JP5761318B2 - 識別情報重畳装置 - Google Patents

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Description

本発明は、PA(Public Adress)システムなどのオーディオ信号処理システムにおける機器の配線を容易にする技術に関する。
PAシステムなどにおいて用いられるミキサにおいては、ステージ上の多くのマイク、楽器などの機器から入力されるオーディオ信号を各チャンネルに割りあて、チャンネル毎にボリューム値などの様々なパラメータを制御する。このようなミキサは、多チャンネル化、多機能化が進むことにより、操作性の向上が望まれるようになり、ユーザーインターフェイスの改良が行われている(例えば、特許文献1)。
特開2006−100945号公報
ところで、利用者は、ミキサの各入力チャンネルに対して、どの機器からのオーディオ信号が入力されているかを認識するためには、機器とミキサとを接続する配線を予め確認して、機器と入力チャンネルとの関係をメモしたり、ミキサに設定したりしておく必要があった。そのため、機器の数が多くなると、配線の確認に時間がかかってしまう。また、オーディオ信号に係る音が出ない場合に、配線の断線、接続ミス、接続機器からオーディオ信号が出力されていないなど、音が出ない原因を見つけるために時間がかかって、非常に煩わしいものであった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、機器とミキサを接続する配線状況を容易に確認可能なものとする識別情報重畳装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、オーディオ信号が各々入力される複数の入力端子と、前記複数の入力端子の各入力端子に入力された各オーディオ信号に対して、識別情報を示す透かし情報を重畳して出力する識別情報重畳手段であって、前記透かし情報が重畳されて出力される各オーディオ信号を合成した場合に、当該各オーディオ信号に重畳される透かし情報が互いに干渉しないようにして、定期的に又は重畳が指示されたときに前記透かし情報を重畳する識別情報重畳手段とを具備することを特徴とする識別情報重畳装置を提供する。
また、本発明は、識別情報を示す透かし情報が重畳されたオーディオ信号が、各々入力される複数の入力受付手段と、前記複数の入力受付手段に入力されたオーディオ信号の各々から、識別情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された識別情報に応じた表示を、当該識別情報が抽出されたオーディオ信号が入力された入力受付手段に対応して行う表示手段と、前記入力受付手段に入力されたオーディオ信号に対して、予め設定された信号処理を施して出力する信号処理手段と、前記信号処理手段が出力するオーディオ信号に対して、前記識別情報に加えて前記信号処理手段が施した信号処理の内容を、透かし情報として重畳する再重畳手段であって、前記透かし情報が重畳される各オーディオ信号を加算した場合に、当該各オーディオ信号に重畳される透かし情報が互いに干渉しないようにして、前記透かし情報を重畳する再重畳手段と、前記再重畳手段が出力した各オーディオ信号を加算する加算手段とを具備することを特徴とするオーディオ信号処理装置を提供する。
本発明によれば、機器とミキサを接続する配線状況を容易に確認可能なものとする識別情報重畳装置を提供することができる。
実施形態に係るPAシステムの構成を示すブロック図である。 実施形態に係る識別情報重畳装置の外観図である。 実施形態に係る識別情報重畳装置の構成を示すブロック図である。 実施形態に係るコネクタBの外観図である。 実施形態に係るコネクタBの構成を示すブロック図である。 実施形態に係るミキサの外観図である。 実施形態に係るミキサの構成を示すブロック図である。 変形例2に係るコネクタAの外観図である。 変形例2に係るコネクタAの構成を示すブロック図である。 変形例3に係るミキサの構成を示すブロック図である。 変形例4に係るミキサの構成を示すブロック図である。 変形例5に係るミキサの構成を示すブロック図である。 変形例7に係るミキサの外観図である。 変形例7に係るミキサの外観図である。 変形例10に係る識別情報重陽装置の外観図である。 変形例10に係る識別情報重陽装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
<実施形態>
本発明の実施形態に係るオーディオ信号処理システムの一例であるPAシステム1は、図1に示すように、ステージST上に設置された楽器類(キーボード110、マイク120、ドラム130、ギター140、ベース150)、識別情報重畳装置60およびコネクタA10、PAブースPABに設置されたコネクタB20およびミキサ30、パワーアンプ40、スピーカ50を有する。コネクタA10とコネクタB20とは、マルチケーブル15によって接続され、ステージSTからPAブースPABにオーディオ信号を伝送している。図1は、PAシステム1の構成を示す説明図である。
ステージST上に設置された楽器類から出力されるオーディオ信号は、コネクタA10、マルチケーブル15およびコネクタB20を介して、PAブースPABに設置されたミキサ30に供給される。そして、オーディオ信号は、ミキサ30において、音量制御などの信号処理がなされて合成され、パワーアンプ40で増幅されてスピーカ50から放音される。以下、PAシステム1の各構成について説明する。
キーボード110は、例えば、電子ピアノであって、演奏者の演奏に応じてオーディオ信号Skを出力する。このオーディオ信号Skには、このキーボード110に対応する識別情報が透かし情報として重畳されている。この例においては、オーディオ信号Skに重畳されている透かし情報が示す識別情報は、「キーボード」を示す情報である。なお、識別情報は、キーボード110の型番、名称など、キーボード110が持つ固有のものであってもよい。また、これらが重複したものであってもよい。
オーディオ信号Skに透かし情報として重畳する音声透かしの方法は、聴感上影響が少ないスペクトラム拡散などを用いた公知の様々な方法を用いることができる。様々な方法のうち、他のオーディオ信号と合成しても情報が残るような多重重畳可能な方法、例えば、M系列、Gold系列を用いた擬似ノイズ信号を用いた方法を用いることが望ましい。
また、透かし情報が重畳される周波数帯域については、非可聴域とすることが望ましいが、PAシステム1におけるオーディオ信号の経路においては、使用周波数帯域が可聴域のみであると想定されていることにより非可聴域を遮断してしまう構成が含まれる場合もある。その場合には可聴域を用いればよく、その場合には、高周波数帯域(例えば10kHz以上)に透かし情報を重畳して、聴感上の影響を少なくすることが望ましい。以下の説明において、透かし情報をオーディオ信号に重畳する方法については、上記の説明と同様に行なえばよいから、説明を省略する。
マイク120は、マイクロフォンなどの収音手段であって、収音した音をオーディオ信号Smとして出力する。このオーディオ信号Smには、このマイク120に対応する識別情報「マイク」が透かし情報として重畳されている。このようにマイク120は、通常のマイクロフォンとは異なり、収音した音を示すオーディオ信号に対して透かし情報を重畳する構成を有している。
ドラム130は、ドラムセットと、ドラムセットの各打楽器を打つことにより発生する音を収音するマイクロフォンが設けられている。このマイクロフォンはマイク120と同様に収音した音をオーディオ信号Sdとして出力し、このオーディオ信号Sdには、識別情報「ドラム」が透かし情報として重畳されている。
ギター140は、例えば、エレクトリックギターであり、演奏者の演奏に応じてオーディオ信号Sgを出力する。ベース150は、エレクトリックベースであり、演奏者の演奏に応じてオーディオ信号Sbを出力する。オーディオ信号Sg、Sbは上記オーディオ信号Sk,Sm、Sdとは異なり、ギター140、ベース150から出力されるときにおいては、識別情報は重畳されていない。
識別情報重畳装置60−1、60−2(以下、それぞれを区別しない場合には識別情報重畳装置60という)は、それぞれギター140、ベース150からオーディオ信号Sg、Sbが供給され、識別情報を示す透かし情報を重畳して出力する。ここで、識別情報重畳装置60について、図2、図3を用いて説明する。図2は、識別情報重畳装置60の外観を示す図である。図3は、識別情報重畳装置60の構成を示すブロック図である。
まず、識別情報重畳装置60の外観について説明する。図2に示すように、識別情報重畳装置60は、ケーブルが接続される端子であって、オーディオ信号が入力される入力端子602−1、ケーブルが接続される端子であって、入力端子に入力されたオーディオ信号に対して、透かし情報を重畳したオーディオ信号を出力する出力端子602−2を、透かし情報として重畳する識別情報の内容を表示する表示部601および操作部605を有する。
次に、識別情報重畳装置60の構成について説明する。図3に示すように、操作部605は、透かし情報として重畳すべき識別情報の内容を決定するための操作子を有し、利用者の操作により決定される識別情報の内容を示す信号を制御部608に出力する。この例においては、識別情報として複数の候補となる内容から一の内容を選択するようになっているが、識別情報の内容として文字を入力して決定するようにしてもよい。
記憶部609は、不揮発性メモリなどの記憶手段であって、上述した識別情報の候補となる内容が記憶されている。制御部608は、操作部605から入力される信号に対応する内容の識別情報を記憶部609から読み出し、読み出した識別情報の内容を、表示部601に表示させる制御を行うとともに、重畳部606に対して、識別情報の内容を設定する。
重畳部606は、入力端子602−1から入力されたオーディオ信号に対して、制御部608に設定された識別情報を示す透かし情報を重畳して、出力端子602−2に出力する。このようにして、識別情報重畳装置60は、入力されたオーディオ信号に対して識別情報を示す透かし情報を重畳して出力する。
この例においては、識別情報重畳装置60−1は、ギター140から出力されるオーディオ信号Sgが入力され、識別情報「ギター」を透かし情報として重畳して出力するように設定されている。また、識別情報重畳装置60−2は、ベース150から出力されるオーディオ信号Sbが入力され、識別情報「ベース」を透かし情報として重畳して出力するように設定されている。以上が、識別情報重畳装置60の説明である。
図1に戻って説明を続ける。コネクタA10は、ケーブルが接続されオーディオ信号が入力される複数の入力端子を有し、入力される各オーディオ信号をマルチケーブル15によりコネクタB20に伝送するコネクタBOXである。この例においては、コネクタA10の入力端子は5つ(5チャンネル)であり、各々の入力端子には、キーボード110、マイク120、ドラム130、識別情報重畳装置60−1、60−2から出力されるオーディオ信号Sk、Sm、Sd、Sg、Sbが入力され、各々がマルチケーブル15を介してコネクタB20に伝送される。
次に、コネクタB20について、図4、図5を用いて説明する。図4は、コネクタB20の外観を示す図である。図5は、コネクタB20の構成を示すブロック図である。
まず、コネクタB20の外観について説明する。図4に示すように、コネクタA10との間で接続されるマルチケーブル15を介して、各オーディオ信号の入力を受け付ける一方、ケーブルが接続される出力端子202−1、202−2、202−3、202−4、202−5(以下、それぞれを区別しない場合は出力端子202という)から、それぞれ出力される。また、各出力端子202から出力される各オーディオ信号に重畳された透かし情報が示す識別情報の内容が、各出力端子202に対応して設けられた表示部201−1、201−2、201−3、201−4、201−5(以下、それぞれを区別しない場合は表示部201という)に表示される。
次に、コネクタB20の構成について説明する。図5に示すように、マルチケーブル15によって、コネクタA10から伝送された各オーディオ信号は、各出力端子202から出力される。出力端子202−1にマルチケーブル15から供給されるオーディオ信号(この例においては、オーディオ信号Skとする)は、抽出部203−1に対しても入力される。
抽出部203−1は、入力されたオーディオ信号Skに重畳された透かし情報を抽出し、抽出した透かし情報が示す識別情報を出力する。表示制御部204−1は、抽出部203−1から出力された識別情報の内容(「キーボード」)を、表示部201−1に表示させるように制御する。ここで、抽出部203−2、203−3、203−4、203−5は、抽出部203−1と同様な機能を有し、入力されるオーディオ信号は、それぞれオーディオ信号Sm、Sb、Sd、Sgとなっている。
また、表示制御部204−2、204−3、204−4、204−5は、表示制御部204−1と同様な機能を有し、表示部201−2、201−3、201−4、201−5に、それぞれ「マイク」、「ベース」、「ドラム」、「ギター」と表示させるように制御する。なお、ケーブルの断線、楽器類の故障などによりコネクタB20にオーディオ信号が伝送されず、オーディオ信号が入力されていない場合には、表示部201の表示は未表示としてもよいし、伝送されていない旨の表示をしてもよい。
このように、ステージSTに設置されたコネクタA10の複数の入力端子と、複数の楽器類とをそれぞれ接続するケーブルがどのような接続関係にあっても、PAブースPABに設置されたコネクタB20においては、各出力端子202から出力されるオーディオ信号が、どの楽器から出力されたものであるかについて、各出力端子202に対応して設置された各表示部201の表示を確認することにより認識できる。また、ケーブルの断線、楽器類の故障などによりコネクタB20にオーディオ信号が伝送されていないときには、その状況を認識することもできる。以上が、コネクタB20の説明である。
図1に戻って説明を続ける。ミキサ30は、オーディオ信号処理装置の一例であって、コネクタB20の各出力端子202とケーブルで接続され、コネクタB20の各出力端子202から出力されるオーディオ信号の音量レベルを調節してミキシングしてから出力する。ここで、ミキサ30について、図6、図7を用いて説明する。図6は、ミキサ30の外観を示す図である。図7は、ミキサ30の構成を示すブロック図である。
まず、ミキサ30の外観について説明する。ミキサ30は、図6に示すように、ケーブルが接続され、オーディオ信号が入力される入力端子302−1、302−2、302−3、302−4、302−5(以下、それぞれを区別しない場合には、入力端子302という)、および各オーディオ信号を合成したオーディオ信号Stを出力する出力端子302−6を有する。すなわち、5チャンネルの入力を受け付ける。
また、ミキサ30は、各入力端子302に入力された各チャンネルのオーディオ信号のボリュームレベルを指定するための操作子であって、各チャンネルに対応した操作子をもつ操作部305−1、305−2、305−3、305−4、305−5(以下、それぞれを区別しない場合には、操作部305という)を有するとともに、オーディオ信号Stのボリュームレベルを指定するための操作子である操作部305−6を有する。
さらに、ミキサ30は、各操作部305の操作子、すなわち各入力端子302に対応して設けられ、各入力端子302に入力された各チャンネルのオーディオ信号に重畳された透かし情報が示す識別情報の内容をそれぞれ表示する表示部301−1、301−2、301−3、301−4、301−5(以下、それぞれを区別しない場合には、表示部301という)を有する。なお、PAブースPABにおいて、表示部201または表示部301のいずれか一方があれば、識別情報の内容を確認できるから、表示部301が存在する場合には、コネクタB20における表示部201は無くてもよく、逆に、コネクタB20における表示部201が存在すれば、表示部301は無くてもよい。
次に、ミキサ30の構成について説明する。図7に示すように、入力端子302−1に入力されたオーディオ信号(この例においては、オーディオ信号Sk)は、抽出部303−1および信号処理部306−1に出力される。抽出部303−1は、入力されたオーディオ信号Skに重畳された透かし情報を抽出し、抽出した透かし情報が示す識別情報を出力する。表示制御部304−1は、抽出部303−1から出力された識別情報の内容(「キーボード」)を、表示部301−1に表示させるように制御する。このように、抽出部303−1、表示制御部304−1および表示部301−1は、コネクタB20における抽出部203−1、表示制御部204−1および表示部201−1のそれぞれと同様な機能を有している。
同様に、抽出部303−2、303−3、303−4、303−5は、抽出部303−1と同様な機能を有し、入力されるオーディオ信号は、それぞれオーディオ信号Sm、Sb、Sd、Sgとなっている。また、表示制御部304−2、304−3、304−4、304−5は、表示制御部304−1と同様な機能を有し、表示部301−2、301−3、301−4、301−5に、それぞれ「マイク」、「ベース」、「ドラム」、「ギター」と表示させるように制御する。なお、ケーブルの断線、楽器類の故障などによりミキサ30までオーディオ信号が伝送されず、オーディオ信号が入力されていない場合には、表示部301の表示は未表示としてもよいし、伝送されていない旨の表示をしてもよい。
信号処理部306−1は、操作部305−1の操作子によって指示されるボリュームレベルに対応した増幅率が設定され、設定された増幅率で入力端子302−1に入力されたオーディオ信号Skを増幅する信号処理を行って出力する。信号処理部306−2、306−3、306−4、306−5についても、信号処理部306−1と同様に、操作部305−2、305−3、305−4、305−5の操作子によって指示されるボリュームレベルに対応した増幅率が、それぞれ設定され、設定された増幅率で、オーディオ信号Sm、Sb、Sd、Sgを増幅して出力する。
加算部307は、信号処理部306−1、306−2、306−3、306−4、306−5(以下、それぞれを区別しない場合には、信号処理部306という)から出力される各チャンネルのオーディオ信号Sk、Sm、Sb、Sd、Sgを加算することにより合成(ミキシング)し、オーディオ信号Stとして出力する。
信号処理部306−6は、操作部305−6の操作子によって指示されるボリュームレベルに対応した増幅率が設定され、設定された増幅率で加算部307から出力されるオーディオ信号Stを増幅する信号処理を行って、出力端子302−6へ供給する。
このように、ステージSTに設置されたコネクタA10の複数の入力端子と、複数の楽器類とをそれぞれ接続するケーブルがどのような接続関係にあっても、PAブースPABに設置されたミキサ30においては、各入力端子302に入力される各チャンネルのオーディオ信号のボリュームレベルを指定する操作子に対応して配置された各表示部301の表示を確認することによって、各操作子の操作によりボリュームレベルが指定されるオーディオ信号の出力元の楽器類を認識することができる。また、ケーブルの断線、楽器類の故障などによりミキサ30にオーディオ信号が伝送されていないときには、その状況を認識することもできる。以上が、ミキサ30の説明である。
図1に戻って説明を続ける。パワーアンプ40は、ミキサ30の出力端子302−6から出力されるオーディオ信号Stを予め設定された増幅率で増幅し、スピーカ50に出力する。スピーカ50は、パワーアンプ40において増幅されたオーディオ信号Stを放音する。
このように、本発明の実施形態に係るPAシステム1は、ステージSTに設置された各楽器から出力されるオーディオ信号にその楽器を特定する識別情報を示す透かし情報を重畳し、PAブースPABに設置されたコネクタB20の表示部201、ミキサ30の表示部301において、各オーディオ信号に重畳された透かし情報が示す識別情報の内容を表示する。
そのため、ステージSTに設置されたコネクタA10の複数の入力端子と、複数の楽器類とをそれぞれ接続するケーブルがどのような接続関係にあっても、PAブースPABにおいて、その接続関係を認識することができ、また、ボリュームレベルの制御をすべきオーディオ信号の出力元の楽器類を認識して、対応する操作子を操作することにより、そのボリュームレベルを指定することができる。また、ケーブルの断線、楽器類の故障などによりオーディオ信号が伝送されていないときには、PAブースPABにおいてその状況を認識することもできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は以下のように、さまざまな態様で実施可能である。
<変形例1>
上述した実施形態においては、ミキサ30の各信号処理部306および信号処理部306−6においては、入力されるオーディオ信号に対する信号処理として、設定された増幅率での増幅処理を行っていたが、他の信号処理、例えば、設定された周波数特性のイコライジング処理、フィルタ処理などであってもよく、これらの複数の処理を行ってもよい。この場合には、各操作部305が、これらの信号処理を行うために必要なパラメータを設定する操作子を有するようにすればよい。なお、このような設定には、信号処理を行わないとする設定を行うこともでき、このように設定されると、各信号処理部306および信号処理部306−6は、入力されたオーディオ信号をそのまま出力するものとなる。
<変形例2>
上述した実施形態におけるコネクタA10について、さらに識別情報重畳装置60の機能を持たせたコネクタA10aとしてもよい。コネクタA10aについて図8、図9を用いて説明する。図8は、コネクタA10aの外観を示す図である。図7は、コネクタA10aの構成を示すブロック図である。
まず、コネクタA10aの外観について説明する。コネクタA10aは、ケーブルが接続され、オーディオ信号が入力される入力端子102−1、102−2、102−3、102−4、102−5(以下、それぞれを区別しない場合は入力端子102という)、および各入力端子に入力されたオーディオ信号に識別情報を示す透かし情報を重畳したオーディオ信号をコネクタB20に伝送するマルチケーブル15を有する。また、各入力端子に入力されたオーディオ信号に対して重畳する透かし情報が示す識別情報の内容を、各入力端子に対応して表示する表示部101−1、101−2、101−3、101−4、101−5(以下、それぞれを区別しない場合は表示部101という)、および操作部105を有する。
次に、コネクタA10aの構成について説明する。操作部105は、各入力端子102に入力される各オーディオ信号に対して、透かし情報として重畳すべき識別情報の内容をそれぞれ決定するための操作子を有し、利用者の操作により決定される各入力端子102に入力される各オーディオ信号に対応する識別情報の内容を示す信号を制御部108に出力する。この例においては、識別情報として複数の候補となる内容から一の内容を選択するようになっているが、識別情報の内容として文字を入力して決定するようにしてもよい。
記憶部109は、不揮発性メモリなどの記憶手段であって、上述した識別情報の候補となる内容が記憶されている。制御部108は、操作部105から入力される信号に対応する内容の識別情報を、各入力端子102に対応させて記憶部109から読み出し、読み出した識別情報の内容を、各入力端子102に対応する表示部101に表示させる制御を行うとともに、各入力端子102に対応する重畳部106−1、106−2、106−3、106−4、106−5(以下、それぞれを区別しない場合は重畳部106という)に対して、識別情報の内容を設定する。
各重畳部106は、各入力端子102に入力されたオーディオ信号に対して、制御部108に設定された識別情報を示す透かし情報を重畳して出力する。このようにして、コネクタA10aは、各入力端子102に入力されたオーディオ信号に対して識別情報を示す透かし情報を重畳して出力する。この例においては、コネクタA10aは、入力端子102−1、102−2、102−3、102−4、102−5に入力された各オーディオ信号に対して、それぞれ、識別情報「キーボード」、「マイク」、「ベース」、「ドラム」、「ギター」を透かし情報として重畳して出力する。
このようにすると、コネクタA10aの入力端子102に入力されるオーディオ信号に対して識別情報を示す透かし情報を予め重畳しておく必要が無く、汎用の楽器類を用いることができる。
また、このようなコネクタA10aは、さらに別の機能を有するようにすることもできる。一例として、各重畳部106は、各重畳部106から出力されるオーディオ信号を加算合成しても、それぞれのオーディオ信号に重畳された透かし情報が互いに干渉しないように透かし情報を重畳、例えば、周波数帯域を異ならせて重畳するようにしてもよい。この場合、コネクタB20、ミキサ30において、透かし情報を抽出できるように、コネクタA10aにおける重畳方法を予め設定しておくことが望ましい。
コネクタA10aとコネクタB20とは接続関係が予め決まっているから、例えば、重畳部106−1における重畳方法を抽出部203−1に設定しておけば、透かし情報を抽出することができる。また、コネクタA10aとミキサ30と接続関係は必ずしも決まったものではないが、例えば各抽出部303−1、303−2、・・・、303−5において、全ての重畳方法に対応して透かし情報を抽出できるようにしておけばよい。
このようにすると、ミキサ30から出力されるオーディオ信号Stにおいても、合成前の各オーディオ信号に重畳された透かし情報が残るから、オーディオ信号Stから透かし情報を抽出して識別情報を認識すれば、オーディオ信号Stの合成前の各オーディオ信号の出力元となる楽器類を特定することもできる。
また、別の例として、実施形態のように入力端子102に入力されるオーディオ信号に対して、透かし情報が重畳されたものである場合に、さらに別の識別情報を示す透かし情報を重畳するようにしてもよく、例えば、オーディオ信号が入力された入力端子102を示すチャンネル番号などの識別情報を示すものを重畳してもよい。このようにして、出力されるオーディオ信号は、複数の識別情報を示す透かし情報が重畳されたものとなる。
<変形例3>
上述した実施形態においては、ミキサ30において、各オーディオ信号に重畳された透かし情報については、抽出を行うだけであったが、合成後のオーディオ信号Stにおいても透かし情報を用いるために、合成前の各オーディオ信号に重畳された透かし情報を一旦除去し、オーディオ信号Stに対して再重畳するようにしてもよい。この場合には、ミキサ30を図10に示すような構成のミキサ30aとすればよい。図10は、ミキサ30aの構成のうち、入力端子302−1から入力されるオーディオ信号が処理される経路上の構成を抜き出したブロック図である。
図10に示すように、抽出部303a−1は、入力されたオーディオ信号に重畳された透かし情報を抽出し、抽出した透かし情報が示す識別情報を、表示制御部304−1に出力するとともに、再重畳部311a−6にも出力する。除去部310−1は、入力端子302−1から信号処理部306−1の信号経路の間に設けられ、入力されるオーディオ信号に重畳された透かし情報を除去する。
再重畳部311a−6は、各入力端子302に対応する抽出部303a−1、303a−2、・・・、303a−5から識別情報が入力される。そして、再重畳部311a−6は、信号処理部306−6から出力されるオーディオ信号Stに対して、入力された全ての識別情報をまとめた内容を示す透かし情報を重畳して、出力端子302−6に供給する。他の構成については実施形態におけるミキサ30と同様であるから説明を省略する。このようにすると、合成後のオーディオ信号Stについて、合成前の各オーディオ信号の出力元を示す楽器類を示す透かし情報を重畳することができる。
なお、合成後のオーディオ信号Stについて、透かし情報が不要である場合には、再重畳部311a−6は不要である。この場合、除去部310−1によりオーディオ信号から透かし情報が除去されているから、オーディオ信号の音質を向上させることができる。また、除去部310−1については、信号処理部306−1から加算部307の信号経路の間に設けられてもよいが、信号処理部306−1における信号処理前である方が、信号処理による影響を受けないから透かし情報の除去の効率がよい。
<変形例4>
上述した実施形態においては、ミキサ30において、各オーディオ信号に重畳された透かし情報については、抽出を行うだけであったが、各入力端子302に入力される各オーディオ信号に重畳された透かし情報を一旦除去し、信号処理後に再重畳するようにしてもよい。この場合には、ミキサ30を図11に示すような構成のミキサ30bとすればよい。図11は、ミキサ30bの構成のうち、入力端子302−1から入力されるオーディオ信号が処理される経路上の構成を抜き出したブロック図である。
図11に示すように、抽出部303b−1は、入力されたオーディオ信号に重畳された透かし情報を抽出し、抽出した透かし情報が示す識別情報を、表示制御部304−1に出力するとともに、再重畳部311b−1にも出力する。除去部310−1は、入力端子302−1から信号処理部306b−1の信号経路の間に設けられ、入力されるオーディオ信号に重畳された透かし情報を除去する。
再重畳部311b−1は、信号処理部306b−1から出力されるオーディオ信号に対して、抽出部303b−1から入力された識別情報を示す透かし情報を重畳する。このとき、再重畳部311b−1は、変形例2において示したように、他の再重畳部311b−2、311b−3、311b−4、311b−5から出力されるオーディオ信号を加算合成しても、それぞれのオーディオ信号に重畳された透かし情報が互いに干渉しないように透かし情報を重畳し、他の再重畳部311b−2、311b−3、311b−4、311b−5においても同様に、透かし情報が互いに干渉しないように透かし情報を重畳する。なお、再重畳部311b−1は、信号処理部306b−1における信号処理の内容、例えば増幅率、ボリュームレベル、付加する音響効果(リバーブなど)などの情報を取得して、その内容を識別情報に加えておいてもよい。
他の構成については実施形態におけるミキサ30と同様であるから説明を省略する。このようにすると、合成後のオーディオ信号Stについても、合成前の各オーディオ信号の出力元を示す楽器類を示す透かし情報を重畳されたものとすることができる。
<変形例5>
上述した実施形態においては、ミキサ30は、操作部305の操作子の操作により各オーディオ信号のボリュームレベルを指定していたが、オーディオ信号に重畳された透かし情報が示す識別情報の内容に応じて、ボリュームレベルなどの信号処理内容を指定するようにしてもよい。この場合には、ミキサ30を図12に示すような構成のミキサ30cとすればよい。図12は、ミキサ30cの構成のうち、入力端子302−1から入力されるオーディオ信号が処理される経路上の構成を抜き出したブロック図である。
図12に示すように、抽出部303c−1は、入力されたオーディオ信号に重畳された透かし情報を抽出し、抽出した透かし情報が示す識別情報を、表示制御部304−1に出力するとともに、制御部308にも出力する。記憶部309は、不揮発性メモリなどの記憶手段であって、識別情報の内容(「キーボード」、「マイク」など)と信号処理部306における信号処理の内容(ボリュームレベル)とを対応付けたテーブルを記憶している。
操作部305c−1は、実施形態における操作部305−1の操作子が、制御部308の制御によって移動するように構成されている。すなわち、利用者の操作だけでなく、制御部308の制御によってもボリュームレベルが指定されるようになっている。
制御部308は、抽出部303c−1から入力された識別情報の内容と対応する信号処理の内容であるボリュームレベルを記憶部309から読み出し、読み出したボリュームレベルを指定するように、操作部305c−1における操作子を移動させる。制御部308は、同様に、抽出部303c−2、303c−3、303c−4、303c−5から入力されたそれぞれの識別情報の内容に対応するボリュームレベルを記憶部309から読み出し、それぞれ読み出したボリュームレベルを指定するように、操作部305c−2、305c−3、305c−4、305c−5における操作子を移動させる。
また、制御部308は、抽出部303c−1、303c−2、303c−3、303c−4、303c−5(以下、それぞれを区別しない場合には、抽出部303cという)から入力された識別情報の組み合わせに応じたボリュームレベルを指定するように、操作部305c−6の操作子を移動させてもよい。この場合は、記憶部309に識別情報の組み合わせと信号処理の内容とを対応付けたテーブルを記憶しておけばよく、制御部308は、この対応関係に応じて、操作部305c−6の操作子を移動させればよい。
ここで、制御部308による制御は、最初に各抽出部303cから識別情報が入力されたとき、または図示せぬ操作手段の操作がなされたときに、行うようにしてもよい。このようにすれば、制御部308によって移動された操作子の位置は初期設定として用いられ、その後は、利用者の操作によって、指示するボリュームレベルを変更することができる。他の構成については実施形態におけるミキサ30と同様であるから説明を省略する。
また、制御部308は、操作部305c−1の操作子を移動させるのではなく、信号処理部306−1の信号処理の内容を直接制御してもよい。この場合は、記憶部309のテーブルはボリュームレベルではなく増幅率となっている。そして、操作部305c−1の操作子によるボリュームレベルの指示については、信号処理部306−1は、無効なものとして取り扱ってもよいし、増幅率を相対変化させる指示として取り扱ってもよい。
なお、変形例1に示すように、信号処理部306について、ボリュームレベルに応じた増幅処理以外の信号処理、例えばイコライジング処理を行う場合には、記憶部309のテーブルは、識別情報とイコライジング用の周波数特性を示すパラメータとを対応付けたものとすればよい。識別情報に応じた信号処理は、時刻の経過とともに変化していくものであってもよい。この場合は、記憶部309のテーブルは、識別情報と信号処理の内容の変化を示すシーケンスデータとを対応付けたものとすればよい。シーケンスデータの開始タイミングは、図示せぬ操作手段を操作して、開始を指示したタイミングとすればよい。このように、入力されたオーディオ信号に重畳された透かし情報が示す識別情報に応じた信号処理を、そのオーディオ信号に対して施すことができる。この場合、表示部301は、無くてもよい。
<変形例6>
上述した実施形態においては、パワーアンプ40は、ミキサ30から入力されるオーディオ信号Stを増幅するものであったが、表示部を設け、変形例2、3に示すように、オーディオ信号Stに透かし情報が重畳されているときに、その透かし情報を抽出する抽出部と、抽出した透かし情報が示す識別情報を表示部に表示させる表示制御部を有するようにしてもよい。
<変形例7>
上述した実施形態においては、ミキサ30の表示部301は、複数設けられていたが、一の表示部として表示領域を複数に分けて表示するようにしてもよい。例えば、図13に示すような外観のミキサ30dとしてもよい。ミキサ30dは、表示部3010dを有し、表示領域301d−1、301d−2、・・・、301d−5に分けて表示する。この場合は、表示部3010dの表示内容を制御する表示制御部を設け、この表示制御部は、抽出部303−1、303−2、・・・、303−5から出力される識別情報に応じて、表示領域301d−1、301d−2、・・・、301d−5の表示内容を制御し、それぞれ対応する識別情報の内容を表示させるようにすればよい。
別の態様として、図14に示すような外観のミキサ30eとしてもよい。ミキサ30eは、表示部3010eを有し、入力チャンネルと対応付けて表示する。ここで、入力チャンネルとは、Ch1、2、・・・、5が入力端子302−1、302−2、・・・、302−5にそれぞれに対応する。この場合は、表示部3010eの表示内容を制御する表示制御部を設け、この表示制御部は、抽出部303−1、303−2、・・・、303−5から出力される識別情報の内容と、各チャンネルとを対応付けて、表示部3010eに表示させるようにすればよい。
このように、各入力端子302に対応して、識別情報の表示がされていれば、どのような表示態様であってもよい。これは、コネクタB20の表示部201についても同様である。
<変形例8>
上述した実施形態においては、ミキサ30の表示部301は、識別情報の内容が表示されるようになっていたが、識別情報の内容に対応するものであれば、どのような表示であってもよい。この場合は、識別情報の内容と表示内容とを対応付けるテーブルを記憶する記憶部を設け、例えば、表示部301−1の表示内容を制御する表示制御部304−1は、抽出部303−1から入力された識別情報に対応する表示内容を記憶部から読み出して、読み出した表示内容で表示部301−1を表示させるようにすればよい。これは、コネクタB20の表示部201についても同様である。
<変形例9>
上述した実施形態において、オーディオ信号に重畳される透かし情報は、常時重畳されたものであってもよいし、定期的に重畳されるものであってもよい。また、重畳する機能を有する各機器において、操作部の操作などにより重畳の指示があったときに重畳するようにしてもよい。
<変形例10>
上述した実施形態において、識別情報重畳装置60について、図13に示すように、ステレオ対応の識別情報重畳装置60aとしてもよい。この場合、入力端子602−1、出力端子602−2に代えて、Lch用入力端子602−1L、Rch用入力端子602−1R、およびLch用出力端子602−2L、Rch用出力端子602−2Rを設ければよい。
識別情報重畳装置60aの構成について、図14を用いて説明する。重畳部606aは、Lch用入力端子602−1Lから入力されたオーディオ信号に対して、制御部608に設定された識別情報「キーボード」に「Lch」を加えた識別情報「キーボードLch」を示す透かし情報を重畳して、Lch用出力端子602−2Lに出力する。一方、重畳部606aは、Rch用入力端子602−1Rから入力されたオーディオ信号に対して、制御部608に設定された識別情報「キーボード」に「Rch」を加えた識別情報「キーボードRch」を示す透かし情報を重畳して、Rch用出力端子602−2Rに出力する。他の構成については、実施形態における識別情報重畳装置60と同様な構成であるから説明を省略する。
したがって、楽器類、例えば、キーボード110がステレオ2chに対応している場合であって、出力するオーディオ信号に透かし情報を重畳する機能を有さないときに、複数の識別情報重畳装置60を用いて、Lch、Rchのオーディオ信号それぞれに透かし情報を重畳しなくても、このような識別情報重畳装置60a単体で透かし情報を重畳することもできる。
1…PAシステム、10,10a…コネクタA、101−1,101−2,・・・,101−5…表示部、102−1,102−2,・・・,102−5…入力端子、105…操作部、106−1,106−2,・・・,106−5…重畳部、108…制御部、109…記憶部、15…マルチケーブル、20…コネクタB、201−1,201−2,・・・,201−5…表示部、202−1,202−2,・・・,202−5…出力端子、203−1,203−2,・・・,203−5…抽出部、204−1,204−2,・・・,204−5…表示制御部、30,30a,30b,30c,30d,30e…ミキサ、301−1,301−2,・・・,301−5,301d−1,301d−2,・・・,301d−5,3010d,3010e…表示部、302−1,302−2,・・・,302−5…入力端子、302−6…出力端子、303−1,303−2,・・・,303−5,303a−1,303b−1,303c−1…抽出部、304−1,304−2,・・・,304−5…表示制御部、305−1,305−2,・・・,305−6,305c−1,305c−6…操作部、306−1,306−2,・・・,306−6,306b−1…信号処理部、307…加算部、308…制御部、309…記憶部、311a−6…再重畳部、40…パワーアンプ、50…スピーカ、60,60−1,60−2,60a…識別情報重畳装置、601…表示部、602−1…入力端子、602−1L…Lch用入力端子、602−1R…Rch用入力端子、602−2…出力端子、602−2L…Lch用出力端子、602−2R…Rch用出力端子、605…操作部、606,606a…重畳部、608…制御部、609…記憶部、110…キーボード、120…マイク、130…ドラム、140…ギター、150…ベース

Claims (2)

  1. オーディオ信号が各々入力される複数の入力端子と、
    前記複数の入力端子の各入力端子に入力された各オーディオ信号に対して、識別情報を示す透かし情報を重畳して出力する識別情報重畳手段であって、
    前記透かし情報が重畳されて出力される各オーディオ信号を合成した場合に、当該各オーディオ信号に重畳される透かし情報が互いに干渉しないようにして、定期的に又は重畳が指示されたときに前記透かし情報を重畳する識別情報重畳手段と
    を具備することを特徴とする識別情報重畳装置。
  2. 識別情報を示す透かし情報が重畳されたオーディオ信号が、各々入力される複数の入力受付手段と、
    前記複数の入力受付手段に入力されたオーディオ信号の各々から、識別情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された識別情報に応じた表示を、当該識別情報が抽出されたオーディオ信号が入力された入力受付手段に対応して行う表示手段と、
    前記入力受付手段に入力されたオーディオ信号に対して、予め設定された信号処理を施して出力する信号処理手段と、
    前記信号処理手段が出力するオーディオ信号に対して、前記識別情報に加えて前記信号処理手段が施した信号処理の内容を、透かし情報として重畳する再重畳手段であって、
    前記透かし情報が重畳される各オーディオ信号を加算した場合に、当該各オーディオ信号に重畳される透かし情報が互いに干渉しないようにして、前記透かし情報を重畳する再重畳手段と、
    前記再重畳手段が出力した各オーディオ信号を加算する加算手段と
    を具備することを特徴とするオーディオ信号処理装置。
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