JP5747851B2 - タッチパネル取付方法 - Google Patents

タッチパネル取付方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5747851B2
JP5747851B2 JP2012071505A JP2012071505A JP5747851B2 JP 5747851 B2 JP5747851 B2 JP 5747851B2 JP 2012071505 A JP2012071505 A JP 2012071505A JP 2012071505 A JP2012071505 A JP 2012071505A JP 5747851 B2 JP5747851 B2 JP 5747851B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
touch panel
device case
touch
wall portion
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012071505A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013205917A (ja
Inventor
佳洋 三浦
佳洋 三浦
利雄 磯部
利雄 磯部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Wave Inc
Original Assignee
Denso Wave Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Wave Inc filed Critical Denso Wave Inc
Priority to JP2012071505A priority Critical patent/JP5747851B2/ja
Publication of JP2013205917A publication Critical patent/JP2013205917A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5747851B2 publication Critical patent/JP5747851B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、装置ケースにタッチパネルを取付けるタッチパネル取付方法に関する。
例えば、タッチパネル取付装置としては、特許文献1に示される構成の技術がある。図17及び図18に示すように、タッチパネル取付装置100は、装置ケース101を備えている。この装置ケース101の板部101aには開口101bが形成されており、又、前記板部101aの裏面にはねじボス部101cが形成されている。タッチパネル102はそのタッチ入力面102a(図では上面)が前記開口101bから外部に臨むように配置されている。すなわち、このタッチパネル102は、ゴム103、104、押さえ板105により、前記開口101bの縁部裏側に押さえられ、当該押さえ板105を、前記装置ケース101の裏面の前記ねじボス部101cにねじ106によりねじ固定することにより、装置ケース101に固定されている。
このタッチパネル取付装置100では、ユーザーが矢印Aで示すようにタッチパネル102にタッチすることにより入力がなされる。
特開2010−44467号公報
前記従来構成では、タッチパネル102のタッチ入力面102aが、装置ケース101の板部101aの表面に対して距離Daだけ凹んだ位置にあり、つまり、装置ケース101の表面部101aとタッチパネル102のタッチ入力面102aとの間に段差がある。このため、タッチ操作する指を横方向へ動かす(スライド操作する)場合に、前記開口101b内縁部に指が当たって使い勝手も悪い。しかも、前記段差があるため美的外観も悪い。
又、前記従来構成では、開口101b裏面とタッチパネル102のタッチ入力面102aとの間をゴム103で封止するようにしているが、開口101bが直接外部に露出しているため、柔軟なゴム103とタッチパネル102との間に異物が挟まる可能性もあり、又、ゴム103が劣化して変形する可能性もあり、タッチパネル102に不用意に水滴がかかったりすると、前記異物の挟まりやゴム103の劣化によって生じた隙間から水が内部に浸入するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、タッチ操作する場合の使い勝手が良いと共に外観も良く、又、装置ケースの開口とタッチパネルとの間から内部に水が浸入することがないタッチパネル取付方法を提供することにある。
本発明は次の経緯を経てなされている。本発明者は、まず、図19及び図20に示すタッチパネル取付装置200を試作してみた。このタッチパネル取付装置200では、タッチパネル201を装置ケース202の板部202bに形成したタッチパネル配置用開口202aに嵌め込むようにし、且つ、タッチパネル配置用開口202aの下縁部に当該タッチパネル201を支持するフランジ部203を形成する。そして、前記フランジ部203の上面と前記装置ケース202の板部202bの表面202b´との段差の寸法dをタッチパネル201の厚み寸法tと同等となるように形成することで、前記タッチパネル201のタッチ入力面201aを前記板部202bの表面202b´に対して面一状態となるようにしている。なお、前記タッチパネル201は、その裏面を前記フランジ部203に例えば接着する。
この構成においては、前記装置ケース202の表面202b´とタッチパネル201のタッチ入力面201aとが面一となるため(段差がないため)、タッチ操作する指を横方向へ移動させても当該指がタッチパネル配置用開口202a内縁部に当たることがなく使い勝手が良いし、美的外観も良い。
しかし、この図19及び図20の構成では、前記タッチパネル配置用開口202aとタッチパネル201との接合部分Sの微小な隙間から装置ケース202内部に水滴等が浸入するおそれがある。
本発明者はさらにこの点を改善すべく工夫した。すなわち、図21及び図22に示すように、透明で薄肉なシート204を、タッチパネル201の全面及び前記接合部分Sを覆うように付設するようにした。
このシート204は予め図23に示すように前記タッチパネル201より広い大きさに形成し、その周辺部が前記タッチパネル201から張り出すように当該タッチパネル201の表面(タッチ入力面201a)に接着しておく。そして、当該タッチパネル201を前記タッチパネル配置用開口202aに嵌め込むと共に前記フランジ部203に配置し、シート204において当該タッチパネル201から張り出した部分を、前記装置ケース202の板部202bに接着する。前記シート204は、タッチパネル201のタッチ入力面201aを操作可能である。
さらにこのシート204には、前記接合部分Sが外部から見えないように不透明部205を形成している。
この構成とすれば、前記シート204により前記接合部分Sを塞ぐことができて水の浸入を防止できると共に、不透明部205により前記接合部分Sを見えないようにできる。
上述した構成により、前記図19及び図20の試作品の不具合を解決できた。ところが、装置ケース202を、一般的な製造方法である合成樹脂の型成形で形成すると、装置ケース202の板部202bの表面202b´とフランジ部203の上面との間の段差寸法dに、製品ごとに僅かに誤差が発生したり、又、タッチパネル201の厚さ寸法tに僅かながら誤差が発生することもある。これらの誤差が重なると、図24で示すようにd>tとなったり、図27で示すようにd<tとなったりすることがある。
図24の場合では、タッチパネル201が矢印A方向に押圧されると、その度に図25に示すように、タッチパネル201が沈んで、シート204におけるタッチパネル配置用開口202aの角部相当部分204aに、図26に示すようなラインLが現出する不具合が発生する。
又、図27の場合では、タッチパネル201ひいてはシート204が装置ケース202から浮き上がってしまう不具合が発生する。
この場合の対応策としては、図28に示すように、まず、前記段差寸法dを、予めタッチパネル201の厚み寸法tよりも大きくし、前述の誤差を考慮してもタッチパネル201裏面とフランジ部203上面との間に必ず隙間部Gができる構成としておき、そして前記隙間部Gにホットメルト207を充填し、固化させることが考えられる。
しかし、この構成では、ホットメルト207の充填量の管理が難しく、少なすぎると、前記矢印A方向の押圧力に対する必要な強度が得られず、多すぎるとホットメルト207が垂れてしまう。しかもホットメルト207の場合、このホットメルト207の固化に少なくとも1時間〜1日を要し、全体の組み立て時間が極めて長くなってしまう。
そこで、本発明では、これら試作したタッチパネル付き表示装置における不具合や未改善点も合わせて改善するようにしている。本発明の理解を容易にするために図5、図8〜図11に記載した符号を参照して述べる。
請求項1のタッチパネル取付方法においては、装置ケース(30)を熱可塑性樹脂から構成すると共に、前記タッチパネル配置用開口(33)近傍で且つ前記装置ケース(30)の内部となる部位に当該タッチパネル配置用開口(33)の中央方向へ張り出すようにフランジ部(34)を前記装置ケース(30)と一体に形成し、前記フランジ部(34)において装置ケース(30)外方に向く外向き面(34a)を、当該装置ケース(30)の外面(31a)からタッチパネル(20)の厚み寸法(T)より大きな所定寸法(D)離す構成としている。そして、前記タッチパネル(20)には、タッチ入力面(20a)より広い大きさを有する透明なシート(40)を、その周辺部が前記タッチパネル(20)より張り出す形態で当該タッチ入力面(20a)に貼り付ける構成としている。従って、前記タッチパネル(20)を前記タッチパネル配置用開口(33)に嵌め込み配置すると共に、前記シート(40)の周辺部を前記装置ケース(30)の外面(31a)に固着したときには、前記タッチパネル(20)のタッチ入力面(20a)と装置ケース(30)の外面(31a)とが面一となると共に、このタッチ入力面(20a)と装置ケース(30)の外面(31a)とをシート(40)により平坦に覆うことができて、タッチパネル配置用開口(33)とタッチパネル(20)との間からの水の浸入を防止できると共に美的外観も良くできる。
そして、タッチパネル(20)においてタッチ入力面(20a)との反対面(20c)側には前記フランジ部(34)が位置する関係となるが、前記フランジ部(34)の前記外向き面(34a)が当該装置ケース(30)の前記外面(31a)から前記タッチパネル(20)の厚み寸法(T)より大きな所定寸法(D)離れるから、タッチパネル(20)の前記反対面(20c)と当該フランジ部(34)の前記外向き面(34a)との間に隙間部(G)が形成される。ここでこの所定寸法(D)とは、タッチパネル(20)の厚み寸法(T)(設計値)に、装置ケース(30)やタッチパネル(20)の製作誤差の最大予想値を超える余裕値を加えた寸法をいう。従って、前記隙間部(G)は製作誤差を考慮しても必ず形成される。
そして、前述した前記タッチパネル(20)を前記タッチパネル配置用開口(33)に嵌め込み配置した状態で前記シート(40)の前記周辺部を前記装置ケース(30)の外面(31a)に固着し、少なくとも先端部が加熱された棒状の治具(50)を、前記凹部(35)から挿入することにより、この凹部(35)の奥に存在する壁部(36)を、前記タッチパネル(20)方向へ押圧・加熱して膨出させ、この膨出により当該壁部(36)を当該タッチパネル(20)の前記タッチ入力面(20a)との反対面(20c)に接触させ、固化させることで、例え製作誤差があったとしても当該壁部(36)による膨出部(凸部36W)が前記隙間部(G)に対して当該隙間部(G)にぴったり嵌るスペーサとして機能する。これにより、タッチパネル(20)を装置ケース(30)の外面(31a)に対して面一状態に確実に支持できる。この結果、前記シート(40)を介して前記タッチパネル(20)のタッチ入力面(20a)をタッチ操作した場合に当該シート(40)が凹むようなことがない。
このように、タッチパネル(20)を装置ケース(30)外面(31a)に対して面一状態に確実に支持できるから、シート(40)もタッチパネル(20)と装置ケース(30)の外面(31a)とにわたり平坦面となり、タッチパネル(20)をタッチ操作する指を横方向へ移動させても指がぶつかる箇所がなくて、タッチ操作する場合の使い勝手が良い。又、シート(40)により装置ケース(30)のタッチパネル配置用開口(33)とタッチパネル(20)との間を覆うから、本装置に不用意に水滴がかかるようなことがあっても、装置ケース(30)のタッチパネル配置用開口(33)とタッチパネル(20)との間に水が浸入することもない。しかも、ホットメルトを用いる場合と違って、熱可塑性樹脂である前記壁部(36)の固化時間は極めて短く、全体の製作時間も短縮できる。
ここで仮に、前記壁部(36)が盲板状であってその厚みが全体的に厚いと、加熱された治具(50)による壁部(36)の軟化が促進されず壁部(36)に対する押出しに時間がかかり、膨出される前に壁部(36)内面のみが溶融してしまうおそれがある。逆に、壁部(36)の厚みが全体的に薄いと壁部(36)全体の軟化が速く、膨出される前に破れたり、膨出されたとしても薄肉であるためにタッチパネル(20)を支持するのに必要な強度も得られない。従って、タッチパネル(20)を確実に支持するについての信頼性が低い。
その点、請求項1によれば、前記フランジ部(34)の凹部(35)の壁部(36)に、その中央部を中心として放射状をなす空隙部(36a)を設けたから、壁部(36)がこの放射状の空隙部(36a)によって分割され、この分割された壁部すなわち分割壁部(36´)を、加熱された治具(50)により押出す場合に、当該分割壁部(36´)の先端部側の軟化速度を基端部より速くできる。すなわち、前記空隙部(36a)により分割された各分割壁部(36´)は基端部から先端部方向に順次先細りとなっており、各分割壁部(36´)の基端部側よりも先端部側が相対的に速く軟化可能となる。そして、治具(50)により、各分割壁部(36´)が押圧されると、各分割壁部(36´)において軟化速度が相対的に速い先端部側が延出されてタッチパネル(20)の裏面に到達し確実に接触するようになる。この場合、各分割壁部(36´)の基端側の部分も押し出されるが、軟化速度が遅いためその厚みは先端部側よりは厚く、タッチパネル(20)を支持するのに十分な強度を維持できる。
又、請求項2のタッチパネル取付方法によれば、前記治具(50)の先端形状を、円弧凸状をなす構成としたから、この治具(50)が前記壁部(36)における前記各分割壁部(36´)の先端部に先に接触し、各分割壁部(36´)の先端部を先に軟化させつつ膨出させると共に、且つ各分割壁部(36´)の基端部の軟化及び膨出を遅らせることができる。しかも、この場合、放射状をなす空隙部(36a)を、隣り合う空隙部同士の角度が90度を含む鈍角であって均等角度をなす構成としたから、つまり、各分割壁部(36´)の先端部の角度(頂角)を90度を含む鈍角としたら、前記各分割壁部(36´)の先端部の角度を鋭角とする場合に比して、各分割壁部(36´)の先端部の熱による軟化が急激に進むことがなく、つまりこの各分割壁部(36´)の先端部は先端部円弧凸状の治具(50)による加熱を、基端部よりも先に受けながらも、軟化しすぎることがなく、溶融崩れすることなく良好に膨出させることができる。この結果、各分割壁部(36´)がタッチパネル20の反対面20cに必要厚さを維持しながら平坦に当接するようになる。
このように、請求項2のタッチパネル取付方法によれば、前記治具(50)の先端形状が円弧凸状をなす構成とし、放射状をなす空隙部(36a)を、隣り合う空隙部同士の角度が90度を含む鈍角をなす構成としたから、各分割壁部(36´)によるタッチパネル(20)に対する支持強度を十分に確保できる。
さらに、隣り合う空隙部36a同士の角度を均等角度としたから、つまり前記各分割壁部(36´)の先端部の角度を均等角度としたから、各分割壁部(36´)が同じ形状となって、治具(50)を壁部(36)に対してタッチパネル(20)の反対面(20c)方向へ真っすぐ押圧すれば、各分割壁部(36´)を均一に押し出すことができ、一つの壁部(36)においてタッチパネル(20)に対する各分割壁部(36´)の支持力を均等化できる。
又、請求項3のタッチパネル取付方法によれば、前記シート(40)の表面には、前記タッチパネル配置用開口(33)周縁部と前記タッチパネル(20)周縁部との接合部分を隠す不透明部を形成したから、前記タッチパネル(20)周縁部と前記タッチパネル配置用開口(33)周縁部の接合部分を外部から見えなくできる。
本発明の第1実施形態を示し、タッチパネル取付装置の斜視図 タッチパネル取付装置の縦断側面図 フランジ部部分の縦断側面図 タッチパネルを装置ケースに取り付ける前の状態の縦断側面図 同状態におけるフランジ部部分の縦断側面図 装置ケースの斜視図 装置ケースの下面図 凹部部分の下面図 タッチパネルを装置ケースに配置した状態のフランジ部部分の縦断側面図 同状態のタッチパネル及び装置ケースを上下反転させた図 治具挿入の様子を時系列で示す図 第2実施形態を示す装置ケースの下面図 凹部部分の下面図 第3実施形態を示す図2相当図 第4実施形態を示す図2相当図 第5実施形態を示す治具挿入前の凹部部分の縦断側面図 従来例を示すタッチパネル取付装置の部分的斜視図 タッチパネル取付部分の縦断側面図 本発明者が試作したタッチパネル取付装置の縦断側面図(その1) フランジ部部分の縦断側面図 本発明者が試作したタッチパネル取付装置の縦断側面図(その2) フランジ部部分の縦断側面図 タッチパネルを装置ケースに取り付ける前の状態の縦断側面図 製作誤差が発生した場合のタッチパネル取付装置の縦断側面図(その1) タッチ操作した状態のタッチパネル取付装置の縦断側面図 同状態でのタッチパネル取付装置の外観図 製作誤差が発生した場合のタッチパネル取付装置の縦断側面図(その2) 本発明者が試作したタッチパネル取付装置のフランジ部部分の縦断側面図(その3)
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図11を参照して説明する。図1〜図3には、タッチパネルが装置ケースに取り付けられた状態を示している。図1〜図3において、タッチパネル取付装置10は、タッチパネル20と、装置ケース30と、シート40とを備えている。これらの詳細について以下に述べる。
前記タッチパネル20が取り付けられる前の状態(分解状態)を示す図4及び図5において、タッチパネル20は、平面形状が四角形をなすガラス製の基板21の一面(図では上面)に透明電極をマトリクス状に構成してなる入力部(図示せず)を設けて構成されており、前記一面がタッチ入力面20aとされている。このタッチパネル20の前記タッチ入力面20aには、薄肉な透明の前記シート40が貼り付けられている。このシート40は前記タッチパネル20より広い大きさを有する。
又、このシート40の表面(図4及び図5では上面)には、不透明部41(例えば黒色)が印刷成形により形成されている。この不透明部41は、前記タッチパネル20の外周端部20bを隠し得る範囲、例えばシート40の外端から寸法aの幅で枠状に形成されている。この寸法aの領域内に前記タッチパネル20の外周端部20bが位置する。
前記装置ケース30は、熱可塑性樹脂から構成されている。この装置ケース30は、タッチパネル20が取り付けられる平面形状が例えば四角形の板部31と、この板部31の内面31b(図では下面)周縁から略直角方向に延出する枠状板部32とを有して、箱状をなす。なお、熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリスチレン,ABS樹脂,塩化ビニル樹脂,メタクリル酸メチル樹脂,ナイロン,フッ素樹脂,ポリカーボネート,ポリエステル樹脂などがある。
前記板部31には、その内外方向に開口するタッチパネル配置用開口33が形成されている。このタッチパネル配置用開口33は、前記タッチパネル20より僅かに大きな大きさ・形状に形成されている。
又、前記装置ケース30において、前記タッチパネル配置用開口33近傍で且つ前記装置ケース30の内部となる部位に、当該タッチパネル配置用開口33の中央方向(板部31と平行な方向)へ張り出すようにフランジ部34が当該装置ケース30と一体に形成されている。
前記フランジ部34は、図5に示すように、前記装置ケース30外方(図5では上方向)に向く外向き面34aが、当該装置ケース30の前記外面31aから前記タッチパネル20の厚み寸法Tより大きな所定寸法D離間した構成としている。
ここでこの所定寸法Dとは、タッチパネル20の厚み寸法T(設計値)に、装置ケース30やタッチパネル20の製作誤差の最大予想値を超える余裕値gを加えた寸法をいう。
前記フランジ部34の複数個所には、前記外向き面34aとの反対面34bから前記外向き面34a方向へ凹むように平面形状が円形状をなす凹部35が形成されている。この場合、当該凹部35の奥面とフランジ部34の外向き面34aとの間には壁部36が存在する構成である。
当該壁部36には、その中央部を中心として放射状をなす空隙部36aが形成されている。この場合、空隙部36aは、図6〜図8に示すように、前記中央部から4つの方向に均等角度で基端側へ延びる形状(十字状)をなす。つまり、隣合う空隙部36a同士の角度γは90度の均等角度をなす。この空隙部36aにより壁部36が、先端部の角度(頂角)γ´が90度の4つの略三角形をなす分割壁部36´に分割されている。
なお、前記装置ケース30の板部31の外面31aの周辺部は、図5に示すように、その板厚が前記シート40の厚みと同じ段差分厚くなった厚肉部31a´として形成されている。
さて、タッチパネル20を装置ケース30に取り付けるについては、前述したように予め、前記シート40を、その周辺部(端部寄りの部分)が前記タッチパネル20から張り出す形態で当該タッチ入力面20aに貼り付ける構成としておく(図4及び図5参照)。前記シート40におけるタッチパネル20からの張り出し部に符号40aを付している。
この状態から、図9に示すように、タッチパネル20を前記タッチパネル配置用開口33に嵌め込み配置し、且つ前記シート40の張り出し部40aの裏面を装置ケース30の板部31の外面31aに例えば接着剤により固着する。
これにより、タッチパネル20のタッチ入力面20aと装置ケース30の外面31aとが面一となり、又、シート40がタッチパネル20のタッチ入力面20aと装置ケース30の外面31aとを覆う形態となる。
又、タッチパネル20のタッチ入力面20aが装置ケース30の外面31aに対して面一となることでタッチパネル20においてタッチ入力面20aとの反対面20c側には、前記所定寸法Dからタッチパネル20の厚み寸法Tを差し引いた寸法(製作誤差が無ければ寸法g、製作誤差が±eであれば、g±e)の隙間部Gが形成される。
この状態から、図10で示すように、タッチパネル20固着状態の装置ケース30を上下反転して、作業台Mに載せる。これにより凹部35が上向きとなる。そして図11に示すように、棒状の治具50を用いて前記壁部36を膨出成形する。この治具50は先端が円弧凸状となっている。
この図11(a)で示すように、先端部が加熱された治具50を、前記フランジ部34の凹部35から矢印B方向へ挿入することにより、図11(b)〜(d)に示すように、前記壁部36を、前記タッチパネル20方向へ押圧・加熱して膨出させ、当該タッチパネル20の前記タッチ入力面20aとの反対面20cに接触させ、固化させる。この場合、治具50の先端形状が円弧凸状となっていることから、治具50が壁部36の中央部(分割壁部36´の先端部)に、基端部よりも先に接触し、この中央部側から順次加熱されつつ押圧されてゆく。このとき、分割壁部36´は、その基端部よりも先端部側が細くなっているから(当該先端部側の体積が徐々に小さくなっているから)、当該先端部側が先に高温度となって軟化し、最初に膨出してゆく(図11(b)参照)。その後、分割壁部36´の基端部が治具50による加熱及び押圧作用を順次受けて、膨出する。そして、分割壁部36´の先端部がタッチパネル20の反対面20cに接触する(図11(c)、(d)参照)。この後治具50を引き抜き、壁部36を例えば自然放熱により固化する。この結果、膨出した壁部36により、タッチパネル20とフランジ部34との間のスペーサとしての凸部36Wが形成される。
この場合、分割壁部36´において熱による軟化の早い先端部は加熱・加圧により良好に膨出することで若干肉厚が薄くなるが、基端部は熱による軟化が遅く、壁部36の肉厚が略そのまま保持された状態で膨出し、各凸部36Wのタッチパネル20に対する分担支持強度を確保できる。
このタッチパネル20の取付状態を図1〜図3に示す。
なお、前記装置ケース30の内部には、液晶パネルなどの表示装置がタッチパネル20の反対面20c側に適宜配設される。
このように本実施形態によれば、隙間部Gに、フランジ部34から前記タッチパネル20の反対面20cまで突出する壁部36すなわち凸部36Wが形成されることで、例え製作誤差があったとしても当該凸部36Wが前記隙間部Gに対して当該隙間部Gにぴったり嵌るスペーサとして機能することとなり、タッチパネル20を装置ケース30の外面31aに対して面一状態に確実に支持できる。この結果、シート40を介してタッチパネル20のタッチ入力面20aをタッチ操作した場合に当該シート40が凹むようなことがない。
又、このように、タッチパネル20を装置ケース30の外面31aに対して面一状態に確実に支持できるから、タッチパネル20のタッチ入力面20aと装置ケース30の外面31aとにわたるシート40も常に平坦面となり、タッチパネル20をタッチ操作する指を横方向へ移動させても指がぶつかる箇所がなくて、タッチ操作する場合の使い勝手が良く、又、美的外観も良い。
さらに、シート40により装置ケース30のタッチパネル配置用開口33とタッチパネル20との間を覆うから、本装置に水滴がかかったとしてもこのタッチパネル配置用開口33とタッチパネル20との間に水が浸入することもない。
しかも、ホットメルトを用いる場合と違って、熱可塑性樹脂である前記壁部36の固化時間は極めて短く、全体の製作時間も短縮できる。
ここで仮に、前記壁部36が盲板状をなしその厚みが全体的に厚いと、加熱された治具50による壁部36の軟化が促進されず壁部36に対する押出しに時間がかかり、押し出される前に当該壁部36内面のみが溶融してしまうおそれがある。又、壁部36の厚みが全体的に薄いと壁部36全体の軟化が速く、押し出される前に溶融破れを起こしたり、溶融破れを起こさなくても壁部36が過度に薄くなってタッチパネル20を支持するのに必要な強度も得られない。従って、タッチパネル20を確実に支持するについての信頼性が低い。
その点、本実施形態によれば、前記フランジ部34の凹部35の壁部36に、その中央部を中心として放射状をなす空隙部36aを設けたから、壁部36がこの放射状の空隙部36aによって分割され、この分割された壁部すなわち分割壁部36´を加熱された治具50により押し出す場合に、当該分割壁部36´の先端部側の軟化速度を基端部より速くできる。すなわち、前記空隙部36aにより分割された各分割壁部36´は基端部から先端部方向に順次先細りとなっており、各分割壁部36´の基端部側よりも先端部側が相対的に速く軟化可能となる。そして、治具50により、各分割壁部36´が押圧されると、各分割壁部36´において軟化速度が相対的に速い先端部側が延出されてタッチパネル20の裏面である反対面20cに到達し確実に接触するようになる。この場合、各分割壁部36´の基端側の部分も押し出されるが、軟化速度が遅いためその厚みは先端部側よりは厚く、タッチパネル20を支持するのに十分な強度を維持できる。
又、本実施形態によれば、前記治具50の先端形状を、円弧凸状をなす構成としたから、この治具50が前記壁部36における前記各分割壁部36´の先端部に先に接触し、各分割壁部36´の先端部を先に軟化させつつ膨出させると共に、且つ各分割壁部36´の基端部の軟化及び膨出を遅らせることができる。
ここで、前記空隙部36aを壁部36の中央部から4つの方向に均等角度で基端側へ延びる形状としたから、空隙部を中央部から5つ以上の方向に均等角度で基端側へ延びる放射状とする場合に比して各分割壁部36´を溶融崩れさせることなく良好に膨出させることができる。すなわち、前記空隙部36aを壁部36の中央部から4つの方向に均等角度で基端側へ延びる形状とする本実施形態の場合には、各分割壁部36´の先端部の角度が90度となり、又、空隙部を中央部から5つ以上の方向に均等角度で基端側へ延びる放射状とする場合には各分割壁部の先端部角度が72度(鋭角)となる。
そして、放射状をなす空隙部36aを、隣り合う空隙部同士の角度が90度をなす構成とした本実施形態では、前記各分割壁部36´の先端部の角度を前記72度以下(鋭角)とする場合に比して、各分割壁部36´の先端部の熱による軟化が急激に進むことがなく、つまりこの各分割壁部36´の先端部は先端部円弧凸状の治具50による加熱を先に受けながらも、軟化しすぎることがなく、溶融崩れすることなく良好に膨出させることができる。この結果、各分割壁部36´がタッチパネル20の反対面20cに必要厚さを維持しながら平坦に当接するようになる。
このように、本実施形態によれば、前記治具50の先端形状が円弧凸状をなす構成とし、放射状をなす空隙部36aを、隣り合う空隙部同士の角度が90度としたから、隣り合う空隙部同士の角度を鋭角(実質的は72度以下)とする場合に比して、各分割壁部36´によるタッチパネル20に対する支持強度を十分に確保できる。
さらに、隣り合う空隙部36a同士の角度を均等角度としたから、つまり前記各分割壁部36´の先端部の角度を均等角度としたから、各分割壁部36´が同じ形状となって、治具50を壁部36に対してタッチパネル20の反対面20c方向へ真っすぐ押圧すれば、各分割壁部36´を均一に押し出すことができ、一つの壁部36においてタッチパネル20に対する各分割壁部36´の支持力を均等化できる。
ここで、前記フランジ部34を最初から壁部36の厚さに形成し且つ空隙部36aを形成しておけば、凹部35を形成しなくても済むと考えられるが、しかし、タッチパネル20全体を支えるには強度的にある程度の厚さ(前記壁部36の厚さよりは厚い厚さ)は必要である。この点を考慮した上述した実施形態では、フランジ部34を、タッチパネル20全体を支持するのに必要な強度を担保する厚さに形成し、このフランジ部34の適宜箇所に凹部35を形成することで、前記隙間部Gに対するスペーサとしての凸部36Wを成形するために必要十分な厚さの壁部36を得るようにしている。よって、フランジ部34の厚さを必要厚さに担保しつつ、当該凹部35奥の壁部36によってスペーサとしての凸部36Wを形成することができる。
さらに上述した実施形態によれば、前記シート40の表面に、前記タッチパネル配置用開口33の周縁部と前記タッチパネル20の周縁部との接合部分S(図2及び図3参照)を隠す不透明部41を形成したから、前記接合部分Sを外部から見えなくできる。
なお、前記空隙部36aの放射形状は図12及び図13に示すように、壁部36中央部を中心として3つの方向に均等角度で基端側へ延びる形状、つまり分割壁部36´の先端角度が鈍角(この場合120度)となるように形成しても良く、分割壁部36´の軟化速度は全体的に遅くなるが、タッチパネル20に対する支持強度は増加する。
又、図14に示すように前記装置ケース30の板部31の外面31aはその周辺部も含めて全体が平坦となる形状(つまり第1実施形態における厚肉部31a´が無い構成)としても良い。そして、この場合、図15に示すように、シート40及び不透明部41を装置ケース30の板部31の端まで延ばす構成としても良い。
又、図16に示すように、治具50の先端形状は平坦形状としても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変更は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10はタッチパネル取付装置、20はタッチパネル、20aはタッチ入力面、20cは反対面、30は装置ケース、31は板部、33はタッチパネル配置用開口、34はフランジ部、34aは外向き面、34bは反対面、35は凹部、36は壁部、36´は分割壁部、36aは空隙部、40はシート、40aは張り出し部、41は不透明部、50は治具を示す。

Claims (3)

  1. 一面がタッチ入力面とされたタッチパネル(20)と、
    前記タッチパネル(20)を取り付けるための板部(31)を有すると共にこの板部(31)の内外方向に開口するタッチパネル配置用開口(33)を有する装置ケース(30)とを備え、前記装置ケース(30)に前記タッチパネル(20)を取り付けるタッチパネル取付方法であって、
    前記装置ケース(30)を熱可塑性樹脂から構成し、
    前記タッチパネル配置用開口(33)近傍で且つ前記装置ケース(30)の内部となる部位に当該タッチパネル配置用開口(33)の中央方向へ張り出すようにフランジ部(34)を前記装置ケース(30)と一体に形成し、
    前記フランジ部(34)において前記装置ケース(30)外方に向く外向き面(34a)を、当該装置ケース(30)の前記板部(31)の外面(31a)に対して前記タッチパネル(20)の厚み寸法(T)より大きな所定寸法(D)離す構成とし、
    前記フランジ部(34)の複数個所には、前記外向き面(34a)との反対面(34b)から前記外向き面(34a)方向へ凹むように凹部(35)を形成し、且つ当該凹部(35)奥面とフランジ部(34)の前記外向き面(34a)との間には壁部(36)が存在する構成とし、当該壁部(36)にその中央部を中心として放射状をなす空隙部(36a)を設け、
    前記タッチパネル(20)より広い大きさを有する透明なシート(40)を、その周辺部(40a)が前記タッチパネル(20)より張り出す形態で当該タッチ入力面(20a)に貼り付ける構成とし、
    前記タッチパネル(20)を前記タッチパネル配置用開口(33)に嵌め込み配置すると共に、前記シート(40)の前記張り出し部(40a)を前記装置ケース(30)の前記板部(31)の外面(31a)に固着し、この状態で、少なくとも先端部が加熱された棒状の治具(50)を、前記凹部(35)から挿入することにより、前記壁部(36)を、前記タッチパネル(20)方向へ押圧・加熱して膨出させ当該タッチパネル(20)の前記タッチ入力面(20a)との反対面(20c)に接触させたことを特徴とするタッチパネル取付方法。
  2. 前記治具(50)は、先端形状が円弧凸状をなし、前記放射状をなす空隙部(36a)は、隣り合う空隙部同士の角度が90度を含む鈍角であって均等角度をなすことを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル取付方法。
  3. 前記シート(40)の表面には、前記タッチパネル配置用開口(33)周縁部と前記タッチパネル(20)周縁部との接合部分を隠す不透明部を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のタッチパネル取付方法。
JP2012071505A 2012-03-27 2012-03-27 タッチパネル取付方法 Active JP5747851B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012071505A JP5747851B2 (ja) 2012-03-27 2012-03-27 タッチパネル取付方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012071505A JP5747851B2 (ja) 2012-03-27 2012-03-27 タッチパネル取付方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013205917A JP2013205917A (ja) 2013-10-07
JP5747851B2 true JP5747851B2 (ja) 2015-07-15

Family

ID=49524982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012071505A Active JP5747851B2 (ja) 2012-03-27 2012-03-27 タッチパネル取付方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5747851B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7005655B2 (ja) * 2017-04-24 2022-01-21 フレセニウス・メディカル・ケア・ドイチュラント・ゲーエムベーハー ユーザインターフェースアセンブリ、およびタッチアセンブリをユーザインターフェースアセンブリに一体化するための方法
CN109669561A (zh) * 2017-10-13 2019-04-23 苏州欧菲光科技有限公司 触控组件及车辆

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001102763A (ja) * 1999-09-30 2001-04-13 Sanyo Electric Co Ltd 携帯型入力装置
JP2004166741A (ja) * 2002-11-15 2004-06-17 Kanebo Ltd 化粧料容器
JP2011215867A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Jvc Kenwood Corp タッチパネルの取付構造および電子機器
CN104486918B (zh) * 2010-09-03 2017-05-10 阿尔卑斯电气株式会社 玻璃复合体、电子设备及输入装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013205917A (ja) 2013-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102553983B1 (ko) 곡면 디스플레이장치 및 그 제조방법
KR101838482B1 (ko) 모바일기기의 곡면형 터치스크린 보호필름 부착용 지그 세트 및 그 지그 세트를 이용한 곡면형 보호필름 부착방법
JP6348302B2 (ja) 画像表示装置
US20140049496A1 (en) Electronic device and method of assembly for same
KR102337341B1 (ko) 차량용 곡면 디스플레이 장치 및 이의 제조방법
US20150070827A1 (en) Touch display module
JP2017026887A (ja) カバーパネル、操作パネル、操作パネルの製造方法
CN104299518B (zh) 将第一面板与第二面板相贴合的方法和显示装置
JP5747851B2 (ja) タッチパネル取付方法
TW201447673A (zh) 觸控模組
WO2017210906A1 (zh) 一种部件和电子设备
TWI559176B (zh) 輸入裝置及其軟性保護蓋
CN105283002B (zh) 一种移动终端的窄边式前壳结构及移动终端
CN104765482B (zh) 电子总成及组装方法
CN204713487U (zh) 电子产品屏幕贴膜器
TWM493062U (zh) 觸控顯示部件
KR20170104686A (ko) 터치스크린 패널용 보호시트 부착기
US20160174398A1 (en) Electronic apparatus
WO2016101363A1 (zh) 一种背光模组结构
JP2006004215A (ja) 入力装置およびこの入力装置を用いた表示装置、ならびに前記表示装置を用いた電子機器
CN210244009U (zh) 一种窄边框背光模组
CN207115361U (zh) 一种车载触控模组
WO2022018998A1 (ja) 加飾パネル
CN213295232U (zh) 一种触摸屏保护膜
JP2010044467A (ja) タッチパネル付表示装置のカバー構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150415

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5747851

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250