JP5751705B2 - 点検口の外枠固定装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば床下点検口や天井点検口などの点検口の外枠固定装置に関する。
図8は、従来の床下点検口の外枠を床開口64の縁部に固定する状態を示す断面図である。この床下点検口の外枠5は、立上り壁51と、立上り壁51の上端を外向きに折り曲げた水平状枠縁52と、立上り壁51の下端に連続し、内向きに突出するハコ状受け部53とから成る。
この外枠5を固定する床面(根太61と床補強材62と床材63とで構成される)6の適所に点検用の開口が開設され、この床開口64に上記外枠5を嵌入れる。水平状枠縁52が床面6上に載置された状態で、立上り壁51が床開口64周縁に隙間を介してほぼ接面状に対応する。
ここで、立上り壁51面内のビス孔51а側から床材63に対し、ビス51 bを打ち込み、床面6に対し外枠5を額縁状に固定する。一方、床開口に際し切り出した床材を方形状の蓋板65とし、蓋板65の外周に断面略「コ」の字状の内枠66を固着して、内枠66の底面をハコ状受け部53の上面で支承する。
特開2003−120014公報
従来の床下点検口の外枠では、立上り壁から床端面に対しビス打ちする。このビスを締付けすぎると、床端面と外枠との間の適正な隙間がなくなり、外枠が変形する不利がある。
逆に、ビスの締付け強度が十分でないと、ハコ状受け部の下方に支えがないことと相俟って、蓋板にかかる負荷は水平状枠縁の設置面でのみ支承する結果となる。このため、図8の矢印で示すように、水平状枠縁の設置面が支点となって、外枠は矢印C方向へ変形する。
仮に、外枠のハコ状受け部を支える受け桟(図8の仮想線で示す)67を施工した場合は、外枠の矢印C方向への変形は解消し得る反面、床面開口寸法及び受け桟の高さ寸法を精確にしなければならず、煩瑣で且つ熟錬を要する等の不利があった。
この発明は、以上のような課題を解消させ、煩瑣な受け桟の取付けが不要で、
且つ外枠を床端面に対し強固に取り付けし得、しかも熟練を要さず何人でもワン
タッチ操作で簡易迅速、且つ正確に取付けし得る点検口の外枠固定装置を提供す
ることを目的とする。
この目的を達成させるために、この発明の点検口の外枠固定装置では、次のような構成としている。
点検口の外枠固定装置は、立上り壁のコーナー部の下部に切欠き部を設けると共に、コーナー部の周辺に下方へ突出するガイド脚を備えた外枠と、上記立上り壁の外面に当接状に配備されるプレート本体の上辺に、上記立上り壁のつば板に対し下方へ所定距離開く平行な庇板を突設すると共に、プレート本体の面内の窓孔に上記切欠き部に対応して突き刺し針を備えたバネ板を内向き配備し、プレート本体の下端部に上記ガイド脚を下方へ移動可能に挟むクリップを備えたコーナー固着プレートとから成ることを特徴とする。
このような構成を有する点検口の外枠固定装置では、外枠(隣り合う立上り壁)のコーナー部にコーナー固着プレートを配備し、このコーナー固着プレートの庇板を床開口の縁上面に載置し、外枠をコーナー固着プレート介して床面に対し浮き上がり状に配備することとしたから、外枠を単に押し下げるだけのワンタッチ操作で突き刺し針が床開口の床下地材を突き刺し、コーナー固着プレートと一体の外枠が安全確実容易に取り付けられる。
しかも、外枠の固定に際し、外枠がコーナー固着プレートに対し単に下方へ摺動するだけであるから、立上り壁と床材(床開口)端面との適正な隙間も確保でき、外枠が撓む等の変形を生じない。従って、取付け固定に熟練や専門性を必要とせず、誰でも簡単且つ強固に取付け得、受け桟などの煩瑣な施工作業も解消し得る。
更に、外枠を押し下げることで、外枠のH字型ストッパの上開口にコーナー固着プレートの爪部が係着して、コーナー固着プレートにクリップされる外枠との一体結合が一層強固となり、外枠はコーナー固着プレートを介して床開口に確実強固に固定される等、発明目的を達成した優れた効果を有する。
以下、図面に基づき本発明に係る点検口の外枠固定装置の具体的な実施の形態を説明する。
図1は、床下点検口の外枠固定装置を示す斜視図である。
床下点検口の外枠固定装置は、床開口3に取付られる外枠1と、外枠1のコーナーに配備されるコーナー固着プレート板2とから成る。
外枠1は、図1で示すように、立上り壁11と立上り壁31の上端を外向きに突出した水平状のつば板12と、立上り壁1 1の内面に高さ中央で内向きに突出する水平状の蓋板支承板13とからなる方形状枠体に形成される。
隣り合う立上り壁11のコーナー部11aには、蓋板支承板13より下部を切り欠いて切欠き部11Aを開口すると共に、コーナー部11aの周辺11bには立上り壁11の下辺から一定長さの平板状のガイド脚11Bを下方へ突設している。
更に、外枠1のコーナー部、つまり蓋板支承板13のコーナー13Aの裏面には、コーナーに対し45度の切面状にH字形ストッパ14が下方へ突設してある。H字形ストッパ14は、平行する2本の細幅縦バー14dと、長さ中央を連結する水平バー14aとからなり、水平バー14aの上・下方をそれぞれ爪係止用の上開口14b、下開口14cに設定している。
図2は、上記コーナー固着プレート2を示す斜視図である。
コーナー固着プレート2は、外枠1のコーナー外面に接面状に配備される。
コーナー固着プレート2は、L字状のプレート本体21と、プレート本体21の上辺に配備される庇板22と、プレート本体21の面内に設けた窓孔23と、バネ板24と、プレート本体21の窓孔23下部に配備された切面状板部25と、クリップ26とから成る。
プレート本体21は、2枚の方形状平板21a、21aを90度角に折り曲げてL字状に形成してある。この平板21aの上辺に外方向へ水平状に突出する庇板22を突設している。
上記窓孔23は、平板21aの面内に階段状の角形孔に形成してある。両平板21aの角孔は下部で連通している。更に、この窓孔23には、後述する突き刺し針24aを備えたバネ板24を配備している。
このバネ板24は、短冊状の板で窓孔(角形孔の上段孔)23内に、平板21aから切り起こし状に形成してある。バネ板24の基端は、平板21aに連続し且つ内向き傾斜状に折り曲げて、上記立上り壁11のコーナー部11a下部の切欠き部11Aに対応している。
このバネ板24の先端の一辺には、先端が尖った突起状の突き刺し針24aが外方向へ突設してある。上記立上り壁11がコ−ナ−固着プレート2に対し摺動状に降下することで、このバネ板(突き刺し針24a)が押圧されて窓孔23から外方へ突出する(図3参照)。
上記クリップ26は、平板21aの下端部に連続し、内向きに折り曲げた折り曲げ部26aと、この折り曲げ部26aの先端部を外向きに湾曲させたバネ部26cと、折り曲げ部26aの中央底部に設けた開口部26bとから成る。
このクリップ26が、常態において上記立上り壁11から突設するガイド脚11Bを鋏着する。常態において、ガイド脚11Bの下端と折り曲げ部26aの底部とは所定の間隔が開いた状態で、クリップ26が脚11Bに取り付いている。
つまり、コーナー固着プレート2は、庇板22が立上り壁11の鍔板12に対し下方へ所定間隔開いた状態で取付けられる。
更に、この状態において、上記ガイド脚11Bはクリップ26の折り曲げ部26の開口部26bの上方に対応位置し、ガイド脚11Bが開口部26を挿通可能としてコーナー固着プレート2に対し外枠1が降下動可能に設定してある。
前記切面状板部25は、プレート本体21のコーナー部21bの下部(窓孔23の下部)を45度に折り曲げて切面状とし、先端は窓孔23に連通するスリット25aを介して突合せ状としている。
更に、切面状板部25の突合せ側(スリット25a側)に切り目線25cを介して内向きに折り曲げた爪部25bを設けている。この爪部25bは、上記外枠1のH字形ストッパ14に対応位置している。
このような構成を有する床下点検口の外枠固定装置では、外枠1の4隅にコーナー固着プレート2が取付けてある。外枠1を床開口3に取付け際はコーナー固着プレート2と一体の外枠1を、床開口3に対し上方から宛がう。
図4及び図5は、外枠1を床開口3に嵌入した状態の外枠とコーナー固着プレート2との関係を示す要部説明図である。
図4は、外枠1のコーナー周辺11bを示す説明図である。床開口3に嵌入した外枠1は、コーナー固着プレート2の庇板22が床面(床仕上げ材31)の上面に乗っかって、床上面より浮き上がり状に遊離している。
この状態において、バネ板24は切欠き部11A(窓孔23内方向)に位置し(図1参照)、且つバネ板の突き刺し針24aは、床端面(床下地材32端面)に一定距離開いて対応位置している。
更に、図5で示すように、切面状板部25の爪部25bはH字形ストッパ14の下開口14c(水平バー14aの下方)に係止している。上記クリップ26と共に、爪部25bは立上り壁11の上方への移動阻止を図っている。
この状態から、図6で示すように、外枠1を押し込むと、外側のコーナー固着プレート2に対し摺動状に降下する。つまり、クリップ26の鋏圧に抗してガイド脚11Bが開口部26bより下方へ挿通移動し、つば板12が庇板22に重合して下降は停止する。
更に、この下降途中において、立上り壁(切欠き部11A上部)11がバネ板24を外方向へ強力に押圧し、突き刺し針24aが床下地材32に突き刺し状に固定する。
同時に、図7で示すようにH字形ストッパ14も降下する。このとき、爪部25bは、圧を受けて外開きに傾動して水平バー14aを乗り越え、水平バー14aの上端で復帰する。つまり、爪部25bは上開口14bへ移動し水平バー14cの上端に係止し、外枠1の上動を強固に阻止する。
実施の形態の点検口の外枠固定装置を示す斜視図である。 実施の形態のコーナー固着プレートを示す斜視図である。 コーナー固着プレートに対し外枠を押し下げた状態を示す斜視図である。 実施の形態の点検口の外枠固定装置を床開口に嵌め入れた状態を示す要部説明図である。 外枠とコーナー固着プレートとのコーナー部の関係を示す要部説明図である。 外枠を押し下げた状態を示す要部説明図である。 外枠を押し下げた状態の外枠コーナー部を示す要部説明図である。 従来の点検口の外枠固定装置を示す断面図である。
1 外枠
2 コ−ナ−固着プレート
3 床開口
11 立上り壁
12 つば板
13 蓋板支承板
14 H字形ストッパ
11a コーナー部
11b コーナー周辺
11A 切欠き部
11B ガイド脚
14b 上開口
14c 下開口
21 プレート本体
22 庇板
23 窓孔
24 バネ板
25 切面状板部
25a 爪部
26 クリップ
26b 開口部

Claims (4)

  1. 立上り壁のコーナー部の下部に切欠き部を設けると共に、コーナー部の周辺に下方へ突出するガイド脚を備えた外枠と、上記立上り壁の外面に当接状に配備されるプレート本体の上辺に上記立上り壁のつば板に対し下方へ所定間隔開く平行な庇板を突設し、プレート本体の面内の窓孔に上記切欠き部に対応して突き刺し針を備えたバネ板を内向きに配備し、前記外枠を下方へ押し込むことにより、立上り壁がバネ板を外方向へ押圧し、突き刺し針が窓孔から外方へ突出して床下地材に突き刺さることで固定すると共に、プレート本体の下端部に上記ガイド脚を下方へ移動可能に挟むクリップを備えたコーナー固着プレートとから成る点検口の外枠固定装置。
  2. 前記立上り壁のコーナー部には、下方へ突出するH字形ストッパを突設し、前記プレート本体のコーナー部下部にH字形ストッパに対応する切面状板部を設け、この切面状板部の爪部をH字形ストッパに係脱するようにしたことを特徴とする請求項1記載の点検口の外枠固定装置。
  3. 前記クリップは、プレート本体の下端部に連続し、内向きに折り曲げた折り曲げ部と、折り曲げ部の先端を内向きに屈曲させたバネ部を設け、上記ガイド脚の下端と折り曲げ部の底部とに所定の間隔を保持してガイド脚を挟着したことを特徴とする請求項1記載の点検口の外枠固定装置。



  4. 前記クリップの折り曲げ部の底部に開口部を設け、上記ガイド脚をこの開口部に対し挿通可能としたことを特徴とする請求項1記載の点検口の外枠固定装置。
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