JP5741845B2 - カード発行システム及びカード発行方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ポストペイ型電子マネー等に用いるカード発行システム及びカード発行方法に関する。
近年、電子マネーが社会的なインフラとして認知されはじめている。例えば、プリペイド(前払い)方式の電子マネーは、ICカードに貨幣価値を表す残額データを記録しておき、商店等での支払いや銀行口座からの引き出しに連動して、残額データを変更している。
一方、ポストペイ(後払い)方式の電子マネーも普及が広がっている。このポストペイ方式の電子マネーは、一般的なクレジットカードと同様に、商店等における支払を、後に銀行口座から引き落とす方式である。ただし、クレジットカードと比較して、利用可能な金額が少なく設定されている(例えば、特許文献1参照)。
このポストペイカードを発行する際、ポストペイカードを使用する会員にカード番号を紐付ける処理が行われる。すなわち、カード発行のフローにより、ホストペイカードが発行されて、会員に送付される。図4は、このポストペイカードの発行の流れを示すフローチャートである。図4(a)は、カード製造工場におけるカード製造工程の流れを示すフローチャートである。また、図4(b)は、カード発行工場におけるカード発行工程の流れを示すフローチャートである。
以下、図4(a)を用いて、カード製造工場におけるポストペイカードのカード製造工程の説明を行う。
ステップS101:
IC(Integrated Circuit)チップをカードに実装し、必要応じてアンテナ、インレット及び電極を形成し、カードの図柄の印刷を行い、カードの形態となるように成型し、生カードを製造する。
ステップS102:
生カードのICチップ内のメモリ等のイニシャライズ(0次発行)を行い、またICチップのメモリにおける記録エリアを設定するエリア分け(1次発行)を行い、0次・1次発行ICカードとして、カード発行工程を行うカード発行工場へ搬出する。
次に、図4(b)を用いて、カード発行工場におけるポストペイカードのカード発行工程の説明を行う。ステップS205からS208においてカード発行処理が行われ、ステップS209からS211においてカードをユーザに送付する際の台紙を生成する。
ステップS201:
カード発行に必要な顧客データなどを含む得意先データを、カード発行会社のサーバから取得する。ここで、顧客データとは、発行したカードの送付先情報、名前、住所や年齢などの会員情報等である。得意先データは、この顧客データに対し、顧客データに対して紐付けを行うカード番号や、カード発行会社を識別する会社識別情報等を付加したデータである。
ステップS202:
カード発行工場においては、得意先データが全て揃っているか、またカード発行会社と会社識別番号とが合っているかなどのデータチェックを行う。
ステップS203:
得意先データに欠落した顧客データ、または会社識別情報が間違っているなどのエラーがある場合、処理をステップS204に進め、得意先データにエラーが無い場合、処理をステップS205及びS206へ進める。
ステップS204:
ステップS202においてエラーがあると判定されたユーザの得意先データを、カード発行会社のサーバから再取得する。
ステップS205:
ICチップにおけるエリア分けされたメモリ領域に書き込むデータ型式に、供給された得意先データを変更する(2次発行のための2次発行データの生成)。
ステップS206:
ICチップにおけるエリア分けされたメモリ領域に対し、ユーザ個別の得意先データを書き込む(2次発行データのICチップへの書き込み処理)。ここで、0次・1次発行カードから、カード番号とユーザの顧客データとが紐付いた2次発行カードとする2次発行処理が行われたことになる。
また、印刷機によりユーザの名前、カード番号などをカードの券面に印刷する。
ステップS207:
ICチップのメモリに正常に得意先データが書き込まれているか、また券面に印刷された文字などが読み取れる状態かなどのチェックを行う(打損カードであるか否かのチェックを行う)。
ステップS208:
カードが打損カードである場合、処理をステップS206に戻し、カードが打損カードで無い場合、処理をステップS212へ進める。
ステップS209:
カードの送付用の台紙に印刷するカード台紙データを生成する。ここで、カード台紙データは、例えばユーザの名前、送付先及びカード会社の名称などを含むデータである。
ステップS210:
カード台紙に、ステップS209において作成したカード台紙データを印刷する。
ステップS211:
カード台紙に印刷されたカード台紙データをOCR(Optical Character Reader)等により読み取り、OCRデータとする。
ステップS212:
そして、封入封緘装置は、ICチップのメモリに書き込んだ得意先データと、OCRデータとの共通データが一致するか否かのマッチングを行う。例えば、共通データとしてユーザの名前、送付先の住所、カード番号における数桁(カード番号の一部)とを用いる。カード台紙データにおいては、カード番号の共通データ以外の桁がマスクされて(例えば、*マークに変換されるなどして)読めないようになっている。
ステップS213:
封入封緘装置は、得意先データとOCRデータトが一致することを確認して、カード台紙に粘着テープなどでカードを固定して、このICチップが貼着されたカード台紙を封筒に挿入し、封筒をとじる封入封緘処理を行う。
そして、この封入封緘後、封筒をユーザに送付し、受け取ったユーザは発行されたカードを用いることができる。
特開平09−128601号公報
しかしながら、図3に示すカード製造及びカード発行の製造フローにおいては、ステップS207で打損カードと判定されると、新しい0次・1次カードに対して、再度ステップS206からS208までの処理を行う必要がある。
このため、打損カードが検出されると、ステップS212のマッチング処理及びステップS213における封入封緘処理が行われなくなり、カード発行工程が停止してしまう。
また、新たな0次・1次カードに対して2次発行処理を行った後、封入封緘装置においてマッチング処理が問題なく行える位置に手動で、再度作成したカードを配置する必要がある。
このため、図3に示すカード発行処理は、打損カードの発生により、カード発行工程の工程数が増加し、ICカードの生産効率が低下し、カード発行処理にかかる製造原価が高くなる欠点がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、打損カードの発生によるカード発行工程における製造原価の増加を防止するカード発行システム及びカード発行方法を提供することを目的とする。
本発明のカード発行システムは、ICカードの記憶部に対し、カード番号を含むカードエンコード情報を書き込むエンコーダ(実施形態における2次発行部25)と、ICカード取り付けられる送付状を構成するカード台紙に、顧客の個人情報を印刷する台紙データ印刷部と、カード台紙に印刷された前記個人情報を光学的に読み取る台紙データ読取部と、前記ICカードの記憶部からカード番号を読み出し、この読み出したカード番号と、前記台紙データ読取部が読み取った個人情報とを紐付けた紐付けデータを生成する紐付けデータ生成部と、前記紐付けデータを顧客データベースに書き込んで記憶させる顧客管理サーバとを備えることを特徴とする。
本発明のカード発行システムは、前記エンコーダが、前記ICカードに前記カード番号を書き込んだ後、前記ICカードの券面に対し、前記カード番号を含むカード情報を印刷するカード印刷部をさらに備えることを特徴とする。
本発明のカード発行システムは、前記カード印刷部が、前記カード情報を前記ICカードの券面に印刷した後、当該ICカードが印刷不良及び書込不良のいずれでもないことを検出する打損カード検出部をさらに備えることを特徴とする。
本発明のカード発行方法は、ICカードの記憶部に対し、カード番号を含むカードエンコード情報を書き込むカード番号書込過程と、ICカード取り付けられる送付状を構成するカード台紙に、顧客の個人情報を印刷するカード台紙印刷過程と、カード台紙に印刷された前記個人情報を光学的に読み取る読取過程と、前記ICカードの記憶部からカード番号を読み出し、この読み出したカード番号と、前記読取過程において読み取った個人情報とを紐付けた紐付けデータを生成する紐付けデータ生成過程と、前記紐付けデータを顧客データベースに書き込んで記憶させる紐付けデータ登録過程とを有することを特徴とする。
本発明のカード発行方法は、前記カード番号書込過程の後、前記ICカードに前記カード番号を書き込んだ後、前記ICカードの券面に対し、前記カード番号を含むカード情報を印刷するICカード印刷過程を有することを特徴とする。
この発明によれば、カードにカードエンコード情報を書き込む2次発行の段階において、カードエンコード情報と顧客の個人情報とを紐付けず、ICカードをカード台紙に貼着する際に、ICカードに記憶されているエンコード情報と、顧客の個人情報とを紐付けるため、従来のように、打損カードが検出されても、ICカードに貼着する際に他のICカードと容易に交換が可能である。
このため、この発明によれば、他損カードと交換したICカードのエンコード情報と、顧客の個人情報とを紐付けた後、ICカードに貼着して封筒への封入封緘処理を行うこととなり、従来のように打損カードが検出されても、封入封緘処理において遅延が起こらず、従来に比較して製造原価を低下させることができる。
この発明の一実施形態によるカード発行システムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態におけるカード封入封緘装置18の概要を示す図である。 本実施形態におけるカード発行システムにおけるカード発行の動作例を示すフローチャートである。 従来のポストペイカードの発行の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一実施形態によるカード発行システムの構成例を示す概略ブロック図である。
この図において、カード発行システムは、カード発行工場1、カード製造工場及びクライアント3の各々に設置されている装置により構成されている。
カード製造工場2は、ICカード本体を製造する工場であり、製造サーバ21、製造データベース22、カード製造装置23、0次・1次発行部24及び2次発行部25を備えている。
製造サーバ21は、カード製造装置23、0次・1次発行部24及び2次発行部25の各々におけるICカードの製造工程を制御する。
製造データベース22は、クライアント3のカード管理サーバ31から提供されたクライアント3の情報(会社識別情報)と、このICカードを識別するカード番号とを含むエンコードデータが記憶されている。このカード番号は、例えば、カード管理会社であるクライアント3に与えられたシーケンス番号の番号帯(XXXX−0000−0000〜XXXX−9999−9999)である。
カード製造装置23は、ICチップをカードに封止し、封止したICチップのメモリに何ら処理をしていない生ICカードとしてのICカードの製造を行う。
0次・1次発行部24は、IC製造装置23が製造した生ICカード内のメモリをイニシャライズする0次発行処理を行う。
また、0次・2次発行部24は、0次発行したICカードのメモリにおける記録エリアを設定するエリア分けしてフォーマット処理である1次発行処理を行い、0次発行処理及び1次発行処理が終了したICカードを0次・1次発行ICカードとする。
2次発行部25は、エンコードデータ(エンコード情報)を0次・1次発行ICカードの記憶部の対応する記憶エリアに書き込むエンコーダであり、エンコードデータを記録エリアに書き込んで2次発行を行い、2次発行ICカードを生成する。このとき2次発行部25は、エンコード処理される順番に従い、0次・1次ICカードに対して、ICカード番号を順次連番で書き込む。この2次発行ICカードの生成において、0次・1次ICカードのエンコード処理される順番は、0次・1次カードの発行された順番でも良いし、0次・1次カードの発行された順番に関係なく新たな処理順番を設定しても良い。
カード発行工場1は、ICカードを使用可能な状態として、顧客に発送する工場であり、データ送受信部11、データチェック部12、台紙データ作成部13、台紙データ印刷部14、台紙データ読取部15、ICチップリーダ16、紐付けデータ生成部17、ICカード封入封緘装置18及び顧客データ記憶部19を備えている。
データチェック部12は、ネットワーク5及びデータ送受信部11を介して、カード管理サーバ31から顧客データの供給を定期的に受け、顧客データが揃っているか否かの判定を行い、揃っている顧客データを、顧客データ記憶部19に対し、顧客識別番号(シリアル番号)を付加して順次書き込む。
ここで、顧客データは、発行したICカードの送付先情報(送付先の住所)、顧客の名前、顧客の年齢、顧客の電話番号、顧客の住所等のデータなどである。
台紙データ作成部13は、顧客デー記憶部19から顧客データの1部あるいは全部を読み出し、ICカードを顧客に発送する際の宛名等が記載される台紙に印刷される台紙データを生成する。
台紙データ印刷部14は、プリンタが備えられており、台紙データ作成部13が生成した台紙データを、順次、プリンタにより台紙に印刷し、顧客に発送する際、ICカードを貼着する台紙を作成する。
台紙データ読取部15は、例えば、OCR(Optical Character Reader)が備えられており、カード台紙に印刷されている顧客データの画像を読み取り、読み取った画像から文字認識により得られた文字データをOCRデータとして出力する。ここで、台紙データ読取部15は、カード台紙の表面の所定の領域に印刷されている台紙データを読み込む。台紙データ読取部15は、この所定の領域により顧客データの種類を認識する。
ICチップリーダ16は、ICカードに封止されているICチップのメモリに記憶されているエンコードデータを読み出す。
紐付けデータ生成部17は、台紙データ読取部15がカード台紙から読み取ったOCRデータと、ICチップリーダ16がICチップから読み込んだエンコードデータとを関連づける処理、すなわち顧客データとエンコードデータとの紐付け処理を行う。
また、紐付けデータ生成部17は、紐付けの結果に対応して、顧客データ記憶部19において、すでに書き込まれている顧客データに対応させてエンコーダデータを書き込む。すなわち、顧客データ記憶部19には、顧客データと、この顧客データに紐付けられたエンコードデータとが組として記憶されることになる。
そして、紐付けデータ生成部17は、定期的に、後述するICカードの送付に合わせ、顧客データとエンコーダデータとの紐付けられた組をクライアント3のカード管理サーバ31へ送信する。
ICカード封入封緘装置18は、顧客データ及びエンコードデータが紐付けられた関係にあるカード台紙とICカードとを、封筒に挿入し、封緘処理を行う。
このとき、ICカード封入封緘装置18は、台紙の所定の位置にICカードを貼着し、このICカードが貼着されたカード台紙を、封筒に挿入する。
そして、このICカードが封止された封筒は、カード台紙に印刷されたICカードの送り先住所に届けられ、受け取った顧客はICカードを利用することができる。
図2は本実施形態におけるカード封入封緘装置18の概要を示す図である。この図2において、カード封入封緘装置18は、ライン181、ライン182、封入封緘部183、ライン184を備えている。ライン181にはICカードが流れており、ライン182にはICカードを貼着するカード台紙が流れている。ICカードとカード台紙とは、ICチップリーダ16でエンコードデータが読み出されるICカードがICチップリーダ16を通過するタイミングと、このICカードが貼着されるカード台紙が台紙データ読取部15を通過するタイミングとが同期して流されている。
封入封緘部183は、同期して流れてくるICカードとカード台紙とに対し、このICカードをカード台紙の予め設定した所定の位置に貼着する。
そして、封入封緘部183は、ICカードが貼着されたカード台紙を封筒に封入した後、この封筒の封緘処理を行い、ICカードが貼着されたカード台紙が封入された封筒を、ライン184から流し出す。上述したライン181、182及び184は、例えば、搬送コンベアなどで構成された搬送装置である。
図1に戻り、クライアント3は、カード管理サーバ31及びカード管理データベース32を備えている。
カード管理データベース32は、顧客データとエンコードデータとが紐付けられて、記憶されている。
カード管理サーバ31は、カード製造工場2の製造サーバ21及びカード発行工場1のデータ送受信部11とデータの送受信を行い、カード管理データベース32に対し、顧客データとエンコードデータとを紐付けて書き込み、記憶させる。
カード発行工場1のデータ送受信部11と、カード製造工場2の製造サーバ21と、クライアント3のカード管理サーバ31とは、ネットワーク5を介して接続されている。
ネットワーク5は、インターネットを含むコンピュータのデータ回線である。
次に、図1及び図3を用い、本実施形態におけるカード発行システムの動作を説明する。図3は本実施形態におけるカード発行システムにおけるカード発行の動作例を示すフローチャートである。図3(a)は、カード製造工場2におけるICカードの製造工程、0次・1次発行処理及び2次発行処理の動作例を示すフローチャートである。図3(b)は、カード発行工場3におけるICカード発行工程の動作例を説明するフローチャートである。
まず、図3(a)を用いて、カード製造工場2におけるICカードの製造工程、0次・1次発行処理及び2次発行処理の動作を説明する。
ステップS1:
カード製造装置23は、ステップS101と同様の処理により、ICチップをカード基板に実装するとともに、アンテナ、インレット及び電極等をカード基板に形成し、カードの券面に対してカード図柄の印刷を行い、カード基板をICカードの形態となるように成型し、生カードの製造を行う。
ステップS2:
0次・1次発行部24は、カード製造装置23にて製造した生カードのICチップに設けられたメモリ(記憶部)等のイニシャライズを行い、すなわち生カードに対する0次発行処理を行う。
そして、0次・1次発行部24は、イニシャライズを行った後のICチップのメモリに、後述するカード番号、カード発行会社を識別する会社識別情報などのデータ種類を含むエンコードデータを書き込む記録エリアを設定するエリア分けを行い、すなわち生カードに対する1次発行処理を行う。ここで、1次発行処理が行われたICカードは、0次・1次ICカードとなる。
ステップS3:
2次発行部25は、製造データベース22からエンコードデータを読み出し、必要なエンコードデータとしてのデータ種類のデータ全てが揃っているか否かの判定を行い、ICカードにおけるICチップのメモリの記録エリアに書き込むデータ形式に変換する。
ステップS4:
そして、2次発行部25は、0次・1次ICカードにおける0次・1次発行部24の設定した記録エリアに対し、データ形式を変換したエンコードデータを書き込み、2次発行処理を行う。この2次発行処理が行われたICカードは、2次ICカードとなる。また、このとき、2次発行部25は、2次ICカードのICチップのメモリに書き込まれた、エンコードデータが正常に読み出せるかを、書き込んだデータと読み出したデータとを比較することにより判定する。
さらに、2次発行部25は、2次ICカードの券面に印刷された文字を読み取り、読み取った文字と印刷した文字とが一致するか否かの画像処理を用いた判定を行い、券面に文字などが正常に印刷されたが否かの検査を行う。
そして、2次発行部25は、エンコードデータが読み出せない場合、あるいは券面に文字が正常に印刷されていない場合、この2次ICカードを打損カードと判定する。打損カードが発生した場合、このエンコードデータは、図2(a)の処理で作成された他のICカードに書き込まれ、再度テストされる。
この後、2次ICカードは、カード発行工程が行われるカード発行工場1に搬送される。
次に、図3(b)を用いて、カード発行工場1におけるICカード発行工程の動作を説明する。
ステップS11:
データチェック部12は、カード発行に必要な顧客データの送信を、データ送受信部11を介して、クライアント3のカード管理サーバ31に対して依頼する制御信号を送付する。
カード管理サーバ31は、顧客データを顧客管理データベース32から読み出し、読み出した顧客データに顧客識別番号を付加して、ネットワーク5を介して、カード発行工場1のデータ送受信部11へ送信する。
データチェック部12は、データ送受信部11を介し、クライアント1から送信された顧客データに、顧客識別番号を付加して顧客データ記憶部19へ書き込んで記憶させる。
ステップS12:
データチェック部12は、顧客データ記憶部19に記憶した顧客データを読み出し、顧客データのデータ形式及び必要なデータが揃っているか否かのエラーの有無の判定を行う。
このとき、データチェック部12は、予め設定されている種類のデータが欠落することなく全て存在しているか否かにより、顧客データとして必要なデータが揃っているか否かによりエラーの判定を行う。
ステップS13:
データチェック部12は、顧客データにエラーが無い場合、処理をステップS14へ進め、顧客データにエラーが有った場合、処理をステップS15へ進める。
ステップS14:
台紙データ作成部13は、ICカードを送付時に貼着するカード台紙に対し、送付する際に印刷するカード台紙データを生成する。ここで、カード台紙データは、カードの送付用に用いられる、ICカードが貼着されるカード台紙に印刷されるデータであり、かつ顧客を識別することができる、顧客データにおける一部の種類のデータである。例えば、カード台紙データとしては、顧客データの中から、発行したカードの送付先情報、顧客の名前、顧客の住所などの種類のデータが用いられる。
ステップS15:
データチェック部12は、ステップS12においてエラーと判定された顧客データの再送付を依頼する制御信号に、再送付を依頼する顧客データの顧客識別番号を付加して送信し、クライアント3のカード管理サーバ31に対して依頼する。
そして、データチェック部12は、再送付を依頼した顧客データが、カード管理サーバ31からデータ送受信部11を介して供給されると、処理をステップS13へ進める。
ステップS16:
台紙データ印刷部14は、台紙データ作成部13が生成したカード台紙データを、カード台紙に印刷する。
このとき、台紙データ印刷部14は、このカード台紙データの印刷を行う際、カード台紙を封筒(窓付封筒)に封入した際、この窓付封筒に設けられた窓から、送付先の情報と顧客の名前とのみが視認可能となる位置に、かつ送付先の情報及び顧客の名前以外の他のカード台紙データが視認不可能な位置に、カード台紙データを印字する。台紙データ印刷部14がカード台紙データの各々を印刷するカード台紙における位置は、予め台紙データ印刷部14に設定されている。
ステップS17:
このとき、ICカードとこのICカードを貼着するカード台紙とは、図2に示すように、ICカード封入封緘装置18のライン181及び182の各々を同期して搬送されている。
ICチップリーダ16は、ICカード内のICチップのメモリから、エンコードデータを読み出し、読み出したエンコードデータを紐付けデータ生成部17へ送信する。
また、台紙データ読取部15は、台紙データに印刷された文字をOCRなどで読み込み、得られた文字データを、読み取った場所から、それぞれ送付先の情報、顧客の名前などのデータの種類を判別し、それぞれの種類をカード台紙データと同様の順番に配列させ、読み取った台紙データ(カード台紙データ)として紐付けデータ生成部17へ送信する。
ステップS18:
紐付けデータ生成部17は、ICチップリーダ16から供給されるエンコードデータと、このエンコードデータに同期して台紙データ読取部15から供給される台紙データとを紐付ける(関連付ける)。
そして、紐付けデータ生成部17は、顧客データ記憶部19において、このエンコードデータに紐付けられた台紙データに対応する顧客データを検索する。
次に、紐付けデータ生成部17は、検索された顧客データに対応する台紙データと紐付けられたエンコードデータを、検索された顧客データに紐付けて書き込んで記憶させる。
これにより、顧客データ記憶部19において、エンコードデータと、このエンコードデータが記憶されたICカードが貼着された台紙カードに印刷された顧客の顧客データとが紐付けられることになる。
ステップS19:
紐付けデータ生成部17は、クライアント3のカード管理サーバ31から供給された顧客データ全てに対するエンコードデータの紐付けが終了すると、クライアント3から供給された顧客データの顧客識別番号と、この顧客データに紐付けられたエンコードデータと組み合わせを送信する。
クライアント3のカード管理サーバ31は、紐付けデータ生成部17から送付される顧客データの顧客識別番号とこの顧客データに紐付けられたエンコードデータとが供給されると、顧客管理データベース32において、各顧客データのに対して紐付けられたエンコードデータを対応させて書き込む。
これにより、顧客管理データベース32において、エンコードデータと、このエンコードデータが記憶されたICカードが貼着されたカード台紙に印刷された顧客の顧客データとが紐付けられることになる。これにより、実質的な顧客データとエンコードデータとの紐付け処理が終了する。
ステップS20:
カード発行工場1において、担当者は、ICカード封入封緘装置18から搬出されるICカードが貼着されたカード台紙が封入された封筒の顧客への発送を行う。
上述したように、本実施形態においては、ICカードの顧客データを書き込まず、ICカードに書き込まれているエンコードデータと顧客データとを、クライアント3のカード管理データベース32において紐付けるている。
このため、本実施形態において、ICカードにカードエンコードを書き込む2次発行の段階において、カードエンコードと顧客データとが紐付けられて、ICカードのメモリに記憶されていないため、従来のように、打損カードが検出されても、顧客データト紐付けるICカードを他のICカードと容易に交換が可能である。
したがって、本実施形態によれば、交換したICカードのエンコードデータと、顧客データとを紐付けた後、このICカードを貼着したカード台紙の封筒への封入封緘処理を行うことで、従来のように打損カードが検出されても、容易にICカードの交換ができ、封入封緘処理において遅延が起こることが無くなり、従来に比較して製造原価を低下させることができる。
また、図1におけるカード発行工場1の各部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりカード発行工程の管理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…カード発行工場
2…カード製造工場
3…クライアント
5…ネットワーク
11…データ送受信部
12…データチェック部
13…台紙データ生成部
14…台紙データ印刷部
15…台紙データ読取部
16…ICチップリーダ
17…紐付けデータ生成部
18…ICカード封入封緘装置
19…顧客データ記憶部
21…製造サーバ
22…製造データベース
23…カード製造装置
24…0次・1次発行部
25…2次発行部
31…カード管理サーバ
32…カード管理データベース

Claims (5)

  1. ICカードの記憶部に対し、カード番号を含むカードエンコード情報を書き込むエンコーダと、
    ICカード取り付けられる送付状を構成するカード台紙に、顧客の個人情報を印刷する台紙データ印刷部と、
    カード台紙に印刷された前記個人情報を光学的に読み取る台紙データ読取部と、
    前記ICカードの記憶部からカード番号を読み出し、この読み出したカード番号と、前記台紙データ読取部が読み取った個人情報とを紐付けた紐付けデータを生成する紐付けデータ生成部と、
    前記紐付けデータを顧客データベースに書き込んで記憶させる顧客管理サーバと
    を備えることを特徴とするカード発行システム。
  2. 前記エンコーダが、前記ICカードに前記カード番号を書き込んだ後、前記ICカードの券面に対し、前記カード番号を含むカード情報を印刷するカード印刷部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のカード発行システム。
  3. 前記カード印刷部が、前記カード情報を前記ICカードの券面に印刷した後、当該ICカードが印刷不良及び書込不良のいずれでもないことを検出する打損カード検出部をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のカード発行システム。
  4. ICカードの記憶部に対し、カード番号を含むカードエンコード情報を書き込むカード番号書込過程と、
    ICカード取り付けられる送付状を構成するカード台紙に、顧客の個人情報を印刷するカード台紙印刷過程と、
    カード台紙に印刷された前記個人情報を光学的に読み取る読取過程と、
    前記ICカードの記憶部からカード番号を読み出し、この読み出したカード番号と、前記読取過程において読み取った個人情報とを紐付けた紐付けデータを生成する紐付けデータ生成過程と、
    前記紐付けデータを顧客データベースに書き込んで記憶させる紐付けデータ登録過程と
    を有することを特徴とするカード発行方法。
  5. 前記カード番号書込過程の後、前記ICカードに前記カード番号を書き込んだ後、前記ICカードの券面に対し、前記カード番号を含むカード情報を印刷するICカード印刷過程を
    有することを特徴とする請求項4に記載のカード発行方法。
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