JP5761318B2 - 識別情報重畳装置 - Google Patents
識別情報重畳装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5761318B2 JP5761318B2 JP2013248681A JP2013248681A JP5761318B2 JP 5761318 B2 JP5761318 B2 JP 5761318B2 JP 2013248681 A JP2013248681 A JP 2013248681A JP 2013248681 A JP2013248681 A JP 2013248681A JP 5761318 B2 JP5761318 B2 JP 5761318B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- identification information
- audio signal
- input
- unit
- superimposing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
また、本発明は、識別情報を示す透かし情報が重畳されたオーディオ信号が、各々入力される複数の入力受付手段と、前記複数の入力受付手段に入力されたオーディオ信号の各々から、識別情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された識別情報に応じた表示を、当該識別情報が抽出されたオーディオ信号が入力された入力受付手段に対応して行う表示手段と、前記入力受付手段に入力されたオーディオ信号に対して、予め設定された信号処理を施して出力する信号処理手段と、前記信号処理手段が出力するオーディオ信号に対して、前記識別情報に加えて前記信号処理手段が施した信号処理の内容を、透かし情報として重畳する再重畳手段であって、前記透かし情報が重畳される各オーディオ信号を加算した場合に、当該各オーディオ信号に重畳される透かし情報が互いに干渉しないようにして、前記透かし情報を重畳する再重畳手段と、前記再重畳手段が出力した各オーディオ信号を加算する加算手段とを具備することを特徴とするオーディオ信号処理装置を提供する。
本発明の実施形態に係るオーディオ信号処理システムの一例であるPAシステム1は、図1に示すように、ステージST上に設置された楽器類(キーボード110、マイク120、ドラム130、ギター140、ベース150)、識別情報重畳装置60およびコネクタA10、PAブースPABに設置されたコネクタB20およびミキサ30、パワーアンプ40、スピーカ50を有する。コネクタA10とコネクタB20とは、マルチケーブル15によって接続され、ステージSTからPAブースPABにオーディオ信号を伝送している。図1は、PAシステム1の構成を示す説明図である。
上述した実施形態においては、ミキサ30の各信号処理部306および信号処理部306−6においては、入力されるオーディオ信号に対する信号処理として、設定された増幅率での増幅処理を行っていたが、他の信号処理、例えば、設定された周波数特性のイコライジング処理、フィルタ処理などであってもよく、これらの複数の処理を行ってもよい。この場合には、各操作部305が、これらの信号処理を行うために必要なパラメータを設定する操作子を有するようにすればよい。なお、このような設定には、信号処理を行わないとする設定を行うこともでき、このように設定されると、各信号処理部306および信号処理部306−6は、入力されたオーディオ信号をそのまま出力するものとなる。
上述した実施形態におけるコネクタA10について、さらに識別情報重畳装置60の機能を持たせたコネクタA10aとしてもよい。コネクタA10aについて図8、図9を用いて説明する。図8は、コネクタA10aの外観を示す図である。図7は、コネクタA10aの構成を示すブロック図である。
上述した実施形態においては、ミキサ30において、各オーディオ信号に重畳された透かし情報については、抽出を行うだけであったが、合成後のオーディオ信号Stにおいても透かし情報を用いるために、合成前の各オーディオ信号に重畳された透かし情報を一旦除去し、オーディオ信号Stに対して再重畳するようにしてもよい。この場合には、ミキサ30を図10に示すような構成のミキサ30aとすればよい。図10は、ミキサ30aの構成のうち、入力端子302−1から入力されるオーディオ信号が処理される経路上の構成を抜き出したブロック図である。
上述した実施形態においては、ミキサ30において、各オーディオ信号に重畳された透かし情報については、抽出を行うだけであったが、各入力端子302に入力される各オーディオ信号に重畳された透かし情報を一旦除去し、信号処理後に再重畳するようにしてもよい。この場合には、ミキサ30を図11に示すような構成のミキサ30bとすればよい。図11は、ミキサ30bの構成のうち、入力端子302−1から入力されるオーディオ信号が処理される経路上の構成を抜き出したブロック図である。
上述した実施形態においては、ミキサ30は、操作部305の操作子の操作により各オーディオ信号のボリュームレベルを指定していたが、オーディオ信号に重畳された透かし情報が示す識別情報の内容に応じて、ボリュームレベルなどの信号処理内容を指定するようにしてもよい。この場合には、ミキサ30を図12に示すような構成のミキサ30cとすればよい。図12は、ミキサ30cの構成のうち、入力端子302−1から入力されるオーディオ信号が処理される経路上の構成を抜き出したブロック図である。
上述した実施形態においては、パワーアンプ40は、ミキサ30から入力されるオーディオ信号Stを増幅するものであったが、表示部を設け、変形例2、3に示すように、オーディオ信号Stに透かし情報が重畳されているときに、その透かし情報を抽出する抽出部と、抽出した透かし情報が示す識別情報を表示部に表示させる表示制御部を有するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、ミキサ30の表示部301は、複数設けられていたが、一の表示部として表示領域を複数に分けて表示するようにしてもよい。例えば、図13に示すような外観のミキサ30dとしてもよい。ミキサ30dは、表示部3010dを有し、表示領域301d−1、301d−2、・・・、301d−5に分けて表示する。この場合は、表示部3010dの表示内容を制御する表示制御部を設け、この表示制御部は、抽出部303−1、303−2、・・・、303−5から出力される識別情報に応じて、表示領域301d−1、301d−2、・・・、301d−5の表示内容を制御し、それぞれ対応する識別情報の内容を表示させるようにすればよい。
上述した実施形態においては、ミキサ30の表示部301は、識別情報の内容が表示されるようになっていたが、識別情報の内容に対応するものであれば、どのような表示であってもよい。この場合は、識別情報の内容と表示内容とを対応付けるテーブルを記憶する記憶部を設け、例えば、表示部301−1の表示内容を制御する表示制御部304−1は、抽出部303−1から入力された識別情報に対応する表示内容を記憶部から読み出して、読み出した表示内容で表示部301−1を表示させるようにすればよい。これは、コネクタB20の表示部201についても同様である。
上述した実施形態において、オーディオ信号に重畳される透かし情報は、常時重畳されたものであってもよいし、定期的に重畳されるものであってもよい。また、重畳する機能を有する各機器において、操作部の操作などにより重畳の指示があったときに重畳するようにしてもよい。
上述した実施形態において、識別情報重畳装置60について、図13に示すように、ステレオ対応の識別情報重畳装置60aとしてもよい。この場合、入力端子602−1、出力端子602−2に代えて、Lch用入力端子602−1L、Rch用入力端子602−1R、およびLch用出力端子602−2L、Rch用出力端子602−2Rを設ければよい。
Claims (2)
- オーディオ信号が各々入力される複数の入力端子と、
前記複数の入力端子の各入力端子に入力された各オーディオ信号に対して、識別情報を示す透かし情報を重畳して出力する識別情報重畳手段であって、
前記透かし情報が重畳されて出力される各オーディオ信号を合成した場合に、当該各オーディオ信号に重畳される透かし情報が互いに干渉しないようにして、定期的に又は重畳が指示されたときに前記透かし情報を重畳する識別情報重畳手段と
を具備することを特徴とする識別情報重畳装置。 - 識別情報を示す透かし情報が重畳されたオーディオ信号が、各々入力される複数の入力受付手段と、
前記複数の入力受付手段に入力されたオーディオ信号の各々から、識別情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された識別情報に応じた表示を、当該識別情報が抽出されたオーディオ信号が入力された入力受付手段に対応して行う表示手段と、
前記入力受付手段に入力されたオーディオ信号に対して、予め設定された信号処理を施して出力する信号処理手段と、
前記信号処理手段が出力するオーディオ信号に対して、前記識別情報に加えて前記信号処理手段が施した信号処理の内容を、透かし情報として重畳する再重畳手段であって、
前記透かし情報が重畳される各オーディオ信号を加算した場合に、当該各オーディオ信号に重畳される透かし情報が互いに干渉しないようにして、前記透かし情報を重畳する再重畳手段と、
前記再重畳手段が出力した各オーディオ信号を加算する加算手段と
を具備することを特徴とするオーディオ信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013248681A JP5761318B2 (ja) | 2013-11-29 | 2013-11-29 | 識別情報重畳装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013248681A JP5761318B2 (ja) | 2013-11-29 | 2013-11-29 | 識別情報重畳装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008196492A Division JP5463634B2 (ja) | 2008-07-30 | 2008-07-30 | オーディオ信号処理装置、オーディオ信号処理システムおよびオーディオ信号処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014090443A JP2014090443A (ja) | 2014-05-15 |
JP5761318B2 true JP5761318B2 (ja) | 2015-08-12 |
Family
ID=50791967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013248681A Active JP5761318B2 (ja) | 2013-11-29 | 2013-11-29 | 識別情報重畳装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5761318B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3765494B2 (ja) * | 1996-07-31 | 2006-04-12 | 日本ビクター株式会社 | 著作権情報埋め込み方法、著作権データ再生方法及びデジタルオ−デイオ信号の通信方法 |
KR100898879B1 (ko) * | 2000-08-16 | 2009-05-25 | 돌비 레버러토리즈 라이쎈싱 코오포레이션 | 부수 정보에 응답하여 하나 또는 그 이상의 파라메터를변조하는 오디오 또는 비디오 지각 코딩 시스템 |
JP3511502B2 (ja) * | 2000-09-05 | 2004-03-29 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | データ加工検出システム、付加情報埋め込み装置、付加情報検出装置、デジタルコンテンツ、音楽コンテンツ処理装置、付加データ埋め込み方法、コンテンツ加工検出方法、記憶媒体及びプログラム伝送装置 |
US7392392B2 (en) * | 2001-12-13 | 2008-06-24 | Digimarc Corporation | Forensic digital watermarking with variable orientation and protocols |
JP4119130B2 (ja) * | 2002-01-25 | 2008-07-16 | 株式会社ビデオリサーチ | 外部入力端子検出方法及び装置 |
JP4370752B2 (ja) * | 2002-03-05 | 2009-11-25 | 沖電気工業株式会社 | 電子透かし検出装置 |
JP3627022B2 (ja) * | 2003-03-12 | 2005-03-09 | 国立大学法人東北大学 | 電子透かしシステム、電子透かし埋込装置および電子透かし検出装置 |
JP4570026B2 (ja) * | 2004-02-25 | 2010-10-27 | 大日本印刷株式会社 | 電子透かしの埋め込み方法 |
JP4082611B2 (ja) * | 2004-05-26 | 2008-04-30 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 音声収録システム、音声処理方法およびプログラム |
-
2013
- 2013-11-29 JP JP2013248681A patent/JP5761318B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014090443A (ja) | 2014-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2770751B1 (en) | Audio signal processing device, audio signal processing system, and audio signal processing method | |
JP5463634B2 (ja) | オーディオ信号処理装置、オーディオ信号処理システムおよびオーディオ信号処理方法 | |
US11915725B2 (en) | Post-processing of audio recordings | |
JP6696140B2 (ja) | 音響処理装置 | |
CN105229947A (zh) | 音频混合器系统 | |
EP2770498A1 (en) | Method of retrieving processing properties and audio processing system | |
US9838146B2 (en) | Apparatus for labeling inputs of an audio mixing console system | |
WO2013055901A1 (en) | System, apparatus and method for configuring a wireless sound reinforcement system | |
JP5761318B2 (ja) | 識別情報重畳装置 | |
JP6056195B2 (ja) | 音響信号処理装置 | |
JP5401980B2 (ja) | オーディオ信号処理システム | |
JP6544135B2 (ja) | 音響システム | |
JP2014082770A (ja) | 表示装置およびオーディオ信号処理装置 | |
JP4961813B2 (ja) | オーディオ再生装置 | |
JP5489537B2 (ja) | 音響再生システム、音響再生装置、及びそれらの制御方法 | |
JP5552764B2 (ja) | 信号処理装置、およびプログラム | |
JP2017073631A (ja) | 音信号処理装置用設定プログラム | |
JP7408955B2 (ja) | 音信号処理方法、音信号処理装置およびプログラム | |
JP2016081039A (ja) | 音響システム | |
EP3537728B1 (en) | Connection state determination system for speakers, acoustic device, and connection state determination method for speakers | |
JP5370210B2 (ja) | ミキサー | |
JP5401894B2 (ja) | 信号処理装置および信号処理システム | |
JP2017073590A (ja) | 音信号処理装置用プログラム | |
JP2016157996A (ja) | 音響機器編集装置 | |
JP2017204756A (ja) | 音信号出力装置、プログラム、および音信号処理システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140818 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140826 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150512 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150525 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5761318 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |