JP5742912B2 - 化合物半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、化合物半導体装置及びその製造方法に関する。
従来、基板の上方に結晶成長によりAlGaN層及びGaN層が形成され、GaN層が電子走行層として機能する高電子移動度トランジスタ(HEMT:high electron mobility transistor)についての研究が行われている。GaNのバンドギャップは3.4eVであり、GaAsのバンドギャップ(1.4eV)よりも大きい。このため、GaN系のHEMTの耐圧は高く、自動車用等の高耐圧電力デバイスとして有望である。
また、GaN系のHEMTの構造には、ソース及びドレインが基板の表面に平行に配置された横型構造と、ソース及びドレインが基板の表面に垂直に配置された縦型構造とがある。
GaN系のHEMTにおいては、ゲート電極に電圧を印加しない場合でも、その構造上、ゲート近傍に位置するチャネルに格子定数の差に起因する2次元電子ガス(2DEG)が存在するため、チャネルに電流が流れる。つまり、ノーマリーオン動作をする。一方、電源投入時及びゲート電極が破壊された時等のゲート電極に意図的でなく0Vが印加されている時に、ソースとドレインとの間に電流が流れてしまうことも考えられる。そこで、フェールセーフの観点からもGaN系HEMTのノーマリーオフ動作が望まれている。
横型構造のGaN系HEMTについては、特許文献2に記載されているように、ゲート電極の直下に位置する化合物半導体層にリセスが形成された構造(ゲートリセス構造)によりノーマリーオフ動作が可能であることが知られている。
しかしながら、このようなゲートリセス構造によれば、ノーマリーオフ動作が可能となるものの、閾値電圧は1V以下であり、ゲート電圧が0Vであってもリーク電流が生じてしまう。また、閾値電圧が1V以下であると、高電圧が印加された場合にノイズが増加して動作が不安定になるため、高電圧が印加される電力デバイスに使用することは困難である。GaN系材料から材料を変更することにより閾値電圧を上昇させることも可能であるが、それだけでは十分な電流が得られなくなったり、破壊しやすくなったりしてしまう。
一方、縦型構造のGaN系HEMTについても、ノーマリーオフ動作を実現するための検討がされているが、いずれの方法によっても量産は困難である。
特開2006−140368号公報 国際公開第2006/001369号パンフレット
Japanese Journal of Applied Physics vol. 46, No. 21, 2007, pp. L503-L505
本発明の目的は、オフ時のリーク電流を低減することができ、好ましくは高い閾値電圧を得ることができる化合物半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
化合物半導体装置には、2次元電子ガスを有する電子走行層と、前記電子走行層上方に形成された化合物半導体層と、前記化合物半導体層上方に形成されたソース電極及び前記2次元電子ガスの濃度を制御するゲート電極と、前記電子走行層の下方に形成されたドレイン電極と、が設けられている。そして、前記化合物半導体層の前記ソース電極と前記ゲート電極との間の領域内に凹部が形成されており、前記ゲート電極からの電界により前記凹部下方の前記2次元電子ガスの濃度が制御されチャネルが導通する。
上記の化合物半導体装置等によれば、ショットキー電極の影響により局所的に2次元電子ガスの出現が抑制されるため、オフ時のリーク電流を低減することができる。
第1の参考例に係るGaN系HEMT(化合物半導体装置)の構造を示す断面図である。 第1の参考例に係るGaN系HEMTの構造を示すレイアウト図である。 第1の参考例におけるドレイン電流とゲート電圧との関係を示すグラフである。 第1の参考例に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図4Aに引き続き、第1の参考例に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図4Bに引き続き、第1の参考例に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図4Cに引き続き、第1の参考例に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図4Dに引き続き、第1の参考例に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図4Eに引き続き、第1の参考例に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図4Fに引き続き、第1の参考例に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図4Gに引き続き、第1の参考例に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図4Hに引き続き、第1の参考例に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 第2の参考例に係るGaN系HEMT(化合物半導体装置)の構造を示す断面図である。 第2の参考例に係るGaN系HEMTの構造を示すレイアウト図である。 第2の参考例におけるドレイン電流とゲート電圧との関係を示すグラフである。 第2の参考例に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図8Aに引き続き、第2の参考例に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図8Bに引き続き、第2の参考例に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 第1の実施形態に係るGaN系HEMT(化合物半導体装置)の構造を示す断面図である。 第1の実施形態に係るGaN系HEMTの構造を示すレイアウト図である。 第1の実施形態に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図11Aに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図11Bに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図11Cに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図11Dに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図11Eに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図11Fに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図11Gに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図11Hに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図11Iに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図11Jに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図11Kに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図11Lに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。 図11Mに引き続き、第1の実施形態に係るGaN系HEMTの製造方法を示す断面図である。
以下、実施形態について添付の図面を参照しながら具体的に説明する。
(第1の参考例)
先ず、第1の参考例について説明する。図1は、第1の参考例に係るGaN系HEMT(化合物半導体装置)の構造を示す断面図である。
第1の参考例では、n型導電性単結晶SiC基板等の基板1上に、厚さが1μm〜100μm程度(例えば25μm)のアンドープのi−AlN層2が形成されている。i−AlN層2の表面には、比較的大きな凹凸が存在する。i−AlN層2上に、厚さが100nm以下(例えば20nm〜50nm)のアンドープのi−AlN層3が形成されている。i−AlN層3上に、厚さが0.1μm〜10μm程度(例えば0.5μm)のGaN層4が形成されている。GaN層4には、遷移金属元素であるFeが不純物として含有されている。Feの含有率は、例えば1×1018cm-3〜1×1020cm-3程度である。GaN層4の厚さは0.1μm〜10μm程度であるため、i−AlN層2の表面に凹凸が存在していても、GaN層4の表面は平坦である。GaN層4上に、厚さが0.1μm〜10μm程度のアンドープのi−GaN層5が形成されている。i−GaN層5にFeは含有されていない。i−GaN層5上に、厚さが5nm〜50nm程度のn型のn−AlGaN層6が形成されている。n−AlGaN層6上に、厚さが0.1nm〜10nm程度のn型のn−GaN層7が形成されている。n−AlGaN層6及びn−GaN層7には、例えば不純物としてSiが5×1017cm-3〜5×1019cm-3程度の濃度で含有されている。
n−AlGaN層6及びn−GaN層7には、素子分離用の溝11が形成されており、溝11内に素子分離絶縁膜12が埋め込まれている。そして、n−GaN層7上にソース電極21s及びドレイン電極21dが形成されている。ソース電極21s及びドレイン電極21dは、例えばTa膜とその上に形成されたAl膜とから構成されており、ソース電極21s及びドレイン電極21dはn−GaN層7にオーミック接合されている。
更に、n−GaN層7、ソース電極21s及びドレイン電極21dを覆うSiN膜22が形成されており、ソース電極21s及びドレイン電極21dの間においてSiN膜22上にゲート電極21gが形成されている。SiN膜22の厚さは、10nm〜2000nm程度である。また、SiN膜22には、ソース電極21sとゲート電極21gとの間において開口部が形成されており、n−GaN層7のこの開口部から露出する部分にリセス部7aが形成されている。リセス部7aはn−GaN層7で止まっていても、n−AlGaN層6まであってもよい。そして、リセス部7aから上方に延びるリセス電極21rが形成されている。ゲート電極21g及びリセス電極21rは、例えばNi膜とその上に形成されたAu膜とから構成されており、リセス電極21rはn−GaN層7にショットキー接合されている。
また、ソース電極21s及びリセス電極21rは接地されている。
このようにして、1個のGaN系HEMTが構成されている。また、このようなGaN系HEMTは、図2に示すように、素子分離絶縁膜12を介して1方向に配列するように設けられている。素子分離絶縁膜12に囲まれた領域は素子領域10となっている。GaN系HEMTが素子分離絶縁膜12を介して2方向に配列するようにして設けられていてもよい。
このような第1の参考例では、格子不整合に起因するピエゾ効果により、i−GaN層5のn−AlGaN層6との界面近傍に電子が誘起される。この結果、2次元電子ガス(2DEG)が現れ、この部分が電子走行層として機能し、n−AlGaN層6が電子供給層として機能する。また、i−AlN層2は、基板1とi−GaN層5を含む化合物半導体層との間を絶縁する絶縁層として機能する。なお、i−GaN層5内の2次元電子ガスが、GaN層4に添加されたFeの影響を受けにくくするために、i−GaN層5の厚さは0.5μm以上であることが望ましい。
上述のように、i−GaN層5の表層部には2次元電子ガスが現れるが、本参考例では、リセス部7a内に、n−GaN層7にショットキー接合されたリセス電極21rが設けられ、リセス電極21rが接地されている。このため、リセス電極21rの下方においては、i−GaN層5の表層部に2次元電子ガスが存在しない。従って、ゲート電極21gに電圧が印加されずに、ゲート電極21gとソース電極21sとの間にほとんど電界が存在しない状態では、ソース電極21sとドレイン電極21dとの間にリーク電流が流れない。つまり、ノーマリーオフ動作が可能となる。また、リセス電極21rの下方において、i−GaN層5の表層部に2次元電子ガスが存在しないため、ゲート電極21gに従来のものよりも高い電圧を印加しなければ電流が流れなくなる。つまり、閾値電圧が上昇する。
ゲート電極21gに電圧を印加していない状態では、i−GaN層5のリセス電極21r側の伝導帯が引き上げられて、そこに2次元電子ガスが存在し得ない。一方、ゲート電極21gに所定の電圧(例えば5V)が印加されると、伝導帯がほぼ一様になり電流が流れる。このようにしてノーマリーオフ動作が実現される。
図3は、第1の参考例におけるドレイン電流とゲート電圧との関係を示すグラフである。このグラフは、ソース電極21s及びリセス電極21rを接地し、ドレイン電極21dに+20Vの電圧を印加した場合のシミュレーション結果を表している。図3に示すように、閾値電圧Vthは2Vを超えており、また、ゲート電極21gに印加する電圧(ゲート電圧)が0Vのときのドレイン電流は0A/mとなった。
このように、第1の参考例によれば、高い閾値電圧を得ることができ、また、ゲート電圧が0Vの時のリーク電流を低減することができる。
次に、第1の参考例に係るGaN系HEMT(化合物半導体装置)を製造する方法について説明する。図4A乃至図4Iは、第1の参考例に係るGaN系HEMT(化合物半導体装置)の製造方法を工程順に示す断面図である。
第1の参考例では、先ず、図4Aに示すように、基板1上に、例えばハロゲン化気相成長(HVPE:hydride vapor phase epitaxy)法によりi−AlN層2を形成する。このとき、例えば、原料ガスとして、トリメチルアルミニウムガス、アンモニアガス、及びHClガスを用い、成長圧力を常圧とし、成長速度を100μm/hとする。
次いで、i−AlN層2上に、例えば減圧式有機金属化学気相成長(MOCVD:metal organic chemical vapor deposition)法により、i−AlN層3、GaN層4、i−GaN層5、n−AlGaN層6、及びn−GaN層7を順次形成する。これらの形成の際には、Alの原料としてトリメチルアルミニウムガスを用い、Gaの原料トリメチルガリウムガスを用い、Nの原料としてアンモニアガスを用いる。また、アンモニアガスの流量は、例えば100ccm〜10LMとする。また、成長圧力は50Torr〜300Torr、成長温度は1000℃〜1200℃とする。また、Feを含有するGaN層4の形成の際には、Feの原料として、例えばフェロセン等のFeを含む有機金属原料を用いる。また、n−AlGaN層6、n−GaN層7の形成の際には、Siの原料として、例えば希釈SiH4を用いる。希釈SiH4の流量は、例えば数ccmとする。
その後、図4Bに示すように、フォトリソグラフィ及びエッチングにより、n−GaN層7及びn−AlGaN層6を貫いてi−GaN層5に達する溝11を形成する。続いて、例えばプラズマCVD法により、溝11内に素子分離絶縁膜12を埋め込む。なお、溝11及び素子分離絶縁膜12の形成に代えて、Ar等のイオン注入により素子分離領域を形成してもよい。
続いて、図4Cに示すように、n−GaN層7上にソース電極21s及びドレイン電極21dをリフトオフ法により形成する。ソース電極21s及びドレイン電極21dの形成では、ソース電極21s及びドレイン電極21dを形成する領域を開口する新たなレジストパターンを形成し、Ta及びAlの蒸着を行い、その後、レジストパターン上に付着したTa及びAlをレジストパターンごと除去する。Ta膜、Al膜の厚さは、例えば、夫々20nm程度、200nm程度とする。そして、窒素雰囲気中で400℃〜1000℃、例えば600℃で熱処理を行い、オーミック特性を確立する。
次いで、図4Dに示すように、全面に、例えばプラズマCVD法により、SiN膜22を形成する。
その後、図4Eに示すように、リセス部7aを形成する領域に対応する開口部31aを備え、他の領域を覆うレジストパターン31をSiN膜22上に形成する。
続いて、図4Fに示すように、レジストパターン31をマスクとして、SiN膜22をエッチングすることにより、SiN膜22に開口部を形成し、更に、n−GaN層7の表層部のエッチングも行って、リセス部7aを形成する。n−GaN層7のリセス部7aが形成された部分の残し厚は、10nm以下とすることが好ましく、例えば5nm〜10nm程度とする。そして、レジストパターン31を除去する。また、n−GaN層7のリセス部7aが形成された部分の厚さ(残し厚)と他の部分の厚さとの差は5nm以上であることが好ましい。残し厚を10nm以下とすることが好ましいのは、残し厚が10nmを超えると、2次元電子ガスの出現を十分に抑制することができないことがあるからである。また、厚さの差を5nm以上とすることが好ましいのは、差が5nm未満であるとリセスの効果が十分に得られず、ノーマリーオフ動作が困難になる場合があるためである。
次いで、図4Gに示すように、ゲート電極21gを形成する領域に対応する開口部32g及びリセス部7aを露出する開口部32aを備え、他の領域を覆うレジストパターン32をSiN膜22上に形成する。
その後、図4Hに示すように、Ni及びAuの蒸着を行うことにより、ゲート電極21g及びリセス電極21rを形成する。Ni膜、Au膜の厚さは、例えば、夫々10nm程度、300nm程度とする。
続いて、図4Iに示すように、レジストパターン32上に付着したNi及びAuをレジストパターン32ごと除去する。このように、ゲート電極21g及びリセス電極21rはリフトオフ法により形成することができる。
次いで、ソース電極21s及びリセス電極21rを接地する配線等を形成する。
このようにして、第1の参考例に係るGaN系HEMTが完成する。その後、必要に応じてパッシベーション膜及び外部電極等を形成してGaN系HEMTが集積した半導体装置を完成させる。
なお、第1の参考例では、リセス電極21rとソース電極21sとが互いに離間しており、これらの間にSiN膜22が存在するが、リセス電極21rとソース電極21sとが直接接していいてもよい。
(第2の参考例)
次に、第2の参考例について説明する。図5は、第2の参考例に係るGaN系HEMT(化合物半導体装置)の構造を示す断面図である。
第2の参考例には、第1の参考例に設けられているリセス電極21rが設けられていない。但し、リセス部7aの周囲に電子を捕獲するダメージが存在している。他の構成は第1の参考例と同様である。
このようにして、1個のGaN系HEMTが構成されている。また、このようなGaN系HEMTは、図6に示すように、素子分離絶縁膜12を介して1方向に配列するように設けられている。素子分離絶縁膜12に囲まれた領域は素子領域10となっている。GaN系HEMTが素子分離絶縁膜12を介して2方向に配列するようにして設けられていてもよい。
このような第2の参考例でも、第1の参考例と同様に、i−GaN層5の表層部に2次元電子ガスが現れるが、リセス部7aの下方においては、i−GaN層5の表層部に2次元電子ガスが存在しない。これは、リセス部7aの周囲のダメージに電子が捕獲されているため、電荷の平衡が成立しているからである。
図7は、第2の参考例におけるドレイン電流とゲート電圧との関係を示すグラフである。このグラフは、ソース電極21s及びリセス電極21rを接地し、ドレイン電極21dに+20Vの電圧を印加した場合のシミュレーション結果を表している。図7に示すように、閾値電圧Vthは1V程度であるが、ゲート電極21gに印加する電圧(ゲート電圧)が0Vのときのドレイン電流は0A/mとなった。
このように、第2の参考例によっても、ゲート電圧が0Vの時のリーク電流を低減することができる。また、第1の参考例と比較して構造が簡素であるため、その製造が容易であり、コストを低減することができる。
次に、第2の参考例に係るGaN系HEMT(化合物半導体装置)を製造する方法について説明する。図8A乃至図8Cは、第2の参考例に係るGaN系HEMT(化合物半導体装置)の製造方法を工程順に示す断面図である。
第2の参考例では、先ず、第1の参考例と同様にして、リセス部7aの形成(図4F)までの処理を行う。なお、リセス部7aの形成に際しては、例えば塩素ガスを用いた反応性イオンエッチング(RIE:reactive ion etching)等のドライエッチングを行う。また、圧力は0.1Pa〜10Pa程度(例えば2Pa)とし、塩素ガスの流量は0.1sccm〜10sccm程度(例えば2.5sccm)とする。このような条件下でn−GaN層7を形成することにより、電子を捕獲する多くのトラップが周囲に存在するリセス部7aが形成される。
次いで、リセス部7aの形成に用いたレジストパターン31を除去し、図8Aに示すように、ゲート電極21gを形成する領域に対応する開口部42gを備え、他の領域を覆うレジストパターン42をSiN膜22上に形成する。
その後、図8Bに示すように、Ni及びAuの蒸着を行うことにより、ゲート電極21gを形成する。Ni膜、Au膜の厚さは、例えば、夫々10nm程度、300nm程度とする。
続いて、図8Cに示すように、レジストパターン42上に付着したNi及びAuをレジストパターン42ごと除去する。このように、ゲート電極21gはリフトオフ法により形成することができる。
このようにして、第2の参考例に係るGaN系HEMTが完成する。
なお、第1及び第2の参考例において、n−GaN層7にソース電極用の開口部及びドレイン電極用の開口部が形成され、これらの開口部内にソース電極21s及びドレイン電極21dが形成されていてもよい。これらの開口部の深さに関し、n−GaN層7の一部が残っていてもよく、また、n−AlGaN層6の一部が除去されていてもよい。つまり、開口部の深さがn−GaN層7の厚さと一致している必要はない。
また、ゲート電極21gとn−GaN層7とが直接接して、ゲート電極21gがn−GaN層7にショットキー接合されていてもよい。更に、ゲート電極21gの下方においてもn−GaN層7にリセス部が形成されていてもよい。即ち、ゲートリセス構造が採用されていてもよい。このようなリセス部の深さはn−GaN層7の厚さと一致していてもよく、それよりも浅くても深くてもよい。但し、このエッチングは、均一に行うことが好ましい。ゲートリセス構造が採用されている場合には、応答が高速になるため、高速動作に好適である。一方、ゲートリセス構造が採用されていない場合には、リーク電流をより確実に抑制することができる。従って、用途に応じてゲートリセス構造の採用を選択すればよい。
また、リセス電極21rとn−GaN層7との間に絶縁膜が介在していてもよい。即ち、MIS構造となっていてもよい。この絶縁膜としては、例えば、SiN膜、SiO2膜、HfO膜、HfNO膜、Al23膜、及びTaO膜等が挙げられる。また、この絶縁膜の厚さは、例えば0.1nm〜50nm程度である。また、絶縁膜の厚さが0.1nm未満であると、絶縁膜が島状に形成される等の理由により、返ってリーク電流が増加したり、信頼性が低下したりすることがある。50nmを超えると、リセス電極21rとn−AlGaN層6との距離が大きくなりすぎて、2次元電子ガスの出現を十分に抑制することができないことがあるからである。
また、リセス電極21rがゲート電極21gとドレイン電極21dとの間に設けられていても2次元電子ガスの出現を抑制することは可能である。但し、ドレイン電極21dには高い電圧が印加されるので、このような構成では、耐圧が低くなりやすく、また、2次元電子ガスの出現を効果的に抑制することが困難なることもある。従って、リセス電極21rはゲート電極21gとソース電極21sとの間に設けられていることが好ましい。
また、基板1として、炭化シリコン(SiC)基板、サファイア基板、シリコン基板、GaN基板又はGaAs基板等を用いてもよい。基板1が、導電性、半絶縁性又は絶縁性のいずれであってもよい。
(第1の実施形態)
次に、第1の実施形態について説明する。第1及び第2の参考例に係るGaN系HEMTの構造は横型構造であるのに対し、第1の実施形態に係るGaN系HEMTの構造は縦型構造である。図9は、第1の実施形態に係るGaN系HEMT(化合物半導体装置)の構造を示す断面図である。
第1の実施形態では、n型のn−GaN層51上に開口部52aを備えたノンドープのi−AlN層52が形成されている。n−GaN層51の厚さは、0.1μm〜100μm程度(例えば25μm)であり、i−AlN層52の厚さは、0.02μm〜20μm程度である。また、電流通過領域としての開口部52aの平面形状は、例えば縦横の長さが夫々0.5μm、500μmの長方形である。n−GaN層51には、遷移金属元素であるFeが不純物として含有されている。Feの含有率は、1×1017cm-3〜5×1019cm-3程度である。そして、開口部52a内にGaN層53が形成されている。
更に、i−AlN層52及びGaN層53上に、ノンドープのi−GaN層54、n型のn−AlGaN層55及びn型のn−GaN層56が形成されている。i−GaN層54の厚さは、1μm〜2μm程度である。n−AlGaN層55の厚さは、20nm〜30nm程度である。n−GaN層56の厚さは、3nm〜8nm程度である。n−AlGaN層55及びn−GaN層56には、例えば不純物としてSiが1×1017cm-3〜5×1019cm-3程度の濃度で含有されている。
n−AlGaN層55及びn−GaN層56には、素子分離用の溝61が形成されており、溝11内に素子分離絶縁膜12が埋め込まれている。そして、n−GaN層56上に平面形状が口の字型のソース電極71sが形成されている。ソース電極71sは、例えばTa膜とその上に形成されたAl膜とから構成されており、ソース電極71sはn−GaN層56にオーミック接合されている。
更に、n−GaN層56及びソース電極71sdを覆うSiN膜72が形成されており、ソース電極21sに囲まれた領域内においてSiN膜72上にゲート電極71gが形成されている。SiN膜72の厚さは、1nm〜2000nm程度である。また、SiN膜72には、ソース電極71sとゲート電極71gとの間において開口部が形成されており、n−GaN層56のこの開口部から露出する部分にリセス部56aが形成されている。そして、リセス部56aから上方に延びるリセス電極71rが形成されている。ゲート電極71g及びリセス電極71rは、例えばNi膜とその上に形成されたAu膜とから構成されており、リセス電極71rはn−GaN層56にショットキー接合されている。
また、ソース電極71s及びリセス電極71rは接地されている。
更に、n−GaN層51の裏面には、ドレイン電極21dが形成されている。ドレイン電極71dは、例えばTa膜とその上に形成されたAl膜とから構成されており、ドレイン電極71dはn−GaN層51にオーミック接合されている。
このようにして、1個のGaN系HEMTが構成されている。また、このようなGaN系HEMTは、図10に示すように、素子分離絶縁膜62を介して1方向に配列するように設けられている。素子分離絶縁膜62に囲まれた領域は素子領域60となっている。GaN系HEMTが素子分離絶縁膜62を介して2方向に配列するようにして設けられていてもよい。
このような第1の実施形態では、n−AlGaN層55が、i−GaN層54(電子走行層)に電子を供給する電子供給層として機能する。n−AlGaN層55のバンドギャップが広いため、i−GaN層54のn−AlGaN層55との界面近傍に深いポテンシャルウェルが形成され、ここに2次元電子ガス(2DEG)が現れる。また、i−AlN層52は、n−GaN層51及びドレイン電極71dと、i−GaN層54を含む化合物半導体層との間を絶縁する絶縁層として機能する。なお、i−GaN層54内の2次元電子ガスが、n−GaN層51に添加されたFeの影響を受けにくくするために、i−GaN層54の厚さは0.5μm以上であることが望ましい。
上述のように、i−GaN層54の表層部には2次元電子ガスが現れるが、本実施形態では、リセス部56a内に、n−GaN層56にショットキー接合されたリセス電極71rが設けられ、リセス電極71rが接地されている。このため、第1の参考例と同様の理由により、リセス電極71rの下方においては、i−GaN層54の表層部に2次元電子ガスが存在しない。従って、ゲート電極71gに電圧が印加されずに、ゲート電極71gとソース電極71sとの間にほとんど電界が存在しない状態では、ソース電極71sとドレイン電極71dとの間にリーク電流が流れない。つまり、ノーマリーオフ動作が可能となる。また、リセス電極71rの下方において、i−GaN層54の表層部に2次元電子ガスが存在しないため、ゲート電極71gに従来のものよりも高い電圧を印加しなければ電流が流れなくなる。つまり、第1の参考例と同様の理由により、閾値電圧が上昇する。
このように、第1の実施形態によれば、縦型構造においてもノーマリーオフ動作が可能となると共に、高い閾値電圧を得ることができ、また、ゲート電圧が0Vの時のリーク電流を低減することができる。
次に、第1の実施形態に係るGaN系HEMT(化合物半導体装置)を製造する方法について説明する。図11A乃至図11Nは、第1の実施形態に係るGaN系HEMT(化合物半導体装置)の製造方法を工程順に示す断面図である。
先ず、図11Aに示すように、n−GaN層51上に、HVPE法によりi−AlN層52を形成する。
次いで、図11Bに示すように、i−AlN層52に開口部52aを形成する。開口部52aの形成に際しては、例えば、i−AlN層52上に、開口部52aを形成する予定の領域を露出するレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとしてi−AlN層52をエッチングすればよい。その後、レジストパターンは除去する。
その後、図11Cに示すように、開口部52a内に、例えばMOCVD法によりGaN層53を形成する。
続いて、図11Dに示すように、例えばMOCVD法により、i−AlN層52及びGaN層53上に、i−GaN層54、n−AlGaN層55及びn−GaN層56をこの順で形成する。
次いで、図11Eに示すように、フォトリソグラフィ及びエッチングにより、n−GaN層56及びn−AlGaN層55を貫いてi−GaN層54に達する溝61を形成する。その後、例えばプラズマCVD法により、溝61内に素子分離絶縁膜62を埋め込む。なお、溝61及び素子分離絶縁膜62の形成に代えて、Ar等のイオン注入により素子分離領域を形成してもよい。
続いて、図11Fに示すように、n−GaN層56上にソース電極71sをリフトオフ法により形成する。ソース電極71sの形成では、ソース電極71sを形成する領域を開口する新たなレジストパターンを形成し、Ta及びAlの蒸着を行い、その後、レジストパターン上に付着したTa及びAlをレジストパターンごと除去する。Ta膜、Al膜の厚さは、例えば、夫々20nm程度、200nm程度とする。そして、窒素雰囲気中で400℃〜1000℃、例えば600℃で熱処理を行い、オーミック特性を確立する。
次いで、図11Gに示すように、全面に、例えばプラズマCVD法により、SiN膜72を形成する。
その後、図11Hに示すように、リセス部56aを形成する領域に対応する開口部81aを備え、他の領域を覆うレジストパターン81をSiN膜72上に形成する。
続いて、図11Iに示すように、レジストパターン81をマスクとして、SiN膜72をエッチングすることにより、SiN膜72に開口部を形成し、更に、n−GaN層56の表層部のエッチングも行って、リセス部56aを形成する。n−GaN層56のリセス部56aが形成された部分の残し厚は、10nm以下とすることが好ましく、例えば5nm〜10nm程度とする。そして、レジストパターン81を除去する。
次いで、図11Jに示すように、ゲート電極71gを形成する領域に対応する開口部82g及びリセス部56aを露出する開口部82aを備え、他の領域を覆うレジストパターン82をSiN膜22上に形成する。
その後、図11Kに示すように、Ni及びAuの蒸着を行うことにより、ゲート電極71g及びリセス電極71rを形成する。Ni膜、Au膜の厚さは、例えば、夫々10nm程度、300nm程度とする。
続いて、図11Lに示すように、レジストパターン82上に付着したNi及びAuをレジストパターン82ごと除去する。このように、ゲート電極71g及びリセス電極71rはリフトオフ法により形成することができる。
次いで、図11Mに示すように、n−GaN層51の表面側の全面に表面保護層83を形成し、n−GaN層51の表裏を反転させる。その後、n−GaN層51の裏面の全体にドレイン電極71dを形成する。
続いて、図11Nに示すように、n−GaN層51の表裏を反転させ、表面保護層83を除去する。
次いで、ソース電極21s及びリセス電極21rを接地する配線等を形成する。
このようにして、第1の実施形態に係るGaN系HEMTが完成する。その後、必要に応じてパッシベーション膜及び外部電極等を形成してGaN系HEMTが集積した半導体装置を完成させる。
なお、第1の実施形態において、n−GaN層51としてn型の導電性GaN基板が用いられてもよい。また、導電性基板上にn−GaN層51が形成されていてもよい。
また、n−GaN層56にソース電極用の開口部が形成され、この開口部内にソース電極71sが形成されていてもよい。この開口部の深さに関し、n−GaN層56の一部が残っていてもよく、また、n−AlGaN層55の一部が除去されていてもよい。つまり、開口部の深さがn−GaN層56の厚さと一致している必要はない。
また、ゲート電極71gとn−GaN層56とが直接接して、ゲート電極71gがn−GaN層56にショットキー接合されていてもよい。更に、ゲート電極71gの下方においてもn−GaN層56にリセス部が形成されていてもよい。即ち、ゲートリセス構造が採用されていてもよい。このようなリセス部の深さはn−GaN層56の厚さと一致していてもよく、それよりも浅くてもよい。但し、このエッチングは、均一に行うことが好ましい。ゲートリセス構造が採用されている場合には、応答が高速になるため、高速動作に好適である。一方、ゲートリセス構造が採用されていない場合には、リーク電流をより確実に抑制することができる。従って、用途に応じてゲートリセス構造の採用を選択すればよい。
なお、ゲート電極、ソース電極、ドレイン電極及びリセス電極の構造は上述の参考例、実施形態のものに限定されない。例えば、これらが単層から構成されていてもよい。また、これらの形成方法はリフトオフ法に限定されない。更に、オーミック特性が得られるのであれば、ソース電極及びドレイン電極の形成後の熱処理を省略してもよい。また、ゲート電極及びリセス電極に対して熱処理を行ってもよい。また、ゲート電極及びリセス電極の材料としては、金、ニッケル、白金、銅、窒化タングステン、窒化チタン、パラジウム、コバルト、ロジウム、レニウム、イリジウムのいずれか1種又は2種以上の組み合わせが挙げられる。
また、各層の厚さ及び材料等も上述の参考例、実施形態のものに限定されない。また、リセス電極がソース電極に接続されている必要はなく、ゲート電極とは異なる電位が付与されれば、接地されている必要もない。
更に、比誘電率3以下の絶縁膜がソース電極とゲート電極との間に設けられていることが好ましい。このような絶縁膜としては、例えばポーラスSiOH膜、フッ化カーボン膜及び有機シリカ膜等が挙げられる。
以下、本発明の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
電子走行層と、
前記電子走行層上方に形成された化合物半導体層と、
前記化合物半導体層上方に形成されたソース電極、ドレイン電極及びゲート電極と、
を有し、
前記化合物半導体層の前記ソース電極と前記ドレイン電極との間の領域内で前記ゲート電極から離間した部分に凹部が形成されていることを特徴とする化合物半導体装置。
(付記2)
前記凹部は、前記ソース電極と前記ゲート電極との間の領域内に形成されていることを特徴とする付記1に記載の化合物半導体装置。
(付記3)
前記凹部内に形成されたショットキー電極を有することを特徴とする付記1又は2に記載の化合物半導体装置。
(付記4)
前記ショットキー電極は接地されていることを特徴とする付記3に記載の化合物半導体装置。
(付記5)
前記ショットキー電極は前記ソース電極に接続されていることを特徴とする付記3又は4に記載の化合物半導体装置。
(付記6)
前記ショットキー電極には前記ゲート電極とは異なる電位が付与されることを特徴とする付記3乃至5のいずれか1項に記載の化合物半導体装置。
(付記7)
前記電子走行層と前記化合物半導体層との間に形成された電子供給層を有することを特徴とする付記1乃至6のいずれか1項に記載の化合物半導体装置。
(付記8)
前記凹部の内面に沿って形成された絶縁膜を有することを特徴とする付記1乃至7のいずれか1項に記載の化合物半導体装置。
(付記9)
前記化合物半導体層の前記凹部が形成された部分の厚さは10nm以下であることを特徴とする付記1乃至8のいずれか1項に記載の化合物半導体装置。
(付記10)
電子走行層と、
前記電子走行層上方に形成された化合物半導体層と、
前記化合物半導体層上方に形成されたゲート電極及びソース電極と、
前記電子走行層の下方に形成されたドレイン電極と、
を有し、
前記化合物半導体層の前記ソース電極と前記ゲート電極との間の領域内に凹部が形成されていることを特徴とする化合物半導体装置。
(付記11)
前記凹部内に形成されたショットキー電極を有することを特徴とする付記10に記載の化合物半導体装置。
(付記12)
前記ショットキー電極は接地されていることを特徴とする付記11に記載の化合物半導体装置。
(付記13)
前記ショットキー電極は前記ソース電極に接続されていることを特徴とする付記11又は12に記載の化合物半導体装置。
(付記14)
前記ショットキー電極には前記ゲート電極とは異なる電位が付与されることを特徴とする付記11乃至13のいずれか1項に記載の化合物半導体装置。
(付記15)
前記電子走行層と前記化合物半導体層との間に形成された電子供給層を有することを特徴とすることを特徴とする付記10乃至14のいずれか1項に記載の化合物半導体装置。
(付記16)
前記凹部の内面に沿って形成された絶縁膜を有することを特徴とする付記10乃至15のいずれか1項に記載の化合物半導体装置。
(付記17)
前記化合物半導体層の前記凹部が形成された部分の厚さは10nm以下であることを特徴とする付記10乃至16のいずれか1項に記載の化合物半導体装置。
(付記18)
電子走行層上方に化合物半導体層を形成する工程と、
前記化合物半導体層上方にソース電極、ドレイン電極及びゲート電極を形成する工程と、
を有し、
更に、前記化合物半導体層の前記ソース電極と前記ドレイン電極との間の領域内で前記ゲート電極から離間した部分に凹部を形成する工程を有することを特徴とする化合物半導体装置の製造方法。
(付記19)
電子走行層上方に化合物半導体層を形成する工程と、
前記化合物半導体層上方にゲート電極及びソース電極を形成する工程と、
前記電子走行層の下方にドレイン電極を形成する工程と、
を有し、
更に、前記化合物半導体層の前記ソース電極と前記ゲート電極との間の領域内に凹部を形成する工程を有することを特徴とする化合物半導体装置の製造方法。
(付記20)
前記凹部内にショットキー電極を形成する工程を有することを特徴とする付記18又は19に記載の化合物半導体装置の製造方法。
1:基板
2、3:i−AlN層
4:GaN層
5:i−GaN層
6:n−AlGaN層
7:n−GaN層
7a:リセス部
21d:ドレイン電極
21g:ゲート電極
21r:リセス電極
21s:ソース電極
51:n−GaN層
52:i−AlN層
53:GaN層
54:i−GaN層
55:n−AlGaN層
56:n−GaN層
56a:リセス部
71d:ドレイン電極
71g:ゲート電極
71r:リセス電極
71s:ソース電極

Claims (4)

  1. 2次元電子ガスを有する電子走行層と、
    前記電子走行層上方に形成された化合物半導体層と、
    前記化合物半導体層上方に形成されたソース電極及び前記2次元電子ガスの濃度を制御するゲート電極と
    前記電子走行層の下方に形成されたドレイン電極と、
    を有し、
    前記化合物半導体層の前記ソース電極と前記ゲート電極との間の領域内に凹部が形成されており、
    前記ゲート電極からの電界により前記凹部下方の前記2次元電子ガスの濃度が制御されチャネルが導通することを特徴とする化合物半導体装置。
  2. 前記凹部内に形成されたショットキー電極を有することを特徴とする請求項1に記載の化合物半導体装置。
  3. 前記ショットキー電極は接地されていることを特徴とする請求項2に記載の化合物半導体装置。
  4. 2次元電子ガスを有する電子走行層上方に化合物半導体層を形成する工程と、
    前記化合物半導体層上方にソース電極及び前記2次元電子ガスの濃度を制御するゲート電極を形成する工程と、
    前記電子走行層の下方にドレイン電極を形成する工程と、
    を有し、
    更に、前記化合物半導体層の前記ソース電極と前記ゲート電極との間の領域内に凹部を形成する工程を有し、
    前記ゲート電極からの電界により前記凹部下方の前記2次元電子ガスの濃度が制御されチャネルが導通することを特徴とする化合物半導体装置の製造方法。
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