JP5756529B2 - モバイルデバイスロケーション決定のための方法および装置 - Google Patents

モバイルデバイスロケーション決定のための方法および装置 Download PDF

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Description

様々な実施形態は、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、通信システムにおいてモバイルデバイスロケーションを決定するための方法および装置に関する。
デバイスのロケーションの決定は、幅広いロケーションベースサービスおよび/またはアプリケーションのサポートにおいて有用である。そのようなサービスおよびアプリケーションの使用を容易にするために、デバイスロケーションが妥当な正確度で決定されることが望ましい。残念ながら、多数の状況では、モバイルデバイスが位置する実際のロケーションは、あいまいなままである。
モバイルデバイスのための実際の測位システムでは、デバイスが、たとえば、信号を他のデバイスへ送信することなく、受信信号に基づいて、デバイス自体の位置を受動的に決定することが一般に好ましい。受動的な動作は、電力および通信リソースを節約することができる。一般に、そのようなシステムにおける目標は、バッテリー使用を制限し、通信オーバーヘッドを低減するために、他のワイヤレスデバイスとの最小限の通信により測位を行うことである。実際には、しかしながら、受動的な手法がロケーションのあいまいさを残す状況が生じることがあり、したがって、複数の候補ロケーションがモバイルデバイスの可能なロケーションとして識別され得る。そのような場合、モバイルデバイスは、2つ以上の異なる可能なロケーションを識別することがあり、デバイスの実際のロケーションとして、高い程度の確度で、異なる可能なロケーションの間で選択できないことがある。
上記に鑑みて、モバイルデバイスが異なる可能なロケーションの間であいまいさを解決し、それにより、正確なロケーション決定を容易にすることを可能にするようになる、方法および/または装置が必要であることを諒解されたい。
モバイルデバイスのロケーションを決定することに関し、通信システムにおける2つ以上の可能なモバイルデバイスロケーションに関するあいまいさを解決するための方法および装置について説明する。
様々な態様は、モバイルデバイスのロケーションに関するあいまいさを解決するための方法および装置を対象とする。様々な実施形態では、モバイルデバイスに関するあいまいさのレベルが検出され、あいまいさのレベルが所望のしきい値、たとえば、所定のレベルを上回るとき、あいまいさ解決要求信号が生成および送信される。ロケーションにおける許容できないあいまいさの決定を、モバイルワイヤレス端末によって行うことができ、モバイルワイヤレス端末は、次いで、あいまいさ解決要求信号を生成および送信する。このようにして、そのロケーションの確実な決定において助けを必要とするワイヤレス端末は、そのような助けを要求することができるが、他の時間には、支援なしにそれ自体のロケーションを決定することができる。いくつかの実施形態では、あいまいさ解決要求信号は、モバイルデバイスの可能なロケーションとして検討中である1つまたは複数のロケーションの情報を含む。この情報は、ロケーションのあいまいさを受けているモバイルデバイスによって決定された確率であり得る。
あいまいさ解決要求信号に応答するモバイルデバイスまたは他のデバイスは、ロケーションのあいまいさに直面しているモバイルデバイスが検討中の1つまたは複数のロケーションを除くことができるようにする情報を提供し、または、そのモバイルが検討中の1つまたは複数のロケーションについての新しい確率を生成することができるようにする情報を提供する。この情報は、あいまいさ解決情報を受信するデバイスによって生成された置換確率、ロケーション確率を生成するために使用されたパラメータもしくは信号値、または、あいまいさの解決を要求するデバイスが、あいまいさの解決における支援を要求するデバイスによって検討中のロケーションのうちの1つまたは複数にはないという指示であり得る。送信されたあいまいさ解決要求信号への1つまたは複数の応答に基づいて、デバイスは、その現在のロケーションのその推定値を改善することができ、しばしば、あいまいさのレベルを下げることができる。あいまいさ信号は、ロケーション決定ごとではなく、許容できないレベルのあいまいさの検出に応答して送信されるので、エアリンク干渉は、ロケーション決定プロセスの一部として定期的に支援に依拠する他のシステムと比較して、低減される。実際、いくつかの実施形態では、デバイスは、大部分の時間に、ピア支援なしに、RF予測マップに基づいてロケーション決定を行いながら作動することができ、あいまいさ解決信号は、半分の時間未満で、場合によっては、半分の時間よりもはるかに短い時間、たとえば、10%未満の時間で送信される。したがって、ある期間中に、ロケーション決定はピア支援なしに行われ、他の時間には、たとえば、許容できないレベルのロケーションのあいまいさを検出することに応答して、ピア支援が要求され得る。
一態様は、第1のモバイル通信デバイスを動作させる例示的な方法を対象とし、いくつかの実施形態によれば、複数の候補領域のうちのどれが第1のモバイルデバイスのロケーションを含むかに関するあいまいさのレベルが、しきい値を超えると決定するステップと、前記あいまいさのレベルが前記しきい値を超えることに応答して、あいまいさ解決要求信号を生成するステップと、あいまいさ解決要求信号を送信するステップとを含む。
例示的な第1のモバイル通信デバイスは、いくつかの実施形態によれば、少なくとも1つのプロセッサであり、複数の候補領域のうちのどれが第1のモバイルデバイスのロケーションを含むかに関するあいまいさのレベルが、しきい値を超えると決定すること、前記あいまいさのレベルが前記しきい値を超えることに応答して、あいまいさ解決要求信号を生成すること、および、あいまいさ解決要求信号を送信することを行うように構成された、少なくとも1つのプロセッサを備える。例示的な第1のモバイル通信デバイスはさらに、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを備える。
上記の発明の概要で様々な実施形態について論じたが、必ずしも、すべての実施形態が同じ特徴を含むとは限らず、上述の特徴のいくつかは必須ではないが、いくつかの実施形態では望ましいことがあることを理解されたい。多数の追加の特徴、実施形態および様々な実施形態の利益が、以下の詳細な説明において論じられる。
例示的な実施形態による、例示的なワイヤレス通信システム、たとえば、ピアツーピアワイヤレス通信システムを示す図である。 例示的な実施形態による、第1のモバイル通信デバイスを動作させる例示的な方法のフローチャートである。 例示的な実施形態による、第1のモバイル通信デバイスを動作させる例示的な方法のフローチャートである。 例示的な実施形態による、例示的なモバイル通信デバイスの図である。 図3の例示的なモバイル通信デバイス中で使用できるモジュールのアセンブリを示す図である。 例示的なモバイル通信デバイスに含まれる、例示的なあいまいさ解決要求信号生成モジュールを示す図である。 例示的な実施形態による、様々な例示的な情報のフィールドを含む、例示的なあいまいさ解決要求信号を示す図である。 例示的な実施形態による、様々な例示的な情報のフィールドを含む、例示的なあいまいさ解決要求応答信号を示す図である。 例示的な実施形態による、候補領域のセットに対応する確率が、あいまいさのレベルを計算するために使用される、異なる例を示す図である。
図1は、例示的な実施形態による、例示的なワイヤレス通信システム100、たとえば、ピアツーピア通信システムの図である。例示的なワイヤレス通信システム100は、モバイルデバイス1 102、モバイルデバイス2 104、モバイルデバイス3 106、モバイルデバイス4 108、モバイルデバイス5 110、モバイルデバイス6 112、...、モバイルデバイスN 118を含む、複数のワイヤレスモバイル通信デバイス、たとえば、ピアツーピアデバイスを含む。通信システム100はまた、アクセスポイント(AP)114など、1つまたは複数のアクセスポイント、たとえば、基地局をも含む。アクセスポイント114は、いくつかの実施形態では、固定ロケーションデバイスであり、他のワイヤレスシグナリングプロトコルに加えてピアツーピアシグナリングプロトコルをサポートするワイヤレスインターフェースと、バックホールネットワークへの結合を提供するワイヤードインターフェースとを含む。アクセスポイント114は、時々、アンカーポイントまたはロケーションアンカーポイントとも呼ばれる。AP114は、システム内の様々なモバイル通信デバイスと、たとえば、ワイヤレスリンクを介して通信することができ、そのロケーションを送信することができ、または、そのロケーションは、システム内のワイヤレスモバイル通信デバイスに知られ得る。AP114は、インターネットおよび/または他のネットワークノードへのアクセスを、ワイヤードまたはファイバーネットワーク接続111を介して提供する。システム100内の様々なワイヤレス通信デバイス、たとえば、デバイス1 102、デバイス2 104、デバイス3 106、デバイス4 108、デバイス5 110、デバイス6 112、デバイスN 118は、モバイルワイヤレスデバイス、たとえば、ハンドヘルドモバイルデバイスである。ワイヤレスモバイル通信デバイスは、ピアツーピア通信をサポートし、たとえば、モバイルワイヤレス通信デバイスは、アクセスポイント114など、別のデバイスを通して通信する必要なしに、直接通信することができる。
システム100内の通信デバイスは、信号、たとえば、ピア発見信号、ページング信号、および/またはトラフィックデータ信号をシステム内の他の通信デバイスのうちの1つまたは複数との間で送受信してもよい。様々な時点で、システム100内のモバイルデバイス、たとえば、第1のモバイル通信デバイス1 102は、そのロケーションを決定しようと試行することがある。様々なロケーション決定技法のうちのいずれか1つが、ロケーション決定動作のために採用され得る。いくつかの実施形態では、ロケーション決定プロセスの一部として、モバイルデバイス1 102は、他のデバイスからの受信信号に対応する信号測定値、フィンガープリント予測マップ、および/または、1つまたは複数の他のデバイスから受信されたロケーション履歴情報を使用する。ロケーション決定プロセスは、モバイルデバイス1 102が場合によっては位置する可能性のある候補領域のセットと、対応する確率情報とを生成することができる。候補領域に対応する確率は、モバイルデバイス1 102が候補領域内に位置する見込みまたは確度を示す。たとえば、あるロケーションの確率が高い場合、そのロケーションに関する低レベルの不確実性がある。第1のモバイルデバイス1 102は、そのロケーションを決定しようと試みるとき、ある時点において、許容できないレベルのあいまいさ、たとえば、候補領域のうちのどれが第1のモバイルデバイス1 102の実際のロケーションを含むかの間の不確実性に遭遇することがある。許容できないレベルのあいまいさは、たとえば、所定のしきい値を上回るあいまいさレベルであり得る。そのような場合、第1のモバイルデバイス1 102は、あいまいさ解決動作を開始して、第1のモバイルデバイス1 102が位置する可能性のある候補領域のセットに関するロケーションのあいまいさを解決する。
図2は、図2Aおよび図2Bの組合せを含み、例示的な実施形態による、モバイル通信デバイスを動作させる例示的な方法のフローチャート200である。フローチャート200の方法を実現するモバイル通信デバイスは、たとえば、図1のシステム100のワイヤレスモバイル通信デバイスのうちの任意の1つである。例示のために、フローチャート200の例示的な方法に示す各ステップは、第1のモバイル通信デバイス1 102によって実装されると見なす。説明するように、様々な実施形態の1つの特徴によれば、デバイスロケーションのあいまいさ、たとえば、複数の可能なデバイスロケーションのうちのどれがモバイルデバイスの実際の現在のロケーションであるかの間の不確実性は、補助的な測位機能を行うために、別のワイヤレスモバイルデバイスまたは固定デバイスと通信することによって解決され得る。
図2に示す方法は、ステップ202で、第1のモバイルデバイス1 102が電源投入および初期化されることで開始する。動作は、開始ステップ202からステップ204へ続行する。
ステップ204で、第1のモバイルデバイス1 102は、第1のモバイルデバイス1 102が位置する可能性のある候補領域のセットを決定する。候補領域のセットは、モバイルデバイスが進行することができる特定の地理的エリア内の複数の領域を含み得る。モバイルデバイスが位置する可能性のある候補領域の決定は、たとえば、受信信号に対応する信号測定値、および/または、フィンガープリント予測マップなどを使用して、第1のモバイルデバイス1 102が位置する可能性のある領域、もしくは、モバイルデバイスが進行することができる地理的エリアについての情報を決定することができる、ロケーション決定技法を使用して行われ得る。候補領域のセットは、デバイスが領域内に位置する可能性が低い領域を含み得る。
ステップ205で、確率が、候補領域のセット内の候補領域の各々について生成される。この確率は、その確率が対応する個々の候補領域内に第1のモバイルデバイス1 102が位置する確率を示す。これらの確率は、候補領域に関してロケーション決定動作を使用することによって生成され得る。ロケーション決定動作は、フィンガープリント、たとえば、RF信号検出に基づく技法、または、複数の他の可能なロケーション決定技法のうちのいずれか1つであってもよい。確率情報は、候補領域のセットが決定されるステップとは別のステップで生成され得るが、これらの2つのステップは一緒に行われてもよい。ステップ205で個々の候補領域について生成された確率は、それらの候補領域についての確率の和が、一緒に合計された場合に100%を超える可能性がある場合、独立して生成され得る。
動作は、ステップ205からステップ206へ続行する。ステップ206で、第1のモバイルデバイス1 102は、複数の候補領域のうちのどれがモバイルデバイスのロケーションを含むかに関するあいまいさのレベルを決定する。複数の候補領域のうちのどれにモバイルデバイスが位置するかに関するあいまいさは、低い確率が個々の候補領域に関連付けられることに起因することがある。あいまいさはまた、同様の確率を有する2つの候補領域間の小さい差に起因することもある。あいまいさの理由にかかわらず、高度のあいまいさが存在するとき、あいまいさの解決において、別のデバイスからの支援を求めることが望ましいことがある。
いくつかの実施形態では、決定されたあいまいさのレベルを示す、あいまいさのメトリックが生成される。あいまいさの程度がしきい値と比較され、しきい値を超える場合、モバイルは、そのロケーションの決定において他のデバイスからの支援を求める。
一実施形態では、あいまいさのメトリックは、単に、最高の決定された確率を有するロケーションがそのデバイスのロケーションである確率に基づく。たとえば、いくつかの実施形態では、あいまいさのメトリックは、1から最高の決定された確率を減算し、それを、あいまいさ解決トリガしきい値として使用されるあいまいさのしきい値と比較することによって決定され、ただし、1は、デバイスロケーションに関する確実性を表す。
決定されたあいまいさは、たとえば、次のように決定され得る。あいまいさ=(1-現在のロケーション確率のセット内の最高ロケーション確率)、または、あいまいさのより複雑な推定値である。
いくつかの実施形態では、決定されたあいまいさは、最高の(可能性が最も高い)決定されたロケーション確率の確率、および、少なくとも2つの決定されたロケーション確率間の差に基づいて推定される。
1つのそのような実施形態では、決定されたあいまいさは、第1の値×(1-最高ロケーション確率)+第2の値×(少なくとも2つ、たとえば、上位2つのロケーション確率間の差の逆数)に等しい。
そのような場合、あいまいさは、次のように表され得る。
決定されたあいまいさ=A(1-最高ロケーション確率)+
B(1/[最高ロケーション確率-2番目に高いロケーション確率])
{式1}
ただし、AおよびBは制御値であり、いくつかの実施形態では、それぞれ10および1である。AおよびBの他の値もまた可能である。
別のデバイスからの入力は、可能なデバイスロケーション間のあいまいさの解決において、そのあいまいさがいくつかの低い確率に起因するか、互いに極めて近い複数の確率に起因するにかかわらず、有用であり得ることを諒解されたい。
動作は、ステップ206から、判定および判断ステップであるステップ208へ続行する。ステップ208で、(ステップ206の決定に基づいて)決定されたあいまいさのレベルが、あいまいさ解決しきい値と呼ばれることもあるしきい値レベルを超えるかどうかが判定され、その判定に基づいて、どのように動作が続行するかが判断される。ステップ208で、決定されたあいまいさのレベルがしきい値を超えると判定される場合、動作は、ステップ208からステップ210へ続行する。ステップ208で、あいまいさのレベルが許容できないほど高くはない、たとえば、しきい値を超えないと判定される場合、動作は、ステップ222へ直接続行する。所与の実施形態に応じて、あいまいさのレベルがあいまいさ解決しきい値を超えるという判定は、異なる方法で行われ得る。
あいまいさ解決しきい値は、所定の値であってもよく、いくつかの実施形態では、所定の値である。他の実施形態では、あいまいさ解決しきい値は、動的に決定される。しかしながら、いくつかの実施形態では、あいまいさしきい値は、動的に決定または調整される。1つのそのような実施形態では、あいまいさしきい値は、たとえば、所定の値から、高ネットワークシグナリングの時間中に増加させられて、生成されるあいまいさ解決信号の数、ならびに、したがって、あいまいさ解決要求信号および応答によって引き起こされるネットワーク干渉の量が低減される。そのような実施形態では、あいまいさしきい値は、デバイスがネットワークシグナリングおよびしたがってネットワーク輻輳の減少を検出することに応答して、減少させられてもよく、時々、それに応答して減少させられる。この減少は、所定のしきい値レベル、または、使用されている現在のあいまいさしきい値レベルからのものであってもよい。さらに他の実施形態では、ユーザまたはアプリケーションは、使用されているあいまいさ解決しきい値に影響を及ぼすことができ、使用されているあいまいさしきい値を変更する入力を提供して、たとえば、特定の時点でまたは特定のアプリケーションについて必要とされる正確度に応じて、使用されているあいまいさしきい値を増加または減少させてもよい。
いくつかの実施形態では、あいまいさ解決動作は、次の場合に開始される。
決定されたあいまいさ>あいまいさ解決しきい値
あいまいさのレベルの決定、および、決定されたあいまいさをしきい値と比較することに関する、より良い理解を容易にするために、図8の800を使用して図示する3つの例を考えられたい。800を参照して説明する次の例では、候補領域のセットおよび対応する確率が使用可能である、たとえば、デバイスがそのロケーションを決定しようと試行することによってすでに決定されているとき、上記の公式(式1)を使用して、あいまいさのレベルがどのように決定され得るか、ならびに、どのような状況で、あいまいさ解決動作がトリガされるか、たとえば、いつ所与のレベルのしきい値を越えるかを図示する。次の3つの例のために、制御値A=10およびB=1と仮定する。さらに、これらの例では、所定のしきい値T=10と仮定する。
800を使用して図示する3つの例のすべてにおいて、第1のモバイルデバイス1 102が、第1のモバイルデバイス1 102が場合によっては位置する可能性のある3つの候補領域があると決定し、各候補領域が対応する確率を有すると考えられたい。3つの候補領域を領域1、領域2および領域3とし、対応する確率をそれぞれP1、P2およびP3とする。
第1の例では、P1=90%(セット内の最高ロケーション確率)、P2=70%(セット内の2番目に高いロケーション確率)、および、P3=10%であると考えられたい。ここで、上記で説明した式1を使用して、あいまいさのレベルが次のように計算され得る。
決定されたあいまいさ=A(1-最高ロケーション確率)+B(1/[最高ロケーション確率-2番目に高いロケーション確率])
=>決定されたあいまいさ=10(1-0.9)+1(1/[0.90-0.70])
=>決定されたあいまいさ=10(0.1)+1(5)
=>決定されたあいまいさ=6
ここで、決定されたあいまいさのレベルを所定のしきい値(T=10)と比較すると、我々は、この例(ケース1)では、決定されたあいまいさのレベルが設定されたしきい値を下回り、したがって、あいまいさ解決動作が望ましくないと決定する。あいまいさ解決動作をトリガするための条件、すなわち、決定されたあいまいさ>あいまいさ解決しきい値は、満たされないので、あいまいさ解決処理は開始せず、そのような場合、動作は、ステップ208からステップ222へ直接続行する。
3つの決定された候補領域に対応する確率が次のようである、第2の例を考えられたい。
P1=40%(セット内の最高ロケーション確率)、P2=30%(セット内の2番目に高いロケーション確率)、および、P3=10%である。ここで、上記で説明した式1を使用して、あいまいさのレベルが次のように計算され得る。
決定されたあいまいさ=A(1-最高ロケーション確率)+B(1/[最高ロケーション確率-2番目に高いロケーション確率])
=>決定されたあいまいさ=10(1-0.4)+1(1/[0.40-0.30])
=>決定されたあいまいさ=10(0.6)+1(10)
=>決定されたあいまいさ=16
ここで、決定されたあいまいさのレベルを所定のしきい値(T=10)と比較すると、この例(ケース2)では、決定されたあいまいさのレベルは、決定されたあいまいさ(16)>所定のしきい値(10)のように、しきい値レベルを上回り、したがって、あいまいさ解決動作は、ロケーションのあいまいさを解決するために、および/または、正しいロケーションを決定するために、望ましいことが明らかである。したがって、そのような場合、あいまいさ解決がトリガされ、動作は、ステップ208からステップ210へ続行する。
3つの決定された候補領域に対応する確率が次のようである、第3の例を考えられたい。
P1=90%(セット内の最高ロケーション確率)、P2=85%(セット内の2番目に高いロケーション確率)、および、P3=20%である。ここで、上記で説明した式1を使用して、あいまいさのレベルが次のように計算され得る。
決定されたあいまいさ=A(1-最高ロケーション確率)+B(1/[最高ロケーション確率-2番目に高いロケーション確率])
=>決定されたあいまいさ=10(1-0.9)+1(1/[0.90-0.85])
=>決定されたあいまいさ=10(0.1)+1(1/[0.05])=1+20
=>決定されたあいまいさ=21
ここで、決定されたあいまいさのレベルを所定のしきい値(T=10)と比較すると、この例(ケース3)では、決定されたあいまいさのレベルは、決定されたあいまいさ(21)>所定のしきい値(10)のように、しきい値レベルを上回り、したがって、あいまいさ解決動作は、ロケーションのあいまいさを解決するために望ましいことが明らかである。したがって、そのような場合、あいまいさ解決がトリガされ、動作は、ステップ208からステップ210へ続行する。
様々な実施形態では、決定された位置のあいまいさのレベルを示す、あいまいさのメトリックが、しきい値と比較される。あいまいさのメトリックは、特定の実施形態に応じて変わることがある。比較の結果は、多くの実施形態では、位置あいまいさ解決動作をトリガするための基準が満たされるかどうかを判定するために使用される。いくつかの実施形態では、位置あいまいさ解決動作をトリガするための基準は、生成されたあいまいさのメトリックがしきい値を超えることである。したがって、いくつかの実施形態では、あいまいさのメトリックがしきい値よりも大きい場合、あいまいさ解決決定動作をトリガするために十分な位置のあいまいさが生じていると決定される。
必ずしもすべての実施形態ではないが、1つの実施形態では、あいまいさのメトリックは、モバイルデバイスの推定されたロケーションの分布の標準偏差であり得る。1つのそのような実施形態では、関係する空間内の各ロケーションは、ある事前に選ばれた基準点、たとえば、ビルのフロアの中心またはある他の固定ロケーションに対する(x,y,z)の形式のベクトルによって識別される。そのような場合、上位N個の確率の推定されたロケーションは、ベクトル{(x_1,y_1,z_n),(x_2,y_2,z_2),...,(x_N,y_N,z_N)}によってそれぞれ表すことができ、それらの対応する確率は、それぞれ{p_1,p_2,...,p_N}となり得る。ロケーションは、ロケーションを3次元空間で表す3次元ベクトルによって表され、単一のスカラーは、おそらく、各ロケーションベクトルに関連付けられることに留意されたい。そのような実施形態では、上位N個の確率のロケーションの平均は、m=(x_m,y_m,z_m)と表すことができ、そのように決定され、ただし、1からNまでのiについて、x座標x_mはx_i*p_iの和であり、y座標y_mはy_i*p_iの和であり、z座標はz_i*p_iの和である。標準偏差は、次いで、そのような実施形態では、1からNまでのiについて、p_i*{(x_i-x_m)^2+(y_i-y_m)^2+(z_i-z_m)^2}の和の平方根として定義および決定される。上記で説明した方法で決定された標準偏差は、いくつかの実施形態では、たとえば、標準偏差が所定または動的に生成されたしきい値を超えることに応答して、あいまいさ解決動作が開始されるべきであるかどうかを判定するために、しきい値と比較されるものである。
別の実施形態では、あいまいさのメトリック、すなわち、あいまいさ解決動作をトリガするために使用されるしきい値と比較される値は、最高確率のロケーションの周囲のモーメントであってもよく、時々そうである。そのような実施形態では、メトリックは、(p_i/p_h)*{(x_i-x_h)^2+(y_i-y_h)^2+(z_i-z_h)^2}の和として定義され、その和を計算することによって決定され、ただし、(x_h,y_h,z_h)は、上位N個の確率のロケーションのセット{(x_1,y_1,z_n),(x_2,y_2,z_2),...,(x_N,y_N,z_N)}のうちの最高確率p_hを有するロケーションである。
さらに他の実施形態では、あいまいさ解決動作がトリガされるべきであるかどうかを判定するために使用されるしきい値と比較される、あいまいさのメトリックは、デバイスロケーションを決定するために使用されているフロアマップまたは他の地図のトポロジーを考慮に入れるものであってもよく、時々そうである。たとえば、上位の確率のロケーションが互いに近いとしても、そのフロアの異なる部屋内であることがあり、そのため、そのような場合にあいまいさのメトリックがより高くなるべきであることを考えられたい。このことを、いくつかの実施形態で使用される上記のメトリックに組み込むための1つの方法は、上記で説明したメトリックをしきい値と比較する前に、追加のペナルティを上記で説明したメトリックに導入することである。たとえば、上記で説明した実施形態に基づく標準偏差における位置(x_i,y_i,z_i)および(x_m,y_m,z_m)、または、上記で説明した実施形態に基づくモーメントにおける(x_h,y_h,z_h)が、異なる「メタロケーション」にある場合、生成されたメトリックをしきい値と比較するよりも前に、ペナルティが適用され得る。フロアに基づく地図がロケーション決定のために使用される場合、あるフロアの異なる部屋は、異なるメタロケーションに対応し得る。1つのそのような実施形態では、しきい値と比較されるあいまいさのメトリックは、i=1、2、...、Nにわたる、p_i*{(x_i-x_m)^2+(y_i-y_m)^2+(z_i-z_m)^2}+f((x_i,y_i,z_i),(x_m,y_m,z_m))の和であり、ただし、(x_i,y_i,z_i)および(x_m,y_m,z_m)が同じメタロケーション内である場合、f((x_i,y_i,z_i),(x_m,y_m,z_m))=0であり、たとえば、(x_i,y_i,z_i)および(x_m,y_m,z_m)が異なるメタロケーション内である場合、Aの一定値(ただし、いくつかの実施形態では、A=10)が使用される。
次に、ステップ210に戻る。ステップ210で、第1のモバイルデバイス1 102は、ロケーションのあいまいさを解決することを開始し、前記あいまいさのレベルがしきい値を超えることに応答して、あいまいさ解決要求信号を生成する。いくつかの実施形態では、任意のステップ212および214のうちの1つまたは複数が、ステップ210の一部として行われる。ステップ212で、第1のモバイルデバイス1 102および複数の候補領域を識別する情報が、生成されているあいまいさ解決要求信号に含まれる。いくつかの実施形態では、第1のモバイルデバイス1 102を識別する情報は、たとえば、デバイス識別子である。ステップ214で、複数の候補領域のうちの少なくとも1つについて、候補領域のうちの前記1つが第1のモバイルデバイス1 102のロケーションを含む確率のレベルを示す情報が、あいまいさ解決要求信号に含まれる。したがって、示された複数の候補領域の各々に対応する確度を示す確率もまた、あいまいさ解決要求信号に含まれる。例示的なあいまいさ解決要求信号について、図6でより詳細に説明する。
動作は、ステップ210からステップ216へ続行し、そこで、生成されたあいまいさ解決要求信号が、第1のモバイルデバイス1 102によって送信される。たとえば、いくつかの実施形態では、あいまいさ解決要求信号は、たとえば、そのロケーションが現在知られている特定のデバイス、または、第1のモバイルデバイス1 102によって以前に発見されているピアデバイスへ送信される。あいまいさ解決要求信号を受信するために選択されるデバイスは、次いで、第1のモバイルデバイス1 102のロケーションのあいまいさの解決において助けになる信号で応答することができる。
いくつかの他の実施形態では、送信するステップは、あいまいさ解決要求信号をブロードキャストすることを含む。そのような実施形態では、あいまいさ解決要求信号を特定のデバイスへアドレス指定または通信することではなく、ブロードキャストすることによって、個々のデバイスへの多重送信を回避することにより、貴重なエアリンクリソースが節約され得ることを諒解されたい。ブロードキャスト送信範囲内にある様々な通信デバイスは、ブロードキャストされたあいまいさ解決要求信号を聞くことができ、それらの通信デバイスがデバイスロケーションのあいまいさの解決において助けになり得る場合、応答することができる。一態様によれば、デバイスロケーションに関するあいまいさは、補助的な測位動作を行うために、別のワイヤレスモバイルデバイスまたは固定デバイスと通信することによって、解決される。ブロードキャストされたあいまいさ解決要求信号を受信する通信デバイスは、それらの通信デバイスが、ロケーションのあいまいさの解決において助けになり得る有用な情報を有すると考える場合、あいまいさを解決する助けになることを決定することができる。そのような有用な情報を有していない通信デバイスは、沈黙したままである。
動作は、ステップ216からステップ218へ続行する。ステップ218で、第1のモバイルデバイス1 102は、送信されたあいまいさ解決要求信号に応答する応答信号を受信する。いくつかの実施形態では、受信された応答信号は、送信されたあいまいさ解決要求信号を受信した別のデバイス、たとえば、モバイル通信デバイス、たとえば、デバイス3 106からのものである。いくつかの実施形態では、受信された応答信号は、送信されたあいまいさ解決要求信号を受信した固定アンカーポイント、たとえば、AP114からのものである。いくつかの実施形態では、応答信号は、要求信号を送る第1のモバイルデバイス1 102が複数の候補領域から1つまたは複数の候補領域を除外するために、十分な情報を含む。例示的な要求応答信号について、図7でより詳細に説明する。一実施形態では、応答側のデバイスによって送信された応答信号は、応答側のデバイスの現在のロケーションに関する情報を含む。応答信号内のロケーション情報は、次いで、第1のモバイルデバイス1 102によって、第1のモバイルデバイスのロケーションのあいまいさのあいまいさを除去し、解決するために使用され得る。信号フィンガープリントベースのロケーション決定技法は、応答側の通信デバイスから受信された信号において適用され得る。
動作は、ステップ218から、任意であるステップ219へ続行する。ステップ219で、1つまたは複数の候補領域についての確率が更新され、たとえば、候補領域のセット内の1つまたは複数の候補領域についての新しい確率を生成するか、または、応答信号内で受信された情報に基づいて、以前に決定された確率を更新する。
動作は、ステップ219からステップ220へ続行する。ステップ220で、第1のモバイルデバイス1 102は、応答メッセージの受信に続いて、応答信号に基づいて、および/または、応答信号に含まれた情報内で示されたか、もしくは応答信号に含まれた情報を使用して生成された候補領域に対応する、更新された確率を使用して、候補領域のセットから少なくとも1つの候補領域を除去する。たとえば、第1のモバイルデバイス1 102によって受信されたあいまいさ解決要求信号は、オフィスビル内で3つの可能な候補領域を示し、たとえば、領域1はビルの1階であり、候補領域2はビルの3階であり、候補領域3はビルの7階である。応答側の通信デバイスは、応答信号内で、3階が正しい領域であること、または、7階が有効な可能な領域ではないことを示すことがある。したがって、応答信号内で示された情報を使用して、第1のモバイルデバイス1 102は、複数の可能な候補領域のうちの少なくとも1つを除去し、したがって、可能な候補領域におけるあいまいさを少なくとも狭めることができる。いくつかの実施形態では、応答側のデバイスは、たとえば、それ自体のロケーションの知識、および、あいまいさ解決要求信号を送った第1のモバイルデバイス1 102が、応答側のデバイスのブロードキャスト範囲内であるという事実に基づいて、そのような決定を行うことができる。いくつかの実施形態では、応答側のデバイスは、第1のモバイルデバイス1 102から受信された信号において行われた信号測定値(たとえば、受信信号電力レベルなど)、および、フィンガープリント予測マップを使用して、そのような決定を行うことができる。
いくつかの実施形態では、応答メッセージは、第1のモバイルデバイス1 102によって通信されたあいまいさ解決要求信号内で示された候補領域の各々に関連付けられた、更新された確率を示す情報をさらに含む。したがって、いくつかのそのような実施形態では、第1のモバイルデバイス1 102は、第1のモバイルデバイス1 102が位置する可能性のある候補領域に関するあいまいさの解決において、更新された確率情報を使用する。あいまいさ解決プロセスは、ロケーションに関するあいまいさが再び生じるとき、たとえば、第1のモバイルデバイス1 102が移動して、そのロケーションを決定しようと試行するときに位置する可能性のある複数の可能な候補領域を再度発見するとき、繰り返してもよい(たとえば、ステップ204からステップ220が繰り返してもよい)。
動作は、ステップ220からステップ222へ続行する。ステップ222で、第1のモバイルデバイス1 102は、候補領域に含まれたそのロケーションを決定する。候補領域の各々は、その候補領域内のモバイルデバイス1 102のロケーションを表す、少なくとも1つのロケーションを含む。したがって、ロケーションは、たとえば、残りの候補領域、および、応答メッセージ内で示された候補領域に関連付けられたそれぞれの更新された確率から、決定され得る。
動作は、図2Aおよび図2Bに示すように、接続ノードA 224を介して、ステップ222からステップ226へ続行する。ステップ226で、第1のモバイルデバイス1 102は、システム内の他のモバイル通信デバイスからのあいまいさ解決信号を監視する。いくつかの実施形態では、第1のモバイルデバイス1 102は、それ自体のロケーションをあるレベルの確実性まで決定した後でのみ、デバイスロケーションのあいまいさを解決しようとしている他のモバイルデバイスからのあいまいさ解決信号の監視を開始し、したがって、助けを提供できるときにのみ、他のデバイスのためのあいまいさ解決プロセスに参加することを保証する。
動作は、ステップ226からステップ228へ続行する。ステップ228で、第1のモバイルデバイス1 102は、第2のモバイル通信デバイス、たとえば、デバイス2 104から、あいまいさ解決要求信号を受信する。第1のモバイルデバイス1 102と同様に、第2のモバイル通信デバイス2 104もまた、デバイスロケーションのあいまいさを解決することによってその実際のロケーションを決定しようと試みていることがあり、したがって、第2のモバイルデバイス2 104が位置する可能性のある複数の候補領域を示す解決要求信号を送信、たとえば、ブロードキャストする。第2のモバイル通信デバイスは、システム100のモバイル通信デバイスのうちのいずれか1つであり得るが、しかしながら、説明のために、モバイルデバイス2 104が第2のモバイル通信デバイスであると見なされることを諒解されたい。
動作は、ステップ228からステップ230へ続行する。ステップ230で、第1のモバイルデバイス1 102は、第2のモバイルデバイス2 104のロケーションのあいまいさの解決の助けになることができるかどうかを判定する。たとえば、第1のモバイルデバイス1 102は、ある所定のレベルの正確度まで、それ自体のロケーションに気づいており、それ自体のロケーションについて確信しているとき、助けになることが可能であり得る。場合によっては、第1のモバイルデバイス1 102は、それ自体のロケーションの知識、および、あいまいさ解決要求信号を送った第2のモバイルデバイス2 104が、第1のデバイス1 102のブロードキャスト範囲内であるという事実に基づいて(たとえば、あいまいさ解決信号が第2のモバイルデバイス2 104によってブロードキャストされたとき)、ロケーションのあいまいさの解決の助けになることが可能であり得る。ステップ230で、第1のモバイルデバイス1 102があいまいさの解決の助けになることができると判定される場合、動作は、ステップ230からステップ232へ続行する。ステップ232で、第1のモバイルデバイス1 102は、前記第2のモバイル通信デバイス2 104によって検討されている少なくとも1つの候補領域が、前記第2のモバイル通信デバイスが位置するロケーションではないことを示す、ロケーション関連情報を送信する。様々な実施形態では、ロケーション関連情報は、第2のモバイルデバイス2 104への応答メッセージ内で送られる。したがって、このようにして、第1のモバイルデバイス1 102は、第2のモバイルデバイス2 104を、ロケーションのあいまいさの解決において支援する。動作は、ステップ232から監視ステップ226へ戻って続行して、他のデバイスからの要求信号の監視を続ける。
ステップ230で、第1のモバイルデバイス1 102があいまいさの解決の助けになることができないと判定される場合、動作は、ステップ230からステップ234へ続行する。ステップ234で、第1のモバイルデバイス1 102は、第2のモバイルデバイス2 104から受信されたあいまいさ解決要求信号に応答して、応答メッセージを送信することを控える。動作はステップ234から監視ステップ226へ戻って続行する。
いくつかの実施形態では、図2Aに示すあいまいさ解決プロセスのロケーション決定関連ステップ、たとえば、ステップ204からステップ222は、繰返し行われる。たとえば、モバイルデバイス上で実行しているアプリケーションは、ステップ204からステップ222が行われることをトリガするデバイスロケーション情報を使用しようとしてもよい。さらに他の実施形態では、ロケーション決定プロセスは、定期的に行われ、たとえば、デバイスはそのロケーションを定期的に決定する。破線223は、いくつかの実施形態で起こる、ステップ204〜222の可能な繰返しを表す。
あいまいさ解決要求信号の監視およびそのような信号への応答に関するステップ226〜232を、ロケーション決定ステップ222に続くように示すが、ステップ226〜234は、ステップ204〜222と並行して、たとえば、モバイルデバイスが最初のロケーション決定を行った後、起こってもよいことを諒解されたい。
図3は、例示的な実施形態による、例示的なモバイル通信デバイス300の図である。例示的なモバイル通信デバイス300は、第1のモバイル通信デバイス1 102のような図1のワイヤレスモバイル通信デバイスのいずれか1つとして使用されてもよい。例示的なモバイル通信デバイス300は、図2のフローチャート200による方法を実施してもよく、場合によっては実際にその方法を実施する。
モバイル通信デバイス300は、様々な要素(302、304)がデータおよび情報を交換するためのバス309を介して互いに結合されたプロセッサ302とメモリ304とを含む。メモリ304は、たとえば図4に示すモジュールのアセンブリのような、モバイル通信デバイスを制御するのに使用されるモジュールのアセンブリを含んでもよい。モバイル通信デバイス300は、さらに、図示のようにプロセッサ302に結合され得る入力モジュール306と出力モジュール308とを含む。ただし、いくつかの実施形態では、入力モジュール306と出力モジュール308とは、プロセッサ302の内部に配置される。入力モジュール306は、入力信号を受信することができる。入力モジュール306は、入力を受信するためのワイヤレス受信機および/またはワイヤードインターフェースもしくは光入力インターフェースを含んでもよく、いくつかの実施形態では、それらを含む。出力モジュール308は、出力を送信するためのワイヤレス送信機および/またはワイヤードインターフェースもしくは光出力インターフェースを含んでもよく、いくつかの実施形態では、それらを含む。
プロセッサ302は、複数の候補領域のうちのどれがモバイルデバイス300のロケーションを含むかに関するあいまいさのレベルを決定すること、複数の候補領域のうちのどれがモバイルデバイスのロケーションを含むかに関するあいまいさのレベルが、しきい値を超えるかどうかを判定すること、前記あいまいさのレベルが前記しきい値を超えることに応答して、あいまいさ解決要求信号を生成すること、および、あいまいさ解決要求信号を送信、たとえば、ブロードキャストすることを行うように構成される。様々な実施形態では、プロセッサ302は、モバイル通信デバイス300が位置する可能性のある候補領域のセットを決定することであって、前記候補領域のセットが複数の候補領域であること、および、候補領域のセット内の候補領域ごとの確率を生成することを行うように構成される。様々な実施形態では、あいまいさ解決要求は、モバイルデバイス300および複数の候補領域を識別する情報を含む。いくつかの実施形態では、複数の候補領域は、そのあいまいさのレベルがしきい値を超える、複数の候補領域のサブセットであり得る。いくつかの実施形態では、あいまいさ解決要求信号は、前記複数の候補領域のうちの少なくとも1つについて、候補領域のうちの前記1つがモバイルデバイス300のロケーションを含む確率のレベルを示す情報をさらに含む。
様々な実施形態では、プロセッサ302は、送信されたあいまいさ解決要求信号に応答する応答信号を受信すること、受信された応答信号内で示された情報を使用して、1つまたは複数の候補領域についての確率を更新すること、および、応答信号に基づいて、候補領域のセットから少なくとも1つの候補領域を除去することを行うようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、受信された応答信号は、送信されたあいまいさ解決要求信号を受信した別のデバイス、たとえば、別のモバイル通信デバイスからのものである。様々な実施形態では、プロセッサ302は、たとえば、別の通信デバイスからの応答信号の受信に続いて、かつ、複数の領域のうちのどれがモバイルデバイス300のロケーションを含むかに関するあいまいさを解決した後、モバイルデバイス300のロケーションを決定するようにさらに構成される。
プロセッサ302は、いくつかの実施形態では、他のモバイル通信デバイスからのあいまいさ解決要求信号を監視すること、第2のモバイルデバイスから、あいまいさ解決信号を受信すること、および、モバイルデバイス300が第2のモバイルデバイスをあいまいさの解決において助けることができるかどうかを判定することを行うようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、プロセッサ302は、前記第2のモバイル通信デバイスによって検討されている少なくとも1つの候補領域が、前記第2のモバイル通信デバイスが位置するロケーションではないことを示す、ロケーション関連情報を送信するようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、モバイルデバイス300が第2のモバイルデバイスをロケーション領域のあいまいさの解決において助けることができないと判定されるとき、プロセッサ302は、第2のモバイルデバイスからのあいまいさ解決要求信号への応答を送信することを控えるようにさらに構成される。
図4は、図3に示すモバイル通信デバイス300または第1のモバイルデバイス1 102など、第1のモバイル通信デバイス中で使用され得、いくつかの実施形態では、第1のモバイル通信デバイス中で使用される、モジュールのアセンブリ400を示す。アセンブリ400中のモジュールは、たとえば、個別回路として、図3のプロセッサ302内のハードウェアで実装され得る。代替的に、それらのモジュールは、ソフトウェアで実装され、図3に示すモバイル通信デバイス300のメモリ304に記憶され得る。プロセッサ302は、単一のプロセッサ、たとえば、コンピュータとして図3の実施形態に示しているが、1つまたは複数のプロセッサ、たとえば、コンピュータとして実装され得ることを諒解されたい。それらのモジュールは、ソフトウェアで実装されるとき、コードを含み、そのコードは、プロセッサによって実行されたとき、プロセッサ302、たとえば、コンピュータを、そのモジュールに対応する機能を実装するように構成する。いくつかの実施形態では、プロセッサ302は、モジュールのアセンブリ400のモジュールの各々を実装するように構成される。モジュールのアセンブリ400がメモリ304に記憶される実施形態では、メモリ304は、少なくとも1つのコンピュータ、たとえば、プロセッサ302に、各モジュールに対応する機能を実装させるためのコード、たとえば、モジュールごとの個別コードを備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品である。
完全にハードウェアベースのまたは完全にソフトウェアベースのモジュールが、使用されてよい。ただし、機能を実装するために、(たとえば、回路実装型の)ソフトウェアモジュールとハードウェアモジュールの任意の組合せが使用され得ることを諒解されたい。図4に示すモジュールは、図2のフローチャート200の方法において図示および/または説明される対応するステップの機能を実行するように、ワイヤレスモバイル通信デバイス300、またはプロセッサ302のようなそのデバイス300中の要素を、制御および/または構成することを諒解されたい。
モジュールのアセンブリ400は、図2に示したフローチャート200の方法の各ステップに対応するモジュールを含む。たとえば、モジュール404はステップ204に対応し、ステップ204に関して説明した動作を実行する役割を果たす。モジュールのアセンブリ400は、モバイル通信デバイス300が位置する可能性のある候補領域のセットを決定するためのモジュール404と、候補領域のセット内の候補領域ごとに確率を生成するためのモジュール405と、複数の候補領域のうちのどれがモバイルデバイス300のロケーションを含むかに関するあいまいさのレベルを決定するためのモジュール406と、あいまいさのレベルがしきい値を超えるかどうかを判定し、その判定に基づいてモバイルデバイス300の動作を制御するためのモジュール408と、前記あいまいさのレベルが前記しきい値を超えることに応答して、あいまいさ解決要求信号を生成するためのモジュール410と、あいまいさ解決要求信号を送信する、たとえば、ブロードキャストするためのモジュール416とを含む。様々な実施形態では、あいまいさ解決要求信号を生成するためのモジュール410は、モバイルデバイス300および複数の候補領域を識別する情報を、あいまいさ解決要求信号に含めるためのモジュール412と、前記複数の候補領域のうちの少なくとも1つについて、候補領域のうちの前記1つがモバイルデバイス300のロケーションを含む確率のレベルを示す情報を、生成されている前記要求信号に含めるためのモジュール414とを含む。いくつかの実施形態では、複数の候補領域は、そのあいまいさのレベルがしきい値を超える、複数の候補領域のサブセットであり得る。
様々な実施形態では、モジュールのアセンブリ400は、前記送信されたあいまいさ解決要求信号に応答する応答信号を受信するためのモジュール418と、たとえば、候補領域のセット内の1つまたは複数の候補領域についての新しい確率を生成すること、または、応答信号内で受信された情報に基づいて、以前に決定された確率を更新することによって、1つまたは複数の候補領域の確率を更新するためのモジュール419と、応答信号に基づいて、および/または、応答信号に含まれた情報内で示されたか、もしくは応答信号に含まれた情報を使用して生成された候補領域に対応する、更新された確率を使用して、候補領域のセットから少なくとも1つの候補領域を除去するためのモジュール420とをさらに含む。いくつかの実施形態では、モジュールのアセンブリ400は、ロケーション決定動作を行って、モバイル通信デバイス300のロケーションを決定するためのモジュール422と、他のモバイル通信デバイスからのあいまいさ解決要求信号を監視するためのモジュール426と、第2のモバイルデバイスから、あいまいさ解決信号を受信するためのモジュール428と、モバイルデバイス300が第2のモバイルデバイスをあいまいさの解決において助けることができるかどうかを判定するためのモジュール430とをさらに含む。いくつかの実施形態では、モジュールのアセンブリ400は、前記第2のモバイル通信デバイスによって検討されている少なくとも1つの候補領域が、前記第2のモバイル通信デバイスが位置するロケーションではないことを示す、ロケーション関連情報を送信するためのモジュール432と、モバイルデバイス300が第2のモバイルデバイスをロケーション領域のあいまいさの解決において助けることができないと判定されるとき、第2のモバイルデバイスからのあいまいさ解決要求信号への応答を送信することを控えるためのモジュール434とをさらに含む。
図5は、例示的なモバイル通信デバイス、たとえば、モバイルデバイス300(第1のモバイルデバイス1 102)中に含まれる、例示的なあいまいさ解決要求信号生成モジュール500を示す。あいまいさ解決要求信号生成モジュール500は、第1のモバイルデバイス1 102が位置する可能性のある、決定された複数の候補領域に関する情報502を使用して、あいまいさ解決要求信号506を生成および出力する。いくつかの実施形態では、あいまいさ解決要求信号506の生成は、複数の候補領域のうちのどれが第1のモバイルデバイスのロケーションを含むかに関するあいまいさのレベルがしきい値を超えることを示す、内部信号504によってトリガされる。内部信号504は、いくつかの実施形態では、図4に示すモジュール408など、判定モジュールによって生成される。いくつかの実施形態では、第1のモバイルデバイス1 102が位置する可能性のある、決定された複数の候補領域に関する情報502は、図4のモジュールのアセンブリ400のモジュール404の出力である。この情報は、ロケーション決定プロセス中に、第1のモバイルデバイス1 102のメモリ、たとえば、メモリ304に一時的に記憶され得る。
生成された要求信号506は、送信よりも前に、第1のモバイルデバイス1 102のメモリ、または、第1のモバイルデバイス1 102内の別の記憶モジュールに記憶され得る。いくつかの実施形態では、あいまいさ解決要求信号生成モジュール500は、図4のモジュールのアセンブリ400のモジュール410である。
図6は、例示的な実施形態による、様々な例示的な情報のフィールドを含む、例示的なあいまいさ解決要求信号600を示す。例示的なあいまいさ解決要求信号600は、例示的なモバイル通信デバイス、たとえば、第1のモバイルデバイス1 102が、複数の候補領域のうちのどれが第1のデバイス1 102のロケーションを実際に含むかに関するロケーションのあいまいさを解決しようとすることによって、生成される。いくつかの実施形態では、あいまいさ解決要求信号600は、図5のあいまいさ解決要求信号生成モジュール500によって生成された信号506である。
例示的なあいまいさ解決要求信号600は、デバイス識別情報フィールド602、および、複数のフィールド604、606、...、610を含み、各情報フィールド604、606、...、610の各々は、第1のモバイルデバイス1 102が場合によっては位置する可能性のある候補領域を示し、関連確率は、第1のモバイルデバイスがその候補領域に位置する見込みを示す。
最初のフィールド602は、あいまいさ解決要求信号を生成した第1のモバイルデバイス1 102を識別する識別情報を含む。この識別情報は、たとえば、モバイルデバイス識別子、ネットワークにより割り当てられた識別子などを含み得る。情報フィールド604、606、...、610は、第1のモバイルデバイス1 102が位置し得ると考える可能なロケーションを示す情報と、可能なロケーションの各々に対応する確度の指示、たとえば、確率とを含む。たとえば、第1のモバイルデバイス1 102がビルの内部にあるときのシナリオでは、フィールド604、606、610に示された異なる候補領域は、第1のモバイルデバイス1 102が場合によっては位置するビル内の異なるフロアを示すことがある。たとえば、候補領域1は、1階であることがあり、関連確率は、たとえば、20%であり、第1のモバイルデバイス1 102が1階に位置する20%の確実性があることを示すことがある。同様に、候補領域2は、2階であることがあり、関連確率は、たとえば、30%であり、第1のモバイルデバイス1 102が2階に位置する30%の確実性があることを示すことがあり、候補領域Mは、4階であることがあり、関連確率は、たとえば、7%であり、第1のモバイルデバイス1 102が4階に位置する7%の確実性があることを示すことがある。このようにして、いくつかの実施形態では、第1のモバイルデバイスのロケーションのあいまいさの解決の助けになることができる、あいまいさ解決要求信号600を受信する通信デバイスは、要求信号600内で示された候補領域のうちの1つ、または、時々、そのサブセットに有利なように、確率を非対称にする(skew)ことができる。そのようなデバイスは、次いで、図7に示すものなど、応答信号において、第1のモバイルデバイス1 102に応答する。いくつかの実施形態では、あいまいさ解決要求信号600は、ピアトラフィック信号、ブロードキャスト信号、または、クエリ信号のうちの1つである。
図7は、例示的な実施形態による、様々な例示的な情報のフィールドを含む、例示的な応答信号700を示す。例示的な応答信号700は、通信デバイス、たとえば、モバイルデバイス3 106によって、あいまいさ解決要求信号600に応答して通信される。様々な実施形態では、応答信号700を送る応答側の通信デバイスは、応答よりも前に、応答側の通信デバイスが、ロケーションのあいまいさを解決しようとしている第1のモバイルデバイス1 102などのモバイルデバイスを助けるための位置にあるかどうかを、評価する。したがって、様々な実施形態では、応答信号700を送る応答側の通信デバイスは、少なくとも、ある正確度までそれ自体のロケーションに気づいている。応答信号700を送信する応答側の通信デバイスは、システム100内でアクセスポイントに加えてモバイル通信デバイスを含むが、しかしながら、説明のために、モバイルデバイス3 106が応答側の通信デバイスであると考えられたい。一般に、応答信号700は、あいまいさ解決要求信号600を送った第1のモバイルデバイス1 102が、第1のモバイルデバイス1 102が位置する可能性のある1つまたは複数の候補領域を除外するために、十分な情報を含む。
例示的な要求応答信号700は、デバイス識別情報フィールド702と、除外され得る候補領域を示す情報フィールド704と、更新された確率を有する1つまたは複数の候補領域を示す任意の情報フィールド706と、応答側の通信デバイス3 106のロケーションを示す任意の情報フィールド708とを含む。任意の情報フィールドは、いくつかの実施形態では、応答信号700に含まれ得る。任意の情報フィールド706、708を、破線のボックスを使用して示す。
最初のフィールド702は、あいまいさ解決要求信号600に応答して、応答信号を送っている通信デバイス、たとえば、モバイルデバイス3 106を識別する、識別情報を含む。この識別情報は、たとえば、応答側の通信デバイスに対応するデバイス識別子、ネットワークにより割り当てられた識別子などを含み得る。
情報フィールド704は、複数の候補領域から除外され得る1つまたは複数の候補領域を示す情報を含む。情報フィールド704で示された1つまたは複数の候補領域は、第1のモバイルデバイス1 102によって送られたあいまいさ解決要求信号600で示された、第1のモバイルデバイス1 102が位置する可能性のある複数の候補領域のサブセットであり得る。したがって、応答信号700において、応答側のモバイルデバイス3 106は、有効な候補領域でないとして除外され得る1つまたは複数の候補領域を示す情報を提供する。たとえば、あいまいさ解決要求信号600を送信する第1のモバイルデバイス1 102がビルの内部にある、以前の例を考えられたい。第1のモバイルデバイス1 102は、あいまいさ解決要求信号600において、候補領域1は1階であり、候補領域2は2階であり、候補領域3は4階であることを示し、次いで、測定を行った後、応答側のモバイル通信デバイス3 106は、フィールド704で、2階および4階が有効な候補領域ではなく、除外され得ることを示すことができる。
情報フィールド706は、任意であり、1つまたは複数の候補領域を示す情報を、応答側のモバイル通信デバイス3 106によって計算された、1つまたは複数の領域の各々に対応する更新された確率とともに含む。一実施形態では、更新された確率ではなく、情報フィールド706は、応答信号700を受信する第1のモバイルデバイス1 102によって、1つまたは複数の候補領域に対応する更新された確率を生成するために使用され得る情報を含む。情報フィールド706で示された1つまたは複数の候補領域は、第1のモバイルデバイス1 102によって送られたあいまいさ解決要求信号600で示された、第1のモバイルデバイス1 102が位置する可能性のある複数の候補領域のサブセットであり得る。したがって、いくつかの実施形態では、応答信号700は、第1のモバイルデバイス1 102が位置する可能性のある1つまたは複数の候補領域の更新された確率を含む。更新された確率は、応答側の通信デバイス3 106の観点からの、第1のモバイルデバイス1 102のロケーションの確度を反映する。したがって、第1のデバイス1 102は、第1のデバイス1 102が位置する(複数の候補領域のうちの)候補領域に関して、より多くの情報に基づく正確な判断を行う際に、フィールド706に示された更新された確率を使用することができる。
情報フィールド708は、応答側の通信デバイス、たとえば、モバイルデバイス3 106に対応するロケーション情報を含む。いくつかの実施形態では、情報フィールド708は、示されたモバイルデバイス3 106のロケーションに対応する確度の指示をさらに含む。フィールド708のロケーション情報は、第1のモバイルデバイス1 102によって、第1のモバイルデバイス1 102のロケーションのあいまいさのあいまいさを除去または解決する際に使用されることがあり、いくつかの実施形態では、そのように使用される。応答側のモバイルデバイス3 106に対応するロケーション情報は、第1のモバイルデバイス1 102によって様々な可能な方法で使用され得る。たとえば、いくつかの実施形態では、応答側のモバイルデバイス3 106のロケーションの知識を使用し、受信された応答信号700の信号電力レベルを測定することによって、第1のモバイルデバイス1 102は、たとえば、ロケーション決定技法に基づいて、信号測定値およびフィンガープリント予測マップを適用することによって、それ自体のロケーションの決定、および/または、少なくともその候補領域のあいまいさの解決を行うことができる。図7の実施形態には示されていないが、いくつかの実施形態では、応答信号は、応答側のデバイスによって発見された他のモバイルデバイス、たとえば、他のピアツーピアデバイスのロケーションを示す情報を含む。いくつかの実施形態では、応答信号700は、往復時間(RTT)推定のためのタイミング信号である。いくつかの実施形態では、応答信号700は、指示されたピアツーピアトラフィック信号、ブロードキャスト信号、または、クエリ応答信号のうちの1つである。
いくつかの実施形態の1つの特徴によれば、デバイスロケーション関連のあいまいさ、たとえば、複数の可能なデバイスロケーションのうちのどれがモバイルデバイスの実際の現在のロケーションであるかの間の不確実性は、補助的な測位動作を行うために、別のワイヤレスモバイルデバイスまたは固定デバイスと通信することによって解決され得る。しかしながら、時々、そのような機能は、たとえば、バッテリー寿命および通信オーバーヘッドの点で、ルーチン使用ではコストがかかりすぎると見なされるが、モバイルデバイスが場合によっては位置する、可能なロケーションまたは領域間でハイレベルのあいまいさ、たとえば、所定のしきい値を上回る不確実性のレベルがあるとき、モバイルデバイスによって使用されるということがあり得る。様々な実施形態では、そのロケーションを決定しようと試行しているモバイル通信デバイスは、決定されたデバイスロケーションに関する不確実性のレベルが許容できないほど高い、たとえば、所定の信頼性しきい値を越える場合、補助的な、能動的な測位あいまいさ解決動作を開始する。
行われる補助的な測位動作は、解決を必要とする特定のあいまいさに依存することがあり、あいまいさの解決の助けになるための情報を提供し得る他のデバイスによって使用するための、あいまいさについての情報をブロードキャストすることを含み得る。そのようなターゲットにされた動作は、一般に、無条件の測位動作よりも効率的である。様々な実施形態では、ブロードキャスト情報は、ロケーションあいまいさ情報解決を求めるデバイスを識別する情報を含む。加えて、ブロードキャスト情報は、デバイスが位置し得ると考える可能なロケーション、および、いくつかの実施形態では、可能なロケーションに対応する確度の指示を含み得る。情報を特定のデバイスへアドレス指定または通信することではなく、ブロードキャストすることによって、リソースを節約することができ、その理由は、個々のデバイスへの多重送信が起こる必要がなく、ブロードキャストメッセージを聞くデバイスは、あいまいさの解決の助けになることができると考える場合、自由に応答することができるからである。有用な情報をもたないデバイスは、沈黙したままであり得る。応答側のデバイスは、アクセスポイントに加えて、他のモバイルデバイスを含み得る。
応答は、要求を送るデバイスが1つまたは複数の候補領域を除外するために、十分な情報を含み得る。たとえば、ビル内の1階および3階をその可能なロケーション領域として示す、あいまいさ解決要求信号を受信するデバイスは、1階が正しいロケーション領域であることを示すか、または、3階が有効な可能な領域ではないことを示すことによって、応答することがある。応答側のデバイスは、それ自体のロケーションの知識、および、あいまいさ解決要求を送ったデバイスが応答側のデバイスのブロードキャスト範囲内であるという事実に基づいて、そのような決定を行うことが可能であり得る。
一実施形態では、補助的な測位動作は、そのロケーションが現在知られているか、または発見される別のデバイスに対する、往復時間(RTT)推定である。たとえば、ロケーションのあいまいさを解決しようとしているモバイルデバイスが、そのモバイルが廊下にあると決定するが、正確にどこであるかが不確かである場合、RTT推定を、その廊下内にあるアンカーポイントに対して使用することができ、その理由は、モバイルデバイスとアンカーポイントとの間に見通し線が存在する高い確率があり、したがって、正確な距離推定が可能であることが保証されるからである。
一実施形態では、通常または標準の測位プロセスがモバイルデバイスによって実装され、モバイルデバイス自体(または、測位アプリケーション)は、位置のあいまいさ、たとえば、所定または所望の距離内までのデバイスのロケーションに関する不確実性があると決定したとき、補助的な測位動作をトリガすることができる。別の実施形態では、モバイルデバイスのための通常または標準の測位プロセスがネットワークデバイスによって実装されてもよく、その場合、ネットワークデバイスは、そのエリア内でモバイルデバイス自体および/または他のモバイルデバイスと通信することによって、補助的な測位機能をトリガすることができる。いずれの場合も、補助的な測位動作は、情報が、あいまいさを解決することができ、および/または、モバイルデバイスによるそのロケーションの理解/決定を改善するために使用され得るようなものである場合、ネットワーク内の複数のピア間、および/または、ピアとネットワークデバイスとの間で情報を通信するための要求であってもよい。
いくつかの実施形態では、モバイルデバイス(または、通常の測位がネットワークデバイスによって行われる場合、ネットワークデバイス)は、あいまいさ解決要求信号を、発見されたピアまたは別のネットワークデバイスへ直接送信するか、または、あいまいさ解決要求信号をクエリとして、リッスン中であり得るブロードキャストカバレッジエリア内のあらゆるピアへブロードキャストする。選択されるピア、または、クエリ信号を受信するピアは、次いで、モバイルの位置のあいまいさの解決において助けになる信号で応答することができる。
一実施形態では、応答側のピアによって送信された信号は、次いで、要求を送るモバイルデバイスの位置のあいまいさを除去するために使用され得る、ピアの位置情報を含む。測位プロセスに基づく、信号-フィンガープリントマップ、たとえば、RFまたは他のタイプの信号予測マップが、応答側のピアから受信された信号に適用され得る。
別の実施形態では、解決要求信号は、候補位置の概要、および、それらの関連確率など、モバイルデバイスの位置のあいまいさについての情報を含む。要求信号を受信するピア、および、候補位置のうちの1つ(または、サブセット)に有利なように、確率を十分に非対称にすることができるピアは、次いで、情報、たとえば、デバイスのロケーションについての情報、更新された確率値、および/または、ロケーション予測を行う際に使用されるパラメータなど、デバイスのロケーションの推定値を改善するために使用され得る他の情報で、応答するようになる。
いくつかの実施形態では、あいまいさ解決要求信号は、専用ピアトラフィック信号、ブロードキャスト信号、または、クエリ信号のうちの1つである。ピア応答信号に含まれる情報は、RTTのためのタイミング信号、ピア位置情報、または、応答側のピアによって発見された他のピアの位置であり得る。いくつかの実施形態では、ピア応答信号は、専用ピアトラフィック信号、ブロードキャスト信号、または、クエリ応答信号である。
様々な実施形態の技法は、ソフトウェア、ハードウェア、および/またはソフトウェアとハードウェアの組合せを使用して実装され得る。様々な実施形態は、装置、たとえば、モバイル端末などのモバイルノード、基地局、通信システムを対象とする。様々な実施形態はまた、方法、たとえば、モバイルノード、基地局、および/または通信システム、たとえば、ホストを制御および/または動作させる方法を対象とする。様々な実施形態はまた、方法の1つまたは複数のステップを実施するように機械を制御するための機械可読命令を含む、非一時的機械、たとえば、コンピュータ、可読媒体、たとえば、ROM、RAM、CD、ハードディスクなどを対象とする。
開示されるプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、本開示の範囲内のままでありながら、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層が再構成され得ることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
様々な実施形態では、本明細書で説明したノードは、1つまたは複数の方法に対応するステップ、たとえば、信号受信ステップ、信号生成ステップ、信号処理ステップ、および/または信号送信ステップを実行するための1つまたは複数のモジュールを使用して実装される。したがって、いくつかの実施形態では、様々な機能がモジュールを使用して実装される。そのようなモジュールは、ソフトウェア、ハードウェアまたはソフトウェアとハードウェアの組合せを使用して実装され得る。上記の方法または方法ステップの多くは、たとえば1つまたは複数のノードにおいて、上記の方法のすべてまたは一部を実施するために、追加のハードウェアの有無にかかわらず、機械、たとえば汎用コンピュータを制御するためのメモリデバイス、たとえば、RAM、フレキシブルディスクなどのような機械可読媒体中に含まれる、ソフトウェアなどの機械実行可能命令を使用して実施され得る。したがって、特に、様々な実施形態は、機械、たとえば、プロセッサおよび関連するハードウェアに、上述の方法のステップのうちの1つまたは複数を実行させるための機械実行可能命令を含む機械可読媒体を対象とする。いくつかの実施形態は、1つまたは複数の上記で説明した方法のステップのうちの1つ、複数またはすべてを実施するように構成されたプロセッサを含むデバイス、たとえば、通信ノードを対象とする。
いくつかの実施形態では、1つまたは複数のデバイス、たとえば、アクセスノードおよび/またはワイヤレス端末などの通信ノードの1つまたは複数のプロセッサ、たとえば、CPUは、通信ノードによって実行されるものとして説明した方法のステップを実行するように構成される。プロセッサの構成は、プロセッサ構成を制御するために、1つまたは複数のモジュール、たとえばソフトウェアモジュールを使用することによって、かつ/または、列挙したステップを実行するために、かつ/もしくはプロセッサ構成を制御するために、プロセッサ中にハードウェア、たとえばハードウェアモジュールを含めることによって、達成され得る。したがって、すべてではないが、いくつかの実施形態は、プロセッサが含まれるデバイスによって実行される様々な説明された方法のステップの各々に対応するモジュールを含むプロセッサをもつデバイス、たとえば、通信ノードを対象とする。すべてではないが、いくつかの実施形態では、デバイス、たとえば、通信ノードは、プロセッサが含まれるデバイスによって実行される様々な説明された方法のステップの各々に対応する、モジュールを含む。モジュールは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアを使用して実装され得る。
いくつかの実施形態は、1つのコンピュータまたは複数のコンピュータに、様々な機能、ステップ、行為、および/または動作、たとえば、上述の1つまたは複数のステップを実施させるためのコードを備えるコンピュータ可読媒体、たとえば非一時的コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品を対象とする。実施形態に応じて、コンピュータプログラム製品は、実行すべきステップごとに異なるコードを含んでよく、ときには実際に含む。したがって、コンピュータプログラム製品は、方法、たとえば、通信デバイスまたはノードを制御する方法の個々のステップごとのコードを含んでよく、ときには実際に含む。コードは、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(読取り専用メモリ)、他のタイプの記憶デバイスなどのコンピュータ可読媒体上に記憶される、機械、たとえば、コンピュータ実行可能命令の形態とすることができる。コンピュータプログラム製品を対象とすることに加えて、いくつかの実施形態は、上述の1つまたは複数の方法の様々な機能、ステップ、行為、および/または動作のうちの1つまたは複数を実施するように構成されるプロセッサを対象とする。したがって、いくつかの実施形態は、本明細書で説明される方法のステップの一部またはすべてを実施するように構成されたプロセッサ、たとえばCPUを対象とする。プロセッサは、たとえば、本出願で説明する通信デバイスまたは他のデバイス中で使用するためのものであってよい。
OFDMシステムに関して説明したが、様々な実施形態の方法および装置のうちの少なくともいくつかは、多くの非OFDMおよび/または非セルラーシステムを含む広範囲の通信システムに適用可能である。
上記の説明に鑑みて、上述の様々な実施形態の方法および装置に関する多数の追加の変形形態が、当業者には明らかであろう。そのような変形形態は、範囲内に入ると考えるべきである。本方法および本装置は、CDMA、直交周波数分割多重化(OFDM)、および/または、通信デバイス間のワイヤレス通信リンクを与えるために使用され得る様々な他のタイプの通信技法とともに使用されてよく、様々な実施形態において実際に使用される。いくつかの実施形態では、1つまたは複数の通信デバイスは、OFDMおよび/またはCDMAを使用してモバイルノードとの通信リンクを確立し、および/またはワイヤードもしくはワイヤレス通信リンクを介してインターネットもしくは別のネットワークへの接続性を与え得るアクセスポイントとして実装される。様々な実施形態では、モバイルノードは、本方法を実施するための、受信機/送信機回路ならびに論理および/またはルーチンを含む、ノートブックコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、または他の携帯デバイスとして実装される。
100 ワイヤレス通信システム、通信システム
102 モバイルデバイス1、デバイス1、第1のモバイル通信デバイス1、第1のモバイルデバイス1、第1のデバイス1
104 モバイルデバイス2、デバイス2、第2のモバイル通信デバイス2、第2のモバイルデバイス2
106 モバイルデバイス3、デバイス3、通信デバイス3、モバイル通信デバイス3
108 モバイルデバイス4、デバイス4
110 モバイルデバイス5、デバイス5
111 ワイヤードまたはファイバーネットワーク接続
112 モバイルデバイス6、デバイス6
114 アクセスポイント(AP)
118 モバイルデバイスN、デバイスN
300 モバイル通信デバイス、モバイルデバイス
302 プロセッサ
304 メモリ
306 入力モジュール
308 出力モジュール
400 モジュールのアセンブリ
404〜406、408、410、412、414、416、418〜420、422、426、428、430、432、434 モジュール
500 あいまいさ解決要求信号生成モジュール
502 決定された複数の候補領域に関する情報
504 内部信号
506、600 あいまいさ解決要求信号
602 デバイス識別情報フィールド
604、606、610 フィールド、情報フィールド
700 応答信号、要求応答信号
702 デバイス識別情報フィールド
704、706、708 情報フィールド

Claims (20)

  1. 第1のモバイルデバイスを動作させる方法であって、
    複数の候補領域のうちのどれが前記第1のモバイルデバイスのロケーションを含むかに関するあいまいさのレベルが、しきい値を超えると決定するステップと、
    前記あいまいさのレベルが前記しきい値を超えることに応答して、あいまいさ解決要求信号を生成するステップであり、前記あいまいさ解決要求信号が、前記第1のモバイルデバイスおよび複数の候補領域を識別する情報を含むステップと、
    前記あいまいさ解決要求信号を送信するステップと
    前記送信されたあいまいさ解決要求信号に応答する応答信号に基づいて、前記複数の候補領域から少なくとも1つの候補領域を除去するステップと、
    前記少なくとも1つの候補領域を除去した後の前記複数の候補領域に残っている候補領域内で前記第1のモバイルデバイスのロケーションを決定するステップとを含む、方法。
  2. 前記第1のモバイルデバイスが位置する可能性のある候補領域のセットを決定するステップをさらに含み、前記候補領域のセットが前記複数の候補領域である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記送信されたあいまいさ解決要求信号に応答する前記応答信号を受信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記複数の候補領域のうちの複数の候補領域の各々についての確率レベルを生成するステップであり、各生成された確率が単一の候補領域に対応するステップと、
    前記複数の候補領域のうちのどれが前記第1のモバイルデバイスの前記ロケーションを含むかに関する前記あいまいさのレベルを、前記生成された確率レベルのうちの少なくとも1つから決定するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 記複数の候補領域が、あいまいさのレベルがしきい値を超える前記複数の候補領域のサブセットである、請求項1に記載の方法。
  6. 前記送信されたあいまいさ解決要求信号が、前記複数の候補領域のうちの少なくとも1つについて、前記候補領域のうちの前記1つが前記第1のモバイルデバイスの前記ロケーションを含む確率のレベルを示す情報をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. あいまいさ解決要求信号を、第2のモバイルデバイスから受信するステップと、
    前記第2のモバイルデバイスによって検討されている少なくとも1つの候補領域が、前記第2のモバイルデバイスが位置するロケーションではないことを示す、ロケーション関連情報を送信するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 第1のモバイルデバイスであって、
    複数の候補領域のうちのどれが前記第1のモバイルデバイスのロケーションを含むかに関するあいまいさのレベルが、しきい値を超えると決定するための手段と、
    前記あいまいさのレベルが前記しきい値を超えることに応答して、あいまいさ解決要求信号を生成するための手段であり、前記あいまいさ解決要求信号が、前記第1のモバイルデバイスおよび複数の候補領域を識別する情報を含む手段と、
    前記あいまいさ解決要求信号を送信するための手段と
    前記送信されたあいまいさ解決要求信号に応答する応答信号に基づいて、前記複数の候補領域から少なくとも1つの候補領域を除去するための手段と、
    前記少なくとも1つの候補領域を除去した後の前記複数の候補領域に残っている候補領域内で前記第1のモバイルデバイスのロケーションを決定するための手段とを備える、第1のモバイルデバイス。
  9. 前記第1のモバイルデバイスが位置する可能性のある候補領域のセットを決定するための手段であり、前記候補領域のセットが前記複数の候補領域である手段をさらに備える、請求項8に記載の第1のモバイルデバイス。
  10. 前記送信されたあいまいさ解決要求信号に応答する前記応答信号を受信するための手段をさらに含む、請求項8に記載の第1のモバイルデバイス。
  11. 前記複数の候補領域のうちの複数の候補領域の各々についての確率レベルを生成するための手段であり、各生成された確率が単一の候補領域に対応する手段と、
    前記生成された確率レベルのうちの少なくとも1つから、前記複数の候補領域のうちのどれが前記第1のモバイルデバイスの前記ロケーションを含むかに関する前記あいまいさのレベルを決定するための手段とをさらに含む、請求項8に記載の第1のモバイルデバイス。
  12. 記複数の候補領域が、あいまいさのレベルがしきい値を超える前記複数の候補領域のサブセットである、請求項8に記載の第1のモバイルデバイス。
  13. 前記送信されたあいまいさ解決要求信号が、前記複数の候補領域のうちの少なくとも1つについて、前記候補領域のうちの前記1つが前記第1のモバイルデバイスの前記ロケーションを含む確率のレベルを示す情報をさらに含む、請求項8に記載の第1のモバイルデバイス。
  14. あいまいさ解決要求信号を、第2のモバイルデバイスから受信するための手段と、
    前記第2のモバイルデバイスによって検討されている少なくとも1つの候補領域が、前記第2のモバイルデバイスが位置するロケーションではないことを示す、ロケーション関連情報を送信するための手段とをさらに備える、請求項8に記載の第1のモバイルデバイス。
  15. 第1のモバイルデバイスであって、
    少なくとも1つのプロセッサであり、
    複数の候補領域のうちのどれが前記第1のモバイルデバイスのロケーションを含むかに関するあいまいさのレベルが、しきい値を超えると決定すること、
    前記あいまいさのレベルが前記しきい値を超えることに応答して、あいまいさ解決要求信号を生成することであり、前記あいまいさ解決要求信号が、前記第1のモバイルデバイスおよび複数の候補領域を識別する情報を含むこと
    前記あいまいさ解決要求信号を送信すること、
    前記送信されたあいまいさ解決要求信号に応答する応答信号に基づいて、前記複数の候補領域から少なくとも1つの候補領域を除去すること、および
    前記少なくとも1つの候補領域を除去した後の前記複数の候補領域に残っている候補領域内で前記第1のモバイルデバイスのロケーションを決定することを行うように構成された、少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える、第1のモバイルデバイス。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、
    前記第1のモバイルデバイスが位置する可能性のある候補領域のセットを決定することを行うように構成され、前記候補領域のセットが前記複数の候補領域である、請求項15に記載の第1のモバイルデバイス。
  17. 前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、前記送信されたあいまいさ解決要求信号に応答する前記応答信号を受信することを行うように構成される、請求項15に記載の第1のモバイルデバイス。
  18. 前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、
    前記複数の候補領域のうちの複数の候補領域の各々についての確率レベルを生成することであり、各生成された確率が単一の候補領域に対応すること、および
    前記生成された確率レベルのうちの少なくとも1つから、前記複数の候補領域のうちのどれが前記第1のモバイルデバイスの前記ロケーションを含むかに関する前記あいまいさのレベルを決定することを行うように構成される、請求項15に記載の第1のモバイルデバイス。
  19. 前記少なくとも1つのプロセッサがさらに、
    あいまいさ解決要求信号を、第2のモバイルデバイスから受信すること、および
    前記第2のモバイルデバイスによって検討されている少なくとも1つの候補領域が、前記第2のモバイルデバイスが位置するロケーションではないことを示す、ロケーション関連情報を送信することを行うように構成される、請求項15に記載の第1のモバイルデバイス。
  20. 第1のモバイルデバイスにおいて実行されるコードを備えるコンピュータプログラムであって、
    複数の候補領域のうちのどれが前記第1のモバイルデバイスのロケーションを含むかに関するあいまいさのレベルが、しきい値を超えると決定することを、少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、
    前記あいまいさのレベルが前記しきい値を超えることに応答して、あいまいさ解決要求信号を生成することを、前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードであって、前記あいまいさ解決要求信号が、前記第1のモバイルデバイスおよび複数の候補領域を識別する情報を含むコードと、
    前記あいまいさ解決要求信号を送信することを、前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと
    前記送信されたあいまいさ解決要求信号に応答する応答信号に基づいて、前記複数の候補領域から少なくとも1つの候補領域を除去することを、前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、
    前記少なくとも1つの候補領域を除去した後の前記複数の候補領域に残っている候補領域内で前記第1のモバイルデバイスのロケーションを決定することを、前記少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのコードと、を備える、コンピュータプログラム。
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