JP5748372B1 - 波長監視方法、波長監視システム、親ノード及び子ノード - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ONUが割り当てどおりの出力光波長で送信する上りバースト信号光がいずれの光送受信器にて受信されるかを表す論理接続関係を参照し、ONUが送信する上りバースト信号光が論理接続関係と一致する光送受信器で受信されているか判定し、波長の割り当て通りに設定されているかを監視することを目的とする。【解決手段】本発明は、波長監視方法において、子ノードが送信した信号光を、信号光の波長に応じて選択される光送受信器、信号光に予め含まれたフレームから送信元の子ノードを特定する送信元特定手順と、子ノードと当該子ノードが送信する信号光を受信する光送受信器との対応関係を示す論理接続テーブルを参照し、参照結果から送信元特定手順で特定した子ノードの出力した信号光が、対応関係の一致する光送受信器で受信されているかを判定する判定手順と、を順に行う。【選択図】図5

Description

本発明は、光通信システムにおける波長監視方法、波長監視システム、親ノード及び子ノードに関する。
アクセスサービスの高速化に対するニーズの高まりにより、FTTH(Fiber To The Home)の普及が世界的に進んでいる。FTTHサービスの大部分は、1個の収容局側装置(OSU:Optical Subscriber Unit)が時分割多重(TDM:Time Division Multiplexing)により複数の加入者側装置(ONU:Optical Network Unit)を収容し、経済性に優れたPON(Passive Optical Network)方式により提供されている。
TDM−PONの上り方向通信では、OSUにおける動的帯域割当計算に基づいてONU間でシステム帯域を共有しており、図1に示すように各ONU10がOSU13より通知された送信許可時間内のみに間欠的に信号光を送信することにより、信号光同士の衝突を防いでいる。
現在の主力システムは伝送速度がギガビット級であるGE−PON(Gigabit Ethernet(Ethernetは登録商標) PON)、G−PON(Gigabit−capable PON)であるが、映像配信サービスの進展に加え、大容量ファイルをアップロード/ダウンロードするアプリケーションの登場などにより、PONシステムの更なる大容量化が求められている。
しかしながら、TDM−PONでは、ラインレートの高速化によりシステム帯域を拡張するため、高速化や波長分散の影響により受信特性が大幅に劣化することに加え、バースト送受信器の経済性が課題となるため、10ギガを超える大容量化は難しい。
10ギガ超の大容量化に向けて、波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)技術の適用が検討されている。図2は、TDM−PONにWDM技術を組み合わせたWDM/TDM−PONの一例である。各々のONU10は、光ファイバ伝送路12を介して波長ルーティング部15のいずれの端子と接続するかに応じて固定的に下り波長および上り波長を割り当てられ、全ONU10間で信号の時間的重なりが、OSU13の数まで許される。そのため、OSU13の増設により、1波長あたりのラインレートを高速化することなく、システム帯域を拡張できる。
波長ルーティング部15の端子のうち同一の端子と光ファイバ伝送路12を介して接続する各ONU10は、同一のOSU13と論理的に接続し、上り帯域および下り帯域を共有する。ここで、各ONU10とOSU13との論理接続は不変であり、各OSU13のトラフィック負荷の状態によらず、異なるOSU13間でトラフィック負荷を分散することはできない。
これに対して、非特許文献1では、ONU10に搭載する光送信器として機能する波長可変光送信器21および光受信器として機能する波長可変光受信器23に波長可変機能を備えた波長可変型WDM/TDM−PONが提案されている(図3)。この構成では、ONU10における送受信波長の切替により論理接続するOSU13をONU単位で変更できる。この機能を用いることにより、高負荷状態であるOSU13がある時には、低負荷状態であるOSU13へトラフィック負荷が分散するようにONU10−OSU13間の論理接続を変更し、高負荷状態であったOSU13の通信品質の劣化を防ぐことができる。
また、OSU13の高負荷状態が定常的に発生する場合、図2のWDM/TDM−PON構成では一定の通信品質を確保するためにはシステム帯域の増設が必要となるが、図3の波長可変型WDM/TDM−PON構成ではOSU13間でトラフィック負荷の分散を図ってシステム全体の帯域を有効に活用することにより一定の通信品質を確保でき、システム帯域の増設のための設備投資を抑えることができる。
S. Kimura, "WDM/TDM−PON technologies for future flexible optical access networks"," OECC2010, 6A1−1, 2010 吉田 他, "波長可変型WDM/TDM−PONにおける動的波長切替方式の提案"," 2013年電気情報通信学会総合大会, B−8−38, 2013 IEEE Std 802.3av, 2009 更科他, "波長掃引方式を用いた波長可変型WDM/TDM−PONにおけるリンクアップ時間の検討","2013年電気情報通信学会総合大会, B−8−35,2013
波長可変型WDM/TDM−PONにおけるONU10の波長切替方式として、非特許文献2では、非特許文献3にて規定されている10G−EPONのMPCP(Multipoint Control Protocol)を拡張した方式が提案されている(図4)。提案方式は、複数DBA(Dynamic Bandwidth Allocation)周期と同期するDWA(Dynamic Wavelength Allocation)周期内でONU10−OSU13論理接続が固定となるように各ONU10へ下り波長および上り波長を割り当てる動的波長帯域割当に基づくシステムを想定している。
各OSU13は、同一DWA周期内ではDBA周期ごとに実行されるDBA計算により自らと論理接続する各ONU10へ上りバースト信号光の送信を許可する時間を決定し、決定した送信許可時間を各ONU10へ通知する。
ONU10−OSU13論理接続は、上り方向通信の送信要求帯域量や、上り方向通信または下り方向通信のトラフィック量等に応じてDWA計算により決定され、DWA周期内の最初のDBA周期において、波長切替対象のONU10宛に波長切替を指示するGateフレームが送信される。
波長切替対象ONU10は、送受信波長を、Gateフレーム中に記載された波長切替開始時刻Tから、同じくGateフレーム中に記載された割当波長に切り替え始め、波長切替完了後に受信する新たな論理接続先のOSU13からのGateフレームに対して、波長切替完了を報告するReportフレームを送信する。図4は、ONU#1の論理接続先をOSU#1からOSU#2へ切り替える場合を例示している。
波長切替対象ONU10では、波長切替を指示するGateフレームを処理するMAC(Media Access Control)機能部20や、波長可変光送信器21内の波長可変デバイスや波長制御部の故障や誤動作等により、波長可変光送信器21の出力光波長が、波長切替を実行した後に、Gateフレームにて指示された新たな上り波長以外となることが起こりうる。出力光波長が誤設定状態であるONU10が送出する上りバースト信号光は、本来の新たな論理接続先OSU以外のOSUにて受信される。
図3中のOLT18(Optical Line Terminal)のようにOSU13ごとにMAC機能部32を有する場合、OLT18は、波長切替対象ONU10から波長切替完了を報告するReportフレームが本来の新たな論理接続先OSU13で受信されないことにより、当該ONU10の異常を検知できる。
一方、OLT18が図5中に示すように全ONU10を一元的に管理・制御するMAC機能部34を有し、各光送受信器40からの入力フレームがいずれの光送受信器40で受信されたかをMAC機能部34にて認識しない場合、OLT18は、波長切替対象ONU10が送信する波長切替完了を報告するReportフレームがいずれかの光送受信器40で受信されたこと自体は分かるが、Reportフレームが本来の新たな論理接続先である光送受信器40で受信されたか否かは監視できない。
そのため、ONU10の出力光波長が誤設定状態であることを検知できない。この場合、出力光波長が誤設定状態であるONU10は、OLT18より通知された上りバースト信号光の送信許可時間に、誤設定された波長で上りバースト信号光を送出する。
この時、誤設定された波長で送出される上りバースト信号光を受信する光送受信器40において、出力光波長が誤設定状態であるONU10からの上りバースト信号光が到着する同時刻に、正常動作している他ONU10からの上りバースト信号光が到着することが起こりうる。つまり、1台のONU10における出力光波長の誤設定に起因して上りバースト信号光同士の衝突が発生し、正常動作している他ONU10の通信状態に影響を与えることが起こりうる。
前記課題を解決するために、本発明は、ONUが割り当てどおりの出力光波長で送信する上りバースト信号光がいずれの光送受信器にて受信されるかを表す論理接続関係を参照し、ONUが送信する上りバースト信号光が論理接続関係と一致する光送受信器で受信されているか判定を行う。
上記目的を達成するため、本発明では、OLTにおいて、各ONUの出力光波長が上り波長の割り当て通りに設定されているかを監視する。
具体的には、本発明に係る波長監視方法は、
複数の子ノードが予め割り当てられた波長の信号光を、光ファイバ伝送路を介して接続された親ノードで内包する複数の光送受信器に送信する子ノード送信手順と、
前記子ノードが送信した前記信号光を、前記信号光の波長に応じて選択される前記光送受信器が受信し、前記信号光に予め含まれたフレームから送信元の子ノードを特定する送信元特定手順と、
前記子ノードと当該子ノードが送信する信号光を受信する光送受信器との対応関係を示す論理接続テーブルを参照し、参照結果から前記送信元特定手順で特定した子ノードの出力した信号光が、対応関係の一致する前記光送受信器で受信されているかを判定する判定手順と、を順に行う。
本発明に係る波長監視方法では、
前記判定手順において前記論理接続テーブルの参照結果による対応関係が不一致である場合、前記親ノードは、フレームの送信元である子ノードへ、信号光の送信を許可する制御指示の通知を停止してもよい。
本発明に係る波長監視方法では、
前記判定手順において前記論理接続テーブルの参照結果による対応関係が不一致である場合、前記親ノードは、フレームの送信元である子ノードの登録を削除してもよい。
本発明に係る波長監視方法では、
前記判定手順において前記論理接続テーブルの参照結果による対応関係が不一致である場合、前記親ノードは、フレームの送信元である子ノードへ波長の切替を指示してもよい。
本発明に係る波長監視方法では、
前記判定手順を行った後で、前記親ノードから前記子ノードへ送出された制御信号に応じて波長を再設定する探索手順をさらに有し、
前記再設定した波長の信号光を前記親ノードが受信するまで波長の再設定を繰り返してもよい。
具体的には、本発明に係る波長監視システムは、
予め割り当てられた波長の信号光を、光ファイバ伝送路を介して接続された親ノードで内包する複数の光送受信器に複数の子ノードが送信する波長監視システムであって、
前記親ノードは、
前記子ノードが送信した前記信号光を、前記信号光の波長に応じて選択される前記光送受信器が受信した前記信号光に予め含まれたフレームから送信元の子ノードを特定する送信元特定部と、
前記子ノードと、当該子ノードが送信する信号光を受信する光送受信器との対応関係を示す論理接続テーブルを参照し、参照結果から前記送信元特定部で特定した子ノードの出力した信号光が、対応関係の一致する前記光送受信器で受信されているかを判定する判定部と、を備える。
具体的には、本発明に係る親ノードは、
光ファイバ伝送路を介して接続された複数の子ノードが予め割り当てられた波長で送信した信号光を受信する複数の光送受信器と、
前記信号光の波長に応じて選択される前記光送受信器が受信した前記信号光に予め含まれたフレームから送信元の子ノードを特定する送信元特定部と、
前記子ノードと、当該子ノードが送信する信号光を受信する光送受信器との対応関係を示す論理接続テーブルを参照し、参照結果から前記送信元特定部で特定した子ノードの出力した信号光が、対応関係の一致する前記光送受信器で受信されているかを判定する判定部と、を備える。
具体的には、本発明に係る子ノードは、
波長監視システムに用いられる子ノードであって、
光ファイバ伝送路を介して接続された親ノードが内包する複数の光送受信器に対し、外部からの制御指示に応じて予め割り当てられた波長の信号光を送信する。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、ONUが割り当てどおりの出力光波長で送信する上りバースト信号光がいずれの光送受信器にて受信されるかを表す論理接続関係を参照し、ONUが送信する上りバースト信号光が論理接続関係と一致する光送受信器で受信されているか判定を行うことができる。
TDM−PONの構成を示す一例である。 WDM/TDM−PONの構成を示す一例である。 波長可変型WDM/TDM−PONの構成 波長可変型WDM/TDM−PONにおける波長切替方式を示すタイミングチャートの一例である。 本実施形態に係る波長可変型WDM/TDM−PONの構成を示す一例である。 本実施形態に係る波長可変型WDM/TDM−PONの構成を示す一例である。 本実施形態に係る波長可変型WDM/TDM−PONの構成を示す一例である。 波長ルーティング部の入出力特性(下り波長)を示す表の一例である。 波長ルーティング部の入出力特性(上り波長)を示す表の一例である。 本実施形態に係るコヒーレントを用いた波長可変型WDM/TDM−PONの構成を示す一例である。 本実施形態に係るOLTの構成を示す一例である。 本実施形態に係る波長可変型WDM/TDM−PONにおける動的波長帯域割当方式を示すタイミングチャートの一例である。 本実施形態に係るONUが波長誤設定状態から回復を示す第1のタイミングチャートの一例である。 本実施形態に係るONUが波長誤設定状態から回復を示す第2のタイミングチャートの一例である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
本実施形態に係る、波長監視システムは、親ノード及び複数の子ノードを備え、親ノードは、送信元特定部及び判定部を備える。波長監視方法は、子ノード送信手順と送信元特定手順と判定手順と探索手順、を順に行う。
図5に示す本実施形態では、ONU10がOLT18から割り当てられた上り波長で上りバースト信号光を送信する波長可変型WDM/TDM−PONのOLT18において、ONU10が送信する上りバースト信号光をOLT18が備える複数の光送受信器40のうちの1台が受信する。
本実施形態に係る波長監視方法は、上りバースト信号光を受信したOLT18は、ONU10が割り当て通りの出力光波長で送信する上りバースト信号光がいずれの光送受信器40にて受信されるかを表す論理接続テーブルの論理接続関係を参照して、ONU10が送信する上りバースト信号光が論理接続関係と一致する光送受信器40で受信されているかを判定することにより、ONU10の出力光波長が割り当て通りに設定されていることを監視する。例えば、本実施形態に係る波長監視方法では、判定手順が論理接続テーブルの論理接続関係を参照し、OLT18で受信した上りバースト信号光との論理接続関係を判定してもよい。
本実施形態における波長監視方法は図5の波長可変型WDM/TDM―PON構成に適用される。なお、本実施形態における波長監視方法が適用される波長可変型WDM/TDM―PON構成は図5に限らず、例えば、図6に示す、ONU10とOLT18との間に、AWGや薄膜フィルタなどの波長ルーティング手段と光ファイバまたはPLCなどにより作成された光カプラなどの光合分波部26及び光合分波部27とが配置された構成へ適用することも可能である。
OLT側端子#1〜#M(Mは2以上の整数)および光ファイバ伝送路側端子#1〜#N(Nは2以上の整数)を有し、入力光を波長に応じて決定される1個の端子から出力する波長振り分け機能を備えた波長ルーティング手段として機能する波長ルーティング部36をONU10とOLT18との間に配置した図7のような構成などへの適用も可能である。波長ルーティング手段としては、波長周回性を有し入出力特性が図8および図9で表わされるN×M AWGなどがこれにあたる。
図5の波長可変型WDM/TDM−PONでは、光送受信器40#1〜#M(Mは1以上の整数)を備え、波長λD_1〜λD_Mである下り信号光を送出し、波長λU_1〜λU_Mである上りバースト信号光が入力されるOLT18が、λD_1〜λD_M、λU_1〜λU_Mから1つずつの波長をそれぞれ下り波長と上り波長としてOLT18から割り当てられる複数のONU10と、光ファイバ伝送路12を介して接続されている。
OLT18内の各光送受信器40は、光送受信器40ごとに相異なる波長である下り信号光を送出し、各光送受信器40からの下り信号光は、光合分波部27により波長多重された後、光ファイバ伝送路12へ出力される。光合分波部27としては、光ファイバまたはPLC(Planar Lightwave Circuit)等により作成された光カプラなどがこれにあたる。
ONU10内の波長可変光受信器23は、入力される波長多重信号光の中から、OLT18から割り当てられている下り波長である下り信号光を選択的に受信する。図5のように、PIN−PD(Photo−Diode)やAPD(Avalanche Photo−Diode)などの受光器24の前段に波長選択部として機能する波長可変フィルタ25を配置し、割り当てられた下り波長に応じて波長選択部の透過波長を変化させることにより、所望の波長の下り信号光を選択的に受信することができる。各ONU10は、LLID(Logical Link ID)等のONU識別子を用いて、受信したフレームが自分宛であるかを判断し、受信フレームの取捨選択を行う。
一方、上り方向通信用に、ONU10は、波長λU_1〜λU_Mの信号光を間欠的に送信可能な波長可変光送信器21を備え、OLT18から割り当てられている上り波長で、OLT18から通知された送信許可時間内に上りバースト信号光を送信する。OLT18から通知される送信許可時間は、同じ上り波長を割り当てられている異なるONU10からのバースト信号光同士が衝突しないように、OLT18が記憶している各ONU10との間でのフレーム往復伝搬時間(RTT:Round Trip Time)を考慮して決定される。
波長可変光送信器21として、分布帰還型(DFB:Distributed Feedback)レーザなどの直接変調レーザの出力光波長を温度制御により変化させる構成や、出力光波長が異なる直接変調レーザをアレイ状に配置し、外部からの制御信号により発光するレーザを切り替える高速波長切替が可能な構成がこれにあたる。
波長可変光源からの出力光を、半導体や二オブ酸リチウム(LiNbO)を材料とするマッハツェンダー型変調器、電界吸収型(EA:Electro Absorption)変調器、半導体光増幅器(SOA:Semiconductor Optical Amplifier)変調器などを用いて外部変調する構成も可能である。
波長可変光源としては、出力光波長が異なる連続光(CW:Continuous Wave)レーザをアレイ状に配置し、外部からの制御信号により出力光波長を切り替える構成がこれにあたる。また、分布ブラッグ反射型(DBR:Distributed Bragg Reflector)レーザや外部共振器型レーザなどを波長可変光源として用いることも可能である。
光ファイバ伝送路12を伝送された上りバースト信号光は、光合分波部27で分岐された後、各々異なる波長の上りバースト信号光を選択的に受信する光送受信器40#1〜#Mへ入力される。図5のように、バースト信号対応のPIN―PDやAPDなどの受光器24の前段に透過波長が光送受信器40ごとに相異なる波長フィルタ30を配置することにより、各光送受信器40で相異なる波長の上りバースト信号光を選択的に受信することができる。ここで、各ONU10が自分に付与されたLLID等のONU識別子を送信フレーム内に含めた上りバースト信号光を送出することで、OLT18における送信元特定部は、受信フレーム内のONU識別子によりフレームの送信元であるONU10を特定することができる。
図10に示すように、ONU10内の光受信器として機能する波長可変光受信器23およびOLT内の光受信器29として、コヒーレント受信器45、47を用いることも可能である。この場合、ONU10内の局発光源44の出力光波長は、割り当てられている下り信号光の波長近傍に設定される。一方、OLT18内の局発光源46の出力光波長は、光送受信器40ごとに相異なるように、λU_1〜λU_Mのいずれか1つの波長の近傍に設定される。高受信感度を特徴とするコヒーレント受信を適用することで、光ファイバ伝送路12中での許容損失や各光送受信器40と接続する光合分波部27における許容損失を増大できる。
光ファイバ伝送路12中で許容される伝送損失や分岐損失の増大により、伝送距離の長延化や収容するONU数の拡大を図れる。また、各光送受信器40と接続する光合分波部27において許容される分岐損失の増大により光送受信器数を拡大できるため、システム総帯域を拡張できる。更には、コヒーレント受信の適用により波長フィルタとして機能する波長可変フィルタ25および波長フィルタ30が不要となるため、波長フィルタの特性に制限されずに隣接波長間隔を狭窄化することも可能である。
以下に、図11に示す本実施形態における波長監視方法を説明する。本実施形態では、OLT18内に、各ONU10の出力光波長が上り波長の割り当て通りに設定されているかを監視する論理接続監視部51を備える。論理接続監視部51は、動的波長割当計算により決定されるOLT18内の各光送受信器40と各ONU10との論理接続テーブルに示す論理接続関係を把握している。論理接続関係は、ONU10が割り当て通りの出力光波長で送信する上りバースト信号光がいずれの光送受信器40にて受信されるかを表す。
判定部として機能する論理接続監視部51は、把握している論理接続テーブルに示す論理接続関係を参照して、入力される上りフレームの送信元であるONU10が送信する上りバースト信号光が論理接続関係と一致する光送受信器40で受信されているかを判定する。上りフレームが送信元ONU10と本来論理接続する光送受信器40と異なる光送受信器40から入力された場合に、論理接続監視部51は送信元ONU10の出力光波長が誤って設定されていると認識する。
フレームの送信元ONU10は、例えば、LLID等により特定できる。ここで、子ノード送信手順において、ONU10は、上りバースト信号光を送信し、送信元特定手順が、フレームの送信元ONU10を特定してもよい。OLT18の構成例を図11に示す。図11では、論理接続監視部51が、MAC機能部34内に配置され、各光送受信器40と各ONU10との論理接続テーブルに示す論理接続関係を決定する動的波長割当計算を実行する動的波長帯域割当制御部55と接続している。
動的波長割当計算は、固定時間間隔で周期的に実行されても、トラフィック状況等をトリガーに不定期に実行されてもよい。また、図12に示す動的波長帯域割当方式のように、帯域割当周期ごとに、動的波長割当計算を実行し、波長切替対象ONU10が、波長切替を実行した後に、次の帯域割当周期にOLT18に到着するように、新たな割当波長で上りバースト信号光を送信する場合にも適用できる。この場合、ONU10内に搭載する波長可変デバイスの波長切替に要する時間は、帯域割当周期と比べて十分に短い。
ONU10の出力光波長の誤設定を認識した場合、MAC機能部34は、出力光波長が誤設定状態であるONU10へは上りバースト信号光の送信許可時間を割り当てず、以降、当該ONU10が、誤設定された波長で上りバースト信号光を送出することは起こらない。この結果、誤設定された波長で送出される上りバースト信号光を受信する光送受信器40において、出力光波長が誤設定状態であるONU10からの上りバースト信号光が到着する同時刻に、正常動作している他ONU10からの上りバースト信号光が到着することを回避できる。
つまり、1台のONU10における出力光波長の誤設定に起因して上りバースト信号光同士の衝突が発生し、正常動作している他ONU10の通信状態に影響を与えることを回避できる。出力光波長が誤設定状態であるONU10が上りバースト信号光の送信を再開するためには、波長誤設定状態から回復する必要がある。この方法として、OLT18側で予め登録されているONU10の接続情報を削除した上で探索手順であるディスカバリ手順を再実行する過程で、波長を再設定する方法が考えられる。
この時、例えば、ONU10が一定時間以上に渡って上りバースト信号光の送信許可時間が割り当てられていないことを検知した場合に、OLT18との接続情報を削除し、ディスカバリ手順を再実行する機能を、ONU10内のMAC機能部34に実装しておく必要がある。
波長可変型WDM/TDM−PONにおける探索手順であるディスカバリ手順では、未登録ONU10の登録処理を開始するために、ONU10の受信波長が、未登録ONU10に対して登録要求を送信する旨を指示する探索信号の波長と一致していることが要求される。しかし、未登録ONU10が受信波長を下り波長帯域の全範囲に渡って周期的に掃引する関連技術に係る波長掃引方式(例えば、非特許文献4、参照。)により、未登録ONU10が受信波長を下り波長のうちの少なくとも1波長にて送信される探索信号の波長と一致させ、OLT18への登録処理を開始できる。
探索手順であるディスカバリ手順では、未登録ONU10は、光送信器の出力光波長を探索信号または探索信号とは別の制御信号で通知される割当波長に設定し、OLT18は、ディスカバリ手順の過程で、未登録ONU10から送信された割当波長通りの上りバースト信号光を受信することにより、未登録ONU10の出力光波長が正しく設定されていることを確認する。
出力光波長が誤設定状態であるONU10は、ディスカバリ手順の過程で波長を再設定することにより、波長誤設定状態から脱し、ディスカバリ手順の完了後に信号の送受信を再開できる。図13は、下り上り波長を(λD_1,λU_1)から(λD_2,λU_2)に切り替える際に出力光波長がλU_3に誤設定されたONU10が、ディスカバリ手順を経て、波長誤設定状態から回復する様子を示している。
図13では、一定時間以上に渡って上りバースト信号光の送信許可時間が割り当てられていないことを検知したONU10が、下り波長の掃引を開始し、波長λD_1である探索信号で通知された上り方向通信の割当波長λU_1に出力光波長を再設定した後に、再度受信する探索信号に対して登録要求である登録要求信号を波長λU_1で送信することにより、出力光波長が誤って設定されていたONU10は、波長誤設定状態から脱し、ディスカバリ手順の完了後に信号の送受信の再開が可能となる。
OLT18が波長可変光送信器21の出力光波長を通知する探索信号または探索信号とは別の制御信号にて通知する割当波長が特定の波長である場合は、出力光波長を当該波長へ正しく設定できないONU10は信号の送受信を再開できないが、OLT18が、異なる波長可変光送信器21の出力光波長を通知する探索信号または探索信号とは別の制御信号を、同タイミングまたは順に送信することにより、波長誤設定状態であったONU10は、波長可変光送信器21の出力光波長を、少なくとも1波長に波長を正しく設定できれば、信号の送受信が可能となる。
ONU10内のMAC機能部34や、波長可変光送信器21内の波長可変デバイスや波長制御部が故障しており、出力光波長を割り当て通りの波長に再設定できない場合には、OLT18への再登録が完了しないために、当該ONU10は信号の送受信を再開できず、正常動作している他ONU10の通信状態に影響を与えることはない。
出力光波長が誤設定状態であるONU10が波長誤設定状態から回復する別の方法として、OLT18内のMAC機能部34が、当該ONU10へ波長切替を指示する方法が考えられる。波長切替指示に従って波長を再設定することにより、上り波長が誤設定されていたONU10は、波長誤設定状態から回復することができる。
OLT18は、新たな割当波長通りの上りバースト信号光を受信することにより、当該ONU10が波長誤設定状態から脱したことを確認し、上りバースト信号光の送信許可時間の割り当てを再開する。図14は、下り上り波長を(λD_1,λU_1)から(λD_2,λU_2)に切り替える際に出力光波長がλU_3に誤設定されたONU10が、出力光波長をλU_3からλU_1に切り替える再度の波長切替を経て、波長誤設定状態から回復する様子を示している。
OLT18が波長切替を指示した後も、新たな割当波長通りの上りバースト信号光の受信がOLT18にて確認できない時は、更に他の上り波長への切替を指示し、いずれの上り波長を割り当てた場合においても上りバースト信号光が受信されないことを確認するまで波長切替を繰り返すことも可能である。これにより、波長誤設定状態であったONU10は、波長可変光送信器21の出力光波長を、少なくとも1波長に波長を正しく設定できれば、信号の送受信が可能となる。なお、探索手順は、判定手順において信号光の送信を許可する制御指示の通知を停止し又は、フレームの送信元である子ノードの登録を削除し又は、フレームの送信元である子ノードへ波長の切替を指示した後で、探索手順を繰り返してもよい。
ONU10内のMAC機能部34や、波長可変光送信器21内の波長可変デバイスや波長制御部が故障しており、出力光波長を割り当て通りの波長に再設定できない場合には、上りバースト信号光の送信許可時間の割り当てが再開されないために、当該ONU10は信号の送受信を再開できず、正常動作している他ONU10の通信状態に影響を与えることはない。
図13、図14は波長切替の際に出力光波長の誤設定が発生した場合であるが、本実施形態における波長監視方法を用いて、波長切替に関係なくONU10の波長誤設定が発生した場合においても、OLT18内の論理接続監視部51は送信元ONU10の出力光波長が誤って設定されていることを認識できる。
この場合においても、MAC機能部34が上り波長が誤設定状態であるONU10へ上りバースト信号光の送信許可時間を割り当てないことにより、1台のONU10における出力光波長の誤設定に起因して上りバースト信号光同士の衝突が発生し、正常動作している他ONU10の通信状態に影響を与えることを回避できる。
本発明は情報通信産業に適用することができる。
10:ONU
11、14、26、27:光合分波部
12:光ファイバ伝送路
13:OSU
15、16、36:波長ルーティング部
18:OLT
20、32、34:MAC機能部
21、41:波長可変光送信器
22、28:波長合分波部
23:波長可変光受信器
24:受光器
25:波長可変フィルタ
29、35、37:光受信器
30:波長フィルタ
31:受光器
33:光送信器
40:光送受信器
44、46:局発光源
45、47:コヒーレント受信器
51:論理接続監視部
52:制御フレームデータ分離部
53:制御フレームデータ合流部
54:MUX/DEMUX
55:動的波長帯域割当制御部
56:制御フレーム
57:データフレーム

Claims (7)

  1. 複数の子ノードが予め割り当てられた波長の信号光を、光ファイバ伝送路を介して接続された親ノードで内包する複数の光送受信器に送信する子ノード送信手順と、
    前記子ノードが送信した前記信号光を、前記信号光の波長に応じて選択される前記光送受信器が受信し、前記信号光に予め含まれたフレームから送信元の子ノードを特定する送信元特定手順と、
    前記子ノードと当該子ノードが送信する信号光を受信する光送受信器との対応関係を示す論理接続テーブルを参照し、参照結果から前記送信元特定手順で特定した子ノードの出力した信号光が、対応関係の一致する前記光送受信器で受信されているかを判定する判定手順と、を
    順に行うことを特徴とする波長監視方法。
  2. 前記判定手順において前記論理接続テーブルの参照結果による対応関係が不一致である場合、前記親ノードは、フレームの送信元である子ノードへ、信号光の送信を許可する制御指示の通知を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の波長監視方法。
  3. 前記判定手順において前記論理接続テーブルの参照結果による対応関係が不一致である場合、前記親ノードは、フレームの送信元である子ノードの登録を削除する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の波長監視方法。
  4. 前記判定手順において前記論理接続テーブルの参照結果による対応関係が不一致である場合、前記親ノードは、フレームの送信元である子ノードへ波長の切替を指示する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の波長監視方法。
  5. 前記判定手順を行った後で、前記親ノードから前記子ノードへ送出された制御信号に応じて波長を再設定する探索手順をさらに有し、
    前記再設定した波長の信号光を前記親ノードが受信するまで波長の再設定を繰り返す
    ことを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の波長監視方法。
  6. 予め割り当てられた波長の信号光を、光ファイバ伝送路を介して接続された親ノードで内包する複数の光送受信器に複数の子ノードが送信する波長監視システムであって、
    前記親ノードは、
    前記子ノードが送信した前記信号光を、前記信号光の波長に応じて選択される前記光送受信器が受信した前記信号光に予め含まれたフレームから送信元の子ノードを特定する送信元特定部と、
    前記子ノードと、当該子ノードが送信する信号光を受信する光送受信器との対応関係を示す論理接続テーブルを参照し、参照結果から前記送信元特定部で特定した子ノードの出力した信号光が、対応関係の一致する前記光送受信器で受信されているかを判定する判定部と、を
    備えることを特徴とする波長監視システム。
  7. 光ファイバ伝送路を介して接続された複数の子ノードが予め割り当てられた波長で送信した信号光を受信する複数の光送受信器と、
    前記信号光の波長に応じて選択される前記光送受信器が受信した前記信号光に予め含まれたフレームから送信元の子ノードを特定する送信元特定部と、
    前記子ノードと、当該子ノードが送信する信号光を受信する光送受信器との対応関係を示す論理接続テーブルを参照し、参照結果から前記送信元特定部で特定した子ノードの出力した信号光が、対応関係の一致する前記光送受信器で受信されているかを判定する判定部と、を
    備えることを特徴とする親ノード。
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