JP5747815B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像光によって画像を表示するために電池によって駆動される画像表示装置に関し、特に、当該画像表示装置の電池を長寿命化する技術に関する。
特許文献1は、画像光によって画像を表示するために電池によって駆動される画像表示装置の一従来例を開示している。この従来例においては、画像表示装置が外部装置としての無線機器(例えば、携帯電話機)に接続されると、画像表示装置の電力が外部装置に供給され、その結果、外部装置を駆動する電池の容量がみかけ上、拡大される。
特開2008−28552号公報
しかし、特許文献1に開示された従来の技術では、画像表示装置から外部装置に電力を融通することはできても、外部装置から画像表示装置に電力を融通することはできない。外部装置から画像表示装置に電力を融通することができれば、画像表示装置の電池が長寿命化され、画像表示装置の最大駆動時間が延長されて、画像表示装置の使い勝手が向上する。
また、特許文献1では、画像表示装置が外部装置から画像信号を受信し、その外部装置の代わりに画像表示装置が画像を再生することもできない。画像表示装置が外部装置の代わりに画像を再生することができれば、ユーザは、外部装置より大きな画面で、かつ、より高い品質で画像を観察することが容易となる。
このような知見に基づき、本発明は、画像光によって画像を表示するために電池によって駆動される画像表示装置であって、その電池を外部装置の電池を利用して長寿命化することが可能であるとともに、外部装置から画像信号を受信してその外部装置の代わりに画像を再生することが可能であるものを提供することを目的としてなされたものである。
その課題を解決するために、本発明の一側面によれば、第1電池を有し、画像を表示する画像表示装置であって、当該画像表示装置は、第2電池によって駆動される外部装置と組み合わされて使用され、その外部装置は、画像信号を当該画像表示装置に対して送信するとともに、前記第2電池の残量を検出し、その残量を表す残量信号を出力し、当該画像表示装置は、前記外部装置から送信される画像信号に基づき、前記画像を表示する表示部と、前記第1電池の残量を検出する残量検出部と、その残量検出部によって検出された前記第1電池の残量と、前記外部装置から出力された残量信号によって表される前記第2電池の残量との関係に基づき、当該画像表示装置の電源を前記第1電池と前記第2電池とに選択的に切り換える電源切換部と、当該画像表示装置が要求する電流値が、前記外部装置について予め定められている上限値より大きい場合に、前記電源を前記第1電池から前記第2電池に切り換えることを阻止する電源切換阻止部とを含む画像表示装置が提供される。
本発明によって下記の各態様が得られる。各態様は、項に区分し、各項には番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載するが、このように、各項を他の項の番号を引用する形式で記載することにより、各項に記載の技術的特徴をその性質に応じて適宜独立させることが可能となる。
(1) 第1電池を有し、画像を表示する画像表示装置であって、
当該画像表示装置は、第2電池によって駆動される外部装置と組み合わされて使用され、
その外部装置は、画像信号を当該画像表示装置に対して送信するとともに、前記第2電池の残量を検出し、その残量を表す残量信号を出力し、
当該画像表示装置は、
前記外部装置から送信される画像信号に基づき、前記画像を表示する表示部と、
前記第1電池の残量を検出する残量検出部と、
その残量検出部によって検出された前記第1電池の残量と、前記外部装置から出力された残量信号によって表される前記第2電池の残量との関係に基づき、当該画像表示装置の電源を前記第1電池と前記第2電池とに選択的に切り換える電源切換部と
を含む画像表示装置。
(2) 前記電源切換部は、前記第2電池の残量が前記第1電池の残量より多いか、もしくは、前記第2電池の残量が前記第1電池の残量より多く、かつ、両者間の差が第1しきい値より大きいという第1条件が少なくとも成立した場合に、前記電源を前記第1電池から前記第2電池に切り換える第1切換手段を含む(1)項に記載の画像表示装置。
(3) 前記第1切換手段は、前記第1条件と、前記第1電池の残量が第1基準値以下であるという第2条件とが少なくとも同時に成立した場合に、前記電源を前記第1電池から前記第2電池に切り換える(2)項に記載の画像表示装置。
(4) 前記第1切換手段は、前記第1条件と、前記第2電池の残量が第2基準値より多いという第3条件とが少なくとも同時に成立した場合に、前記電源を前記第1電池から前記第2電池に切り換える(2)または(3)項に記載の画像表示装置。
(5) 前記電源切換部は、前記電源として前記第2電池が選択されている状態で、前記第1電池の残量と前記第2電池の残量との差が第2しきい値以下であるという第4条件が少なくとも成立した場合に、前記電源を前記第2電池から前記第1電池に切り換える第2切換手段を含む(1)ないし(4)項のいずれかに記載の画像表示装置。
(6) 前記電源切換部は、各デューティサイクル単位で、前記第1電池および前記第2電池を交互に前記電源として選択し、各デューティサイクル内において前記第1電池が前記電源として選択される期間の長さの、各デューティサイクルの周期の長さに対する比率であるデューティ比を、前記第1電池の残量と前記第2電池の残量との関係に基づいて制御するデューティ制御手段を含む(1)ないし(5)項のいずれかに記載の画像表示装置。
(7) 当該画像表示装置は、さらに、
前記表示部から物理的に分離している表示制御部を含み、
その表示制御部は、前記表示部に接続されるとともに、前記第1電池と、前記電源切換部とを有する(1)ないし(6)項のいずれかに記載の画像表示装置。
(8) さらに、
当該画像表示装置が要求する電流値が、前記外部装置について予め定められている上限値より大きい場合に、前記電源を前記第1電池から前記第2電池に切り換えることを阻止する電源切換阻止部を含む(1)ないし(7)項のいずれかに記載の画像表示装置。
(9) 前記外部装置は、ユーザによって携帯されて使用される携帯表示装置であって、画像表示機能と通信機能とを有するものである(1)ないし(8)項のいずれかに記載の画像表示装置。
本発明によれば、画像表示装置の電池を外部装置の電池を利用して長寿命化することが可能となるとともに、外部装置から画像信号を受信してその外部装置の代わりに画像表示装置が画像を再生することが可能となる。
図1は、本発明の第1実施形態に従う画像表示装置を、携帯表示装置に接続された状態で示す機能ブロック図である。 図2は、図1に示す画像表示装置のCPUによって実行される電源切換プログラムを概念的に表すフローチャートである。 図3は、本発明の第2実施形態に従う画像表示装置を、携帯表示装置に接続された状態で示す機能ブロック図である。 図4は、本発明の第3実施形態に従う画像表示装置のCPUにより、その画像表示装置の電源が第1電池と第2電池とに交互に切り換えられる様子を、異なる複数のデューティ比について説明するためのタイムチャートである。 図5は、前記第3実施形態に従う画像表示装置のCPUによって実行される電源切換プログラムを概念的に表すフローチャートである。
以下、本発明のさらに具体的な実施の形態であって例示的なもののうちのいくつかを図面に基づいて詳細に説明する。
図1には、本発明の例示的な第1実施形態に従う画像表示装置10が、携帯表示装置11に接続された状態で、機能ブロック図で示されている。画像表示装置10は、画像を表す画像光を観察者であるユーザの眼に投影するように構成されている。携帯表示装置11は、前記(1)項における「外部装置」の一例であり、ユーザによって携帯されて使用されるとともに、画像表示機能と通信機能とを有する。携帯表示装置11は、例えば、携帯電話機、スマートホン、タブレット、PDA(Personal Ditital Assistant)などである。
典型的な用途の一例においては、それら画像表示装置10および携帯表示装置11が、同じユーザによって携帯されて使用される。画像表示装置10は、第1電池B1を有し、また、携帯表示装置は、第2電池B2を有するというように、それぞれ互いに独立した、充電可能な電池B1,B2を有している。
具体的には、画像表示装置10は、観察者の頭部に装着される表示ユニット12と、その表示ユニット12を制御するための表示制御ユニット14と、それら表示ユニット12と表示制御ユニット14とに電力を供給する電源制御ユニット16とを含むように構成されている。表示制御ユニット14は表示ユニット12に、フレキシブルなケーブル18を介して、信号と電力との双方を伝送可能な状態で接続され、また、電源制御ユニット16は表示制御ユニット14に、信号と電力との双方を伝送可能な状態で接続されている。電源制御ユニット16は、第1電池B1を有しており、その第1電池B1の電力は、表示制御ユニット14に供給され、さらに、その表示制御ユニット14を経由して表示ユニット12にも供給される。
表示ユニット12は、単眼式であり、画像を表す画像光を観察者の片眼に投影して前記画像を観察者に表示する。さらに、表示ユニット12は、シースルー型であり、表示画像を観察者が現実外界に重ねて観察することを可能にする。
さらに、表示ユニット12は、空間変調型であり、光源からの面状の光(例えば、バックライト)を、表示部(空間変調素子の一例であるLCD(液晶ディスプレイ))20を用いて、各画素ごとに空間的に変調し、その変調された光を観察者の網膜に投影する。
なお付言するに、本実施形態においては、表示ユニット12が単眼式、空間変調型およびシースルー型であるが、両眼式に変更したり、網膜走査型、すなわち、レーザ等、光源からの、画像信号に応じた強度を有する光束をスキャナによって走査し、その走査された光束を観察者の網膜に投影することにより、観察者が画像を虚像として観察することを可能にする型式に変更したり、表示画像の観察と並行して現実外界を観察することができないクローズド型に変更することが可能である。
表示ユニット12は、さらに、表示部20を制御する表示制御部22と、表示制御ユニット14から、表示ユニット12を駆動するための各種信号(例えば、映像信号(前記(1)項における「画像信号」の一例)、タイミング信号VSYNC,HSYNCなど)が入力されるディスプレイ信号入力部24と、そのディスプレイ信号入力部24から映像信号を受信し、その映像信号を表示制御部22に出力する映像信号受信部26とを備えている。
表示ユニット12は、さらに、ディスプレイ信号入力部24から出力された信号(例えば、ユーザからの操作信号、制御信号、割り込み信号、タイミング信号などを含む)に基づき、映像信号受信部26と表示制御部22とをそれぞれ制御するプロセッサの一例であるCPU(Central Processing Unit)30と、電源回路32とを備えている。電源回路32は、表示ユニット12によって使用される電力を調整する。
これに対し、表示制御ユニット14は、電源制御ユニット16内の第1電池B1(表示制御ユニット14から見れば、第1の外部電源)または携帯表示装置11内の第2電池(表示制御ユニット14から見れば、第2の外部電源)から電力が入力される外部電源入力部40と、電源制御ユニット16から各種信号(例えば、映像信号)が入力される信号入力部42と、ユーザによって操作される操作部(例えば、スイッチ、ボタン、キー、ダイヤル、タッチスクリーンなど)44と、ディスプレイ信号出力部46とを備えている。そのディスプレイ信号出力部46は、外部電源入力部40からの電力と、信号入力部42からの信号と、操作部44からの操作信号とを、表示ユニット12のディスプレイ信号入力部24に転送する。
これに対し、電源制御ユニット16は、前述の第1電池B1(内部電源)と、携帯表示装置11内の第2電池B2(電源制御ユニット16から見れば、外部電源)から電力が入力される外部電源入力部50と、携帯表示装置11から各種信号(例えば、映像信号や電池残量信号)が入力される信号入力部52とを有する。電源制御ユニット16は、さらに、充電制御部54と、電源出力部56と、CPU58と、ROM60と、信号出力部62とを有する。
充電制御部54は、外部電源による第1電池B1の充電を制御することを主な機能とするが、第1電池B1の残量を検出する電池残量検出部(CPU58からの指令で作動する電子回路)70と、携帯表示装置11から供給される電力を画像表示装置10に適合するように変換するためのコンバータ72と、表示制御ユニット14の外部電源を、第1電池B1と第2電池B2とに切り換える電源切換部(CPU58からの指令で作動する電子回路)74とを有する。第1電池B1の残量は、例えば、第1電池B1が完全に消耗するまでに画像表示装置10が連続して駆動できる残り駆動時間という時間を単位にして定義したり、第1電池B1の残存電荷量SOC(State of Charge)という電荷量を単位にして定義できる。このことは、第2電池B2の残量についても妥当する。
この充電制御部54は、さらに、第1電池B1からの電力または第2電池B2からの電力(携帯表示装置11から供給される電力)を電源出力部56に伝送する機能も有する。その電源出力部56は、それに供給された電力を、表示制御ユニット14内の外部電源入力部40に出力する。
信号入力部52は、携帯表示装置11から出力される映像信号を信号出力部62に転送するとともに、携帯表示装置11から出力される電池残量データ(第2電池B2の残量を表すデータ)をCPU58に転送する。信号出力部62は、それに供給された映像信号を表示制御ユニット14の信号入力部42に出力する。
電源制御ユニット16内のROM60には、図2にフローチャートで概念的に表されている電源切換プログラムが格納されており、この電源切換プログラムは電源制御ユニット16内のCPU58によって実行される。この電源切換プログラムとCPU58と電源切換部74とが互いに協働して、前記(1)項における「電源切換部」の一例を構成する。
図1に示すように、携帯表示装置11は、前述の第2電池B2(内部電源)と、その第2電池B2以外の外部電源(例えば、商用電源)から電力が入力される外部電源入力部80と、充電制御部82と、電池電源出力部84と、CPU86とを有する。
充電制御部82は、外部電源(例えば、商用電源)による第2電池B2の充電を制御することを主な機能とするが、第2電池B2の残量を検出する電池残量検出部(CPU88からの指令で作動する電子回路)88を有する。この充電制御部82は、さらに、第2電池B2の電力を電池電源出力部84に伝送する。その電池電源出力部84は、それに供給された第2電池B2の電力を電源制御ユニット16の外部電源入力部50に出力する。
携帯表示装置11は、さらに、携帯表示装置11に対して指令を出すためにユーザによって操作される操作部(例えば、スイッチ、ボタン、キー、ダイヤル、タッチスクリーンなど)90と、表示部(例えば、画面を有するLCD)92と、その表示部92を制御する表示制御部(CPU88からの指令で作動する電子回路)94とを有する。携帯表示装置11は、さらに、ROM96と、RAM98とを有する。ROM96には、電池残量検出部88を介して第2電池B2の残量を検出してその検出値を出力する電池残量出力アプリを始めとする各種プログラムが格納されているとともに、表示部92によって表示すべき情報(例えば、映像信号)を記憶する表示情報記憶部を始めとする各種記憶部が割り当てられている。
携帯表示装置11は、さらに、電池残量送信部100と、映像信号送信部102と、信号出力部102とを有する。電池残量送信部100は、CPU86から、第2電池B2の残量を表す電池残量データを受け取ると、そのデータを信号出力部104に送信する。映像信号送信部104は、CPU86から映像信号を受け取ると、その映像信号を信号出力部104に送信する。その信号出力部104は、それに供給された電池残量データおよび映像信号を、互いに区別して、電源制御ユニット16の信号入力部52に出力する。
ここで、図2を参照することにより、電源切換プログラムを説明するが、まず、概略的に説明するに、この電源切換プログラムは、第1電池B1の残量R1と第2電池B2の残量R2との関係に基づき、画像表示装置10の電源を第1電池B1と第2電池B2とに選択的に切り換えるために電源制御ユニット16内のCPU58によって実行される。
具体的には、まず、ステップS1において、電源制御ユニット16の電池残量検出部70が起動させられて第1電池B1の残量R1が検出される。次に、ステップS2において、携帯表示装置11の電池残量検出部88が起動させられて第2電池B2の残量R2が検出される。続いて、ステップS3において、残量R1がしきい値R1th以下であるか否かが判定される。これにより、残量R1に余裕がないために、画像表示装置10が第2電池B2に依存することが必要であるか否かが判定される。残量R1がしきい値R1thより多い場合(残量R1に余裕がある場合)には、ステップS7において、第1電池B1が画像表示装置10の電源として選択され、電源制御ユニット16において、電源切換部74が、第1電池B1の電力が電源出力部56から表示制御ユニット14に出力されるように作動させられる。その後、ステップS1に戻る。
したがって、本実施形態によれば、残量R1に余裕がある場合には、画像表示装置10の電源として第2電池B2が使用されずに済むため、携帯表示装置11の第2電池B2の電力が無駄に消費されずに済み、よって、携帯表示装置11の最大駆動時間が無駄に短縮されてしまうことが防止される。
これに対し、ステップS3において、残量R1がしきい値R1th以下である場合(残量R1に余裕がない場合)には、ステップS4において、残量R2がしきい値R2thより多いか否かが判定される。これにより、残量R2に余裕があるために、第2電池B2が画像表示装置10に電力を供給しても携帯表示装置11に支障が生じないか否かが判定される。残量R2がしきい値R2thより多くはない場合(残量R2に余裕がない場合)には、ステップS7に移行して、画像表示装置10の電源として第1電池B1が選択されるが、残量R2がしきい値R2thより多い場合(残量R2に余裕がある場合)には、ステップS7に移行せず、ステップS5に移行する。
したがって、本実施形態によれば、残量R2に余裕がない場合には、画像表示装置10の電源として第2電池B2が使用されずに済むため、携帯表示装置11が画像表示装置10を助ける余り、第2電池B2が早期に消耗して携帯表示装置11の作動が早期に停止してしまうことが防止される。
ステップS5においては、残量R2が残量R1より多く、かつ、両者間の差が、0より大きいしきい値X(前記(2)項における「第1しきい値」の一例)より大きいか否かが判定される。R2−R1>Xが成立する場合には、ステップS8において、第2電池B2が画像表示装置10の電源として選択され、電源制御ユニット16において、電源切換部74が、外部電源入力部50からの電力、すなわち、第2電池B2の電力が電源出力部56から表示制御ユニット14に出力されるように作動させられる。その後、ステップS1に戻る。
したがって、本実施形態によれば、残量R2が残量R1より十分に多い場合には、画像表示装置10の電源として第2電池B2が選択されるため、画像表示装置10にとって第2電池B2が本当に必要であり、かつ、第2電池B2が画像表示装置10を駆動しても携帯表示装置11の連続作動に支障を来たさない場合に限り、画像表示装置10の電源として第2電池B2が選択される。よって、携帯表示装置11が画像表示装置10を助ける余り、第2電池B2が早期に消耗して携帯表示装置11の作動が早期に停止してしまうことが防止される。
これに対し、R2−R1>Xが成立しない場合には、ステップS6において、現在、第2電池B2が画像表示装置10の電源として選択されているか否かが判定される。現在、第2電池B2が選択されていない場合には、ステップS7に移行するが、現在、第2電池B2が選択されている場合には、ステップS9において、残量R1と残量R2との差が、0以上であるしきい値Y(前記(5)項における「第2しきい値」の一例)以下であるか否か、すなわち、第2電池B2が画像表示装置10の電源として選択し続けられたために、残量R2が残量R1程度にまで減少してしまったか否かが判定される。
|R2−R1|=<Yが成立する場合には、ステップS7に移行し、画像表示装置10の電源が第1電池B1に戻されるが、|R2−R1|=<Yが成立しない場合には、ステップS7がスキップされ、それにより、画像表示装置10の電源が第2電池B2である状態が継続される。
したがって、本実施形態によれば、第2電池B2が画像表示装置10によって使用され続けたために、第2電池B2の残量が低下して第1電池B1の残量に近づいた場合には、これ以上第2電池B2を画像表示装置10のために使用し続けると、第2電池B2が早期に消耗してしまう可能性があるため、画像表示装置10の電源が第2電池B2から第1電池B1に復元される。よって、携帯表示装置11が画像表示装置10を助ける余り、第2電池B2が早期に消耗して携帯表示装置11の作動が早期に停止してしまうことが防止される。
以上の説明から明らかなように、本実施形態においては、説明の便宜上、CPU58と、図2に示すステップS5およびS8とが互いに協働して、前記(2)における「第1切換手段」の一例を構成し、また、CPU58と、同図に示すステップS3、S5およびS8とが互いに協働して、前記(3)における「第1切換手段」の一例を構成し、また、CPU58と、同図に示すステップS4、S5およびS8とが互いに協働して、前記(4)における「第1切換手段」の一例を構成し、また、CPU58と、同図に示すステップS6、S7およびS9とが互いに協働して、前記(5)における「第2切換手段」の一例を構成し、また、電池残量検出部70が前記(1)項における「残量検出部」の一例を構成していると考えることが可能である。
なお付言するに、携帯表示装置11の第2電池B2から画像表示装置10に電力を融通(供給)できるように画像表示装置10を設計する場合には、その電力融通(供給)のために第2電池B2にかかる追加的な負担が最小となるように配慮することが、携帯表示装置11の正常作動を確保するために重要である。そのため、例えば、画像表示装置10が要求する電流値が、携帯表示装置11について予め定められている上限値より大きい場合に、画像表示装置10の電源を第1電池B1から第2電池B2に切り換えることを阻止する電源切換阻止部を有するように画像表示装置10を設計することが望ましい。
次に、本発明の例示的な第2実施形態に従う画像表示装置120を説明する。ただし、本実施形態は、第1実施形態と共通する要素があるため、共通する要素については、同じ名称や符号を使用することによって重複した説明を省略し、異なる要素についてのみ、詳細に説明する。
第1実施形態においては、画像表示装置10が、互いに物理的に分離している表示ユニット12と、表示制御ユニット14と、電源制御ユニット16とがそれらの順に互いに直列に電気的に接続されて構成されている。これに対し、本実施形態においては、画像表示装置120が、互いに物理的に分離している表示ユニット12と、表示制御ユニット126とが互いに電気的に接続されて構成されており、その表示制御ユニット126は、機能的には、第1実施形態における表示制御ユニット14と、電源制御ユニット16とを組み合わせたものに相当する。
具体的には、表示制御ユニット126は、電源制御ユニット16と同様に、第1電池B1と、外部電源入力部50と、信号入力部52と、充電制御部54と、CPU58とを有し、さらに、表示制御ユニット14と同様に、操作部44を有する。ただし、表示制御ユニット126においては、電源制御ユニット16のうちの電源出力部56および信号出力部62であってそれぞれ表示制御ユニット14との間でのインタフェースとして機能する要素が省略されるとともに、表示制御ユニット14のうちの外部電源入力部40および信号入力部42であってそれぞれ電源制御ユニット16との間でのインタフェースとして機能する要素が省略されている。
本実施形態においては、説明の便宜上、表示制御ユニット126が、前記(7)項における「表示制御部」の一例を構成していると考えることが可能である。
次に、本発明の例示的な第3実施形態に従う画像表示装置10を説明する。ただし、本実施形態は、第1実施形態と共通する要素があるため、共通する要素については、同じ名称や符号を使用することによって重複した説明を省略し、異なる要素についてのみ、詳細に説明する。
第1実施形態においては、画像表示装置10の電源として第1電池B1が選択されるための第1条件が成立した場合には、その第1条件が成立し続ける間、第1電池B1が連続的に選択され、また、画像表示装置10の電源として第2電池B2が選択されるための第2条件が成立した場合には、その第2条件が成立し続ける間、第2電池B2が連続的に選択される。
このように、第1実施形態においては、画像表示装置10の電源が第1電池B1と第2電池B2とに切り換えられるタイミングが、上記第1条件または第2条件が成立するタイミングに一致する。そのため、上記第1および第2条件のうちの一方が成立した後、別の条件が成立するまでの期間が長い場合には、同じ電池B1またはB2が連続的に選択されて画像表示装置10を駆動し続けることになり、その電池B1またはB2の発熱を予防する対策を事前に講じることが必要となる。
これに対し、本実施形態においては、図4に示すように、各デューティサイクル単位で、第1電池B1および第2電池B2が交互に画像表示装置10の電源として選択され、各デューティサイクル内において第1電池B1が画像表示装置10の電源として選択される期間T1の長さの、各デューティサイクルの周期Tの長さに対する比率であるデューティ比γが、第1電池B1の残量と第2電池B2の残量との関係に基づいて制御される。
図5には、そのデューティ制御を実行するために電源制御ユニット16のCPU58によって実行される電源切換プログラムが概念的にフローチャートで表されている。この電源切換プログラムが実行されると、まず、ステップS101において、経過時間tが0にセットされ、次に、ステップS102において、経過時間tの長さがデューティサイクル周期Tの長さに一致するか否かが判定される。一致しない場合には、ステップS115において、経過時間tが増分Δtだけ加算された後、ステップS102に戻る。
それらステップS102およびS115の実行が何回か反復された結果、経過時間tの長さが周期Tの長さに一致するに至ると、ステップS103において、図2のステップS1と同様にして、残量R1が検出され、続いて、ステップS104において、図2のステップS2と同様にして、残量R2が検出される。その後、ステップS105において、図2のステップS5に準じて、R2−R1=>Y1(第1基準値であり、0より大きい)が成立するか否かが判定される。成立した場合には、ステップS106において、デューティ比γが「0」、すなわち、図4に示すように、時間T1が0となるように、デューティ制御が行われる。続いて、ステップS114において、経過時間tが0にセットされ、その後、ステップS115を経て、ステップS102に戻る。
R2−R1=>Y1が成立しなかった場合には、ステップS107において、R2−R1=>Y2(第2基準値であり、Y1より小さいが0より大きい)が成立するか否かが判定される。成立した場合には、ステップS108において、デューティ比γが、0より大きいが1より小さいγ1、すなわち、図4に示すように、期間T1が存在するように、デューティ制御が行われる。続いて、ステップS114に移行する。
R2−R1=>Y2が成立しなかった場合には、ステップS109において、R2−R1=>Y3(第3基準値であり、Y2より小さいが0より大きい)が成立するか否かが判定される。成立した場合には、ステップS110において、デューティ比γが、γ1より大きいが1より小さいγ2、すなわち、図4に示すように、期間T1が、デューティ比γがγ1である場合より長い時間存在するように、デューティ制御が行われる。続いて、ステップS114に移行する。
R2−R1=>Y3が成立しなかった場合には、ステップS111において、R2−R1=>Y4(第4基準値であり、Y3より小さいが0より大きい)が成立するか否かが判定される。成立した場合には、ステップS112において、デューティ比γが、γ2より大きいが1より小さいγ3、すなわち、図4に示すように、期間1が、デューティ比γがγ2である場合より長い時間存在するように、デューティ制御が行われる。続いて、ステップS114に移行する。
R2−R1=>Y4が成立しなかった場合には、ステップS113において、デューティ比γが「1」、すなわち、図4に示すように、期間T1の長さが周期Tの長さに一致し、期間T2が存在しないように、デューティ制御が行われる。続いて、ステップS114に移行する。
したがって、本実施形態においては、各デューティサイクル単位で、第1電池B1および第2電池B2が交互に画像表示装置10の電源として選択されるため、各電池B1,B2が連続的に選択される時間が短縮され、その結果、各電池B1,B2の発熱を予防する対策を講じる必要性が軽減される。
以上、本発明のいくつかの実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、前記[発明の概要]の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。

Claims (8)

  1. 第1電池を有し、画像を表示する画像表示装置であって、
    当該画像表示装置は、第2電池によって駆動される外部装置と組み合わされて使用され、
    その外部装置は、画像信号を当該画像表示装置に対して送信するとともに、前記第2電池の残量を検出し、その残量を表す残量信号を出力し、
    当該画像表示装置は、
    前記外部装置から送信される画像信号に基づき、前記画像を表示する表示部と、
    前記第1電池の残量を検出する残量検出部と、
    その残量検出部によって検出された前記第1電池の残量と、前記外部装置から出力された残量信号によって表される前記第2電池の残量との関係に基づき、当該画像表示装置の電源を前記第1電池と前記第2電池とに選択的に切り換える電源切換部と
    当該画像表示装置が要求する電流値が、前記外部装置について予め定められている上限値より大きい場合に、前記電源を前記第1電池から前記第2電池に切り換えることを阻止する電源切換阻止部と
    を含む画像表示装置。
  2. 前記電源切換部は、前記第2電池の残量が前記第1電池の残量より多いか、もしくは、前記第2電池の残量が前記第1電池の残量より多く、かつ、両者間の差が第1しきい値より大きいという第1条件が少なくとも成立した場合に、前記電源を前記第1電池から前記第2電池に切り換える第1切換手段を含む請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記第1切換手段は、前記第1条件と、前記第1電池の残量が第1基準値以下であるという第2条件とが少なくとも同時に成立した場合に、前記電源を前記第1電池から前記第2電池に切り換える請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記第1切換手段は、前記第1条件と、前記第2電池の残量が第2基準値より多いという第3条件とが少なくとも同時に成立した場合に、前記電源を前記第1電池から前記第2電池に切り換える請求項2または3に記載の画像表示装置。
  5. 前記電源切換部は、前記電源として前記第2電池が選択されている状態で、前記第1電池の残量と前記第2電池の残量との差が第2しきい値以下であるという第4条件が少なくとも成立した場合に、前記電源を前記第2電池から前記第1電池に切り換える第2切換手段を含む請求項1ないし4のいずれかに記載の画像表示装置。
  6. 前記電源切換部は、各デューティサイクル単位で、前記第1電池および前記第2電池を交互に前記電源として選択し、各デューティサイクル内において前記第1電池が前記電源として選択される期間の長さの、各デューティサイクルの周期の長さに対する比率であるデューティ比を、前記第1電池の残量と前記第2電池の残量との関係に基づいて制御するデューティ制御手段を含む請求項1ないし5のいずれかに記載の画像表示装置。
  7. 当該画像表示装置は、さらに、
    前記表示部から物理的に分離している表示制御部を含み、
    その表示制御部は、前記表示部に接続されるとともに、前記第1電池と、前記電源切換部とを有する請求項1ないし6のいずれかに記載の画像表示装置。
  8. 前記外部装置は、ユーザによって携帯されて使用される携帯表示装置であって、画像表示機能と通信機能とを有するものである請求項1ないし7のいずれかに記載の画像表示装置。
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