JP5755972B2 - オスターミナル及びターミナルセット - Google Patents
オスターミナル及びターミナルセット Download PDFInfo
- Publication number
- JP5755972B2 JP5755972B2 JP2011186222A JP2011186222A JP5755972B2 JP 5755972 B2 JP5755972 B2 JP 5755972B2 JP 2011186222 A JP2011186222 A JP 2011186222A JP 2011186222 A JP2011186222 A JP 2011186222A JP 5755972 B2 JP5755972 B2 JP 5755972B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting
- terminal
- inlet
- case
- male terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
請求項1に記載の発明は、車両に取り付けられるインレットのケースに装着されるオスターミナルであって、前記インレットに接続される給電プラグのケースに回転不能に装着されるとともにその先端側に自身の長手方向に延出する切欠きが形成される筒状のメスターミナルに嵌合することで前記インレット及び前記給電プラグ間を導通状態とするオスターミナルにおいて、板材がプレス加工されることで形成される筒部及び嵌合部を備え、前記筒部は板材の両端部が対向する位置に合わされた合わせ部を有し、前記嵌合部は、前記インレットのケースに形成される嵌合溝に嵌合することにより同ケースに対する前記オスターミナルの回転を規制し、前記嵌合部が前記嵌合溝に嵌合された状態において、前記インレットに前記給電プラグが挿入されたとき、前記合わせ部は前記メスターミナルの切欠きに対応して位置するとともに、前記筒部は、前記オスターミナルの先端に挿入されるキャップを、前記筒部の内部で保持する窪み部を有し、前記嵌合部が前記嵌合溝に嵌合された状態において、前記インレットに前記給電プラグが挿入されたとき、前記窪み部は前記メスターミナルの切欠きに対応して位置することをその要旨としている。
また、オスターミナルの嵌合部が嵌合溝に嵌合された状態において、インレットに給電プラグが挿入されると、オスターミナルの窪み部がメスターミナルの切欠きに対応して位置する。これにより、窪み部によって、メスターミナルの内周面が削れることが抑制される。
同構成によれば、プレス加工により嵌合部及び筒部が同じ方向に曲げられる。よって、プレス加工による嵌合部を有するオスターミナルの製造が容易となる。
また、各嵌合部が各嵌合溝に嵌合された状態において、インレットに給電プラグが挿入されると、オスターミナルの窪み部がメスターミナルの切欠きに対応して位置する。これにより、窪み部によって、メスターミナルの内周面が削れることが抑制される。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のターミナルセットにおいて、前記第2の嵌合部及び前記第2の筒部は同じ方向に曲げられてなることをその要旨としている。
同構成によれば、プレス加工により第2の嵌合部及び第2の筒部が同じ方向に曲げられる。よって、プレス加工による第2の嵌合部を有するオスターミナルの製造が容易となる。
図1に示すように、車体の側面には、インレット30が設けられている。このインレット30には給電プラグ10が挿入される。この給電プラグ10は、給電ケーブル(図示略)を介して、例えば充電スタンド(図示略)に接続されている。インレット30に給電プラグ10が挿入された状態において、充電スタンドからの電力が車載バッテリ(図示略)に供給可能となる。以下、インレット30及び給電プラグ10の構成について説明する。
図1に示すように、給電プラグ10は、略円柱状で樹脂製のプラグケース11を有する。このプラグケース11には、図2に示すように、正面からみて円環状の周壁14が形成されている。この周壁14内に、5つの円筒状の挿込部12が形成されている。挿込部12内には、内周孔12aが形成されている。
図5に示すように、背面孔16a,16b,16eの内周面は、背面からみて一辺が開放した四角形の摺動面20と、その開放した部分を繋ぐ円弧面21とを有する。摺動面20の両角部は、曲面状をなしている。また、背面孔16c,16dの内周面は、上記同様の摺動面20と、その開放した部分を繋ぐ互いに直交する2つの直交面22とを有する。
図3の二点鎖線で示すように、背面孔16aには、背面側からメスターミナル50aが挿入される。このメスターミナル50aは、導電材料である例えばコンソン系銅合金にて形成される。また、このメスターミナル50aは、プレス加工にて成形される。
図8に示すように、インレット30は、樹脂製のインレットケース31を有する。インレットケース31は、車体に装着される四角板状のベース部33と、そのベース部33上に設けられる円筒状の周壁34とを有する。この周壁34内には、5つの円筒状の被挿込部32が形成されている。この被挿込部32の内径は、給電プラグ10の挿込部12が嵌合可能となる程度に設定されている。図1に示すように、インレットケース31の背面側(図中の左側)には円柱状の背面部35が形成されている。この背面部35は、図9に示すように、給電プラグ10の背面部15と同様に構成されている。すなわち、背面部35は、背面孔16a〜16eと同様の背面孔36a〜36eを有する。この背面孔36a〜36eには、嵌合溝18と同様の嵌合溝38と、摺動面20と同様の摺動面40と、円弧面21と同様の円弧面41と、直交面22と同様の直交面42とが形成されている。
図9に示すように、背面孔36aには、背面側からオスターミナル60aが挿入される。このオスターミナル60aは、導電材料である例えばコンソン系銅合金にて形成される。また、オスターミナル60aは、メスターミナルと同様にプレス加工にて成形される。
まず、図7(a)の二点鎖線で示すように、圧着部57間に電気線の先端部を設置する。そして、両圧着部57は、外側から圧縮されることにより電気線を包み込むように塑性変形する。これにより、電気線は圧着部57内に保持される。このとき、両圧着部57は、上記電気線と導通した状態に維持される。
図1に示すように、給電プラグ10がインレット30に挿入されていくと、まず各被挿込部32に各挿込部12が挿入される。この時点で、インレット30に対する給電プラグ10の位置は決まる。その後、各オスターミナル60b〜60eは、メスターミナル50a〜50eの円筒部52の内部に進入していく。このとき、メスターミナル50a〜50eの切欠き52aに対応する部位が外側(オスターミナルの反対側)に弾性変形する。この弾性力によって、オスターミナル60b〜60eがメスターミナル50a〜50e内に保持される。
(1)オスターミナル60a〜60eの嵌合部65がインレットケース31に形成される嵌合溝38に嵌合したとき、オスターミナル60a〜60eはインレットケース31に対して回転不能となる。同様に、メスターミナル50a〜50eの嵌合部55がプラグケース11に形成される嵌合溝18に嵌合したとき、メスターミナル50a〜50eはプラグケース11に対して回転不能となる。この構成で、インレット30に給電プラグ10が挿入されると、オスターミナル60a〜60eの合わせ部66がメスターミナル50a〜50eの切欠き52aに対応して位置する。換言すると、オスターミナル60a〜60eの合わせ部66がメスターミナル50a〜50eの切欠き52aに対応するように、嵌合部55,65及び嵌合溝18,38の位置が設定されている。これにより、合わせ部66によって、メスターミナル50a〜50eの内周面が削れることが抑制される。
・背面孔16a〜16e,36a〜36eの数は上記実施形態に限定されない。この背面孔の数に合わせてオスターミナル又はメスターミナルの数が決まる。
・上記実施形態においては、図4及び図5に示すように、背面からみてプラグケース11における嵌合溝18の向きは、背面孔16c,16eに対応する嵌合溝18を除き、背面孔16a〜16e毎に90°異なっていた。しかし、オスターミナル60a〜60eの合わせ部66と窪み部69とが、メスターミナル50a〜50eの切欠き部52aに対応する位置に設定されていれば、嵌合溝18の向きは上記実施形態に限定されない。例えば、嵌合溝18の向きは全て同一であってもよいし、一部の嵌合溝18のみ向きが異なっていてもよい。また、嵌合溝18の向きが異なる角度は90°に限定されない。これは、図9に示されるインレットケース31の嵌合溝38についても同様である。さらに、プラグケース11の嵌合溝18と、インレットケース31の嵌合溝38との向きが異なっていてもよい。
(イ)オスターミナルにおいて、前記筒部及び前記嵌合部と同じ方向に曲げられてなるとともに、前記嵌合部における前記筒部と反対側に、電気線を挟持する圧着部を備えたこと。
Claims (4)
- 車両に取り付けられるインレットのケースに装着されるオスターミナルであって、前記インレットに接続される給電プラグのケースに回転不能に装着されるとともにその先端側に自身の長手方向に延出する切欠きが形成される筒状のメスターミナルに嵌合することで前記インレット及び前記給電プラグ間を導通状態とするオスターミナルにおいて、
板材がプレス加工されることで形成される筒部及び嵌合部を備え、
前記筒部は板材の両端部が対向する位置に合わされた合わせ部を有し、
前記嵌合部は、前記インレットのケースに形成される嵌合溝に嵌合することにより同ケースに対する前記オスターミナルの回転を規制し、
前記嵌合部が前記嵌合溝に嵌合された状態において、前記インレットに前記給電プラグが挿入されたとき、前記合わせ部は前記メスターミナルの切欠きに対応して位置するとともに、
前記筒部は、前記オスターミナルの先端に挿入されるキャップを、前記筒部の内部で保持する窪み部を有し、
前記嵌合部が前記嵌合溝に嵌合された状態において、前記インレットに前記給電プラグが挿入されたとき、前記窪み部は前記メスターミナルの切欠きに対応して位置するオスターミナル。 - 請求項1に記載のオスターミナルにおいて、
前記嵌合部及び前記筒部は同じ方向に曲げられてなるオスターミナル。 - 給電プラグのケースに装着されるとともに先端側に自身の長手方向に延出する切欠きが形成される筒状のメスターミナルと、車両に取り付けられるインレットのケースに装着されるとともに、前記メスターミナルに嵌合することで、前記インレット及び前記給電プラグ間を導通状態とするオスターミナルとを備えたターミナルセットにおいて、
前記メスターミナルは、板材がプレス加工されることで形成される前記切欠きを有する第1の筒部及び第1の嵌合部を備え、
前記第1の嵌合部は前記給電プラグのケースに形成される第1の嵌合溝に嵌合することにより同ケースに対するメスターミナルの回転を規制し、
前記オスターミナルは、板材がプレス加工されることで形成される第2の筒部及び第2の嵌合部を備え、
前記第2の筒部は板材の両端部が対向する位置に合わされた合わせ部を有し、
前記第2の嵌合部は前記インレットのケースに形成される第2の嵌合溝に嵌合することにより同ケースに対する前記オスターミナルの回転を規制し、
前記第1及び第2の嵌合部がそれぞれ前記第1及び第2の嵌合溝に嵌合された状態において、前記インレットに前記給電プラグが挿入されたとき、前記合わせ部は前記メスターミナルの切欠きに対応して位置するとともに、
前記第2の筒部は、前記オスターミナルの先端に挿入されるキャップを、前記第2の筒部の内部で保持する窪み部を有し、
前記第1及び第2の嵌合部がそれぞれ前記第1及び第2の嵌合溝に嵌合された状態において、前記インレットに前記給電プラグが挿入されたとき、前記窪み部は前記メスターミナルの切欠きに対応して位置するターミナルセット。 - 請求項3に記載のターミナルセットにおいて、
前記第2の嵌合部及び前記第2の筒部は同じ方向に曲げられてなるターミナルセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011186222A JP5755972B2 (ja) | 2011-08-29 | 2011-08-29 | オスターミナル及びターミナルセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011186222A JP5755972B2 (ja) | 2011-08-29 | 2011-08-29 | オスターミナル及びターミナルセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013048057A JP2013048057A (ja) | 2013-03-07 |
JP5755972B2 true JP5755972B2 (ja) | 2015-07-29 |
Family
ID=48010952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011186222A Expired - Fee Related JP5755972B2 (ja) | 2011-08-29 | 2011-08-29 | オスターミナル及びターミナルセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5755972B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5121484U (ja) * | 1974-05-23 | 1976-02-17 | ||
JP2929893B2 (ja) * | 1993-03-18 | 1999-08-03 | 住友電装株式会社 | コネクタ用端子 |
JP4083777B2 (ja) * | 2000-11-28 | 2008-04-30 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 低アーク性端子を含む端子対 |
JP5041904B2 (ja) * | 2007-08-03 | 2012-10-03 | Smk株式会社 | コネクタ及びコネクタ端子構造 |
-
2011
- 2011-08-29 JP JP2011186222A patent/JP5755972B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013048057A (ja) | 2013-03-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN103329360B (zh) | 插座端子 | |
US8951051B2 (en) | Connector having optimized tip | |
US10008800B2 (en) | Terminal and method for producing the same | |
US20160285187A1 (en) | Multi-contact terminal | |
JP6148444B2 (ja) | 端子 | |
WO2013179933A1 (ja) | ソケット端子 | |
JP5579213B2 (ja) | 雌端子、及び接続構造 | |
TWI502821B (zh) | 具有鎖定倒鉤之電氣接點 | |
US10777926B2 (en) | Multi-contact terminal | |
CN108140974B (zh) | 端子 | |
CN108110470A (zh) | 金属簧片结构、端子结构及电连接器 | |
JP2018195439A (ja) | 端子 | |
JP5755972B2 (ja) | オスターミナル及びターミナルセット | |
JP5639100B2 (ja) | コネクタ端子用接触ばね及び雌端子、雄端子、コネクタ | |
JP6263290B1 (ja) | 端子 | |
US20210408708A1 (en) | Terminal | |
JP5354294B2 (ja) | 雌端子金具 | |
JP2014143023A (ja) | メス型端子及びコネクタ | |
JP2021002509A (ja) | ソケット端子 | |
US20230170637A1 (en) | Male terminal | |
CN215645117U (zh) | 大电流快插连接器 | |
JP6687166B2 (ja) | 同軸コネクタ及び同軸ケーブル付き同軸コネクタ | |
JP2014007012A (ja) | 圧着端子 | |
JP2014053148A (ja) | コネクタ | |
CN210723586U (zh) | 端子插固式电源连接器结构 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20131128 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140624 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20140624 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20140625 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150303 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150424 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150519 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150528 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5755972 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |