JP5758258B2 - 統合マネジメントシステム、統合マネジメント方法、及び統合マネジメントプログラム - Google Patents
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Description
001,情報セキュリティマネジメントシステムであるISO 27001,ITサービスマネジメントシステムであるISO 20000がある。
第1の情報処理システム固有の処理に関するマネジメントを行う第1のマネジメント手段と、
第2の情報処理システム固有の処理に関するマネジメントを行う第2のマネジメント手段と、
前記第1の情報処理システムと前記第2の情報処理システムとで共通する処理に関するマネジメントを行う共通マネジメント手段と、
前記第1のマネジメント手段と、前記第2のマネジメント手段と、前記共通マネジメント手段と、に共通して用いられるワークフローを処理するワークフロー処理手段と、を備える。
グラムとしても把握することが可能である。また、本発明の態様の一つは、そのようなプログラムをコンピュータその他の装置、機械等が読み取り可能な記録媒体に記録したものでもよい。ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。
第1実施形態では、情報セキュリティマネジメントシステム(Information Security Management System:以下、ISMS)と個人情報保護マネジメントシステム(Personal information protection Management System:以下、PMS)とを統合した統合マネジメ
ントシステムについて説明する。ただし、ISMSとPMSと統合する統合マネジメントは一つの例にすぎず、本開示における統合マネジメントシステムは、あらゆるマネジメントシステムの統合に適用することができる。
される。
補助記憶装置55に格納されているプログラムをロードする記憶領域および作業領域をプロセッサ51aに提供したり、バッファとして用いられたりする。主記憶装置51bは、例えば、RAM(Random Access Memory)のような半導体メモリである。
Programmable ROM)やハードディスクドライブ(Hard Disc Drive)を含む。補助記憶装置55は、例えば、オペレーティングシステム(OS)や、その他様々なアプリケーションプログラムを保持する。
Sや様々なアプリケーションプログラムを主記憶装置51bにロードして実行することによって、様々な処理を実行する。
、各企業のスキーマ21に保持されている。ユーザ情報テーブル211は、企業ごとに作成される。ユーザ情報テーブル211は、エントリとして、メールアドレス,ユーザ名,ログインパスワード,要員番号,部門コード,権限,氏名等の情報を保持する。ユーザ情報テーブル211は、ユーザの新規追加,削除,または、ユーザの部門移動等による登録内容の変化に伴って統合マネジメントシステム1を利用する各企業の管理者によって更新される。
む。お知らせテーブル213のエントリは、例えば、所定のワークフローによって新規に作成され、エントリの「終了日」になった場合に削除される。
以下、統合マネジメントシステム1において実行される処理のうち、いくつかの処理を例に挙げて説明する。
(ログイン処理)
図16A及び図16Bは、ログイン時の処理のフローを示す図である。図16A及び図
16Bのフローは、ユーザ端末が統合マネジメントシステム1にアクセスすると開始される。以下、フローについての説明では、機能ブロックを主体として説明するが、実際には、各機能ブロックを有する装置のプロセッサ51aが実行している。
て作成される。
統合マネジメントシステム1では、ワークフローが複数用意されている。例えば、各種イベントの承認依頼,インシデントに対する対処依頼,等のワークフローがある。複数のワークフローのうち、代表して承認のワークフローについて説明する。
図18は、持ち出し管理処理のフローの例を示す図である。図18に示されるフローは、例えば、トップ画面のメニュー項目から「持ち出し管理」が選択されると開始される。
紛失報告に対する承認依頼のワークフローをワークフロー処理手段16に対して発行する。
図24は、インシデント起票画面の例である。インシデント起票画面は、ISMSマネジメント部18のインシデント・是正予防起票手段185又はPMSマネジメント部19のインシデント是正予防起票手段196(以降、両者をまとめて起票手段と称する)によってユーザ端末に提供される。インシデント起票画面には、発生日時,インシデント種別,インシデントの概要,等の入力項目がある。「起票者」には、ユーザの要員番号又は氏名が起票手段によって自動入力される。また、インシデント起票画面に入力された内容は、起票手段によって、共通マネジメント部17のインシデント管理手段172に送信される。
あるユーザによって確認されたことを検出すると、インシデント管理手段172は、起票者を依頼元、統合マネジメントシステム1を管理する事務局を依頼先として、ワークフロー処理手段16に対して、振分け依頼のワークフローを発行する。振分け依頼のワークフローは、インシデントの根本的な原因が他部門であると考えられる場合、管理元である部門に対してインシデントに対する処置を依頼する処理である。根本的な原因が他部門である場合とは、例えば、ウイルス感染を検知したが、ウイルスの感染元が他部門のユーザ端末にあると考えられる場合である。その後、ワークフロー処理手段16によって、振り分け依頼のワークフローが実行される。なお、起票者によるお知らせの確認は、例えば、お知らせが表示される画面内の確認ボタンを起票者がクリックすることによって検出される。
図28は、業務プロジェクトチームや本部等の小規模なグループ単位で行われる是正予防管理処理のフローの例を示す図である。図28に示されるフローは、例えば、統合マネジメントシステム1の推進チーム内のみに影響するインシデントに対する是正予防の計画
が立案、確認される例のフローである。図28に示されるフローは、例えば、ユーザによって、トップ画面のメニュー項目から「是正予防」が選択されると開始される。
図30は、セルフチェック処理のフローの例を示す図である。セルフチェックは、ユーザに対するセキュリティ等の啓もう活動の一つである。図30に示されるフローは、例えば、トップ画面のメニュー項目から、「セルフチェック」が選択されると開始される。
第1実施形態では、統合マネジメントシステム1は、ISMSとPMSとで共通する機能をそれぞれから切り離し、共通マネジメント部17に備える。これによって、ISMSとPMSとを統合することができる。また、統合マネジメントシステム1では、共通マネジメント部17,ISMSマネジメント部18,PMSマネジメント部19で共通して用いられるワークフローは、これらのマネジメント部とは別にワークフロー処理手段16を設け、これによって一元管理される。これによって、それぞれのマネジメントシステムで重複して行われていた処理を1つにまとめることができ、処理の手間が省ける。また、ハードウェア資源の無駄な使用も省くことができる。結果として、システム全体としての効率が上がる。
能ブロックを有する。これによって、ISMSとPMSとにおいて重要な情報を集中管理することができ、情報管理が容易となる。
第2実施形態では、統合マネジメントシステムは、統合マネジメントシステムを利用するそれぞれの企業において実施されたリスク分析の結果を集計し、全社平均,業種別平均,企業規模別平均などのベンチマークを求める機能(ベンチマーク機能)を有する。このベンチマークによって、統合マネジメントシステムを利用する各企業は、自社におけるリスク管理の他社平均との比較を行うことができる。第2実施形態では、第1実施形態と共通する説明については省略される。
図32は、第2実施形態における統合マネジメントシステム1Bの機能構成の例を示す図である。統合マネジメントシステム1Bは、第1実施形態の統合マネジメントシステム1の機能ブロックに加え、ベンチマーク集計手段110,ベンチマーク表示手段120,パブリックスキーマ22と各企業のスキーマ21とに保持される各テーブルと、をさらに有する。
MS担当者(又はPMS担当者)等の部門に代表者1名でよい。
図37Aは、各企業のスキーマ21に格納されるデータの例を示す図である。いずれの企業のスキーマ21にも、部門情報テーブル215,資産テーブル216,リスク分析データテーブル217,単独集計テーブル218,環境設定マスタ219a,管理策マスタ219bが保持される。
51のエントリは、項目に、企業コード,企業名,ベンチマーク使用有無,業種コード,規模コードを含む。「業種コード」と「規模コード」とには、例えば、図14のコードマスタ222に定義されたコードが用いられる。
項目に、管理策番号,部門分類,部門別平均ポイント,高価値資産件数平均を含む。部門別集計テーブル255のエントリは、部門別平均算出手段116によって生成及び登録される。例えば、管理策番号「125」、部門分類「総務部門」のエントリの「部門別平均ポイント」は、ベンチマーク機能を利用する全ての企業の単独集計テーブル218内の管理策番号「125」、部門分類「総務部門」のエントリの「平均ポイント」の平均値を求めることにより取得される。また、例えば、管理策番号「125」、部門分類「総務部門」のエントリの「高価値資産件数平均」は、ベンチマーク機能を利用する全ての企業の単独集計テーブル218内の管理策番号「125」、部門分類「総務部門」のエントリの「高価値資産件数」の平均値を求めることにより取得される。「高価値資産件数平均」によって、部門別の高価値な資産件数の平均が示され、例えば、システム全体として、高価値な資産が集中する傾向にある部門が判明する。
図39は、ベンチマーク集計手段110によって実行される処理のフローの例を示す図である。図39に示されるフローは、例えば、所定の時刻に定期的に実行される。
平均ポイントは、全体集計テーブル252に格納される。
第2実施形態では、ベンチマーク機能によって、管理策に対するポイントの全体平均,
業種別平均,規模別平均,部門別平均,と自社内の平均との比較評価が提供される。これによって、他社と比べた際の自社のリスク対策のレベルが分かる。また、全体平均の加えて、業種別平均,規模別平均,部門別平均との比較評価も提供されるので、様々な観点から自社のリスク対策について見直しすることができる。また、他社との比較評価は、新たなリスク対策項目を導入する際に、どのリスク対策項目を導入すべきか、検討の助けになる。
第1実施形態及び第2実施形態で説明された統合マネジメントシステムは、複数のサーバによって構成された。ただし、これに限られず、統合マネジメントシステムは、単体のサーバ上に構成されてもよい。この場合には、単体のサーバ上に全てのデータベースが存在するので、例えば、企業情報テーブル221のエントリの項目に「サーバ名」が含まれない。これと連動して、例えば、図39のOP85〜OP89などの各企業のスキーマ21にアクセスする際に、のサーバ名は取得されない。また、この場合には、統合マネジメントシステムが管理する企業数も少なくなるため、ベンチマーク機能を利用可能な企業数に応じてベンチマーク集計処理の実行の可否を判定する処理は行われない。すなわち、第2実施形態におけるベンチマーク集計手段110に実行判定手段111は備えられない。その他の処理及び構成については、上述の説明と同様に行われる。
2 Webサーバ
3 アプリケーションサーバ
4 データベースサーバ
11 入力受付手段
12 ログイン手段
13 処理振分手段
14 出力手段
15 共通モジュール
16 ワークフロー処理手段
17 共通マネジメント部
18 ISMSマネジメント部
19 PMSマネジメント部
20 データベース
21 各企業のスキーマ
22 パブリックスキーマ
110 ベンチマーク集計手段
111 実行判定手段
112 企業単独集計手段
113 全体平均算出手段
114 業種別平均算出手段
115 規模別平均算出手段
116 部門別平均算出手段
120 ベンチマーク表示手段
121 企業データ取得手段
122 集計データ取得手段
123 比較評価手段
124 表示手段
151 お知らせ処理手段
152 ToDO処理手段
171 規定管理手段
172 インシデント管理手段
173 是正予防管理手段
176 セルフチェック手段
182 情報資産リスク分析手段
183 持ち出し管理手段
185、196 インシデント・是正予防起票手段
195 個人情報リスク分析手段
211 ユーザ情報テーブル
212 ワークフローテーブル
213 お知らせテーブル
214 ToDOテーブル
215 部門情報テーブル
216 資産テーブル
217 リスク分析データテーブル
218 単独集計テーブル
219a 環境設定マスタ
219b 管理策マスタ
221 企業情報テーブル
222 コードマスタ
223 ログインテーブル
251 企業テーブル
252 全体集計テーブル
253 業種別集計テーブル
254 規模別集計テーブル
255 部門別集計テーブル
Claims (7)
- 第1の情報処理システム固有の処理に関するマネジメントを行う第1のマネジメント手段と、
第2の情報処理システム固有の処理に関するマネジメントを行う第2のマネジメント手段と、
前記第1の情報処理システムと前記第2の情報処理システムとで共通する処理に関するマネジメントを行う共通マネジメント手段と、
前記第1のマネジメント手段と、前記第2のマネジメント手段と、前記共通マネジメント手段と、に共通して用いられるワークフローを処理するワークフロー処理手段と、
を備える統合マネジメントシステムであって、
前記第1のマネジメント手段は、前記第1の情報処理システム固有のマネジメントを実行する、1又は複数の第1の機能ブロックから構成され、
前記第2のマネジメント手段は、前記第2の情報処理システム固有のマネジメントを実行する、1又は複数の第2の機能ブロックから構成され、
前記共通マネジメント手段は、前記第1の情報処理システムと前記第2の情報処理システムで共通するマネジメントを実行する、1又は複数の共通の機能ブロックから構成され、
前記各機能ブロックが入力データを取得してワークフローを発行すると、前記ワークフロー処理手段がワークフローを実行し、
前記入力データは、前記各機能ブロックによりデータベースに記録され、利用者によりアクセス可能となる、
統合マネジメントシステム。 - 前記第1のマネジメント手段は、前記第1の機能ブロックとして、前記第1の情報処理システムにおいて発生したインシデントについて報告する第1の報告手段を備え、
前記第2のマネジメント手段は、前記第2の機能ブロックとして、前記第2の情報処理システムにおいて発生したインシデントについて報告する第2の報告手段を備え、
前記共通マネジメント手段は、前記共通の機能ブロックとして、前記第1の報告手段及び第2の報告手段から報告されたインシデントを受け付けて記憶手段に格納するインシデント管理手段を備え、
インシデント管理手段は、前記記憶手段に格納されるインシデントの中から所定条件に合致するインシデントを抽出する、
請求項1に記載の統合マネジメントシステム。 - 前記インシデント管理手段は、前記所定の条件として、重点確認を要するインシデントの区分を含む重点項目リストを用い、前記記憶手段に格納されるインシデントの中から、前記重点項目リストに含まれる区分に合致するインシデントを抽出する、
請求項2に記載の統合マネジメントシステム。 - 前記ワークフロー処理手段は、前記第1のマネジメント手段,前記第2のマネジメント手段,又は前記共通マネジメント手段のいずれかによって承認依頼のワークフローが発生された場合に、前記ワークフローの承認依頼先のユーザ端末のToDOリストに承認処理を登録する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の統合マネジメントシステム。 - 前記ワークフロー処理手段は、前記承認依頼先のユーザ端末から前記承認処理の完了が通知された場合に、前記ワークフローの依頼元のユーザ端末のお知らせリストに前記承認処理の完了を登録する、
請求項4に記載の統合マネジメントシステム。 - 情報処理装置が、
第1の情報処理システム固有の処理に関するマネジメントを行う第1のマネジメント手段と、
第2の情報処理システム固有の処理に関するマネジメントを行う第2のマネジメント手段と、
前記第1の情報処理システムと前記第2の情報処理システムとで共通する処理に関するマネジメントを行う共通マネジメント手段と、
前記第1のマネジメント手段と、前記第2のマネジメント手段と、前記共通マネジメント手段と、に共通して用いられるワークフローを処理するワークフロー処理手段と、
を含み、
前記第1のマネジメント手段は、前記第1の情報処理システム固有のマネジメントを実行する、1又は複数の第1の機能ブロックから構成され、
前記第2のマネジメント手段は、前記第2の情報処理システム固有のマネジメントを実行する、1又は複数の第2の機能ブロックから構成され、
前記共通マネジメント手段は、前記第1の情報処理システムと前記第2の情報処理システムで共通するマネジメントを実行する、1又は複数の共通の機能ブロックから構成され、
前記各機能ブロックが入力データを取得してワークフローを発行すると、前記ワークフロー処理手段がワークフローを実行し、
前記入力データは、前記各機能ブロックによりデータベースに記録され、利用者によりアクセス可能となる、
統合マネジメント方法。 - 情報処理装置を、
第1の情報処理システム固有の処理に関するマネジメントを行う第1のマネジメント手段と、
第2の情報処理システム固有の処理に関するマネジメントを行う第2のマネジメント手
段と、
前記第1の情報処理システムと前記第2の情報処理システムとで共通する処理に関するマネジメントを行う共通マネジメント手段と、
前記第1のマネジメント手段と、前記第2のマネジメント手段と、前記共通マネジメント手段と、に共通して用いられるワークフローを処理するワークフロー処理手段と、
として機能させるためのプログラムであって、
前記第1のマネジメント手段は、前記第1の情報処理システム固有のマネジメントを実行する、1又は複数の第1の機能ブロックから構成され、
前記第2のマネジメント手段は、前記第2の情報処理システム固有のマネジメントを実行する、1又は複数の第2の機能ブロックから構成され、
前記共通マネジメント手段は、前記第1の情報処理システムと前記第2の情報処理システムで共通するマネジメントを実行する、1又は複数の共通の機能ブロックから構成され、
前記各機能ブロックが入力データを取得してワークフローを発行すると、前記ワークフロー処理手段がワークフローを実行し、
前記入力データは、前記各機能ブロックによりデータベースに記録され、利用者によりアクセス可能となる、
統合マネジメントプログラム。
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