JP5743492B2 - フローティングクレーン - Google Patents

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本発明は、フローティングクレーンに関するものである。
従来、海上でのクレーン作業にはフローティングクレーンが使用されている。フローティングクレーンは、船体に基台を固設し、該基台に旋回自在にジブを装着して、このジブに配設する滑車に索体を懸架して、別に備えるウインチにより前記索体を巻き取り、あるいは送り出して前記滑車から吊り下げられたフックにより荷揚げまたは荷降ろしを行うものである。
また、前記ジブは、船体の一端側(例えば船首側)に立設した状態で荷揚げまたは荷降ろし作業を行うために、通常は前記ジブを旋回自在に支持する基台に固設している。
しかし、フローティングクレーンを曳航する際や、暴風雨時等には、立設しているジブを倒伏させることが望ましい。
そのために、船体にレールを敷設して、前記基台を船体の船軸に沿って移動可能とすると共に、前記ジブを前記基台から旋回して横たえるようにして、前記ジブを船体に収容するとしたフローティングクレーンをすでに提案している(例えば、特許文献1参照)。
通常は立設しているフローティングクレーンのジブを倒伏させる場合に、船体の一端側(船首側もしくは船尾側)に配設されているジブをそのまま傾倒させながら海側に倒伏させると、前記フローティングクレーンが大型になればなるほど、前記ジブを支持する基台に掛かるモーメント負荷が大きくなる。また、前記ジブを海面近くまで傾倒した状態では、船体内に引き込むことも、前記基台に掛かる負荷が大きくなり、スムーズに引き込むことは困難である。さらに、倒伏したジブをそのまま移動させると、前記ジブの先端部に配設される滑車に吊下げられているフックが揺動する。
そこで、出願人は、フローティングクレーンのジブを横たえて船体内に引き込む際に、大型のジブであっても確実に倒伏させることができ、倒伏させたジブを安全に船体内に引き込むことができる構成としたフローティングクレーンも先に提案している(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2に記載のものでは、フローティングクレーンのジブを横たえて船体内に引き込む際に、補助台船がジブの先端部を受け取り、前記補助台船が受取った状態で引き込むようにしている。
このような特許文献2に記載のものでは、大型のジブであっても確実に倒伏させることができ、倒伏したジブを安全に船体内に引き込むことができるとしても、船体とは別の補助台船を必要とする。そのため、前述したような補助台船を用いることなく、ジブ(補助ジブ)の先端に浮力タンクを設け、フローティングクレーンのジブを倒伏させて船体内に引き込む際に、浮力タンクによる浮力を利用することで、大型のジブであっても確実に傾倒させながら、倒伏したジブを安全に船体内に引き込むことを可能としたフローティングクレーンも提案している(例えば、特許文献3参照)。
特開2005−330087号公報 特開2005−350211号公報 特開2010−195541号公報
前記特許文献3に記載のものでは、ジブ(補助ジブ)の先端に浮力タンクを設けているので、ジブの先端が大型化して、使い勝手が悪く、ジブと一体の浮力タンクを利用しているので、倒伏したジブを船体内に引き込む際に、不安定になる。一方、特許文献2に記載のもののように、台船を用いるとしても、主ジブの先端側に補助ジブが回転可能に設けられたジブである場合には、大きな補助ジブを台船にて支持する必要があり、前記補助ジブを下側から台船にて支持するだけでは、支持が安定せず、倒伏したジブを船体内に安定して引き込むことができない。
本発明は、主ジブの先端側に補助ジブが回転可能に設けられたジブを有するフローティングクレーンにおいて、倒伏したジブを船体内に安定して引き込むことができることを目的とする。
上記の目的を達成するために請求項1の発明は、ジブの基台を船体の船軸方向に移動可能とする走行ガイドを備え、ジブ受け台船を用いて前記ジブを船体上に格納するフローティングクレーンであって、前記ジブは、主ジブの先端側に補助ジブが回転可能に設けられ、前記補助ジブは先端に、前記ジブ受け台船側の第1の被係合部材又は前記船体側の第2の被係合部材に係脱可能に係合する係合部材を有し、前記船体の一端側に立設しているジブを傾倒させながら倒伏させる際に、前記基台を前記船体の一端側から移動させずに前記主ジブに対し前記補助ジブを屈曲させて前記ジブ受け台船の第1の被係合部材に係合部材を係脱可能に係合し、その状態で、前記基台を前記走行ガイドに沿って前記船体の他端側に移動させ、前記係合部材を、前記第1の被係合部材との係合を解除して前記第2の被係合部材と係合させ、前記ジブを、前記主ジブに対し前記補助ジブを屈曲させた状態で前記船体上に格納する構成としていることを特徴とする。
このようにすれば、立設したジブ(ジブ及び補助ジブ)を海側に傾倒させながら倒伏させる際に、ジブ受け台船の第1の被係合部材に補助ジブの係合部材を係脱可能に係合させて支持するようにしているので、主ジブの先端側に補助ジブが回転可能に設けられたジブでも、主ジブを倒伏させて、前記補助ジブをジブ受け台船が支持した状態として安定して引き込むことができる。
また、補助ジブの係合部材が本船2の船首側の第2被係合部材12に係脱可能に係合され、船体と一体になるようにして格納を完了するので、暴風雨等の波が高い場合でも、その影響も最小限に抑制することができ、安全に曳航することができる
請求項2に記載のように、前記ジブ受け台船は、前記第1の被係合部材が一端部に配置され、他端部にバラストタンクを備えている構成とすることができる。
このようにすれば、ジブ受け台船の第1の被係合部材に補助ジブの係合部材を係脱可能に係合させてジブを支持する際に、バラストタンクに注水しつつ支持させることで安定した支持が可能となる。
請求項3に記載のように、前記基台は、前記走行ガイドにスライド可能に係合するスライダを下面に有し、前記スライダの両側に、エアを甲板に向けて吹き出し前記甲板との間に空気膜を形成する複数のエアクッションが設けられていることが望ましい。
このようにすれば、倒伏したジブを船体内に引き込む際に、スムーズに安定して引き込むことができる。
本発明は、上記のように、立設したジブ(ジブ及び補助ジブ)を海側に傾倒させながら倒伏させる際に、ジブ受け台船の第1の被係合部材に補助ジブの係合部材を係脱可能に係合させてジブを支持するようにしているので、主ジブの先端側に補助ジブが回転可能に設けられたジブでも、主ジブを倒伏させて、前記補助ジブをジブ受け台船が支持した状態として安定して引き込むことができる。
また、補助ジブの係合部材が本船2の船首側の第2被係合部材12に係脱可能に係合され、船体と一体になるようにして格納を完了するので、暴風雨等の波が高い場合でも、その影響も最小限に抑制することができ、安全に曳航することができる
本発明の一実施の形態であるフローティングクレーンを示し、(a)は全体の概略構成を示す側面図、(b)は図1(a)のA部拡大図である。 (a)はジブ格納状態を示す図1(a)と同様の図、(b)は図2(a)のB部拡大図である。 ジブ受け台船の概略構成を示す説明図である。 基台を示し、(a)は側面図、(b)は底面図である。 ジブ(主ジブ、補助ジブ)を船体に引き込む動作の説明図である。 ジブ(主ジブ、補助ジブ)を船体に引き込む動作の説明図である。 (a)〜(c)はそれぞれジブ受け台船にジブ(補助ジブ)を支持させる動作の説明図である。 ジブ(主ジブ、補助ジブ)を船体に引き込む動作の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、フローティングクレーン1は、海上に浮かぶ、いわゆるクレーンで、本船2(船体)の一端側に、主ジブ3と補助ジブ4とを有するジブ5を立設し、このジブ5(主ジブ3、補助ジブ4)に吊下げるフック6,7を上下駆動して、海上での荷降ろしや荷揚げなどの作業を行うものである。具体的に図示していないが、フック6,7は、ウインチにより巻上げたり繰り出したりされるワイヤーを介して吊下げられている。なお、周知のように主ジブ3と補助ジブ4とは回転可能に連結されており、主ジブ4に対し補助ジブ4が一定の角度をなすようにワイヤーを繰り出して傾斜させて、作業が行え、また、前記ワイヤーを巻き取ることで格納できるようになっている。また、主ジブ3にサポート部材13の一端部が回転可能に支持され、このサポート部材13の他端部が、補助ジブ4のガイド部(図示せず)にスライド可能に支持されている。そして、図2(a)(b)に示す状態では、サポート部材13の前記他端部に固定ピン14が挿入され、主ジブ3と補助ジブ4との位置関係が固定され、不用意に振れないようになっている。
ジブ5(主ジブ3)の下端が基台8に回転可能に支持されている。つまり、主ジブ4を構成する左右のフレームの下端部が左右2個の基台8に設置され、この2個の基台8に対しジブ5全体が一体的に回転可能に装着されている。これにより、本船2に対しジブ5全体が起伏動作できるようになっている。この起伏操作は、主ジブ3の先端部に懸架されるバックステーワイヤー9をウインチ10により巻上げたり繰り出したりすることにより行われる。バックステーワイヤー9は、バックタワー11を経由してウインチ10に巻回されている。
また、ジブ5(補助ジブ4)の先端部には、係合凹部材21が固定されている。一方、本船2とは別の船であってジブ5を本船2に格納する際に用いられるジブ受け台船22には、図2にも示すように、係合凹部材21が係脱可能に係合する第1の被係合軸部材23が台船22の長手方向の一端部に設けられ、係合凹部材21が第1の被係合軸部材23に係脱可能に係合された状態で、ジブ受け台船22に支持され、その状態のままジブ受け台船22を本船2側に引き寄せ、本船2に移すことで格納される。つまり、ジブ5がジブ受け台船22より持ち上げられ、その持ち上げられたジブ5(補助ジブ4)側の係合凹部材21が、本船2の船首側の第2の被係合軸部材12(図1(b)及び図2(b)参照)に係脱可能に係合され、その係合状態でジブ5(主ジブ3、補助ジブ4)が本船2に格納される。なお、ジブ受け台船22は、ジブ5の格納時などの必要時においてのみ用いられる。
ジブ受け台船22は、第1の被係合軸部材23が設けられている側とは、図3に示すように、反対側(他端部)にはバラストタンク31が3つのタンク部31A,31B,31Cに分割されて設けられている。そして、パラストポンプ32の駆動によって、取水口33から海水が取り込まれて各タンク部31A〜31Cに分配されたり、各タンク部31A〜31Cから海水が取り出されて排水口34を通じて船外に排出したりできるようになっている。これにより、ジブ受け台船22がジブ5を支持する場合に、ジブ受け台船22が傾かないようにバラストタンク31(タンク部31A〜31C)への注水・排水が行われる。なお、35は注水・排水を制御するための開閉弁である。
本船2の甲板上には、船首2A側から船尾2B側まで左右に走行ガイド41が所定間隔で並行に設けられ、それぞれの走行ガイド41に、図4(a)(b)に示すように、基台8の下面のスライダ42がそれぞれスライド移動可能に係合している。これにより、ジブ部5を支持する基台8が走行ガイド41に沿って本船2の一端側から他端側まで(例えば船首2Aから船尾2Bまで)スライド移動でき、ジブ5は船首2Aと船尾2Bとの間を移動できるようになっている。また、スライダ42の両側に、エアを甲板に向けて吹き出し前記甲板との間に空気膜を形成する複数のエアクッション43が設けられ、前記空気膜によって基台8の移動に要する駆動力が小さくなるようにされている。なお、基台8のスライド移動は、駆動部を備える駆動ワイヤーを用い、この駆動ワイヤーにより基台8を移動させてもよいし、基台8に直接駆動輪を設けて、直接走行ガイド41に沿って移動する構成としてもよく、そのスライド移動のための構成は特に制限されない。
続いて、ジブ5を本船2上に格納する手順について説明する。
(ステップ1)
ジブ5(主ジブ3,補助ジブ4)を本船2上に収容する際には、まず、図1に示すように、ジブ受け台船22を準備するとともに、基台8を、例えば船首2A側に位置させて、ジブ角度を70程度とし、フック6,7がジブ格納動作の邪魔にならないように、前フック7および後フック6が補助ジブ4の収納部(図示せず)に収納されて仮固定される。
(ステップ2)
そのフック収納後に、立設しているジブ5を海側に徐々に傾倒させ、図5に示すように、所定の傾斜角度(たとえば20度程度)の倒伏状態とする。このとき、補助ジブ4はワイヤーを介して主ジブ3と一体化されている。このとき、補助ジブ4の下方にジブ受け台船22が位置するように、相互に位置調整を行う。
(ステップ3)
それから、図示しないウインチを駆動してワイヤーを繰り出すことで、補助ジブ4が下向きになるように、主ジブ3に対し補助ジブ4を回転させ、最終的には、図6に示すように、補助ジブ4先端の係合凹部材21をジブ受け台船22上の被係合軸部材23に係脱可能に係合させる。
つまり、繰り出される前記ワイヤーの長さに応じて補助ジブ4の、主ジブ3に対する傾斜角度が変化するので、それに伴い補助ジブ4の海面に対する角度も変化する。補助ジブ4の軸線が海面に直交する向きとなるように補助ジブ4の主ジブ3に対する傾斜角度が調整される。そして、調整後、サポート部材13の、補助ジブ4側の端部を固定ピン14にて補助ジブ4に固定し、主ジブ3と補助ジブ4との位置関係を固定する。これにより、補助ジブ4が不用意に振れないようになり、その状態では、ジブ受け台船22に、係合凹部材21と被係合軸部材23との係合関係でジブ5(補助ジブ4)は安定して支持される。
このとき、係合凹部材21と第1の被係合軸部材23との係合は、図7(a)〜(c)に示すようになされる。つまり、図7(a)に示すように、まず、補助ジブ4とジブ受け台船22との位置決めを行い、係合凹部材21が第1の被係合軸部材23に係脱可能に係合する上下位置関係とする。このとき、補助ジブ4の係合凹部材21が、ジブ受け台船22の前部(一端部)に設けられている被係合軸部材23に係合しジブ5の荷重がジブ受け台船22にかかると、ジブ受け台船22が傾くので,それを回避するために、バラスト(海水)の搭載を開始する。ジブ受け台船22の後部(他端部)に設けられているバラストタンク31に、バラストポンプ32を用いて,海水の導入が開始される。
それから、図7(b)に示すように、ジブ受け台船22の傾斜を確認しながら、ジブ5の荷重の解放を徐々に行う。このときも、バラストの搭載が継続され、ジブ受け台船22の傾斜が少なくなる方向にジブ受け台船22の傾斜が修正される。
その後、図7(c)を示すように、ジブ5の荷重解放を完了し、ジブ受け台船22の傾斜が収まるバラスト状態に調整し、ジブ5の搭載を完了する。
このように、ジブ5は鋼鉄製のフレーム構造で、高重量であっても、一旦ジブ受け台船22に支持されると、安定姿勢を保つことができる。
(ステップ4)
続いて、図8に示すように、図示しないストランドジャッキ操作により駆動ワイヤーを駆動させて、走行ガイド23に沿って基台8を後部固定アイまで移動させる。移動完了後に、基台8を後部固定アイに固定する。
このとき、基台8の下面には複数のエアクッション43が設けられ、基台8を空気膜によって浮かせた状態で移動させるようになっているので、基台8に回転可能に支持されているジブ5を傾倒してジブ受け台船22に支持された状態で、基台8を走行ガイド41に沿ってジブ5を本船2側へ引き込む方向に移動させても、ジブ受け台船22がジブ5を支持しつつ安定して、移動するジブ5と共に本船2側へ移動する。
本船2の船首2A側から船尾2B側まで並行して敷設されている走行ガイド41に沿って、基台8とジブ5とが一体的に移動するとき、ジブ5を構成する左右両側のフレームがそれぞれ、本船2の甲板上に設けられている操舵室61を跨ぐ構成とされ、この操舵室61とは干渉しないレイアウトとされていて、基台8と倒伏状態のジブ5とを船尾2B側一杯に引き込むことを可能としている。
(ステップ5)
最終的には,図2に示すように、バックステーワイヤー9によってジブ5が持ち上げられ、補助ジブ4先端の係合部材が本船2の船首側の被係合軸部材12に係脱可能に係合され、本船2と一体になるようにして格納を完了する。このようにジブ5を傾倒して本船2内に引き込み格納すると、本船2が安定するので、暴風雨等の波が高い場合でも、その影響も最小限に抑制することができ、フローティングクレーン1を安全に曳航することができる。
一方、本船2内に収容したジブ5を操業位置に立設する際には、図示しない駆動部を逆回転させて駆動ワイヤーを逆方向に駆動し、ジブ5を本船2から押出すように基台8を移動させればよい。つまり、前記駆動部の駆動ワイヤーは周知のように正逆駆動が可能である。
前述した実施の形態では、ジブ受け台船はバラストタンクを有する構造としているが、ジブ(補助ジブ)を支持した状態で海上に安定して浮かぶものであればよく、その形状や構造は海上に安定して浮かぶものであれば特に制限されない。
1 フローティングクレーン
2 本船
2A 船首
2B 船尾
3 主ジブ
4 補助ジブ
5 ジブ
8 基台
12 第2の被係合軸部材
21 係合凹部材
22 ジブ受け台船
23 第1の被係合軸部材
31 バラストタンク
41 走行ガイド
42 スライダ
43 エアクッション

Claims (3)

  1. ジブの基台を船体の船軸方向に移動可能とする走行ガイドを備え、ジブ受け台船を用いて前記ジブを船体上に格納するフローティングクレーンであって、
    前記ジブは、主ジブの先端側に補助ジブが回転可能に設けられ、
    前記補助ジブは先端に、前記ジブ受け台船側の第1の被係合部材又は前記船体側の第2の被係合部材に係脱可能に係合する係合部材を有し、
    前記船体の一端側に立設しているジブを傾倒させながら倒伏させる際に、前記基台を前記船体の一端側から移動させずに前記主ジブに対し前記補助ジブを屈曲させて前記ジブ受け台船の第1の被係合部材に係合部材を係脱可能に係合し、その状態で、前記基台を前記走行ガイドに沿って前記船体の他端側に移動させ、前記係合部材を、前記第1の被係合部材との係合を解除して前記第2の被係合部材と係合させ、前記ジブを、前記主ジブに対し前記補助ジブを屈曲させた状態で前記船体上に格納する構成としていることを特徴とするフローティングクレーン。
  2. 前記ジブ受け台船は、前記第1の被係合部材が一端部に配置され、他端部にバラストタンクを備えていることを特徴とする請求項1に記載のフローティングクレーン。
  3. 前記基台は、前記走行ガイドにスライド可能に係合するスライダを下面に有し、
    前記スライダの両側に、エアを甲板に向けて吹き出し前記甲板との間に空気膜を形成する複数のエアクッションが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のフローティングクレーン。
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