JP5756821B2 - フィラメントワインディング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フィラメントワインディング装置の技術に関する。
従来より、ライナーを回転させることによって該ライナーの外周面に繊維束を巻き付けていくフィラメントワインディング装置が知られている(例えば特許文献1参照)。このようなフィラメントワインディング装置は、少なくとも回転ユニットと制御ユニットを備えている。
回転ユニットは、駆動軸を正方向又は逆方向に回転できる。また、制御ユニットは、駆動軸の回転開始又は回転停止を制御できる。そして、このようなフィラメントワインディング装置は、ライナーに取り付けられた被駆動軸と駆動軸を連結することによって該ライナーを回転させる。
ところで、従来のフィラメントワインディング装置においては、オペレータによる被駆動軸と駆動軸の連結作業が不可欠である。しかし、オペレータによる連結作業は、手間と時間がかかるため、生産効率が悪化するという問題があった。そこで、生産効率を向上させる観点から、自動的に被駆動軸と駆動軸を連結できるフィラメントワインディング装置が求められていた。
特開2010−23481号公報
本発明は、自動的に被駆動軸と駆動軸を連結できるフィラメントワインディング装置を提供することを目的としている。
次に、この課題を解決するための手段を説明する。
即ち、第一の発明は、
駆動軸を正方向又は逆方向に回転できる回転ユニットと、
前記駆動軸の回転開始又は回転停止を制御できる制御ユニットと、
ライナーに取り付けられた被駆動軸と前記駆動軸の位相が合うときに互いを連結できる連結ユニットと、を備え、
前記ライナーを回転させることによって該ライナーの外周面に繊維束を巻き付けていくフィラメントワインディング装置において、
前記被駆動軸又は前記駆動軸の位相を検出できる検出ユニットを具備し、
前記制御ユニットは、前記被駆動軸と前記駆動軸を連結する際に前記検出ユニットから得られた情報に基づいて、前記被駆動軸と前記駆動軸の位相が合うように該駆動軸を回転させて位相を調節し、その後に前記被駆動軸と前記駆動軸を連結させる、とした。
第二の発明は、第一の発明に係るフィラメントワインディング装置において、
前記駆動軸を軸方向に摺動できる摺動ユニットを具備し、
前記制御ユニットは、前記被駆動軸と前記駆動軸の位相が合うように該駆動軸を回転させて位相を調節した後に、前記駆動軸を軸方向に摺動させ、その後に前記被駆動軸と前記駆動軸を連結させる、とした。
第三の発明は、第一又は第二の発明に係るフィラメントワインディング装置において、
前記連結ユニットは、前記被駆動軸側のキー若しくはキー溝と前記駆動軸側のキー溝若しくはキーを嵌合して互いを連結する、とした。
第四の発明は、第三の発明に係るフィラメントワインディング装置において、
前記検出ユニットは、前記被駆動軸側のキー若しくはキー溝又は前記駆動軸側のキー溝若しくはキーを検出する光学センサを備える、とした。
第五の発明は、第四の発明に係るフィラメントワインディング装置において、
前記検出ユニットは、前記被駆動軸又は前記駆動軸の周方向にキー若しくはキー溝の幅よりも広い間隔となるように二つの光学センサを備え、各光学センサの間に一つの光学センサを備える、とした。
第六の発明は、第一から第五のいずれかの発明に係るフィラメントワインディング装置において、
前記ライナーを載置した状態で移動して前記被駆動軸と前記駆動軸が連結する所定位置へ該ライナーを供給できる供給ユニットを具備し、
前記供給ユニットは、前記被駆動軸が所定の位相となるように前記ライナーを前記所定位置へ供給する、とした。
第七の発明は、第六の発明に係るフィラメントワインディング装置において、
前記被駆動軸が所定の位相となるように前記ライナーが載置されているか否かを判断できる判断ユニットを具備し、
前記供給ユニットは、前記被駆動軸が所定の位相となるように前記ライナーが載置されていると前記判断ユニットが判断した後に、前記ライナーを前記所定位置へ供給する、とした。
第八の発明は、第六又は第七の発明に係るフィラメントワインディング装置において、
前記ライナーを前記所定位置から排出して該ライナーを載置した状態で移動できる排出ユニットを具備し、
前記供給ユニットは、前記排出ユニットが前記ライナーを前記所定位置から排出して移動させた後に、新たなライナーを前記所定位置へ供給する、とした。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
第一の発明によれば、制御ユニットは、被駆動軸と駆動軸を連結する際に検出ユニットから得られた情報に基づいて、被駆動軸と駆動軸の位相が合うように該駆動軸を回転させて位相を調節する。これにより、自動的に被駆動軸と駆動軸の位相を合わせることができる。
第二の発明によれば、制御ユニットは、被駆動軸と駆動軸の位相が合うように該駆動軸を回転させて位相を調節した後に、駆動軸を軸方向に摺動させて互いを連結する。これにより、自動的に被駆動軸と駆動軸を連結できる。
第三の発明によれば、連結ユニットは、被駆動軸側のキー若しくはキー溝と駆動軸側のキー溝若しくはキーを嵌合して互いを連結する。これにより、簡素な構造でありながら確実に被駆動軸と駆動軸を連結できる。
第四の発明によれば、検出ユニットは、被駆動軸側のキー若しくはキー溝又は駆動軸側のキー溝若しくはキーを検出する光学センサを備える。これにより、磨耗による故障や誤検出を防いで確実に被駆動軸又は駆動軸の位相を検出できる。
第五の発明によれば、検出ユニットは、被駆動軸又は駆動軸の周方向にキー若しくはキー溝の幅よりも広い間隔となるように二つの光学センサを備え、各光学センサの間に一つの光学センサを備える。これにより、高い精度で被駆動軸又は駆動軸の位相を検出できる。
第六の発明によれば、供給ユニットは、被駆動軸と駆動軸を連結する際に被駆動軸が所定の位相となるようにライナーを所定位置へ供給する。これにより、被駆動軸の位相が一定となる。
第七の発明によれば、供給ユニットは、被駆動軸が所定の位相となるようにライナーが載置されていると判断ユニットが判断した後に、ライナーを所定位置へ供給する。これにより、確実に被駆動軸の位相が一定となる。
第八の発明によれば、供給ユニットは、排出ユニットがライナーを所定位置から排出して移動させた後に、新たなライナーを所定位置へ供給する。これにより、ライナーの交換時間を短縮できる。
フィラメントワインディング装置の全体構成を示す図。 ライナー移送装置の構成を示す図。 連結ユニットの構造を示す図。 検出ユニットの構造を示す図。 ライナーを装着する動作を示す図。 被駆動軸と駆動軸の位相を合わせる動作を示す図。 被駆動軸と駆動軸の位相を合わせる動作を示す図。 ライナーを供給する動作及びライナーを排出する動作を示す図。 被駆動軸が所定の位相となるように載置できる構造を示す図。
まず、本実施形態に係るフィラメントワインディング装置100(以降「FW装置」100とする)について簡単に説明する。
図1は、FW装置100の全体構成を示す図である。図中に示す矢印Tは、ライナー1の移送方向を示している。ここでは、ライナー1の移送方向をFW装置100の前後方向とし、ライナー1が移送される一方を前側、他方を後側と定義する。
FW装置100は、ライナー1の外周面に繊維束Fを巻き付けていくものである。FW装置100は、主にライナー移送装置10と、ヘリカル巻き装置20と、フープ巻き装置30と、クリールスタンド40と、制御ユニット50と、で構成されている。
ライナー1は、例えば高強度アルミニウム材やポリアミド系樹脂等によって形成された略円筒形状の中空容器である。ライナー1は、該ライナー1の外周面に繊維束Fが巻き付けられることによって耐圧特性の向上が図られる。つまり、ライナー1は、耐圧容器を構成する基材とされる。
ライナー移送装置10は、ライナー1を回転状態又は非回転状態で移送する。詳細に説明すると、ライナー移送装置10は、FW装置100の前後方向を中心軸としてライナー1を回転させるとともに、FW装置100の前後方向にライナー1を移送する。ライナー移送装置10は、主に基台11と、ライナー支持フレーム12と、駆動軸13と、で構成されている。
基台11は、FW装置100の前後方向に延設されたレール上に載置されている。基台11には、一対のライナー支持フレーム12と駆動軸13が設けられている。そして、駆動軸13に取り付けられたライナー1は、該駆動軸13と一体となって回転する。
このような構成により、ライナー移送装置10は、FW装置100の前後方向を中心軸としてライナー1を回転させるとともに、FW装置100の前後方向にライナー1を移送することを可能としている。
ヘリカル巻き装置20は、ライナー1の外周面に繊維束Fを巻き付ける。詳細に説明すると、ヘリカル巻き装置20は、繊維束Fの巻き付け角度がFW装置100の前後方向に対して略斜め方向となる、いわゆるヘリカル巻きを行なう。ヘリカル巻き装置20は、主に基台21と、ヘリカル巻き掛け装置22と、で構成されている。
基台21には、ヘリカル巻き掛け装置22が設けられている。ヘリカル巻き掛け装置22には、繊維束Fを案内する複数の繊維束ガイド23が設けられている。そして、各繊維束ガイド23によって案内された繊維束Fは、回転しながら通過するライナー1の外周面に巻き付けられる。
このような構成により、ヘリカル巻き装置20は、繊維束Fの巻き付け角度がFW装置100の前後方向に対して略斜め方向となる、いわゆるヘリカル巻きを行なうことを可能としている。
フープ巻き装置30は、ライナー1の外周面に繊維束Fを巻き付ける。詳細に説明すると、フープ巻き装置30は、繊維束Fの巻き付け角度がFW装置100の前後方向に対して略垂直方向となる、いわゆるフープ巻きを行なう。フープ巻き装置30は、主に基台31と、フープ巻き掛け装置32と、で構成されている。
基台31には、フープ巻き掛け装置32が設けられている。フープ巻き掛け装置32には、繊維束Fが巻かれた複数のボビンBが備えられている。そして、各ボビンBから解舒された繊維束Fは、フープ巻き掛け装置32が自ら回転することによってライナー1の外周面に巻き付けられる。
このような構成により、フープ巻き装置30は、繊維束Fの巻き付け角度がFW装置100の前後方向に対して略垂直方向となる、いわゆるフープ巻きを行なうことを可能としている。
クリールスタンド40は、ヘリカル巻き装置20に繊維束Fを供給する。詳細に説明すると、クリールスタンド40は、ヘリカル巻き装置20を構成するヘリカル巻き掛け装置22の各繊維束ガイド23に対して繊維束Fを供給する。クリールスタンド40は、主にラック41と、ボビン軸42と、ローラ43と、で構成されている。
ラック41には、複数のボビン軸42とローラ43が互いに平行に取り付けられている。ボビンBは、ボビン軸42に支持された状態で繊維束Fが引っ張られることによって回転し、該繊維束Fを解舒する。そして、ボビンBから解舒された繊維束Fは、ローラ43を介して各繊維束ガイド23に送られる。
このような構成により、クリールスタンド40は、ヘリカル巻き装置20を構成するヘリカル巻き掛け装置22の各繊維束ガイド23に対して繊維束Fを供給することを可能としている。
次に、FW装置100を構成するライナー移送装置10について更に詳しく説明する。
図2は、ライナー移送装置10の構成を示す図である。図中に示す矢印Tは、ライナー1の移送方向を示している。また、図中に示す矢印Rは、駆動軸13の回転方向を示している。更に、図中に示す矢印Xは、駆動軸13の摺動方向を示している。
被駆動軸14は、当初よりライナー1に取り付けられている。ここで、ライナー1の一端に取り付けられた被駆動軸14を「第一被駆動軸141」、ライナー1の他端に取り付けられた被駆動軸14を「第二被駆動軸142」と定義する。そして、第一被駆動軸141と連結される駆動軸13を「第一駆動軸131」、第二被駆動軸142と連結される駆動軸13を「第二駆動軸132」と定義する。
ライナー移送装置10は、回転ユニット15や摺動ユニット16を備えている。また、ライナー移送装置10は、二つの連結ユニット17・18を備えている。
回転ユニット15は、第一駆動軸131を正方向又は逆方向に回転できる(矢印R参照)。つまり、回転ユニット15は、駆動軸13を構成する第一駆動軸131と第二駆動軸132のうち、第一駆動軸131のみを主動的に回転可能としている。但し、回転ユニット15が第二駆動軸132のみを主動的に回転できるとしても良い。また、回転ユニット15が第一駆動軸131と第二駆動軸132の両方を主動的に回転できるとしても良い。なお、本FW装置100においては、制御ユニット50が第一駆動軸131の回転開始又は回転停止を制御できる。
摺動ユニット16は、第一駆動軸131を軸方向に摺動できる(矢印X参照)。つまり、摺動ユニット16は、駆動軸13を構成する第一駆動軸131と第二駆動軸132のうち、第一駆動軸131のみをFW装置100の前後方向に摺動可能としている。但し、摺動ユニット16が第二駆動軸132のみを摺動できるとしても良い。また、摺動ユニット16が第一駆動軸131と第二駆動軸132の両方を摺動できるとしても良い。なお、本FW装置100においては、制御ユニット50が第一駆動軸131の摺動開始又は摺動停止を制御できる。
連結ユニット17は、第一被駆動軸141と第一駆動軸131の位相が合うときに互いを連結できる。また、連結ユニット18は、第二被駆動軸142と第二駆動軸132の位相が合うときに互いを連結できる。以下に、連結ユニット17・18の構造について説明する。
図3は、連結ユニット17・18の構造を示す図である。図中に示す矢印Xaは、第一駆動軸131の摺動方向を示している。また、図中に示す矢印Xbは、第一駆動軸131の摺動に伴ってライナー1が移動したときの第二被駆動軸142の移動方向を示している。
図3Aに示すように、連結ユニット17は、第一駆動軸131の端部に設けられている。連結ユニット17は、主に第一被駆動軸141が挿入される略円筒形状のソケット部17Sを有する。ソケット部17Sには、その軸方向(FW装置100の前後方向)にキー17kが設けられており、該キー17kは、第一被駆動軸141のキー溝17sに挿入自在となっている。従って、本FW装置100は、第一被駆動軸141と第一駆動軸131の位相が合うときにキー17kとキー溝17sが嵌合して互いを連結できる。このため、簡素な構造でありながら第一被駆動軸141と第一駆動軸131を確実に連結できる。なお、本FW装置100では、第一被駆動軸141の位相が常に一定となるので、第一被駆動軸141と第一駆動軸131の位相を合わせることは容易である。第一被駆動軸141の位相が一定となる理由については後述する。
図3Bに示すように、連結ユニット18は、第二駆動軸132の端部に設けられている。連結ユニット18は、主に第二被駆動軸142が挿入される略円筒形状のソケット部18Sを有する。ソケット部18Sには、その軸方向(FW装置100の前後方向)にキー18kが設けられており、該キー18kは、第二被駆動軸142のキー溝18sに挿入自在となっている。従って、本FW装置100は、第二被駆動軸142と第二駆動軸132の位相が合うときにキー18kとキー溝18sが嵌合して互いを連結できる。このため、簡素な構造でありながら第二被駆動軸142と第二駆動軸132を確実に連結できる。なお、本FW装置100では、後述する調節動作によって第二被駆動軸142と第二駆動軸132の位相を合わせることができる。調節動作については後述する。
更に、ライナー移送装置10は、検出ユニット19を備えている(図2参照)。以下に、検出ユニット19の構造について説明する。
図4は、検出ユニット19の構造を示す図である。
本FW装置100において、検出ユニット19は、第二被駆動軸142の位相を検出できる。具体的に説明すると、検出ユニット19は、第二被駆動軸142のキー溝18sを検出できる。そして、制御ユニット50は、検出ユニット19から得られた情報に基づいて、キー溝18sの周方向の位置を把握できる。つまり、制御ユニット50は、第二駆動軸132の位相を把握可能としている。
検出ユニット19は、第二被駆動軸142の近傍に設けられている。検出ユニット19は、主に第二被駆動軸142のキー溝18sを検出できる光学センサ19sを有する。光学センサ19sは、いわゆるフォトトランジスタで構成され、受光量に応じて電気信号を変更する。このため、制御ユニット50は、検出ユニット19からの電気信号に基づいて、第二被駆動軸142の位相を把握可能としている。なお、光学センサ19sは、第二被駆動軸142に対して非接触の状態でキー溝18sを検出できる。このため、磨耗による故障や誤検出を確実に防いで第二被駆動軸142の位相を検出できる。本検出ユニット19は、第二被駆動軸142の周方向に三つの光学センサ19sを有している。高い精度で第二被駆動軸142の位相を検出するためである。
次に、ライナー1を装着する動作について説明する。
図5は、ライナー1を装着する動作を示す図である。図中に示す矢印Xaは、第一駆動軸131の摺動方向を示している。また、図中に示す矢印Xbは、第一駆動軸131の摺動に伴ってライナー1が移動したときの第二被駆動軸142の移動方向を示している。更に、図中に示す矢印Yは、ガイド軸133の摺動方向を示している。図中に示す矢印Zは、台座64の移動方向を示している。そして、図中に示す矢印Rは、第一駆動軸131の回転方向を示している。なお、以下では、ライナー1が所定位置に配置されていることを想定して説明する。
まず、図5Aに示すように、摺動ユニット16が第一駆動軸131を摺動させる(矢印Xa参照)。具体的に説明すると、制御ユニット50が摺動ユニット16を制御することにより、第一駆動軸131を摺動させる。すると、連結ユニット17を構成するソケット部17Sに第一被駆動軸141が挿入される(図3A参照)。こうして、ライナー1の一端は、第一駆動軸131によって支持されるのである。このとき、第一被駆動軸141側のキー溝17sに第一駆動軸131側のキー17kが挿入されるので、該第一被駆動軸141と第一駆動軸131が連結される(図3A参照)。
同時に、図示しない某ユニットがガイド軸133を摺動させる(矢印Y参照)。具体的に説明すると、制御ユニット50が某ユニットを制御することにより、ガイド軸133を摺動させる。すると、第二被駆動軸142にガイド軸133が挿入される。こうして、ライナー1の他端は、ガイド軸133によって支持されるのである。
その後、図示しない某ユニットが台座64を下方に移動させる(矢印Z参照)。具体的に説明すると、制御ユニット50が某ユニットを制御することにより、台座64を下方に移動させる。こうして、ライナー1は、第一駆動軸131とガイド軸133に支持された状態で回転自在となるのである。
次に、図5Bに示すように、回転ユニット15が第二被駆動軸142と第二駆動軸132の位相が合うように該第一駆動軸131を回転させて位相を調節する(矢印R参照)。具体的に説明すると、制御ユニット50が回転ユニット15を制御することにより、第二被駆動軸142と第二駆動軸132の位相が合うように該第一駆動軸131を回転させて位相を調節する。つまり、第一駆動軸131とともにライナー1を回転させることで、該ライナー1に取り付けられている第二被駆動軸142を回転させて位相を調節するのである。このような動作を「調節動作」という。
その後、図5Cに示すように、摺動ユニット16が第一駆動軸131を更に摺動させる(矢印Xa参照)。具体的に説明すると、制御ユニット50が摺動ユニット16を制御することにより、第一駆動軸131を更に摺動させる。すると、第一駆動軸131の摺動に伴ってライナー1が移動するので、該ライナー1に取り付けられている第二被駆動軸142も移動する(矢印Xb参照)。こうして、連結ユニット18を構成するソケット部18Sに第二被駆動軸142が挿入されるのである(図3B参照)。このとき、第二被駆動軸142側のキー溝18sに第二駆動軸132側のキー18kが挿入されるので、該第二被駆動軸142と第二駆動軸132が連結される(図3B参照)。
このように、本FW装置100は、自動的に第一被駆動軸141と第一駆動軸131を連結できる。そして、本FW装置100は、自動的に第二被駆動軸142と第二駆動軸132の位相を合わせ、自動的に互いを連結できる。つまり、本FW装置100は、自動的にライナー1を装着できるのである。
次に、調節動作について詳しく説明する。
図6は、第一駆動軸131を正方向に回転させることで、第二被駆動軸142と第二駆動軸132の位相を合わせる動作(調節動作)を示す図である。図7は、第一駆動軸131を逆方向に回転させることで、第二被駆動軸142と第二駆動軸132の位相を合わせる動作(調節動作)を示す図である。図中に示す矢印Rは、第一駆動軸131の回転に伴ってライナー1が回転したときの第二被駆動軸142の回転方向を示している。また、図中に示す白丸は、光学センサ19sがキー溝18sを検出できた場合を表し、図中に示す黒丸は、光学センサ19sがキー溝18sを検出できなかった場合を表している。
上述したように、検出ユニット19は、第二被駆動軸142の周方向に三つの光学センサ19sを有している。具体的に説明すると、検出ユニット19は、第二被駆動軸142の周方向にキー溝18sの幅よりも広い間隔となるように二つの光学センサ19sを備え、各光学センサ19sの間に一つの光学センサ19sを備えている。ここでは、一方の光学センサ19sを「第一センサ19sa」、他方の光学センサ19sを「第二センサ19sb」、第一センサ19saと第二センサ19sbの間に配置された光学センサ19sを「中央センサ19sc」と定義する。
図6Aは、第一センサ19saと第二センサ19sbがキー溝18sを検出できず、中央センサ19scがキー溝18sを検出できた場合を示している。この場合、キー溝18sは、第一センサ19saと第二センサ19sbの間であって中央センサ19scの下方に存在することが明らかである。このため、制御ユニット50は、第二駆動軸132の位相を把握することができる。
このような状態の場合、制御ユニット50は、第二被駆動軸142と第二駆動軸132の位相が合っていると判断する。従って、制御ユニット50は、第一駆動軸131を回転させない。つまり、制御ユニット50は、第二被駆動軸142の位相を調節しない。
図6Bは、第一センサ19saがキー溝18sを検出できず、第二センサ19sbと中央センサ19scがキー溝18sを検出できた場合を示している。この場合、キー溝18sは、第一センサ19saの近傍であって、第二センサ19sbと中央センサ19scの下方に存在することが明らかである。このため、制御ユニット50は、第二駆動軸132の位相を把握することができる。
このような状態の場合、制御ユニット50は、第二被駆動軸142と第二駆動軸132の位相がズレていると判断する。このため、制御ユニット50は、第一駆動軸131を正方向に回転させる。つまり、制御ユニット50は、第二被駆動軸142を正方向に回転させて位相の調節を行なうのである(矢印R参照)。そして、制御ユニット50は、第一センサ19saと第二センサ19sbがキー溝18sを検出できず、中央センサ19scのみがキー溝18sを検出できる位相で回転を停止させる(図6A参照)。
図6Cは、第一センサ19saと中央センサ19scがキー溝18sを検出できず、第二センサ19sbがキー溝18sを検出できた場合を示している。この場合、キー溝18sは、中央センサ19scの近傍であって、第二センサ19sbの下方に存在することが明らかである。このため、制御ユニット50は、第二駆動軸132の位相を把握することができる。
このような状態の場合、制御ユニット50は、第二被駆動軸142と第二駆動軸132の位相がズレていると判断する。このため、制御ユニット50は、第一駆動軸131を正方向に回転させる。つまり、制御ユニット50は、第二被駆動軸142を正方向に回転させて位相の調節を行なうのである(矢印R参照)。そして、制御ユニット50は、第一センサ19saと第二センサ19sbがキー溝18sを検出できず、中央センサ19scのみがキー溝18sを検出できる位相で回転を停止させる(図6A参照)。
また、図示していないが、全てのセンサ19sa・19sb・19scがキー溝18sを検出できない場合も考えられる。この場合、制御ユニット50は、第二駆動軸132の位相を把握することができない。
このような状態においても、制御ユニット50は、第二被駆動軸142を正方向に回転させて位相の調節を行なう(矢印R参照)。そして、制御ユニット50は、第一センサ19saと第二センサ19sbがキー溝18sを検出できず、中央センサ19scのみがキー溝18sを検出できる位相で回転を停止させる(図6A参照)。なお、制御ユニット50は、通常の速度で第二被駆動軸142を回転させた場合、第二センサ19sbと中央センサ19scがキー溝18sを検出した時点で回転を停止させる。また、制御ユニット50は、通常よりも速い速度で第二被駆動軸142を回転させた場合、第二センサ19sbがキー溝18sを検出した時点で回転を停止させる。このように制御すれば、第二被駆動軸142の回転が適切な位相で停止するからである。換言すると、制御ユニット50は、このような制御が実現できる速度で第二被駆動軸142を回転させるとしている。
図7Aは、第一センサ19saと第二センサ19sbがキー溝18sを検出できず、中央センサ19scがキー溝18sを検出できた場合を示している。この場合、キー溝18sは、第一センサ19saと第二センサ19sbの間であって中央センサ19scの下方に存在することが明らかである。このため、制御ユニット50は、第二駆動軸132の位相を把握することができる。
このような状態の場合、制御ユニット50は、第二被駆動軸142と第二駆動軸132の位相が合っていると判断する。従って、制御ユニット50は、第一駆動軸131を回転させない。つまり、制御ユニット50は、第二被駆動軸142の位相を調節しない。
図7Bは、第二センサ19sbがキー溝18sを検出できず、第一センサ19saと中央センサ19scがキー溝18sを検出できた場合を示している。この場合、キー溝18sは、第二センサ19sbの近傍であって、第一センサ19saと中央センサ19scの下方に存在することが明らかである。このため、制御ユニット50は、第二駆動軸132の位相を把握することができる。
このような状態の場合、制御ユニット50は、第二被駆動軸142と第二駆動軸132の位相がズレていると判断する。このため、制御ユニット50は、第一駆動軸131を逆方向に回転させる。つまり、制御ユニット50は、第二被駆動軸142を逆方向に回転させて位相の調節を行なうのである(矢印R参照)。そして、制御ユニット50は、第一センサ19saと第二センサ19sbがキー溝18sを検出できず、中央センサ19scのみがキー溝18sを検出できる位相で回転を停止させる(図7A参照)。
図7Cは、第二センサ19sbと中央センサ19scがキー溝18sを検出できず、第一センサ19saがキー溝18sを検出できた場合を示している。この場合、キー溝18sは、中央センサ19scの近傍であって、第一センサ19saの下方に存在することが明らかである。このため、制御ユニット50は、第二駆動軸132の位相を把握することができる。
このような状態の場合、制御ユニット50は、第二被駆動軸142と第二駆動軸132の位相がズレていると判断する。このため、制御ユニット50は、第一駆動軸131を逆方向に回転させる。つまり、制御ユニット50は、第二被駆動軸142を逆方向に回転させて位相の調節を行なうのである(矢印R参照)。そして、制御ユニット50は、第一センサ19saと第二センサ19sbがキー溝18sを検出できず、中央センサ19scのみがキー溝18sを検出できる位相で回転を停止させる(図7A参照)。
また、図示していないが、全てのセンサ19sa・19sb・19scがキー溝18sを検出できない場合も考えられる。この場合、制御ユニット50は、第二駆動軸132の位相を把握することができない。
このような状態においても、制御ユニット50は、第二被駆動軸142を逆方向に回転させて位相の調節を行なう(矢印R参照)。そして、制御ユニット50は、第一センサ19saと第二センサ19sbがキー溝18sを検出できず、中央センサ19scのみがキー溝18sを検出できる位相で回転を停止させる(図7A参照)。なお、制御ユニット50は、通常の速度で第二被駆動軸142を回転させた場合、第一センサ19saと中央センサ19scがキー溝18sを検出した時点で回転を停止させる。また、制御ユニット50は、通常よりも速い速度で第二被駆動軸142を回転させた場合、第一センサ19saがキー溝18sを検出した時点で回転を停止させる。このように制御すれば、第二被駆動軸142の回転が適切な位相で停止するからである。換言すると、制御ユニット50は、このような制御が実現できる速度で第二被駆動軸142を回転させるとしている。
次に、本FW装置100の他の特徴点について説明する。
本FW装置100は、供給ユニット60と排出ユニット70を備えている(図1参照)。以下に、供給ユニット60と排出ユニット70について説明する。
図8は、ライナー1を供給する動作及びライナー1を排出する動作を示す図である。図中に示す矢印Cは、所定位置に供給されるライナー1の軌道を表している。また、図中に示す矢印Dは、所定位置から排出されたライナー1の軌道を表している。なお。「所定位置」とは、ライナー移送装置10上で、被駆動軸14(141・142)と駆動軸13(131・132)の連結が行なわれる位置をいう。
供給ユニット60は、主にFW装置100の前後方向に延設されたレール61と、該レール61上に載置された台車62と、で構成されている。供給ユニット60は、ライナー1を載置した状態で移動して所定位置へ該ライナー1を供給できる(矢印C参照)。
排出ユニット70は、主にFW装置100の前後方向に延設されたレール71と、該レール71上に載置された台車72と、で構成されている。排出ユニット70は、ライナー1を所定位置から排出して該ライナー1を載置した状態で移動できる(矢印D参照)。
供給ユニット60は、ライナー1に取り付けられた第一被駆動軸141が所定の位相となるように該ライナー1を所定位置へ供給できることを特徴としている。従って、供給ユニット60は、このような特徴を実現するために判断ユニット63を備えている。以下に、判断ユニット63について説明する。
図9は、第一被駆動軸141が所定の位相となるように載置できる構造を示す図である。図中に示す矢印Pは、判断ユニット63を構成する凸部63pの突出方向を示している。
第一被駆動軸141には、その軸方向にスリット63cが設けられている。本実施形態において、スリット63cは、キー溝17sの反対側(位相角180°となる位置)に設けられている。一方、判断ユニット63には、摺動自在に凸部63pが設けられている。凸部63pは、図示しないバネによって付勢されている。更に、判断ユニット63には、凸部63pの動作を検知できるセンサ63sを備えている。これにより、判断ユニット63は、第一被駆動軸141が所定の位相であることを条件に凸部63pがスリット63cに挿入されるので、該凸部63pの動作をセンサ63sが検知できる。こうして、制御ユニット50は、判断ユニット63から得られた情報に基づいて、第一被駆動軸141が所定の位相であるか否かを判断できる。つまり、制御ユニット50は、第一被駆動軸141が所定の位相となるようにライナー1が載置されているか否かを判断できる。
供給ユニット60は、第一被駆動軸141が所定の位相となるようにライナー1が載置されていると判断ユニット63が判断した後に、ライナー1を所定位置へ供給する。これにより、確実に第一被駆動軸141の位相が一定となる。
更に、供給ユニット60は、排出ユニット70がライナー1を所定位置から排出して移動させた後に、新たなライナー1を所定位置へ供給する。これにより、ライナー1の交換時間を短縮できる。
100 フィラメントワインディング装置(FW装置)
1 ライナー
10 ライナー移送装置
13 駆動軸
131 第一駆動軸
132 第二駆動軸
14 被駆動軸
141 第一被駆動軸
142 第二被駆動軸
15 回転ユニット
16 摺動ユニット
17 連結ユニット
17k キー
17s キー溝
18 連結ユニット
18k キー
18s キー溝
19 検出ユニット
19s 光学センサ
19sa 第一センサ
19sb 第二センサ
19sc 中央センサ
F 繊維束

Claims (8)

  1. 駆動軸を正方向又は逆方向に回転できる回転ユニットと、
    前記駆動軸の回転開始又は回転停止を制御できる制御ユニットと、
    ライナーに取り付けられた被駆動軸と前記駆動軸の位相が合うときに互いを連結できる連結ユニットと、を備え、
    前記ライナーを回転させることによって該ライナーの外周面に繊維束を巻き付けていくフィラメントワインディング装置において、
    前記被駆動軸又は前記駆動軸の位相を検出できる検出ユニットを具備し、
    前記制御ユニットは、前記被駆動軸と前記駆動軸を連結する際に前記検出ユニットから得られた情報に基づいて、前記被駆動軸と前記駆動軸の位相が合うように該駆動軸を回転させて位相を調節し、その後に前記被駆動軸と前記駆動軸を連結させる、ことを特徴とするフィラメントワインディング装置。
  2. 前記駆動軸を軸方向に摺動できる摺動ユニットを具備し、
    前記制御ユニットは、前記被駆動軸と前記駆動軸の位相が合うように該駆動軸を回転させて位相を調節した後に、前記駆動軸を軸方向に摺動させ、その後に前記被駆動軸と前記駆動軸を連結させる、ことを特徴とする請求項1に記載のフィラメントワインディング装置。
  3. 前記連結ユニットは、前記被駆動軸側のキー若しくはキー溝と前記駆動軸側のキー溝若しくはキーを嵌合して互いを連結する、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフィラメントワインディング装置。
  4. 前記検出ユニットは、前記被駆動軸側のキー若しくはキー溝又は前記駆動軸側のキー溝若しくはキーを検出する光学センサを備える、ことを特徴とする請求項3に記載のフィラメントワインディング装置。
  5. 前記検出ユニットは、前記被駆動軸又は前記駆動軸の周方向にキー若しくはキー溝の幅よりも広い間隔となるように二つの光学センサを備え、各光学センサの間に一つの光学センサを備える、ことを特徴とする請求項4に記載のフィラメントワインディング装置。
  6. 前記ライナーを載置した状態で移動して前記被駆動軸と前記駆動軸が連結する所定位置へ該ライナーを供給できる供給ユニットを具備し、
    前記供給ユニットは、前記被駆動軸が所定の位相となるように前記ライナーを前記所定位置へ供給する、ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のフィラメントワインディング装置。
  7. 前記被駆動軸が所定の位相となるように前記ライナーが載置されているか否かを認識できる判断ユニットを具備し、
    前記供給ユニットは、前記被駆動軸が所定の位相となるように前記ライナーが載置されていると前記判断ユニットが認識した後に、前記ライナーを前記所定位置へ供給する、ことを特徴とする請求項6に記載のフィラメントワインディング装置。
  8. 前記ライナーを前記所定位置から排出して該ライナーを載置した状態で移動できる排出ユニットを具備し、
    前記供給ユニットは、前記排出ユニットが前記ライナーを前記所定位置から排出して移動させた後に、新たなライナーを前記所定位置へ供給する、ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のフィラメントワインディング装置。
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