JP5752619B2 - 制御棒駆動機構の先端部の洗浄装置及び方法 - Google Patents

制御棒駆動機構の先端部の洗浄装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、原子炉内の制御棒を駆動する制御棒駆動機構の制御棒側の部分である先端部を洗浄する洗浄装置及び方法に関する。
沸騰水型原子炉(BWR)には、原子炉圧力容器(以下、単に「原子炉」という)の底部を貫通する制御棒駆動機構ハウジングが取り付けられており、この制御棒駆動機構ハウジングの上に制御棒案内管が配置される。制御棒案内管の内部には制御棒が格納されており、制御棒は制御棒駆動機構(Control Rod Drive;以下、「CRD」ともいう)と結合される。
CRDは、制御棒駆動機構ハウジング内に収納されており、炉心に対する制御棒の引抜き・挿入のたびに、CRDの内部に原子炉水が出入りする構造となっている。このため、原子炉水に含まれるクラッドがCRDの内部機構へ侵入することを防止する必要があり、CRDの制御棒側の部分である先端部にはフィルタが取り付けられている。
一方、CRDは、炉心に対して制御棒を引き抜いたり挿入したりする設備であり、緊急時には、手動あるいは自動信号により、炉心から所定量引き抜かれた状態にある制御棒を炉心に急速に挿入して原子炉を停止する際に使用される重要な設備である。
したがって、CRDは、定期検査時に原子炉から取り外されて、消耗品交換等のメンテナンスが実施される。CRDの先端部は、一般に、放射線源となるクラッド等が付着して高線量となっているため、原子炉からの取外し作業及びメンテナンス作業に関わる作業員の被ばく線量の低減が必要となっている。また、人間が接近不可能な極めて高い放射線量のCRD(以下、「高線量CRD」ともいう)が出現した場合、高線量CRDを原子炉から気中へ取り外すこと自体が不可能な場合もある。
このようなCRDの先端部からの放射線による作業員の被ばくを低減するために、特許文献1,2には、CRDの先端部を洗浄する装置が提案されている。
特開昭57−34500号公報 特開2000−56086号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載のいずれの装置も、原子炉からCRDを取り外した後にCRDの洗浄を実施するものであり、取外し前のCRDからクラッドを除去するものではない。このため、CRDの取外し時、及びCRDを取り外してから洗浄する前までの間においては、CRDからの放射線による作業員の被ばくの低減効果は得られない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、制御棒駆動機構からの放射線による作業員の被ばくをより低減することができる制御棒駆動機構の先端部の洗浄装置及び方法を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明は、原子炉内の制御棒を駆動する制御棒駆動機構の前記制御棒側の部分である先端部を洗浄する装置であって、前記原子炉内の水中環境において、前記原子炉の底部に取り付けられるハウジング内に収納されている前記制御棒駆動機構の前記先端部に向けて水を噴射する噴射管と、前記ハウジング内に収納されている前記制御棒駆動機構の前記先端部の周辺の水を吸引する吸引管と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、原子炉内の制御棒を駆動する制御棒駆動機構の前記制御棒側の部分である先端部を洗浄する方法であって、前記原子炉内の水中環境において、前記原子炉の底部に取り付けられるハウジング内に収納されている前記制御棒駆動機構の前記先端部に向けて水を噴射し、前記ハウジング内に収納されている前記制御棒駆動機構の前記先端部の周辺の水を吸引することを特徴とする。
本発明によれば、制御棒駆動機構の先端部に付着又は滞留等して存在する放射線源となるクラッドの吸引除去が、原子炉内の水中環境で可能となり、これにより、制御棒駆動機構の先端部からの放射線量が低減される。
したがって、制御棒駆動機構からの放射線による作業員の被ばくをより低減することができる制御棒駆動機構の先端部の洗浄装置及び方法を提供できる。
また、極めて高い放射線量の制御棒駆動機構が出現した場合であっても、予め原子炉内の水中環境において制御棒駆動機構の先端部に付着又は滞留等して存在するクラッドを吸引除去することができる。これにより、気中環境において人間が接近可能なレベルまで水中環境において放射線量を低減させた上で、原子炉から制御棒駆動機構を取り外すことが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る制御棒駆動機構の先端部の洗浄装置の構成を示す図である。 図1に示される制御棒駆動機構の先端部の周辺の拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る制御棒駆動機構の先端部の洗浄装置の構成を示す図である。
本発明を実施するための形態(「実施形態」という)について適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
≪第1実施形態≫
まず、図1,2を参照しながら本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る制御棒駆動機構の先端部の洗浄装置の構成を示す図である。図2は、図1に示される制御棒駆動機構の先端部の周辺の拡大図である。なお、図2において、原子炉圧力容器(原子炉)は図示省略されている。
図1及び図2に示すように、原子炉100の底部には、当該底部を貫通して下方に延伸する制御棒駆動機構ハウジング(ハウジング)3が取り付けられており、この制御棒駆動機構ハウジング3の上に、炉心(図示せず)に対する制御棒(図示せず)の引抜き・挿入の際に上下方向の案内の役目を果たす制御棒案内管2が配置される。
制御棒駆動機構(CRD)31は、制御棒駆動機構ハウジング3内に収納されており、制御棒の下端部と結合可能なカップリングスパッド7を備えている。また、CRD31には、制御棒を上下方向に移動させるためのロッドやピストン(図示せず)が備えられている。ピストンが上下動するとCRD31の内部には原子炉水が出入りするため、原子炉水に含まれるクラッドがCRD31の内部機構へ侵入しないように、CRD31の制御棒側の部分である先端部32にフィルタ4,5が備えられている。
すなわち、CRD31は、アウターチューブ33と、アウターチューブ33内に同心状に配置されるインデックスチューブ17とを備えており、アウターチューブ33の上部にアウターフィルタ4が取り付けられており、インデックスチューブ17内の上端から若干下方の位置にインナーフィルタ5が取り付けられている。
なお、カップリングスパッド7は、インデックスチューブ17の上端に装着されている。
第1実施形態に係る制御棒駆動機構の先端部の洗浄装置(以下、単に「洗浄装置」ともいう)は、原子炉100内の制御棒を駆動するCRD31の制御棒側の部分である先端部32を洗浄して除染する装置である。ここで、先端部32は、アウターフィルタ4及びインナーフィルタ5を含む概念として使用する。
洗浄装置は、原子炉100内の水中環境においてCRD31の先端部32に向けて水を噴射する噴射管としてのアウターフィルタ4用の噴射ノズル10及びインナーフィルタ5用の噴射ノズル11と、CRD31の先端部32の周辺の水を吸引する吸引管としての吸引ノズル9と、を備える本体部1を有している。
本体部1は、制御棒案内管2内に挿入可能な形状を呈しており、板状の取付具20と、取付具20の下面に固定された略円筒形状の筐体21とを有している。噴射ノズル10,11及び吸引ノズル9は、筐体21内を挿通するように設けられている。
本体部1は、制御棒案内管2の上端に設置された燃料支持金具(図示せず)を取り外して制御棒を取り外した後に、制御棒案内管2の内部に挿入されて配置される。具体的には、本体部1の取付具20に支持具16が取り付けられており、本体部1は、燃料交換台車又は作業台車(いずれも図示せず)から支持具16を介して原子炉100内に吊り下げられて、制御棒案内管2内の底部に設置される。
両噴射ノズル10,11の開口端側は、吸引ノズル9の側壁を貫通して吸引ノズル9の内部に配置されるように取り付けられている。噴射ノズル10の開口端は、極力アウターフィルタ4に接近して水を噴射するとともに渦流を発生させるために、制御棒案内管2の下端部近傍に、かつ、制御棒案内管2の中心軸に対し僅かに径方向外方側に偏心して設置される。また、渦流が発生しやすいように、噴射ノズル10の向きを仮想円筒面内においてねじれるように傾斜させてもよく、あるいは本体部1をその軸回りに所定角度範囲内で回動させるようにしてもよい。一方、噴射ノズル11の開口端は、インナーフィルタ5に向かうようにほぼ鉛直方向下方に向けて設置される。また、噴射ノズル10,11の開口端側を内部に有する吸引ノズル9は、噴射ノズル10,11からの噴流を減衰させずにそれぞれフィルタ4,5に届かせるために、カップリングスパッド7に対して干渉せずカップリングスパッド7の外周側の水も吸引できる程度まで極力接近して配置される。
洗浄装置は、さらに、噴射ノズル10,11への水を供給する噴射水供給系統22と、吸引ノズル9からの水を原子炉100内、又は原子炉100外に設置されたプール(図示せず)に向けて送出するポンプ14と、ポンプ14の下流側に設置され、吸引ノズル9からの水に含まれるクラッドを捕獲するフィルタ15と、を有している。噴射水供給系統22は、原子炉100内の水、又は原子炉100外に設置されたプール(図示せず)の水を使用して供給することができる。なお、フィルタ15はポンプ14の上流側に設置されていてもよい。
ここで、噴射ノズル10,11は、噴射水供給ホース12を介して噴射水供給系統22に接続されており、吸引ノズル9は、吸引水ホース13を介してポンプ14に接続されている。
ポンプ14及びフィルタ15は、原子炉100内の水中環境に設置されることが望ましい。ポンプ14及びフィルタ15は、放射線源となるクラッド等が滞留するため、気中環境に設置した場合には作業員の放射線被ばくの虞が生じるからである。また、フィルタ15は、放射線による作業者の被ばくの低減を目的として、遠隔操作により水中にて交換可能な構造とされることが望ましい。
また、本体部1の筐体21内には、噴射ノズル10,11及び吸引ノズル9の開口端の周辺を撮影する照明付のカメラ8が設置されている。カメラ8は例えばビデオカメラであり、このカメラ8の使用により、洗浄装置の設置状態、及びCRD31の先端部32の清掃状況が、画像により監視・観察可能となっている。
なお、照明付のカメラ8は本体部1の筐体21に固定せず、単独で設置し、監視・観察できるものでも良い。
次に、前記のように構成された第1実施形態に係る洗浄装置の作用を説明する。
第1実施形態に係る洗浄装置では、アウターフィルタ4及びインナーフィルタ5へ噴射される水は、噴射水供給系統22から噴射水供給ホース12を介して供給される。なお、図1及び図2中の矢印18は、水の流れ方向を示す。
噴射水供給系統22から供給された水は、アウターフィルタ4用の噴射ノズル10及びインナーフィルタ5用の噴射ノズル11から、CRD31の先端部32に向けて噴射されて、先端部32の周辺のクラッド6,19を含む水を攪拌する。
アウターフィルタ4用の噴射ノズル10からの噴射水は、インデックスチューブ17の外面とアウターフィルタ4の内面との間隙において旋回流を起こし、クラッド6を浮遊させる。また、インナーフィルタ5用の噴射ノズル11からの噴射水は、インナーフィルタ5の内部に滞留しているクラッド19を含む水を攪拌してクラッド19を浮遊させる。
そして、CRD31の先端部32の周辺のクラッド6,19を含む水が、ポンプ14の作動により、吸引ノズル9に吸引され、吸引水ホース13を介してポンプ14に送られる。ポンプ14から送出された水は、フィルタ15を通過させられ、フィルタ15において水中のクラッド6,19が捕獲される。ポンプ14から送出されフィルタ15を通過した水は、原子炉100内、又は原子炉100外に設置されたプール(図示せず)に向けて放出される。
前記したように、第1実施形態では、原子炉100内の水中環境においてCRD31の先端部32に向けて水が噴射され、CRD31の先端部32の周辺の水が吸引される。
このように第1実施形態によれば、CRD31の先端部32に付着又は滞留等して存在する放射線源となるクラッド6,19の吸引除去が、原子炉100内の水中環境で可能となり、これにより、CRD31の先端部32からの放射線量が低減される。
したがって、CRD31からの放射線による作業員の被ばくをより低減することができるCRD31の先端部32の洗浄装置及び方法を提供できる。
また、極めて高い放射線量のCRD31が出現した場合であっても、予め原子炉100内の水中環境においてCRD31の先端部32に付着又は滞留等して存在するクラッド6,19を吸引除去することができる。これにより、気中環境において人間が接近可能なレベルまで水中環境において放射線量を低減させた上で、原子炉100からCRD31を取り外すことが可能となる。
≪第2実施形態≫
次に、図3を参照しながら本発明の第2実施形態について説明する。
図3は、本発明の第2実施形態に係る制御棒駆動機構の先端部の洗浄装置の構成を示す図である。図1及び図2に示した第1実施形態と同じ構成については同じ符号を付して重複する説明を省略し、主に第1実施形態と相違する点について説明する。
図3に示すように、第2実施形態では、洗浄装置の本体部1aは、噴射ノズル10,11、吸引ノズル9、ポンプ14、及びフィルタ15を備えている。本体部1aは、制御棒案内管2内に挿入可能な形状を呈しており、板状の取付座20と、取付座20の下面に固定された略円筒形状の筐体21aとを有している。筐体21aの内部には、区切り板23により区切られた上室24と下室25とが形成されている。
噴射ノズル10,11、及び吸引ノズル9は、筐体21aの下室25内を挿通するように設けられており、カメラ8は、下室25内に設置されている。一方、ポンプ14、及びフィルタ15は、筐体21aの上室24内に設置されている。
第2実施形態において、ポンプ14は、吸引管としての吸引ノズル9からの水を、噴射管としてのアウターフィルタ4用の噴射ノズル10及びインナーフィルタ5用の噴射ノズル11に向けて、フィルタ15を介して送出するように構成されている。フィルタ15は、ここでは、ポンプ14の下流側に設置されているが、ポンプ14の上流側に設置されていてもよい。
次に、前記のように構成された第2実施形態に係る洗浄装置の作用を説明する。
第2実施形態に係る洗浄装置では、CRD31の先端部32の周辺の水が、ポンプ14の作動により、吸引ノズル9に吸引されてポンプ14に送られ、ポンプ14から送出された水は、フィルタ15を通過した後、噴射ノズル10,11に向けて送られる。
噴射ノズル10,11に送り込まれた水は、噴射ノズル10,11の開口端から、CRD31の先端部32に向けて噴射されて、先端部32の周辺のクラッド6,19を含む水を攪拌する。そして、CRD31の先端部32の周辺のクラッド6,19を含む水が、ポンプ14の作動により、吸引ノズル9に吸引されてポンプ14に送られる。ポンプ14から送出された水は、フィルタ15を通過させられ、フィルタ15において水中のクラッド6,19が捕獲される。ポンプ14から送出されフィルタ15を通過した水は、噴射ノズル10,11に向けて送られ、前記のような動作が繰り返される。
前記したように、第2実施形態でも、原子炉100内の水中環境においてCRD31の先端部32に向けて水が噴射され、CRD31の先端部32の周辺の水が吸引される。
したがって第2実施形態によっても、前記した第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
加えて、前記第1実施形態のように本体部1の外部に噴射水供給系統22、ポンプ14、フィルタ15等を設ける必要が無い。これにより、流路の接続に伴うホースや継手類を削減できるため、洗浄装置の構成を簡素化することが可能となる。また、流路の接続に伴う付帯作業が減少するため、作業性向上、かつ、原価低減が図られる。
以上、本発明について、実施形態に基づいて説明したが、本発明は、各実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、各実施形態に記載した構成を適宜組み合わせ乃至選択することを含め、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
例えば、前記した実施形態では、噴射ノズル10,11、及び吸引ノズル9は、制御棒案内管2の内部に挿入されて配置されるが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば噴射ノズル10,11、及び吸引ノズル9を備えた本体部1,1aが、CRD31を収納する制御棒駆動機構ハウジング3に着座されて配置されてもよい。このような構成によれば、原子炉100内の水中環境において制御棒案内管2が取り外されている場合にも、本発明が適用され得る。この場合、本体部1,1aの下部形状を、制御棒駆動機構ハウジング3に着座して確実に装着される形状に形成することが望ましい。
また、本発明は、水圧駆動方式を採用したCRDを備えるいわゆる従来型BWR、及び水圧駆動方式に加えて微動可能な電動駆動方式を採用したCRDを備えるいわゆる改良型BWRのいずれにも適用可能である。
1,1a 本体部
2 制御棒案内管
3 制御棒駆動機構ハウジング(ハウジング)
4 アウターフィルタ
5 インナーフィルタ
6,19 クラッド
7 カップリングスパッド
8 カメラ
9 吸引ノズル(吸引管)
10 アウターフィルタ用の噴射ノズル(噴射管)
11 インナーフィルタ用の噴射ノズル(噴射管)
14 ポンプ
15 フィルタ
16 支持具
17 インデックスチューブ
20 取付具
21 筐体
22 噴射水供給系統
31 CRD(制御棒駆動機構)
32 先端部
33 アウターチューブ
100 原子炉

Claims (7)

  1. 原子炉内の制御棒を駆動する制御棒駆動機構の前記制御棒側の部分である先端部を洗浄する装置であって、
    前記原子炉内の水中環境において、前記原子炉の底部に取り付けられるハウジング内に収納されている前記制御棒駆動機構の前記先端部に向けて水を噴射する噴射管と、
    前記ハウジング内に収納されている前記制御棒駆動機構の前記先端部の周辺の水を吸引する吸引管と、
    を有することを特徴とする制御棒駆動機構の先端部の洗浄装置。
  2. 前記噴射管及び前記吸引管は、前記制御棒を上下方向に案内する制御棒案内管の内部に挿入されて配置されることを特徴とする請求項1に記載の制御棒駆動機構の先端部の洗浄装置。
  3. 前記噴射管及び前記吸引管を備えた本体部が、前記制御棒駆動機構を収納する前記ハウジングに着座されて配置されることを特徴とする請求項1に記載の制御棒駆動機構の先端部の洗浄装置。
  4. 前記噴射管への水を供給する噴射水供給系統と、
    前記吸引管からの水を前記原子炉内、又は前記原子炉外に設置されたプールに向けて送出するポンプと、
    を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の制御棒駆動機構の先端部の洗浄装置。
  5. 前記吸引管からの水を前記噴射管に向けて送出するポンプを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の制御棒駆動機構の先端部の洗浄装置。
  6. 前記ポンプの上流側又は下流側に設置され、前記吸引管からの水に含まれるクラッドを捕獲するフィルタを有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の制御棒駆動機構の先端部の洗浄装置。
  7. 原子炉内の制御棒を駆動する制御棒駆動機構の前記制御棒側の部分である先端部を洗浄する方法であって、
    前記原子炉内の水中環境において、前記原子炉の底部に取り付けられるハウジング内に収納されている前記制御棒駆動機構の前記先端部に向けて水を噴射し、前記ハウジング内に収納されている前記制御棒駆動機構の前記先端部の周辺の水を吸引することを特徴とする制御棒駆動機構の先端部の洗浄方法。
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