反映されることがない)。また、開示モードのON/OFFを切り替えることができるため、DJの好みや、場の雰囲気に応じて、リクエストリストおよび再生ログの開示/非開示(本発明の適用/非適用)を切り替えることができる。
また、リクエストリストは、非OnAir状態で再生された楽曲が所定数(3曲)に達した時点で、リクエストリストを出力するため、リスト公開のためのDJの操作を省略できる。また、リクエストの集計は、非OnAir状態で再生された楽曲が所定数に達した時点から所定時間経過後に行うため、リクエストの受付を終了するためのDJの操作を省略できる。
また、サーバー30では、再生ログに対応付けて、顧客用スマートフォン50から受信した顧客の反応情報(顧客用スマートフォン50の揺れ検出結果)を記録するため、楽曲の演奏に対する顧客の反応を一目で把握することができる。また、反応情報は、コンテンツの再生に同期してリアルタイムに記録するため、DJがそれを確認して、以後の演奏に役立てることができる。また、顧客の反応情報だけでなく、特殊再生情報も記録するため、DJの演奏内容に対する顧客の反応を一目で把握することができる。また、特殊再生の種類を区別して記録するため、どの特殊再生に対して反応が良かったかを把握できる。
また、反応情報として、顧客用スマートフォン50の揺れ(=顧客の体の揺れ)を検出するため、顧客の手を煩わせることなく、且つ客観的な情報を記録できる。また、顧客用スマートフォン50は、揺れの大きさに応じて複数種類の反応情報を検出するため、より具体的な顧客の反応を記録することができる。
また、反応情報は、サーバー30に対して出力するだけでなく、顧客が自分で確認するためにスマートフォン本体内に記録できるため、自分のお気に入りの楽曲の再生時に意図的に揺れを記録しておき、後に確認して音楽配信サイトで購入する、音楽視聴サイトで視聴する、などの利用が可能となる。
なお、本発明の範疇として以下のような変形例を採用可能である。図14は、変形例に係るDJシステムSY(コンテンツ再生システム)のシステム構成図である。本変形例では、DJアプリケーションDJAをインストールしたパーソナルコンピューター700(以下、「PC」と表記する)を用いる。この場合、DJアプリケーションDJAは、複数のプレーヤー部710、ミキサー部720、サーバー部730および表示部740を有している。プレーヤー部710およびミキサー部720は、上記の実施形態におけるDJプレーヤー10(A),(B)およびミキサー装置20として機能する。また、サーバー部730および表示部740は、上記の実施形態におけるサーバー30およびDJプレーヤー10のディスプレイ11として機能する。なお、サーバー部730を、PC700の外部に備えた構成としても良い。このように、図14に記載の変形例によれば、DJシステムSYのシステム構成を簡素化でき、設置場所の省スペース化およびシステム構築費用の軽減を図ることができる。なお、PC700にDJアプリケーションDJAをインストールした構成ではなく、1台のDJ機器(DJパフォーマンス用の専用機器)に上記の各部を搭載した構成としても良い。
図15は、開示モード切替部310およびリスト生成モード切替部320の変形例を示す図である。上記の実施形態では、これらのモード切替を専用画面D0内のGUIを用いて行うものとしたが、本変形例では、パッチベイ70に備えられた操作子を用いてモード切替を行う。なお、パッチベイ70は、DJプレーヤー10およびミキサー装置20の接続に用いられる。パッチベイ70の上面または側面には、リスト生成モード領域70aおよび開示モード領域70bが設けられる。リスト生成モード領域70aには、リスト生成モードのON/OFFを表示灯の違いによって示すLED71と、ON/OFFをその押下ごとに切り替えるタッチボタン72が設けられる。また、開示モード領域70bには、開示モードのON/OFFを切り替えるためのスライドスイッチ(トグルスイッチ)73が設けられる。このように、パッチベイ70に、開示モード切替部310およびリスト生成モード切替部320の機能を設けることで、専用画面D0内のGUIおよび各モードの表示領域を省略できる。
図16は、顧客用スマートフォン50の画面表示の変形例を示す図である。同図(a)は、サーバー30のイベント総合ログ画面(図12参照)を、顧客用スマートフォン50の表示画面81に表示した場合の表示例である。同図において、記号「星」は、楽曲ごとの反応情報を示し、記号「二重丸」は、特殊操作情報(操作ログ)を示す。また、同図(b)は、サーバー30のタイトル別詳細ログ画面(図13参照)を、顧客用スマートフォン50の表示画面81に表示した場合の表示例を示す。同図において、矢印は時間軸、「Q0」,「Q1」の文字列は特殊操作情報(操作ログ)、棒グラフはカウント情報、「M2」,「M6」等はマーク情報(マークログの数値)、「C50」,「C55」等はカウント情報(カウントログの数値)を示す。このように、顧客用スマートフォン50でも、詳細な反応情報および特殊再生情報を視認可能としても良い。また、顧客用スマートフォン50の専用アプリケーションの設定により、図9,図10,図13に示した各画面のうち、どの画面を表示可能とするかを選択可能としても良い。また、サーバー30側で、顧客の来店回数などをカウントし、来店数の多い顧客に対しては、図13に示したような詳細な再生ログを選択できるように、ロック解除キーを送信するなど、得意客に対するインセンティブとして本変形例を利用しても良い。
その他、特に図示しないが、以下の構成も採用可能である。例えば、上記の実施形態では、DJがDJプレーヤー10のディスプレイ11またはサーバー30の表示手段34で、リクエスト結果や反応情報を確認するものとしたが、DJ自身が所持するスマートフォンにより、これらを確認しても良い。
また、上記の実施形態において、リクエストの集計は、非OnAir状態で再生された楽曲が所定数に達した時点から所定時間経過後に行うものとしたが、リスト生成モード切替部320によりリスト生成モードが「OFF」に切り替えられた時点で集計を行っても良い。若しくは、リスト生成モードが「OFF」に切り替えられた時点から所定時間経過後に集計を行っても良い。この構成によれば、DJがリクエストの受付終了のタイミングを決定することができる。これにより、顧客の人数や場の雰囲気に応じて適切なタイミングで集計を開始することができる。
また、上記の実施形態では、DJプレーヤー10用の表示、サーバー30用の表示、大型表示装置40用の表示、顧客用スマートフォン50用の表示、と幾つかの表示例を示したが、どの表示例をどの装置に対応させても良い。また、サーバー30の専用画面D0にて、どの表示例をどの装置に対応させるかを設定可能としても良い。
また、上記の実施形態では、マーク情報について、楽曲1曲につき1回しか記録できないものとしたが、複数回を上限として記録可能としても良いし、任意数を記録可能としても良い。また、カウント情報については、任意数を記録可能としたが、上限値を定めても良い。
また、上記の実施形態では、リスト生成モード切替部320をサーバー30に備えたが、各プレーヤー10に備えても良い。この場合、リスト生成モード「ON」のDJプレーヤー10にて試聴された楽曲のみを対象としてリクエストリストを生成する。また、DJプレーヤー10ごとにリスト生成モードの設定が異なる場合はリスト生成モードを「OFF」と看做したり、いずれか1のDJプレーヤー10(例えば、「DJプレーヤー(A)」)の設定を優先する、などの変形例も考えられる。
また、上記の実施形態では、反応情報として揺れの検出結果を用いたが、これ以外に、ユーザーによるボタン操作(意識的な操作であるか無意識な操作であるかは問わない)の検出や、移動検出、生体反応(汗、血圧、体温、脈拍など)の検出結果を反応情報として記録しても良い。
また、上記の実施形態において、情報出力部370は、非OnAir状態で再生された楽曲が所定数に達した時点で、リクエストリストを出力するものとしたが、その所定数を任意の数に変更可能としても良い。この場合、所定数を「1」とすると、楽曲の試聴再生ごとにリスト候補が公開されることとなる。また、所定数に達した時点で出力するのではなく、DJが何らかの操作を行った時点で(例えば、リスト生成モードを「OFF」に切り替えた時点で)リクエストリストを出力しても良い。
また、上記の実施形態では、「コンテンツ」として楽曲を例示したが、楽曲以外のオーディオデータであっても良い。また、映像コンテンツであっても良い。なお、映像コンテンツの場合、特殊再生情報としては、各種映像エフェクトを記録可能である。
また、上記の実施形態に示したDJシステムSYの各構成要素をプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを各種記憶媒体(CD−ROM、フラッシュメモリ等)に格納して提供することも可能である。すなわち、コンピューターをDJシステムSYの各構成要素として機能させるためのプログラム、およびそれを記録した記憶媒体も、本発明の権利範囲に含まれるものである。例えば、PCDJ(DJ用PCアプリケーションを用いることにより、PCをDJ機器として機能させたもの)にて、上記の実施形態を実現する場合、そのPCアプリケーション、およびそれを記録した記憶媒体も、本発明の権利範囲に含まれる。その他、スマートフォン用のアプリケーションやPDA用のアプリケーションなど、各種情報機器に組み込まれるプログラムも同様である。
また、顧客が所持する端末としてスマートフォンを例示したが、揺れ検出機能および表示機能を有する端末であればその種類は問わない。また、楽曲を再生する再生装置としても、DJプレーヤー10に限らず他のプレーヤーであっても良いし、ミキサー装置20を省略した構成としても良い。
また、サーバー30の各機能を、ネットワーク上の機器(サーバー)によって実現しても良い。また、クラウドコンピューティングにも、本発明を適用可能である。また、サーバー、PC、ユーザー端末などの構成部材から成るシステム(通信システム)によって本発明のサーバー30を実現しても良い。この場合、最低限、ユーザー端末に、操作手段、表示手段、サーバーおよび/またはPCと通信するための手段を備えればよく、他の手段については、サーバー、PC、ユーザー端末のいずれか、またはそれぞれに分散して備えられれば良い。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
10…DJプレーヤー 11…ディスプレイ 20…ミキサー装置 30…サーバー 31…操作手段 32…記憶手段 33…通信手段 34…表示手段 35…制御手段 40…大型表示装置 50…顧客用スマートフォン 70…パッチベイ 70a…リスト生成モード領域 70b…開示モード領域 71…LED 72…タッチボタン 73…スライドスイッチ 110…コンテンツ再生部 120…情報取得部 130…表示部 300…PC 310…開示モード切替部 320…リスト生成モード切替部 330…再生検出部 340…表示部 340…OnAir判別部 350…再生ログ生成部 360…リクエストリスト生成部 370…情報出力部 380…選択結果取得部 390…集計部 410…情報取得部 420…表示部 510…情報取得部 520…表示部 530…コンテンツ選択部 540…選択結果出力部 550…検出部 560…反応情報出力部 570…検出結果記録部 580…再生ログ表示制御部 610…集計結果出力部 620…表示部 630…反応情報取得部 640…反応情報集計部 650…再生ログ記録部 D0…専用画面 DJA…DJアプリケーション SY…DJシステム

Claims (19)

  1. コンテンツの再生を検出する再生検出部と、
    再生を検出した前記コンテンツが、OnAir状態で再生されたのか、非OnAir状態で再生されたのかを判別するOnAir判別部と、
    前記非OnAir状態で再生されたコンテンツの再生リストであるリクエストリストを生成するリクエストリスト生成部と、
    生成された前記リクエストリストを1以上の携帯端末に出力するリクエストリスト出力部と、
    前記1以上の携帯端末による前記リクエストリストの中の前記コンテンツの選択結果を取得して集計する集計部と、を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記再生検出部は、再生されたコンテンツの付随情報を取得することにより、前記コンテンツの再生を検出し、
    前記リクエストリスト生成部は、前記付随情報を用いて、前記リクエストリストを生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記再生検出部は、所定時間以上連続して再生された前記コンテンツについて、前記コンテンツの再生を検出することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記リクエストリストを生成するか否かを示すリスト生成モードのON/OFFを切り替えるリスト生成モード切替部をさらに備え、
    前記リクエストリスト生成部は、前記リスト生成モードが「ON」の場合のみ、前記リクエストリストを生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記再生検出部は、前記コンテンツの再生時に特殊再生が行われたことを示す特殊再生情報を取得し、
    前記OnAir状態で再生されたコンテンツの再生ログを生成する再生ログ生成部と、
    取得した前記特殊再生情報を、前記再生ログの時間軸に対応づけて記録する再生ログ記録部と、をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記再生ログ生成部により生成された前記再生ログ、または前記再生ログ記録部により記録された前記特殊再生情報を含む再生ログを、前記1以上の携帯端末に出力する再生ログ出力部をさらに備えたことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記リクエストリストおよび前記再生ログを開示するか否かを示す開示モードのON/OFFを切り替える開示モード切替部をさらに備え、
    前記リクエストリスト出力部および前記再生ログ出力部は、前記開示モードが「ON」の場合のみ、前記リクエストリストおよび前記再生ログを出力することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記リクエストリスト出力部は、前記非OnAir状態で再生されたコンテンツが所定数に達した時点で、前記リクエストリストを出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の情報処理装置と、1以上の携帯端末が通信可能に構成された通信システムであって、
    前記携帯端末は、
    示部と、
    前記リクエストリストを取得するリクエストリスト取得部と、
    前記リクエストリストの中から1以上のコンテンツを選択するコンテンツ選択部と、
    前記コンテンツ選択部の選択結果を前記情報処理装置に出力する選択結果出力部と、を備えたことを特徴とする通信システム。
  10. 前記情報処理装置は、1以上の再生装置とさらに通信可能に構成され、
    前記集計部の集計結果を、前記1以上の携帯端末および前記1以上の再生装置に出力する集計結果出力部をさらに備え、
    前記再生装置は、
    示部と、
    前記コンテンツを再生するコンテンツ再生部と、を備えたことを特徴とする請求項9に記載の通信システム。
  11. 前記情報処理装置は、
    前記リクエストリストを生成するか否かを示すリスト生成モードのON/OFFを切り替えるリスト生成モード切替部を備え、
    前記集計部は、前記リスト生成モード切替部により前記リスト生成モードが「OFF」に切り替えられた時点で集計を行うことを特徴とする請求項9に記載の通信システム。
  12. 前記集計部は、前記非OnAir状態で再生されたコンテンツが所定数に達した時点から所定時間経過後に集計を行うことを特徴とする請求項9に記載の通信システム。
  13. コンテンツを再生するコンテンツ再生部と、
    前記コンテンツ再生部により再生されたコンテンツが、OnAir状態で再生されたのか、非OnAir状態で再生されたのかを判別するOnAir判別部と、
    前記非OnAir状態で再生されたコンテンツの再生リストであるリクエストリストを生成するリクエストリスト生成部と、
    生成された前記リクエストリストを1以上の携帯端末に出力するリスエストリスト出力部と、
    前記1以上の携帯端末による前記リクエストリストの中の前記コンテンツの選択結果を取得して集計する集計部と、を備えたことを特徴とするコンテンツ再生システム。
  14. 請求項13に記載のコンテンツ再生システムにおける各部を備えたことを特徴とするDJ機器。
  15. コンテンツの再生を検出する再生検出ステップと、
    再生を検出した前記コンテンツが、OnAir状態で再生されたのか、非OnAir状態で再生されたのかを判別するOnAir判別ステップと、
    前記非OnAir状態で再生されたコンテンツの再生リストであるリクエストリストを生成するリクエストリスト生成ステップと、
    生成された前記リクエストリストを1以上の携帯端末に出力するリクエストリスト出力ステップと、
    前記1以上の携帯端末による前記リクエストリストの中の前記コンテンツの選択結果を取得して集計する集計ステップと、を備えたことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  16. コンテンツを再生するコンテンツ再生ステップと、
    再生された前記コンテンツが、OnAir状態で再生されたのか、非OnAir状態で再生されたのかを判別するOnAir判別ステップと、
    前記非OnAir状態で再生されたコンテンツの再生リストであるリクエストリストを生成するリクエストリスト生成ステップと、
    生成された前記リクエストリストを1以上の携帯端末に出力するリスエストリスト出力ステップと、
    前記1以上の携帯端末による前記リクエストリストの中の前記コンテンツの選択結果を取得して集計する集計ステップと、を備えたことを特徴とするコンテンツ再生システムの制御方法。
  17. コンピューターを、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の情報処理装置における各部、または請求項9ないし12のいずれか1項に記載の通信システムにおける前記情報処理装置の各部として機能させるためのプログラム。
  18. コンピューターを、請求項9に記載の通信システムにおける前記携帯端末の各部として機能させるためのプログラム。
  19. コンピューターを、請求項13に記載のコンテンツ再生システムにおける各部として機能させるためのプログラム。
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