JP5751655B1 - 電子チケットの消し込み方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

本発明の電子チケットの消し込み方法は、操作性に優れた電子チケットの消し込み方法を実現するべく、タッチパネルディスプレイと制御部とを備えた電子機器において実行される。本発明の電子チケットの消し込み方法は、制御部が、タッチパネルディスプレイに電子チケットを表示させる第1段階と、タッチパネルディスプレイが、タッチパネルディスプレイの画面上での所定の消し込み許可操作を検知する第2段階と、タッチパネルディスプレイが、電子チケットを使用済みとするためにタッチパネルディスプレイの画面上行う操作である消し込み操作を検知する第3段階と、消し込み許可操作が検知された状態で消し込み操作が検知されたことを条件として、制御部が電子チケットを使用済みとするための制御を実行する第4段階とを備える。

Description

本発明は、マルチタッチ操作対応のタッチパネルディスプレイを搭載した携帯端末を用いた電子チケットの消し込み方法およびプログラムに関する。
従来から、紙媒体のクーポン券やチケットに代えて、携帯端末に格納された電子クーポンや電子チケットを利用するシステムが提供されている。例えば、非接触IC付きの携帯端末を利用した電子クーポンサービスでは、クーポン利用者は、所持する携帯端末からクーポンを発行するサイトにアクセスし、所望の電子クーポンを携帯端末内に取り込む。そして、クーポン利用の際は、携帯端末を店舗端末にかざす等の処理により、店舗端末はクーポン情報を読み取り、特典と引き換えたクーポンを消し込んで「使用済」とする。すなわち、店舗端末はいわゆる「もぎり」を実行する。
上記のように携帯端末を用い、ネットワークで結んだ電子クーポンシステムとしては、特許文献1があり、非接触ICチップを搭載した携帯端末を利用し、クーポンの取得から特典との交換に至るまでの方法と仕組みが開示されている。
上記のようなクーポンの他、音楽、映画、スポーツ等の各種イベントの入場券、交通機関の利用券、事前に購入された商品の引換券などもインターネット等を介して電子チケットという形態で利用者の携帯端末に発行され、電子チケットを提示することでイベント会場への入場や交通機関の利用といったサービスを享受できる仕組みが実現されつつある。以下の説明では、電子的に発行されるクーポン、スタンプカード、イベントチケット、商品引換券等、インターネット等を介して電子的に発行されるクーポンやチケットを総称して「電子チケット」という。
特開2008−140099
しかし、特許文献1に開示された形態では、端末に格納された電子チケットを消し込んで使用済みとするために、タッチパネルに表示されるボタンを操作する必要があり、紙媒体のチケットやクーポンをもぎるときと同様の直感的な操作性が得られていなかった。また、消し込みのための操作中に、画面の表示領域を移動させるためのスクロール機能が作動し、ユーザの意図した消し込み操作が受付けられない場合があった。また、反対に、ユーザの意に反して消し込み操作が検出され、電子チケットが使用済みとされる場合もあった。
そこで、本発明は操作性に優れた電子チケットの消し込み方法およびプログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記目的を達成するために、本発明の第1の形態に係る電子チケットの消し込み方法は、タッチパネルディスプレイと制御部とを備えた電子機器による電子チケットの消し込み方法であって、制御部が、タッチパネルディスプレイに電子チケットを表示させる第1段階と、タッチパネルディスプレイが、タッチパネルディスプレイの画面上での所定の消し込み許可操作を検知する第2段階と、タッチパネルディスプレイが、電子チケットを使用済みとするためにタッチパネルディスプレイの画面上行う操作である消し込み操作を検知する第3段階と、消し込み許可操作が検知された状態で消し込み操作が検知されたことを条件として、制御部が電子チケットを使用済みとするための制御を実行する第4段階とを備える。
本発明では、電子機器が備えるタッチパネルディスプレイは、複数の点への同時接触を検知することができるものであり、電子機器が備える制御部は、第1段階において、タッチパネルディスプレイに、第1領域と第2領域とを備えるチケットを表示させ、消し込み操作は、第2領域に対する接触し接触位置を移動する操作としてもよい。この場合、消し込み許可操作は、第1領域に対する接触としてもよいし、第2領域への接触開始から所定時間以上に亘る、接触位置の実質的な静止としてもよい。
本発明では、制御部は、電子チケットを使用済みとするための制御において、消し込み操作における第2領域に対する接触位置の移動に応じて、表示されている電子チケットにおける第2領域が第1領域と第2領域との境界線に沿って第1領域からちぎれたようにタッチパネルディスプレイに描画させる制御を行うとよい。この場合、制御部は、電子チケットを使用済みとするための制御において、少なくとも第2領域に対する初期の接触位置と移動後の接触位置との垂直二等分線まで第2領域がめくれたようにタッチパネルディスプレイに電子チケットを描画させるとよい。また、第2領域に対する初期の接触位置と移動後の接触位置との垂直二等分線が境界線と交差する場合、制御部は、移動方向とは反対側の境界線の端部から当該交差する位置まで、境界線に沿って第2領域がちぎれたようにタッチパネルディスプレイに電子チケットを描画させるとよい。また、境界線の所定の長さに渡ってちぎれたように描画する前に第2領域への接触が解消されると、制御部は、タッチパネルディスプレイに、ちぎれていない元の電子チケットを表示させるとよい。また、境界線の所定の長さに渡ってちぎれたように描画させると、制御部は、さらに第2領域が完全にちぎれるまでタッチパネルディスプレイに描画させ、それ以後、ちぎれていない元の電子チケットを表示させないようにするとよい。また、第2領域が第1領域から完全にちぎれたように描画されると、表示している電子チケットが使用されたことを示す情報を記録する段階をさらに備えるとよい。
本発明では、消し込み許可操作は、タッチパネルディスプレイへの接触開始から所定時間以上に亘る、接触位置の実質的な静止とするとよい。
本発明では、電子チケットを表示している状態においてスクロール機能が作動して消し込み操作の受け付けが不能とされている場合に、制御部は、スクロール機能が所定時間以上連続して作動するとスクロール機能を終了して、消し込み操作の受け付けが可能な状態に移行することを特徴とするとよい。あるいは、電子チケットを表示している状態においてスクロール機能が作動して消し込み操作の受け付けが不能とされている場合に、制御部は、画面が所定の距離以上連続してスクロールされると、スクロール機能を終了して、消し込み操作の受け付けが可能な状態に移行するように構成してもよい。
本発明では、電子機器が備えるタッチパネルディスプレイは、複数の点への同時接触を検知することができるものであり、電子チケットを表示している状態において、制御部は、タッチパネルディスプレイが複数点への同時接触を検知すると、スクロール機能が作動することを禁止するように構成してもよい。
また、本発明の第2の形態に係るプログラムは、電子機器に上述の方法を実行させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
クーポン発行システム10の構成を示す図である。 携帯端末の構成を示す図である。 クーポン管理テーブルに格納される情報の一例を示す図である クーポン発行システム10を利用したときのフローを示す図である。 携帯端末20の画面に表示される使用前のクーポンの一例を示す図である。 携帯端末20の画面に表示されるクーポンの構成を示す図である。 携帯端末20の画面に表示される使用済のクーポンの一例を示す図である。 ちぎる操作の手順とその際の携帯端末20の表示の遷移を示す図である。 クーポンをちぎる操作を行うときの携帯端末20の表示方法を説明する詳細図である。 ちぎる操作によりクーポン等の電子チケットを消し込む際に、制御部21により実行される電子チケットの消し込み方法の手順を示すフローチャートである。 第2実施形態の電子チケットの消し込み方法の手順を示すフローチャートである。 第2実施形態の変形例における電子チケットを使用済みとするための操作方法を示す模式図である。 第2実施形態の変形例における電子チケットの消し込み方法の手順を示すフローチャートである。
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照して第1実施形態として、本発明の電子チケットの消し込み方法をクーポン発行システム10に適用した例を説明する。
図1は、クーポン発行システム10の構成を示す図である。クーポン発行システム10は、携帯端末20、およびサーバ30を備える。携帯端末20およびサーバ30は、それぞれ本発明のクーポン発行システム10の構成要素として機能するためのアプリケーションを実行する。携帯端末20とサーバ30とは、インターネット等のネットワークを介して通信可能とされる。
図2は、携帯端末20のハードウェア構成図である。図2に示すように、携帯端末20は、制御部21、通信部22、記憶部23、マルチタッチ操作対応のタッチパネルディスプレイ24、スピーカ25、振動部26で構成される。
制御部21は、例えばCPUにより構成され、記憶部23に格納されたプログラムを実行することにより携帯端末20全体を制御する。記憶部23は、OS、プログラム命令あるいはデータ等を格納するためのROM、一時的な作業用データを格納するためのRAM等のメモリから構成される。制御部21は、携帯端末20全体を制御する。記憶部23は、サーバ30から配信されるクーポンの情報を管理するクーポン管理テーブルを格納する。
図3はクーポン格納テーブルの一例を示す。クーポン管理テーブルは、クーポンID、クーポン名称、クーポン内容、画像情報、クーポン使用/未使用、使用日時、クーポン使用時の位置情報、クーポンを使用した店舗名、次回使用可能クーポンID等を格納する。クーポンIDは、各クーポンにつけられる識別子である。クーポン名称、クーポン内容、画像情報は、クーポンを画面に表示する際に、クーポンの各部に表示される情報である。クーポン使用/未使用情報は、そのクーポンが使用されたか否かを示す情報であり、画面にはこの情報に応じて使用済みのクーポンまたは未使用のクーポンが表示される。クーポン使用時の位置情報およびクーポンを使用した店舗名は、クーポンが使用された位置や店舗に関する情報を格納し、これらの情報は適宜サーバ30に送られる。次回使用可能クーポンIDは、当該クーポンが使用されることにより、新たに使用可能となるクーポンのクーポンIDである。
通信部22は、制御部21による制御の下、3G、LTE等の無線データ通信を実現し、サーバ30との通信を可能とする。例えば、通信部22はサーバ30から新規クーポンに関する情報を受信したり、クーポンが使用済みとされたことを示す情報をサーバ30に送信したりする。
マルチタッチ操作対応のタッチパネルディスプレイ24は、指やペン先などで複数の点に同時に触れて操作することができるタッチパネルディスプレイであり、携帯端末20の表示手段及び入力手段として機能する。なお、タッチパネルには種々の接触検知方式があるが、本実施形態ではマルチタッチ操作対応のタッチパネルディスプレイ24が、静電容量方式のタッチパネルである場合を例に説明する。マルチタッチ操作対応のタッチパネルディスプレイ24は、制御部21による制御の下、携帯端末20の各種機能のための表示を行うともに、ユーザからの入力を受け付ける。
サーバ30は、通信手段、制御手段、記憶手段等を備えたコンピュータシステムであり、クーポン発行者の管理下に配置される。サーバ30は、通信回線を介して携帯端末20と通信を行い、クーポン発行者の操作やプログラムに従って各ユーザの携帯端末20にクーポンを配信し、ユーザがクーポンを使用した時には、クーポンを使用した携帯端末20の情報と使用したクーポンの情報を受信して記憶・蓄積する。クーポン発行者は、サーバ30に蓄積されたクーポンの使用情報を読み出してユーザのクーポン使用履歴等を分析し、販売促進活動に活用することができる。
クーポン発行システム10は、上述のような携帯端末20とサーバ30とが新規に発行されたクーポンや使用されたクーポンの情報を送受信し処理することによって、ユーザはクーポンによるベネフィットを享受し、クーポン発行者は使用されたクーポンに関する情報を取得・蓄積する。
次に、図4に示すフローチャートを参照して、クーポン発行システム10により配信されたクーポンを使用するときの動作を説明する。まず、ユーザが携帯端末20上でクーポンを使用するためのアプリケーションを起動させる(S100)。このとき、携帯端末20は、サーバ30から未受信のクーポンをダウンロードし、クーポン管理テーブルに新規登録する(S102)。クーポン管理テーブルに新たにダウンロードしたクーポンに関する情報が格納されることで、その後、ユーザはサーバ30との通信を介さなくてもクーポンを閲覧することができる。
携帯端末20は、マルチタッチ操作対応のタッチパネルディスプレイ24に、クーポン管理テーブルに登録されている未使用のクーポンを選択する画面を表示する(S104)。ユーザは、アプリケーションを操作し、使用しようとする未使用のクーポンを指定して画面に表示させる(S106)。ユーザは、クーポンを画面に表示させ、それを店員に提示して(S108)、ベネフィットを受けるとともに、後述の操作によりクーポンを使用済みの状態とする(S110)。
上述のように発行された店舗で使用される電子クーポンについて、以下図5から図9を参照して、クーポンを使用済みとするための、「ちぎる」操作とその際の携帯端末20における処理を説明する。
図5および図6は、携帯端末20の画面に表示されるクーポンの一例を示す。表示されるクーポンには、第1接触エリア40と第2接触エリア41が設けられ、第1接触エリア40と第2接触エリア41の境界には切り取り線42が表示される。本実施形態のクーポンでは、紙媒体で配布されるクーポンのミシン目同様に切り取り線42に沿ってクーポンを「ちぎる」ことで、図7に示したように当該クーポンを使用済みの状態とする。
クーポンを「ちぎる」には、まず、第1接触エリア40に指を接触させる。そして、第1接触エリア40に接触した状態を維持したまま、第2接触エリア41にも指を接触させる。そして、第2接触エリア41に接触させた指を移動させると、第2接触エリア41で接触している箇所の移動に合わせて、クーポンの切り取り線42以下の部分(つまり第2接触エリア41)がめくれたりちぎれたりするように描画される。本例では、指を接触させる順序は第1接触エリア40、第2接触エリア41の順であり、第2接触エリア41がちぎれる側である。しかし、表示されるクーポンの各領域に接触する順序やちぎれる側はこれに限定されず、種々の設計が可能である。
ちぎる操作が行われる際の携帯端末20の動作としては、図8(A)に示したように、はじめに携帯端末20の制御部21は、マルチタッチ操作対応のタッチパネルディスプレイ24により第1接触エリア40内の第1接触点への指の接触を感知する。そして、制御部21はその接触を感知している状態で、第2接触エリア41内の第2接触点にも接触があったことを感知する。続いて、制御部21は、携帯端末図8(B)に示した矢印の方向に、第2接触点が移動されたことをマルチタッチ操作対応のタッチパネルディスプレイ24により感知する。そうすると、制御部21は、紙媒体のクーポンがめくれるのと同じ様に、マルチタッチ操作対応のタッチパネルディスプレイ24に表示されているクーポンが第2接触点の移動に合わせてめくれるような描画を開始する。このとき、ひとたびクーポンがめくれ始めると、携帯端末20は、第1接触エリア40内への接触が維持されていても、あるいは第1接触エリア40内への接触が解消されていても、その後の第2接触点の移動に合わせてめくれる描画を継続させる。一方、第1接触エリア40内への接触が感知されていない状態で、第2接触エリア41内への接触及びその移動を感知したとしても、制御部21は、クーポンがめくれる描画を開始させない。
制御部21は、マルチタッチ操作対応のタッチパネルディスプレイ24に、クーポンがめくれるような描画として、例えば図9に示すように、第2接触点の初期位置51と現在位置53の垂直二等分線より現在位置53側に弧を描くようにクーポンの半券がめくれる描画をさせる。このとき制御部21は、図6に示したように、第2接触エリア41のめくれた部分から次のページが見えてくるように描画させる。図9中で60と示しためくれた部分と次のページとの境界ラインのことを、以下では、「めくれライン」と呼ぶ。図8(C)は第2接触点の移動方向に合わせてめくれた状態を表示している。図8(D)は、ユーザが図8(C)の状態からさらに第2接触点を移動させ、次のページの一部がめくれた部分に表示された状態を示している。
図8(C)の状態から図8(D)の状態に移行する間に、第2接触点の現在位置53が初期位置51から離れるのに対応して、制御部21は、マルチタッチ操作対応のタッチパネルディスプレイ24に、第2接触エリア41と第1接触エリア40が分離される描画を開始させる。具体的には、制御部21は、マルチタッチ操作対応のタッチパネルディスプレイ24により、第2接触点の移動を感知したときに、第1接触エリア40についてはめくれたように描画せず、第2接触エリア41のみをめくれたように描画し、切り取り線42における第2接触点の移動方向とは反対側の端部からめくれライン60と切り取り線42が交わる位置57まで、第1接触エリア40と第2接触エリア41がちぎれて分離されたように描画させる。第1接触エリア40と第2接触エリア41が完全に分離される前に、第2接触点が初期位置51の方に戻るように移動されたことをマルチタッチ操作対応のタッチパネルディスプレイ24により感知した場合には、制御部21は、マルチタッチ操作対応のタッチパネルディスプレイ24に、第2接触点の移動に合わせて上記の動作を逆戻りする描画をさせる。また、第1接触エリア40と第2接触エリア41が所定の長さまで(例えば切り取り線42の一端から他端まで完全に)分離される前に第2接触点から指が離れたことをマルチタッチ操作対応のタッチパネルディスプレイ24により感知した場合には、制御部21は、上記の動作を逆戻りする描画をさせながら、表示を図8(A)の状態に戻す。
図8(D)の状態からさらに第2接触点が移動され、所定の長さまで(例えば完全に)第1接触エリア40と第2接触エリア41がちぎれると、制御部21は、マルチタッチ操作対応のタッチパネルディスプレイ24に図6のような使用済みのチケットを表示させ、図5に示した未使用の状態には戻らなくさせる。これにより、ユーザはクーポンが使用済みとなったことを確認できる。第1接触エリア40と第2接触エリア41が完全に分離された後に表示される画面には、使用済みの旨を表示してもよいし、次回使用できるクーポン(例えば、当該クーポンについて次回使用可能クーポンIDとして格納されているクーポン)を表示してもよい。そして、第1接触エリア40と第2接触エリア41が完全に分離されると、当該クーポンを使用した旨が携帯端末20からサーバ30へと送信されてサーバ30に記憶される。同時に、クーポン管理テーブルにて、当該クーポンが使用済みとなったことが記憶される。
続いて、「ちぎる」操作によりクーポン等の電子チケットを消し込む際に、制御部21により実行される電子チケットの消し込み方法の手順を、図10示すフローチャートを参照して説明する。携帯端末20の制御部21は、タッチパネルディスプレイ24内の第2接触エリア41に対する接触が検知されると(ステップS200)、第1接触エリア40に対する接触が既に検知されているかを判断する(ステップS210)。第1接触エリア40に対する接触が検知されている場合には(ステップS210;Yes)、続いて第2接触エリア41に対する接触位置が移動して電子チケットを使用済みとするための条件(以下、消し込み条件ともいう。例えば、表示したチケットが完全にちぎれるまで接触位置を移動したことがこれに該当する)が満たされたことを検出すると(ステップS220;Yes)、電子チケットを使用済みとするための制御を実行して(ステップS230)処理を終了する。電子チケットを使用済みとするための制御としては、例えば第2接触エリア41が第1接触エリア40から切り離されたようにタッチパネルディスプレイ24に描画させる表示制御や、電子チケットのステータスを使用済みにするためのサーバ30との通信制御等を行う。一方、消し込み条件が満たされずにタッチパネルへの接触が終了した場合には(ステップS220;No)、電子チケットを使用済みとせずに処理を終了する。この時、必要に応じて、途中までちぎれたように描画した電子チケットが、ちぎれていない状態に戻ったように描画するよう表示制御を行ってもよい。またステップS210において、一方、第1接触エリア40への接触が検知されていない場合には(ステップS210;No)、第2接触エリア41への操作によらず電子チケットを使用済みとすることなく処理を終了する。
以上のような一連の「ちぎる」消し込み操作により、紙媒体のチケットやクーポンをもぎるときと同様の直感的な操作性を、電子チケットや電子クーポンでも提供することができる。また、どの端末がいつ、どのクーポンを使用したかの情報をサーバ30に送信することができる。また、クーポンを使用済みとするためには、上記で挙げたような特定の動作を必要とするため、ユーザがクーポンを誤って使用済みとしてしまう操作を防止することができる。また、クーポンの紛失、不正使用を防ぐことができる。
〔第1実施形態の変形〕
以上、本発明の第1実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
上記の第1実施形態では、第2接触エリアのみがちぎれるようになっているが、クーポンの仕様に応じて、どちらをちぎれるようにしてもよい。また第2接触点の移動に応じてクーポンがめくれる描画やちぎれる描画の具体的な演出は、上記の実施形態に記載の態様に限られない。
第1接触エリア40と第2接触エリア41が分離される描画に合わせて、携帯端末20が備えるスピーカ25や振動部26は、紙媒体のクーポンをちぎるときのような音や振動でユーザにあたかも紙媒体のクーポンをちぎっているかのような効果をユーザに与えるようにするとよい。また、クーポンの素材に設定したもの(すなわちクーポンとして表示される表示の質感)に応じて、めくれ方に異なる演出効果を与えてもよい。また、クーポンをめくるスピードに応じてちぎれ方に異なる演出効果を与えてもよい。
タッチパネルディスプレイ24に表示されるクーポンの画像が、スクロール可能に表示される場合には、制御部21は、第1接触点への指の接触を検知したときに、スクロールを禁止するよう表示を制御するとよい。このような制御により、クーポンをちぎる操作を行おうとしたにもかかわらず画面のスクロールが開始され、思うように消込ができないといった不具合を防ぐことができる。
〔第2実施形態〕
本発明の第2実施形態に係る電子チケットの消し込み方法は、クーポン等の電子チケットを使用済みとするための消し込み操作が第1実施形態とは異なる。以下では第1実施形態と異なる部分についてのみ説明し、上述した第1の実施形態と共通の点については、ここでの説明を省略する。
本実施形態において、クーポン発行システム10は、第1実施形態と同様、携帯端末20、およびサーバ30を備えるが、携帯端末20が備えるタッチパネルディスプレイ24はマルチタッチ操作に対応したものである必要はない。第1実施形態では、第1接触エリアへの接触が検知された状態で、更に第2接触エリアに対する接触位置の移動が検知されると、電子チケットが使用済みとされるものであった。本実施形態では、電子チケットを使用済みとするための操作において、第1接触エリアへの接触を要さず、第2接触エリアへの接触位置が所定時間以上、実質的に静止しており、その後接触位置が移動された場合に電子チケットを使用済みとするよう制御を行う。
以下では、その実現方法の一例を、図11を参照して説明する。図11は、本発明の第2実施形態に係る電子チケットの消し込み方法の手順を示すフローチャートである。携帯端末20の制御部21は、タッチパネルディスプレイ24内の第2接触エリア41に対する接触が検知されると(ステップS300)、当該接触が検知された時刻からの経過時間の測定を開始する(ステップS310)。そして、第2接触エリア41に対する接触位置が移動すると、その移動距離(最初の接触位置からの距離)が所定値を超えた時点での経過時間を静止時間として取得する(ステップS320)。そして、当該静止時間が所定時間(例えば0.5秒)以上か否かを判断し(ステップS330)、所定時間以上である場合には(ステップS330;Yes)、電子チケットを使用済みとするための制御が可能な状態とする。その後、更に消し込み条件(例えば、表示したチケットが完全にちぎれるまで接触位置を移動したこと)が満たされたか否かを判断する(ステップS340)。消し込み条件が満たされたことを検出すると(ステップS340;Yes)、電子チケットを使用済みとするための制御を実行して(ステップS350)処理を終了する。電子チケットを使用済みとするための制御としては、例えば第2接触エリア41が第1接触エリア40から切り離されたようにタッチパネルディスプレイ24に描画させる表示制御や、電子チケットのステータスを使用済みにするためのサーバ30との通信制御等を行う。一方、消し込み条件が満たされずにタッチパネルへの接触が終了した場合には(ステップS340;No)、電子チケットを使用済みとせずに処理を終了する。またステップS330において、一方、静止時間が所定値未満であった場合には(ステップS330;No)、電子チケットを使用済みとするための制御を実行せずに処理を終了する。
本実施形態の電子チケットの消し込み方法によれば、以上のような一連の「ちぎる」消し込み操作により、紙媒体のチケットやクーポンをもぎるときと同様の直感的な操作性を、電子チケットや電子クーポンでも提供することができる。また、クーポンを使用済みとするためには、接触位置の静止を必要とするため、タッチパネルディスプレイに誤って触れてユーザがクーポンを誤って使用済みとしてしまう操作が起こりにくくすることができる。また、第1実施形態と異なり、本実施形態の方法は、いわゆるマルチタッチに対応していないタッチパネルディスプレイを備える携帯端末20での電子チケットの消し込みにも適用することができる。
〔第2実施形態の変形〕
上述の第2実施形態で説明したような、接触位置が所定時間以上、実質的に静止していたことを条件に、その後の操作に応じて電子チケットを使用済みとするよう制御を行う電子チケットの消し込み方法は、第2実施形態とは異なる操作による電子チケットの消し込みにも適用することができる。
例えば、図12に示したように、クーポンなどの電子チケットをタッチパネルディスプレイ24に表示した状態で、タッチパネルディスプレイ24への指の接触位置が所定時間以上、実質的に静止してから閉曲線を描き、当該閉曲線で囲まれた領域の面積が所定の面積以上である場合に電子チケットを使用済みとするための制御を行うように構成するとよい。具体的には、制御部21は、タッチパネルディスプレイ24への指の接触を検知すると、当該接触が検知された時刻からの経過時間の測定を開始する。そして、接触位置が移動すると、その移動距離(最初の接触位置からの距離)が所定値を超えた時点での経過時間を静止時間として取得し、当該静止時間が所定時間(例えば0.5秒)以上であった場合には、電子チケットを使用済みとするための制御が可能な状態とする。その後、更に消し込み条件(例えば、描いた閉曲線の面積が所定の面積以上であること)が満たされたことを検出すると、電子チケットを使用済みとするための制御を実行する。電子チケットを使用済みとするための制御としては、例えば、描いた閉曲線と中心(あるいは重心)が一致するように使用済みを示すスタンプの印影の画像を、電子チケットの券面の画像と重ねて描画する表示制御や、電子チケットのステータスを使用済みにするためのサーバ30との通信制御等を行う。一方、静止時間が所定値未満であった場合には、電子チケットを使用済みとするための制御を不可とし、それ以後に続けて行われる接触位置の移動によって電子チケットを使用済みとするための制御が実行されないようにする。
以下では、本変形例に係る電子チケットの消し込み方法の処理手順の一例を、図13に示したフローチャートを参照して説明する。携帯端末20の制御部21は、タッチパネルディスプレイ24に対する接触が検知されると(ステップS400)、当該接触が検知された時刻からの経過時間の測定を開始する(ステップS410)。そして、接触位置が移動すると、その移動距離(最初の接触位置からの距離)が所定値を超えた時点での経過時間を静止時間として取得する(ステップS420)。そして、当該静止時間が所定時間(例えば0.5秒)以上であった場合には(ステップS430;Yes)、電子チケットを使用済みとするための制御が可能な状態とする。その後、更に消し込み条件(例えば、描いた閉曲線の面積が所定の面積以上であること)が満たされたことを検出すると(ステップS440;Yes)、電子チケットを使用済みとするための制御を実行して(ステップS450)処理を終了する。電子チケットを使用済みとするための制御としては、描いた閉曲線と中心(あるいは重心)が一致するように使用済みを示すスタンプの印影の画像を、電子チケットの券面の画像と重ねて描画する表示制御や、電子チケットのステータスを使用済みにするためのサーバ30との通信制御等を行う。一方、消し込み条件が満たされずにタッチパネルへの接触が終了した場合には(ステップS440;No)、電子チケットを使用済みとせずに処理を終了する。またステップS430において、一方、静止時間が所定値未満であった場合には(ステップS430;No)、電子チケットを使用済みとするための制御を実行せずに処理を終了する。
本変形例の電子チケットの消し込み方法によれば、画面上に閉曲線を描く操作によって、紙のチケットに消印を押すことに類似した直感的な操作を、携帯端末を用いた電子チケットや電子クーポンでも提供することができる。また、クーポンを使用済みとするためには、接触位置の静止を必要とするため、タッチパネルディスプレイに誤って触れてユーザがクーポンを誤って使用済みとしてしまう操作が起こりにくくすることができる。また、本変形例の方法は、いわゆるマルチタッチに対応していないタッチパネルディスプレイを備える携帯端末20での電子チケットの消し込みにも適用することができる。
なお、タッチパネルディスプレイ24上に描いた軌跡が複数の閉じた領域を有する場合、軌跡を描き始めてから最初に形成される閉曲線の面積により消込処理に進むか否かを判定するとよい。タッチパネルディスプレイ上に描いた軌跡が閉曲線とならず両端が開いている場合、制御部21は、軌跡の始点及び終点をそれぞれにおける接線に沿って延長し、延長した直線も含めて閉曲線を描かれたとして扱ってもよい。なお、軌跡は直線ではなく曲線により延長してもよい。また、閉曲線の面積に加え、閉曲線の形状(例えば頂点の数)を、電子チケットを使用済みとするための制御を実行するか否かの判定条件に加えてもよい。
〔第3実施形態〕
上述の第1および第2実施形態では消し込み操作の入力が阻害されることは想定していなかったが、一般には、ユーザの意に反してスクロール機能が作動しおり、その状態で電子チケットを使用済みとすべく所定の操作入力を行おうとしても消し込み操作の入力が受付けられない場合がある。このような場合、従来はタッチパネルディスプレイへの接触を終了して(つまり指を離して)、消し込み操作の入力をやり直す必要があり、スムーズな消し込み処理が阻害されることがある。
本発明の第3実施形態では、タッチパネルディスプレイ24への接触を終了することなく、スクロール機能が作動し電子チケットを使用済みとするための操作が不能となっている状態から、スクロール機能を終了して電子チケットを使用済みとするための操作が可能な状態へと移行することを特徴とする。それ以外の点は第1実施形態や第2実施形態と共通であるため、以下では第1実施形態や第2実施形態と異なる部分についてのみ説明し、第1実施形態や第2実施形態と共通の点については、ここでの説明を省略する。
本実施形態において、クーポン発行システム10は、第1実施形態や第2実施形態と同様、携帯端末20、およびサーバ30を備える。携帯端末20のタッチパネルディスプレイ24に表示する電子チケットの券面画像が、タッチパネルディスプレイ24の表示エリアよりも大きい場合(例えば、紙のチケットを模して細長い券面画像とした場合)、タッチパネルディスプレイ24が接触位置の移動を検出すると、制御部21は、いわゆるスクロール機能を作動させ、券面画像の表示範囲を接触位置の移動に応じて変更するよう表示を制御する。このようなスクロール機能が作動すると、制御部21は、スクロール機能が作動してからの経過時間を測定する。そして、スクロール機能が作動してからの経過時間が所定値を超えると、スクロール機能を終了して、電子チケットを使用済みとするための操作(例えば、第1又は第2実施形態で説明した操作や、タッチパネルディスプレイ24に対して所定の位置関係を有する多点への同時接触を行う操作)を受け付け可能な状態となるよう制御する。なお、制御部21は、スクロール機能が作動してからの経過時間に代えて、クロール機能が作動してからの接触位置の移動距離を測定し、移動距離が所定値を超えた場合に、スクロール機能を終了して、電子チケットを使用済みとするための操作を受け付け可能な状態となるよう制御してもよい。
本実施形態の電子チケットの消し込み方法によれば、画面のスクロール機能が作動し得る電子チケットが表示された状態においても、スムーズに消し込みを行うことができる。したがって、短時間で大量の消し込みを行うような状況においても、滞留なく円滑に消し込みを行うことができる。
〔第4実施形態〕
上記の第3実施形態では、スクロール機能が作動した状態から復帰することにより電子チケットを使用済みとするための操作をスムーズに行うことを可能としたが、本発明の第4実施形態に係る電子チケットの消し込み方法では、所定の操作が行われた場合にスクロール機能が作動することを禁止することにより、電子チケットを使用済みとするための操作をよりスムーズに行うことを可能とする。このような制御を可能とすることに伴う変更点以外は第3実施形態と共通であるため、以下では第3実施形態と異なる部分についてのみ説明し、第3実施形態と共通の点については、ここでの説明を省略する。
本実施形態において、クーポン発行システム10は、第1実施形態と同様、携帯端末20、およびサーバ30を備える。本実施形態の携帯端末20が備えるタッチパネルディスプレイ24は、マルチタッチ操作に対応したものである。制御部21は、タッチパネルディスプレイ24に電子チケットの券面画像が表示された状態で、複数の位置に同時に接触されていることを検知すると、スクロール機能の作動を禁止し、既にスクロール機能が作動していた場合にはスクロール機能を終了して、電子チケットを使用済みとするための操作(例えば、第1又は第2実施形態で説明した操作や、タッチパネルディスプレイ24に対して所定の位置関係を有する多点への同時接触を行う操作)を受け付け可能な状態となるよう制御する。
本実施形態の電子チケットの消し込み方法によれば、画面のスクロール機能が作動し得る電子チケットが表示された状態においても、スムーズに消し込みを行うことができる。したがって、短時間で大量の消し込みを行うような状況においても、滞留なく円滑に消し込みを行うことができる。
10 クーポン発行システム
20 携帯端末
21 制御部
22 通信部
23 記憶部
24 タッチパネルディスプレイ
25 スピーカ
26 振動部
30 サーバ
40 第1接触エリア
41 第2接触エリア
42 切り取り線

Claims (4)

  1. タッチパネルディスプレイと制御部とを備えた電子機器による電子チケットの消し込み方法であって、
    前記制御部が、前記タッチパネルディスプレイに電子チケットを表示させる第1段階と、
    前記タッチパネルディスプレイが、前記タッチパネルディスプレイの画面上での所定の消し込み許可操作を検知する第2段階と、
    前記タッチパネルディスプレイが、前記電子チケットを使用済みとするために前記タッチパネルディスプレイの画面上行う操作である消し込み操作を検知する第3段階と、
    前記消し込み許可操作が検知された状態で前記消し込み操作が検知されたことを条件として、前記制御部が前記電子チケットを使用済みとするための制御を実行する第4段階と
    を備え
    前記電子機器が備える前記タッチパネルディスプレイは、複数の点への同時接触を検知することができるものであり、
    前記電子機器が備える制御部は、第1段階において、前記タッチパネルディスプレイに、第1領域と第2領域とを備えるチケットを表示させ、
    前記消し込み操作は、前記第2領域に対する接触し接触位置を移動する操作であり、
    前記制御部は、前記電子チケットを使用済みとするための制御において、前記消し込み操作における前記第2領域に対する接触位置の移動に応じて、表示されている電子チケットにおける前記第2領域が前記第1領域と前記第2領域との境界線に沿って前記第1領域からちぎれたように前記タッチパネルディスプレイに描画させる制御を行い、
    前記境界線の所定の長さに渡ってちぎれたように描画する前に前記第2領域への接触が解消されると、前記制御部は、前記タッチパネルディスプレイに、ちぎれていない元の電子チケットを表示させ、
    前記境界線の前記所定の長さに渡ってちぎれたように描画させると、前記制御部は、さらに前記第2領域が完全にちぎれるまで前記タッチパネルディスプレイに描画させ、それ以後、ちぎれていない元の電子チケットを表示させないことを特徴とする電子チケットの消し込み方法。
  2. タッチパネルディスプレイと制御部とを備えた電子機器による電子チケットの消し込み方法であって、
    前記制御部が、前記タッチパネルディスプレイに電子チケットを表示させる第1段階と、
    前記タッチパネルディスプレイが、前記タッチパネルディスプレイの画面上での所定の消し込み許可操作を検知する第2段階と、
    前記タッチパネルディスプレイが、前記電子チケットを使用済みとするために前記タッチパネルディスプレイの画面上行う操作である消し込み操作を検知する第3段階と、
    前記消し込み許可操作が検知された状態で前記消し込み操作が検知されたことを条件として、前記制御部が前記電子チケットを使用済みとするための制御を実行する第4段階と
    を備え、
    前記電子チケットを表示している状態においてスクロール機能が作動して前記消し込み操作の受け付けが不能とされている場合に、前記制御部は、スクロール機能が所定時間以上連続して作動するとスクロール機能を終了して、前記消し込み操作の受け付けが可能な状態に移行することを特徴とする電子チケットの消し込み方法。
  3. タッチパネルディスプレイと制御部とを備えた電子機器による電子チケットの消し込み方法であって、
    前記制御部が、前記タッチパネルディスプレイに電子チケットを表示させる第1段階と、
    前記タッチパネルディスプレイが、前記タッチパネルディスプレイの画面上での所定の消し込み許可操作を検知する第2段階と、
    前記タッチパネルディスプレイが、前記電子チケットを使用済みとするために前記タッチパネルディスプレイの画面上行う操作である消し込み操作を検知する第3段階と、
    前記消し込み許可操作が検知された状態で前記消し込み操作が検知されたことを条件として、前記制御部が前記電子チケットを使用済みとするための制御を実行する第4段階と
    を備え、
    前記電子チケットを表示している状態においてスクロール機能が作動して前記消し込み操作の受け付けが不能とされている場合に、前記制御部は、画面が所定の距離以上連続してスクロールされると、スクロール機能を終了して、前記消し込み操作の受け付けが可能な状態に移行することを特徴とする電子チケットの消し込み方法。
  4. タッチパネルディスプレイと制御部とを備えた電子機器による電子チケットの消し込み方法であって、
    前記制御部が、前記タッチパネルディスプレイに電子チケットを表示させる第1段階と、
    前記タッチパネルディスプレイが、前記タッチパネルディスプレイの画面上での所定の消し込み許可操作を検知する第2段階と、
    前記タッチパネルディスプレイが、前記電子チケットを使用済みとするために前記タッチパネルディスプレイの画面上行う操作である消し込み操作を検知する第3段階と、
    前記消し込み許可操作が検知された状態で前記消し込み操作が検知されたことを条件として、前記制御部が前記電子チケットを使用済みとするための制御を実行する第4段階と
    を備え、
    前記電子機器が備える前記タッチパネルディスプレイは、複数の点への同時接触を検知することができるものであり、
    前記電子チケットを表示している状態において、前記制御部は、前記タッチパネルディスプレイが複数点への同時接触を検知すると、スクロール機能が作動することを禁止することを特徴とする電子チケットの消し込み方法。
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