JP5745635B2 - 精製キシレン異性体の生成のための方法 - Google Patents

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Description

本出願は、2010年10月29日出願の米国仮特許出願第61/408081号および2010年11月24日出願のEP10192324.1の利益および優先権を主張する。
本発明は、概して、キシレン異性化を含むパラキシレンおよびオルトキシレンの生成、ならびに前記方法を実践するための装置に関する。
キシレン異性体は、化学合成において多種多様な用途が見出される重要な中間体である。例えば、パラキシレン(PX)は、合成繊維の製造における使用が見出されるテレフタル酸の原料であり、メタキシレン(MX)は、染料の製造に使用され、オルトキシレン(OX)は、可塑剤の製造における使用が見出される無水フタル酸の原料として使用される。
キシレンは、コールタール蒸留物、石油リフォーメート、および同様の沸点の他の化合物と混合した熱分解液体等の、様々な留分において見られる。芳香族成分は、溶媒抽出等の方法により、非芳香族化合物から容易に分離される。次いで、蒸留等により、本質的にC8芳香族化合物からなる留分を容易に得ることができる。「C8芳香族化合物」とは、特にエチルベンゼン、ならびにキシレン異性体パラキシレン(p−キシレンまたはPX)、オルトキシレン(o−キシレンまたはOX)、およびメタキシレン(m−キシレンまたはMX)を含む、8個の炭素原子を有する芳香族炭化水素を意味する。
それらは、その類似した化学構造および物理的特性および同一の分子量に起因して分離が困難であるが、C8異性体を分離するために様々な方法が使用されており、例えば、OXは、分留により他のC8芳香族化合物から分離可能であり、PXは、分別結晶化または選択吸着により分離可能である。現在の需要は主としてPXに対するものであるが、OXに対しても十分大きな需要があり、これらの異性体の両方をエネルギー効率良く最大限に回収するシステムが極めて求められている。典型的な石油化学工場においてキシレンが処理される通常温度では、熱力学的に平衡な含有量は、前記供給物中のキシレンの総量を基準として、約24mol%のPX、56mol%のMX、および20mol%のOXである。
従来の芳香族化合物コンプレックスにおけるパラキシレンおよびオルトキシレンの生成は、エネルギー集約的である。これは、1つには、オルトキシレンおよびC9+芳香族化合物除去を通して再処理される、膨大な量のリサイクルに起因する。典型的な商業的プロセスを、図1に示す。
システムへの供給ストリームは、C8+芳香族化合物を含み、C8+リフォーメート1(例えば、米国特許第7179367号を参照)、C8+選択的トルエン不均化生成物17(例えば米国特許出願第12/042433号を参照、現在米国特許第7989672号として取得されている)、C8+トランスアルキル化生成物2(例えば、米国特許第7663010号を参照)、C8+トルエン不均化生成物15(例えば、米国特許第6198013号を参照)、およびC8芳香族化合物を含有する他の任意のストリーム、例えばメタノールによるトルエンメチル化からの生成物等(例えば、米国特許出願第12/894778号を参照、現在米国特許出願公開第2011/0092755号として公開されている)を含む、1つまたは複数の源を起源とし得る。これらのストリームは、典型的には、C8およびそれより重質の芳香族化合物を含み、これは、ストリーム3中のOXおよびC9+芳香族化合物の除去において、リサイクルストリーム10と共に、1つまたは複数の分留機16内で処理され、その後、分留機14内でOXオーバーヘッド4およびC9+ボトムス生成物5に分離され得る。C9およびそれより重質の芳香族化合物(C9+)は、上述の分留ユニット14によりボトムス生成物として供給ストリームから除去されない場合、下流側のパラキシレン回収12および気相キシレン異性化ユニット13に悪影響を及ぼす可能性がある。
したがって、分留機16内でのOXおよびC9+芳香族化合物の除去は、典型的には10重量%から95重量%の間のパラキシレンを含有するC8芳香族化合物ストリーム6のオーバーヘッドを生成する。C8芳香族化合物ストリーム6は、PX回収12として示される選択的吸着または結晶化の1つまたは両方により、選択的にパラキシレンを回収するために処理される。典型的には99.7+重量%のパラキシレンを有するPX生成物ストリーム7が回収され、C8芳香族化合物ストリームの残り8は、気相キシレン異性化13に通される。任意選択的に、ストリーム9中の水素の存在下で、気相キシレン異性化13は、本質的に当技術分野において周知の様々な触媒の1つまたは複数を使用して、ストリーム19中の平衡近傍の残りのキシレン異性体を確立し、これはまた、エチルベンゼンをベンゼンおよびエタンに変換し得る、または、エチルベンゼンを平衡近傍のキシレン異性体に変換し得る。キシレン異性化生成物ストリーム19は、脱トルエン化分留18に通され、これはストリーム11中のC7およびそれより軽質の材料を除去し、イソメレートリサイクルストリーム10を生成する。イソメレートリサイクルストリーム10は、OXおよびC9+芳香族化合物除去ユニット16内で処理される。
そのようなエネルギー集約的なプロセスの改善は盛んに研究されている分野であるが、1つのステップの最適化は、システム全体における1つまたは複数のステップに悪影響を及ぼし得るため、個々のステップそれぞれの最適化という単純な問題ではない。提案される改善の例としては以下が挙げられる。
米国特許第3856874号は、PX分離からの排出ストリームを分割し、独立したストリームを異なる触媒上に通し、次いで異性化ストリームを組み合わせ、リサイクルさせることを説明している。
米国特許第7439412号は、液相条件下での異性化ユニットの使用を含む、C8+芳香族化合物供給ストリームから1種または複数種の高純度キシレン異性体を回収するための方法を教示している。一例において、液相異性化ユニットの生成物は、システムにおける第1の分留塔に戻される。米国特許第7626065号も参照されたい。
米国特許第7553998号は、相当な含有量のC9+芳香族炭化水素を有する供給物から、1種または複数種の高純度キシレン異性体を回収するための方法であって、重質芳香族化合物の脱エチル化に続く分留、次いでストリームをC8芳香族異性体回収に通し、低減されたエネルギーコストで高純度キシレン異性体を回収することを含む方法を教示している。液体異性化条件下の異性化ユニットを通過するストリームは分割され、一部は異性体回収ユニットに送られ、一部はパージされる。
米国特許出願第12/612007号(米国特許出願公開第2010/0152508号として公開されている)は、PXが豊富な生成物を生成するための方法であって、(a)PXが枯渇したストリームを生成するステップと、(b)PXが枯渇したストリームの少なくとも一部を異性化して、PXが枯渇したストリームより高いPX濃度、1000ppm未満のベンゼン濃度、および5000ppm未満のC9+炭化水素濃度を有する異性化ストリームを生成するステップと、(c)選択的吸着により異性化ストリームを分離するステップとを含む方法を説明している。
2010年4月21日出願の仮特許出願第61/326445号は、平衡または平衡近傍キシレンの生成のための、液相異性化を含むキシレン異性化方法に関し、プロセス条件は、295℃未満の温度と、最大でも僅かppmレベルの水素を使用し、実施形態において非常に単純なin situ手順により何度も再生可能である液相にキシレンを維持するために十分な圧力とを含む。
興味深い他の参考文献は、米国特許出願公開第2008/0262282号、米国特許出願公開第2009/0149686号、米国特許出願公開第2009/0182182号、米国特許第6448459号、米国特許第6872866号、および米国特許第7368620号を含む。
驚くべきことに、本出願人らは、気相および液相異性化システムの並列構成を提供することにより、高純度のキシレン異性体を生成するために必要なエネルギーを大幅に低減する方法を発見した。
本発明は、パラキシレンを生成するための方法であって、第1に、C8+芳香族化合物を含む供給物を、オーバーヘッド、またはPXおよびMXを含む第1のストリーム、ならびにボトムス生成物、またはOXおよびC9+芳香族化合物を含む第2のストリームに分離するステップと、PXおよびMXストリームをPX回収ユニット内で分離し、PXが豊富なストリームおよびPXが枯渇したストリームを回収するステップと、前記PXが枯渇した(C8芳香族化合物)ストリームを、気相キシレン異性化および液相キシレン異性化の並列構成を通して分離するステップとを含む方法に関する。次いで、OXおよびC9+芳香族化合物ストリームは、例えば分留により、第1の分離ステップの下流側で分離され得る。
実施形態において、ベンゼン分離ステップは、第1の分留とPX回収ユニットとの間で生じ、および/またはベンゼン分離ステップは、異性化ステップの下流側で生じる。また、実施形態において、前記異性化ステップの下流側等に、トルエン分離ステップがあってもよい。
実施形態において、液相異性化生成物は、第1の分留ステップ、ベンゼン分離ステップ(存在する場合)、およびPX回収ステップの1つまたは複数にリサイクルされる。
また、本発明は、パラキシレンの生成のための装置であって、C8+芳香族化合物ストリームから、PXおよびMXを含むオーバーヘッド、ならびにOXおよびC9+芳香族化合物を含むボトムス生成物への分離に好適な条件で動作する第1の分留カラムを備える装置に関する。PX回収ユニットと流体接続されたオーバーヘッドストリーム(前記PX回収ユニットは、PXが富化されたストリーム、PXが枯渇したストリーム、およびボトムス生成物ストリームを提供する)は、OX/C9+分離ステップと流体接続される。改善は、前記PXが枯渇したストリームの一部が気相異性化ユニットに通され、前記PXが枯渇したストリームの別の部分が液相異性化ユニットに通されるように、前記PXが枯渇したストリームを運ぶ導管を分割するステップを含む。
実施形態において、前記液相異性化ユニットは、前記第1の分留カラムおよび/または前記PX回収ユニットに液相イソメレートのリサイクルを提供するように、流体接続される。
実施形態において、前記PX回収ユニットは、結晶化装置および吸着分離機の少なくとも1つから選択される。
実施形態において、前記第1の分留機の上流側に少なくとも1つの他の分留機がさらに含まれ、前記少なくとも1つの他の分留機は、キシレンを含むストリームからベンゼンを除去するために、またはキシレンを含むストリームからトルエンを除去するために好適な条件下で動作し、また、ベンゼンを除去するための前記分留機およびトルエンを除去するための前記分留機の両方が、前記第1の分留機の上流側に提供されてもよい。
本発明の目的は、気相キシレン異性化からのイソメレートのリサイクルの量を最小限化することにより、パラキシレンおよびオルトキシレンを生成するために必要なエネルギーを大幅に低減することである。
これらの、およびその他の目的、特徴および利点は、以下の発明を実施するための形態、好ましい実施形態、例、および添付の特許請求の範囲を参照すれば明らかとなる。
添付の図面において、いくつかの図を通して同様の参照番号は同様の部分を指すように使用される。
パラキシレンを生成するためのC8+芳香族化合物の典型的な商業的プロセスを示す概略図である。 本発明の一実施形態を示す概略図である。 2つのシステムの比較を示す図であり、前者は、液体異性化生成物を返却塔に戻すシステムを、後者は、液体異性化生成物をPX回収ユニットに戻すシステムを示す。 2つのシステムの比較を示す図であり、前者は、液体異性化生成物を返却塔に戻すシステムを、後者は、液体異性化生成物をPX回収ユニットに戻すシステムを示す。
本発明によれば、気相および液相異性化ユニットの並列構成を有するシステムが提供される。この構成は、気相キシレン異性化からのイソメレートのリサイクルの量を最小限化し、OXおよびC9+芳香族化合物除去ならびにその後のOX回収において処理されるC9+芳香族化合物の量を制御することにより、エネルギー消費を大幅に低減する。
本発明は、本発明の特定の実施形態を示す図2を参照することにより、より良く理解される。図2は、本発明の単なる典型例であり、その多くの変形例が容易に想定され得ることが、当業者に理解される。さらに、様々な弁、コンプレッサ、および同様のものは、図の便宜上示されていないが、これもまた当業者に容易に明らかとなる。
図2に示されるように、C8+芳香族炭化水素を含む様々な供給源、例えば1、2、15、および17が、上で特定されたように、分留機16に送られ、これがC9+芳香族化合物および実質的に全てのOXを供給物から除去する。軽質物は、分留機23におけるベンゼンパージ22の中間的除去を介して上方へPX回収12に送られる。オーバーヘッドは、ライン6を介して、本質的に当技術分野において知られている結晶化ユニットまたは選択的吸着ユニット(例えば、Parex(商標)ユニット)により提供され得るPX回収に送られる。PXはライン7において取り除かれ、C8芳香族化合物を含むPXが枯渇したストリームは分割され、並列に、水素源9を有する気相キシレン異性化13、および液相キシレン異性化20に、それぞれライン30および40を介して送られる。気相キシレン異性化13からのイソメレートリサイクル10は、このプロセススキームにより低減され、OXおよびC9+芳香族化合物除去16において処理されるC9+芳香族化合物の量がより良好に制御される。
引き続き図2を説明すると、PXが枯渇したC8芳香族化合物8の流量は、気相キシレン異性化13を通して最小限化され、気相キシレン異性化13において蒸発される、PXが枯渇したC8芳香族化合物ストリーム8の量、および液相キシレン異性化生成物21よりもはるかに高い濃度の副生成物C9+芳香族化合物を含有するイソメレートリサイクルストリーム10の関連した量を低減することにより、エネルギーが最小限化される。図1に関して説明したプロセスと同様に、図2において、導管19内の気相イソメレートは、脱トルエン化分留18に通過され、これは、ストリーム11においてC7およびそれより軽質の材料(C7−)を除去し、イソメレートリサイクルストリーム10を生成する。液相キシレン異性化20からの生成物である液相イソメレートリサイクルストリーム21は、カラムのより高い供給場所でOXおよびC9+芳香族化合物除去16に送られ、C9+芳香族化合物のより低い濃度により、エネルギー消費を最小限化する。任意選択で、液相異性化からの生成物は、図2に示されるように、導管50を介してベンゼン除去分留機23に送られてもよく、および/または導管60を介してPX回収に直接送られてもよい。OXおよびC9+芳香族化合物除去16およびその後のOX分留14に対する省エネルギー量は、PXおよびOXの生成のためのプロセスの全体的エネルギー消費の75%もの低減をもたらし得る。分留機16からのボトムス生成物3は、有利には、14において分留されて、OXのオーバーヘッド生成物4およびC9+芳香族炭化水素のボトムス生成物を生成し得る。
また、図2は、液相イソメレートリサイクルストリーム21が、任意選択で、OXおよびC9+芳香族化合物除去16、ベンゼン除去23、および直接PX回収12を含む1つまたは複数の場所に送られてもよいことを示す。それぞれの場所に送られる量は、ベンゼンを含む副生成物、およびC9+芳香族化合物を除去する必要性により決定付けられる。液相イソメレートリサイクルストリーム21における液相キシレン異性化20からの副生成物は、特に選択的吸着がパラキシレンの回収に使用される場合、PX回収12に許容されるレベルまで除去されることが必要となり得る。C9+芳香族化合物は、OXおよびC9+芳香族化合物除去16、または、膜、抽出、および吸着等の分離技術を使用する1つもしくは複数のデバイスにおいて除去され得る。同様に、ベンゼンは、蒸留、抽出、膜、および吸着等の分離技術を使用する1つまたは複数のデバイスを使用して除去され得る。任意選択で、C9+芳香族化合物およびベンゼンは、蒸留、抽出、膜、および吸着等の分離技術を使用する1つまたは複数のデバイスを使用して同時に除去され得る。
PX回収におけるキシレンの分離に関して、2つの好ましい方法は、分別結晶化および選択的吸着であり、それらの詳細は、本質的に当技術分野において知られている。例えば、これに関して、例示的な米国特許第7439412号、および上記の背景技術の項において引用された参考文献を参照されたい。結晶化および選択的吸着の詳細は、本質的には本発明の主題ではない。
同様に、気相キシレン異性化および液相キシレン異性化の詳細もまた、本質的に当技術分野において知られている。これに関して、例えば、米国特許第6180550号、米国特許第6448459号、米国特許第6872866号、米国特許第7244409号、米国特許第7371913号、米国特許第7495137号、米国特許第7592499号、米国特許出願公開第2009−0182182号、米国特許出願第12/612007号、および2010年4月21日出願の仮特許出願第61/326445号を参照されたい。
市販のPro IIプログラムを使用したコンピュータシミュレーションを行って、本発明の利益を検証した。本開示を把握した当業者の技術の範囲内で、ある特定の仮定を行った。例えば、米国特許第7439412号を参照されたい。540ktaのPX容量を有するプラントを、基本事例とした(図1)。シミュレーションは、図3に示されるプロセスAおよび図4に示されるプロセスBの2つのプロセス構成について検討した。プロセスAおよびBの両方において、PX回収ユニット12からのC8芳香族化合物のPXが枯渇したストリームは、2つの等しい留分に分割され、その一方は液相キシレン異性化ユニット13に送られ、他方は気相キシレン異性化ユニット20に送られた。図に示されるように、プロセスA(図3)は、液相異性化ユニット20からの生成物を返却塔16に送り、プロセスB(図4)は、生成物をParexユニット12に送った。いずれの場合も、気相異性化ユニット13からの気相イソメレートは、図1および2と同様の様式および効果で脱トルエン化分留機18に通過され、平衡または平衡近傍のキシレンイソメレートが返却塔16に返送される。シミュレーションは、本発明による方法を使用して、図1の基本事例と比較して、プロセスB(図4)の場合は13.10MW(メガワット)、プロセスA(図3)の場合は12.45MWという大幅な省エネルギーがもたらされることを示している。
本発明の例示的実施形態を具体的に説明したが、本発明の精神および範囲から逸脱せずに、様々な他の変更が当業者に明らかとなり、また当業者により容易に行うことができることが理解される。
別の実施形態において、本発明は、以下に関する。
1.パラキシレンを生成するための方法であって、
(a)第1の分留ステップにおいて、C8+芳香族化合物を含む供給物を、パラキシレン(PX)およびメタキシレン(MX)を含む第1のストリーム、ならびにオルトキシレン(OX)およびC9+芳香族化合物を含む第2のストリームに分離するステップと、
(b)前記第1のストリームをPX回収ユニット内で分離し、PXが豊富なストリームおよびPXが枯渇したストリームを回収するステップと、
(c)前記PXが枯渇したストリームの第1の部分を、気相キシレン異性化ユニットに、また前記PXが枯渇したストリームの第2の部分を、液相キシレン異性化ユニットに通過させるステップと、
(d)前記第2のストリームを、OXを含むストリームおよびC9+芳香族化合物を含むストリームに分離するステップと
を含む方法。
2.前記液相キシレン異性化と前記第1の分留ステップとの間のベンゼン分離ステップ、および液相異性化ユニットとPX回収ユニットとの間のベンゼン分離ステップから選択される少なくとも1つのベンゼン分離ステップを含む、第1項に記載の方法。
3.前記液相異性化生成物が、前記第1の分留ステップ、前記ベンゼン分離ステップ(存在する場合)および前記PX回収ステップの1つまたは複数にリサイクルされる、第1項または第2項に記載の方法。
4.前記液相異性化生成物が、前記第1の分留ステップにリサイクルされる、第1項から第3項までのいずれか1項に記載の方法。
5.前記液相異性化生成物が、前記ベンゼン分離ステップにリサイクルされる、第2項または第3項に記載の方法。
6.前記液相異性化生成物が、前記PX回収ステップにリサイクルされる、第1項から第5項までのいずれか1項に記載の方法。
7.前記PX回収ステップが、結晶化ユニットを含む、第1項から第6項までのいずれか1項に記載の方法。
8.前記PX回収ステップが、選択的吸着を含む、第1項から第7項までのいずれか1項に記載の方法。
9.イソメレートリサイクルストリーム中にトルエンが存在する場合、トルエンを除去するために前記ストリームを分留するステップをさらに含む、第1項から第8項までのいずれか1項に記載の方法。
10.C8+芳香族化合物を含む前記供給物が、C8+選択的トルエン不均化生成物、C8+トランスアルキル化生成物、C8+リフォーメート生成物、およびC8+トルエン不均化生成物からなる群から選択される少なくとも1種の供給物を含む、第1項から第9項までのいずれか1項に記載の方法。
11.パラキシレン(PX)およびオルトキシレン(OX)の生成のための装置であって、C8+芳香族化合物ストリームから、PXおよびメタキシレン(MX)を含むオーバーヘッド、ならびにOXおよびC9+芳香族化合物を含むボトムス生成物ストリームへの分離に好適な条件で動作する第1の分留カラムを備え、オーバーヘッドストリームは、PX回収ユニットに流体接続され、前記PX回収ユニットが、PXが富化されたストリームおよびPXが枯渇したストリームを提供し、改善が、前記PXが枯渇したストリームの一部が気相異性化ユニットに通され、前記PXが枯渇したストリームの別の部分が液相異性化ユニットに通されるように、前記PXが枯渇したストリームを運ぶ導管を分割するステップを含む装置。
12.前記液相異性化ユニットが、前記第1の分留カラムおよび/または前記PX回収ユニットに液相イソメレートのリサイクルを提供するように、流体接続される、第11項に記載の装置。
13.前記PX回収ユニットが、結晶化装置および吸着分離機の少なくとも1つから選択される、第11項または第12項に記載の装置。
14.前記第1の分留機の上流側に少なくとも1つの他の分留機をさらに含み、前記少なくとも1つの他の分留機が、キシレンを含むストリームからベンゼンを除去するために、またはキシレンを含むストリームからトルエンを除去するために好適な条件下で動作し、また、ベンゼンを除去するための前記分留機およびトルエンを除去するための前記分留機の両方が、前記第1の分留機の上流側に提供されてもよい、第11項から第13項までのいずれか1項に記載の装置。
15.前記ボトムス生成物ストリームに流体接続された前記第1の分留カラムの下流側に少なくとも1つの分離ユニットをさらに含み、それによってOXがC9+芳香族化合物から分離され、前記少なくとも1つの分離ユニットが、結晶化装置、膜ユニット、または分留カラムから選択される、第11項から第14項までのいずれか1項に記載の装置。
本明細書において使用される商品名は、(商標)記号または(登録商標)記号で示され、その名称がある特定の商標権により保護され得ること、例えばそれらが様々な法域における登録商標である可能性があることを示す。本明細書において引用される全ての特許および特許出願、試験手順(例えば優先権書類、ASTM法、UL法等)、ならびにその他の文献は、そのような開示が本発明と矛盾しない限り、およびそのような組み込みが許容される全ての法域において、参照することにより完全に組み込まれる。本明細書において下限数値および上限数値が列挙されている場合、任意の下限値から任意の上限値までの範囲が企図される。

Claims (10)

  1. パラキシレンを生成するための方法であって、
    (a)第1の分留ステップにおいて、C8+芳香族化合物を含む供給物を、パラキシレンPXおよびメタキシレンMXを含む第1のストリーム、ならびにオルトキシレン(OX)およびC9+芳香族化合物を含む第2のストリームに分離するステップと、
    (b)前記第1のストリームをPX回収ユニット内で分離し、PXが豊富なストリームおよびPXが枯渇したストリームを回収するステップと、
    (c)前記PXが枯渇したストリームを、等しい組成を有する2つの留分に分割し、夫々、第1の部分と第2の部分として、前記PXが枯渇したストリームの第1の部分を、気相キシレン異性化ユニットに、また前記PXが枯渇したストリームの第2の部分を、液相キシレン異性化ユニットに通過させるステップと、
    (d)前記第2のストリームを、OXを含むストリームおよびC9+芳香族化合物を含むストリームに分離するステップと
    を含む方法。
  2. 前記液相キシレン異性化と前記第1の分留ステップとの間のベンゼン分離ステップ、および液相異性化ユニットとPX回収ユニットとの間のベンゼン分離ステップから選択される少なくとも1つのベンゼン分離ステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 液相異性化生成物が、前記第1の分留ステップ、前記ベンゼン分離ステップ(存在する場合)および前記PX回収ステップの1つまたは複数にリサイクルされる、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記液相異性化生成物が、前記第1の分留ステップにリサイクルされる、請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記液相異性化生成物が、前記ベンゼン分離ステップにリサイクルされる、請求項2または3に記載の方法。
  6. パラキシレン(PX)およびオルトキシレン(OX)の生成のための装置であって、C8+芳香族化合物ストリームから、PXおよびメタキシレン(MX)を含むオーバーヘッド、ならびにOXおよびC9+芳香族化合物を含むボトムス生成物ストリームへの分離に好適な条件で動作する第1の分留カラムを備え、オーバーヘッドストリームが、PX回収ユニットに流体接続され、前記PX回収ユニットが、PXが富化されたストリームおよびPXが枯渇したストリームを提供し、改善が、前記PXが枯渇したストリームを等しい組成を有する2つの留分に分割し、夫々、第1の部分と第2の部分として、前記PXが枯渇したストリームの第1の部分が気相異性化ユニットに通され、前記PXが枯渇したストリームの第2の部分が液相異性化ユニットに通されるように、前記PXが枯渇したストリームを運ぶ導管を分割するステップを含む装置。
  7. 前記液相異性化ユニットが、前記第1の分留カラムおよび/または前記PX回収ユニットに液相イソメレートのリサイクルを提供するように、流体接続される、請求項6に記載の装置。
  8. 前記PX回収ユニットが、結晶化装置および吸着分離機の少なくとも1つから選択される、請求項6または7に記載の装置。
  9. 前記第1の分留機の上流側に少なくとも1つの他の分留機をさらに含み、前記少なくとも1つの他の分留機は、キシレンを含むストリームからベンゼンを除去するために、またはキシレンを含むストリームからトルエンを除去するために好適な条件下で動作し、また、ベンゼンを除去するための前記分留機およびトルエンを除去するための前記分留機の両方が、前記第1の分留機の上流側に提供されてもよい、請求項6から8までのいずれか1項に記載の装置。
  10. 前記ボトムス生成物ストリームに流体接続された前記第1の分留カラムの下流側に少なくとも1つの分離ユニットをさらに含み、それによってOXがC9+芳香族化合物から分離され、前記少なくとも1つの分離ユニットが、結晶化装置、膜ユニット、または分留カラムから選択される、請求項6から9までのいずれか1項に記載の装置。
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