JP5748698B2 - 電動機 - Google Patents

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本発明は、扇風機や換気扇等に用いられる電動機に関する。
従来、前端板中央に前軸受保持部が形成され筒状胴部の後端外周部にフレームフランジが形成された金属製のフレームと、コイルが巻装され前記フレームの筒状胴部内に嵌合されたステータと、前記ステータの後側に立設され前記コイルの端末が絡められたピンと、中央に後軸受保持部が形成され外周部に外筒部及び貫通孔が形成され前記ステータの後から前記外筒部が前記フレームの筒状胴部に圧入され前記貫通孔に前記ピンが挿通された樹脂製のブラケットと、前記ピンが挿通された貫通孔を塞ぐ防湿シールと、前軸受が前記フレームの前軸受保持部に保持され後軸受が前記ブラケットの後軸受保持部に保持され前記ステータ内に配置されるロータと、電源回路及び駆動回路を構成する電子部品を実装し前記ブラケットの後側に配置され前記ピンに導電接続される回路基板と、前端外周部に前記フレームフランジと締結されるカバーフランジが形成され前記ブラケットの外筒部に筒状胴部が外嵌されて前記フレームに締結され前記電子部品と接触して該電子部品の熱を放熱する金属製のカバーと、を備えるDCブラシレスモータが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−66980号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、カバーの筒状胴部とピンとの絶縁沿面距離を確保するために、樹脂製のブラケットの外筒部がピンを囲むようにカバー側に延びている。そのため、回路基板にピンをハンダ付けするとき、ハンダ鏝がブラケットの外筒部に干渉してハンダ付けの作業性が悪い、という問題があった。
ハンダ鏝と外筒部の干渉を避けるために、ピンを内側へ移そうとすると、ピンは、ステータに装着されコイルが巻装されるインシュレータの外フランジ上に立設されているので、外フランジを内側へ移してインシュレータのコイル巻幅を狭くしなければならず、コイルの巻き回し数が減ってしまう、という問題が発生する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、回路基板にピンをハンダ付けするときハンダ鏝が樹脂製のブラケットの外筒部に干渉せず、ピンが立設されるインシュレータのコイル巻幅を確保することができる電動機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、前端板中央に前軸受保持部が形成され筒状胴部の後端外周部にフレームフランジが形成された金属製のフレームと、インシュレータを介してコイルが巻装され前記フレームの筒状胴部内に嵌合されたステータと、基部が前記インシュレータの外フランジの後側に立設され前記コイルの端末が絡められ、先部が折り曲げられて前記基部よりも中央寄りに配置されるピンと、中央に後軸受保持部が形成され外周部に外筒部及び貫通孔が形成され前記ステータの後から前記外筒部が前記フレームの筒状胴部に圧入され前記貫通孔に前記ピンの先部が挿通された樹脂製のブラケットと、前軸受が前記フレームの前軸受保持部に保持され後軸受が前記ブラケットの後軸受保持部に保持され前記ステータ内に配置されるロータと、電源回路及び駆動回路を構成する電子部品を実装し前記ブラケットの後側に配置され前記ピンの先部にハンダにより導電接続される回路基板と、前端外周部に前記フレームフランジと締結されるカバーフランジが形成され前記ブラケットの外筒部に筒状胴部が外嵌されて前記フレームに固定され前記回路基板を覆う金属製のカバーと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、回路基板にピンをハンダ付けするときハンダ鏝が樹脂製のブラケットの外筒部に干渉せず、且つ、ピンが立設されるインシュレータのコイル巻幅を確保することができる電動機が得られる、という効果を奏する。
図1は、本発明にかかる電動機の実施の形態を示す部分断面図である。 図2は、図1のA部拡大図である。 図3は、フレームにブラケットを組込んだ状態を示す後面図である。 図4は、回路基板の後面図である。 図5−1は、ブラケットの前面図である。 図5−2は、図5−1のB部拡大図である。 図5−3は、図5−2のC矢視図である。 図6は、実施の形態の電動機の回路ブロック図である。 図7は、ステータの後面図である。 図8は、ステータに巻線を行なっている状態を示す図である。 図9は、図8のD−D線に沿う矢視図である。 図10は、実施の形態の電動機を搭載した換気扇の断面図である。
以下に、本発明にかかる電動機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる電動機の実施の形態を示す部分断面図であり、図2は、図1のA部拡大図であり、図3は、フレームにブラケットを組込んだ状態を示す後面図であり、図4は、回路基板の後面図であり、図5−1は、ブラケットの前面図であり、図5−2は、図5−1のB部拡大図であり、図5−3は、図5−2のC矢視図であり、図6は、実施の形態の電動機の回路ブロック図であり、図7は、ステータの後面図であり、図8は、ステータに巻線を行なっている状態を示す図であり、図9は、図8のD−D線に沿う矢視図であり、図10は、実施の形態の電動機を搭載した換気扇の断面図である。
図1及び図2に示すように、実施の形態の電動機90は、前端板1tの中央に前軸受保持部1aが形成され筒状胴部1dの後端外周部にフレームフランジ1bが形成され、全体としてキャップ状に形成された金属製のフレーム1と、インシュレータ2dが装着されコイル2aが巻装された鉄心2bからなりフレーム1の筒状胴部1d内に嵌合されたステータ2と、シャフト3aが嵌入され前軸受3b及び後軸受3cが装着され前軸受3bをフレーム1の前軸受保持部1aに保持させてステータ2内に配置されるロータ3と、中央に後軸受3cを保持する後軸受保持部4aが形成され、外周部に外筒部4bが形成され、ステータ2の後から外筒部4bがフレーム1の筒状胴部1dに圧入される樹脂製円盤状のブラケット4と、を備えている。
ブラケット4の外筒部4bの外周部にブラケットフランジ4fを設け、ブラケットフランジ4fをフレームフランジ1bと後述のカバーフランジ8bとで挟み込むようにし、ブラケット4の軸方向の位置決めをしている。ブラケットフランジ4fをフレームフランジ1bとカバーフランジ8bとで挟み込んで固定することにより、フレーム1に圧入されたブラケット4が、樹脂と金属の熱膨張率の差により、軸方向にずれるのを防止することができる。
ブラケット4の外筒部4bの外径寸法は、フレーム1の内径寸法に対してシマリバメとなるような寸法に形成されている。また、ブラケット4の外筒部4bの外周面は、全周に亘ってフレーム1の内周面に接触している。上記により、フレーム1の中心とブラケット4の中心を精密に合わせることができる。前軸受3bがフレーム1の前軸受保持部1aに保持され、後軸受3cがブラケット4の後軸受保持部4aに保持される。
ブラケット4の外縁部(外筒部4bの内側)には、4ヶ所に軸方向の貫通孔4cが形成されている。貫通孔4cには、ステータ2の鉄心2bに装着されたインシュレータ2dの外フランジ2dの後側に立設されたピン2cが挿通される。ピン2cは、ステータ2のコイル2aの端末と回路基板5とを導電接続する。ピン2cの形状の詳細については後述する。
貫通孔4cは、ステータ2側(モータ部11側)の内径が大きく、回路基板5側(回路部12側)の内径がピン2cとの間隙が小さくなるように、テーパ孔となっている。貫通孔4cにピン2cを挿通した後、モータ部11側から回路部12側への空気の浸入を防ぐために、ピン2cとの間隙を塞ぐように速乾性の防湿シール6が施されている。
ブラケット4の回路部12側に、ピン2cを挿通させるようにして回路基板5を取付け(配置し)、ピン2cと回路基板5とをハンダ2e等により導電接続する。図1、図4及び図6に示すように、回路基板5には、ロータ3の位置を検出するホールIC7b、ロータ3を回転させる駆動回路7c、マイコン7d及び電源回路7e等の電子部品7が実装されている。
図1に示すように、回路基板5には、電子部品7から発生する熱を放熱するためのアルミ製の放熱フィン9が取付けられている。放熱フィン9には、クッション性を有する放熱シート9a及び電気絶縁性を有する絶縁シート9bが接着され、絶縁シート9bは、回路基板5を覆う金属製のカバー8の後端板8tに押圧され、カバー8の表面から放熱する。
カバー8の筒状胴部8dをブラケット4の外筒部4bに外嵌し、フレームフランジ1bに、ブラケットフランジ4fを介して、カバー8の前端外周部に形成されたカバーフランジ8bを重ね、フレーム1のフレーム孔1cにカバー突起8cを挿入(圧入)し、カバー突起8cを折り曲げることにより、フレーム1とカバー8とを固定する。
図3に示すように、フレームフランジ1b、ブラケットフランジ4f及びカバーフランジ8bには、4つの締結孔10が設けられていて、締結孔10を用いて電動機90を換気扇等の製品にネジ止めする。
ブラケット4は、PPS等の樹脂製であり絶縁性を有するので、コイル2a、ピン2c及び回路基板5とフレーム1及びカバー8との間の半径方向の沿面距離を確保することができる。また、コイル2aとブラケット4との間のスペース、及び、回路基板5とブラケット4との間のスペースは不要であり(接触させてもよい)、電動機90の軸方向寸法を小さくすることができる。
ブラケット4は、ブラケットフランジ4fをフレームフランジ1bとカバーフランジ8bとで挟み込むようにして、軸方向に位置決めされているので、ブラケット4が軸心に対して傾くことはない。また、ブラケット4は、フレーム1に圧入されているので、フレーム1の前軸受保持部1aとブラケット4の後軸受保持部4aとの同軸度が高く、シャフト3a及びロータ3を高精度に組立てることができる。
ブラケットフランジ4fを、フレームフランジ1bとカバーフランジ8bの間に挟み込むことで、ブラケット4を簡単に固定することができ、軸方向の輸送振動や落下衝撃のストレスが回路基板5や回路基板5とピン2cの接合部に加わるのを防止し、回路基板5や回路基板5とピン2cの接合部の品質を良好な状態に維持することができる。
貫通孔4cは、モータ部11側の内径が大きいテーパ孔となっているので、コイル2aの端末をピン2cに絡げるための空間が確保され、ブラケット4をフレーム1に圧入するときに、絡げた端末が断線する恐れはない。
フレーム1にブラケット4が圧入され、貫通孔4cには、ピン2cとの間隙を塞ぐように防湿シール6が施されているので、モータ部11と、回路部12とを気密に分離することができ、回路部12における湿気、結露等の悪影響を回避することができる。回路部12の耐湿性能が高いので、モールドやポッティングの作業時間や工程数を削減することができる。
電子部品7が発生する熱を、放熱フィン9、放熱シート9a及び絶縁シート9bを介してカバー8の表面全体から放熱するので、電子部品7の温度上昇を抑えることができる。フレーム1のフレーム孔1cにカバー突起8cを圧入し、カバー突起8cを折り曲げることにより、フレーム1とカバー8とを固定しているので、フレーム1とカバー8とが確実に導電接続され、電動機90のアースを、フレーム1とカバー8のどこにでも設けることができ、電動機90の組立作業性がよい。また、フレーム1とカバー8の固定用ネジが不要である。
また、電動機90の異常時(電子部品7の温度上昇等による故障)にも、電子部品7等を金属製のカバー8で覆っているため、安全に停止することができる。
図6に示すように、回路部12には、外部から商用交流電源7fが投入され、電源回路7eで直流電圧に変換され、各素子に、素子に応じた電圧が供給される。駆動回路7cは、ピン2cを通して、ステータ2に巻装されたコイル2aに、所定方向の電流が流れるよう交流電圧を発生させ、コイル2aに流れる電流によりロータ3が回転する。
マイコン7dは、ホールIC7bからの信号により電動機90の誘起電圧位相を検出し、誘起電圧位相と駆動回路7cが発生するモータ相電流位相が同位相になるように制御する。誘起電圧位相とモータ相電流位相を同位相とすることにより、電動機90の効率を最大にすることができる。
駆動回路7cは、モータ相電流が正弦波になるように正弦波駆動を行っている。正弦波駆動を行うことにより、電動機90の振動が低減し、ダクト換気扇などのファンモータとして用いる場合においても、製品に防振構造を設ける必要がなく、製品を低コストで生産することができる。
駆動回路7cから出力されるモータ相電流は、ロータ位置検出手段としてのホールIC7bの出力信号に基づいて制御されているので、ステータ2とホールIC7bの相対位置が想定されていた位置からずれると、誘起電圧位相とモータ相電流位相にずれが発生しモータ効率の悪化を招くだけでなく、駆動回路7cから出力されるモータ相電流の波形に歪が発生し、異常音発生の原因となる。
図7に示すように、ステータ2は、鉄心2bに、コイル2aとの絶縁を目的として、樹脂成型されたインシュレータ2dを装着し、インシュレータ2dにコイル2aを巻装している。コイル2aの端末は、ピン2cに電気的に接続されている。鉄心2bの外周部には、溝2fが設けられている。
図5−1〜図5−3に示すように、ブラケット4は、外筒部4bのステータ2側に、鉄心2bの溝2fに嵌合する位置決め突起4hが設けられている。位置決め突起4hの先端は、溝2fへの挿入性を向上させるためにテーパ形状となっている。
図4に示すように、回路基板5の外縁部2箇所には切欠き部5aが設けられている。図3に示すように、ブラケット4の回路部12側には、回路基板5を支持する複数の支持台4iが設けられている。複数の支持台4iの一部には、回路基板5を固定するネジ穴4jが設けられ、ネジ穴4jの近傍には、回路基板5の切欠き部5aに嵌合する基板位置決め突起4kが設けられている。鉄心2bの溝2f及び回路基板5の切欠き部5aは、孔としてもよい。
ステータ2の鉄心2bの溝2fとブラケット4の位置決め突起4hとの嵌合、及び、ブラケット4の基板位置決め突起4kと回路基板5の切欠き部5aとの嵌合により、ステータ2と回路基板5の相対位置決めを行ない、ステータ2と回路基板5に搭載されているホールIC7bとの位置ずれを最小化することにより、ホールIC7bによるロータ3の位置検出精度を向上させ、電動機90の高効率化、低騒音化を実現している。
次に、実施の形態の電動機90の特徴的な構成について説明する。図1及び図2に示すように、ステータ2に装着されたインシュレータ2dの外フランジ2dには、コイル2aと回路基板5を電気的に接続するピン2cの基部2cが立設されているが、ピン2cは、先部2cがクランク状に折り曲げられた形状となっている。
図8及び図9に示すように、ステータ2に装着されたインシュレータ2dにコイル2aを巻装するときは、ステータ2を、鉄心接続部2gで外側に折り曲げた状態で行なっている。コイル2aの巻装時は、ピン2cの先部2cを、ステータ2の周方向(図8の矢印E方向)に向け、先部2cをインシュレータ2dの外フランジ2d上に位置させ、巻線作業性を損なわないようにしている。
図7に示すように、巻線作業後、ステータ2は、鉄心接続部2gで内側に折り曲げられ、環状に成形される。巻線作業後、ピン2cの先部2cを、基部2c回りに90°回転させ、回転中心方向(図7の矢印F方向)に向け、ピン2cと回路基板5とのハンダ付け接続位置(先部2cの位置)を、インシュレータ2dの外フランジ2dの基部2c立設位置より中央寄りに位置させる。ブラケット4の貫通孔4cは、ピン2cの先部2cの位置と同じ位置に形成する。
ピン2cの先部2cと回路基板5との接続位置を中央寄り(径方向中心側)に位置させ、ブラケット4の外筒部4bとピン2cの先部2cとの距離を確保(図2の距離H1を大きくする)ことができるので、ハンダ付け時の作業性を改善することができる。また、ピン2cと回路基板5との接続位置に関わらず、ピン2cの基部2cが立設されるインシュレータ2dの外フランジ2dをブラケット4の外筒部4b寄りに位置させることができ(図2の距離H2を小さくすることができ)、コイル2aの巻幅を広くとることができ、電動機90を高効率化することができる。
図10に示すように、換気扇100のボディー41には、実施の形態の電動機90が搭載され、シャフト3aには、送風ファン42が取付けられている。天井板43にボディー41を設置し、グリル44を下からボディー41に取付ける構造となっている。
電動機90を回転させ、送風ファン42が回転すると、図10に矢印で示す空気の流れが発生する。電動機90は、回路部12とモータ部11がブラケット4(図1参照)で仕切られていて、モータ部11は、空気の流れに晒されるが、回路部12は空気の流れから遮断された空間になっているため高湿度にならず、高湿度雰囲気、例えば、浴室等の換気に用いることができる。また、電動機90は、小型化することができるので、換気扇100を小形化することができ、天井裏などに設置し易い。
また、電動機90は、電源回路7e及び駆動回路7c(図6参照)を内蔵し、AC電源を直接、電動機90に入力することができ、換気扇100に回路基板を搭載する空間を設ける必要がなく、ACモータを搭載する換気扇とボディーを共通化することができる。
さらに、電動機90の駆動回路7cは、正弦波駆動を行なうので、コイル2aに流れる電流の歪率が小さく、異常音が発生し難いので、送風ファン42に、フローティング構造などの低騒音化機構を設ける必要がなく、コストを削減することができる。また、ACモータに取付ける送風ファンとの共通化も可能となる。
以上のように、本発明にかかる電動機90は、浴室用換気扇に適している。
1 フレーム
1a 前軸受保持部
1b フレームフランジ
1c フレーム孔
1d 筒状胴部
1t 前端板
2 ステータ
2a コイル
2b 鉄心
2c ピン
2c 基部
2c 先部
2d インシュレータ
2d 外フランジ
2e ハンダ
2f 溝
2g 鉄心接続部
3 ロータ
3a シャフト
3b 前軸受
3c 後軸受
4 ブラケット
4a 後軸受保持部
4b 外筒部
4c 貫通孔
4f ブラケットフランジ
4h 位置決め突起
4i 支持台
4j ネジ穴
4k 基板位置決め突起
5 回路基板
5a 切欠き部
6 防湿シール
7 電子部品
7b ホールIC
7c 駆動回路
7d マイコン
7e 電源回路
7f 商用交流電源
8 カバー
8b カバーフランジ
8c カバー突起
8d 筒状胴部
8t 後端板
9 放熱フィン
9a 放熱シート
9b 絶縁シート
10 締結孔
11 モータ部
12 回路部
41 ボディー
42 送風ファン
43 天井板
44 グリル
90 電動機
100 換気扇

Claims (4)

  1. 前端板中央に前軸受保持部が形成され筒状胴部の後端外周部にフレームフランジが形成された金属製のフレームと、
    インシュレータを介してコイルが巻装され前記フレームの筒状胴部内に嵌合されたステータと、
    基部が前記インシュレータの外フランジの後側に立設され前記コイルの端末が絡められ、先部が折り曲げられて前記基部よりも中央寄りに配置されるピンと、
    中央に後軸受保持部が形成され外周部に外筒部及び貫通孔が形成され前記ステータの後から前記外筒部が前記フレームの筒状胴部に圧入され前記貫通孔に前記ピンの先部が挿通された樹脂製のブラケットと、
    前軸受が前記フレームの前軸受保持部に保持され後軸受が前記ブラケットの後軸受保持部に保持され前記ステータ内に配置されるロータと、
    電源回路及び駆動回路を構成する電子部品を実装し前記ブラケットの後側に配置され前記ピンの先部にハンダにより導電接続される回路基板と、
    前端外周部に前記フレームフランジと締結されるカバーフランジが形成され前記ブラケットの外筒部に筒状胴部が外嵌されて前記フレームに固定され前記回路基板を覆う金属製のカバーと、
    を備え、
    折り曲げられた前記ピンの先部を、前記ピンの基部の回りに回転させて中央寄りに配置することが可能となるように、前記基部は、前記外フランジの後側に回転可能に立設される構成を有する、ことを特徴とする電動機。
  2. 前記ピンは、クランク状に折り曲げられていることを特徴とする請求項1に記載の電動機。
  3. 前端板中央に前軸受保持部が形成され筒状胴部の後端外周部にフレームフランジが形成された金属製のフレームと、
    インシュレータを介してコイルが巻装され前記フレームの筒状胴部内に嵌合されたステータと、
    基部が前記インシュレータの外フランジの後側に立設され前記コイルの端末が絡められ、先部が折り曲げられて前記基部よりも中央寄りに配置されるピンと、
    中央に後軸受保持部が形成され外周部に外筒部及び貫通孔が形成され前記ステータの後から前記外筒部が前記フレームの筒状胴部に圧入され前記貫通孔に前記ピンの先部が挿通された樹脂製のブラケットと、
    前軸受が前記フレームの前軸受保持部に保持され後軸受が前記ブラケットの後軸受保持部に保持され前記ステータ内に配置されるロータと、
    電源回路及び駆動回路を構成する電子部品を実装し前記ブラケットの後側に配置され前記ピンの先部にハンダにより導電接続される回路基板と、
    前端外周部に前記フレームフランジと締結されるカバーフランジが形成され前記ブラケットの外筒部に筒状胴部が外嵌されて前記フレームに固定され前記回路基板を覆う金属製のカバーと、
    を備え、
    前記ステータにコイルを巻装するときは、折り曲げられたピンの先部を前記インシュレータの外フランジ上に位置させ、コイルの巻装後に、前記ピンの先部を、基部回りに90°回転させて中央寄りに配置することを特徴とする電動機。
  4. 前記ピンは、クランク状に折り曲げられていることを特徴とする請求項3に記載の電動機。
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