JP5757433B2 - ペットボトル用ティーバッグおよびその製造方法 - Google Patents

ペットボトル用ティーバッグおよびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、茶飲料原料液として水や湯の入ったペットボトルにそのまま入れたり、空のペットボトルに入れた後に、茶飲料原料液を入れたりして、ペットボトルを振ることで、茶浸出物から茶エキスが浸出して茶飲料を作ることができるペットボトル用ティーバッグおよびその製造方法に関するものである。
ペットボトルに入れて使用される従来のティーバッグとして、本発明者が発明した特許文献1に記載されたものが知られている。この特許文献1に記載された500ml以下小型ペットボトル用緑茶ティーバッグは、縦長の長方形型の袋体内部に茶葉が封入されたもので、袋体の上部左右の端が重ね合わされ、重ね合わされた範囲の直角三角形状部分がシールされ、重ね合わされてシールされていない部分が、水が通り抜けやすい空洞となったものである。
特許文献1に記載のティーバッグは、飲み口が小さい500mlの小型ペットボトルであっても、緑茶飲料水を飲み終えた後にペットボトルを逆さまにすると、袋体上部の直角三角形状のシール部分が折れ曲がると共に、左右の端が重ね合わされた先端部分に茶葉が集まり変形円錐状になって、スムーズに取り出すことができるものである。
また、従来のティーバッグとして、ペットボトルに入れるものではないが、特許文献2,3に記載されたものが知られている。
特許文献2に記載の喫飲用茶袋は、袋体の中央より折り曲げて上端をステープラにより結着したものである。また、特許文献3に記載の浸出用バッグは、茶葉を入れる正四面体の袋体のうち、三角錐の二つの頂点を互いに重ね合わせて、袋体の最上部に吊り紐が設けられたものである。
特許4380955号公報 実公昭35−28962号公報 実開平04−097072号公報
特許文献1に記載の500ml以下小型ペットボトル用緑茶ティーバッグは、ペットボトルを逆さまにすると容易に取り出すことができ、ペットボトルを再利用したり、取り出すタイミングを図ることで、浸出度合いを調整してお茶飲料の濃さを好みに合わせたりしたりすることができる。しかし、袋体を形成する基端部は長方形状に形成されていることで平面的な形状をしているが、袋体の先端部はペットボトルから出しやすくするために袋体の上部左右の端を重ね合わせてシールすることで接着しているため、袋体の先端部分が立体的な形状となってしまうので、製造するためのシール作業に手間がかかる。
特許文献2に記載の喫飲用茶袋は、上部左右の端を重ね合わせて、ステープラにより結着させているため、綴針によりしっかりと上部が綴じられているので、取り出そうと飲み口を下に向けても、茶葉が綴じ込まれた綴針に邪魔されて袋体の先端部分に移動することができず、綴針を底として袋体が台形状に膨らみ、細くなったペットボトルの飲み口から取り出すことが容易ではない。
特許文献3に記載の浸出用バッグでは、ペットボトルを逆さまにすると、互いに重ね合わせた2つの三角形部分に茶葉がそれぞれ集まるため、ティーバッグの頂部は厚みのある三角形状となってしまい、細くなったペットボトルの飲み口から取り出すことが容易ではない。
そこで本発明は、ペットボトルから容易に取り出すことができると共に、量産性に優れたペットボトル用ティーバッグおよびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、茶浸出物を収納した袋体をペットボトルに入れて茶浸出物から茶エキスを浸出させるペットボトル用ティーバッグにおいて、前記袋体は、透水性を有するシート部材により形成された一側面および他側面から構成され、前記一側面および他側面は、先端方向に向かうに従って徐々に細くなる狭幅部と、上端辺とが形成されて、上部が台形状で下部が長方形状の、頂頭部が切頭されたホームベース状に形成され前記袋体の高さは、入れるペットボトルの直径より大きく形成され、少なくとも前記狭幅部の斜辺縁部が接着されて前記袋体が閉鎖されていることを特徴とする。
本発明のペットボトル用ティーバッグは、茶浸出物が収納された袋体が、一側面と他側面の2面から構成されている。この一側面と他側面とには、先端方向に向かうに従って徐々に細くなる狭幅部が形成されているので、ペットボトルに本発明のティーバッグを入れ、茶浸出物から茶エキスを浸出させた後にティーバッグを取り出すときに、ペットボトルを逆さまにすると、先部に茶浸出物が寄ることで先端部が鉛筆の先端のような略円錐形状となる。略円錐形状となった先部は、口径が細いペットボトルの飲み口であっても、摘める程度に少し飲み口から外へ出る。そこで、先部を引っ張れば、ティーバッグが飲み口の内周面に摺動しながらも、ペットボトルからティーバッグをスムーズに取り出すことができる。袋体は、狭幅部の斜辺縁部が、接着されていることで、平面的な接着が可能である。従って、一側面と他側面とを簡単に接着して袋体を封鎖することができる。
前記袋体は、頂頭部が切頭されたホームベース状に形成されている。袋体の頂頭部が切頭されていることにより、頂頭部により狭幅部の斜辺との接続部分が補強されるので、袋体の先部をしっかりとしたものとすることができる。従って、袋体の先部が曲がって出にくくなることが防止できる。
また、本発明のペットボトル用ティーバッグの製造方法、透水性を有する大判の2枚のシート部材を重ね合わせ、茶浸出物を収納する袋体の輪郭であって、先端方向に向かうに従って徐々に細くなる狭幅部の斜辺を隣接する前記袋体と共通させると共に、先端部を交互に向き合わせて配置した輪郭を、前記2枚のシート部材の接着位置となる接着線として固着し、前記接着線を切断して個々の袋体を形成することを特徴とする。
本発明のペットボトル用ティーバッグの製造方法によれば、袋体の輪郭として、先端方向に向かうに従って徐々に細くなる狭幅部の斜辺を隣接する袋体と共通させると共に、先端部を交互に向き合わせて配置すると、大判の2枚のシート部材から隙間無く袋体を取ることができるので、ペットボトルから取り出しやすい袋体をシート部材から無駄なく製造することができる。
前記2枚のシート部材は、重ね合わせたときに、前記袋体の高さの幅となる長尺状のシート部材であり、前記狭幅部の斜辺となる位置を接着線として固着した後、開放状態の他の斜辺側から茶浸出物を充填し、前記他の斜辺となる位置を固着して袋体として閉鎖し、前記他の斜辺となる位置を切断線として切断して袋体を分割するのが望ましい。このように長尺状の2枚のシート部材から順次茶浸出物を充填しながら袋体を切り離して、本発明のペットボトル用ティーバッグを製造することができる。
本発明は、狭幅部の斜辺縁部が接着されて袋体が閉鎖されていることで、平面的な接着が可能であるので、一側面と他側面とを簡単に接着して袋体を封鎖することができる。従って、ペットボトルから容易に取り出すことができると共に、量産性に優れたペットボトル用ティーバッグとすることができる。
本発明の実施の形態1に係るティーバッグを示す図である。 図1に示すティーバッグの袋体の展開した状態を示す一例の図である。 図1に示すティーバッグの袋体の展開した状態を示す他の例の図である。 (A),(B)は図1に示すティーバッグの製造方法の各工程を示す図である。 図1に示すティーバッグの使用状態を示す図であり、(A)はティーバッグを入れた状態を示す斜視図、(B)はティーバッグを取り出す状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るティーバッグを示す図である。 図6に示すティーバッグの製造方法を説明するための図である。 (A)〜(F)は図6に示すティーバッグの他の製造方法の各工程を説明するための図である。 (A)〜(C)は図6に示すティーバッグの茶エキスの浸出方法を説明するための図である。
1,10 ティーバッグ
2,20 袋体
2a 収納部
2b 狭幅部
2c 頂頭部
2d 上端辺
2e 下端辺
2f 側辺
2g 斜辺
S11,S21 一側面
S12,S22 他側面
3 茶葉
4 シート部材
41 端辺縁部
42 下端辺
B ペットボトル
B1 飲み口
S シート部材
H 高さ
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係るペットボトル用ティーバッグ(以下、単にティーバッグと略す。)を図面に基づいて説明する。図1に示すティーバッグ1は、ペットボトルに茶飲料原料液と共に入れて茶浸出物から茶エキスを浸出させて使用するものである。本実施の形態1に係るティーバッグ1は、内容量が500mlのペットボトルに入れられる。本実施の形態1では、茶エキスを浸出させるための液体である茶飲料原料液として、冷水や湯などの水を使用している。茶エキスを浸出する茶浸出物としては、深蒸、加熱殺菌して加工した水出し用の茶葉を使用している。なお、茶飲料原料液としては、水以外に、甘味・酸味などの味や香味が添加された水溶液、栄養素を含む水溶液など飲料可能な液体であれば使用できる。また、茶浸出物としては、茶葉とする以外に、焙煎加工した穀物とすることもできる。
ティーバッグ1は、透水性を有するシート部材から形成された袋体2と、袋体2の収納部2aに収容された茶葉3から構成されている。
図1に示すように袋体2には、先端方向に向かうに従って徐々に細くなるような狭幅部2bが形成され、頂頭部2cが切頭された略三角形状に形成されている。詳細には、台形状の上部21と、長方形状の下部22とが一体的に形成されていることで、袋体2は野球で用いられるホームベースを切頭したような略ホームベース状に形成されている。切頭されることでできる上端辺2dは、ペットボトルの飲み口の直径に形成されている。袋体2の高さHは、入れるペットボトルの胴部の直径より大きく形成されているのが望ましい。
袋体2は、図2に示すように、同形状に輪郭が形成された一側面S11および他側面S12とが重ね合わされ、周内部が加熱により溶着されていることで接着されている。また、袋体2は、図3に示すように、一側面S11および他側面S12とを下端辺2eを連接辺として上下に位置させて重ね合わせ、下端辺2eを除く各辺を溶着して形成することもできる。袋体2を形成するシート部材は、本実施の形態1では樹脂製のネットとしているが、それ以外に、不織布や有機分解繊維製のネットとすることもできる。
ここで、本発明の実施の形態1に係るティーバッグの製造方法について、図4に基づいて説明する。本実施の形態1では、図2に示す袋体2による製造方法を説明する。
まず、図4(A)に示すように縦列および横列に一側面S11が多数枚取れるようなシート部材を準備する。また、図示していないが、他側面S12となる大判のシート部材を準備する。本実施の形態1では、このシート部材から袋体2を数多く製造するために、長方形状に形成された下部の側辺2fを隣接する袋体2と共通させている。
次に、約2g〜約5g程度の茶葉3を一側面S11側、または他側面S12側のいずれか一方の袋体2の収納部2aに対応する位置に配置する。図4(A)では一側面S11側となるシート部材上に茶葉3を配置している。
次に、図4(B)に示すように、茶葉3が配置された一側面S11となるシート部材に他側面S12となるシート部材を重ねて、狭幅部2bの斜辺2gおよび下端辺2eを含む全部の辺の縁部を、シート部材の接着位置となる接着線として加熱した金型を当てて溶着する。
そして、各辺を一度に切断する金型によりそれぞれを切り離し、袋体2同士に挟まれた余剰部分S3を除去することで、図1に示すティーバッグ1を得ることができる。
このように、袋体2は、狭幅部2bの斜辺2gを含む全部の辺が接着されて袋体2が閉鎖されているので、平面的な接着が可能である。従って、一側面S11と他側面S12とを簡単に接着して袋体2を封鎖することができる。また、本実施の形態1に係るティーバッグの製造方法によれば、袋体2の各辺を一度に接着した後に、一度に切り離すことができるので、短時間に大量に製造することができる。
次に、本発明の実施の形態1に係るティーバッグの使用状態について、図5に基づいて説明する。
図5(A)に示すように、まず、水の入ったペットボトルBにティーバッグ1を入れるか、若しくは、空のペットボトルBにティーバッグ1を入れる。その場合には、ティーバッグ1の下端辺2e側からペットボトルBへ入れ、ペットボトルBに水を入れる。次に、ペットボトルBの蓋を閉め、よく振る。ティーバッグ1の高さH(図1参照)は、ペットボトルBの直径より長いので、ペットボトルBを振っても、ティーバッグ1がひっくり返らず、頂頭部2cを上に向いた状態に維持させることができる。
ティーバッグ1がペットボトルB内の水に浸漬されることで、茶葉3が水を吸い、袋体2内全体に拡がりつつも茶葉3の自重により多くは下部22へ溜まる。そうすることで、乾燥時には平面的であった袋体2に厚みが出て、全体的に厚みのある切頭された略三角形状となる(図5(A)参照)。
ティーバッグ1は、上部21が台形状で下部22が長方形状に形成されているので、袋体2の面積は、例えば下端辺2eに高さHとした三角形状のティーバッグより広い。従って、茶葉3が袋体2内で移動する幅が広く確保でき、ペットボトルBを振ることで撹拌される水が袋体2を通過する面積が広いので、効率よく茶葉3から茶エキスを浸出させることができる(図1参照)。
このとき、袋体2の頂頭部2cが切頭されているので、頂頭部2cの上端辺2dと狭幅部2bの斜辺2gとの接続部分が補強される。従って、袋体2の先部をしっかりとしたものとすることができるので、袋体2の先部が曲がって出にくくなることを防止することができる。
図5(B)に示すように、飲み終わるとペットボトルBの飲み口B1を下に向けると、ペットボトルBの底にあったティーバッグ1が飲み口B1方向へ移動することで、頂頭部2cが飲み口B1から出る。この頂頭部2cを摘み引っ張ると、飲み口B1の内周面を摺動しながら移動することで、ティーバッグ1は厚みをある切頭されたホームベース状から鉛筆の先端のような切頭円錐状となって、スムーズに飲み口B1から取り出すことができる。
このように、ティーバッグ1はペットボトルBからの取り出しも容易に行うことができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係るティーバッグを、図6に基づいて説明する。なお、図6においては、図1と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、ティーバッグ10は、実施の形態1と同様に、透水性を有するシート部材から形成された袋体20に茶葉3を収納したものである。袋体20には、下端辺2eから先端方向に向かうに従って徐々に細くなるような狭幅部2bが形成されていると共に、頂頭部2cが切頭されていることで三角形状が台形状となっている。
このティーバッグ10を製造する場合には、図7に示すように、一側面S21と他側面S22とから形成される袋体20が縦列および横列に多数枚取れるようなシート部材を2枚準備し、一方のシート部材上に約2g〜約5g程度の茶葉3を配置し、他方のシート部材を重ね合わせる(図7では一側面S21となるシート部材と他側面S22となるシート部材を重ね合わせた状態を示す。)。袋体20は、狭幅部2bの斜辺2gを隣接する袋体20と共通させると共に、先端部を交互に向き合わせて配置している。
次に、この袋体20の輪郭を、シート部材の接着位置となる接着線として加熱による溶着により固着する。そして、接着線(輪郭)である各辺を一度に切断する金型によりそれぞれを切り離して袋体20とすることができる。
この袋体20は、実施の形態1と同様に、狭幅部2bの斜辺2gを含む全部の辺が接着されて袋体2が閉鎖されているので、平面的な接着が可能である。従って、一側面S21と他側面S22とを簡単に接着して袋体2を閉鎖することができる。
また、袋体20を切頭された三角形とした台形状とすることで、大量の袋体20を余剰部分を出すことなく形成することができるのでシート部材を無駄なく利用することができる。
(実施の形態2に係るティーバッグの他の製造方法)
実施の形態2に係るティーバッグ10は、別の方法でも製造することができる。そこで、本実施の形態2に係るティーバッグの他の製造方法を図8に基づいて説明する。
まず、高さH(図6参照)の2倍の幅を有する長尺状のシート部材4を二つ折りして、長さ方向に沿って端辺縁部41を溶着すると共に、底となる下端辺42を溶着したものを準備する。下端辺42は図6に示す狭幅部2bの一方の斜辺2gとなる位置に合わせて形成されている。そして、図8(A)に示すように、開放状態の他の斜辺2g側となる上端から茶葉投入機のノズルNを二つ折りしたシート部材4中に挿入しておく。
次に、茶葉投入機により所定量(例えば、2g〜5g)の茶葉3をノズルNから投入する。そうすることで、シート部材4の下端辺42(一方の斜辺2g)が溶着されているので、他の斜辺2g側から茶葉3が入り、下端辺42の溶着部分が底となって茶葉3が留まる。
茶葉3が投入されると、図8(C)に示すように、狭幅部2bの他方の斜辺2gに対応する位置を溶着する。この溶着により一つめのティーバッグ10の袋体2が閉鎖されると共に2つ目の袋体2の狹幅部2bの一方の斜辺2gが形成され、2つ目の袋体2の底ができる。
次に、図8(D)に示すように、茶葉投入機のノズルNから茶葉3を投入すると、他方の斜辺2gが底となって2つ目の袋体2に茶葉3が留まる。
次に、図8(E)に示すように、一つ目の袋体2の他方の斜辺2gの位置を切断することで、閉鎖された1つ目の袋体2が切り離されて1つ目のティーバッグ10を得ることができる。更に、図8(F)に示すように、2つ目の袋体2の他方の斜辺2gとなる位置を溶着し、切断することで、二つ目のティーバッグ10を得ることができ、次の袋体2の底となる狹幅部2bの一方の斜辺ができる。
このように図8(A)から同図(F)の工程を順次繰り返すことで、シート部材4を無駄なく使用することができ、効率よくティーバッグ10を製造することができる。
このティーバッグ10を用いて茶飲料を飲むときには、以下の茶エキスの浸出方法により抽出させることができる。
(1)下端辺2eの両端の角部を折り曲げ、下端辺2e側からペットボトルBへ入れる(図9(A)参照)。
(2)ペットボトルBに予め水が入っていれば、このままティーバッグ10を入れ、ペットボトルBの蓋を閉める。ペットボトルBが空の場合には、ペットボトルBに水を入れた後に、ティーバッグ10を入れ、ペットボトルBの蓋を閉める。または、ティーバッグ10を入れた後に、水を入れ、ペットボトルBの蓋を閉める(図9(B)参照)。
(3)ペットボトルBを逆さまにした状態で、円を描くように回転させて、ペットボトルB内の水を渦巻き状態にしてペットボトルの水を撹拌する。逆さまのペットボトルB内で水が渦巻き状態となることで、ペットボトルBに入れたティーバッグ10が飲み口側に沈むことなく渦巻き状態の水に揉まれながらペットボトルBの胴部に留まるため、効率よく茶葉3から茶エキスを浸出させることができる(図9(C)参照)。
(4)茶葉3から茶エキスが浸出したら回転を止める。
このように茶エキスを茶葉3から浸出させることで、ペットボトルB内の水に茶エキスを浸出させれば、蓋を開けてお茶飲料を飲むことができる。
例えば、実施の形態1に係るティーバッグ1(図1参照)では、長方形状の下部22の上に狭幅部2bとなる上部21が形成されているため、飲み干したときに狭幅部2bに位置する茶葉3の重量が下部22の側辺2fに掛かる。そのため袋体2が上部21と下部22との境界で折れ曲がり倒れることで、ペットボトルの胴部直径より大きい高さHが側辺2fの長さ分ほど短くなってしまい、袋体2の上下が逆さまになるおそれがある。
本実施の形態2に係るティーバッグ10では、下端辺2eから先端方向に向かうに従って徐々に細くなるような狭幅部2bが形成されているため、飲み干したときに狭幅部2bに位置する茶葉3の重量が直接下端辺2eに掛かる。従って、袋体2がペットボトル内の胴部内側面に寄り掛かるもののペットボトル内の底面に下端辺2eを下にして立った状態で安定させることができる。このような状態で袋体2を安定させることができるので、ペットボトルを逆さまにすると、袋体2の先端(頂頭部2c)を先頭にしてペットボトル内の胴部内側面を滑り出して、飲み口から袋体2の頂頭部2cを外部へ確実に出させることができる。
以上、本実施の形態1,2では、シート部材に加熱した金型を当てることにより溶着しているが、超音波による溶着としてもよい。また、接着剤を用いて接着してもよい。しかし、接着が短時間で確実に行うことができ、接着剤の成分が浸出するようなおそれがないため、接着には加熱や超音波による溶着が望ましい。
本実施の形態1,2に係るティーバッグ1,10を500mlのペットボトルに入れて使用するのが望ましいが、500mlより大きいサイズのペットボトルに入れて使用してもよい。その場合には、ティーバッグ1,10の上端辺2dは、飲み口の直径未満であるのが望ましく、高さHはペットボトルの胴部の直径より大きいのが望ましい。
本発明のペットボトル用ティーバッグおよびその製造方法は、廉価に茶飲料を作ることができ、ペットボトルのリサイクルをすることができるので、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ほうじ茶などの茶飲料の浸出に好適である。

Claims (3)

  1. 茶浸出物を収納した袋体をペットボトルに入れて茶浸出物から茶エキスを浸出させるペットボトル用ティーバッグにおいて、
    前記袋体は、透水性を有するシート部材により形成された一側面および他側面から構成され、
    前記一側面および他側面は、先端方向に向かうに従って徐々に細くなる狭幅部と、上端辺とが形成されて、上部が台形状で下部が長方形状の、頂頭部が切頭されたホームベース状に形成され
    前記袋体の高さは、入れるペットボトルの直径より大きく形成され、
    少なくとも前記狭幅部の斜辺縁部が接着されて前記袋体が閉鎖されていることを特徴とするペットボトル用ティーバッグ。
  2. 水性を有する大判の2枚のシート部材を重ね合わせ、茶浸出物を収納する袋体の輪郭であって、先端方向に向かうに従って徐々に細くなる狭幅部の斜辺を隣接する前記袋体と共通させると共に、先端部を交互に向き合わせて配置した輪郭を、前記2枚のシート部材の接着位置となる接着線として固着し、前記接着線を切断して個々の袋体を形成することを特徴とするペットボトル用ティーバッグの製造方法。
  3. 前記2枚のシート部材は、重ね合わせたときに、前記袋体の高さの幅となる長尺状のシート部材であり、
    前記狭幅部の斜辺となる位置を接着線として固着した後、開放状態の他の斜辺側から茶浸出物を充填し、
    前記他の斜辺となる位置を固着して袋体として閉鎖し、
    前記他の斜辺となる位置を切断線として切断して袋体を分割する請求項記載のペットボトル用ティーバッグの製造方法。
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