JP5760535B2 - 回転体着脱機構及び同機構を備えたギヤ検査装置 - Google Patents
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Description
上記回転体における上記回転軸の軸方向の片側に設けられ、上記回転軸が嵌まる嵌合孔を有し、上記回転体と共に上記回転軸に装着され、且つ上記回転体と共に上記回転軸から取外し可能な嵌合体と、
上記嵌合体の上記嵌合孔内に設けられ、上記嵌合体が上記回転軸に対して一方向に相対回転したときに上記回転軸に係合して上記回転体を上記回転軸に対してロックされた状態とする係合子を有する少なくとも一つの第1のワンウェイクラッチと、
上記嵌合孔内において、上記第1のワンウェイクラッチと共に上記軸方向に並ぶように設けられ、上記嵌合体が上記回転軸に対して他方向に相対回転したときに上記回転軸に係合して上記回転体を上記回転軸に対してロックされた状態とする係合子を有する少なくとも一つの第2のワンウェイクラッチと、
上記嵌合体に外嵌めされ上記回転軸の軸方向に移動自在のスライダと、上記嵌合体に設けられ上記スライダが反回転体側に移動したときに当たるストッパとを有し、上記スライダが上記ストッパに当たったときの衝撃で上記回転軸に対する上記係合子の係合を外して上記ロックを解除する解除手段とを備えていることを特徴とする。
上記回転体としての外周面に歯部を有するマスタギヤと、
上記回転軸が上記マスタギヤを装着して回転させるために設けられたマスタギヤ支持装置と、
検査すべき対象ギヤを回転自在に支持する対象ギヤ支持装置と、
上記対象ギヤの歯部の精度を測るために、上記マスタギヤを上記対象ギヤに噛み合わせて回転させたときの該マスタギヤの変位を検出するセンサとを備え、
上記マスタギヤは上記回転軸が嵌まる貫通孔を有し、該マスタギヤの片側に、上記第1及び第2のワンウェイクラッチを有する上記嵌合体が上記嵌合孔と貫通孔とを同心にして設けられ、
上記嵌合体が設けられた上記マスタギヤは、その貫通孔側から上記回転軸に嵌めて装着されるようになされており、
上記マスタギヤの嵌合孔内周面と上記回転軸とには互いに当接するテーパ嵌合面が形成されていることを特徴とする。
図1及び図2に示すギヤ検査装置において、1は検査すべき対象ギヤ2を回転自在に支持する対象ギヤ支持装置、3は対象ギヤ2の歯部の精度を検査するためのマスタギヤ4を装着して回転させるマスタギヤ支持装置である。対象ギヤ支持装置1は、定置テーブル5に固定されている。マスタギヤ支持装置3は、定置テーブル5上の可動テーブル6に固定されている。可動テーブル6は、定置テーブル5上のレール7に支持され、マスタギヤ支持装置3と共に対象ギヤ支持装置1に向かって進退するようになっている。
図3に示すように、マスタギヤ4は、その中心に回転軸22が嵌まる貫通孔32を有する。嵌合体31は、下端が開口した嵌合孔33を有する円筒状に形成されていて、下端にフランジ34を有する。この嵌合体31は、下端のフランジ34においてマスタギヤ4の上面にボルトで固定されて、マスタギヤ4における回転軸22の軸方向の片側、つまり上側に設けられていて、貫通孔32と嵌合孔33とは同心になっている。回転軸22は、マスタギヤ4の貫通孔32に嵌まる基部35を備え、さらに、該基部35に続いて上方へ突出した突出部36を備え、該突出部36が嵌合体31の嵌合孔33に挿入されている。
2 検査対象ギヤ
3 マスタギヤ支持装置
4 マスタギヤ(回転体)
22 回転軸
31 嵌合体
32 マスタギヤの貫通孔
32a テーパ面(テーパ嵌合面)
33 嵌合体の嵌合孔
35a テーパ面(テーパ嵌合面)
35b テーパ面(テーパ嵌合面)
37 第1ワンウェイクラッチ
38 第2ワンウェイクラッチ
41 外輪
42 ローラ(係合子)
43 スプリング
44 保持器
45 カム面
46 ポケット
47 スライダ
48 ストッパ
Claims (3)
- 回転軸に対する回転体の着脱機構であって、
上記回転体における上記回転軸の軸方向の片側に設けられ、上記回転軸が嵌まる嵌合孔を有し、上記回転体と共に上記回転軸に装着され、且つ上記回転体と共に上記回転軸から取外し可能な嵌合体と、
上記嵌合体の上記嵌合孔内に設けられ、上記嵌合体が上記回転軸に対して一方向に相対回転したときに上記回転軸に係合して上記回転体を上記回転軸に対してロックされた状態とする係合子を有する少なくとも一つの第1のワンウェイクラッチと、
上記嵌合孔内において、上記第1のワンウェイクラッチと共に上記軸方向に並ぶように設けられ、上記嵌合体が上記回転軸に対して他方向に相対回転したときに上記回転軸に係合して上記回転体を上記回転軸に対してロックされた状態とする係合子を有する少なくとも一つの第2のワンウェイクラッチと、
上記嵌合体に外嵌めされ上記回転軸の軸方向に移動自在のスライダと、上記嵌合体に設けられ上記スライダが反回転体側に移動したときに当たるストッパとを有し、上記スライダが上記ストッパに当たったときの衝撃で上記回転軸に対する上記係合子の係合を外して上記ロックを解除する解除手段とを備えていることを特徴とする回転体着脱機構。 - 請求項1において、
上記第1及び第2のワンウェイクラッチは、上記嵌合体の嵌合孔に装着され内周面に周方向に間隔をおいて上記回転軸との間にくさび空間を形成する複数のカム面が形成された外輪と、該外輪の各カム面に対応する位置にポケットを形成する保持器と、該保持器の各ポケットに収容された上記係合子としてのローラと、該ローラを上記くさび空間の狭小部に向けて付勢するスプリングとを備えていることを特徴とする回転体着脱機構。 - 請求項1又は請求項2に記載された回転体着脱機構を備えたギヤ検査装置であって、
上記回転体としての外周面に歯部を有するマスタギヤと、
上記回転軸が上記マスタギヤを装着して回転させるために設けられたマスタギヤ支持装置と、
検査すべき対象ギヤを回転自在に支持する対象ギヤ支持装置と、
上記対象ギヤの歯部の精度を測るために、上記マスタギヤを上記対象ギヤに噛み合わせて回転させたときの該マスタギヤの変位を検出するセンサとを備え、
上記マスタギヤは上記回転軸が嵌まる貫通孔を有し、該マスタギヤの片側に、上記第1及び第2のワンウェイクラッチを有する上記嵌合体が上記嵌合孔と貫通孔とを同心にして設けられ、
上記嵌合体が設けられた上記マスタギヤは、その貫通孔側から上記回転軸に嵌めて装着されるようになされており、
上記マスタギヤの嵌合孔内周面と上記回転軸とには互いに当接するテーパ嵌合面が形成されていることを特徴とするギヤ検査装置。
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JP2011056931A JP5760535B2 (ja) | 2011-03-15 | 2011-03-15 | 回転体着脱機構及び同機構を備えたギヤ検査装置 |
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JP2011056931A JP5760535B2 (ja) | 2011-03-15 | 2011-03-15 | 回転体着脱機構及び同機構を備えたギヤ検査装置 |
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JP2012193771A JP2012193771A (ja) | 2012-10-11 |
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