JP5752627B2 - フィラメントワインディング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フィラメントワインディング装置の技術に関する。
従来より、樹脂を含浸させた繊維束をライナーの外周面に巻き付けていくフィラメントワインディング装置が知られている。フィラメントワインディング装置には、ライナーを中心として回転することで、該ライナーの外周面に繊維束を巻き付けるフープ巻き装置が備えられている(例えば特許文献1参照)。
フープ巻き装置は、繊維束が巻かれたボビンを具備しており、該ボビンから供給された繊維束を自らが回転することによってライナーに巻き付ける。そのため、フープ巻き装置を備えるフィラメントワインディング装置においては、ボビンに巻かれた繊維束が少なくなると、繊維束の巻き付け動作を中断してボビンを交換する必要があった。しかし、繊維束の巻き付け動作を中断してボビンの交換を行なった場合、繊維束の巻き付け動作を再開できるまでに相当の時間が必要となり、生産効率が悪化するという問題を有していた。
また、このようなフィラメントワインディング装置は、ライナーへの繊維束の巻き付け動作が完了すると、新たなライナーに交換して再び繊維束の巻き付け動作を開始する。しかし、ライナーの交換作業を行なった場合、繊維束の巻き付け動作を開始できるまでに相当の時間が必要となり、生産効率が悪化するという問題を有していた。
特開2009−61721号公報
本発明は、新たなライナーへの繊維束の巻き付け動作を行ないながら、繊維束が少なくなったボビンや既に繊維束が巻き付けられたライナーを交換可能とし、生産効率を向上できるフィラメントワインディング装置を提供することを目的としている。
次に、この課題を解決するための手段を説明する。
即ち、第一の発明は、
ライナーを回転させながら移送するライナー移送装置と、
前記ライナーの搬入又は搬出時に該ライナーを支持するライナー支持装置と、
前記ライナーを中心として回転することで該ライナーの外周面に繊維束を巻き付けるフープ巻き装置と、を備えたフィラメントワインディング装置において、
前記ライナー支持装置及び前記フープ巻き装置を台車に配置し、
前記台車を移動させることによって前記ライナーと前記フープ巻き装置を同時に前記ライナー移送装置へ搬入又は前記ライナー移送装置から搬出できる、とした。
第二の発明は、第一の発明に係るフィラメントワインディング装置において、
少なくとも二つの前記台車がレール上に載置され、
それぞれの前記台車を移動させることによって前記ライナーと前記フープ巻き装置を同時に交換できる、とした。
第三の発明は、第二の発明に係るフィラメントワインディング装置において、
前記レールの近傍に繊維束が巻かれたボビンや前記ライナーの交換作業を行なう作業場を設けた、とした。
第四の発明は、第一から第三のいずれかの発明に係るフィラメントワインディング装置において、
前記ライナーに取り付けられた状態で前記ライナー支持装置によって支持されるライナー軸を具備するとともに、
前記ライナー軸に前記ライナー移送装置を連結又は分離可能に構成し、
前記ライナー軸と前記ライナー移送装置が分離しているときに前記台車を移動させることができる、とした。
第五の発明は、第四の発明に係るフィラメントワインディング装置において、
前記ライナー支持装置が前記ライナー軸を支持すると該ライナー軸から前記ライナー移送装置を分離し、
前記ライナー移送装置が前記ライナー軸に連結すると該ライナー支持軸から前記ライナー支持装置を離間させる、とした。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
第一の発明によれば、本実施形態に係るフィラメントワインディング装置は、ライナー支持装置及びフープ巻き装置を台車に配置しているため、台車を移動させることによってライナーとフープ巻き装置を同時に搬送できる。
第二の発明によれば、本実施形態に係るフィラメントワインディング装置は、少なくとも二つの台車がレール上に載置されているため、それぞれの台車を移動させることによってライナーとフープ巻き装置を同時に交換できる。
第三の発明によれば、本実施形態に係るフィラメントワインディング装置は、レールの近傍に繊維束が巻かれたボビンやライナーの交換作業を行なう作業場を設けたため、新たなライナーへの繊維束の巻き付け動作を行ないながら、繊維束が少なくなったボビンや既に繊維束が巻き付けられたライナーの交換作業を行なえる。
第四の発明によれば、本実施形態に係るフィラメントワインディング装置は、ライナー軸に連結又は分離可能に構成されたライナー移送装置を具備するため、ライナー軸とライナー移送装置が分離しているときに台車を移動させることができる。
第五の発明によれば、本実施形態に係るフィラメントワインディング装置は、ライナー支持装置がライナー軸を支持すると該ライナー軸からライナー移送装置を分離させるため、ライナーを台車に載置した状態で搬送できる。また、ライナー移送装置がライナー軸に連結すると該ライナー支持軸からライナー支持装置を離間させるため、ライナーをライナー移送装置によって移送できる。
フィラメントワインディング装置100の全体構成を示す側面図。 台車40A・40Bの構成を示す側面図。 フープ巻き装置43の構成を示す正面図。 ライナー支持装置42がライナー軸1Rを支持した状態を示す平面図。 ライナー移送装置20がライナー軸1Rから分離した状態を示す平面図。 台車40Aが所定の位置に移動した状態を示す平面図。 台車40Bが所定の位置に移動した状態を示す平面図。 ライナー移送装置20がライナー軸1Rに連結した状態を示す平面図。 ライナー支持装置42がライナー軸1Rから離間した状態を示す平面図。 台車40Aが作業場WFまで移動した状態を示す平面図。
まず、フィラメントワインディング装置100(以降「FW装置100」)の全体構成について簡単に説明する。
図1は、FW装置100の全体構成を示す側面図である。図中に示す矢印Xは、ライナー1の移送方向を示している。また、ライナー1の移送方向と平行な方向をFW装置100の前後方向とし、ライナー1が移送される一方向を前側(本図右側)、他方向を後側(本図左側)と定義する。なお、FW装置100は、ライナー1を前後方向に往復動させるため、該ライナー1の移送方向に応じて前側及び後側が定まる。
また、図2は、台車40A・40Bの構成を示す側面図である。図中に示す矢印Yは、後述するライナー支持軸222の摺動方向を示している。図中に示す矢印Zは、後述するライナー支持装置42の伸縮方向を示している。
FW装置100は、ライナー1の外周面1Sに繊維束Fを巻き付ける。FW装置100は、主に主基台10と、ライナー移送装置20と、ヘリカル巻き装置30と、台車40A・40Bと、で構成される。
ライナー1は、例えば高強度アルミニウム材やポリアミド系樹脂等によって形成された略円筒形状の中空容器である。ライナー1は、該ライナー1の外周面1Sに繊維束Fが巻き付けられることによって耐圧特性の向上が図られる。つまり、ライナー1は、耐圧容器を構成する基材とされる。
主基台10は、FW装置100の基礎を構成する。主基台10の上部には、前後方向に第一レール11が設けられている。第一レール11には、ライナー移送装置20が載置されている。
このような構成により、主基台10は、FW装置100の基礎を構成するとともに、FW装置100の前後方向にライナー移送装置20を移動させることを可能としている。
ライナー移送装置20は、ライナー1を回転させながら移送する。詳細には、ライナー移送装置20は、FW装置100の前後方向を中心軸としてライナー1を回転させるとともに、FW装置100の前後方向にライナー1を移送する。ライナー移送装置20は、主に基台21と、ライナー支持部22と、で構成される。
基台21には、該基台21の上部に一対のライナー支持部22が設けられている。ライナー支持部22は、ライナー支持フレーム221とライナー支持軸222で構成され、ライナー1を回転させる。具体的に説明すると、ライナー支持部22は、基台21から上方に向けて延設されたライナー支持フレーム221と、該ライナー支持フレーム221から前後方向に向けて延設されたライナー支持軸222と、で構成される。そして、ライナー1は、ライナー支持軸222に取り付けられた状態で、図示しない動力機構によって一方向に回転される。
このような構成により、ライナー移送装置20は、FW装置100の前後方向を中心軸としてライナー1を回転させるとともに、FW装置100の前後方向にライナー1を移送することを可能としている。
なお、本FW装置100においては、ライナー1にライナー軸1Rが取り付けられている。これは、ライナー支持軸222にライナー1を取り付けるためである。また、ライナー支持軸222は、それぞれライナー軸1Rに対して近接又は離間する方向に摺動可能とされる(図2中矢印Y参照)。従って、ライナー支持軸222は、ライナー軸1Rと連結又は分離することができる。つまり、ライナー移送装置20は、ライナー軸1Rに連結又は分離可能に構成されている。
更に、基台21の上部には、第一レール11に対して垂直に第二レール23が設けられている。第二レール23には、台車40Aが載置されている。また、第二レール23には、台車40Aの他に台車40Bが載置されている(図4から図9参照)。従って、本FW装置100は、該FW装置100の前後方向に対して垂直に台車40Aと台車40Bを移動させることを可能としている。
ヘリカル巻き装置30は、ライナー1の外周面1Sに繊維束Fを巻き付ける。詳細には、ヘリカル巻き装置30は、繊維束Fの巻き付け角度が前後方向に対して所定の値となる、いわゆるヘリカル巻きを行なう。ヘリカル巻き装置30は、主に基台31と、ヘリカル巻き掛け装置32と、で構成される。
基台31には、ヘリカル巻き掛け装置32が設けられている。ヘリカル巻き掛け装置32は、固定ヘリカルヘッド321と可動ヘリカルヘッド322で構成され、ライナー1の外周面1Sにヘリカル巻きを行なう。具体的に説明すると、ヘリカル巻き掛け装置32は、主にヘリカル巻きを行なう固定ヘリカルヘッド321と、同じくヘリカル巻きを行なう可動ヘリカルヘッド322と、で構成される。そして、固定ヘリカルヘッド321に設けられた繊維束ガイドと可動ヘリカルヘッド322に設けられた繊維束ガイドによってライナー1の外周面1Sに繊維束Fが導かれ、ライナー1が回転しながら通過することでヘリカル巻きが行なわれる。
このような構成により、ヘリカル巻き装置30は、繊維束Fの巻き付け角度がFW装置100の前後方向に対して所定の値となるヘリカル巻きを行なうことを可能としている。
台車40A・40Bは、ライナー1を載置した状態で該ライナー1をライナー移送装置20に搬入する。また、台車40A・40Bは、ライナー1を載置した状態で該ライナー1をライナー移送装置20から搬出する。台車40A・40Bは、主に基台41と、ライナー支持装置42と、フープ巻き装置43と、で構成される。なお、台車40Aと台車40Bは、互いに同一の構造であることから、台車40Aについてのみを説明する。
基台41には、該基台41の上部に一対のライナー支持装置42が設けられている。ライナー支持装置42は、リフト部421と台座部422で構成され、ライナー1を支持できる。具体的に説明すると、ライナー支持装置42は、基台41から上方に向けて配置されたリフト部421と、該リフト部421の上部に取り付けられた台座部422と、で構成される。そして、ライナー1は、リフト部421が上方に伸張している場合に、台座部422によって支持される。なお、本実施形態におけるライナー支持装置42は、ライナー1に取り付けられたライナー軸1Rに台座部422が当接することによってライナー1を支持できる。
また、基台41の上部には、第一レール11に対して平行に第三レール47が設けられている。第三レール47には、フープ巻き装置43が載置されている。従って、本FW装置100は、該FW装置100の前後方向に対して平行にフープ巻き装置43を移動させることを可能としている。
フープ巻き装置43は、ライナー1の外周面1Sに繊維束Fを巻き付ける。詳細には、フープ巻き装置43は、繊維束Fの巻き付け角度が前後方向に対して略垂直となる、いわゆるフープ巻きを行なう。フープ巻き装置43は、主に基台44と、動力機構45と、フープ巻き掛け装置46と、で構成される。
基台44には、動力機構45によって回転されるフープ巻き掛け装置46が設けられている。フープ巻き掛け装置46は、巻き掛けテーブル461とボビン462で構成され、ライナー1の外周面1Sにフープ巻きを行なう。具体的に説明すると、フープ巻き掛け装置46は、主にフープ巻きを行なう巻き掛けテーブル461と、該巻き掛けテーブル461に繊維束Fを供給するボビン462と、で構成される。そして、巻き掛けテーブル461に設けられた繊維束ガイド464(図3参照)によってライナー1の外周面1Sに繊維束Fが導かれ、巻き掛けテーブル461が回転することでフープ巻きが行なわれる。
このような構成により、フープ巻き装置43は、繊維束Fの巻き付け角度がFW装置100の前後方向に対して略垂直となるフープ巻きを行なうことを可能としている。
ここで、図3を用いて、フープ巻き装置43の構成について更に詳しく説明する。
図3は、フープ巻き装置43の構成を示す正面図である。図中に示す矢印Rは、フープ巻き装置43の回転方向を示している。
フープ巻き装置43は、繊維束Fが巻かれたボビン462を具備しており、該ボビン462から供給される繊維束Fを自らが回転することによってライナー1に巻き付ける。詳細には、フープ巻き装置43の巻き掛けテーブル461とボビン462が一体となって回転することで繊維束Fをライナー1の外周面1Sに巻き付ける。
巻き掛けテーブル461には、FW装置100の前後方向に貫通穴が形成されて略円環形状となっている。上述したように、ライナー移送装置20は、前後方向にライナー1を移送することができ、フープ巻き装置43は、前後方向に移動することができるため、巻き掛けテーブル461にライナー1を挿入することができる。
また、巻き掛けテーブル461には、ガイドローラ463と繊維束ガイド464が設けられている。ガイドローラ463は、ボビン462から供給される繊維束Fを繊維束ガイド464まで案内する。繊維束ガイド464は、ガイドローラ463によって案内された繊維束Fをライナー1の外周面1Sに導く。
このような構成により、フープ巻き装置43は、ライナー1を中心として回転することで、該ライナー1の外周面1Sに繊維束Fを巻き付けることを可能としている。
次に、ライナー1への繊維束Fの巻き付け動作が完了した場合を想定し、新たなライナー1に交換して再び繊維束Fの巻き付け動作を開始する態様を説明する。
FW装置100は、ライナー1への繊維束Fの巻き付け動作が完了した場合に、該ライナー1とフープ巻き装置43を同時に交換できることを特徴としている。なお、本FW装置100においては、繊維束Fの巻き付け動作の途中で該繊維束Fがなくならないように、ボビン462に巻かれている繊維束Fの長さを考慮している。
FW装置100は、ライナー1への繊維束Fの巻き付け動作が完了した場合に全ての巻き付け動作を停止する。ここで、全ての巻き付け動作とは、例えばライナー移送装置20によるライナー1の回転動作や移送動作なども含み、繊維束Fを巻き付けるための全ての動作をいう。
まず、FW装置100は、図4に示すように、台車40Aに設けられたライナー支持装置42によってライナー1を支持する。具体的に説明すると、FW装置100は、ライナー支持装置42の台座部422を待機位置から上方へ移動させて(図中矢印Z参照)、ライナー1に取り付けられたライナー軸1Rを支持する。
次に、FW装置100は、図5に示すように、ライナー支持軸222を摺動させてライナー軸1Rから分離させる。具体的に説明すると、FW装置100は、ライナー支持軸222をライナー軸1Rから離間する方向に摺動させて(図中矢印Y参照)、該ライナー軸1Rと分離させる。こうして、ライナー支持装置42は、少なくとも台車40Aや台車40Bが通過できる程度の隙間をあける。
次に、FW装置100は、図6に示すように、ライナー1が載置された状態の台車40Aを移動させる。具体的に説明すると、FW装置100は、ライナー1が載置された状態の台車40Aを第二レール23に沿って移動させる。こうして、FW装置100は、ライナー1をライナー移送装置20から搬出することができる。なお、フープ巻き装置43は、台車40Aに配置されているため、ライナー1とともに移動されることとなる。つまり、本FW装置100は、ライナー1とフープ巻き装置43を同時に搬出(搬送)できるのである。
次に、FW装置100は、図7に示すように、新たなライナー1が載置された状態の台車40Bを移動させる。具体的に説明すると、FW装置100は、新たなライナー1が載置された状態の台車40Bを第二レール23に沿って移動させる。こうして、FW装置100は、新たなライナー1をライナー移送装置20に搬入することができる。なお、フープ巻き装置43は、台車40Bに配置されているため、新たなライナー1とともに移動されることとなる。つまり、本FW装置100は、新たなライナー1とフープ巻き装置43を同時に搬入(搬送)できるのである。
次に、FW装置100は、図8に示すように、ライナー支持軸222を摺動させてライナー軸1Rと連結させる。具体的に説明すると、FW装置100は、ライナー支持軸222をライナー軸1Rに近接する方向に摺動させて(図中矢印Y参照)、該ライナー軸1Rと連結させる。こうして、ライナー1は、ライナー軸1Rを介してライナー支持軸222と一体となり、回転することが可能となる。
次に、FW装置100は、図9に示すように、ライナー軸1Rからライナー支持装置42を離間させる。具体的に説明すると、FW装置100は、ライナー支持装置42の台座部422を下方へ移動させて(図中矢印Z参照)、該台座部422を待機位置に収納する。こうして、ライナー支持装置42は、FW装置100の前後方向にライナー1を移送した場合においても、ヘリカル巻き装置30との干渉を回避することが可能となる。
このように、本FW装置100は、ライナー支持装置42及びフープ巻き装置43を台車40A・40Bに配置しているため、台車40A・40Bを移動させることによってライナー1とフープ巻き装置43を同時に搬送できる。また、本FW装置100は、少なくとも二つの台車40A・40Bがレール(第二レール23)上に載置されているため、それぞれの台車40A・40Bを移動させることによってライナー1とフープ巻き装置43を同時に交換できる。
また、本FW装置100は、図10に示すように、第二レール23の近傍に繊維束Fが巻かれたボビン462やライナー1の交換作業を行なう作業場WFを設けたことを特徴としている。
このように、本FW装置100は、第二レール23の近傍に繊維束Fが巻かれたボビン462やライナー1の交換作業を行なう作業場WFを設けたため、新たなライナー1への繊維束Fの巻き付け動作を行ないながら、繊維束Fが少なくなったボビン462や既に繊維束Fが巻き付けられたライナー1の交換作業を行なえる。
更に、本FW装置100は、作業場WFまで移動した台車40Aのボビン462やライナー1の交換作業を任意の時間に行なうことを可能とする。このため、本FW装置100は、作業性や整備性も向上している。
1 ライナー
1S 外周面
1R ライナー軸
10 主基台
20 ライナー移送装置
22 ライナー支持部
222 ライナー支持軸
23 レール(第二レール)
30 ヘリカル巻き装置
40A 台車
40B 台車
41 基台
42 ライナー支持装置
422 台座部
43 フープ巻き装置
462 ボビン
100 フィラメントワインディング装置(FW装置)
F 繊維束
WF 作業場

Claims (5)

  1. ライナーを回転させながら移送するライナー移送装置と、
    前記ライナーの搬入又は搬出時に該ライナーを支持するライナー支持装置と、
    前記ライナーを中心として回転することで該ライナーの外周面に繊維束を巻き付けるフープ巻き装置と、を備えたフィラメントワインディング装置において、
    前記ライナー支持装置及び前記フープ巻き装置を台車に配置し、
    前記台車を移動させることによって前記ライナーと前記フープ巻き装置を同時に前記ライナー移送装置へ搬入又は前記ライナー移送装置から搬出できる、ことを特徴とするフィラメントワインディング装置。
  2. 少なくとも二つの前記台車がレール上に載置され、
    それぞれの前記台車を移動させることによって前記ライナーと前記フープ巻き装置を同時に交換できる、ことを特徴とする請求項1に記載のフィラメントワインディング装置。
  3. 前記レールの近傍に繊維束が巻かれたボビンや前記ライナーの交換作業を行なう作業場を設けた、ことを特徴とする請求項2に記載のフィラメントワインディング装置。
  4. 前記ライナーに取り付けられた状態で前記ライナー支持装置によって支持されるライナー軸を具備するとともに、
    前記ライナー軸に前記ライナー移送装置を連結又は分離可能に構成し、
    前記ライナー軸と前記ライナー移送装置が分離しているときに前記台車を移動させることができる、ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のフィラメントワインディング装置。
  5. 前記ライナー支持装置が前記ライナー軸を支持すると該ライナー軸から前記ライナー移送装置を分離し、
    前記ライナー移送装置が前記ライナー軸に連結すると該ライナー軸から前記ライナー支持装置を離間させる、ことを特徴とする請求項4に記載のフィラメントワインディング装置。
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