JP5753709B2 - スクロール型流体機械 - Google Patents
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Description
スクロールラップは、それぞれインボリュート曲線で形成され、基礎円中心軸に最も近いラップ部を除いて基礎円中心軸に近い側の内周側から遠い側の外周側に掛けて、揺動スクロール及び固定スクロールの少なくとも一方において、スクロールラップは、該スクロールラップの外周側に傾斜し、そのラップ部と鏡板がなす傾斜角は、外周側に向かうにつれて小さくなり、
前記少なくとも一方のスクロールラップの厚さは、鏡板側から先端側に向けて厚くなっており、
鏡板側に対する先端側の前記厚さの比は、該スクロールラップの内周側から外周側に向かう一方向に沿って大きくなっている、ことを特徴とするスクロール型流体機械を提供する。
揺動スクロール及び固定スクロールの少なくとも一方において、スクロールラップは、該スクロールラップの外周側に傾斜しており、
前記少なくとも一方のスクロールラップの厚さは、鏡板側から先端側に向けて厚くなっており、
鏡板側に対する先端側の前記厚さの比は、該スクロールラップの内周側から外周側に向かう一方向に沿って大きくなっており、
前記少なくとも一方のスクロールラップの外面及び内面は、それぞれ、鏡板側から先端側に向けて配置される複数段の凸面及び複数段の凹面を有しており、各凸面及び各凹面は鏡板に対して垂直であり、
他方のスクロールラップが存在する場合、該他方のスクロールラップの外面及び内面は、それぞれ単一の凸面及び単一の凹面によって形成されており、
前記少なくとも一方のスクロールラップに含まれる複数段の凸面間の離間幅及び複数段の凹面間の離間幅は、前記一方向に沿って大きくなっている。
図1−図3を参照して、第1実施形態に係るスクロール式流体機械1の構成を説明する。図1は、スクロール式流体機械1の側断面図である。図2は、揺動スクロール2の平面図である。図3は、固定スクロール3の平面図である。
図10−図12を参照して、第2実施形態に係るスクロール型流体機械1を説明する。第1実施形態では、図9に示されるように、鏡板側Sp(31Tp)に対する先端側Sd(31Td)の歯厚さの比は、中心線展開角が大きくなるにつれて、一律に大きくなっている。一方、第2実施形態では、鏡板側Sp(31Tp)に対する先端側Sd(31Td)の歯厚さの比は、中心線展開角が大きくなるにつれて、一律に大きくなっているわけではない。第2実施形態では、この歯厚さの比は、中心線展開角における曲率半径方向のスクロール2、3の長さ(幅)に比例して変化している。第1実施形態と第2実施形態との相違点は、固定ラップ31の傾きを決定する基準である。以下、スクロール2、3の長さ(幅)と歯厚さとの関係を説明する。
図13を参照して、第3実施形態に係るスクロール型流体機械1を説明する。第1実施形態は、固定ラップ31の外面及び内面を固定鏡板30に対して傾斜させることによって、固定ラップ31を傾けている。これに対して、第3実施形態は、固定ラップ31の外面及び内面を複数段の面によって形成し各段の面の位置を変化させることによって、固定ラップ31を傾けている。第1実施形態と第3実施形態との相違点は、固定ラップ31の外面及び内面の形状だけである。揺動ラップ21の形状は、第1実施形態と第3実施形態との間で同一である。以下、固定ラップ31の外面及び内面の形状を説明する。
図14、図15を参照して、第4実施形態に係るスクロール型流体機械1を説明する。第4実施形態は、第3実施形態の構成に加えて、固定ラップ31の表面に設けられる皮膜40を有している。第4実施形態と第3実施形態との相違点は、皮膜40の存在だけである。したがって、以下、固定ラップ31の表面に設けられる皮膜40を説明する。
本実施形態は、次の変形構成を採用できる。
2 揺動スクロール
3 固定スクロール
20 揺動スクロール鏡板
21 揺動スクロールラップ
30 固定スクロール鏡板
31 固定スクロールラップ
40 皮膜
C 圧縮室又は膨張室
121(n)Fe (揺動ラップの)外面
121(n)Fi (揺動ラップの)内面
131(n)Fe (固定ラップの)外面
131(n)Fi (固定ラップの)内面
31C(n)θe (冷態時の)外面角度
31C(n)θi (冷態時の)内面角度
311Fe 第1凸面
312Fe 第2凸面
313Fe 第3凸面
311Fi 第1凹面
312Fi 第2凹面
313Fi 第3凹面
Se 外周側
Si 内周側
Sp 鏡板側
Sd 先端側
31Td (先端側の)歯厚さ
31Tp (鏡板側の)歯厚さ
Claims (5)
- 揺動スクロールを固定スクロールに対して揺動させることにより、揺動スクロールと固定スクロールとの間に圧縮室又は膨張室を構成し、揺動スクロール及び固定スクロールがそれぞれ、鏡板と該鏡板から突出するスクロールラップとを有している、スクロール型流体機械において、
スクロールラップは、それぞれインボリュート曲線で形成され、基礎円中心軸に最も近いラップ部を除いて基礎円中心軸に近い側の内周側から遠い側の外周側に掛けて、揺動スクロール及び固定スクロールの少なくとも一方において、スクロールラップは、該スクロールラップの外周側に傾斜し、そのラップ部と鏡板がなす傾斜角は、外周側に向かうにつれて小さくなり、
前記少なくとも一方のスクロールラップの厚さは、鏡板側から先端側に向けて厚くなっており、
鏡板側に対する先端側の前記厚さの比は、該スクロールラップの内周側から外周側に向かう一方向に沿って大きくなっている、
ことを特徴とするスクロール型流体機械。 - 各スクロールラップの外面及び内面は、それぞれ単一の凸面及び単一の凹面によって形成されており、
前記一方のスクロールラップの外面及び内面と鏡板とがなす外面角度及び内面角度は、前記一方向に沿って小さくなっている、
請求項1に記載のスクロール型流体機械。 - 揺動スクロールを固定スクロールに対して揺動させることにより、揺動スクロールと固定スクロールとの間に圧縮室又は膨張室を構成し、揺動スクロール及び固定スクロールがそれぞれ、鏡板と該鏡板から突出するスクロールラップとを有している、スクロール型流体機械において、
揺動スクロール及び固定スクロールの少なくとも一方において、スクロールラップは、該スクロールラップの外周側に傾斜しており、
前記少なくとも一方のスクロールラップの厚さは、鏡板側から先端側に向けて厚くなっており、
鏡板側に対する先端側の前記厚さの比は、該スクロールラップの内周側から外周側に向かう一方向に沿って大きくなっており、
前記少なくとも一方のスクロールラップの外面及び内面は、それぞれ、鏡板側から先端側に向けて配置される複数段の凸面及び複数段の凹面を有しており、各凸面及び各凹面は鏡板に対して垂直であり、
他方のスクロールラップが存在する場合、該他方のスクロールラップの外面及び内面は、それぞれ単一の凸面及び単一の凹面によって形成されており、
前記少なくとも一方のスクロールラップに含まれる複数段の凸面間の離間幅及び複数段の凹面間の離間幅は、前記一方向に沿って大きくなっている、
スクロール型流体機械。 - 前記少なくとも一方のスクロールラップの外面上及び内面上に皮膜が設けられており、
該皮膜の材料が、両スクロールラップの材料よりも相対的に軟質であって揺動スクロールの揺動によって削り取られうる材料である、請求項3に記載のスクロール型流体機械。 - 前記厚さの比は、前記少なくとも一方のスクロールラップの展開方向に沿って、前記両スクロールの形状に応じて変化する、
請求項1から4のいずれか1つに記載のスクロール型流体機械。
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