JP5753141B2 - 通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散装置及び方法に係り、特に、通信網において、アクセスポイントから発生するトラヒックの処理を複数の通信装置に分散して処理する場合の負荷を分散するための通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散装置及び方法に関する。
詳しくは、通信網において、アクセスポイントから発生するトラヒックの処理を複数の通信装置に分散するシステムに関する発明である。複数のアクセスポイントを収容しているアクセス通信網(図1に示す)を対象に、各アクセスポイントからのトラヒック量を監視し、災害発生などによる一部のアクセスポイントから大量のトラヒックが発生した場合に、通信網全体のトラヒック処理機能の低下を防ぎつつ、通信装置のトラヒック処理による負荷を分散させるために、大量のトラヒックを発生させるアクセスポイントと、他のアクセスポイントとで、別々に負荷を分散する方法と、その装置に関するものである。
アクセス通信網を対象とした、トラヒック処理による負荷を分散するための通信網の構成については、従来より検討されている。3GPP(Third Generation Partnership Project)では、Iu-flex(3G用の技術)、S1-flex(LTE用の技術)といった、一台のアクセスポイント(基地局)が複数の通信装置に帰属することで、トラヒック処理による負荷を分散するというアクセス通信網の構成について、移動体通信を対象として検討を進めており、通信キャリアに導入されている(例えば、非特許文献1、特許文献1、特許文献2参照)。
従来技術では、アクセス通信網において、一台のアクセスポイントが複数の通信装置に接続しており、また、通信装置も複数のアクセスポイントと接続する構成となっている(図2)。ユーザがアクセスポイントを介して通信を行う場合、アクセスポイントは自律的に接続すべき通信装置を選択する。アクセスポイントがどの通信装置を選択するかについては、ラウンドロビンを用いる方法(例えば、非特許文献1参照)や、アクセス通信網内全ての通信装置の負荷を監視し、一番負荷の小さい通信装置を選択する方法(例えば、特許文献2参照)などがあるが、いずれも、トラヒック処理による負荷を全通信装置に対して均等に分散する方法である。これにより、一台の通信装置では処理しきれないトラヒックがアクセスポイントから発生しても、複数の通信装置にトラヒック処理を分散することで、通信装置で輻輳を起こさずトラヒックを処理することが可能となる。
しかし、災害発生時やイベント開催時などの場合、通信設備設計時の想定を超える大量のトラヒックが一部のアクセスポイントから発生する可能性が考えられる。この場合、アクセス通信網内全ての通信装置にトラヒックを分散しても処理しきれずに、全ての通信装置で同時に輻輳が起こり、アクセス通信網全体のトラヒック処理能力が大幅に低下し、大量のトラヒックが発生しているアクセスポイントを利用しているユーザだけでなく、他のアクセスポイントを利用しているユーザに関しても通信出来ない状態になることが想定される。
特開2008−053870号公報 特開2009−296204号公報
災害発生時、イベント開催時において、アクセス通信網全体のトラヒック処理能力を超えるトラヒックの発生により、全ての通信装置で同時に輻輳が起きることを防ぎつつ、トラヒック処理による負荷を分散することが重要と考えられる。しかし、従来技術では、全ての通信装置でトラヒック処理による負荷が均等になるようにトラヒックを分散しているため、アクセス通信網全体の処理能力を超えるトラヒックが一部のアクセスポイントから発生した場合、全ての通信装置で同時に輻輳が起こり、アクセス通信網全体のトラヒック処理機能が低下する。これにより、他のアクセスポイントを利用しているユーザも通信が出来ない状態になる可能性があり、おける輻輳の影響がアクセス通信網全体に拡大する要因となる。
そのため、トラヒック処理を複数の通信装置に分散する際には、大量のトラヒックが発生しているアクセスポイントと、他のアクセスポイントで、トラヒックを処理する通信装置を別々にし、輻輳が起こる通信装置を一部分に抑えることが必要と考えられる。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、アクセス通信網全体で処理可能な量を超えるトラヒックが一部のアクセスポイントから発生した場合に、他のアクセスポイントにおける通信を確保し、輻輳による影響の拡大を抑えることが可能な通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散装置及び方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明(請求項1)は、アクセス通信網において、アクセスポイントから発生するトラヒックの処理を複数の通信装置に負荷を分散して処理するための、通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散装置であって、
前記アクセス通信網内の前記アクセスポイント及び前記複数の通信装置と接続され、
前記通信装置で処理しているアクセスポイント単位のトラヒック量、大量のトラヒックが発生しているアクセスポイントが帰属する通信装置のAグループと、他のアクセスポイントが帰属する通信装置のBグループの各グループリストを格納する記憶手段と、負荷量監視手段と、グループ計算手段と、グループ解除手段とを有し、
前記負荷量監視手段は、
前記記憶手段の前記アクセス通信網の通信装置のトラヒック量に基づいて、該アクセス通信網の全ての通信装置の現在の負荷量の和を算出し、該現在の負荷量の和が所定の閾値以下である場合は、前記グループ解除手段を呼び出し、該現在の負荷量の和が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループリストのAグループに属している通信装置における現在の最大負荷量を算出し、該最大負荷量が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループ計算手段を呼び出す手段を有し、
前記グループ計算手段は、
前記負荷量監視手段からの呼び出しにより起動され、前記記憶手段のAグループのグループリストに通信装置及びアクセスポイントがある場合は、該Aグループから負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを前記記憶手段のBグループのグループリストに設定し、該Aグループに属している全てのアクセスポイントの負荷量を処理可能な最小の通信装置の数nを算出し、該通信装置の数nが該Aグループ及び該Bグループの全装置台数より少ない場合は、n個の通信装置を該Aグループのグループリストに設定し、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリストを送信する手段を有し、
前記グループ解除手段は、
前記負荷量監視手段からの呼び出しにより起動され、前記記憶手段のBグループのグループリストに属する全ての通信装置及びアクセスポイントを前記Aグループのグループリストに設定し、前記記憶手段の前記グループリストを更新し、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリストを送信する手段を有する。
本発明(請求項2)は、アクセス通信網において、アクセスポイントから発生するトラヒックの処理を複数の通信装置に負荷を分散して処理するための、通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散装置であって、
前記アクセス通信網内の前記アクセスポイント及び前記複数の通信装置と接続され、
前記通信装置で処理しているアクセスポイント単位のトラヒック量、大量のトラヒックが発生しているアクセスポイントが帰属する通信装置のAグループと、他のアクセスポイントが帰属する通信装置のBグループの各グループリストを格納する記憶手段と、負荷量監視手段と、グループ計算手段と、グループ解除手段と、重み情報計算手段と、を有し、
前記負荷量監視手段は、
前記記憶手段の前記アクセス通信網の通信装置のトラヒック量に基づいて、該アクセス通信網の全ての通信装置の現在の負荷量の和を算出し、該現在の負荷量の和が所定の閾値以下である場合は、前記グループ解除手段を呼び出し、該現在の負荷量の和が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループリストのAグループに属している通信装置における現在の最大負荷量を算出し、該最大負荷量が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループ計算手段を呼び出す手段を有し、
前記グループ計算手段は、
前記負荷量監視手段からの呼び出しにより起動され、前記記憶手段のAグループのグループリストに通信装置及びアクセスポイントがある場合は、該Aグループから負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを前記記憶手段のBグループのグループリストに設定し、該Aグループに属している全てのアクセスポイントの負荷量を処理可能な最小の通信装置の数nを算出し、該通信装置の数nが該Aグループ及び該Bグループの全装置台数より少ない場合は、n個の通信装置を該Aグループのグループリストに設定し、前記重み情報計算手段を呼び出して、該Aグループ及び該Bグループの重み情報を取得して、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリストと該重み情報を送信する手段を有し、
前記グループ解除手段は、
前記負荷量監視手段からの呼び出しにより起動され、前記記憶手段のBグループのグループリストに属する全ての通信装置及びアクセスポイントを前記記憶手段のAグループのグループリストに設定し、前記記憶手段の前記グループリストを更新し、前記重み情報計算手段を呼び出して、該Aグループの重み情報を取得し、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリスト及び該Aグループの重み情報を送信する手段を有し、
前記重み情報計算手段は、
前記グループ計算手段及び前記グループ解除手段からの呼び出しにより起動され、該グループ計算手段で設定された前記グループリストと各通信装置の負荷量に基づいて、前記Aグループの通信装置一台毎に分散するトラヒック割合と前記Bグループの通信装置一台毎に分散するトラヒック割合を求め、トラヒック処理が分散するように重み情報を設定する手段を有する。
本発明(請求項3)は、アクセス通信網において、アクセスポイントから発生するトラヒックの処理を複数の通信装置に負荷を分散して処理するための、通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散装置であって、
前記アクセス通信網内の前記アクセスポイント及び前記複数の通信装置と接続され、
前記通信装置で処理しているアクセスポイント単位のトラヒック量、大量のトラヒックが発生しているアクセスポイントが帰属する通信装置のAグループと、他のアクセスポイントが帰属する通信装置のBグループの各グループリストを格納する記憶手段と、通信処理手段と、負荷量監視手段と、グループ計算手段と、グループ解除手段とを有し、
前記通信処理手段は、
前記アクセス通信網内の通信装置と同様にトラヒック処理を行う手段を有し、
前記負荷量監視手段は、
前記記憶手段の前記アクセス通信網の通信装置及び前記通信処理手段のトラヒック量に基づいて、該アクセス通信網の全ての通信装置の現在の負荷量の和を算出し、該現在の負荷量の和が所定の閾値以下である場合は、前記グループ解除手段を呼び出し、該現在の負荷量の和が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループリストのAグループに属している通信装置における現在の最大負荷量を算出し、該最大負荷量が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループ計算手段を呼び出す手段を有し、
前記グループ計算手段は、
前記負荷量監視手段からの呼び出しにより起動され、前記記憶手段のAグループのグループリストに通信装置及びアクセスポイントがある場合は、該Aグループから負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを前記記憶手段のBグループのグループリストに設定し、該Aグループに属している全てのアクセスポイントの負荷量を処理可能な最小の通信装置の数nを算出し、該通信装置の数nが該Aグループ及び該Bグループの全装置台数より少ない場合は、n個の通信装置を該Aグループのグループリストに設定し、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリストを送信する手段を有し、
前記グループ解除手段は、
前記負荷量監視手段からの呼び出しにより起動され、前記記憶手段のBグループのグループリストに属する全ての通信装置及びアクセスポイントを前記記憶手段のAグループのグループリストに設定し、前記記憶手段の前記グループリストを更新し、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリストを送信する手段を有する。
本発明(請求項4)は、アクセス通信網において、アクセスポイントから発生するトラヒックの処理を複数の通信装置に負荷を分散して処理するための、通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散装置であって、
前記アクセス通信網内の前記アクセスポイント及び前記複数の通信装置と接続され、
前記通信装置で処理しているアクセスポイント単位のトラヒック量、大量のトラヒックが発生しているアクセスポイントが帰属する通信装置のAグループと、他のアクセスポイントが帰属する通信装置のBグループの各グループリストを格納する記憶手段と、通信処理手段と、負荷量監視手段と、グループ計算手段と、グループ解除手段と、重み情報計算手段と、を有し、
前記通信処理手段は、
前記アクセス通信網内の通信装置と同様にトラヒック処理を行う手段を有し、
前記負荷量監視手段は、
前記記憶手段の前記アクセス通信網の通信装置及び前記通信処理手段のトラヒック量に基づいて、該アクセス通信網の全ての通信装置の現在の負荷量の和を算出し、該現在の負荷量の和が所定の閾値以下である場合は、前記グループ解除手段を呼び出し、該現在の負荷量の和が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループリストのAグループに属している通信装置における現在の最大負荷量を算出し、該最大負荷量が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループ計算手段を呼び出す手段を有し、
前記グループ計算手段は、
前記負荷量監視手段からの呼び出しにより起動され、前記記憶手段のAグループのグループリストに通信装置及びアクセスポイントがある場合は、該Aグループから負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを前記記憶手段のBグループのグループリストに設定し、該Aグループに属している全てのアクセスポイントの負荷量を処理可能な最小の通信装置の数nを算出し、該通信装置の数nが該Aグループ及び該Bグループの全装置台数より少ない場合は、n個の通信装置を該Aグループのグループリストに設定し、前記重み情報計算手段を呼び出して、該Aグループ及び該Bグループの重み情報を取得して、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリストと該重み情報を送信する手段を有し、
前記グループ解除手段は、
前記負荷量監視手段からの呼び出しにより起動され、前記記憶手段のBグループのグループリストに属する全ての通信装置及びアクセスポイントを前記記憶手段のAグループのグループリストに設定し、前記記憶手段の前記グループリストを更新し、前記重み情報計算手段を呼び出して、該Aグループの重み情報を取得し、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリスト及び該Aグループの重み情報を送信する手段を有し、
前記重み情報計算手段は、
前記グループ計算手段及び前記グループ解除手段からの呼び出しにより起動され、該グループ計算手段で設定された前記グループリストと各通信装置の負荷量に基づいて、前記Aグループの通信装置一台毎に分散するトラヒック割合と前記Bグループの通信装置一台毎に分散するトラヒック割合を求め、トラヒック処理が分散するように重み情報を設定する手段を有する。
本発明では、災害発生時、イベント開催時にアクセス通信網全体のトラヒック処理能力を超えるトラヒックが一部のアクセスポイントから発生することを想定している。この想定のもと、本発明を用いることで、一部のアクセスポイントから大量のトラヒックが発生した場合でも、これらのアクセスポイントが帰属する通信装置と、他のアクセスポイントが帰属する通信装置が分けられているため、トラヒック量が通常なアクセスポイントを利用しているユーザの通信を確保しつつ、トラヒック処理による負荷を分散することができると考えられる。
これによって、アクセス網全体における輻輳による影響の範囲拡大を抑える効果があると考えられる。
アクセス通信網の例である。 アクセスポイントと通信装置の接続例である。 本発明の第1の実施の形態におけるシステム構成図である。 本発明の第1の実施の形態におけるグループ調整装置の内部構成図である。 本発明の第1の実施の形態における負荷量監視部の動作のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるグループ計算部の動作のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるグループ解除部の動作のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるグループ調整装置の機能開始時に必要な初期動作のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるグループ調整装置の構成図である。 本発明の第2の実施の形態におけるグループ計算部の動作のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における重み情報計算部の動作のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるグループ解除部の動作のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態におけるシステム構成図である。 本発明の第3の実施の形態における調整機能付通信装置の構成図である。 本発明の第3の実施の形態における負荷量監視部の動作のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態におけるグループ計算部の動作のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における調整機能付通信装置の機能開始時に必要な初期動作のフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における調整機能付通信装置の構成図である。 本発明の第4の実施の形態におけるグループ計算部の動作のフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における重み情報計算部の動作のフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態におけるグループ解除部の動作のフローチャートである。 評価に用いたアクセス通信網の例である。 従来技術と本発明のアクセス通信網全体における呼損率の比較である。 従来技術と本発明のAグループに属するアクセスポイント(a〜d)における呼損失の比較である。 従来技術と本発明のBグループに属するアクセスポイント(e)における呼損率の比較である。 従来技術と本発明のアクセス通信網全体における完了呼数の比較である。 従来技術と本発明のアクセス通信網全体における不完了呼数の比較である。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施の形態]
図3は、本発明の第1の実施の形態におけるシステム構成図である。
同図に示すシステムは、グループ調整装置100と複数の通信装置10と複数のアクセスポイント20から構成される。
従来技術とは以下の点が異なる。
大量のトラヒックが発生しているアクセスポイントが帰属する通信装置のグループと、他アクセスポイントが帰属する通信装置のグループを設定し、全てのアクセスポイントに対して、帰属する通信装置グループを通知するための装置として、グループ調整装置100をアクセス通信網内に設置する。グループ調整装置100は、アクセスポイント20と接続され、帰属する通信装置グループのリストを送信する。通信装置グループのリストを受信したアクセスポイント20は、リストに記載されている通信装置10に対して、ラウンドロビン等を用いたトラヒック処理の分散を実施する。また、グループ調整装置100は通信装置10とも接続され、アクセスポイント単位で処理しているトラヒック量のデータを定期的に受信し、通信装置10のトラヒック量が予め設定されている閾値を超えた場合、通信装置10、および、アクセスポイント20のグループ設定を実施する。
以下にグループ調整装置100Aについて詳細に説明する。
図4は、本発明の第1の実施の形態におけるグループ調整装置の内部構成を示す。
グループ調整装置100Aは、負荷量監視部110、グループ計算部120、グループ解除部130、記憶部140を有する。
負荷監視部110は、通信装置10で処理しているトラヒック量をアクセスポイント単位で監視し、負荷量閾値Zと現在の各通信装置の負荷量を比較する。
グループ計算部120は、負荷量が増加しているアクセスポイントと、他のアクセスポイントとで、帰属する通信装置のグループを記憶部140内のグループリストに設定し、帰属する通信装置のグループリストをアクセスポイント20に送信する。
グループ解除部130は、通信装置10、アクセスポイントのグループ設定を解除し、全ての通信装置に帰属するとした通信装置のグループリストをアクセスポイント20に送信する。
記憶部140は、調整フラグ(Y)、負荷閾値(Z)、通信装置/アクセスポイントグループリストA、通信装置/アクセスポイントグループリストBを保持する。また、この他に、図示しないが、負荷監視部110で取得した通信装置10で処理しているアクセスポイント単位のトラヒック量を保持しているものとする。
グループは2種類用意し(A、B)、初期設定時には、全ての通信装置(N台あるとする)10、アクセスポイント20はAグループに属するものとする。グループ調整装置100Aが起動されると、トラヒック量が急増したアクセスポイントと、そのトラヒックを処理する通信装置をBグループ、他のアクセスポイントと通信装置をAグループに設定し、各グループ内で均等にトラヒック処理の分散を実施する。ここで、「トラヒック量の急増」とは、今回取得したトラヒック量−前回取得したトラヒック量>所定の値となっている場合を指す。
図5は、本発明の第1の実施の形態における負荷量監視部の動作のフローチャートである。
負荷量監視部110では、全通信装置の負荷量(例:通信装置内で処理しているトラヒック量)、および、前回監視した時点からの負荷量の増加分をアクセスポイント単位で定期的に監視し、記憶部140に格納している。調整フラグY>0である場合は(ステップ101,Yes)、負荷量監視部110は、通信装置10のトラヒック量を取得し(ステップ102)、記憶部140の通信装置/アクセスポイントグループリストA及び通信装置/アクセスポイントグループリストB を参照して、A、Bグループに属している全て(N台)の通信装置10の現在の負荷量の和ΣZ'を算出する(ステップ103)。ΣZ'<N台分のN×Z(負荷閾値)であれば(ステップ104,Yes)、アクセスポイント20のグループ設定を解除するためにグループ解除部130を呼び出して、アクセスポイントのグループ設定を解除する(ステップ105)。負荷量閾値Zは固定値であり、事前に記憶部140に格納しておく。
一方、ΣZ'≧N台分のN×Z(負荷閾値)であれば(ステップ104,No)、Aグループに属する通信装置10の負荷量から最大のものを負荷量Z'maxとして算出し(ステップ106)、記憶部140の保持データである負荷量閾値Zと比較する(ステップ107)。Z'max >Z だった場合(ステップ107,Yes)、アクセスポイント20のグループ分けをするために、グループ計算部120を呼び出し、負荷量が増加したアクセスポイントと他のアクセスポイントとでグループ分けを実施する(ステップ108)。また、調整機能フラグYが0の場合(ステップ101、No)、グループ解除部130を呼び出しアクセスポイントのグループ設定を解除して、グループ調整機能を停止する(ステップ109)。
図6は、本発明の第1の実施の形態におけるグループ計算部の動作のフローチャートである。
グループ計算部120は、負荷量監視部110に呼び出される形で起動される。グループ計算部120では、まず、記憶部140の通信装置/アクセスポイントグループリストAを参照し、Aグループに属する通信装置、アクセスポイントが存在するかを確認し(ステップ201)、存在しなかった場合(ステップ201,No) 、全てのアクセスポイントで大量のトラヒックが発生していると判断し、当該グループ計算部120の処理を終了する。Aグループに属する通信装置、アクセスポイントが存在した場合(ステップ201,Yes)、Aグループに属するアクセスポイントの中から負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを、通信装置/アクセスポイントグループリストBに設定する(ステップ202)。Aグループに属するアクセスポイントの負荷量を処理可能な最小の通信設備数nを算出し(ステップ203)、全装置台数Nと比較する(ステップ204)。
n>N だった場合(ステップ204,No)、再度通信装置/アクセスポイントグループリストAに属するアクセスポイントの中から負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを通信装置/アクセスポイントグループリストBに設定した上でnを計算し直す(ステップ201に戻る)。n ≦ N だった場合(ステップ204,Yes)、n台の通信装置を通信装置/アクセスポイントグループリストAに設定し、残りの通信装置を通信装置/アクセスポイントグループリストBに設定する(ステップ205)。グループ設定を有効にするために、各アクセスポイントに対して、帰属する通信装置のグループリストを送信する(ステップ206)。
図7は、本発明の第1の実施の形態におけるグループ解除部の動作のフローチャートである。
グループ解除部130は、負荷量監視部110に呼び出される形で起動される。グループ解除部130では、通信装置/アクセスポイントグループリストB に存在する全ての通信装置、アクセスポイントを通信装置/アクセスポイントグループリストAに設定する(ステップ301)。グループ設定を有効にするために、各アクセスポイントに対して、帰属する通信装置のグループリストを送信する。これにより、グループリストを受信したアクセスポイントでは、当該装置内の通信装置グループリストを更新する(ステップ302)。
図8は、本発明の第1の実施の形態におけるグループ調整装置の機能開始に必要な初期動作フローチャートである。
グループ調整装置100Aの機能を始動させるためには、記憶部140の調整機能フラグYを1に設定する(ステップ401)。次に、負荷量監視部110を動作させて、通信装置の負荷量が負荷量閾値Zを超えるまで待機する(ステップ402)。なお、グループ調整装置100の機能を停止する際には、調整機能フラグYを0に設定することで、グループ設定が解除され、負荷量監視部110の機能が停止する。
[第2の実施の形態]
本実施の形態のシステム構成は第1の実施の形態の図3と同様である。
従来の技術とは以下の点が異なる。
大量のトラヒックが発生しているアクセスポイントが帰属する通信装置のグループと、他のアクセスポイントが帰属する通信装置のグループを設定し、全てのアクセスポイントに対して、帰属する通信装置のグループと、帰属する通信装置に対して分散するトラヒック量の割合(重み情報)を、通知するための装置としてグループ調整装置100をアクセス通信網内に設置する。グループ調整装置100Bは、アクセスポイント20と接続され、帰属する通信装置10のグループと重み情報のリストを送信する。通信装置グループのリストを受信したアクセスポイント20は、リストに記載されている通信装置に対して、重み情報を基にした重み付けラウンドロビン等を用いたトラヒック処理の分散を実施する。また、グループ調整装置100Bは通信装置10とも接続し、アクセスポイント単位で処理しているトラヒック量のデータを定期的に受信し、通信装置10のトラヒック量が予め設定されている閾値を超えた場合、通信装置10、および、アクセスポイント20のグループ設定を実施する。
図9は、本発明の第2の実施の形態におけるグループ調整装置の構成を示す。同図において、図4の構成と同一部分には同一符号を付す。
図9に示すグループ調整装置100Bは、負荷量監視部110、グループ計算部120、重み情報計算部150、グループ解除部130、記憶部140を有する。図9に示す構成は、図4の構成に重み情報計算部150が付加された構成である。
負荷量監視部110は、通信装置10で処理しているトラヒック量をアクセスポイント単位で監視し、負荷量閾値Zと現在の各通信装置の負荷量を比較する。
グループ計算部120は、負荷量が増加しているアクセスポイントと、他のアクセスポイントとで、帰属する通信装置のグループを記憶部140内のグループリストに設定し、帰属する通信装置のグループリストと重み情報をアクセスポイント20に送信する。
重み情報計算部150は、グループ計算部120で設定したグループリストと各通信装置10の負荷量を基に、重み情報を算出する。
グループ解除部130は、通信装置10、アクセスポイント20のグループ設定を解除し、全ての通信装置に帰属するとした通信装置のグループリストをアクセスポイント20に送信する。
記憶部140は、調整フラグ(Y)、負荷閾値(Z)、通信装置/アクセスポイントグループリストA、通信装置/アクセスポイントグループリストBを保持する。また、この他に、図示しないが、負荷監視部110で取得した通信装置10で処理しているアクセスポイント単位のトラヒック量を保持しているものとする。
以下では、グループは2種類用意し(A,B)、初期設定時には、全ての通信装置(N台あるとする)、アクセスポイントはAグループに属する。グループ調整装置100Bが起動されると、トラヒック量が急増したアクセスポイントと、そのトラヒックを処理する通信装置(NB台あるとする)をBグループとし、他のアクセスポイント、通信装置(NA台あるとする)をAグループに設定する。Aグループに属するアクセスポイントでは、Aグループに属する通信装置に対して均等にトラヒック処理の分散を実施する。Bグループに属するアクセスポイントでは、Bグループに属する通信装置だけでなく、Aグループの通信装置の負荷量に余裕がある場合は、Aグループの通信装置も含めて、トラヒック処理の分散を実施する。
以下に、上記の構成における動作を説明する。
負荷量監視部110の動作は、第1の実施の形態の図5に示す動作と同様であるため、その説明を省略する。
図10は、本発明の第2の実施の形態におけるグループ計算部の動作のフローチャートである。
グループ計算部120は、負荷量監視部110に呼び出される形で起動される。グループ計算部120では、まず、記憶部140の通信装置/アクセスポイントグループリストAを参照し、Aグループに属する通信装置、アクセスポイントが存在するかを確認し(ステップ501)、存在しなかった場合(ステップ501,No)、全てのアクセスポイントで大量のトラヒックが発生していると判断し、当該グループ計算部120の処理を終了する。Aグループに属する通信装置、アクセスポイントが存在した場合(ステップ501,Yes)、Aグループに属するアクセスポイントの中から負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを通信装置/アクセスポイントグループリストB に設定する(ステップ502)。Aグループに属するアクセスポイントの負荷量を処理可能な、最小の通信設備数nを算出し(ステップ503)、全装置台数Nと比較する(ステップ504)。n>N だった場合(ステップ504、No)、再度通信装置/アクセスポイントグループリストAに属するアクセスポイントの中から負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを通信装置/アクセスポイントグループリストBに設定した上でnを計算し直す(ステップ501に戻る)。n ≦ N だった場合(ステップ504,Yes)、n台の通信装置を通信装置/アクセスポイントグループリストAに設定し(ステップ505)、残りの通信装置を通信装置/アクセスポイントグループリストBに設定する(ステップ506)。重み情報計算部を呼び出し、A、Bグループそれぞれの重み情報を取得する(ステップ506)。グループ設定を有効にするために、全てのアクセスポイントに対して、帰属する通信装置のグループリスト、および、重み情報を送信する。これにより、アクセスポイント20は、通信装置グループリストと重み情報を更新する(ステップ507)。
図11は、本発明の第2の実施の形態における重み情報計算部の動作のフローチャートである。
重み情報計算部150は、グループ計算部120、および、グループ解除部130に呼び出される形で起動される。重み情報計算部150では、計算対象がAグループかBグループかで、重み情報の計算方法が異なる。
計算対象がAグループの場合(ステップ601,No)、記憶部140の通信装置/アクセスポイントグループリストAを参照して、Aグループに属するアクセスポイントがAグループに属する全ての通信装置に対して1/NAの割合でトラヒック処理を分散するように重み情報を設定する(ステップ602)。
計算対象がBグループの場合(トラヒック量が急増したアクセスポイントと、そのトラヒックを処理する通信装置(NB台あるとする)があるグループ)(ステップ601,Yes)、通信装置のトラヒック量を基に、通信装置/アクセスポイントグループリストAにおける一台の通信装置にかかる現在の負荷量Z'A(Bグループのアクセスポイントから分散されたトラヒック分は除く)と、通信装置/アクセスポイントグループリストBにおける一台の通信装置にかかる負荷量Z'Bを算出する(ステップ603)。負荷量閾値Zを用いて、Z−Z'A=T×Z'BとなるようにT([0≦T<1])を算出する(ステップ604)。TはAグループに属する通信装置全体に分散可能なトラヒックの割合を表しており、Tを用いてAグループの通信装置一台毎に分散するトラヒックの割合WA(=T/NA)と、Bグループの通信装置一台毎に分散するトラヒックの割合WB(=(1−T)/NB)を算出し(ステップ605)、Bグループに属するアクセスポイントがBグループに属する全ての通信装置に対してWBの割合、Aグループに属する全ての通信装置にWAの割合でトラヒック処理を分散するように重み情報を設定する(ステップ606)。設定した重み情報は、呼び出し元のグループ計算部120、および、グループ解除部130で使用される。
図12は、本発明の第2の実施の形態におけるグループ解除部の動作フローチャートである。
グループ解除部130は、負荷量監視部110に呼び出される形で起動される。グループ解除部130では、通信装置/アクセスポイントグループリストBに存在する全ての通信装置、アクセスポイントを通信装置/アクセスポイントグループリストAに設定する(ステップ701)。重み情報計算部150を呼び出し、Aグループの重み情報を取得する(ステップ702)。グループ設定を有効にするために、全てのアクセスポイントに対して、帰属する通信装置のグループリスト、および、重み情報を送信する。これによりアクセスポイント20は、通信装置グループリストと重み情報を更新する(ステップ703)。
本実施の形態におけるグループ調整装置の機能開始に必要な初期動作については、第1の実施の形態における図8のフローチャートと同様であるので、その説明を省略する。
[第3の実施の形態]
図13は、本発明の第3の実施の形態におけるシステム構成を示す。上記の第1、第2の実施の形態では、グループ調整装置100を通信装置及びアクセスポイントと接続したシステム構成であったが、本実施の形態では、調整機能付き通信装置200をアクセス通信網内に設け、通信装置10、アクセスポイント20と接続した構成である。
従来技術とは以下の点が異なる。
大量のトラヒックが発生しているアクセスポイントが帰属する通信装置のグループと、他のアクセスポイントが帰属する通信装置のグループを設定し、全てのアクセスポイントに対して、帰属する通信装置のグループを通知するための機能を持つ通信装置として、調整機能付通信装置200をアクセス通信網内に設置する。調整機能付通信装置200は、アクセスポイントと接続し、帰属する通信装置グループのリストを送信する。通信装置グループのリストを受信したアクセスポイントは、リストに記載されている通信装置に対してラウンドロビン等を用いたトラヒック処理の分散を実施する。また、調整機能付通信装置200は他の通信装置とも接続し、アクセスポイント単位で処理しているトラヒック量のデータを定期的に受信し、通信装置のトラヒック量が予め設定されている閾値を超えた場合、通信装置のグループ設定を実施する。
図14は、本発明の第3の実施の形態における調整機能付通信装置の構成を示す。
調整機能付通信装置200aは、通信処理部210、負荷量監視部220、グループ計算部230、グループ解除部240、記憶部250を有する。
通信処理部210は、他の通信装置と同様にトラヒック処理を行う機能を有する。
負荷量監視部220は、通信装置10、および、通信処理部210で処理しているトラヒック量をアクセスポイント単位で監視し、負荷量閾値Zと現在の各通信装置の負荷量を比較する。
グループ計算部230は、負荷量が増加しているアクセスポイントと、他のアクセスポイントとで、帰属する通信装置のグループを記憶部250内のグループリストに設定し、帰属する通信装置のグループリストをアクセスポイントに送信する。
グループ解除部240は、通信装置10、アクセスポイント20のグループ設定を解除し、全ての通信装置に帰属するとした通信装置のグループリストをアクセスポイント20に送信する。
記憶部250は、機能フラグ(Y)、負荷閾値(Z)、通信装置/アクセスポイントグループリストA、通信装置/アクセスポイントグループリストBを保持する。また、この他に、図示しないが、負荷監視部110で取得した通信装置10で処理しているアクセスポイント単位のトラヒック量を保持しているものとする。
以下の説明では、グループは2種類用意し(A、B)、初期設定時には、調整機能付通信装置200aを含めた全ての通信装置(N台あるとする)、アクセスポイントはAグループに属するものとする。調整機能付通信装置200Aが起動されると、トラヒック量が急増したアクセスポイントと、そのトラヒックを処理する通信装置をBグループ、他のアクセスポイント、通信装置をAグループに設定し、各グループ内で均等にトラヒック処理の分散を実施するものとする。
通信処理部210では、他の一般的な通信装置と同様に、トラヒックの処理を実施する。
図15は、本発明の第3の実施の形態における負荷量監視部の動作のフローチャートである。
負荷量監視部220では、記憶部140の調整機能フラグ(Y)が0である場合は、ステップ809に移行し、そうでない場合は(ステップ801,Yes)、全ての通信装置10と通信処理部210の負荷量(例:通信装置内で処理しているトラヒック量)、および、前回監視した時点からの負荷量の増加分をアクセスポイント単位で定期的に監視し、通信装置10と通信処理部210のトラヒック量を取得する(ステップ802)。記憶部250の通信装置/アクセスポイントグループリストA及び通信装置/アクセスポイントグループリストB を参照して、A、Bグループに属している全ての通信装置の負荷量の和ΣZ'を算出し(ステップ803)、Zと比較する(ステップ804)。ΣZ'<N×Z だった場合(ステップ804,Yes)、グループ解除部240を呼び出し、アクセスポイントのグループ設定を解除する(ステップ805)。負荷量閾値Zは固定値であり、事前に設定しておく。
ΣZ'≧ N×Z だった場合(ステップ804,No)、負荷量監視部220は、通信装置/アクセスポイントグループリストA(Aグループ)に属している通信装置の負荷量から最大のものを負荷量Z'maxとして算出し(ステップ806)、記憶部250に格納されている負荷量閾値Zと比較する(ステップ807)。Z'max> Z だった場合(ステップ807,Yes)、グループ計算部230を呼び出し、負荷量が増加したアクセスポイントと他のアクセスポイントとのグループ分けを実施する(ステップ808)。
上記のステップ801において、調整機能フラグYが0の場合(ステップ801,No)、グループ解除部240を呼び出し、アクセスポイントのグループ設定を解除して、グループ調整機能を停止する(ステップ809)。
図16は、本発明の第3の実施の形態におけるグループ計算部の動作のフローチャートである。
グループ計算部230は、負荷量監視部220に呼び出される形で起動される。グループ計算部230では、まず、記憶部250の通信装置/アクセスポイントグループリストAを参照してAグループに属する通信装置、アクセスポイントが存在するかを確認し(ステップ901)、存在しなかった場合(ステップ901,No)、全てのアクセスポイントで大量のトラヒックが発生していると判断し、当該グループ計算部230の処理を終了する。Aグループに属する通信装置、アクセスポイントが存在した場合(ステップ901,Yes)、Aグループに属するアクセスポイントの中から負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを通信装置/アクセスポイントグループリストBに設定する(ステップ902)。通信装置/アクセスポイントグループリストAに属するアクセスポイントの負荷量を処理可能な、最小の通信設備数nを算出し(ステップ903)、全装置台数Nと比較する(ステップ904)。n>N だった場合(ステップ904,No)、再度通信装置/アクセスポイントグループリストAに属するアクセスポイントの中から負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを通信装置/アクセスポイントグループリストBに設定した上でnを計算し直す(ステップ901に戻る)。n ≦ N だった場合(ステップ904,Yes)、n台の通信装置を通信装置/アクセスポイントグループリストAに設定し、残りの通信装置を通信装置/アクセスポイントグループリストBに設定する(n台の通信装置を設定する際に、原則として調整機能付通信装置はAグループに設定する)(ステップ905)。グループ設定を有効にするために、全てのアクセスポイント20に対して、帰属する通信装置のグループリストを送信する。これにより、アクセスポイント20は、通信装置グループリストを更新する(ステップ906)。
グループ解除部240の動作は、第1の実施の形態における図7の処理と同様であるので、その説明を省略する。
図17は、本発明の第3の実施の形態における調整機能付通信装置の機能開始に必要な初期動作のフローチャートである。調整機能付調整装置のグループ調整機能を始動させるためには、第1、第2の実施の形態と同様に、記憶部250の調整機能フラグYを1に設定する。次に、負荷量監視部220を動作させて、通信設備の負荷量が負荷量閾値Zを超えるまで待機する。なお、調整機能付通信装置200aのグループ調整機能を停止する際には、調整機能フラグYを0に設定することで、グループ設定が解除され、負荷量監視部220の機能が停止する。
[第4の実施の形態]
本実施の形態におけるシステム構成は、第3の実施の形態の図13と同様である。
従来技術とは以下の点が異なる。
大量のトラヒックが発生しているアクセスポイントが帰属する通信装置のグループと、他のアクセスポイントが帰属する通信装置のグループを設定し、全てのアクセスポイントに対して、帰属する通信装置のグループと、帰属する通信装置に対して分散するトラヒック量の割合(重み情報)を、通知する機能を持つ通信装置として、調整機能付通信装置200Bをアクセス通信網内に設置する。調整機能付通信装置200Bは、アクセスポイントと接続し、帰属する通信装置グループと重み情報のリストを送信する。通信装置グループのリストを受信したアクセスポイントでは、リストに記載されている通信装置に対して、重み情報を基にした重み付けラウンドロビン等を用いたトラヒック処理の分散を実施する。また、調整機能付通信装置200Bは他の通信装置とも接続し、アクセスポイント単位で処理しているトラヒック量のデータを定期的に受信し、通信装置のトラヒック量が予め設定されている閾値を超えた場合、通信装置のグループ設定を実施する。
図18は、本発明の第4の実施の形態における調整機能付通信装置の構成を示す。同図において、第3の実施の形態の図14の構成と同一部分には同一符号を付す。
同図に示す調整機能付通信装置200Bは、通信処理部210、負荷量監視部220、グループ計算部230、重み情報計算部260、グループ解除部240、記憶部250を有する。
通信処理部210は、他の通信装置と同様にトラヒック処理を行う機能を有する。
負荷量監視部220は、通信装置10、および、通信処理部210で処理しているトラヒック量をアクセスポイント単位で監視し、負荷量閾値Zと現在の各通信装置の負荷量を比較する。
グループ計算部230は、負荷量が増加しているアクセスポイントと、他のアクセスポイントとで、帰属する通信装置のグループを記憶部250内のグループリストに設定し、帰属する通信装置のグループリストと重み情報をアクセスポイントに送信する。
重み情報計算部260は、グループ計算部230で設定したグループリストと各通信装置の負荷量を基に、重み情報を算出する。
グループ解除部240は、通信装置10、アクセスポイント20のグループ設定を解除し、全ての通信装置に帰属するとした通信装置のグループリストをアクセスポイントに送信する。
記憶部250は、機能フラグ(Y)、負荷閾値(Z)、通信装置/アクセスポイントグループリストA、通信装置/アクセスポイントグループリストBを保持する。また、この他に、図示しないが、負荷監視部110で取得した通信装置10で処理しているアクセスポイント単位のトラヒック量を保持しているものとする。
以下の説明では、グループは2種類用意し(A,B)、初期設定時には、全ての通信装置(N台あるとする)、アクセスポイントはAグループに属する。調整機能付通信装置200Bが起動されると、トラヒック量が急増したアクセスポイントと、そのトラヒックを処理する通信装置(NB台あるとする)をBグループ、他のアクセスポイント、通信装置(NA台あるとする)をAグループに設定する。Aグループに属するアクセスポイントでは、Aグループに属する通信装置に対して均等にトラヒック処理の分散を実施する。Bグループに属するアクセスポイントでは、Bグループに属する通信装置だけでなく、Aグループの通信装置の負荷量に余裕がある場合は、Aグループの通信装置も含めて、トラヒック処理の分散を実施する。
通信処理部210では、他の一般的な通信装置と同様に、トラヒックの処理を実施する。
負荷量監視部220の処理は、第3の実施の形態の図15に示す処理と同様であるため、その説明を省略する。
図19は、本発明の第4の実施の形態におけるグループ計算部の動作のフローチャートである。グループ計算部230は、負荷量監視部220に呼び出される形で実施される。グループ計算部230では、まず、記憶部250の通信装置/アクセスポイントグループリストAを参照してAグループに属する通信装置、アクセスポイントが存在するかを確認し(ステップ1101)、存在しなかった場合(ステップ1101,No)、全てのアクセスポイントで大量のトラヒックが発生していると判断し、当該グループ計算部230の処理を終了する。通信装置/アクセスポイントグループリストAに属する通信装置、アクセスポイントが存在した場合(ステップ1101,Yes)、通信装置/アクセスポイントグループリストAに属するアクセスポイントの中から負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを通信装置/アクセスポイントグループリストBに設定する(ステップ1102)。通信装置/アクセスポイントグループリストAに属するアクセスポイントの負荷量を処理可能な、最小の通信設備数nを算出し(ステップ1103)、全装置台数Nと比較する(ステップ1104)。n> N だった場合(ステップ1104,No)、再度通信装置/アクセスポイントグループリストAに属するアクセスポイントの中から負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを通信装置/アクセスポイントグループリストBに設定した上でnを計算する(ステップ1101に戻る)。n ≦ N だった場合(ステップ1104,Yes)、n台の通信装置を通信装置/アクセスポイントグループリストAに設定し、残りの通信装置をBグループに設定する(n台の通信装置を設定する際に、原則として調整機能付通信装置200BはAグループに設定する)(ステップ1105)。重み情報計算部260を呼び出し、A、Bグループそれぞれの重み情報を取得する(ステップ1106)。グループ設定を有効にするために、全てのアクセスポイント20に対して、帰属する通信装置のグループリスト、および、重み情報を送信する。これにより、アクセスポイント20は、通信装置グループリストと重み情報を更新する(ステップ1107)。
図20は、本発明の第4の実施の形態における重み情報計算部の動作のフローチャートである。
重み情報計算部260は、グループ計算部230、および、グループ解除部240に呼び出される形で実施される。重み情報計算部260では、計算対象がAグループかBグループかで、重み情報の計算方法が異なる。計算対象がAグループの場合(ステップ1201,No)、記憶部250の通信装置/アクセスポイントグループリストAを参照してAグループに属するアクセスポイントがAグループに属する全ての通信装置に対して1/NAの割合でトラヒック処理を分散するように重み情報を設定する(ステップ1202)。計算対象がAグループの場合(ステップ1201,Yes)、通信装置のトラヒック量を基に、通信装置/アクセスポイントグループリストA(Aグループ)における一台の通信装置にかかる現在の負荷量Z'A(Bグループのアクセスポイントから分散されたトラヒック分は除く)と、通信装置/アクセスポイントグループリストB(Bグループ)における一台の通信装置にかかる負荷量Z'Bを算出する(ステップ1203)。負荷量閾値Zを用いて、Z-Z'A=T×Z'BとなるようにT([0≦T<1])を算出する(ステップ1204)。TはAグループに属する通信装置全体に分散可能なトラヒックの割合を表しており、Tを用いてAグループの通信装置一台毎に分散するトラヒックの割合WA(=T/NA)と、Bグループの通信装置一台毎に分散するトラヒックの割合WB(=(1−T)/NB)を算出し(ステップ1205)、Bグループに属するアクセスポイントがBグループに属する全ての通信装置に対してWBの割合、Aグループに属する全ての通信装置にWAの割合でトラヒック処理を分散するように重み情報を設定する(ステップ1206)。 設定した重み情報は、呼び出し元のグループ計算部、および、グループ解除部で使用される。
図21は、本発明の第4の実施の形態におけるグループ解除部の動作のフローチャートである。
グループ解除部240は、負荷量監視部220に呼び出される形で起動される。グループ解除部240では、通信装置/アクセスポイントグループリストBに存在する全ての通信装置、アクセスポイントを通信装置/アクセスポイントグループリストAに設定する(ステップ1301)。重み情報計算部260を呼び出し、Aグループの重み情報を取得する(ステップ1302)。グループ設定を有効にするために、全てのアクセスポイントに対して、帰属する通信装置のグループリスト、および、重み情報を送信する。これにより、アクセスポイント20では、通信装置グループリストと重み情報を更新する(ステップ1303)。
本実施の形態における調整機能付通信装置200Bのグループ調整機能開始に必要な初期動作は、第3の実施の形態における図17の動作と同様であるため、その説明を省略する。
[評価例]
各実施の形態における"トラヒック処理の分散による輻輳の影響拡大の抑制効果"に関する評価例を以下に示す。
図22に評価に用いたアクセス通信網を示す。アクセス通信網では、3台の通信装置と5台のアクセスポイントがフルメッシュで接続されているものとする。トラヒックは電話サービスによるものを仮定し、5台のアクセスポイントのうち、アクセスポイントeから大量の発呼(1000)が発生したとする。なお、通常時の発呼量を想定し、全てのアクセスポイントからは単位時間当たり10の発呼が追加で発生するものとする。発呼が成功した場合、2単位時間通信を行い、発呼が失敗した場合、1単位時間待機後、再度発呼するものとする。一台の通信装置における同時接続数は100とし、発呼は単位時間当たり100まで受付可能とするが、高負荷時における通信装置の処理性能低下を想定し、一台の通信装置における同時接続数が90%を超えた場合、発呼は10までしか受付けできないものとする。
従来技術では、各アクセスポイントからの発呼を、全ての通信装置の同時接続数が均等になるように分散させるものとする。
本発明では、アクセスポイントeが通信装置b,cに帰属し(Bグループ)、アクセスポイントa〜dが通信装置aに帰属する(Aグループ)ものとして、グループ別に発呼を分散させる。Bグループに属するアクセスポイントeにおける発呼の分散方法は、
(1)通信装置b、cでトラヒック処理の分散を実施する(第1、第3実施の形態);
(2)方法(1)に加えて、通信装置aに対しても、同時接続数が90%を超えない程度に、トラヒック処理の分散を実施する(第2、第4実施の形態);
の2通りとする。
従来技術、本発明(第1、第3の実施の形態)、および、本発明(第2、第4の実施の形態)をそれぞれ用いた場合について、Aグループに属するアクセスポイント(a〜d)における呼損率、Bグループに属するアクセスポイント(e)における呼損率、および、アクセス通信網全体における呼損率について、図23、図24、図25に示す。
図24、図25より、Bグループに属するアクセスポイントに関しては、従来技術と、本発明とで、呼損率に差はあまり見られない。しかし、Aグループに属するアクセスポイントに関しては、従来技術を用いた場合では呼損が発生しているのに対して、本発明(第1、第3の実施の形態)、本発明(第2、第4の実施の形態)どちらを用いた場合でも、呼損は発生しておらず、発呼量の少ないアクセスポイントの通信を確保することができている。
図23より、アクセス通信網全体における呼損率についても、本発明(第1、第3の実施の形態)、本発明(第2、第4の実施の形態)ともに、従来技術より低くなっているが、それは以下の理由によるものだと考えられる。図26、図27に従来技術、本発明を用いた場合の、アクセス通信網全体における完了呼数、および、不完了呼数を示す。図26より、従来技術に対して、本発明を用いた場合の方が完了呼が多い。これは、従来技術を用いた場合、アクセスポイントeの発呼を全ての通信装置で受付けた結果、全ての通信装置で同時接続数が90%を超えてしまい、発呼の受付量が10に下がってしまっているためと考えられる。本発明を用いた場合でも、アクセスポイントeの発呼を受付けている通信装置b、cでは同様の事象が起きていると想定されるが、通信装置aはアクセスポイントa〜eの発呼だけを受付けているため、通信装置aの同時接続数が90%を超えておらず、発呼の受付量が下がらなかったと考えられる。これにより、本発明の呼損率は、従来技術より低くなったと考えられる。また、本発明(第1、第3の実施の形態)と本発明(第2、第4の実施の形態)との呼損率の差については、本発明(第2、第4の実施の形態)では、アクセスポイントeの発呼の一部を、通信装置aで受付けることで、本発明(第1、第3の実施の形態)に対して不完了呼が少なくなったためと考えられる(図27)。
なお、第1、第2の実施の形態のグループ調整装置100及び第3、第4の実施の形態の調整機能付通信装置200の構成要素の動作をプログラムとして構築し、グループ調整装置、調整機能付通信装置として利用されるコンピュータにインストールして実行させる、または、ネットワークを介して流通させることが可能である。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において種々変更・応用が可能である。
10 通信装置
20 アクセスポイント
100 グループ調整装置
110 負荷量監視部
120 グループ計算部
130 グループ解除部
140 記憶部
150 重み情報計算部
200 調整機能付通信装置
210 通信処理部
220 負荷量監視部
230 グループ計算部
240 グループ解除部
250 記憶部
260 重み情報計算部

Claims (8)

  1. アクセス通信網において、アクセスポイントから発生するトラヒックの処理を複数の通信装置に負荷を分散して処理するための、通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散装置であって、
    前記アクセス通信網内の前記アクセスポイント及び前記複数の通信装置と接続され、
    前記通信装置で処理しているアクセスポイント単位のトラヒック量、大量のトラヒックが発生しているアクセスポイントが帰属する通信装置のAグループと、他のアクセスポイントが帰属する通信装置のBグループの各グループリストを格納する記憶手段と、負荷量監視手段と、グループ計算手段と、グループ解除手段とを有し、
    前記負荷量監視手段は、
    前記記憶手段の前記アクセス通信網の通信装置のトラヒック量に基づいて、該アクセス通信網の全ての通信装置の現在の負荷量の和を算出し、該現在の負荷量の和が所定の閾値以下である場合は、前記グループ解除手段を呼び出し、該現在の負荷量の和が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループリストのAグループに属している通信装置における現在の最大負荷量を算出し、該最大負荷量が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループ計算手段を呼び出す手段を有し、
    前記グループ計算手段は、
    前記負荷量監視手段からの呼び出しにより起動され、前記記憶手段のAグループのグループリストに通信装置及びアクセスポイントがある場合は、該Aグループから負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを前記記憶手段のBグループのグループリストに設定し、該Aグループに属している全てのアクセスポイントの負荷量を処理可能な最小の通信装置の数nを算出し、該通信装置の数nが該Aグループ及び該Bグループの全装置台数より少ない場合は、n個の通信装置を該Aグループのグループリストに設定し、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリストを送信する手段を有し、
    前記グループ解除手段は、
    前記負荷量監視手段からの呼び出しにより起動され、前記記憶手段のBグループのグループリストに属する全ての通信装置及びアクセスポイントを前記Aグループのグループリストに設定し、前記記憶手段の前記グループリストを更新し、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリストを送信する手段を有する
    ことを特徴とする通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散装置。
  2. アクセス通信網において、アクセスポイントから発生するトラヒックの処理を複数の通信装置に負荷を分散して処理するための、通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散装置であって、
    前記アクセス通信網内の前記アクセスポイント及び前記複数の通信装置と接続され、
    前記通信装置で処理しているアクセスポイント単位のトラヒック量、大量のトラヒックが発生しているアクセスポイントが帰属する通信装置のAグループと、他のアクセスポイントが帰属する通信装置のBグループの各グループリストを格納する記憶手段と、負荷量監視手段と、グループ計算手段と、グループ解除手段と、重み情報計算手段と、を有し、
    前記負荷量監視手段は、
    前記記憶手段の前記アクセス通信網の通信装置のトラヒック量に基づいて、該アクセス通信網の全ての通信装置の現在の負荷量の和を算出し、該現在の負荷量の和が所定の閾値以下である場合は、前記グループ解除手段を呼び出し、該現在の負荷量の和が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループリストのAグループに属している通信装置における現在の最大負荷量を算出し、該最大負荷量が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループ計算手段を呼び出す手段を有し、
    前記グループ計算手段は、
    前記負荷量監視手段からの呼び出しにより起動され、前記記憶手段のAグループのグループリストに通信装置及びアクセスポイントがある場合は、該Aグループから負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを前記記憶手段のBグループのグループリストに設定し、該Aグループに属している全てのアクセスポイントの負荷量を処理可能な最小の通信装置の数nを算出し、該通信装置の数nが該Aグループ及び該Bグループの全装置台数より少ない場合は、n個の通信装置を該Aグループのグループリストに設定し、前記重み情報計算手段を呼び出して、該Aグループ及び該Bグループの重み情報を取得して、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリストと該重み情報を送信する手段を有し、
    前記グループ解除手段は、
    前記負荷量監視手段からの呼び出しにより起動され、前記記憶手段のBグループのグループリストに属する全ての通信装置及びアクセスポイントを前記記憶手段のAグループのグループリストに設定し、前記記憶手段の前記グループリストを更新し、前記重み情報計算手段を呼び出して、該Aグループの重み情報を取得し、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリスト及び該Aグループの重み情報を送信する手段を有し、
    前記重み情報計算手段は、
    前記グループ計算手段及び前記グループ解除手段からの呼び出しにより起動され、該グループ計算手段で設定された前記グループリストと各通信装置の負荷量に基づいて、前記Aグループの通信装置一台毎に分散するトラヒック割合と前記Bグループの通信装置一台毎に分散するトラヒック割合を求め、トラヒック処理が分散するように重み情報を設定する手段を有する
    ことを特徴とする通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散装置。
  3. アクセス通信網において、アクセスポイントから発生するトラヒックの処理を複数の通信装置に負荷を分散して処理するための、通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散装置であって、
    前記アクセス通信網内の前記アクセスポイント及び前記複数の通信装置と接続され、
    前記通信装置で処理しているアクセスポイント単位のトラヒック量、大量のトラヒックが発生しているアクセスポイントが帰属する通信装置のAグループと、他のアクセスポイントが帰属する通信装置のBグループの各グループリストを格納する記憶手段と、通信処理手段と、負荷量監視手段と、グループ計算手段と、グループ解除手段とを有し、
    前記通信処理手段は、
    前記アクセス通信網内の通信装置と同様にトラヒック処理を行う手段を有し、
    前記負荷量監視手段は、
    前記記憶手段の前記アクセス通信網の通信装置及び前記通信処理手段のトラヒック量に基づいて、該アクセス通信網の全ての通信装置の現在の負荷量の和を算出し、該現在の負荷量の和が所定の閾値以下である場合は、前記グループ解除手段を呼び出し、該現在の負荷量の和が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループリストのAグループに属している通信装置における現在の最大負荷量を算出し、該最大負荷量が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループ計算手段を呼び出す手段を有し、
    前記グループ計算手段は、
    前記負荷量監視手段からの呼び出しにより起動され、前記記憶手段のAグループのグループリストに通信装置及びアクセスポイントがある場合は、該Aグループから負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを前記記憶手段のBグループのグループリストに設定し、該Aグループに属している全てのアクセスポイントの負荷量を処理可能な最小の通信装置の数nを算出し、該通信装置の数nが該Aグループ及び該Bグループの全装置台数より少ない場合は、n個の通信装置を該Aグループのグループリストに設定し、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリストを送信する手段を有し、
    前記グループ解除手段は、
    前記負荷量監視手段からの呼び出しにより起動され、前記記憶手段のBグループのグループリストに属する全ての通信装置及びアクセスポイントを前記記憶手段のAグループのグループリストに設定し、前記記憶手段の前記グループリストを更新し、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリストを送信する手段を有する
    ことを特徴とする通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散装置。
  4. アクセス通信網において、アクセスポイントから発生するトラヒックの処理を複数の通信装置に負荷を分散して処理するための、通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散装置であって、
    前記アクセス通信網内の前記アクセスポイント及び前記複数の通信装置と接続され、
    前記通信装置で処理しているアクセスポイント単位のトラヒック量、大量のトラヒックが発生しているアクセスポイントが帰属する通信装置のAグループと、他のアクセスポイントが帰属する通信装置のBグループの各グループリストを格納する記憶手段と、通信処理手段と、負荷量監視手段と、グループ計算手段と、グループ解除手段と、重み情報計算手段と、を有し、
    前記通信処理手段は、
    前記アクセス通信網内の通信装置と同様にトラヒック処理を行う手段を有し、
    前記負荷量監視手段は、
    前記記憶手段の前記アクセス通信網の通信装置及び前記通信処理手段のトラヒック量に基づいて、該アクセス通信網の全ての通信装置の現在の負荷量の和を算出し、該現在の負荷量の和が所定の閾値以下である場合は、前記グループ解除手段を呼び出し、該現在の負荷量の和が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループリストのAグループに属している通信装置における現在の最大負荷量を算出し、該最大負荷量が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループ計算手段を呼び出す手段を有し、
    前記グループ計算手段は、
    前記負荷量監視手段からの呼び出しにより起動され、前記記憶手段のAグループのグループリストに通信装置及びアクセスポイントがある場合は、該Aグループから負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを前記記憶手段のBグループのグループリストに設定し、該Aグループに属している全てのアクセスポイントの負荷量を処理可能な最小の通信装置の数nを算出し、該通信装置の数nが該Aグループ及び該Bグループの全装置台数より少ない場合は、n個の通信装置を該Aグループのグループリストに設定し、前記重み情報計算手段を呼び出して、該Aグループ及び該Bグループの重み情報を取得して、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリストと該重み情報を送信する手段を有し、
    前記グループ解除手段は、
    前記負荷量監視手段からの呼び出しにより起動され、前記記憶手段のBグループのグループリストに属する全ての通信装置及びアクセスポイントを前記記憶手段のAグループのグループリストに設定し、前記記憶手段の前記グループリストを更新し、前記重み情報計算手段を呼び出して、該Aグループの重み情報を取得し、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリスト及び該Aグループの重み情報を送信する手段を有し、
    前記重み情報計算手段は、
    前記グループ計算手段及び前記グループ解除手段からの呼び出しにより起動され、該グループ計算手段で設定された前記グループリストと各通信装置の負荷量に基づいて、前記Aグループの通信装置一台毎に分散するトラヒック割合と前記Bグループの通信装置一台毎に分散するトラヒック割合を求め、トラヒック処理が分散するように重み情報を設定する手段を有する
    ことを特徴とする通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散装置。
  5. アクセス通信網において、アクセスポイントから発生するトラヒックの処理を複数の通信装置に負荷を分散して処理するための、通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散方法であって、
    前記アクセス通信網内の前記アクセスポイント及び前記複数の通信装置と接続され、
    前記通信装置で処理しているアクセスポイント単位のトラヒック量、大量のトラヒックが発生しているアクセスポイントが帰属する通信装置のAグループと、他のアクセスポイントが帰属する通信装置のBグループの各グループリストを格納する記憶手段と、負荷量監視手段と、グループ計算手段と、グループ解除手段とを有する装置において、
    前記負荷量監視手段が、前記記憶手段の前記アクセス通信網の通信装置のトラヒック量に基づいて、該アクセス通信網の全ての通信装置の現在の負荷量の和を算出し、該現在の負荷量の和が所定の閾値以下である場合は、グループ解除ステップを呼び出し、該現在の負荷量の和が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループリストのAグループに属している通信装置における現在の最大負荷量を算出し、該最大負荷量が該所定の閾値より大きい場合は、グループ計算ステップを呼び出す負荷量監視ステップと、
    前記グループ計算手段が、前記負荷量監視ステップから呼び出されると、前記記憶手段のAグループのグループリストに通信装置及びアクセスポイントがある場合は、該Aグループから負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを前記記憶手段のBグループのグループリストに設定し、該Aグループに属している全てのアクセスポイントの負荷量を処理可能な最小の通信装置の数nを算出し、該通信装置の数nが該Aグループ及び該Bグループの全装置台数より少ない場合は、n個の通信装置を該Aグループのグループリストに設定し、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリストを送信するグループ計算ステップと、
    前記グループ解除手段が、前記負荷量監視ステップから呼び出されると、前記記憶手段のBグループのグループリストに属する全ての通信装置及びアクセスポイントを前記Aグループのグループリストに設定し、前記記憶手段の前記グループリストを更新し、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリストを送信するグループ解除ステップと、
    を行うことを特徴とする通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散方法。
  6. アクセス通信網において、アクセスポイントから発生するトラヒックの処理を複数の通信装置に負荷を分散して処理するための、通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散方法であって、
    前記アクセス通信網内の前記アクセスポイント及び前記複数の通信装置と接続され、
    前記通信装置で処理しているアクセスポイント単位のトラヒック量、大量のトラヒックが発生しているアクセスポイントが帰属する通信装置のAグループと、他のアクセスポイントが帰属する通信装置のBグループの各グループリストを格納する記憶手段と、負荷量監視手段と、グループ計算手段と、グループ解除手段と、重み情報計算手段と、を有する装置において、
    前記負荷量監視手段が、前記記憶手段の前記アクセス通信網の通信装置のトラヒック量に基づいて、該アクセス通信網の全ての通信装置の現在の負荷量の和を算出し、該現在の負荷量の和が所定の閾値以下である場合は、グループ解除ステップを呼び出し、該現在の負荷量の和が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループリストのAグループに属している通信装置における現在の最大負荷量を算出し、該最大負荷量が該所定の閾値より大きい場合は、グループ計算ステップを呼び出す負荷量監視ステップと、
    前記グループ計算手段が、前記負荷量監視ステップから呼び出されると、前記記憶手段のAグループのグループリストに通信装置及びアクセスポイントがある場合は、該Aグループから負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを前記記憶手段のBグループのグループリストに設定し、該Aグループに属している全てのアクセスポイントの負荷量を処理可能な最小の通信装置の数nを算出し、該通信装置の数nが該Aグループ及び該Bグループの全装置台数より少ない場合は、n個の通信装置を該Aグループのグループリストに設定し、重み情報計算ステップを呼び出して、該Aグループ及び該Bグループの重み情報を取得して、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリストと該重み情報を送信するグループ計算ステップと、
    前記グループ解除手段が、前記負荷量監視ステップから呼び出されると、前記記憶手段のBグループのグループリストに属する全ての通信装置及びアクセスポイントを前記記憶手段のAグループのグループリストに設定し、前記記憶手段の前記グループリストを更新し、重み情報計算手段ステップを呼び出して、該Aグループの重み情報を取得し、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリスト及び該Aグループの重み情報を送信するグループ解除ステップと、
    前記重み情報計算手段が、前記グループ計算ステップ及び前記グループ解除ステップから呼び出されると、該グループ計算ステップで設定された前記グループリストと各通信装置の負荷量に基づいて、前記Aグループの通信装置一台毎に分散するトラヒック割合と前記Bグループの通信装置一台毎に分散するトラヒック割合を求め、トラヒック処理が分散するように重み情報を設定する重み情報計算ステップと、
    を行うことを特徴とする通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散方法。
  7. アクセス通信網において、アクセスポイントから発生するトラヒックの処理を複数の通信装置に負荷を分散して処理するための、通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散方法であって、
    前記アクセス通信網内の前記アクセスポイント及び前記複数の通信装置と接続され、
    前記通信装置で処理しているアクセスポイント単位のトラヒック量、大量のトラヒックが発生しているアクセスポイントが帰属する通信装置のAグループと、他のアクセスポイントが帰属する通信装置のBグループの各グループリストを格納する記憶手段と、通信処理手段と、負荷量監視手段と、グループ計算手段と、グループ解除手段とを有する装置において、
    前記通信処理手段が、前記アクセス通信網内の通信装置と同様にトラヒック処理を行う通信処理ステップと、
    前記負荷量監視手段が、前記記憶手段の前記アクセス通信網の通信装置及び前記通信処理ステップで得られたトラヒック量に基づいて、該アクセス通信網の全ての通信装置の現在の負荷量の和を算出し、該現在の負荷量の和が所定の閾値以下である場合は、グループ解除ステップを呼び出し、該現在の負荷量の和が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループリストのAグループに属している通信装置における現在の最大負荷量を算出し、該最大負荷量が該所定の閾値より大きい場合は、グループ計算ステップを呼び出す負荷量監視ステップと、
    前記グループ計算手段が、前記負荷量監視ステップから呼び出されると、前記記憶手段のAグループのグループリストに通信装置及びアクセスポイントがある場合は、該Aグループから負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを前記記憶手段のBグループのグループリストに設定し、該Aグループに属している全てのアクセスポイントの負荷量を処理可能な最小の通信装置の数nを算出し、該通信装置の数nが該Aグループ及び該Bグループの全装置台数より少ない場合は、n個の通信装置を該Aグループのグループリストに設定し、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリストを送信するグループ計算ステップと、
    前記グループ解除手段が、前記負荷量監視ステップから呼び出されると、前記記憶手段のBグループのグループリストに属する全ての通信装置及びアクセスポイントを前記記憶手段のAグループのグループリストに設定し、前記記憶手段の前記グループリストを更新し、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリストを送信するグループ解除ステップと、
    を行うことを特徴とする通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散方法。
  8. アクセス通信網において、アクセスポイントから発生するトラヒックの処理を複数の通信装置に負荷を分散して処理するための、通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散方法であって、
    前記アクセス通信網内の前記アクセスポイント及び前記複数の通信装置と接続され、
    前記通信装置で処理しているアクセスポイント単位のトラヒック量、大量のトラヒックが発生しているアクセスポイントが帰属する通信装置のAグループと、他のアクセスポイントが帰属する通信装置のBグループの各グループリストを格納する記憶手段と、通信処理手段と、負荷量監視手段と、グループ計算手段と、グループ解除手段と、重み情報計算手段と、を有する装置において、
    前記通信処理手段が、前記アクセス通信網内の通信装置と同様にトラヒック処理を行う通信処理ステップと、
    前記負荷量監視手段が、前記記憶手段の前記アクセス通信網の通信装置及び前記通信処理ステップで得られたトラヒック量に基づいて、該アクセス通信網の全ての通信装置の現在の負荷量の和を算出し、該現在の負荷量の和が所定の閾値以下である場合は、グループ解除ステップを呼び出し、該現在の負荷量の和が該所定の閾値より大きい場合は、前記グループリストのAグループに属している通信装置における現在の最大負荷量を算出し、該最大負荷量が該所定の閾値より大きい場合は、グループ計算ステップを呼び出す負荷監視ステップと、
    前記グループ計算手段が、前記負荷量監視ステップから呼び出されると、前記記憶手段のAグループのグループリストに通信装置及びアクセスポイントがある場合は、該Aグループから負荷量の増加分が最大のアクセスポイントを前記記憶手段のBグループのグループリストに設定し、該Aグループに属している全てのアクセスポイントの負荷量を処理可能な最小の通信装置の数nを算出し、該通信装置の数nが該Aグループ及び該Bグループの全装置台数より少ない場合は、n個の通信装置を該Aグループのグループリストに設定し、重み情報計算ステップを呼び出して、該Aグループ及び該Bグループの重み情報を取得して、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリストと該重み情報を送信するグループ計算ステップと、
    前記グループ解除手段が、前記負荷量監視ステップから呼び出されると、前記記憶手段のBグループのグループリストに属する全ての通信装置及びアクセスポイントを前記記憶手段のAグループのグループリストに設定し、前記記憶手段の前記グループリストを更新し、重み情報計算ステップを呼び出して、該Aグループの重み情報を取得し、各アクセスポイントに対して、該アクセスポイントが帰属する通信装置のグループリスト及び該Aグループの重み情報を送信するグループ解除ステップと、
    前記重み情報計算手段が、前記グループ計算ステップ及び前記グループ解除ステップから呼び出されると、該グループ計算ステップで設定された前記グループリストと各通信装置の負荷量に基づいて、前記Aグループの通信装置一台毎に分散するトラヒック割合と前記Bグループの通信装置一台毎に分散するトラヒック割合を求め、トラヒック処理が分散するように重み情報を設定する重み情報計算ステップと、
    を行うことを特徴とする通信網上の通信設備におけるトラヒック処理の負荷分散方法。
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