JP5754602B2 - 関係性ベースの共有オンライン空間内参加者表現 - Google Patents

関係性ベースの共有オンライン空間内参加者表現 Download PDF

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Description

[0001] コンピューティング環境において、例えば相手と直接に対話するのではなく、インターネットベースのニュースや電子メール、インターネットベースのソーシャルネットワーキングサイトやチャットルーム、フォーラムのディスカッション、及びインスタントメッセージ等、オンライン通信メディアを用いて専ら対話する人々の集団により、オンラインコミュニティ又は仮想コミュニティが形作られる。多くの場合、オンラインコミュニティは、娯楽上の目的、社交上の目的、仕事上の目的、教育上の目的、及び/又はその他の目的のために用いられる。オンライン通信は、現実世界の生活で互いを知っている人々の間における関係的コミュニケーションの不足を補うことができ、またしばしば、直接本人とは殆ど会わないがオンラインで親密な関係を保つ人々の間における、コミュニケーションの主たる手法にもなる。
[0002] 多くのタイプのプログラム、サービス、及びソフトウェアは、別々に或いは組み合わせて、音声、映像テキスト、及び/又はアバターを用いる、ソーシャルネットワーキングサイト、オンラインゲームサイト、オンラインチャットルームやフォーラムを含む、オンラインのソーシャルネットワーキング及びコミュニケーションのために使用される。最近では、オンラインコミュニティは、ユーザーが、ソーシャルサイト、仮想世界、又はオンラインゲーム等において互いに対話し、及び/又は、マイクロブログ、ブログ、オンラインミーティング、プレゼンテーション、及びライブフォーラムディスカッション等において互いに協力しフォローすることを可能にする、共有オンライン環境を利用している。
[0003] この概要は、以下の詳細な説明において更に説明される、単純化した形態による概念を選択して紹介するために提供されるものである。この概要は、特許請求の範囲に記載された対象の主要な特徴又は本質的な特徴を特定することを意図するものではなく、また特許請求の範囲に記載された対象の範囲を決定する際の補助として使用されることを意図するものでもない。
[0004] 交流のある参加者(例えば共有オンライン空間のメンバー)との共有された公共のオンライン体験において、ユーザーが複数のメンバーを容易に識別し見分けることを可能にするユーザーインターフェース(user interface:UI)を通じて参加者の数を提示することは、興味深いことであるといえる。例えば、オンラインソーシャルネットワーキングサイトの多くのユーザーは、彼らがフォローし対話する優に100を超えるコネクション(例えば「友人」)を有している。しかしながら、現在のシステムは、ただ単に、それらのメンバーを同じようなやり方で(例えば、表示エリアの中で同じような目立つ特徴を有するように)表示し、更新時刻順やアルファベット順等の幾分原始的なソーティングを提供するだけである。
[0005] 更に、現在の共有オンライン空間は、一般に、ユーザーに対して参加者メンバーを識別するためのある種のアバター又は視覚的表現を使用する。ユーザーが対話する極めて多数の参加者から共有オンライン空間が成る場合、多くの参加者が、オンラインで一緒になって又はある期間にわたって何かをしようと試み、ユーザーのディスプレイ上における更新として表現される時に、スケールの問題が発生する。例えば、各参加者のアバターがユーザーのディスプレイにおいて相対的に同等に扱われる場合、参加者間の関係を識別することは困難なことであるかもしれない。即ち、ユーザーは、継続中の親しい関係を持つメンバーをそれよりも疎遠な関係のメンバーから識別することの困難さを経験するかもしれない。そしてこれは多くの場合、共有オンライン空間で協力やコミュニケーションを行おうと試みる際にフラストレーションを引き起こす。
[0006] 参加者アバターが、例えば、共有オンライン空間の利用可能なディスプレイスペースにおいてどのように表示されるか、ということに適応したユーザーインターフェースを、ユーザーに提供することが可能である1つ又は複数の技術及び/又はシステムが開示される。この適応は、当該ユーザーとオンライン上でより親しい関係を持った参加者メンバーが、彼らのアバターを、オンライン上でより疎遠な関係を持つ参加者メンバーよりもずっと目立つように(例えば大きく)表示させることを可能にする。更に、アバターは、結び付きの親密度合いに基づく視覚的な相違を維持しつつ、ディスプレイエリアをいっぱいにするような方法で、又はある特定のサイズを有するような方法で、ディスプレイ内に配置され大きさを調整されることが可能である。
[0007] 共有オンライン空間のメンバーを当該共有オンライン空間のユーザーに対して提示するための1つの実施態様において、当該共有オンライン空間のユーザーとメンバーの間の関係度が決定されることが可能である。関係度を決定するために、共有オンライン空間においてユーザーとメンバーが共同して存在すること(例えば、同時に同じサイトにログインすること)に基づくユーザー及びメンバーの関係性についての、相互作用度が決定されることが可能である。更に、関係度を決定するために、フィードのフォロー及び/又はオンラインのソーシャルコネクションといったような、ユーザーとメンバーの間におけるソーシャルネットワークコネクションの数に基づくユーザー及びメンバーの関係性についての、ソーシャルネットワーク度が決定されることが可能である。関係度を決定するために、この相互作用度とソーシャルネットワーク度がユーザー及びメンバーについて組み合わされることが可能である。
[0008] この実施態様において、関係度は、共有オンライン空間で用いられる当該メンバーの指定された視覚的表現に関連付けられることが可能である。更に、複数メンバーの2つ以上の視覚的表現が、利用可能な画面スペースに収まるようにするために、共有オンライン空間におけるユーザーの表示においてサイズ調整されることが可能である。このサイズ調整は、例えば、より高い関係度が表示のより大きな表現をもたらすように、関係度に基づいたものとすることが可能である。
[0009] 上述した目的及びそれに関連した目的の達成に向けて、以下の説明及び添付された図面が、ある例示的な側面及びその実施について記述する。これらは、1つ又は複数の側面が利用されることができる様々な手段のうちのごく僅かを示すに過ぎないものである。本開示の他の側面、利点、及び新規な特徴は、添付された図面と共に検討された時に以下の詳細な説明から明らかとなるだろう。
[0010] 図1は、本明細書において説明される1つ又は複数の技術及び/又はシステムの側面が実現されることができる例示の環境の説明図である。 [0011] 図2は、共有オンライン空間のメンバーを当該共有オンライン空間のユーザーに提示する例示の方法を示すフロー図である。 [0012] 図3は、相互作用度を決定するための方法の1つの例示の実施態様を示すフロー図である。 [0013] 図4は、関係度を決定するための方法の少なくとも一部分の一実施態様を示すフロー図である。 [0014] 図5は、メンバー表現がオンライン共有空間においてどのように表示されることが可能であるかの例示の一実施態様を示す図である。 [0015] 図6は、意味的なアプリケーションデータがメンバーイメージに対してどのように適用されることが可能であるかの1つの実施態様を示す要素図である。 [0016] 図7は、共有オンライン空間のユーザーに対して共有オンライン空間のメンバーを提示するための例示のシステムの要素ブロック図である。 [0017] 図8は、本明細書において説明されるシステムの具体化の少なくとも一部分に関する例示の実施態様を示す要素ブロック図である。 [0018] 図9は、本明細書において記載された規定のうちの1つ又は複数を実現するように構成されたプロセッサー実行可能命令を含む例示のコンピューター読み取り可能媒体の説明図である。 [0019] 図10は、本明細書において記載された規定のうちの1つ又は複数が実現されることができる例示のコンピューティング環境を示す。
[0020] 特許請求の範囲に記載された対象が、図面を参照してこれより説明され、その全体にわたって、同様の参照番号が同様の要素を表すために用いられる。以下の説明において、特許請求の範囲に記載された対象についての徹底的な理解を提供するために、多数の具体的な詳細が解説の目的で記述される。しかしながら、特許請求の範囲に記載された対象はこれらの具体的な詳細がなくとも実施されることができるということは、明白なことであると言える。他の例において、特許請求の範囲に記載された対象の説明を容易にするために、ブロック図の形態で構造及びデバイスが示される。
[0021] 図1は、本明細書において説明される1つ又は複数の技術及び/又はシステムの側面が実現されることができる例示の環境100の説明図である。例示の環境100は、(例えば、ソーシャルネットワーキングサイト、オンライン協力サイト、オンラインゲームサイト等に含まれる)ウェブベースのチャットルーム等の共有オンライン空間102を含む。ユーザーが他のメンバーとリンクするソーシャルネットワーキングサイト及び他のサイトは、様々な目的(例えば、ゲーム、専門的な開発、空想、社会的対話等)のために用いられることが多いが、それらは一般的に、他のメンバーとチャットをするために用いられる。ここで、チャットエリア104はチャットをそれが生じたままに示すことができ、ユーザーは、チャットバー110を使用してチャットルームへチャットを送ることが可能である。
[0022] この例において、共有オンライン空間102は、当該ユーザー(Jeremy25)に関するコネクションのリスト108を含み、そのリストは時に友だちリストと呼ばれる。友だちリスト108は、典型的に、そのユーザー(Jeremy25)がコネクション(例えば友人)を有する共有オンライン空間102のメンバーのリストから成る。更に、現在オンライン中の「友だち」のリスト106が表示され、これにより、ユーザーが、共有オンライン空間102にいる間にチャット又は対話することができる人を識別することが可能になる。ここで、友だちリスト108及びオンラインユーザーリスト106の友だちは、メンバーの名前で示されており、アルファベット順やログイン時刻順等、共有オンライン空間がこの特徴をどのように利用するかに応じて、如何なる特定の順序で並べられてもよい。
[0023] 例えば、ユーザーに繋がっているメンバー(例えば共有オンライン空間の参加者)がどのように当該ユーザーに対して表示されるかということに適応したユーザーインターフェースを、ユーザーに提供することが可能な方法が考案されることができる。メンバーのイメージは、そのユーザーとそれぞれのメンバーとの間の関係の強さに基づいて表示されることが可能である。例えば、ユーザーとより親しい関係を有しているメンバーは、少なくともオンライン上においてより疎遠な関係を有するメンバーよりも目立つように表示される。このようにして、例えば、参加者メンバーの提示は、「有機的に」、即ち利用可能なディスプレイスペースにおいて視覚的な不快感を与えることなく多数のメンバー及びその関係に適応しながら、発展し増減していくことが可能である。
[0024] 図2は、共有オンライン空間のメンバーを当該共有オンライン空間のユーザーに提示する例示の方法200を示すフロー図である。この方法200は、202において開始し、204において、当該ユーザーと共有オンライン空間のメンバーとの間の関係度を決定するステップを含む。例えば、ユーザーは、ソーシャルネットワーキングウェブサイト等の共有オンライン空間において複数のメンバー(例えば、交際、友人、コネクション等)を有することができる。1つの実施態様において、関係度は、当該ユーザーとメンバーのそれぞれとの間で決定されることが可能であり、例えば、関係度の数は当該ユーザーの共有オンライン空間におけるメンバーの数に等しい。
[0025] 206において、当該ユーザーと共有オンライン空間のメンバーとの間の関係度を決定するステップは、共有オンライン空間において当該ユーザー及びメンバーが共同して存在することに基づいて当該ユーザー及びメンバーについての相互作用度を決定するステップを含む。例えば、ユーザーは、ピア協力ウェブサイト等の特定の共有オンライン空間のメンバーとコネクションを有することができる。この例において、当該ユーザー及びメンバーの関係についての相互作用度は、当該ユーザーとメンバーの両方がその共有オンライン空間に同時にログインしている実例の関数とすることが可能である。
[0026] 1つの側面において、相互作用度は、例えば、相互作用度を決定するために組み合わされる複数の要素から成ることが可能である。1つの実施態様において、相互作用度は、頻度係数と最近度係数の組み合わせから成ることができる。別の実施態様において、相互作用度は、当該ユーザーの共有オンライン空間から定まる頻度係数と最近度係数の組み合わせであって、当該ユーザーとメンバーの両方によって利用される1つ又は複数の他の共有オンライン空間から定まる相互作用係数と組み合わされたものから成ることができる。図3は、相互作用度を決定するための図2の206のような方法の1つの例示の実施態様300を示すフローチャート図である。
[0027] 310において、共有オンライン空間における共有された共同存在の頻度に基づいて、当該ユーザー及びメンバーについての頻度係数が決定されることが可能である。例えば、当該ユーザーが当該共有オンライン空間に10回ログオンする毎に、当該メンバーがそれと同時に4回ログオンすることができる。この例において、当該ユーザー及びメンバーは、共有オンライン空間において共同して存在することを、当該ユーザーがログオンしている時間の40%だけ共有する。したがって、この例において、0.4という頻度係数が、この共有オンライン空間における当該ユーザーとメンバーの関係に対して適用されることができる。この実施態様において、ユーザーとメンバーが共同して存在する頻度が変化するのに従って、頻度係数は、任意の特定の時間において動的に決定されることが可能である。このようにして、例えば、共有オンライン空間において当該ユーザーとより頻繁に共同して存在するメンバーは、当該メンバーとより親しい関係を有するメンバーを表すことができる。
[0028] 上記の例は頻度係数を決定する1つの実施態様に過ぎないということが認識されるだろう。また、当業者は頻度係数を決定するための代替手法を考案することができるということが予想される。例えば、付加的な要素又は計算が用いられることができる。例えば、共同して存在することが起きる時間の長さが、それぞれの共同存在の実例を重み付けする要素として用いられることができる。
[0029] 312において、現在時刻と比較した、共有オンライン空間における共有された共同存在の時間に基づいて、当該ユーザー及びメンバーについての最近度係数が決定されることができる。例えば、当該ユーザー及びメンバーが共同して存在することがより最近であるかより過去であるかを特定するために、最近度係数が用いられることが可能である。説明的な例として、1という最近度係数が現時点の共同存在に対して適用されることができ、現在の時刻及び/又は日付に対して過去に遡る時刻及び/又は日付(例えば1ヶ月)に基づいて、1から小さくなっていくスライディングスケールが過去の共同存在に対して適用されることが可能である。このようにして、例えば、当該ユーザーとより最近に共有オンライン空間において共同して存在するメンバーは、当該メンバーとより親しい関係を有するメンバーを表すことができる。
[0030] 上記の例は最近度係数を決定する1つの実施態様に過ぎないということが認識されるだろう。また、当業者は最近度係数を決定するための代替手法を考案することができるということが予想される。例えば、現在の時刻から最近度係数が適用される共同存在の実例までの多くの秒、分、時、又は日を含む最近度係数を用いるといった、付加的な要素又は計算が用いられることができる。
[0031] 例示の実施態様300の314において、相互作用度350を決定するために頻度係数及び最近度係数が組み合わされることが可能である。例えば、ユーザー及びメンバーは、当該ユーザーが共有オンライン空間に存在した直近の10回のうち、共同して4回存在することができる。この例において、最近度係数は、現在時刻からの1ヶ月に対して1から0までを30の単位で構成された目盛りに分割したスライディングスケールを利用することができる。1番目の共同存在は、現在の共同存在とすることができ(例えば、ユーザー及びメンバーは、現在両方とも共有オンライン空間にログオンしている)、1という最近度係数がこの共同存在に対して適用されることとなる。現在の日よりも前の日に起きる他の共同存在に基づいて、2番目、3番目、及び4番目の共同存在は、それぞれ0.93、0.63、及び0.33という最近度係数を有することができる。
[0032] この例において、頻度係数と最近度係数を組み合わせた結果は、0.289とすることが可能である(例えば、共同存在のそれぞれの頻度について最近度係数を加算して1.0+0.93+0.63+0.33=2.89とし、これを当該ユーザーが存在した総数で除算して2.89/10=0.289とする)。この例は、ユーザー/メンバーが共同して存在する頻度が共同存在の最近度に基づき40%から28.9%まで低減される様子を示している。上記の例は頻度係数と最近度係数を組み合わせる1つの実施態様に過ぎないということが認識されるだろう。また、当業者は相互作用度350を決定するためにこれらの係数を組み合わせる代替手法を考案することができるということが予想される。即ち、特許請求の範囲に記載された対象は前述した例に限定されることを意図されてはいない。
[0033] 別の実施態様では、316において、当該ユーザー及びメンバーについての外部相互作用係数が、1つ又は複数の外部共有オンライン空間において当該ユーザー及びメンバーが共同して存在することに基づく係数を用いて決定されることが可能である。例えば、ユーザーは、1つ又は複数の他の共有オンライン空間(例えば、関係度が決定されたもの以外)のメンバーと1つ又は複数のコネクション又は相互作用を共有することができる。この例において、上述された手法を用い組み合わせること等によって、他の共有オンライン空間それぞれについてユーザー/メンバーの相互作用度が決定されることが可能である。この例において、他の空間から定まる相互作用度の組み合わせは、外部相互作用度として用いられることが可能である。
[0034] 更に、314において、外部相互作用係数、頻度係数、及び最近度係数を組み合わせることによって当該ユーザー及びメンバーの関係についての相互作用度350が決定されることが可能である。相互作用度350を決定するために他の係数が用いられてよいこと、及び上述された例は本明細書において例証的な目的のために説明されたに過ぎないことは、認識されるであろう。本明細書において説明される手法及びシステムは、これらの例に限定されるものではない。
[0035] 図2の例示の方法200に戻り、208において、当該ユーザーとメンバーとの間のソーシャルネットワークコネクションの数に基づいて当該ユーザー及びメンバーの関係についてのソーシャルネットワーク度が決定される。例えば、当該ユーザー及びメンバーが、ソーシャルネットワーキングウェブサイト上の友人であり、オンライン協力ウェブサイトのメンバーであり、マイクロブログウェブサイト上で互いにフォローし合い、且つ、当該ユーザーが当該メンバーのブログを購読する、ということが可能である。この例において、当該ユーザーとメンバーとの間のこれら4つのコネクションが、ソーシャルネットワーク度を決定するために用いられることが可能である(例えば、4つのコネクション=4というソーシャルネットワーク度)。
[0036] 1つの実施態様において、ユーザーとメンバーの間のソーシャルネットワークコネクションの数に基づいてソーシャルネットワーク度を決定することは、ソーシャルネットワークサイト上でのユーザーとメンバーの間のコネクションの数を決定することを含むことが可能である。例えば、人々の間を繋げるソーシャルネットワーキング専用のウェブサイト(例えばMySpace、Facebook、LinkedIn等)やソーシャルネットワーキングの利用もしているマルチコンテンツのウェブサイト(例えばMSN、Yahoo、Google等)が存在する。この例において、人々は、ほかの人と接続されるためのリクエストを送信し、そのリクエストが受け入れられ、それによりコネクションを作り出すことによって、ソーシャルネットワークサイト上で互いに接続する。ユーザーとメンバーとの間のコネクションの数は、例えばソーシャルネットワーク度の一部分としてカウントされることが可能である。更に、1つの実施態様において、コネクションの数には、直接的なコネクションに接続されたコネクション等の、間接的なコネクションが含まれることができる(例えば、どのくらい離れているかの予め定められた程度によっておそらく上限が設定された、コネクションのコネクション、友人の友人)。
[0037] 更に、ユーザーとメンバーの間のソーシャルネットワークコネクションの数に基づいてソーシャルネットワーク度を決定することは、当該ユーザーによって購読されるオンラインメンバーのフィードの数を決定することを含むことが可能である。例えば、オンラインフィードは、ステータス、ブログ、ニューズレター、及びその他もろもろに対する定期的な更新を含むことが可能である。この例において、概して、フィードは、オンラインで定期的に(例えば規則的又は不規則な間隔で)更新されるある形式の情報を含む。ここで、当該ユーザーが購読(例えばフォロー)している様々なウェブサイト、ブログ等における当該メンバーのステータスの更新等の、メンバーフィードの数が、ソーシャルネットワーク度に向けてカウントされることが可能である。
[0038] 別の実施態様において、(例えば、ユーザーとメンバーはオンラインで様々な方法で互いに相互作用するので)オンラインの更なるコネクション、相互作用、及び/又は相互コンテンツが、1つ又は複数のソーシャルネットワークコネクションを決定するために用いられることができる。例えば、ユーザーは、メンバーの共有オンライン空間(例えばホームページ、Facebookのページ等)に写真で登場しタグ付けされることができ、その逆も同じである。別の例において、メンバーは、共有オンライン空間(例えば当該共有オンライン空間及び/又はサードパーティの共有オンライン空間)におけるユーザーのフィードに対してコメントすることができ、その逆も同じである。加えて、別の例として、ユーザーは、共有オンライン空間を用いて(例えば、オンライン、又は直接に会う形の何れかで)メンバーをイベントに招待することができ、その逆も同じである。この実施態様において、これら(及びその他)のうちの何れか1つ又はその全てが、ソーシャルネットワークコネクションに向けてカウントするために用いられることができ、これによって、ソーシャルネットワーク度に向けてカウントする。即ち、ソーシャルネットワーク度はまた、例えば、互いの写真に登場する、ソーシャルメディア及び/又はフォーラムにおいて互いのステータスについてコメントする、あるサードパーティサービスからソーシャルな繋がりを引き出すといったような、お互いと共通にコンテンツを有しているユーザー及び/又はメンバーを考慮に入れることも、及び/又は、それから影響を受けることもできる。
[0039] 図2の例示の方法200に戻り、210において、共有オンライン空間の当該ユーザーと当該メンバーとの間の関係についての関係度を得るために、相互作用度とソーシャルネットワーク度が組み合わされる。図4は、関係度を決定するための方法の一部分の一実施態様400を示すフロー図である。この実施態様400において、上述されたように(例えば図2の208において)ソーシャルネットワーク度を決定する場合、420において、当該ユーザーとメンバーとの間のソーシャルネットワークコネクションの数が決定される。更に、422において、当該ユーザーによって購読されるメンバーフィードの数が決定される。
[0040] 424において、ソーシャルネットワーク度450を決定するために、コネクションの数が組み合わされる。例えば、もし当該ユーザー及びメンバーが4つのソーシャルネットワークコネクションを有し、且つ当該ユーザーが3つのメンバーフィードを購読しているのであれば、ソーシャルネットワーク度は7とすることが可能である(例えば4+3)。この例示の実施態様400において、関係度452を得るために、426において相互作用度とソーシャルネットワーク度とを乗じることによって、相互作用度(例えば図3の350)がソーシャルネットワーク度450と組み合わせられることが可能である。例えば、7というソーシャルネットワーク度が0.289という相互作用度を乗ぜられて、2.023という関係度をもたらすことが可能である。
[0041] 図2の例示の方法200の212において、この関係度は、共有オンライン空間で用いられるユーザーの特徴的な視覚的表現と関係付けられる。ユーザーの共有オンライン空間の一実施態様において、メンバーがオンラインしている場合に当該ユーザーの視覚的表現が表示される。例えば、図1の106及び198に示されるように単にメンバーの名前を表示する代わりに、当該メンバーの写真又は何らかの他のイメージ等のイメージが、当該ユーザーに関して表示されることが可能である。このようにして、この例において、ユーザーと繋がりのあるメンバーがイメージによってずっと容易に特定されることが可能な、よりユーザーフレンドリーな環境が創造されることができる。この実施態様において、関係度はメンバーのイメージに結び付けられている。
[0042] 214において、複数メンバーの2つ以上の視覚的表現が、利用可能な画面スペースに収まるように、関係度に基づいて当該ユーザーの共有オンライン空間の表示において大きさを調整される。図5は、メンバー表現がオンライン共有空間においてどのように表示されることが可能であるかの例示の一実施態様500を示す図である。この例示の実施態様500は、上述されたようなチャットエリア502と、メンバー表示エリア504とを利用するソーシャルネットワーキングサイトを含むことができる。ここで、メンバー表示エリア504は、共有オンライン空間において当該ユーザーと繋がりを有するそれぞれのメンバーに関する視覚的表現(イメージ)を表示する。
[0043] 上述されたように、このメンバーイメージは、関係度に基づいて、メンバー表示エリア504の利用可能なスペースを満たすように大きさを調整されることが可能である。1つの実施態様において、メンバーの視覚的表現は、第1のメンバー506の視覚的表現が第2のメンバー508の視覚的表現よりも大きくなるように、その大きさを調整されることが可能である。これは、当該第1のメンバーの関係度が当該第2のメンバーの関係度よりも高いためである。即ち、例えば、メンバーイメージのサイズは、より高い関係度を持ったメンバーがより大きなイメージを有するように、関係度に基づいて増大又は減少させられる。
[0044] 1つの実施態様において、メンバーの視覚的表現は、表示504内の所望のサイズに調整されることが可能であり、この調整は、当該所望のサイズに関連付けられた範囲内に入っている関係度に基づいて行うことができる。即ち、この例示の実施態様500において、全てのメンバーの関係度のうち上位3位の関係度を有しているメンバーは、より大きく調整されたイメージ506によって表現されることが可能であり、次に高い4つの関係度を有しているメンバーは、中間サイズのイメージ508によって表現されることが可能であり、その次に高い16の関係度を有しているメンバーは、小さいサイズのイメージ510によって表現されることが可能である。このようにして、例えば、より高い関係度に基づいて当該ユーザーとより親しい関係を有しているメンバーが、所望のサイズ(例えば大中小)を用いてメンバー表示エリア504においてより目立つように表示され、これにより、ユーザーが彼らとより容易に相互作用することができる。
[0045] 別の実施態様において、(例えば図5の表示エリア504におけるような)メンバーの視覚的表現に対して、異なる視覚的処理が適用されることができる。この望ましい視覚的処理は、それぞれのメンバー表現に関連付けられている関係度に基づいて、当該ユーザーのオンライン空間に表示されたメンバーの視覚的表現に対して適用されることが可能である。例えば、サイズではなく(又はサイズと共に)他の方法によってイメージが変更されることが可能である。1つの実施態様において、異なる配色がメンバーのイメージに対して適用されることができ、例えば、当該ユーザーとより高い関係度を有しているメンバーに対してより鮮明な色を使い、スライディングスケール(例えば、トップの3人に対しては鮮明な赤、次の4人に対しては橙色、そしてその次の16人に対しては黄色)を用いてメンバーのイメージに対して配色を適用することができる。
[0046] 別の実施態様において、関係度のスケールの一部分と関係付けられるような、動的な視覚的特性がメンバーイメージに対して適用されることが可能である。例えば、メンバーがより高い関係度を有する場合、彼らのイメージは、アニメーション、動き、及び/又はアクション等(例えば、点滅、色の変更等)のより動的な特性を有することができる。別の実施態様において、メンバーの表示イメージの位置は、関係度のスケールの一部分に依存することが可能である。例えば、メンバーがより高い関係度を有する場合、彼らのイメージは表示エリアのより高い場所に配置されることができ、より低い関係度を持つメンバーについては、彼らのイメージは表示エリアのより低い場所に配置されることができる。
[0047] 1つの側面において、意味的なアプリケーションデータが、メンバー表示エリア(例えば図5の504)に表示されたメンバーの視覚的表現に対して適用されることが可能である。1つの実施態様において、利用可能な意味的なアプリケーションデータを表すバッジの要素が、メンバーの視覚的表現(イメージ)に添付されることが可能である。図6は、意味的なアプリケーションデータがメンバーイメージに対してどのように適用されることが可能であるかの1つの実施態様600を示す要素図である。この例示の実施態様600において、ユーザーの共有オンライン空間のメンバー表示エリア504は、当該ユーザーに繋がっているメンバー506、508、510の視覚的表現を表示する。更に、利用可能な「バッジ」620が、キー及び/又はメニューのタイプとしてユーザーのために表示される。
[0048] 1つの実施態様において、利用可能な意味的なアプリケーションデータは、起動されるとオンラインのアクションがメンバーの視覚的表現上で行われるようにするアプリケーションから成ることが可能である。例えば、星型のバッジ620がメンバー506に対して適用されることができ、そのバッジは、起動される(例えば、メンバーイメージ上でクリックされる、又はメンバーイメージのところへ移動される)と当該メンバーイメージを点滅又はライトアップさせる。別の例として、手の形をしたバッジ620がメンバーの視覚的表現508に対して適用されることができ、そのバッジは、起動されるとメンバーの共有オンライン空間の表示においてその手を当該メンバーに対して揺り動かす。このようにして、ユーザーとメンバーは、実際に「チャット」することなく、お互いと対話することが可能である。
[0049] 別の実施態様において、利用可能な意味的なアプリケーションデータが、当該ユーザーに関する物事を識別することが可能である。例えば、バッジは、メンバーが現在オンラインで何をしているか(例えば、彼らはチャットできるか、忙しいか、何かの仕事をしているか等)、また、メンバーがユーザーへ、当該ユーザー506に適用された封筒の形のバッジ620によって示されるメッセージを送ったか、といったような、当該メンバーのオンラインの活動状態に関する意味的情報を識別することができる。更に、意味的なアプリケーションデータは、共有オンライン空間におけるメンバーの許可に関する意味的情報を識別することが可能である。例えば、当該メンバーはオンライン空間を使用するだけの人であるのか、彼らは管理者であるのか、ヘルパーであるのか、又は編集許可を持つ人であるのか、等である。
[0050] 加えて、意味的なアプリケーションデータは、当該ユーザーの共有オンライン空間への接続方法に関する意味的情報を識別することが可能である。例えば、メンバーは、ラップトップ、ネットブック、モバイルスマートフォン、デスクトップ等を用いて共有オンライン空間にアクセスすることができる。共有オンライン空間への彼らの接続形態を示す、コンピューターや電話620といった様々なバッジが、メンバー506に対して適用されることが可能である。このようにして、例えば、ユーザーは、当該メンバーが自宅に居るのか、仕事中であるのか、又は移動中であるのかを知ることが可能である。
[0051] 例えば、ユーザーに繋がっているメンバー(例えば共有オンライン空間の参加者)がどのように当該ユーザーに対して表示されるかということに適応したユーザーインターフェースを、ユーザーに提供することが可能なシステムが考案されることができる。メンバーのイメージは、そのユーザーとそれぞれのメンバーとの間の関係の強さに基づいて表示されることが可能である。例えば、ユーザーとより親しい関係を有しているメンバーは、少なくともオンライン上においてより疎遠な関係を有するメンバーよりも目立つように表示される。このようにして、例えば、参加者メンバーの提示は、「有機的に」、即ち利用可能なディスプレイスペースにおいて視覚的な不快感を与えることなく多数のメンバー及びその関係に適応しながら、発展し増減していくことが可能である。
[0052] 図7は、共有オンライン空間のユーザーに対して共有オンライン空間のメンバーを提示するための例示のシステム700の要素ブロック図である。データ記憶装置702が、コンピューティングデバイス等に含まれるコンピューターベースの記憶装置752内に設けられ、共有オンライン空間のユーザーとメンバーの間の関係度を決定するのに用いられる情報を記憶する。関係度決定コンポーネント704が、データ記憶装置702と、例えばコンピューティングデバイスに含まれる1つ又は複数のコンピューターベースのプロセッサー754とに動作可能であるように結合される。そしてこの関係度決定コンポーネント704は、データ記憶装置702から情報を取得し、1つ又は複数のプロセッサー754を用いて共有オンライン空間のユーザーとメンバーの間の関係度760を決定する。
[0053] 関係度決定コンポーネント704は、ユーザー及びメンバーが共有オンライン空間において共同して存在することに関する、例えばデータ記憶装置702に記憶された関係情報750等からの情報を利用して相互作用度756を決定する、相互作用度決定コンポーネント706を含む。更に、関係度決定コンポーネント704は、ユーザーによって購読されるメンバーのオンラインフィードに関する情報を使用してソーシャルネットワーク度758を決定する、ソーシャルネットワーク度決定コンポーネント708を含む。加えて、関係度決定コンポーネント704は、当該ユーザー及びメンバーについての相互作用度756とソーシャルネットワーク度758を組み合わせて、関係度760を生成する。
[0054] 関係度関連付けコンポーネント710は、当該関係度を対応するメンバーの視覚的表現と関連付ける。1つの実施態様において、関係度に対応するメンバーの視覚的表現は、データ記憶装置702において識別される(例えばデータ記憶装置に記憶される)ことができ、そのメンバー/ユーザーの関係に対して計算された関係度が、データ記憶装置702において当該メンバーの視覚的表現に添付される(例えば、当該メンバーの視覚的表現と共に記憶される)ことが可能である。別の実施態様において、関係度760(relationship value:RV)は、単に何らかのタグ又は識別子を当該RVに添付することによって、メンバーの視覚的表現と関連付けられることが可能である。
[0055] イメージ調整コンポーネント712は、複数メンバーの2つ以上の各視覚的表現を、利用可能な画面スペースに収まるように、関係度に基づいて当該ユーザーの共有オンライン空間の表示においてサイズ調整する。例えば、1つの実施態様において、メンバーイメージ762がデータ記憶装置702から取得されることが可能であり、イメージ調整コンポーネント712は、当該メンバーイメージに関連付けられたRVに従ってイメージ762をサイズ調整することが可能である。この例において、RVが大きいほど、イメージは、利用可能な表示スペースにおいてより大きくサイズ調整される。
[0056] 1つの実施態様において、本明細書において説明されるシステムの具体化の一部分に関する図8の例示の実施態様800に示されるように、相互作用度決定コンポーネント706は、頻度決定コンポーネント810及び最近度係数決定コンポーネント812を含むことが可能である。この実施態様において、頻度決定コンポーネント810は、共有オンライン空間における共有された共同存在の頻度に基づいて、ユーザー及びメンバーについての頻度係数を決定することが可能である。更に、最近度係数決定コンポーネント812は、現在時刻と比較した共有オンライン空間における共有された共同存在の時間に基づいて、ユーザー及びメンバーについての最近度係数を決定することが可能である。加えて、相互作用度決定コンポーネント706は、頻度係数と最近度係数とを組み合わせて、相互作用度756を生成することが可能である。
[0057] この例示の実施態様800において、ソーシャルネットワーク度決定コンポーネント708は、コネクション決定コンポーネント814及びフィード決定コンポーネント816を含むことが可能である。コネクション決定コンポーネント814は、ソーシャルネットワークサイト上におけるユーザーとメンバーの間のコネクションの数を決定することが可能であり、フィード決定コンポーネント816は、ユーザーによって購読されるオンラインのメンバーフィードの数を決定することが可能である。更に、ソーシャルネットワーク度決定コンポーネント708は、コネクションの数とフィードの数とを組み合わせて、ソーシャルネットワーク度758を決定することが可能である。
[0058] 1つの実施態様において、この例示のシステムは、それぞれのメンバー表現に関連付けられた関係度に基づいてユーザーのオンライン空間860内の表示におけるメンバーの視覚的表現に対して望ましい視覚的処理を適用する、視覚的処理コンポーネント818を含むことができる。即ち、メンバーのイメージをサイズ調整することに代えて、又はそれに加えて、メンバー/ユーザーの関係についてのRVに基づいて一種の階層的体系を識別するように、メンバーイメージが視覚的処理コンポーネント818によって視覚的に変更されることができる。一例として、配色が適用されることができ、イメージが動的に変化させられることができ、又は他の視覚的変更が適用されることが可能である。
[0059] 1つの実施態様において、イメージ調整コンポーネント(例えば図7の712)は、第1のメンバーの関係度が第2のメンバーの関係度よりも高い場合に第1のメンバーの視覚的表現が第2のメンバーの視覚的表現よりも大きくサイズ調整されるように、それぞれの視覚的表現に付与されたRVに従ってユーザーの表示エリア860におけるメンバーの視覚的表現をサイズ調整することが可能である。即ち、例えば、メンバーイメージに対するRVが大きくなるほど、メンバーイメージは、表示エリア860の利用可能なスペースにおいてより大きくサイズ調整される。このようにして、この例において、表示スペースは、存在しているメンバーの数及び当該メンバーについての各RVに従って満たされることが可能である。
[0060] 1つの実施態様において、バッジコンポーネント820がシステム800の例示の実施態様において用いられることが可能であり、このバッジコンポーネント820は、利用可能な意味的なアプリケーションデータを識別するバッジ要素を、表示エリア860内のメンバーの視覚的表現に添付するのに用いられることができる。例えば、メンバーがどのようにして共有オンライン空間に接続されているかをユーザーが知りたいと思う場合、コンピューターを表すバッジが添付されることができ、そのバッジは、デスクトップによってそのメンバーが接続されていることを示す。更に、当該バッジは、起動され、メンバーの表示上において当該メンバーに対して揺り動かすといったような、当該メンバーのイメージ上でアクションを実施することができる。
[0061] 更なる別の実施態様は、本明細書において提示された手法のうちの1つ又は複数を実現するように構成されたプロセッサー実行可能命令を含むコンピューター読み取り可能媒体を伴う。これらの方法で考案されることができる例示のコンピューター読み取り可能媒体が図9に示されている。図9において、実装900はコンピューター読み取り可能媒体908(例えば、CD−R、DVD−R、又はハードディスクドライブのプラッター)を含み、このコンピューター読み取り可能媒体908上にコンピューター読み取り可能データ906がエンコードされている。このコンピューター読み取り可能データ906は更に、本明細書において規定された原理のうちの1つ又は複数に従って動作するように構成されたコンピューター命令904のセットを含む。1つのそのような実施態様において、プロセッサー実行可能命令904は、例えば図2の例示の方法200等の方法902を実施するように構成されることができる。別のそのような実施態様において、プロセッサー実行可能命令904は、例えば図7の例示のシステム700等のシステムを実現するように構成されることができる。本明細書において提示された手法に従って動作するように構成された多くのそのようなコンピューター読み取り可能媒体が、当業者によって考案されることができる。
[0062] 構造的な特徴及び/又は方法論的行為に特有の言い回しで本対象が説明されてきたが、添付された特許請求の範囲において定義される本主題は必ずしも上述された特有の特徴又は行為に限定されるものではない、ということは理解されなければならない。それどころか、上述された特有の特徴又は行為は、特許請求の範囲を具体化する例の形式として開示されているのである。
[0063] 本出願において用いられるように、「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」、「インターフェース」等の用語は、概して、コンピューター関連エンティティ、つまり、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、又は実行中のソフトウェアのいずれかを意味することを意図されている。例えば、コンポーネントは、プロセッサー上で走っているプロセス、プロセッサー、オブジェクト、実行可能データ、実行スレッド、プログラム、及び/又はコンピューターであり得るが、これらに限定されるものではない。実例として、コントローラー上で走っているアプリケーション及び当該コントローラーの両方が、コンポーネントであることが可能である。1つ又は複数のコンポーネントがプロセス及び/又は実行スレッドの内部に存在することができ、コンポーネントは、1つのコンピューター上にローカルに存在すること、及び/又は2つ以上のコンピューター間に分散して存在することができる。
[0064] 更に、特許請求の範囲に記載された対象は、開示された本対象を実現するようにコンピューターを制御するソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、又はそれらの任意の組み合わせを生産するための標準的なプログラミング及び/又はエンジニアリング手法を用いて、方法、装置、又は製造品として実現されることができる。本明細書において用いられる「製造品」という用語は、任意のコンピューター読み取り可能デバイス、キャリア、又は媒体からアクセス可能なコンピュータープログラムを包含することを意図されている。この構成に対して、特許請求の範囲に記載された対象の範囲又は趣旨から逸脱することなく多くの変形が為されることができるということは、当業者は勿論認識するだろう。
[0065] 図10及び以下の議論は、本明細書に記載された規定のうちの1つ又は複数の実施態様を実現するのに相応しいコンピューティング環境について簡潔で概略的な説明を提供する。図10の動作環境は、相応しい動作環境の1つの例に過ぎず、当該動作環境の使用又は機能の範囲に関して如何なる限定を示唆することも意図されたものではない。コンピューティングデバイスの例は、パーソナルコンピューター、サーバーコンピューター、ハンドヘルド型又はラップトップ型デバイス、モバイルデバイス(携帯電話、携帯情報端末(Personal Digital Assistants:PDAs)、メディアプレーヤー等)、マルチプロセッサーシステム、家電製品、ミニコンピューター、メインフレームコンピューター、上記のシステム又はデバイスのうちの任意を含む分散コンピューティング環境、等を含むが、これらに限定されるものではない。
[0066] 必須ではないが、実施形態は、「コンピューター読み取り可能命令」が1つ又は複数のコンピューティングデバイスによって実行される一般的な文脈において説明される。コンピューター読み取り可能命令は、(以下において議論される)コンピューター読み取り可能媒体によって配布されることができる。コンピューター読み取り可能命令は、特定のタスクを実施し又は特定の抽象データ型を実行する、関数、オブジェクト、アプリケーションプログラミングインターフェース(Application Programming Interfaces:APIs)、データ構造等の、プログラムモジュールとして実現されることができる。通常、コンピューター読み取り可能命令の機能は、様々な環境において、望まれたとおりに組み合わせられ、又は分離されることができる。
[0067] 図10は、本明細書において提供された1つ又は複数の実施態様を実現するように構成されたコンピューティングデバイス1012を含むシステム1010の一例を示す。1つの構成において、コンピューティングデバイス1012は、少なくとも1つの処理装置1016及びメモリ1018を含む。コンピューティングデバイスの厳密な構成及びタイプに依存して、メモリ1018は、揮発性(例えばRAM等)、不揮発性(例えばROM、フラッシュメモリ等)、又はこの2つの何らかの組み合わせとすることができる。この構成は、点線1014によって図10に示されている。
[0068] 他の実施態様において、デバイス1012は、付加的な特徴及び/又は機能を含むことができる。例えば、デバイス1012は、磁気記憶装置、光学記憶装置等を含むがそれらには限定されない(例えばリムーバブル及び/又は非リムーバブルの)付加的な記憶装置も含むことができる。そのような付加的な記憶装置は、記憶装置1020によって図10に示されている。1つの実施態様において、本明細書において提供された1つ又は複数の実施態様を実現するためのコンピューター読み取り可能命令は、記憶装置1020内に存在することができる。記憶装置1020はまた、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム等を実現するための、他のコンピューター読み取り可能命令も記憶することができる。コンピューター読み取り可能命令は、例えば、処理装置1016による実行のためにメモリ1018にロードされることができる。
[0069] 本明細書において用いられる「コンピューター読み取り可能媒体」という用語は、コンピューター記憶媒体を含む。コンピューター記憶媒体は、コンピューター読み取り可能命令又は他のデータ等の情報記憶のための任意の方法又は技術で実現された、揮発性及び不揮発性、リムーバブル及び非リムーバブルの媒体を含む。メモリ1018及び記憶装置1020は、コンピューター記憶媒体の例である。コンピューター記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ若しくは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(Digital Versatile Disks:DVDs)若しくは他の光学記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置若しくは他の磁気記憶装置、又は、所望の情報を記憶するために使用されることが可能であり、デバイス1012によってアクセスされることが可能である任意の他の媒体を含むが、これらに限定されるものではない。そのようなコンピューター記憶媒体の如何なるものも、デバイス1012の一部分となり得る。
[0070] デバイス1012はまた、デバイス1012が他のデバイスと通信することを可能にする通信接続1026を含むことができる。通信接続1026は、モデム、ネットワークインターフェースカード(Network Interface Card:NIC)、統合ネットワークインターフェース、無線周波数送信機/受信機、赤外線ポート、USB接続、又はコンピューティングデバイス1012を他のコンピューティングデバイスに接続するための他のインターフェースを含むことができるが、これらに限定されるものではない。通信接続1026は、有線接続又は無線接続を含むことができる。通信接続1026は、通信媒体を送信及び/又は受信することができる。
[0071] 「コンピューター読み取り可能媒体」という用語は、通信媒体を含むことができる。通信媒体は、通常、搬送波又は他の伝送メカニズム等の「変調データ信号」の形でコンピューター読み取り可能命令又は他のデータを包含し、任意の情報配送媒体を含む。「変調データ信号」という用語は、当該信号に情報をエンコードするようなやり方でその特性のうちの1つ又は複数が設定され又は変化させられた信号を含むことができる。
[0072] デバイス1012は、キーボード、マウス、ペン、音声入力デバイス、タッチ入力デバイス、赤外線カメラ、映像入力デバイス、及び/又は任意の他の入力デバイス等の、入力デバイス1024を含むことができる。1つ又は複数のディスプレイ、スピーカー、プリンター、及び/又は任意の他の出力デバイス等の、出力デバイス1022もまたデバイス1022に含まれることができる。入力デバイス1024及び出力デバイス1022は、有線接続、無線接続、又はそれらの任意の組み合わせによって、デバイス1012に接続されることができる。1つの実施態様において、別のコンピューティングデバイスからの入力デバイス又は出力デバイスが、コンピューティングデバイス1012のための入力デバイス1024又は出力デバイス1022として用いられることができる。
[0073] コンピューティングデバイス1012のコンポーネントは、バス等の様々な相互接続によって接続されることができる。そのような相互接続は、PCI Express等の周辺装置コンポーネント相互接続(Peripheral Component Interconnect:PCI)、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus:USB)、firewire(IEEE 1394)、光学バス構造等を含むことができる。別の実施態様において、コンピューティングデバイス1012のコンポーネントは、ネットワークによって相互接続されることができる。例えば、メモリ1018は、ネットワークによって相互接続された異なる物理的な場所に配置された多数の物理的なメモリユニットから構成されることができる。
[0074] コンピューター読み取り可能命令を記憶するのに利用される記憶装置は、ネットワークにわたって分散されることができる、ということを当業者は理解するだろう。例えば、ネットワーク1028を介してアクセス可能なコンピューティングデバイス1030は、本明細書において提供された1つ又は複数の実施態様を実現するためのコンピューター読み取り可能命令を記憶することができる。コンピューティングデバイス1012は、コンピューティングデバイス1030にアクセスして、当該コンピューター読み取り可能命令の一部分又は全部を実行のためにダウンロードすることができる。あるいはまた、コンピューティングデバイス1012は、必要とされる当該コンピューター読み取り可能命令の断片をダウンロードすることができ、又は、コンピューティングデバイス1012においていくつかの命令が実行され、コンピューティングデバイス1030においてまたいくつかの命令が実行されることができる。
[0075] 実施態様の様々な動作が本明細書において提供される。1つの実施態様において、説明された当該動作のうちの1つ又は複数は、1つ又は複数のコンピューター読み取り可能媒体上に記憶されたコンピューター読み取り可能命令を構成することができ、このコンピューター読み取り可能命令は、コンピューティングデバイスによって実行された場合に、当該説明された動作を当該コンピューティングデバイスに実施させる。当該動作のいくつか又は全てが説明される順序は、これらの動作が必然的に順序依存的であるということを意味するように解されるべきではない。この説明の利益を受ける当業者によって、代替の順序付けが認識されるだろう。更に、本明細書において提供された各実施態様に含まれる動作の全てが必須というわけではないということは、理解されるだろう。
[0076] なお、「例示の」という単語は、例、実例、又は例証として役立つということを意味するために、本明細書において用いられている。「例示の」ものとして本明細書において説明された如何なる側面又はデザインも、他の側面又はデザインに対して優れているものと必ずしも解されてはならない。それどころか、例示のという単語の使用は、具体的なやり方で概念を提示することを意図されている。本出願において用いられるように、「又は」という用語は、排他的な「又は」ではなくて包括的な「又は」を意味することを意図されている。即ち、別段の指定が為されるのでない限り、又は文脈から明らかとされているのでない限り、「XはA又はBを利用する」というのは、自然な包括的置換のうちの任意のものを意味することを意図されている。即ち、XがAを利用し、XがBを利用し、又はXがAとBの両方を利用する場合、前述の実例のうちの何れかの下において「XはA又はBを利用する」ということが満たされる。加えて、本出願及び添付された特許請求の範囲において用いられる「a」及び「an」という冠詞は、別段の指定が為されるのでない限り、又は文脈から単数形に向けられていることが明らかとされているのでない限り、一般に、「1つ又は複数」を意味するものと解されることができる。
[0077] また、本開示は1つ又は複数の実施に関して示され、及び説明されてきたが、本明細書及び添付図面の知識と理解に基づいて、これと均等な変更及び修正が、当業者の心に浮かぶだろう。本開示は、そのような全ての修正及び変更を含むものであり、後述の特許請求の範囲によってのみ限定される。上で説明されたコンポーネント(例えば要素、リソース等)によって実施される様々な機能に特に関して、そのようなコンポーネントを説明するために用いられた用語は、別段の指示がない限り、たとえ本明細書で示された本開示の例示的具体化において当該機能を実施する開示構造に対して構造的には均等でなかったとしても、当該説明されたコンポーネントの指定された機能を実施する(例えば、機能的に均等な)任意のコンポーネントに当てはまることを意図されている。加えて、本開示の特定の特徴はいくつかの具体化のうちの1つのみに関して開示されたかもしれないが、そのような特徴は、一定の又は特定の任意の応用にとって望ましくまた優位性のあるその他の実施のうちの1つ又は複数の他の特徴と、組み合わされることができる。更にまた、詳細な説明又は特許請求の範囲の何れかにおいて「含む」、「有している」、「有する」、「と共に」という用語又はそれらの変化形が用いられる範囲において、そのような用語は「含む、備える」という用語と同じように包括的であることを意図されている。

Claims (14)

  1. 共有オンライン空間のメンバーを前記共有オンライン空間のユーザーに対して提示するための方法であって、
    前記共有オンライン空間の前記ユーザーとメンバーの間の関係度を決定するステップであって、
    前記共有オンライン空間において前記ユーザー及びメンバーが共同して存在することに基づいて、ユーザー及びメンバーの関係についての相互作用度を決定するステップと、
    前記相互作用度に基づいて前記関係度を得るステップと、
    を含むステップと、
    前記関係度を前記共有オンライン空間で用いられる前記メンバーの指定された視覚的表現に関連付けるステップと、
    前記ユーザーの共有オンライン空間の表示における複数メンバーの2つ以上の各視覚的表現を、前記関係度に基づいてサイズ調整するステップと、
    を含み、前記相互作用度を決定するステップは、
    前記共有オンライン空間における前記ユーザー及びメンバーの個々の共同存在を識別するステップと、
    前記個々の共同存在に対して、より最近であるほど大きな値を有する最近度係数を適用するステップと、
    前記個々の共同存在のそれぞれに対する前記最近度係数を加算することに基づいて前記相互作用度を得るステップと、
    を含む、方法。
  2. 利用可能な意味的なアプリケーションデータを表すバッジの要素を前記メンバーの前記視覚的表現に添付するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記利用可能な意味的なアプリケーションデータは、起動されると前記メンバーの視覚的表現に関連するオンラインアクションの実行を開始することが可能であるアプリケーションを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記利用可能な意味的なアプリケーションデータは、前記メンバーのオンラインの活動状態に関する意味的情報、前記共有オンライン空間における前記メンバーの許可に関する意味的情報、前記ユーザーの前記共有オンライン空間への接続方法に関する意味的情報、のうちの1つ又は複数を識別することが可能であるアプリケーションを含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記関係度を決定するステップは、
    前記ユーザーとメンバーの間におけるソーシャルネットワークコネクションの数に基づいて、前記ユーザー及びメンバーの関係についてのソーシャルネットワーク度を決定するステップと、
    前記ユーザー及びメンバーについての前記相互作用度とソーシャルネットワーク度を組み合わせて前記関係度を得るステップと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ユーザーとメンバーの間におけるソーシャルネットワークコネクションの数に基づいて前記ソーシャルネットワーク度を決定する前記ステップは、
    ソーシャルネットワークサイト上での前記ユーザーとメンバーの間のコネクションの数を決定するステップ、
    前記ユーザーとメンバーの間の間接的なコネクションの数を決定するステップ、
    前記ユーザーとメンバーの間で共通なコンテンツを決定するステップ、
    前記ユーザーによって購読されるオンラインメンバーフィードの数を決定するステップ、
    前記ソーシャルネットワーク度を決定するために前記ソーシャルネットワークコネクションを組み合わせるステップ、
    のうちの1つ又は複数を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記相互作用度とソーシャルネットワーク度を組み合わせる前記ステップは、前記相互作用度とソーシャルネットワーク度とを1つに乗じてその積として前記関係度を得るステップを含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記関係度に基づいてメンバーの表現をサイズ調整する前記ステップは、第1のメンバーの関係度が第2のメンバーの関係度よりも高い場合に第1のメンバーの視覚的表現を第2のメンバーの視覚的表現よりも大きくサイズ調整するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  9. それぞれのメンバー表現に関連付けられた前記関係度に基づいて前記ユーザーのオンライン空間内の表示における前記メンバーの視覚的表現に対して望ましい視覚的処理を適用するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  10. 共有オンライン空間のメンバーを前記共有オンライン空間のユーザーに対して提示するためのシステムであって、
    コンピューターベースのデータ記憶装置上に設けられ、前記共有オンライン空間の前記ユーザーとメンバーの間の関係度を決定するのに用いられる情報を記憶するように構成されたデータ記憶装置と、
    前記データ記憶装置及び1つ又は複数のコンピューターベースのプロセッサーに動作可能であるように結合され、前記データ記憶装置から情報を取得し、前記1つ又は複数のプロセッサーを利用して前記共有オンライン空間の前記ユーザーとメンバーの間の関係度を決定するように構成された関係度決定コンポーネントであって、前記ユーザー及びメンバーが前記共有オンライン空間において共同して存在することに関する情報を利用して相互作用度を決定するように構成された相互作用度決定コンポーネントを含み、前記相互作用度に基づいて前記関係度を得るように構成された、関係度決定コンポーネントと、
    前記関係度を対応するメンバーの視覚的表現と関連付けるように構成された関係度関連付けコンポーネントと、
    前記ユーザーの共有オンライン空間の表示における複数メンバーの2つ以上の各視覚的表現を、前記関係度に基づいてサイズ調整するように構成されたイメージ調整コンポーネントと、
    を含み、前記相互作用度決定コンポーネントは、
    前記共有オンライン空間における前記ユーザー及びメンバーの個々の共同存在を識別し、
    前記個々の共同存在に対して、より最近であるほど大きな値を有する最近度係数を適用し、
    前記個々の共同存在のそれぞれに対する前記最近度係数を加算することに基づいて前記相互作用度を得る、
    ように構成された、システム。
  11. 前記関係度決定コンポーネントは、前記ユーザーによって購読される前記メンバーのオンラインフィードに関する情報を利用してソーシャルネットワーク度を決定するように構成されたソーシャルネットワーク度決定コンポーネントを含み、前記ユーザー及びメンバーについての前記相互作用度とソーシャルネットワーク度を組み合わせて前記関係度を生成するように構成された、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記ソーシャルネットワーク度決定コンポーネントは、
    ソーシャルネットワークサイト上における前記ユーザーとメンバーの間のコネクションの数を決定するように構成されたコネクション決定コンポーネントと、
    前記ユーザーによって購読されるオンラインメンバーフィードの数を決定するように構成されたフィード決定コンポーネントと、
    前記コネクションの数と前記フィードの数とを組み合わせて前記ソーシャルネットワーク度を決定するように構成されたソーシャルネットワーク度決定コンポーネントと、
    を含む、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記イメージ調整コンポーネントは、第1のメンバーの関係度が第2のメンバーの関係度よりも高い場合に第1のメンバーの視覚的表現が第2のメンバーの視覚的表現よりも大きくサイズ調整されるように、それぞれの視覚的表現に付与された前記関係度に従って前記ユーザーの表示エリアにおけるメンバーの視覚的表現をサイズ調整するように構成された、請求項10に記載のシステム。
  14. 利用可能な意味的なアプリケーションデータを識別するバッジ要素を前記メンバーの前記視覚的表現に添付するように構成されたバッジコンポーネントを含む、請求項10に記載のシステム。
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